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JP2010020900A - コンテンツ再生装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ自動受信方法、およびコンテンツ自動転送方法 - Google Patents

コンテンツ再生装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ自動受信方法、およびコンテンツ自動転送方法 Download PDF

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JP2010020900A JP2009246769A JP2009246769A JP2010020900A JP 2010020900 A JP2010020900 A JP 2010020900A JP 2009246769 A JP2009246769 A JP 2009246769A JP 2009246769 A JP2009246769 A JP 2009246769A JP 2010020900 A JP2010020900 A JP 2010020900A
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Abstract

【課題】 サーバ内のできるだけ多くのコンテンツデータを再生できるようにする。
【解決手段】 コンテンツ再生装置は、不揮発性記憶部から読み出したコンテンツデータが再生されると(ステップS42)、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新する(ステップS43)。その後、コンテンツ再生装置は、通信インタフェースを通じてコンテンツサーバに接続されたことを検出すると、対応する再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを不揮発性記憶部から削除した後(ステップS52)、コンテンツサーバから通信インタフェースを通じて新たなコンテンツデータを受信し、不揮発性記憶部の空き領域に格納する(ステップS53)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、コンテンツサーバから送信されたコンテンツデータを記憶して再生するコンテンツ再生装置、この装置を含むコンテンツ再生システム、この装置を用いたコンテンツ自動受信方法およびコンテンツ自動転送方法に関する。
近年、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記録媒体を内蔵した携帯型のオーディオプレーヤが急速に普及している。また、これらの多くは、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを介して、パーソナルコンピュータ(PC)などのサーバと通信可能であり、サーバ内に蓄積された楽曲データや、サーバにおいてCD(Compact Disc)から取り込まれた楽曲データを、オーディオプレーヤ内の記録媒体に転送できるようになっている。
また、このオーディオプレーヤのように、内部の記録媒体に楽曲データを取り込んで、それらを再生可能なオーディオ機器としては、例えば、オーディオ機器に記録した楽曲データを再生した際に、スキップ動作などの所定の動作が行われた楽曲データについては、その後に内部の記録媒体から削除するようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。また、記録媒体に新たな楽曲データを格納する領域が足りない場合に、再生がスキップされた回数が所定基準より多い楽曲や、再生回数が最も少ない楽曲またはアルバムを、削除候補としてユーザに表示するようにしたものもあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−44419号公報(段落番号〔0045〕〜〔0049〕、図6) 特開2006−196048号公報(段落番号〔0025〕〜〔0032〕、図4)
ところで、上述したような携帯型のオーディオプレーヤにおいては、サーバから楽曲データの転送を受けるためには、ケーブルを介してサーバと接続する必要があった。例えば、サーバ側に蓄積されている楽曲データが追加されると、その追加された楽曲データをオーディオプレーヤに取り込むためにサーバと接続する必要が生じる。また、特に、サーバ側と比較して記憶容量の小さいオーディオプレーヤでは、オーディオプレーヤ内の楽曲データを入れ替えるために、サーバと接続する頻度が多くなることも考えられる。このため、サーバからオーディオプレーヤへの楽曲転送のための手順をより簡略化することが望まれていた。
また、サーバ側と比較して記憶容量の小さいオーディオプレーヤでは、サーバ内の楽曲データをオーディオプレーヤに転送する際に、オーディオプレーヤ内の楽曲データを自動的に入れ替えることが望まれている。上述した特許文献1あるいは2の技術によれば、オーディオプレーヤにおいて再生された楽曲データのうち、ユーザが好みであると考えられる楽曲データは、削除されずにオーディオプレーヤ内に残り、好みでないと考えられる楽曲データは、サーバから転送された楽曲データと自動的に入れ替えられる。
しかし、この他に、サーバ側に蓄積されたできるだけ多くの楽曲データを、オーディオプレーヤにおいて再生させたいという要望もあった。例えば、オーディオプレーヤ内の楽曲データをランダムに再生する“シャッフル再生”と呼ばれる再生手法では、ユーザの好みに関係なく、より多くの楽曲データをユーザが視聴できることが大きな特徴となっている。このため、限られた記憶容量を持つオーディオプレーヤに対しても、より多くの楽曲データを転送できる方が都合がよい。
ここで、上記の特許文献1あるいは2の手法を用いると、オーディオプレーヤ内では、1度でも再生された楽曲データの多くは消去されずに残り、1度も再生されていない楽曲データはサーバからの楽曲データと入れ替えられてしまう。このため、オーディオプレーヤ内で再生される楽曲数は緩やかにしか増加せず、サーバ内のすべての楽曲データが再生されるには極めて長い時間がかかってしまう。すなわち、この手法では、できるだけ多くの楽曲データを再生させるという目的を果たさなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、サーバ内のできるだけ多くのコンテンツデータを再生できるようにしたコンテンツ再生装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ自動受信方法、およびコンテンツ自動転送方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、コンテンツデータを再生する携帯型のコンテンツ再生装置において、コンテンツサーバとの間で通信する通信部と、前記コンテンツサーバから前記通信部を通じて受信したコンテンツデータを記憶する不揮発性記憶部と、前記不揮発性記憶部から読み出したコンテンツデータを再生する再生処理部と、前記再生処理部によりコンテンツデータが再生されると、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新する再生識別処理部と、前記通信部を通じて前記コンテンツサーバに接続されたことを検出すると、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記不揮発性記憶部から削除した後、前記コンテンツサーバから前記通信部を通じて新たなコンテンツデータを受信し、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納する受信制御部と、を有することを特徴とするコンテンツ再生装置が提供される。
このようなコンテンツ再生装置では、再生処理部により再生されたコンテンツデータについては、対応する再生識別情報が再生済みを示すように更新される。また、通信部を通じてコンテンツサーバに接続されると、対応する再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータが不揮発性記憶部から自動的に削除され、さらに、コンテンツサーバから通信部を通じて新たなコンテンツデータが受信されて、不揮発性記憶部の空き領域に格納される。従って、不揮発性記憶部では、再生済みのコンテンツデータのみが、コンテンツサーバから送信されたコンテンツデータに入れ替えられる。
また、本発明では、コンテンツサーバから送信されたコンテンツデータを、携帯型のコンテンツ再生装置に記録して再生させるコンテンツ再生システムにおいて、前記コンテンツ再生装置は、前記コンテンツサーバとの間で通信する第1の通信部と、前記コンテンツサーバから前記第1の通信部を通じて受信したコンテンツデータを記憶する第1の不揮発性記憶部と、前記第1の不揮発性記憶部から読み出したコンテンツデータを再生する再生処理部と、前記再生処理部によりコンテンツデータが再生されると、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新する再生識別処理部と、前記第1の通信部を通じて前記コンテンツサーバに接続されたことを検出すると、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部から削除した後、前記コンテンツサーバから前記第1の通信部を通じて新たなコンテンツデータを受信し、前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納する受信制御部と、を有し、前記コンテンツサーバは、前記コンテンツ再生装置との間で通信する第2の通信部と、コンテンツデータを記憶する第2の不揮発性記憶部と、前記第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータのそれぞれが、前記コンテンツ再生装置に対して送信されたか否かを管理するコンテンツ管理部と、前記第2の通信部を通じて前記コンテンツ再生装置に接続されたことを検出すると、前記コンテンツ管理部を参照して、前記第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータの中から送信済みでないコンテンツデータを抽出して、前記コンテンツ再生装置に送信する送信制御部と、を有することを特徴とするコンテンツ再生システムが提供される。
このようなコンテンツ再生システムにおいて、コンテンツ再生装置では、再生されたコンテンツデータについては、対応する再生識別情報が再生済みを示すように更新される。また、コンテンツサーバでは、第2の不揮発性記憶部に記憶された各コンテンツデータが、コンテンツ再生装置に対して送信されたか否かが管理される。そして、コンテンツ再生装置とコンテンツサーバとが接続されると、コンテンツ再生装置では、対応する再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータが第1の不揮発性記憶部から自動的に削除される。一方、コンテンツサーバでは、第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータの中から送信済みでないコンテンツデータが抽出されて、コンテンツ再生装置に自動的に送信され、送信されたコンテンツデータは、コンテンツ再生装置の第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納される。従って、コンテンツ再生装置の第1の不揮発性記憶部では、再生済みのコンテンツデータのみが、コンテンツサーバから送信された、過去に受信したことのないコンテンツデータに入れ替えられる。
発明のコンテンツ再生装置では、不揮発性記憶部のコンテンツデータをコンテンツサーバからのデータにより入れ替える際に、再生済みのコンテンツデータを自動的に削除して、空き領域に新たなコンテンツデータが格納されるので、未再生のコンテンツデータが新たに格納されることが多くなる。従って、コンテンツサーバが転送可能なコンテンツデータの中から、できるだけ多くのコンテンツデータがコンテンツ再生装置において再生できるようになる。
また、本発明のコンテンツ再生システムでは、コンテンツ再生装置に蓄積されたコンテンツデータをコンテンツサーバからのデータにより入れ替える際に、再生済みのコンテンツデータを自動的に削除して、空き領域に新たなコンテンツデータが格納され、このとき、コンテンツサーバからは、未転送のコンテンツデータのみがコンテンツ再生装置に転送されるので、コンテンツ再生装置には、常に未再生のコンテンツデータが新たに格納される。従って、コンテンツサーバが転送可能なコンテンツデータの中から、できるだけ多くのコンテンツデータがコンテンツ再生装置において再生できるようになる。
実施の形態に係る家庭内ネットワークシステムの構成例を示す図である。 オーディオサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 オーディオ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 オーディオ再生装置におけるオーディオサーバとの自動接続処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 オーディオ再生装置におけるオーディオサーバとの自動接続処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 全曲転送モードでの基本的な転送・再生動作を模式的に示す図である。 オーディオ再生装置におけるシャッフル再生処理(処理例1−1)の手順を示すフローチャートである。 全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−1)におけるオーディオ再生装置側の処理手順を示すフローチャートである。 全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−1)におけるオーディオサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。 全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−2)におけるオーディオ再生装置側の処理手順を示すフローチャートである。 全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−2)におけるオーディオサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。 シャッフル再生処理(処理例1−2)の手順を示すフローチャートである。 聴きたい曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理におけるオーディオサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。 お気に入り収集モードでのオーディオファイルの再生処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、再生装置において再生されるコンテンツデータの例として、オーディオデータを適用する。
図1は、実施の形態に係る家庭内ネットワークシステムの構成例を示す図である。
図1に示す家庭内ネットワーク1は、PCなどからなるオーディオサーバ10と、携帯型のオーディオ再生装置20とが、LAN(Local Area Network)によって接続された構成を有している。これらのうち、オーディオ再生装置20は、無線LANによる接続機能を備え、家庭内ネットワーク1においては、アクセスポイント31を介してLANに対して無線接続する。また、オーディオサーバ10は、LANケーブル32を介してLANに接続している。なお、このオーディオサーバ10も、無線LANにより接続されていてもよい。
オーディオサーバ10は、内部の大容量記録媒体に、オーディオ再生装置20で再生可能な多数のオーディオファイルを蓄積している。そして、LANを介して接続されたオーディオ再生装置20に対して、それらのオーディオファイルを転送する機能を備えている。オーディオ再生装置20は、転送されたオーディオファイルを内部の記録媒体に蓄積し、それらをオフラインで再生できるようになっている。
また、一般に、携帯型のオーディオ再生装置20の記憶容量は限られたものとなる。この実施の形態でも、オーディオ再生装置20に蓄積可能なオーディオファイルの数は、オーディオサーバ10と比較して少ないものとする。そこで、後述するように、オーディオ再生装置20とオーディオサーバ10との間では、オーディオサーバ10内の多数のオーディオファイルを用いて、オーディオ再生装置20内のオーディオファイルを自動的に更新できるようになっている。さらに、このようなオーディオファイルの更新処理は、オーディオ再生装置20が家庭内ネットワーク1に参加して、オーディオサーバ10と接続すると、オーディオ再生装置20とオーディオサーバ10との間で自動的に実行されるようになっている。
ところで、オーディオ再生装置20は、このようなオーディオファイルの自動更新処理を実現するために、無線LANに対して自動的に接続する機能を備えている。このため、オーディオ再生装置20の無線LANインタフェースは、常時、あるいは所定の間隔で、無線LANのRF(Radio Frequency)信号を検出できる必要がある。そして、この場合には、オーディオ再生装置20は、ユーザにより自宅から持ち出された場合でも、外部の無線ネットワークのRF信号を検出する場合があり得る。
図1では外部の無線ネットワークの例として、店舗や公共施設などに設けられる公衆無線ネットワーク2および3を示している。公衆無線ネットワーク2は、無線LANのアクセスポイント2aを備え、このアクセスポイント2aを介して、PC2b,2cなどの機器がLANに接続できるようになっている。公衆無線ネットワーク3も同様に、無線LANのアクセスポイント3aを備え、このアクセスポイント3aを介して、PC3b,3cなどの機器がLANに接続できるようになっている。
一方で、オーディオ再生装置20は、オーディオファイルの転送元として特定のサーバ(ここではオーディオサーバ10)のみと接続可能になっている。オーディオ再生装置20は、例えば、接続先の無線ネットワークを識別するSSID(Service Set ID)や、接続先機器のMAC(Media Access Control)アドレスなどを用いて、あらかじめ決められたサーバにのみ接続する。従って、例えば、オーディオ再生装置20がアクセスポイント2aまたは3aと通信可能な範囲内に移動して、これらからのRF信号を検出したときでも、オーディオ再生装置20は、上記の情報に基づいて、アクセスポイント2a,3a、またはこれらに無線接続されたPCなどの機器などと接続しない。
本実施の形態では、後述するように、このような接続先の識別機能を用いて、オーディオ再生装置20における無線LANインタフェースでの電力消費を低減するような電力低減制御を実現する。
なお、本実施の形態では、例として、オーディオ再生装置20の無線LAN機能は、インフラストラクチャモードにより無線接続するものとする。しかし、オーディオ再生装置20がアドホックモードで無線接続し、オーディオサーバ10に対してアクセスポイント31を介さずに直接接続する仕様としてもよい。
次に、図2は、オーディオサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、オーディオサーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD14、入力インタフェース(I/F)15、グラフィック処理部16、および通信インタフェース(I/F)17を備え、これらは内部バス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、このオーディオサーバ10全体に対する制御をつかさどる。ROM12には、CPU11において実行するプログラムや処理に必要なデータなどが記録されている。RAM13は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。
HDD14は、多数のオーディオファイル141などを蓄積することが可能な容量を持っている。また、HDD14は、CPU11により実行される各種のプログラムやその処理に必要なデータなどを保持するとともに、それらの処理時の作業領域としても用いられる。
本実施の形態では、HDD14には、このHDD14に蓄積されたオーディオファイル141を管理して、これらのオーディオファイル141をオーディオ再生装置20に対して転送するための転送管理ソフトウェア142が格納されて、この転送管理ソフトウェア142がCPU11により実行される。
入力I/F15には、例えばキーボードやマウスなどの入力装置15aが接続されている。この入力I/F15は、入力装置15aからの信号を、内部バス18を介してCPU11に送信する。
グラフィック処理部16には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置16aが接続されている。このグラフィック処理部16は、CPU11からの命令に従って、表示装置16aの画面上に画像を表示させる。
通信I/F17は、図示しないLANケーブル32を介してLANに接続し、他の機器との間でデータの送受信を行う。なお、この通信I/F17が、いわゆるウェイク・オン・ラン(Wake On LAN,以下、WOLと称する)に対応していてもよい。この場合、オーディオサーバ10がスリープ状態であるときに、LAN上に送出されるWOL信号を監視し、例えばオーディオ再生装置20から自装置宛てのWOL信号を受信すると、マザーボードの電源コントローラ(図示せず)に対して電源投入を指示して、オーディオサーバ10を起動させることが可能となる。
図3は、オーディオ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、オーディオ再生装置20は、無線通信I/F21、マイクロプロセッサ22、不揮発性記録媒体23、表示部24、入力部25、D/A(デジタル/アナログ)変換部26、オーディオアンプ27、出力端子28、および電源制御部29を備えている。また、電源制御部29には、バッテリ29aと、外部電源端子29bとが接続されている。
無線通信I/F21は、無線LANに接続してデータを送受信するためのI/F回路である。
マイクロプロセッサ22は、オーディオ再生装置20全体に対する制御をつかさどる。このマイクロプロセッサ22は、例えば、無線通信I/F21を通じてオーディオサーバ10からオーディオファイルの転送を受ける際の制御機能、不揮発性記録媒体23に記録されたオーディオファイルの再生処理機能(圧縮データの伸張復号化機能を含む)、オーディオファイルの再生のためのユーザI/F処理機能(楽曲名表示や再生動作表示などのための表示処理機能、楽曲選択や動作モード選択などのための入力受け付け機能など)、無線通信I/F21における電力消費低減のための制御機能などを備えている。
不揮発性記録媒体23は、無線LANを介してオーディオサーバ10から転送されたオーディオファイルを記憶する。この不揮発性記録媒体23としては、例えば、フラッシュメモリ、小型のHDDなどが適用される。
表示部24は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、マイクロプロセッサ22からの出力情報に応じて、楽曲名一覧などの情報を表示する。
入力部25は、各種の入力キーなどからなり、ユーザからの入力操作を受け付けて、その操作に応じて制御信号をマイクロプロセッサ22に対して送出する。
D/A変換部26は、マイクロプロセッサ22の再生処理機能によってデコードされたオーディオデータを、アナログオーディオ信号に変換する。変換後のオーディオ信号は、オーディオアンプ27により増幅された後、出力端子28を通じて、例えばこの装置に接続されたヘッドフォンに出力される。
バッテリ29aは、例えば、リチウムイオン型などの2次電池(バッテリセル)からなる。このバッテリ29aは、オーディオ再生装置20に固定的に搭載されていても、あるいは着脱可能になっていてもよい。
外部電源端子29bは、商用AC電源などの外部電源から電力の供給を受けるための端子であり、この実施の形態では、オーディオ再生装置20の駆動用に電力を受けるための端子と、バッテリ29aの充電用に電力を受けるための端子とを兼ねている。なお、これらの端子が個別に設けられてもよい。
電源制御部29は、バッテリ29a、あるいは外部電源端子29bから供給された電力により、オーディオ再生装置20を駆動するための回路や、外部電源端子29bからの電力によりバッテリ29aを充電する動作を制御する回路などを備える。また、この実施の形態では、バッテリ29aと外部電源のどちらからの電力によりオーディオ再生装置20が動作しているかを示す情報や、充電動作が行われているか否かを示す情報、バッテリ29aの残容量を示す情報などを、マイクロプロセッサ22に対して通知する機能も備えている。
[オーディオ再生装置における自動接続処理]
次に、オーディオ再生装置20におけるオーディオサーバ10との自動接続機能について説明する。図4および図5は、オーディオ再生装置におけるオーディオサーバとの自動接続処理の手順を示すフローチャートである。
オーディオ再生装置20のマイクロプロセッサ22は、無線LANのRF信号を検出する間隔を決定するためのタイマ機能を備えている。まず、オーディオ再生装置20が起動されると、マイクロプロセッサ22は、タイマの設定時間を、あらかじめ決められた最小時間(例えば5分)に初期化する(ステップS11)。そして、無線通信I/F21により、RF信号を検出されたか否かを判断する(ステップS12)。
RF信号が検出された場合、マイクロプロセッサ22は、無線通信I/F21による接続先に、あらかじめ決められたオーディオサーバ10が存在するか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、例えば、マイクロプロセッサ22は、接続先のアクセスポイントから無線通信I/F21を通じてSSIDを受信し、自機にあらかじめ設定されて記憶されていたSSIDと比較する。それらのSSIDが合致した場合、無線通信I/F21にそのネットワークに接続させ、そのネットワークに接続された機器のMACアドレスを収集させる。そして、マイクロプロセッサ22は、収集されたMACアドレスの中に、あらかじめ記憶されたオーディオサーバ10のMACアドレスが存在するか否かを判定する。なお、ネットワーク上の接続機器の探索の前に、接続されたアクセスポイントのMACアドレスが、あらかじめ記憶されたMACアドレスと一致するか否かを判定してもよい。
接続したネットワークにオーディオサーバ10が存在する場合、マイクロプロセッサ22は、そのオーディオサーバ10との間でのオーディオファイルの自動更新処理を実行する(ステップS14)。なお、この自動更新処理については、後に詳しく説明する。自動更新処理が終了すると、マイクロプロセッサ22は、タイマの設定時間を最小時間(例えば5分)に初期化し(ステップS15)、タイマのカウント動作を開始する(ステップS16)。
また、ステップS13において、あらかじめ決められたオーディオサーバ10が接続先に存在していなかった場合、マイクロプロセッサ22は、現在のタイマの設定時間が、あらかじめ決められた最大時間(例えば30分)であるか否かを判定する(ステップS17)。最大時間でない場合、マイクロプロセッサ22は、タイマの設定時間を最大時間に延長する(ステップS18)。そして、その設定時間を用いて、タイマのカウント動作を開始する(ステップS16)。一方、ステップS17において、現在のタイマの設定時間が最大時間である場合には、その設定時間を用いてタイマのカウント動作を開始する(ステップS16)。
また、ステップS12において、無線通信I/F21によりRF信号が検出されていなかった場合、マイクロプロセッサ22は、タイマの設定時間を所定時間分だけ短縮する(ステップS19)。ここでは、例えば、現在のタイマの設定時間が最小時間(例えば5分)でない場合のみ、その設定時間を短縮する。例としては、現在の設定時間が最大の30分である場合は15分に短縮し、現在の設定時間が15分であれば10分に短縮し、現在の設定時間が10分であれば最小の5分に短縮する。そして、その設定時間を用いて、タイマのカウント動作を開始する(ステップS16)。
マイクロプロセッサ22は、タイマのカウント動作を開始した後、不揮発性記録媒体23に蓄積されたオーディオファイルの再生動作の開始が、ユーザ操作により要求されたか否かを判定する(ステップS20)。要求されていた場合、マイクロプロセッサ22は、オーディオファイルをデコードして再生出力する処理を実行する(ステップS21)。なお、オーディオファイルの再生処理が実行されている間、タイマのカウント動作は停止される。この後、再生処理が終了すると、マイクロプロセッサ22は、タイマの設定時間を最小時間に初期化し(ステップS11)、再び無線LANのRF信号を監視する。
また、ステップS20において再生動作の開始が要求されていなかった場合、マイクロプロセッサ22は、電源をオフするようにユーザ操作により要求されたか否かを判定する(ステップS22)。要求されていた場合は、電源をオフにするための終了動作が実行される(図示せず)。
一方、電源のオフが要求されていない場合には、マイクロプロセッサ22は、タイマのカウント動作により現在の設定時間が経過したか否かを判定する(ステップS23)。設定時間が経過していない場合は、再度オーディオファイルの再生処理の開始が要求されたか否かが判定される(ステップS20)。
また、設定時間が経過していた場合、マイクロプロセッサ22は、電源制御部29からの情報を基に、外部電源が接続されているか否かを判定する(ステップS24)。ここで、外部電源が接続されていた場合(より具体的には、その外部電源からの電力によりオーディオ再生装置20が動作している場合)には、マイクロプロセッサ22は、再び無線LANのRF信号が受信されたか否かを判定する(ステップS12)。なお、このステップS24では、外部電源からの電力によりバッテリ29aが充電されている場合にも、ステップS12の処理に移行するようにしてもよい。
また、ステップS24において、外部電源が接続されていなかった場合、マイクロプロセッサ22は、電源制御部29からの情報を基に、バッテリ29aの残容量が30%以下であるか否かを判定する(ステップS25)。30%以下であった場合は、再度オーディオファイルの再生処理が開始されたか否かが判定される(ステップS20)。
また、バッテリ29aの残容量が30%以下でなかった場合、マイクロプロセッサ22は、不揮発性記録媒体23に格納されたオーディオファイルのうち、このオーディオ再生装置20により再生済みであるオーディオファイルの数が、全体の50%以上であるか否かを判定する(ステップS26)。なお、再生済みのオーディオファイルの数については、後述する“再生済みフラグ”に基づいて算出することができる。
再生済みのオーディオファイルの数が50%以上であった場合、マイクロプロセッサ22は、再び無線LANのRF信号が受信されたか否かを判定する(ステップS12)。一方、再生済みのオーディオファイルの数が50%未満であった場合、マイクロプロセッサ22は、再度オーディオファイルの再生処理が開始されたか否かを判定する(ステップS20)。
なお、後述するお気に入り収集モード(図14参照)の場合には、ステップS26では、再生済みのオーディオファイルの数の代わりに、削除フラグが“1”とされたオーディオファイルの数を判定基準として処理される。
以上の処理では、タイマのカウント動作が開始されてから、設定時間が経過するごとに、無線通信I/F21を用いた無線LANへの接続動作を実行すればよいので、それ以外の期間(タイマのカウント動作中、オーディオファイルの自動更新処理中、オーディオファイルの再生処理中)には、無線通信I/F21の動作を停止させておくことができる。より具体的には、マイクロプロセッサ22の制御により、図4の処理ステップのうち、ステップS12,S13,S14の処理中のみ無線通信I/F21を動作させ、それ以外の処理ステップでは無線通信I/F21への電源供給が停止される。従って、動作停止期間におけるオーディオ再生装置20の消費電力を低減できる。
また、タイマの設定時間は、無線LANのRF信号の有無や、特定のオーディオサーバ10が接続されたか否かによって変更される。まず、RF信号が検出され、かつ、接続したネットワーク上に特定のオーディオサーバ10が存在しない場合には、接続すべきネットワーク(ここでは家庭内ネットワーク1)とは異なる外部のネットワークに接続されていると考えられる。この外部のネットワークは、図1のような公衆無線ネットワークや、企業内のネットワークであることが多く、これらの場合には、ユーザがオーディオ再生装置20を携帯して帰宅するまでには比較的長時間を要すると考えられる。このため、この場合にはタイマの設定時間を最大時間として(ステップS18)、次に無線LANへの接続動作を実行するまでの時間を長くすることで、無駄な電力を消費しないようにできる。
また、RF信号が検出されない場合には、タイマの設定時間が徐々に短縮される。特に、外部のネットワークのRF信号が検出された後、RF信号が検出されなくなった場合には、オーディオ再生装置20を携帯したユーザが移動したと考えられ、ユーザがそのまま帰宅する可能性もある。このため、タイマの設定時間を徐々に短縮していくことで、帰宅してからオーディオファイルの自動更新処理をできるだけ短時間で実行できるようになる。
さらに、この図4の例では、RF信号が受信され、かつ、接続したネットワーク上に特定のオーディオサーバ10が存在している場合には、そのオーディオサーバ10と接続してオーディオファイルの自動更新処理(ステップS14)が実行された後、タイマの設定時間が最小時間に設定されている(ステップS15)。これは、特に家庭内においては、オーディオファイルの自動更新処理が実行される際には、オーディオ再生装置20に内蔵されたバッテリ29aに対する充電が同時に行われていることが多く、バッテリ29aの消費電力を低減する必要性が比較的低いためである。
しかし、一度自動更新処理を行った後では、短時間で再度自動更新処理を行う必要が生じることは少ないとも考えられることから、ステップS15では、タイマの設定時間をより長い時間(例えば最大時間)に延長してもよい。あるいは、バッテリ29aに対する充電動作の有無を検出し、充電中である場合にはタイマの設定時間を最小時間にし、充電中でない場合にはタイマの設定時間をより長くしてもよい。
なお、上記の処理では例として、タイマのカウント動作が行われ、設定時間が経過した場合でも、バッテリ29aによる駆動中であり、なおかつ、バッテリ29aの残容量が所定量以下の場合(ステップS25)には、無線LANへの接続動作を行わないようにすることで、消費電力のさらなる低減を図っている。また、再生済みのオーディオファイルの数が所定の割合に達していない場合(ステップS26)にも、無線LANへの接続動作を行わないようにして、無線LANへの接続動作の実行回数を減少させることで、消費電力を低減している。
以上の処理手順により、無線LANへの接続動作による消費電力をできるだけ抑制しつつ、オーディオ再生装置20が家庭内ネットワーク1の領域に入ったときに、オーディオファイルの自動更新処理をできるだけ短時間で実行できるようになる。
[オーディオファイルの自動更新処理:全曲転送モード]
次に、オーディオ再生装置20に対するオーディオファイルの自動更新処理について、具体的に説明する。ここで説明する自動更新処理では、オーディオサーバ10に蓄積されたもののうち、できるだけ多くのオーディオファイルをオーディオ再生装置20で再生させることを目的とする。このような動作モードを“全曲転送モード”と呼び、オーディオ再生装置20において(場合によってはオーディオサーバ10でも)この動作モードに設定されることで、以下のような処理が自動的に実行されるようになる。
図6は、全曲転送モードでの基本的な転送・再生動作を模式的に示す図である。
まず、オーディオ再生装置20とオーディオサーバ10とが自動接続されると、オーディオサーバ10は、HDD14に蓄積されたオーディオファイルから、ファイル名“A0.mp3”“B0.mp3”“C0.mp3”……“F0.mp3”のオーディオファイルを選択して、オーディオ再生装置20に転送する(ステップS31)。オーディオ再生装置20は、転送されたオーディオファイルを不揮発性記録媒体23に格納する。なお、ここでは、転送された上記のオーディオファイルにより、オーディオ再生装置20におけるオーディオファイルの蓄積領域に空きがなくなったものとする。
転送動作が終了した後、オーディオ再生装置20では、蓄積されたオーディオファイルをランダムに選択して再生する、いわゆるシャッフル再生が実行される。ここでは例として、ファイル名“C0.mp3”“E0.mp3”“F0.mp3”“B0.mp3”の4つのオーディオファイルが再生されたものとする(ステップS32)。オーディオ再生装置20では、オーディオファイルが再生されると、そのファイルが再生済みであることを示す情報が記憶される。
次に、オーディオ再生装置20とオーディオサーバ10とが再度自動接続されると、オーディオ再生装置20では、再生済みのオーディオファイルが削除される(ステップS33)。これにより、オーディオ再生装置20のオーディオファイル蓄積領域に空き領域が生成される。オーディオサーバ10では、HDD14に蓄積されたオーディオファイルのうち、オーディオ再生装置20に対して転送していないオーディオファイル(ここでは、ファイル名“G0.mp3”“H0.mp3”“I0.mp3”“J0.mp3”の4つのオーディオファイル)が選択されて、オーディオ再生装置20に転送される(ステップS34)。これらのオーディオファイルは、オーディオ再生装置20に蓄積されて、生成された空き領域が満たされる。
このような動作が繰り返されることにより、オーディオ再生装置20では、1度でも再生されたオーディオファイルが、未再生の新たなオーディオファイルに順次入れ替えられていく。これにより、オーディオ再生装置20は、その記憶容量がオーディオサーバ10より小さいものであっても、オーディオサーバ10内のすべてのオーディオファイルを仮想的に持ち出して再生可能な装置となり、オーディオ再生装置20において、より多くのオーディオファイルが再生されて、ユーザが聴くことができるようになる。
すなわち、この全曲転送モードによる自動更新処理では、オーディオ再生装置20でオーディオファイルを再生したときに、再生したことのないオーディオファイルが確実に再生されるようになる。また、オーディオ再生装置20では、再生された分だけ、次の自動更新処理時に未再生のオーディオファイルによって入れ替えられることになる。このため、自動更新処理の繰り返しにより、オーディオサーバ10内のすべてのオーディオファイルが一度ずつ転送された時点では、これらのうち未再生のオーディオファイルの数は、オーディオ再生装置20の記憶容量分のみとなる。
これに対して、例えば、自動更新処理によって、オーディオ再生装置20内においてユーザの好みではない楽曲のオーディオファイル(未再生のオーディオファイル、相対的に再生回数の少ないオーディオファイル、再生中にスキップ操作が行われたオーディオファイルなど)が削除されていく場合には、自動更新処理が繰り返されると、オーディオ再生装置20内には再生済みのオーディオファイルの数が徐々に増加していき、未再生のオーディオファイルが転送されにくくなる。また、自動更新処理によって未再生のオーディオファイルが他のオーディオファイルと入れ替えられてしまうことが多くなるので、自動更新処理の繰り返しにより、オーディオサーバ10内のすべてのオーディオファイルが一度ずつ転送されたとしても、その時点で未再生のオーディオファイルが、オーディオ再生装置20の記憶容量より多く存在してしまうことになる。
次の自動更新処理の実行までに、オーディオ再生装置20において同じ数のオーディオファイルが再生されるものとした場合、未再生のオーディオファイルの数がオーディオ再生装置20の記憶容量分になるまでには、上記の全曲転送モードによる自動更新処理では、一定回数の自動更新処理が実行されることになる。しかし、ユーザの好みではない楽曲のオーディオファイルが削除されていく場合には、未再生のオーディオファイルの数がオーディオ再生装置20の記憶容量分になるまでに実行される自動更新処理回数の上限を計算することはできない。従って、全曲転送モードによる自動更新処理によれば、オーディオ再生装置20において、オーディオサーバ10内の全オーディオファイルを、より短期間で確実に再生させることができる。
また、例えば、オーディオ再生装置20においてオーディオファイルが再生済みか否かに関係なく、このオーディオ再生装置20内のオーディオファイルを未転送のものと単純に入れ替えていく場合でも、同様に、未再生のオーディオファイルの数がオーディオ再生装置20の記憶容量分になるまでに実行される自動更新処理回数の上限を計算することはできない。
なお、以上説明したような全曲転送モードによる自動更新処理の手順は、オーディオ再生装置20とオーディオサーバ10とが無線LANや有線LANで接続された場合に限らず、例えば、USB、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394、ブルートゥース(Bluetooth,商標)などの他の通信規格によって接続された場合にも適用可能である。
次に、図7は、オーディオ再生装置におけるシャッフル再生処理(処理例1−1)の手順を示すフローチャートである。
上述したように、オーディオ再生装置20では、オーディオファイルが再生されると、そのファイルが再生済みであることを示す情報が内部に記憶される。ここではその情報として、オーディオファイルのそれぞれに対応づけられた再生済みフラグを、不揮発性記録媒体23に記憶するものとする。この再生済みフラグは、初期状態では“0”とされる。
シャッフル再生が開始されると、マイクロプロセッサ22は、不揮発性記録媒体23に蓄積された未再生のオーディオファイル、すなわち再生済みフラグが“0”であるオーディオファイルの中から、1つのオーディオファイルをランダムに選択する(ステップS41)。そして、選択したオーディオファイルをデコードしてD/A変換部26に順次出力する。これにより、音声が再生出力される(ステップS42)。さらに、マイクロプロセッサ22は、再生を開始したオーディオファイルに対応する再生済みフラグを“1”に変化させる(ステップS43)。
この後、マイクロプロセッサ22は、再生中のオーディオファイルについて、再生が終了される状態となったか否かを判定する(ステップS44)。ここでは例えば、オーディオファイルの終端まで再生処理が完了した場合、ユーザにより次のオーディオファイルの再生を要求するスキップ操作が行われた場合などに、再生終了と判定する。再生終了と判定した場合、マイクロプロセッサ22は、未再生のオーディオファイルの中から次に再生するオーディオファイルをランダムに選択し(ステップS41)、上記と同様に再生処理を実行する。
一方、ステップS44で再生終了の状態でないと判定した場合、マイクロプロセッサ22は、さらに、オーディオ再生動作自体の終了がユーザ操作により要求されたか否かを判定する(ステップS45)。要求された場合は、再生動作を終了する。要求されていない場合は、以後、ステップS44およびS45の判定処理が繰り返される。
以上の処理により、オーディオ再生装置20においては、不揮発性記録媒体23に蓄積されたオーディオファイルが再生されると、そのファイルに対応する再生済みフラグが“1”に変更され、後述するオーディオファイルの自動更新処理時に、再生済みのオーディオファイルを識別できるようになる。
なお、上記の説明では、オーディオ再生装置20においてシャッフル再生が行われるものとしたが、これに限らず、全曲転送モードに設定されていた場合でも、ユーザが選択した任意のオーディオファイルが再生されてもよい。この場合でも上記と同様に、オーディオファイルが再生されると、そのファイルが再生済みであることを示す情報が内部に記憶される。
ただし、シャッフル再生、特に、記憶領域内の全ファイルをランダムに再生する全曲シャッフル再生の機能は、ユーザの好みに関係なく、より多くのオーディオファイルをユーザが聴けることが大きな特徴である。従って、全曲転送モードに設定されているときには、少なくとも初期状態では、再生モードとしてシャッフル再生モードが選択されることが望ましいと言える。
また、オーディオサーバ10では、オーディオ再生装置20が接続されて、転送済み以外のオーディオファイルを選択する際には、HDD14への蓄積順にオーディオファイルが選択されればよい。あるいは、HDD14内の転送済み以外のオーディオファイルからランダムに選択して、オーディオ再生装置20に転送してもよい。以下で説明する各処理例では、例として後者の手法を採るものとする。
次に、上記のような全曲転送モードが選択された場合の、オーディオサーバ10およびオーディオ再生装置20における具体的な処理例について説明する。
[全曲転送モード:処理例2−1]
図8は、全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−1)におけるオーディオ再生装置側の処理手順を示すフローチャートである。
オーディオ再生装置20が無線LANを通じてオーディオサーバ10に接続されると、マイクロプロセッサ22は、再生済みフラグが“1”であるオーディオファイルを抽出する(ステップS51)。そして、抽出したオーディオファイルを不揮発性記録媒体23から削除して、空き領域を生成する(ステップS52)。
次に、オーディオサーバ10から転送されるオーディオファイルを順次受信して、不揮発性記録媒体23に記録する(ステップS53)。この記録処理の実行中に、マイクロプロセッサ22は不揮発性記録媒体23に空き領域があるか否かを監視する(ステップS54)。空き領域がある間は、オーディオファイルの受信および記録処理(ステップS53)を続行する。そして、空き領域がなくなった場合には、そのことをオーディオサーバ10に対して、無線LANを通じて通知する(ステップS55)。なお、空き領域がなくなったことを検出したときに不揮発性記録媒体23に記録中であったデータは、削除される。また、空き領域がないことを通知する処理としては、例えばオーディオファイルの受信エラーを返すことで行われてもよい。
図9は、全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−1)におけるオーディオサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。
オーディオサーバ10では、HDD14に蓄積されたオーディオファイルのそれぞれに対応付けて、オーディオ再生装置20に対して転送されたか否かを示す転送済みフラグが記憶されている。
オーディオ再生装置20との接続が確認されると、オーディオサーバ10のCPU11は、HDD14に蓄積されたオーディオファイルの中から、オーディオ再生装置20対して未転送のファイル、すなわち、転送済みフラグが“0”であるファイルをランダムに抽出する(ステップS61)。そして、抽出したオーディオファイルを、オーディオ再生装置20に対して転送する(ステップS62)。
1つのオーディオファイルを転送している間、CPU11は、オーディオ再生装置20から空き領域がないことの通知を受けたか否かを監視する(ステップS63)。通知を受けていない場合、1つのオーディオファイルの転送が完了したか否かを判定し(ステップS64)、完了していなければ、ステップS63およびステップS64の判定処理を繰り返す。
空き領域なしの通知を受けることなく、オーディオファイルの転送が正常に完了した場合には、CPU11は、転送を完了したオーディオファイルに対応する転送済みフラグを“1”に変更する(ステップS65)。そして、ステップS61の処理を再度実行して、次のオーディオファイルの転送処理を開始する。
また、ステップS63において、オーディオ再生装置20から空き領域なしの通知を受けると、CPU11は、転送を開始したオーディオファイルの転送処理を中止する(ステップS66)。この場合、転送を中断したオーディオファイルに対応する転送済みフラグは“0”のままとなる。
以上の処理例2−1によれば、オーディオサーバ10は、接続先のオーディオ再生装置20においてどれだけの空き領域があるのかを全く認識する必要がなく、単に自機に蓄積されたオーディオファイルを順次転送していればよい。このため、オーディオサーバ10側の処理を単純化することができる。
[全曲転送モード:処理例2−2]
以下の図10および図11に示す自動更新の処理例2−2では、オーディオサーバ10からオーディオ再生装置20に対してオーディオファイルを転送する前に、オーディオ再生装置20からあらかじめ空き領域の容量をオーディオサーバ10に通知している点が、上述した処理例2−1と異なる。
図10は、全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−2)におけるオーディオ再生装置側の処理手順を示すフローチャートである。
処理例2−1の場合と同様に、オーディオ再生装置20がオーディオサーバ10に接続されると、マイクロプロセッサ22は、再生済みフラグが“1”であるオーディオファイルを抽出し(ステップS71)、それらのオーディオファイルを不揮発性記録媒体23から削除して、空き領域を生成する(ステップS72)。
次に、マイクロプロセッサ22は、生成された空き領域の容量(空き容量)を計算する(ステップS73)。そして、算出された空き容量を、オーディオサーバ10に通知する(ステップS74)。この後、オーディオサーバ10から転送されたオーディオファイルを受信すると、それらを順次不揮発性記録媒体23に記録していく(ステップS75)。この記録処理では、空き領域が満たされた段階で、オーディオサーバ10からのファイル転送が自動的に停止される。
図11は、全曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理(処理例2−2)におけるオーディオサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。
オーディオ再生装置20との接続が確認された後、オーディオサーバ10のCPU11は、オーディオ再生装置20から送信された空き容量を受信する(ステップS81)。このとき、受信した空き容量を、“現在の空き容量”として記憶する。
次に、HDD14に蓄積されたオーディオファイルの中から、転送済みフラグが“0”であるファイルをランダムに抽出し(ステップS82)、そのオーディオファイルをオーディオ再生装置20に対して転送する(ステップS83)。なお、実際には、ステップS82で抽出されたオーディオファイルのデータサイズが、オーディオ再生装置20の現在の空き容量以下であるか否かを判定し、現在の空き容量以下である場合のみ、そのオーディオファイルを転送する。また、データサイズが現在の空き容量より大きい場合には、別の未転送ファイルをランダムに抽出し、同様の判定処理を行った後、転送処理を実行する。
1つのオーディオファイルの転送が完了すると、CPU11は、そのオーディオファイルに対応する転送済みフラグを“1”に変更する(ステップS84)。次に、現在の空き容量から、ステップS83で転送したオーディオファイルのデータサイズを減算して、現在の空き容量を更新し、更新後の現在の空き容量が、ステップS81で受信した空き容量以下であるか否か、すなわち、この段階で、オーディオ再生装置20に空き領域があるか否かを判定する(ステップS85)。空き領域がない場合には、この時点で転送処理を終了する。一方、空き領域がある場合には、ステップS82のファイル抽出処理を実行して、別のオーディオファイルの転送処理を開始する。
なお、以上の処理例2−2では、オーディオサーバ10が、オーディオファイルの転送の前に、オーディオ再生装置20から空き容量を受信することで、転送可能なデータ量を認識していたが、この他の例として、オーディオファイルの転送の前に、オーディオ再生装置20から再生済みのオーディオファイル(すなわち、削除されるオーディオファイル)を識別する識別情報を受信してもよい。この場合、オーディオサーバ10は、オーディオ再生装置20に転送済みのオーディオファイルを記憶しているので、受信した識別情報に対応するオーディオファイルのデータサイズを基に、オーディオ再生装置20に新たに生じた空き容量を計算することができる。そして、算出した空き容量を基に、上記の図11のステップS82以降と同様の処理を実行することができる。
また、上記の処理例2−1,2−2では、オーディオサーバ10において転送済みフラグを記憶することで、未転送のオーディオファイルが確実にオーディオ再生装置20に転送されるようにしていた。しかし、転送済みフラグを用いずに、HDD14内に蓄積されたすべてのオーディオファイルからランダムに抽出して転送した場合でも、処理例1および2のような大きな効果は生じないものの、オーディオ再生装置20においてできるだけ多くのオーディオファイルを再生できるという効果は発生する。
[シャッフル再生:処理例1−2]
図12は、シャッフル再生処理(処理例1−2)の手順を示すフローチャートである。
この処理例1−2では、上述した処理のように、オーディオサーバ10内のできるだけ多くのオーディオファイルをオーディオ再生装置20において再生できるようにしながらも、さらに、再生済みのオーディオファイルのうち、ユーザが削除を希望しないものについては、オーディオ再生装置20に残しておくことができるようにする。
まず、シャッフル再生が開始されると、図7のステップS41およびS42と同様に、マイクロプロセッサ22は、不揮発性記録媒体23に蓄積された、再生済みフラグが“0”であるオーディオファイルの中から、1つのオーディオファイルをランダムに選択し(ステップS91)、選択したオーディオファイルをデコードして再生する(ステップS92)。
オーディオファイルの再生を開始すると、マイクロプロセッサ22は、再生中のオーディオファイルをオーディオ再生装置20内に残すか否かをユーザに問い合わせるための問い合わせ画面を、表示部24に表示させる(ステップS93)。そして、この表示に応じて、入力部25の所定の操作キーなどを通じて、オーディオファイルを残すことを要求するためのユーザによる操作入力があったか否かを監視する(ステップS94)。
ステップS94における操作入力の監視は、ステップS95において、1つのオーディオファイルの再生が終了した状態となるか、あるいは、ステップS96において、オーディオ再生動作自体が終了されるまでの間、続行される。なお、ステップS94,S95の判定処理は、それぞれ図7のステップS44,S45と同様の処理が行われる。
ユーザによる操作入力が検出されないまま、ステップS95において、オーディオファイルの再生が終了した状態となった場合、マイクロプロセッサ22は、再生されたオーディオファイルに対応する再生済みフラグを“1”に変化させた後(ステップS97)、未再生のオーディオファイルの中から次に再生するオーディオファイルをランダムに選択し(ステップS91)、上記と同様に再生処理を実行する。また、ステップS96において、再生動作自体の終了が要求された場合には、再生動作が終了される。
一方、ステップS94において、ユーザによる操作入力があった場合、マイクロプロセッサ22は、取り合わせ画面の表示を終了させた後、さらに、ステップS95と同様の、オーディオファイルの再生終了状態であるか否かの判定処理(ステップS98)と、ステップS96と同様の、再生動作自体が終了されたか否かの判定処理(ステップS99)とを繰り返す。ステップS99において、再生動作自体の終了が要求された場合には、再生動作が終了される。
また、ステップS98において、オーディオファイルの再生が終了した状態となった場合、マイクロプロセッサ22は、対応する再生済みフラグを変化させることなく、ステップS91の処理を再実行して、次の未再生のオーディオファイルの再生処理を開始する。
以上の処理例1−2では、オーディオファイルの再生中に、ユーザが問い合わせ画面に応じて所定の操作入力を行った場合には、このオーディオファイルについては、再生動作の終了後にオーディオサーバ10との間で自動更新処理が行われたときに、オーディオ再生装置20から削除されない。これにより、例えば、ユーザが聴取して気に入った楽曲のオーディオファイルについては、オーディオ再生装置20に残しておいて、再度再生させることが可能になる。
[聴きたい曲転送モード]
ところで、オーディオ再生装置20がオーディオサーバ10に対して自動接続した際に、ユーザが指定したジャンルや曲調の楽曲のデータのみを、オーディオ再生装置20に自動的にダウンロードできるようにすると便利である。
このような機能を実現するには、オーディオ再生装置20において、聴きたい楽曲のジャンル、曲調(暗い曲、明るい曲、ハイテンポの曲など)、楽曲のもたらす効果(癒しの曲、ハイな気分になれる曲など)などの特徴情報を、ユーザ操作によりあらかじめ設定しておく。一方、オーディオサーバ10では、蓄積するオーディオファイルに、上記の特徴情報を付加しておく。これらの特徴情報は、あらかじめオーディオファイルに付加されていたものでもよい。あるいは、蓄積の際にオーディオデータを解析して、その解析結果を基にオーディオファイルに付加してもよい。
この後、オーディオ再生装置20がオーディオサーバ10に対して自動接続したときに、設定されている上記のような特徴情報をオーディオサーバ10に通知する。これにより、オーディオサーバ10は、通知された特徴情報の内容に合致したオーディオファイルを抽出して、オーディオ再生装置20に転送できるようになる。
さらに、このような機能を上記の全曲転送モードにおける動作に適用して、オーディオサーバ10に蓄積されたオーディオファイルのうち、ユーザが指定したジャンルや曲調の楽曲に対応するオーディオファイルのみを、できるだけ多くオーディオ再生装置20で再生させるようにすることもできる。以下、このような自動更新処理時の転送モードを、“聴きたい曲転送モード”と呼ぶ。
図13は、聴きたい曲転送モードでのオーディオファイルの自動更新処理におけるオーディオサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。
オーディオ再生装置20との接続が確認された後、オーディオサーバ10は、聴きたい楽曲のジャンルの特徴情報を、オーディオ再生装置20から受信する(ステップS101)。オーディオサーバ10のCPU11は、HDD14に蓄積されたオーディオファイルの付加情報を参照し、これらの中から、受信した特徴情報の内容に合致するオーディオファイルを抽出する(ステップS102)。次に、抽出したオーディオファイルの中から、さらに、転送済みフラグが“0”であるファイルをランダムに抽出する(ステップS103)。そして、抽出したオーディオファイルを、オーディオ再生装置20に対して転送する(ステップS104)。
以下、ステップS105〜S108は、図9のステップS63〜S66にそれぞれ対応する。すなわち、オーディオファイルの転送中に、オーディオ再生装置20から空き容量がないことの通知を受けた場合には、そのオーディオファイルの転送が中止される。また、通知を受けずにファイル転送が完了した場合には、そのオーディオファイルに対応する転送済みフラグが“1”とされた後、ステップS103の処理が実行される。
なお、オーディオ再生装置20では、オーディオサーバ10と接続したときに、まず、その時点で設定されていた聴きたい楽曲の特徴情報がオーディオサーバ10に転送され、その後、図8に示したステップS51以降の処理が実行されればよい。
また、以上の処理例では、上記の処理例2−1に倣って、オーディオファイルの転送を受けているオーディオ再生装置20が、空き容量がなくなったときにその旨をオーディオサーバ10に通知するようにしたが、処理例2−2のように、オーディオファイルの転送前に、オーディオサーバ10がオーディオ再生装置20から空き容量の通知を受け、それに応じた分のオーディオファイルを転送するようにしてもよい。
[お気に入り収集モード]
ここでは、オーディオ再生装置20において、ユーザが聴取してみて、特に装置内に残しておく必要がないと感じたオーディオファイルのみを削除する場合の処理について説明する。このような処理により、オーディオ再生装置20内には、ユーザが気に入った楽曲のオーディオファイルが徐々に蓄積されていく。以下、このような動作モードを“お気に入り収集モード”と呼ぶ。
図14は、お気に入り収集モードでのオーディオファイルの再生処理手順を示すフローチャートである。
なお、オーディオ再生装置20には、上述した再生済みフラグの代わりに、自動更新処理時に削除対象とするか否かを示す削除フラグが、各オーディオファイルに対応付けて内部に記憶される。この削除済みフラグは、初期状態では“0”とされる。
オーディオ再生装置20のマイクロプロセッサ22は、不揮発性記録媒体23に蓄積されたもののうち、所定のオーディオファイルをデコードして再生する(ステップS111)。このステップS111では、蓄積されたオーディオファイルからランダムに選択されて再生されてよいし、あるいは、ユーザ操作により選択されたオーディオファイルが再生されてもよい。
オーディオファイルの再生を開始すると、マイクロプロセッサ22は、入力部25の所定の操作キーなどを通じて、再生中のオーディオファイルを自動更新処理時に削除することを要求するためのユーザによる操作入力があったか否かを監視する(ステップS112)。このステップS112における操作入力の監視は、ステップS113において、1つのオーディオファイルの再生が終了した状態となるか、あるいは、ステップS114において、オーディオ再生動作自体が終了されるまでの間、続行される。なお、ステップS113,S114の判定処理は、それぞれ図7のステップS44,S45と同様の処理が行われる。
ユーザによる操作入力が検出されないまま、ステップS113において、オーディオファイルの再生が終了した状態となった場合、マイクロプロセッサ22は、次に再生対象となっているオーディオファイルを選択して、上記と同様に再生処理を実行する(ステップS111)。また、ステップS114において、再生動作自体の終了が要求された場合には、再生動作が終了される。
一方、ステップS112において、ユーザによる操作入力があった場合、マイクロプロセッサ22は、さらに、ステップS113と同様の、オーディオファイルの再生終了状態であるか否かの判定処理(ステップS115)と、ステップS114と同様の、再生動作自体が終了されたか否かの判定処理(ステップS116)とを繰り返す。ステップS116において、再生動作自体の終了が要求された場合には、再生動作が終了される。
また、ステップS115において、オーディオファイルの再生が終了した状態となった場合、マイクロプロセッサ22は、再生していたオーディオファイルに対応する削除フラグを“1”に変化させた後(ステップS117)、次に再生対象となっているオーディオファイルを選択して、上記と同様に再生処理を実行する(ステップS111)。
以上の再生処理では、再生中にユーザの操作入力が行われたオーディオファイルについてのみ、対応する削除フラグが“1”とされる。そして、この後にオーディオ再生装置20がオーディオサーバ10に自動接続されて、自動更新処理が実行される際には、再生済みフラグの代わりに削除済みフラグを参照するようにして、上記の処理例2−1(図8、図9)、あるいは処理例2−2(図10、図11)の処理が実行される。
これにより、オーディオ再生装置20では、ユーザが操作入力により明示的に削除を要求したオーディオファイルのみが、自動更新処理時に削除されるので、例えば、上記の処理例1−2の場合より、より積極的に好みの楽曲のオーディオファイルが残されて、それらをユーザが再度聴くことが可能になる。従って、オーディオ再生装置20において、ユーザが好みの楽曲のオーディオファイルを収集したい場合に適する。一方、削除が要求されたオーディオファイルについては、オーディオサーバ10から転送される新たな未再生ファイルと入れ替えられるので、ユーザは聴いたことのない新たな楽曲を聴くことができるようになる。
なお、以上説明した実施の形態では、再生装置において再生されるコンテンツデータとしてオーディオデータを例示したが、これに限らず、例えば、動画像データや静止画像データなどを適用することもできる。従って、再生装置としても、これらのコンテンツデータを再生可能な携帯型の装置を適用することが可能であり、サーバとしても、これらのコンテンツデータを蓄積して転送可能なPCなどの装置を適用することが可能である。
また、上記の再生装置やサーバにおける処理機能は、それぞれコンピュータによって実現することができる。その場合、これらの処理機能の内容を記述したプログラムが提供される。そして、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、これらの処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録された光ディスクや半導体メモリなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
1……家庭内ネットワーク、2,3……公衆無線ネットワーク、2a,3a,31……アクセスポイント、2b,2c,3b,3c……PC、10……オーディオサーバ、20……オーディオ再生装置、32……LANケーブル

Claims (17)

  1. コンテンツデータを再生する携帯型のコンテンツ再生装置において、
    コンテンツサーバとの間で通信する通信部と、
    前記コンテンツサーバから前記通信部を通じて受信したコンテンツデータを記憶する不揮発性記憶部と、
    前記不揮発性記憶部から読み出したコンテンツデータを再生する再生処理部と、
    前記再生処理部によりコンテンツデータが再生されると、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新する再生識別処理部と、
    前記通信部を通じて前記コンテンツサーバに接続されたことを検出すると、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記不揮発性記憶部から削除した後、前記コンテンツサーバから前記通信部を通じて新たなコンテンツデータを受信し、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納する受信制御部と、
    を有することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記受信制御部は、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記不揮発性記憶部から削除した後、前記不揮発性記憶部の現在の空き容量を前記コンテンツサーバに通知し、通知した空き容量に収まる分のコンテンツデータを受信して、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納することを特徴とする請求項記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記受信制御部は、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記不揮発性記憶部から削除した後、削除したコンテンツデータを識別するコンテンツ識別情報を前記コンテンツサーバに通知し、削除したコンテンツデータの総データ容量分だけの新たなコンテンツデータを受信して、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納することを特徴とする請求項記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記受信制御部は、前記コンテンツサーバから前記通信部を通じて順次コンテンツデータを受信して、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納していき、空き領域がなくなった場合には、そのことを前記コンテンツサーバに通知して、コンテンツデータの受信および格納の処理を終了することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記受信制御部は、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記不揮発性記憶部から削除した後、ユーザが再生したコンテンツの特徴を示す特徴情報を前記コンテンツサーバに通知し、前記特徴情報の内容に合致するコンテンツデータを受信して、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記再生識別処理部は、前記再生処理部によりコンテンツデータが再生されると、そのコンテンツデータを前記不揮発性記憶部に残すか否かを、表示情報によりユーザに通知し、そのコンテンツデータの再生が終了されるまでの間に前記表示情報に応じたユーザからの操作入力が検出されなかった場合にのみ、前記再生識別情報を再生済みを示すように更新することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  7. 前記再生識別処理部は、前記再生処理部によりコンテンツデータが再生されると、そのコンテンツデータを削除すべきデータとするか否かを、表示情報によりユーザに通知し、そのコンテンツデータの再生が終了されるまでの間に前記表示情報に応じたユーザからの操作入力が検出された場合にのみ、前記再生識別情報を再生済みを示すように更新することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記コンテンツサーバに接続したとき、前記受信制御部の制御の下で、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータが前記不揮発性記憶部から削除された後、前記コンテンツサーバから受信した新たなコンテンツデータが前記不揮発性記憶部に格納された場合には、その後に前記再生処理部による再生処理が実行されたときに、前記不揮発性記憶部内のコンテンツデータがランダムに選択されて再生されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  9. 前記再生識別処理部は、前記再生処理部によって、少なくとも、前記不揮発性記憶部内のコンテンツデータがランダムに選択されて再生されている場合に、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  10. コンテンツサーバから送信されたコンテンツデータを、携帯型のコンテンツ再生装置に記録して再生させるコンテンツ再生システムにおいて、
    前記コンテンツ再生装置は、
    前記コンテンツサーバとの間で通信する第1の通信部と、
    前記コンテンツサーバから前記第1の通信部を通じて受信したコンテンツデータを記憶する第1の不揮発性記憶部と、
    前記第1の不揮発性記憶部から読み出したコンテンツデータを再生する再生処理部と、
    前記再生処理部によりコンテンツデータが再生されると、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新する再生識別処理部と、
    前記第1の通信部を通じて前記コンテンツサーバに接続されたことを検出すると、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部から削除した後、前記コンテンツサーバから前記第1の通信部を通じて新たなコンテンツデータを受信し、前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納する受信制御部と、
    を有し、
    前記コンテンツサーバは、
    前記コンテンツ再生装置との間で通信する第2の通信部と、
    コンテンツデータを記憶する第2の不揮発性記憶部と、
    前記第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータのそれぞれが、前記コンテンツ再生装置に対して送信されたか否かを管理するコンテンツ管理部と、
    前記第2の通信部を通じて前記コンテンツ再生装置に接続されたことを検出すると、前記コンテンツ管理部を参照して、前記第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータの中から送信済みでないコンテンツデータを抽出して、前記コンテンツ再生装置に送信する送信制御部と、
    を有することを特徴とするコンテンツ再生システム。
  11. 前記コンテンツサーバの前記送信制御部は、前記第2の通信部を通じて前記コンテンツ再生装置に接続されたことを検出すると、前記第2の不揮発性記憶部に記憶された、送信済みでないコンテンツデータの中からランダムに選択して、前記コンテンツ再生装置に送信することを特徴とする請求項10記載のコンテンツ再生システム。
  12. 前記コンテンツ再生装置の前記受信制御部は、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部から削除した後、前記第1の不揮発性記憶部の現在の空き容量を前記コンテンツサーバに通知して、通知後に前記コンテンツサーバから受信したコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納し、
    前記コンテンツサーバの送信制御部は、前記第2の通信部を通じて前記コンテンツ再生装置に接続されたことを検出した後、前記コンテンツ再生装置から空き容量を受信し、前記第2の不揮発性記憶部に記憶された送信済みでないコンテンツデータの中から、受信した空き容量に収まる分のコンテンツデータを、前記コンテンツ再生装置に送信することを特徴とする請求項10または11記載のコンテンツ再生システム。
  13. 前記コンテンツ再生装置の前記受信制御部は、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部から削除した後、削除したコンテンツデータを識別するコンテンツ識別情報を前記コンテンツサーバに通知して、通知後に前記コンテンツサーバから受信したコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納し、
    前記コンテンツサーバの送信制御部は、前記第2の通信部を通じて前記コンテンツ再生装置に接続されたことを検出した後、前記コンテンツ再生装置から前記コンテンツ識別情報を受信し、当該コンテンツ識別情報に対応する前記第2の不揮発性記憶部内のコンテンツデータのデータ量を基に、前記第1の不揮発性記憶部に新たに生じた空き容量を計算し、前記第2の不揮発性記憶部に記憶された送信済みでないコンテンツデータの中から、算出した空き容量に収まる分のコンテンツデータを、前記コンテンツ再生装置に送信することを特徴とする請求項10または11記載のコンテンツ再生システム。
  14. 前記コンテンツ再生装置の前記受信制御部は、前記コンテンツサーバから前記第1の通信部を通じて順次コンテンツデータを受信して、前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納していき、空き領域がなくなった場合には、そのことを前記コンテンツサーバに通知して、コンテンツデータの受信および格納の処理を終了し、
    前記コンテンツサーバの前記送信制御部は、前記コンテンツ再生装置から空き領域がなくなったことが通知されるまで、前記第2の不揮発性記憶部から送信済みでないコンテンツデータを順次抽出して前記コンテンツ再生装置に送信することを特徴とする請求項10または11記載のコンテンツ再生システム。
  15. 前記コンテンツ再生装置の前記受信制御部は、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部から削除した後、ユーザが再生したコンテンツの特徴を示す特徴情報を前記コンテンツサーバに通知して、通知後に前記コンテンツサーバから受信したコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納し、
    前記コンテンツサーバの前記送信制御部は、前記第2の通信部を通じて前記コンテンツ再生装置に接続されたことを検出した後、前記コンテンツ再生装置から前記特徴情報を受信し、前記第2の不揮発性記憶部に記憶された送信済みでないコンテンツデータの中から、それらのコンテンツデータに付加された付加情報を基に、受信した前記特徴情報の内容に合致するコンテンツデータを抽出して、前記コンテンツ再生装置に送信することを特徴とする請求項10記載のコンテンツ再生システム。
  16. コンテンツサーバから受信したコンテンツデータを記憶して再生する携帯型のコンテンツ再生装置におけるコンテンツ自動受信方法であって、
    再生識別処理部が、不揮発性記憶部から読み出したコンテンツデータが再生されると、再生されたコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新するステップと、
    受信制御部が、通信インタフェースを通じて前記コンテンツサーバに接続されたことを検出すると、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記不揮発性記憶部から削除した後、前記コンテンツサーバから前記通信インタフェースを通じて新たなコンテンツデータを受信し、前記不揮発性記憶部の空き領域に格納するステップと、
    を含むことを特徴とするコンテンツ自動受信方法。
  17. コンテンツサーバから送信されたコンテンツデータを、携帯型のコンテンツ再生装置に記録して再生させるコンテンツ再生システムにおけるコンテンツ自動転送方法であって、
    前記コンテンツ再生装置が、当該コンテンツ再生装置が備える第1の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータを再生すると、再生したコンテンツデータに対応する再生識別情報を再生済みを示すように更新するステップと、
    前記コンテンツサーバが、当該コンテンツサーバが備える第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータのそれぞれについて、前記コンテンツ再生装置に送信されたか否かを送信管理情報により管理するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記コンテンツサーバと接続されたことを検出すると、対応する前記再生識別情報が再生済みを示しているコンテンツデータを前記第1の不揮発性記憶部から削除するステップと、
    前記コンテンツサーバが、前記コンテンツ再生装置と接続されたことを検出すると、前記送信管理情報を参照して、前記第2の不揮発性記憶部に記憶されたコンテンツデータの中から送信済みでないコンテンツデータを抽出して、前記コンテンツ再生装置に送信するステップと、
    前記コンテンツ再生装置が、前記コンテンツサーバから受信したコンテンツデータを、前記第1の不揮発性記憶部の空き領域に格納するステップと、
    を含むことを特徴とするコンテンツ自動転送方法。
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