JP2010033889A - 耐水性導電体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スルホン酸基及び/又はカルボキシ基からなる酸性基(a)を有する水溶性導電性ポリマー(A)、ナノ炭素材料(B)及び溶媒(C)を含有するナノ炭素材料含有組成物を、基材の少なくとも一方の面上に塗工して塗膜を形成する塗膜形成工程と、該塗膜形成工程の後に、前記酸性基(a)が脱離するように前記塗膜を加熱する脱離工程とを含む耐水性導電体の製造方法。
【選択図】なし
Description
以上のような理由から、優れた耐水性と導電性を兼ね備えた導電体が望まれている。
また、前記ナノ炭素材料含有組成物に、さらに高分子化合物(E)を含有させることが好ましい。
また、前記ナノ炭素材料(B)が、カーボンナノチューブ(B1)であることが好ましい。
[水溶性導電性ポリマー(A)]
水溶性導電性ポリマー(A)は、スルホン酸基及び/又はカルボキシ基からなる酸性基(a)を有する導電性ポリマーである。水溶性導電性ポリマー(A)は、ナノ炭素材料(B)の溶解性・分散性を向上させ、安定なナノ炭素材料含有組成物とすることで、結果として得られる耐水性導電体の強度、硬度等の物性や導電性等を更に向上させる役割を果たす。
これらの水溶性導電性ポリマー(A)の具体例としては、3,4−エチレンジオキシチオフェン(バイエル社製 Baytron M)をトルエンスルホン酸鉄(バイエル社製 Baytron C)等の酸化剤で重合することにより製造されるポリエチレンジオキシチオフェンとポリスチレンスルホン酸の付加体、あるいはこの付加体にアミン類又はアンモニアと反応させたものが挙げられる。また、Baytron P(バイエル社製)、又はBaytron Pとアミン類及び/又はアンモニウム類とを反応させて得られたものが挙げられる。
R80〜R83としては、中でも、導電性が高い点で、スルホン酸基並びにスルホン酸基のアルカリ金属塩、アンモニウム塩及び置換アンモニウム塩が好ましい。
ドーピング処理に用いる酸性溶液は、具体的には、塩酸、硫酸、硝酸等の無機酸;p−トルエンスルホン酸、カンファスルホン酸、安息香酸及びこれらの骨格を有する誘導体等の有機酸;ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸、ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパン)スルホン酸、ポリビニル硫酸及びこれらの骨格を有する誘導体等の高分子酸を含む水溶液、あるいは、水−有機溶媒の混合溶液が挙げられる。これらの無機酸、有機酸、高分子酸は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を任意の割合で混合して用いてもよい。
本発明におけるナノ炭素材料(B)は、ナノサイズの大きさを有する炭素材料であれば特に限定されない。ナノ炭素材料(B)としては、例えば、フラーレン、金属内包フラーレン、玉葱状フラーレン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、カーボンナノファイバー、ピーポッド、気相成長カーボン(VGCF)、グラファイト、グラフェン、カーボンナノ粒子、ケッチェンブラック等が挙げられる。これらの中でも実用上は、導電性、透明性の点から、カーボンナノチューブ(B1)が好ましい。
本発明における溶媒(C)は、水溶性導電性ポリマー(A)及びナノ炭素材料(B)の分散性をより向上させ、塗工性、操作性等を向上させる役割を果たす。溶媒(C)は、ナノ炭素材料(B)を溶解又は分散するものであれば特に限定されないが、水溶性導電性ポリマー(A)を溶解又は分散するものが好ましい。
なかでも、水溶性導電性ポリマー(A)の溶解性、ナノ炭素材料(B)の分散性の点から、水又は含水有機溶剤がより好ましい。
本発明におけるナノ炭素材料含有組成物は、前述の水溶性導電性ポリマー(A)、ナノ炭素材料(B)、溶媒(C)以外に、塩基性化合物(D)を含有させることが好ましい。塩基性化合物(D)は、ナノ炭素材料含有組成物に添加することで、構成成分である水溶性導電性ポリマー(A)を脱ドープし、組成物中への溶解性をより向上させる役割を果たす。また、遊離の酸性基(a)と塩を形成することにより水溶性導電性ポリマー(A)の組成物への溶解が特段に向上させるとともに、ナノ炭素材料(B)の組成物への可溶化あるいは分散化を促進させる。
アンモニア及び脂式アミン類の構造式を下記一般式(16)に示す。また、アンモニウム塩類の構造式を下記一般式(17)に示す。
環式不飽和アミン類としては、ピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリン、キノリン、イソキノリン、ピロリン及びこれらの骨格を有する誘導体及びこれらのアンモニウムヒドロキシド化合物が好ましい。
無機塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の水酸化物塩が好ましい。
また、本発明におけるナノ炭素材料含有組成物は、さらに高分子化合物(E)を含有させることが好ましい。高分子化合物(E)を含有させることにより、耐水性導電体の基材密着性、強度を更に向上させることができる。
高分子化合物(E)としては、本発明におけるカーボンナノチューブ含有組成物に溶解又は分散できるものであれば特に限定されず、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール等のポリビニルアルコール類;ポリアクリルアマイド、ポリ(N−t−ブチルアクリルアマイド)、ポリアクリルアマイドメチルプロパンスルホン酸等のポリアクリルアマイド類;ポリビニルピロリドン類、ポリスチレンスルホン酸及びそのソーダ塩類、セルロース、アルキド樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリブタジエン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビニルエステル樹脂、ユリア樹脂、ポリイミド樹脂、マレイン酸樹脂、ポリカーボネート樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、スチレン樹脂、アクリル/スチレン共重合樹脂、酢酸ビニル/アクリル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン/マレイン酸共重合樹脂、フッ素樹脂及びこれらの共重合体等が用いられる。
これらの高分子化合物(E)は、1種のみを単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、本発明におけるナノ炭素材料含有組成物には、界面活性剤(F)を含有させてもよい。界面活性剤(F)を含有させることにより、ナノ炭素材料(B)の可溶化あるいは分散化をさらに促進させるとともに、塗膜の平坦性、塗工性及び導電性等が向上する。
これらの界面活性剤(F)は、1種のみを単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、本発明におけるナノ炭素材料含有組成物には、粒状物質(G)を含有させてもよい。粒状物質(G)を含有させることにより、耐水性導電体の導電性をさらに向上させることができる。
粒状物質(G)は、導電性を有する粒子状の物質であれば特に限定されず、例えば、有機系粒子、無機系粒子、セラミックス系粒子、金属酸化物粒子、金属粒子、染料、顔料等が挙げられる。
具体的には、アクリル系等の樹脂粒子、シリカ、コロイダルシリカ、板状アルミナ、繊維状アルミナ、ジルコニア、スピネル、タルク、ムライト、コージエライト、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化セリウム、酸化サマリウム、酸化ランタン、酸化テルビウム、酸化ユーロピウム、酸化ネオジム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化錫、酸化銅、酸化ホルミニウム、酸化ビスマス、酸化コバルト、フッ化グネシウム、酸化スズ、酸化インジウム、アンチモン含有酸化スズ(ATO)、スズ含有酸化インジウム(ITO)、アンチモ酸亜鉛、五酸化アンチモン、金、銀、銅、ニッケル等の金属粒子、ヘマタイト、コバルトブルー、コバルトバイオレット、コバルトグリーン、マグネタイト、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェライト、チタン酸バリウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。
また、溶媒(C)に対する分散性に優れる点で、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化インジウム、アンチモン含有酸化スズ(ATO)、スズ含有酸化インジウム(ITO)、アンチモ酸亜鉛、五酸化アンチモン、金、銀、銅、ニッケル等の金属粒子が好ましい。
また、耐水性導電体の導電性をさらに向上させるために、ナノ炭素材料含有組成物に導電性物質を含有させることもできる。該導電性物質としては、炭素繊維、導電性カーボンブラック、黒鉛等の炭素系物質等が挙げられる。
以下、これらの組成比について説明する。
本発明においては、溶媒(C)を用いることにより、分散性と塗工性に優れたナノ炭素材料含有組成物が得られるため、高性能な耐水性導電体を製造することができる。
本発明におけるナノ炭素材料含有組成物の必須成分である水溶性導電性ポリマー(A)、ナノ炭素材料(B)、溶媒(C)、及び、必要に応じて塩基性化合物(D)、高分子化合物(E)、界面活性剤(F)、粒状物質(G)等を混合する際には、超音波、ホモジナイザー、スパイラルミキサー、プラネタリーミキサー、ディスパーサー、ハイブリットミキサー等の撹拌又は混練装置が用いられる。なかでも、水溶性導電性ポリマー(A)、ナノ炭素材料(B)、溶媒(C)、あるいは更に他の成分を混合し、これに超音波を照射することが好ましく、この際、超音波照射とホモジナイザーを併用(超音波ホモジナイザー)して処理をすることが特に好ましい。
また、この超音波照射処理の後、さらにボールミル、ビーズミル、振動ミル、サンドミル、ロールミル等のボール型混練装置を用いて分散あるいは溶解を徹底化することが好ましい。
本発明の耐水性導電体の製造方法は、前述のナノ炭素材料含有組成物を基材の少なくとも一方の面上に塗工して塗膜を形成する塗膜形成工程と、該塗膜形成工程の後に、水溶性導電性ポリマー(A)の酸性基(a)が脱離するように前記塗膜を加熱する脱離工程とを含む方法である。
これらのフィルムは、少なくともその一つの面上に硬化塗膜を形成させ、かつ該硬化塗膜の密着性を向上させる目的で、その表面にコロナ表面処理又はプラズマ処理が施されていることが好ましい。
基材にナノ炭素材料含有組成物を塗工して塗膜を形成する方法は、所望の塗膜を形成でできる方法であればよく、例えば、グラビアコーター、ロールコーター、カーテンフローコーター、スピンコーター、バーコーター、リバースコーター、キスコーター、ファンテンコーター、ロッドコーター、エアドクターコーター、ナイフコーター、ブレードコーター、キャストコーター、スクリーンコーター等の塗布方法、エアスプレー、エアレススプレー等のスプレーコーティング等の噴霧方法、ディップ等の浸漬方法等を用いられる。
塗膜の膜厚が0.01μm以上であれば、優れた耐水性と導電性を有する耐水性導電体が得られやすい。また、塗膜の膜厚が100μm以下であれば、塗膜の柔軟性が保持される。
本発明の製造方法では、基材上にナノ炭素材料含有組成物による塗膜を形成した後、該塗膜を加熱することにより水溶性導電性ポリマー(A)が有するスルホン酸基及び/又はカルボキシ基からなる酸性基(a)を脱離させる。基材上に形成した塗膜の加熱処理条件は、以下の加熱処理条件(1)〜(4)のいずれかを使用することができる。
加熱処理条件1:150℃以上200℃未満の温度範囲にて10分以上加熱する。
加熱処理条件2:200℃以上230℃未満の温度範囲にて5分以上加熱する。
加熱処理条件3:230℃以上260℃未満の温度範囲にて40秒以上加熱する。
加熱処理条件4:260℃以上500℃未満の温度範囲にて10秒以上加熱する。
加熱温度は、短時間で耐水性が付与され、他の配合物(有機物)への影響(劣化)が少ない点、及び短時間での耐水性導電体の製造が可能であり生産性が高い点から260℃以上が好ましい。
これは、脱離工程における加熱処理によって水溶性導電性ポリマー(A)が不溶化することにより耐水性が付与され、一方で水溶性導電性ポリマー(A)自体の導電性は低下するが、耐熱性の高いナノ炭素材料(B)の特性が損なわれないため十分な導電性が発現するためであると推定される。
また、ナノ炭素材料(B)としてカーボンナノチューブ(B1)を用いることによって、導電性ネットワークを形成しやすく導電性、透明性をより向上させることができる。
(製造例1)水溶性導電性ポリマー(A−1)
ポリ(2−スルホ−5−メトキシ−1,4−イミノフェニレン)の合成:
2−アミノアニソール−4−スルホン酸100mmolを25℃で4mol/Lのトリエチルアミン水溶液40mLに攪拌溶解し、これにペルオキソ二硫酸アンモニウム100mmolの水溶液を滴下した。滴下終了後、25℃で12時間更に攪拌した後に、反応生成物を濾別洗浄後、乾燥し、ポリマー粉末(水溶性導電性ポリマー(A−1))15gを得た。この水溶性導電性ポリマー(A−1)の体積抵抗値は9.0Ω・cmであった。
カーボンナノチューブ(B1−1):ナノシル社によりCVD法(化学的気相成長法)にて製造された多層カーボンナノチューブ「商品名:NC7000」。
ナノ炭素材料(B2−1):ライオン社製の導電性カーボン「商品名:カーボンECP」。
以下、カーボンナノチューブを「CNT」と略記することもある。
(製造例2)組成物1〜6
表1に示す組成で前記製造例1の導電性ポリマー(A−1)、ナノ炭素材料(B)、塩基性化合物(D)および高分子化合物(E)を、溶媒(C)である水100質量部に室温にて混合し、超音波ホモジナイザー処理(SONIC社製 vibra cell 20kHz)を1時間実施し、組成物1〜6を調製した。
表2に示す組成物をガラス基板上に適量滴下し、バーコーティング法(バーコートNo.5)にて塗布して塗膜を形成後(初期塗膜)、ホットプレート上で表2に示す加熱条件下で加熱処理して導電体を作成した。
表2に示す種類のナノ炭素材料含有組成物又は導電性組成物をガラス基板上に適量滴下し、バーコーティング法(バーコートNo.5)にて塗布して塗膜を形成後、ホットプレート上で、表2に示す加熱条件下で加熱処理して導電体を作成した。
実施例及び比較例において、初期塗膜について表面抵抗値を測定し、次いで25℃の水に3時間浸漬し、以下の耐水性評価を行なった。また、加熱処理後の導電体が形成されたガラス基板について、25℃の水に3時間浸漬し、耐水性評価及び表面抵抗値、全光線透過率、ヘイズの測定を行った。
○:目視観察で塗膜(導電体)が完全に残り、水に塗膜(導電体)に由来する溶出(着色)が認められない。
△:目視観察で塗膜(導電体)が一部溶解し、水に塗膜(導電体)に由来する溶出(着色)が認められる。
×:目視観察で塗膜(導電体)が完全に溶解し、水に塗膜(導電体)に由来する溶出(着色)が認められる。
23±2℃、50±5%RH(相対湿度)の条件下で、表面抵抗値の測定には、表面抵抗値が108Ω以上の場合は二探針法(電極間距離:20mm)を用い、表面抵抗値が107Ω以下の場合は四探針法(各電極間距離:5mm)を用いた。
目視により塗膜(導電体)の状態を観察した。
○:均一な塗膜(導電体)が形成された。
×:ナノ炭素材料(CNT(B1−1)又はナノ炭素材料(B2−1))が不均一に存在する塗膜(導電体)が観察された。
全光線透過率(%)及びヘイズ(%)は、HAZEMETER NDH2000(日本電色製)により、JIS K7105に準拠して20℃で測定した。
実施例及び比較例における耐水性評価及び各測定結果を表2に示す。ただし、表2中の「*1」は導電体が溶解してしまい測定できなかったことを意味し、「*2」は塗膜が焼却されてしまい測定できなかったことを意味している。
また、実施例1〜8と実施例12の比較から、ナノ炭素材料(B)としてCNT(B1−1)を用いることにより、導電性及び透明性により優れた耐水性導電体が得られることがわかった。
また、加熱温度が500℃を超える比較例4では、塗膜が焼却されてしまい、耐水性導電体を形成することができなかった。
また、ナノ炭素材料(B)を用いなかった比較例5では、優れた耐水性が得られるものの、表面抵抗値が高く導電性が著しく低かった。また、同様にナノ炭素材料(B)を用いず、加熱温度が低い比較例6では、酸性基(a)が十分に脱離せず耐水性が低かった。
また、加熱温度は150度以上200℃未満の範囲内であるが、加熱時間が十分でない比較例7では、実施例11に比べて耐水性が劣っており、かつ導電性及び透明性も劣っていた。
Claims (4)
- 酸性基(a)を有する水溶性導電性ポリマー(A)、ナノ炭素材料(B)及び溶媒(C)を含有するナノ炭素材料含有組成物を、基材の少なくとも一方の面上に塗工して塗膜を形成する塗膜形成工程と、該塗膜形成工程の後に、前記酸性基(a)が脱離するように前記塗膜を加熱する脱離工程とを含む耐水性導電体の製造方法。
- 前記ナノ炭素材料含有組成物に、さらに塩基性化合物(D)を含有させる、請求項1に記載の耐水性導電体の製造方法。
- 前記ナノ炭素材料含有組成物に、さらに高分子化合物(E)を含有させる、請求項1又は2に記載の耐水性導電体の製造方法。
- 前記ナノ炭素材料(B)がカーボンナノチューブ(B1)である、請求項1〜3のいずれかに記載の耐水性導電体の製造方法。
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