JP2010152302A - ネガ型感光性樹脂組成物およびそれを用いたタッチパネル用材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)カルボキシル基および/またはフェノール性水酸基と、エチレン性不飽和二重結合基を有する重合体、(B)光ラジカル重合開始剤、(C)(メタ)アクリロイル基を有し、ケイ素原子およびイソシアヌレート構造を含まない化合物、(D)特定の構造を有するイソシアヌレート化合物および(E)特定の構造を有するイミドシラン化合物および/またはオキセタン化合物を含有することを特徴とするネガ型感光性樹脂組成物。
【選択図】なし
Description
(B)光ラジカル重合開始剤、
(C)(メタ)アクリロイル基を有し、ケイ素原子およびイソシアヌレート構造を含まない化合物、
(D)下記一般式(1)で表されるイソシアヌレート化合物および
(E)下記一般式(3)〜(5)のいずれかで表されるイミドシラン化合物および/またはオキセタン化合物を含有することを特徴とするネガ型感光性樹脂組成物である。
(A)カルボキシル基および/またはフェノール性水酸基と、エチレン性不飽和二重結合基を有する重合体、
(B)光ラジカル重合開始剤、
(C)(メタ)アクリロイル基を有し、ケイ素原子およびイソシアヌレート構造を含まない化合物、
(D)前記一般式(1)で表されるイソシアヌレート化合物および
(E)前記一般式(3)〜(5)のいずれかで表されるイミドシラン化合物および/またはオキセタン化合物を含有することを特徴とする。
OCN−R7−Si−(R5)3
OCN−R8−Si−(R6)3
OCN−R11−Si−(R12)3
R5〜R8、R11〜R12の定義は、一般式(3)〜(4)における定義と同じである。
上記一般式(17)中、R25は同じでも異なってもよく、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基または炭素数6〜10のアリール基を表す。R26は同じでも異なってもよく、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数2〜5のアルキルカルボニル基または下記一般式(19)で表されるオキセタニル基含有有機基を表す。ただし、R26のうち少なくとも1つは下記一般式(19)で表されるオキセタニル基含有有機基である。xは0〜3の整数を表す。
上記一般式(20)中、R38は同じでも異なってもよく、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基または炭素数6〜10のアリール基を表す。R39は同じでも異なってもよく、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基または炭素数2〜5のアルキルカルボニル基を表す。yは0〜2の整数を表す。
500mLのフラスコに2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を3g、PGMEA(プロピレングリコールメチルエーテルアセテート)を50.0g仕込んだ。その後、メタクリル酸を30.0g(0.349mol)、スチレンを22.48g(0.216mol)、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−イルメタクリレートを35.0g(0.149mol)仕込み、室温でしばらく撹拌し、フラスコ内を窒素置換した後、70℃で5時間加熱撹拌した。次に、得られた溶液にメタクリル酸グリシジルを15.00g(0.106mol)、ジメチルベンジルアミンを1.00g、p−メトキシフェノールを0.200g、PGMEAを100g添加し、90℃で4時間加熱撹拌し、アクリル樹脂溶液を得た。得られたアクリル樹脂溶液に固形分濃度が40重量%になるようにPGMEAを加え、アクリル樹脂溶液(A−1)とした。アクリル樹脂の重量平均分子量は16000、酸価は118mgKOH/gであった。
500mLのフラスコに2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を3.00g、PGMEAを50.0g仕込んだ。その後、メタクリル酸を15.0g(0.174mol)、スチレンを22.48g(0.216mol)、イソボルニルメタクリレートを33.21g(0.149mol)仕込み、室温でしばらく撹拌し、フラスコ内を窒素置換した後、70℃で5時間加熱撹拌した。次に、得られた溶液にメタクリル酸グリシジルを15.0g(0.106mol)、ジメチルベンジルアミンを1g、p−メトキシフェノールを0.200g、PGMEAを100g添加し、90℃で4時間加熱撹拌し、アクリル樹脂溶液を得た。得られたアクリル樹脂溶液に固形分濃度が40重量%になるようにPGMEAを加え、アクリル樹脂溶液(A−2)とした。アクリル樹脂の重量平均分子量は12000、酸価は104mgKOH/gであった。
500mLのフラスコに2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を3.00g、PGMEAを50.0g仕込んだ。その後、メタクリル酸を15.0g(0.174mol)、スチレンを22.48g(0.216mol)、シクロヘキシルメタクリレートを25.13g(0.149mol)仕込み、室温でしばらく撹拌し、フラスコ内を窒素置換した後、70℃で5時間加熱撹拌した。次に、得られた溶液にメタクリル酸グリシジルを30.0g(0.211mol)、ジメチルベンジルアミンを1.00g、p−メトキシフェノールを0.200g、PGMEAを100g添加し、90℃で4時間加熱撹拌し、アクリル樹脂溶液を得た。得られたアクリル樹脂溶液に固形分濃度が40重量%になるようにPGMEAを加え、アクリル樹脂溶液(A−3)とした。アクリル樹脂の重量平均分子量は13500、酸価は100mgKOH/gであった。
500mLのフラスコに2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を3.00g、PGMEAを50.0g仕込んだ。その後、メタクリル酸を15.0g(0.174mol)、スチレンを11.24g(0.108mol)、イソボルニルメタクリレートを66.42g(0.299mol)仕込み、室温でしばらく撹拌し、フラスコ内を窒素置換した後、70℃で5時間加熱撹拌した。次に、得られた溶液にp−ビニルベンジルグリシジルエーテルを40.14g(0.211mol)、ジメチルベンジルアミンを1.00g、p−メトキシフェノールを0.200g、PGMEAを100g添加し、90℃で4時間加熱撹拌し、アクリル樹脂溶液を得た。得られたアクリル樹脂溶液に固形分濃度が40重量%になるようにPGMEAを加え、アクリル樹脂溶液(A−4)とした。アクリル樹脂の重量平均分子量は14000、酸価は125mgKOH/gであった。
500mLのフラスコに2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を3.00g、PGMEAを50.0g仕込んだ。その後、メタクリル酸を30.0g(0.349mol)、スチレンを22.48g(0.216mol)、イソボルニルメタクリレートを33.21g(0.149mol)仕込み、室温でしばらく撹拌し、フラスコ内を窒素置換した後、70℃で5時間加熱撹拌した。次に、得られた溶液にビニルグリシジルエーテルを8.88g(0.089mol)、ジメチルベンジルアミンを1g、p−メトキシフェノールを0.200g、PGMEAを100g添加し、90℃で4時間加熱撹拌し、アクリル樹脂溶液を得た。得られたアクリル樹脂溶液に固形分濃度が40重量%になるようにPGMEAを加え、アクリル樹脂溶液(A−5)とした。アクリル樹脂の重量平均分子量は13000、酸価は102mgKOH/gであった。
500mLのフラスコに2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を3.00g、PGMEAを50.0g仕込んだ。その後、メタクリル酸を15.0g(0.174mol)、ベンジルメタクリレートを38.06g(0.216mol)、トリシクロデカニルメタクリレートを32.80g(0.149mol)仕込み、室温でしばらく撹拌し、フラスコ内を窒素置換した後、70℃で5時間加熱撹拌した。次に、得られた溶液にメタクリル酸グリシジルを15.0g(0.106mol)、ジメチルベンジルアミンを1g、p−メトキシフェノールを0.200g、PGMEAを100g添加し、90℃で4時間加熱撹拌し、アクリル樹脂溶液を得た。得られたアクリル樹脂溶液に固形分濃度が40重量%になるようにPGMEAを加え、アクリル樹脂溶液(A−6)とした。アクリル樹脂の重量平均分子量は25000、酸価は98mgKOH/gであった。
300mLのナスフラスコにp−アミノ安息香酸を23.23g、PGMEAを209.05g仕込み、室温にて30分間撹拌してp−アミノ安息香酸を溶解させた。得られた溶液に、イソシアネートプロピルトリエトキシシランを46.53g、ジラウリン酸ジブチルスズを1.19g仕込み、70℃のオイルバスで1時間撹拌した。その後室温まで放冷し、析出した固体をガラスフィルターにて濾取、乾燥し、カルボキシル基含有シラン化合物(α)を得た。収量は46.7gであった。
500mLの三口フラスコにメチルトリメトキシシランを17.03g(0.125mol)、フェニルトリメトキシシランを19.83g(0.100mol)、カルボキシル基含有シラン化合物(α)を38.42g(0.100mol)、ビニルトリメトキシシランを25.91g(0.175mol)、ジアセトンアルコール(DAA)を109.61g仕込み、40℃のオイルバスに漬けて撹拌しながら、水27.0gにリン酸0.237g(仕込みモノマーに対して0.200重量%)を溶かしたリン酸水溶液を滴下ロートで10分間かけて添加した。40℃で1時間撹拌した後、オイルバス温度を70℃に設定して1時間撹拌し、さらにオイルバスを30分間かけて115℃まで昇温した。昇温開始1時間後に溶液の内温が100℃に到達し、そこから2時間加熱撹拌した(内温は100〜110℃)。反応中に副生成物であるメタノール、エタノール、水が合計55g留出した。得られたポリシロキサンのDAA溶液に、ポリシロキサン濃度が40重量%となるようにDAAを加えてポリシロキサン溶液(P−1)を得た。Si原子に対するカルボキシル基含有率、ビニル基含有率をポリシロキサンの29Si−NMRにより測定したところ、それぞれ20モル%、35モル%であった。なお、得られたポリマーの重量平均分子量(Mw)をGPCにより測定したところ、8000(ポリスチレン換算)であった。
500mLの三口フラスコにメチルトリメトキシシランを47.67g(0.350mol)、フェニルトリメトキシシランを39.66g(0.200mol)、3−トリメトキシシリルプロピルコハク酸26.23g(0.100mol)、γ−アクリロイルプロピルトリメトキシシランを86.94g(0.350mol)、DAAを185.08g仕込み、40℃のオイルバスに漬けて撹拌しながら、水55.8gにリン酸0.401g(仕込みモノマーに対して0.200重量%)を溶かしたリン酸水溶液を滴下ロートで10分間かけて添加した。次いで合成例8と同条件で加熱撹拌したところ、反応中に副生成物であるメタノール、水が合計110g留出した。得られたポリシロキサンのDAA溶液に、ポリシロキサン濃度が40重量%となるようにDAAを加えてポリシロキサン溶液(P−2)を得た。Si原子に対するカルボキシル基含有率、アクリロイル基含有率をポリシロキサンの29Si−NMRにより測定したところ、それぞれ20モル%、35モル%であった。なお、得られたポリマーの重量平均分子量をGPCにより測定したところ、5500(ポリスチレン換算)であった。
500mLの三口フラスコにメチルトリメトキシシランを54.48g(0.400mol)、γ−アクリロイルプロピルトリメトキシシランを46.88g(0.200mol)、DAAを155.47g仕込み、40℃のオイルバスに漬けて撹拌しながら、水54.0gにリン酸0.3617g(仕込みモノマーに対して0.200重量%)を溶かしたリン酸水溶液を滴下ロートで10分間かけて添加した。次いで合成例8と同条件で加熱撹拌したところ、反応中に副生成物であるメタノール、水が合計110g留出した。得られたポリシロキサンのDAA溶液に、ポリシロキサン濃度が40重量%となるようにDAAを加えてポリシロキサン溶液(P−3)を得た。Si原子に対するアクリロイル基含有率をポリシロキサンの29Si−NMRにより測定したところ、33.3モル%であった。なお、得られたポリマーの重量平均分子量をGPCにより測定したところ、7500(ポリスチレン換算)であった。
500mLの三口フラスコにジメチルジメトキシシラン(0.400mol)を48.08g、γ−アクリロイルプロピルトリメトキシシランを23.44g(0.100mol)、DAAを155.47g仕込み、40℃のオイルバスに漬けて撹拌しながら、水54.0gにリン酸0.3617g(仕込みモノマーに対して0.200重量%)を溶かしたリン酸水溶液を滴下ロートで10分間かけて添加した。次いで合成例8と同条件で加熱撹拌したところ、反応中に副生成物であるメタノール、水が合計100g留出した。得られたポリシロキサンのDAA溶液に、ポリシロキサン濃度が40重量%となるようにDAAを加えてポリシロキサン溶液(P−4)を得た。Si原子に対するアクリロイル基含有率をポリシロキサンの29Si−NMRにより測定したところ、20モル%であった。なお、得られたポリマーの重量平均分子量をGPCにより測定したところ、6500(ポリスチレン換算)であった。
500mLの三口フラスコにメチルトリメトキシシランを20.43g(0.150mol)、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランを49.28g(0.200mol)、フェニルトリメトキシシランを39.66g(0.200mol)、3−トリメトキシシリルプロピルコハク酸26.23g(0.100mol)、γ−アクリロイルプロピルトリメトキシシランを86.94g(0.350mol)、DAAを185.08g仕込み、40℃のオイルバスに漬けて撹拌しながら、水59.4gにリン酸0.401g(仕込みモノマーに対して0.200重量%)を溶かしたリン酸水溶液を滴下ロートで10分間かけて添加した。次いで合成例8と同条件で加熱撹拌したところ、反応中に副生成物であるメタノール、水が合計110g留出した。得られたポリシロキサンのDAA溶液に、ポリシロキサン濃度が40重量%となるようにDAAを加えてポリシロキサン溶液(P−5)を得た。Si原子に対するカルボキシル基含有率、アクリロイル基含有率をポリシロキサンの29Si−NMRにより測定したところ、それぞれ20モル%、35モル%であった。なお、得られたポリマーの重量平均分子量をGPCにより測定したところ、5500(ポリスチレン換算)であった。
γ−ブチロラクトン(GBL)40.0gにイソシアネートプロピルトリメトキシシラン32.84g(160mmol)を加えて撹拌し溶解させた。水添ピロメリット酸二無水物17.93g(80.0mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、140℃にて2時間撹拌した。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにGBLで希釈して、下記構造で表されるイミドシラン化合物(I−1)溶液を得た。
GBL40gにイソシアネートプロピルジエチルエトキシシラン34.46g(160mmol)を加えて撹拌し溶解させた。4,4’−オキシジフタル酸二無水物24.82g(80.0mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、140℃にて2時間撹拌した。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにGBLで希釈して、下記構造で表されるイミドシラン化合物(I−2)溶液を得た。
DAA400gにアミノプロピルトリメトキシシラン28.69g(160mmol)と、フタル酸無水物23.70g(160mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、60℃にて2時間撹拌した。その後、160℃まで昇温し、ジアセトンアルコールと水を共沸させながら、6時間反応させた。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにDAAで希釈して、下記構造で表されるイミドシラン化合物(I−3)溶液を得た。
GBL40gにイソシアネートプロピルジエチルエトキシシラン34.46g(160mmol)を加えて撹拌し溶解させた。グルタル酸無水物18.26g(160mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、60℃にて2時間撹拌した。140℃にて2時間撹拌した。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにGBLで希釈して、下記構造で表されるイミドシラン化合物(I−4)溶液を得た。
プロピレングリコールモノメチルエーテル400gに3−トリメトキシシリルプロピルコハク酸無水物41.97g(160mmol)とt−ブチルアミン11.70g(160mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、60℃にて2時間撹拌した。その後、140℃まで昇温し、プロピレングリコールモノメチルエーテルと水を共沸させながら、6時間反応させた。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにDAAで希釈して、下記構造で表されるイミドシラン化合物(I−5)溶液を得た。
DAA400gに2−トリメトキシシリルエチルフタル酸無水物23.71g(80.0mmol)とモノエタノールアミン4.89g(80.0mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、60℃にて2時間撹拌した。その後、140℃まで昇温し、プロピレングリコールモノメチルエーテルと水を共沸させながら、6時間反応させた。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにDAAで希釈して、下記構造で表されるイミドシラン化合物(I−6)溶液を得た。
DAA80gにTMSOX(商品名、東亜合成(株)製)27.84g(100mmol)と水0.54g(30.0mmol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、60℃にて2時間撹拌した。その後、160℃まで昇温し、DAAとメタノールを共沸させながら、6時間反応させた。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにDAAで希釈して、下記構造で表されるオキセタン化合物(X−1)溶液を得た。
DAA400gにメチルシリケート53A(商品名、コルコート(株)製)89.41g(0.1mol)とオキセタンアルコール 209.09g(1.8mol)を加えてしばらく室温にて撹拌した後、60℃にて2時間撹拌した。その後、160℃まで昇温し、DAAとメタノールを共沸させながら、6時間反応させた。得られた溶液を固形分濃度が20重量%になるようにDAAで希釈して、下記構造で表されるオキセタン化合物(X−2)溶液を得た。
ネガ型感光性樹脂組成物を5cm角のテンパックスガラス基板(旭テクノガラス板(株)製)に、スピンコーター(ミカサ(株)製1H−360S)を用いて50rpmで10秒回転した後、1000rpmで4秒回転してスピンコートした後、ホットプレート(大日本スクリーン製造(株)製SCW−636)を用いて90℃で2分間プリベークし、膜厚2μmの膜を作製した。作製した膜をPLA(キヤノン(株)製PLA−501F)を用いて超高圧水銀灯を光源として露光し、オーブン(エスペック(株)製IHPS−222)を用いて空気中220℃で1時間キュアして硬化膜を作製した。得られた硬化膜について、紫外−可視分光光度計UV−260(島津製作所(株)製)を用いて、400nmの透過率を測定した。なお、膜厚は大日本スクリーン製造(株)製ラムダエースSTM−602を用いて屈折率1.50で測定した。以下に記載する膜厚も同様である。
前記(1)に記載の方法で得られた硬化膜について、「JIS K5600−5−4(1999)」に準拠して鉛筆硬度を測定した。ただし、負荷加重を4.903325Nとした。
5cm×7cmのテンパックスガラス基板上に、前記(1)に記載の方法で硬化膜を作製した。得られた硬化膜上で、#0000のスチールウールを1.96133Nの荷重をかけ長辺方向に10往復させた後、硬化膜を観察した。以下の5段階で判定し、4以上を合格とした。
5:膜に全く傷が入っていない。
4:膜に1〜10本の傷が入っている。
3:膜に11〜30本の傷が入っている。
2:膜に31〜50本の傷が入っている。
1:膜に51本以上の傷が入っている。
前記(1)に記載の方法で得られた硬化膜を、さらに250℃で3時間加熱処理した後、紫外−可視分光光度計UV−260(島津製作所(株)製)を用いて、400nmの透過率を測定し、250℃×3時間加熱処理前後の透過率の変化率(下式)を算出した。変化率が10%未満の場合は良好、10%以上の場合は不良とした。
変化率(%)=(1−250℃×3時間加熱処理後の硬化膜の400nmの透過率÷硬化膜の400nmの透過率)×100
(5)接着性の評価
ネガ型感光性樹脂組成物を用いて、テンパックスガラス基板(旭テクノガラス板(株)製)、ITO基板およびモリブデン基板に、前記(1)に記載の方法で硬化膜を作製した。硬化膜を下記(5−1)または(5−2)の条件で処理した後、JIS「K5400」8.5.2(1990)碁盤目テープ法に準じてガラス、ITOまたはモリブデンと硬化膜の接着性を評価した。ガラス基板、ガラス基板上のITOまたはモリブデン表面に、カッターナイフでガラス基板の素地に到達するように、直交する縦横11本ずつの平行な直線を1mm間隔で引いて、1mm×1mmのマス目を100個作製した。切られたITO表面にセロハン粘着テープ(幅=18mm、粘着力=3.7N/10mm)を張り付け、消しゴム(JIS S6050合格品)で擦って密着させ、テープの一端を持ち、板に直角に保ち瞬間的に剥離した際のマス目の残存数を目視によって評価した。マス目の剥離個数により以下のように判定し、3以上を合格とした。
5:剥離個数=0
4:剥離個数5未満
3:剥離個数5%以上15%未満
2:剥離個数15%以上35%未満
1:剥離個数35%以上65%未満
0:剥離個数65%以上
<0:マス目以外のエリアも含め全て剥離した。
ガラス、ITO、モリブデン基板に作製した硬化膜を、オーブンにて230℃で3時間および250℃で3時間加熱処理し、前記の方法により接着性を評価した。
(5−2−1)アルカリ液に対する接着性
ガラス、ITO、モリブデン基板に作製した硬化膜をモノエタノールアミン/ジメチルスルホキシド=70/30(重量比)混合液中に60℃で5分間または80℃で3分間浸漬した後、5分間純水リンスを行い、水を窒素ブローで除去し、前記の方法により接着性を評価した。
ガラス、ITO、モリブデン基板に作製した硬化膜を塩酸/硝酸/水=18/4/78(重量比)混合液中に40℃で80秒間浸漬した後、5分間純水リンスを行い、水を窒素ブローで除去し、前記の方法により接着性を評価した。
ネガ型感光性樹脂組成物をシリコンウエハ上に、スピンコーター(ミカサ(株)製1H−360S)を用いて500rpmで10秒回転した後、1000rpmで4秒回転してスピンコートした後、ホットプレート(大日本スクリーン製造(株)製SCW−636)を用いて90℃で2分間プリベークし、膜厚2μmの膜を作製した。得られたプリベーク膜に、PLAを用いて超高圧水銀灯を光源として、感度測定用のグレースケールマスクを介して100μmのギャップで露光した。その後、自動現像装置(AD−2000、滝沢産業(株)製)を用いて、0.4重量%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液ELM−D(三菱ガス化学(株)製)で90秒間シャワー現像し、次いで水で30秒間リンスした。露光、現像後、30μmのラインアンドスペースパターンを1対1の幅に形成する露光量(以下、これを最適露光量という)を感度とした。露光量はI線照度計で測定した。
最適露光量における現像後の最小パターン寸法を測定した。
黄色灯下にて2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン(商品名「イルガキュア907」チバスペシャリティケミカル(株)製)0.5166g、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン(EKと以下略す)0.0272gをDAA2.9216g、PGMEA2.4680gに溶解させ、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(商品名「“カヤラッド(登録商標)”DPHA」、新日本化薬(株)製)のPGMEA50重量%溶液4.35034g、イソシアヌール酸EO変性トリアクリレート(商品名「“アロニックス”(登録商標)M−315」、東亜合成(株)製)0.54379g、イミドシラン化合物(I−1)溶液1.3595g、4−t−ブチルカテコールのPGMEA1重量%溶液1.6314g、アクリル樹脂溶液(A−1)6.7974g、シリコーン系界面活性剤であるBYK−333(ビックケミー・ジャパン(株)製)のPGMEA1重量%溶液0.2000g(濃度100ppmに相当)を加え、撹拌した。次いで0.45μmのフィルターでろ過を行い、ネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物について上記(1)〜(7)の評価を行った。
イミドシラン化合物(I−1)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−5)溶液を用いる以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−1)の代わりにアクリル樹脂溶液(A−2)を、「M−315」の代わりにトリアリルイソシアヌレート(東京化成工業(株)製)を、イミドシラン化合物(I−1)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−2)溶液を用いる以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−2)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−1)溶液を用いる以外は実施例3と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−1)の代わりにアクリル樹脂溶液(A−3)を、「DPHA」の添加量を2.7189gに減量し、代わりに、2,2−[9H−フルオレン−9,9−ジイルビス(1,4−フェニレン)ビスオキシ]ジエタノールジアクリレート(商品名「BPEFA」大阪ガスケミカル(株)製)のPGMEA50重量%溶液2.7189gを加え、「M−315」の代わりに、トリス−(3−トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレート(商品名「X−12−965」信越化学工業(株)製)0.1631gを、イミドシラン化合物(I−1)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−3)溶液1.6314gを用いる以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−3)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−1)溶液を用いる以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−3)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−6)溶液を用いる以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−2)の代わりにアクリル樹脂溶液(A−4)を、「DPHA」の代わりにテトラペンタエリスリトールデカアクリレートのPGMEA50重量%溶液2.7189gと、2,2−[9H−フルオレン−9,9−ジイルビス(1,4−フェニレン)ビスオキシ]ジエタノールジアクリレート(商品名「BPEFA」大阪ガスケミカル(株)製)のPGMEA50重量%溶液2.7189gを加え、イミドシラン化合物(I−2)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−4)溶液0.8157gを用いる以外は実施例3と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−4)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−5)溶液を用いる以外は実施例8と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−4)の代わりにアクリル樹脂溶液(A−5)を、トリアリルイソシアヌレート(東京化成工業(株)製)の代わりに「X−12−965」0.1631gを、イミドシラン化合物(I−4)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−5)溶液1.6313gを用いる以外は実施例8と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−1)の代わりにポリシロキサン溶液(P−1)を、イミドシラン化合物(I−1)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−4)溶液を用いる以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−4)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−6)溶液を用いる以外は実施例11と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−4)の代わりにポリシロキサン溶液(P−2)を、イミドシラン化合物(I−4)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−6)溶液1.6313gを用いる以外は実施例8と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
ポリシロキサン溶液(P−1)の代わりにポリシロキサン溶液(P−2)を用い、ポリシロキサン溶液(P−3)を0.1359g加える以外は実施例11と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
ポリシロキサン溶液(P−3)を加えない以外は実施例14と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−3)の代わりにポリシロキサン溶液(P−2)を用い、ポリシロキサン溶液(P−4)を0.1359g加える以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
ポリシロキサン溶液(P−4)を加えない以外は実施例16と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
ポリシロキサン溶液(P−4)を0.1359g加える以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−5)溶液の代わりにイミドシラン化合物(I−4)溶液を用いる以外は実施例10と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−3)の代わりにアクリル樹脂溶液(A−6)を用いる以外は実施例7と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−5)溶液の代わりにオキセタンアルコール(商品名「“アロンオキセタン”OXT−101」、東亜合成(株)製)0.272gを用い、「M−315」の代わりにX−12−965を用いる以外は実施例2と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−6)溶液の代わりに「“アロンオキセタン”OXT−221」(東亜合成(株)製)0.326gを用いる以外は実施例20と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−3)溶液の代わりに「“アロンオキセタン”OXT−121」0.326gを用いる以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−6)溶液の代わりに「TMSOX」0.326gを用いる以外は実施例20と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
アクリル樹脂溶液(A−4)の代わりにアクリル樹脂溶液(A−6)を、トリアリルイソシアヌレートの代わりに、「X−12−965」を、イミドシラン化合物(I−5)の代わりに「“アロンオキセタン”OXT−191」0.163gを用いる以外は実施例9と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−6)溶液の代わりにOX−SQ(商品名、東亜合成(株)製)0.326gを用いる以外は実施例20と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−6)溶液の代わりにオキセタン化合物(X−1)溶液を用いる以外は実施例20と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−6)溶液の代わりにオキセタン化合物(X−2)溶液を用いる以外は実施例20と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
ポリシロキサン溶液(P−2)の代わりにポリシロキサン溶液(P−5)を用いる以外は実施例17と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イルガキュア907とEKの代わりに1,2−オクタンジオン,1−[4−(フェニルチオ)−2−(O−ベンゾイルオキシム)](商品名「イルガキュアOXE01」、チバスペシャリティケミカル(株)製)0.5438gを用いる以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「M−315」を用いない以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−1)溶液を用いない以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「M−315」およびイミドシラン化合物(I−1)溶液を用いない以外は実施例1と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−3)溶液を用いない以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」およびイミドシラン化合物(I−3)溶液を用いない以外は実施例5と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物(E3)を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例10と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−5)溶液を用いない以外は実施例10と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」およびイミドシラン化合物(I−5)溶液を用いない以外は実施例10と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
トリアリルイソシアヌレートを用いない以外は実施例13と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−6)溶液を用いない以外は実施例13と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
トリアリルイソシアヌレートおよびイミドシラン化合物(I−6)溶液を用いない以外は実施例13と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例21と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例22と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例24と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例26と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例27と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例28と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
「X−12−965」を用いない以外は実施例29と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−3)を用いない以外は実施例29と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
イミドシラン化合物(I−3)と「X−12−965」を用いない以外は実施例29と同様にしてネガ型感光性樹脂組成物を得た。得られたネガ型感光性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に評価を行った。
Claims (7)
- (A)カルボキシル基および/またはフェノール性水酸基と、エチレン性不飽和二重結合基を有する重合体、
(B)光ラジカル重合開始剤、
(C)(メタ)アクリロイル基を有し、ケイ素原子およびイソシアヌレート構造を含まない化合物、
(D)下記一般式(1)で表されるイソシアヌレート化合物および
(E)下記一般式(3)〜(5)のいずれかで表されるイミドシラン化合物および/またはオキセタン化合物を含有することを特徴とするネガ型感光性樹脂組成物。
- 前記(A)の重合体がフェニル基および脂環式炭化水素基を有することを特徴とする請求項1記載のネガ型感光性樹脂組成物。
- 前記(E)のオキセタン化合物がケイ素原子を有することを特徴とする請求項1または2記載のネガ型感光性樹脂組成物。
- さらに(F)エチレン性不飽和二重結合基を有し、カルボキシル基およびフェノール性水酸基を含まないポリシロキサンを含有することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のネガ型感光性樹脂組成物。
- 請求項1〜4いずれか記載のネガ型感光性樹脂組成物を含むタッチパネル用材料。
- 請求項1〜4いずれか記載のネガ型感光性樹脂組成物を硬化させてなるタッチパネル保護膜。
- 請求項1〜4いずれか記載のネガ型感光性樹脂組成物を硬化させてなるタッチパネル絶縁膜。
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