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JP2010097836A - 電池パック、それを電源として用いた電子機器、及び電池パック用ケース - Google Patents

電池パック、それを電源として用いた電子機器、及び電池パック用ケース Download PDF

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JP2010097836A
JP2010097836A JP2008268165A JP2008268165A JP2010097836A JP 2010097836 A JP2010097836 A JP 2010097836A JP 2008268165 A JP2008268165 A JP 2008268165A JP 2008268165 A JP2008268165 A JP 2008268165A JP 2010097836 A JP2010097836 A JP 2010097836A
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battery pack
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fire extinguisher
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Shunsuke Yasui
俊介 安井
Takuya Nakajima
琢也 中嶋
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】電池パック用ケース内の他の電池への類焼を防止して、電池パックとしての発火を抑止する。
【解決手段】電池パック用ケース1と、第1の電池2と、第1の電池2に対して逆向きに配置された第2の電池2と、消火剤が封入され、第1の電池2及び第2の電池2に隣接するように配設された消火剤タンク3と、両電池2を直列に接続する接続板4とを備える。接続板4は、消火剤タンク3の壁面に当接または近接されていて、第1の電池2及び第2の電池2のうちの何れかの発熱に応じて、消火剤タンク3の壁面を溶かして、消火剤を放出させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池パック、それを電源として用いた電子機器、及び電池パック用ケースにおいて、特に異常時対策を施した構成に関するものである。
電子機器、例えば自動車においては、その動力源として用いた駆動モータを、電池パックからの電力で駆動するものが開発され、省エネルギーの観点から脚光を浴びている。そして、年々、機器のサイズ、出力は増加、拡大傾向にあり、多くの電池を組み込む電池パックは特に安全性を満たすことが要求されている。
従来、ケース内に複数の電池が収容された電池パックが知られている。この電池パックは、図8(a)〜(c)に示すように、ケース70内で互いに逆向きに配置された第1の電池71と第2の電池72とを有している。そして、平板状の接続板73により、隣り合う正極と負極とを接続することにより、第1の電池71と第2の電池72とが直列に接続されている。このため、第1の電池71の封口板71aのすぐ側方に第2の電池72の電池ケース底面72aが位置している。(特許文献1参照)
特開2003−331803号公報
前記従来の電池パックでは、第1の電池71の封口板71aと第2の電池72の電池ケース底面72aとが隣接する配置となっているため、ケース70を電池71,72の長手方向に大きくならないようにすることができ、電池パックの小型化という面から見ると有利である。しかしながら、このように第1の電池71の封口板71aに隣接して第2の電池72の電池ケースが存在する場合において、封口板71aには通常ガス排出口が設けられていてこのガス排出口を通して炎が噴出すると、第1の電池71の発火によって第2の電池72に類焼してしまう虞がある。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電池パック用ケース内の他の電池への類焼を防止して、電池パックとしての発火を抑止することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、電池パック用ケースと、前記電池パック用ケース内に配置された第1の電池と、前記電池パック用ケース内において、前記第1の電池と逆向きに配置された第2の電池と、消火剤が封入され、少なくとも前記第1の電池及び前記第2の電池に隣接するように配設された消火剤タンクと、前記第1の電池及び前記第2の電池のうちの何れかの発熱に応じて、前記消火剤タンクの消火剤を放出させる開放手段と、を備えている電池パックである。
本発明の電池パックでは、電池パック用ケース内において第1の電池と第2の電池とが互いに逆向きに配設されていて、これらの電池に隣接するように消火剤タンクが配設されている。そして、第1又は第2の電池が異常発熱した場合には、この発熱に応じて消火剤タンクの一部が開放手段によって開放されて、消火剤が電池に向かって放出される。このため、異常発熱した電池に隣接する電池が逆向きに配設さていても、隣接する電池への類焼を防止することができる。これにより万が一、予期せぬ異常モードによる異常発熱、発火があってもそれを最小限の空間で消火することができ、安全性を満たすことができるものである。
ここで、前記消火剤タンクの壁面は、所定以上の熱で溶ける合成樹脂により形成され、前記開放手段は、前記消火剤タンクの壁面に当接または近接される部位を有し、前記第1の電池と前記第2の電池とを電気的に接続する接続部材により構成されていてもよい。
この態様では、電池が発熱すると、その熱を接続部材が消火剤タンクの壁面へ伝達する。そして、所定以上の熱が消火剤タンクの壁面に伝達されると、壁面が溶けて消火剤が放出される。したがって、第1電池と第2電池とを接続する接続部材によって消火剤タンクの壁面が加熱されるようになっているので、部材の追加を抑えつつ、安全性を高めることができる。
また、前記開放手段は、バイメタルからなる操作体と、前記操作体に固定された針と、により構成されていてもよい。
この態様では、電池の温度が異常に上昇した場合に、その熱によってバイメタルからなる操作体が変形することにより、操作体に固定された針が消火剤タンクの壁面を突き破って実質的に開放し、これにより消火剤を放出することができる。したがって、昇温検知用の通電を伴うことなく、電池の熱を感知することができる。
また、前記開放手段は、形状記憶合金からなる操作体と、前記操作体に固定された針とにより構成されていてもよい。
この態様では、電池の温度が異常に上昇した場合に、その熱によって操作体が変形することにより針が消火剤タンクの壁面を突き破って実質的に開放し、これによって消火剤を放出することができる。したがって、昇温検知用の通電を伴うことなく、電池の熱を感知することができる。
また、前記開放手段は、温度検出素子と、この温度検出素子による所定以上の検出温度によって通電され前記消火剤タンクの壁面が溶ける程度に加熱するヒータとにより構成されていてもよい。
この態様では、電池の温度が異常に上昇した場合に、温度検出素子がそれを検知し、ヒータを加熱させる。これにより消火剤タンクの壁面を開放され、消火剤を放出することできる。
また、前記開放手段は、温度検出素子と、この温度検出素子の所定以上の検出温度により前記消火剤タンクを開放する弁とにより構成されていてもよい。
この態様では、電池の温度が異常に上昇した場合に、温度検出素子がそれを検知し、消火剤タンクの弁を開放させる。この開放により消火剤を放出することができる。
本発明は、電池パック用ケースと、前記電池パック用ケース内に配置された第1の電池と、前記電池パック用ケース内において、前記第1の電池と逆向きに配置された第2の電池と、消火剤が封入され、少なくとも前記第1の電池及び前記第2の電池に隣接するように配設された消火剤タンクと、を備え、前記消火剤タンクの壁面は、前記第1の電池及び前記第2の電池のうちの何れかが発した所定以上の熱で溶ける合成樹脂によって構成されている電池パックである。
この電池パックでは、電池パック用ケース内において第1の電池と第2の電池とが互いに逆向きに配設されていて、これらの電池に隣接するように消火剤タンクが配設されている。そして、消火剤タンクの壁面が所定以上の熱で溶ける合成樹脂により形成されている。このため、第1又は第2の電池が異常発熱したとしても、その昇温した電池に対向する消火剤タンクの壁面が溶けることで消火剤タンクを実質的に開放させる。このため、温度上昇している電池に確実に消火剤を供給することができ、安全性の高いものとなる。そして、異常発熱した電池に隣接する電池が逆向きに配設されていても、隣接する電池への類焼を防止することができる。
本発明の電池パックにおいて、前記第1の電池及び前記第2の電池の封口板は、封口板本体と、この封口板本体から突出し且つガス排出口を有する突出部とを有し、前記第2の電池の底面が前記第1の電池の前記封口板本体よりも底面側に位置するように段差を設けて配置されていてもよい。
この態様では、ケース内で互いに逆向きに配置された2つの電池のうち、一方の電池(第2の電池)の電池ケース底面が、他方の電池(第1の電池)の封口板本体に対して電池ケース底面側に位置している。このため、第1の電池のガス排出口から何らかの原因で炎が出ることがあったとしても、その炎が第2の電池の電池ケースに直接ふりかかることを抑制することができる。しかも、その炎による熱によって消火剤タンクを実質的に開放するので、第2の電池への類焼を回避し易くすることができ、電池パックとしての発火を抑止することができる。
また、本発明の電池パックにおいて、前記第1の電池と前記第2の電池との間には、耐熱性の炎遮断部材が設けられていてもよい。
この態様では、第1の電池と第2の電池との間に炎遮断部材が配置されているため、例えば第1の電池のガス排出口から何らかの原因で炎が出ることがあったとしても、その炎が第2の電池の電池ケースに直接ふりかかることを抑制することができ、一方の電池から他方の電池への類焼をより効果的に抑制することができる。また、電池ケースの底面が隣の電池の封口板本体よりも引っ込むように両電池が配置されている場合には、仮に炎遮断部材が焼損することがあったとしても、効果的に類焼を防止することができる。
この好ましい態様において、前記開放手段は、前記消火剤タンクの壁面に当接または近接される部位を有し、前記第1の電池と前記第2の電池とを電気的に接続する接続部材により構成され、前記第1の電池及び前記第2の電池の封口板は、封口板本体と、この封口板本体から突出し且つガス排出口を有する突出部とを有し、前記第1の電池の底面と前記第2の電池の封口板の前記突出部とが略同じ位置になるように配置され、前記接続部材は前記炎遮断部材が位置する部分で外側に凸状に形成されていてもよい。
この態様では、例えば第1の電池のガス排出口から何らかの原因で炎が出ることがあったとしても、炎遮断部材によって第2の電池に炎が直接ふりかかることを抑制することが出来る。また熱伝導によって第2の電池が類焼すること抑制することが出来る。しかも、炎遮断部材の位置する部分で接続部材が凸状に形成されているので、接続部材が炎遮断部材の邪魔になることもない。
前記炎遮断部材は、少なくともその表面が絶縁性を有する金属製または耐熱性樹脂からなるものであるのが好ましい。この態様では、炎遮断部材による類焼を確実に防止することができる。
また、前記炎遮断部材は、両電池の前記封口板のガス排出口突出部よりも外側に超えない範囲に設けられているのが好ましい。この態様では、より小型化を狙うことができる構造となる。
また、前記炎遮断部材は、前記接続部材と接触しているのが好ましい。この態様では、接続部材の間から入り込もうとする炎の侵入を防ぐことができる。
また、前記消火剤は、前記消火剤タンク内に加圧状態で充填されているのが好ましい。この態様では、電池が異常昇温した場合に、当該電池に勢いよく消火剤を噴出させることができるので、安全性をより高めることができる。
また、前記消火剤タンクは、電池毎に独立して設けられていてもよい。この態様では、温度上昇する電池毎の安全性を高めることができる。
本発明は、前記電池パックを、電源として用いた電子機器である。この電子機器によれば、安全性を高めることができる。
また、本発明は、前記電池パックに用いられる電池パック用ケースであって、前記第2の電池の底面が前記第1の電池の前記封口板本体よりも底面側に位置するように段差を設けて各電池を保持する電池保持リブが設けられている電池パック用ケースである。この電池パック用ケースによれば、安全性の高い電池パックの組立てが容易になる。
以上説明したように、本発明によれば、電池パック用ケース内の他の電池への類焼を防止でき、また出た炎を最小限の体積にて消火することが可能となる。これにより電池パックとしての発火を抑止することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は、電子機器の一例として用いた自動車の動力用モータを駆動するための電池パックを示している。この図1は、電池パックの内部を側方から見た図である。
第1実施形態の電池パックは、図1に示すように、電池パック用ケース1と、この電池パック用ケース1内に配設された複数の電池2と、これら複数の電池2それぞれに対向する横長形状の消火剤タンク3と、を備えている。この電池パックでは、5つの電池2が図1において縦方向(上下方向)に長くなる姿勢で横方向(水平方向)に並ぶように配置され、消火剤タンク3はケース1内において電池2の長手方向における各電池2の外側(図1における上側及び下側)にそれぞれ配設されている。そして、消火剤タンク3は、横方向に並んだ全ての電池2に亘る大きさを有している。したがって、消火剤タンク3は、各電池2の端部に隣接するように配設されている。
電池パック用ケース1は、図示していないが、例えば自動車のエンジンルーム内に設置される。この電池パックでは、互いに隣り合う2つの電池2が、接続部材としての接続板4によって直列接続されており、この状態で得られる電圧を昇圧器(図示せず)により昇圧し、自動車の動力用モータ(図示せず)が駆動される。なお、接続板4は、3つ以上の電池2を電気的に接続する構成としてもよく、あるいは、電池2を並列接続する構成としてもよい。
消火剤タンク3は、一方向に長い形状で中空の容器を備えている。容器は、電池2の発熱等による異常温度上昇により軟化し、やがては溶ける、例えばポリプロピレン等の合成樹脂により形成されている。この容器の内部には消火剤5が加圧状態で封入されている。「消火剤5を加圧状態で封入する」とは、下記の(1)及び(2)の場合があり得るが、本実施形態では(2)番目の場合を採用している。
(1)消火剤タンク3の容器内に消火剤5を圧入することにより、容器を、その合成樹脂の弾力性を利用して押し広げ、その状態で容器内に消火剤5を一杯に封入する。
(2)図1に示す如く、消火剤タンク3の容器内に消火剤5を容積の約90%〜95%の状態で入れた後に、その液面上に空気を圧入することにより、容器をその合成樹脂の弾力性を利用して押し広げた状態で封入する。
消化剤5としては、水、保冷材等を例示することができる。保冷材の成分は、例えば水98%、添加剤2%とすることができ、添加剤の内訳は、例えば、CMC(安定剤)、防腐剤、着色剤(青色1号)とすることができる。
接続板4は、互いに隣り合う電池2,2同士を電気的に接続するものである。本実施形態では、隣り合う電池2,2が互いに逆向きとなるように配設されているので、接続板4の一端部は、一方の電池(第1の電池)2の正極に接続され、接続板4の他端部は、もう一方の電池(第2の電池)2の負極に接続されている。
接続板4は、消火剤タンク3の消火剤5を放出させる開放手段としても機能し得る。具体的には、消火剤タンク3の容器壁面が熱で溶ける合成樹脂により形成されており、接続板4は、当該接続板4に繋がっている電池2とそれに対向する消火剤タンク3との間に配置されていて、その一部が、消火剤タンク3における電池側の壁面に当接又は近接している。そして、接続板4は、これらの電池2の発熱に応じて、消火剤タンク3を実質的に開放させる。すなわち、電池2の異常発熱によって接続板4が加熱されると、この接続板4の熱によって消火剤タンク3の容器壁面の一部を開放させて、容器内に封入された消火剤5を放出させる。言い換えると、接続板4は、対応する電池2の発熱を感知できる。
このため、何らかの異常事態の発生で、電池2が異常に温度上昇した場合には、それに近接する消火剤タンク3の容器壁面が溶けることで開放し、この結果、異常温度上昇している電池2に向けて消火剤5が集中して噴出され、これにより異常温度上昇を止める。したがって、本実施形態の電池パックでは、安全性を高めることができるものとなる。
そして、複数の電池2を電気的に接続する接続板4が消火剤タンク3の壁面に当接又は近接されており、この接続板4は、温度上昇している電池2の熱を消火剤タンク3に伝達し易い。その結果として安全性の高いものとなっている。
また、消火剤タンク3には、消火剤5が上述のごとく圧入されているので、消火剤5は、異常温度上昇している電池2に勢いよく噴出されることになる。
ここで、電池パック内の電池2の配置及び固定方法について詳細に説明する。
図2に示すように、電池パック用ケース1は、矩形箱型に形成されていて、上面が開放された下ケース54と、この下ケース54に被せられる上ケース53とを備えている。そして、上ケース53と下ケース54とを結合して得られる内部が空洞の電池パック用ケース1内に複数の電池2が配設されている。
電池2は何れも同じものであり、図3に示すように、各電池2は、それぞれ一端が開放された円筒状の電池ケース22と、この電池ケース22の一端を塞ぐ封口板24とを有している。封口板24は正極を構成し、電池ケース22は負極を構成している。そして、電池2は、例えば直径約18mm、高さ約65mmの大きさであり、その内部に比較的に多くの電解液が封入され、エネルギー密度が150Wh/kg程度とされている。なお電池2には、図示省略しているが、電池ケース22を径方向の外側から囲繞する絶縁性のカバーが被せられている。
封口板24は、電池ケース22の一端に図略の絶縁材を介装した状態で結合される封口板本体24aと、この封口板本体24aから電池2の長手方向外側に突出する突出部24bとを備えている。突出部24bは、その突出高さが1〜2mm程度であり、その側面にはガス排出口24cが設けられている。ガス排出口24cは、何らかの原因によって電池2内で生じた高圧ガスを排出する安全弁として設けられるものであり、通常閉鎖されている。
前述したように、各電池2は、隣接する電池2と逆向きになる姿勢で配設されている。すなわち、各電池2は何れも互いに平行に配設されており、例えば図4の右端の電池2は、図の上向き、すなわち突出部24bが図の上を向き、電池ケース22の底面22aが図の下を向く姿勢で配設されている。そして、この右端の電池2の隣に配置される電池2は、図の下向き、すなわち突出部24bが図の下を向き、電池ケース22の底面22aが図の上を向く姿勢で配設されている。さらに、その隣の電池2は上向きに配設され、その次の電池2は下向きというように、互いに隣り合う電池2は、互いに反対方向を向いている。
そして、ある1つの電池(第1の電池)2に対し、その隣の逆向きの電池(第2の電池)2は、電池2の長手方向に少し位置ずれしている。具体的には、第1の電池2は、その電池ケース22の底面22aが第2の電池2の封口板本体24aよりも第2の電池2における電池ケース22の底面22a側に位置するように段差を設けて配置されている。言い換えると、電池ケース22の底面22aが、隣の電池2の封口板本体24aよりも電池2の長手方向内側となり、封口板本体24aが、隣の電池2の電池ケース22の底面22aよりも長手方向外側に位置している。
電池パック用ケース1には、両電池2をこのような位置関係に保持する電池保持リブ28が設けられている。電池保持リブ28は、電池2を長手方向の両側から挟み込むように配置されており、電池2の封口板本体24aに当接する電池保持リブ28と電池ケース22の底面22aに当接する電池保持リブ28とからなる。封口板本体24aに当接する電池保持リブ28は、電池ケース22の底面22aに当接する電池保持リブ28よりも、電池2の長さ方向外側に配設されている。電池2は接続板4によって互いに結合されるため、接続板4によって位置関係が決まるが、接続板4は撓むこともあるため、電池保持リブ28によって電池2の位置決めを確実なものとしている。
接続板4は、例えば突出部24bの外径と同程度の幅を有しており、一端部が一方の電池2の正極に固定(溶接)される一方、他端部が他方の電池2の負極に固定(溶接)されている。この電池2の正極に接続される接続板4の一端部は、一方の電池2の突出部24bの先端面に沿って延びており、接続板4の他端部は他方の電池2の電池ケース22の底面22aに沿って延びている。そして、接続板4は、この一端部と他端部との間の中間部位に段差部4aが形成されている。すなわち、突出部24bの先端面と電池ケース22の底面22aとが電池2の長手方向に位置ずれしているので、それ位置ずれ量に応じた段差部4aが接続板4に設けられている。段差部4aは、接続板4を2箇所で厚み方向に折り曲げることによって形成されて、電池長手方向に延びる形状となっている。なお、接続板4は、電池2をケース1内にセットする前に電池2に接続するようにしておく。
電池2の長手方向(図4の上下方向)において、電池ケース22の底面22aは、隣の電池2の封口板本体24aから5mm以上位置ずれしている。5mm以上位置ずれさせることにより、突出部24bのガス排出口24cから何らかの原因で炎が出ることがあっても、その炎によって電池ケース22の底面22aが類焼を誘発する程度に加熱されることを抑制することができる。つまり、炎は封口板本体24aに沿って噴出するので、隣の電池2の底面22aに直接ふりかかることが困難となり、類焼し難くなる。
電池2,2間には、炎遮断部材33が設けられている。炎遮断部材33は、互いに隣り合う電池2間の間隙に配置されるとともに、電池2の長手方向に延びる形状となっている。
炎遮断部材33は、耐熱性のある樹脂製である。例えばガラス繊維の入ったフェノール樹脂等が該当する。そして、水酸化マグネシウム、水和アルミナ等の吸熱性のある充填材や、臭素系やリン系の難燃剤を含有させることにより、難燃性を高めることができる。
炎遮断部材33は、電池2の長手方向において、近接する封口板24の突出部24bを外側に超えない範囲に配置されている。このように、炎遮断部材33の外端部が電池2の長手方向において封口板24の突出部24bを外側に超えない範囲に配置できるのは、前述したように、電池ケース22の底面22aが隣接する電池2の封口板本体24aよりも電池2の長手方向において内側に位置しているからである。つまり、封口板24の突出部24bの側面にガス排出口24cが設けられていて、このガス排出口24cから炎が噴出して炎遮断部材33を超えることがあったとしても、電池ケース22の底面22aが封口板本体24aよりも内側に位置しているため、炎は隣の電池2の電池ケース22に届き難くなる。また炎遮断部材33が焼損した場合でも炎は電池ケース22に届き難い。したがって、炎遮断部材33の外端部が封口板24の突出部24bを超える範囲に設けなくても隣接する電池2への類焼を抑制することができる。
炎遮断部材33は、電池2の側面に沿って配設される縦部33aと、突出部24bを外側に超えない範囲に位置する縦部33aの外端部から縦部33aとは直交する方向に突出する横部33bとを有する。横部33bは、電池ケース22の底面22aと平行になっていて、横部33bの先端部は接続板4と接触している。これにより、ガス排出口24cから炎が噴出することがあったとしても、電池ケース22の底面22aに届き難くなっている。
以上説明したように、本実施形態では、電池パック用ケース1内において第1の電池2と第2の電池2とが互いに逆向きに配設されていて、これらの電池2,2に隣接するように消火剤タンク3が配設されている。そして、第1又は第2の電池2,2が異常発熱した場合には、この発熱に応じて消火剤タンク3の一部が開放手段によって開放されて、消火剤5が電池2に向かって放出される。このため、異常発熱した電池2に隣接する電池2が逆向きに配設さていても、隣接する電池2への類焼を防止することができる。これにより万が一、予期せぬ異常モードによる異常発熱、発火があってもそれを最小限の空間で消火することができ、安全性を満たすことができる。
特に本実施形態では、電池2が異常発熱した場合には、その熱を接続板4が消火剤タンク3の壁面へ伝達する。そして、所定以上の熱が消火剤タンク3の壁面に伝達されると、壁面が溶けて消火剤5が放出される。すなわち、第1電池2と第2電池2とを接続する接続板4が開放手段としても機能し、接続板4の熱によって消火剤タンク3の壁面が加熱されるようになっている。このため、部材の追加を抑えつつ、安全性を高めることができる。
また本実施形態では、消火剤5が消火剤タンク3に加圧状態で充填されているので、電池2が異常昇温した場合に、当該電池2に勢いよく消火剤5を噴出させることができる。したがって、安全性をより高めることができる。
また本実施形態では、ケース1内で互いに逆向きに配置された2つの電池2のうち、一方の電池2の電池ケース22の底面22aが、電池2の長手方向において他方の電池2の封口板本体24aよりも内側に位置している。このため、電池2のガス排出口24cから何らかの原因で炎が出ることがあったとしても、その炎が隣の電池2の電池ケース22に直接ふりかかることを抑制することができる。しかも、その炎による熱によって消火剤タンク3を実質的に開放するので、隣の電池2への類焼を回避し易くすることができ、電池パックとしての発火を抑止することができる。
さらに本実施形態では炎遮断部材33が設けられているので、電池2から噴出した炎が隣の電池2に及び難くなっており、一方の電池2から他方の電池2への類焼をより効果的に抑制することができる。また、仮に炎遮断部材33が焼損することがあったとしても、電池ケース22の底面22aが引っ込むように両電池2が配置されているので、炎遮断部材33の焼損時によってもより効果的に類焼を防止することができ、また消火剤5によって鎮火することもできる。
また本実施形態では、炎遮断部材33が電池2の長さ方向において両電池2の突出部24bを外側に超えない範囲に設けられているので、電池パック用ケース1が大型化するのを防止することができる。しかも、電池2の長さ方向において電池ケース22の底面22aが隣の電池2の封口板本体24aよりも内側になるように複数の電池2が配置されているので、炎遮断部材33が突出部24bを外側に超えない範囲に設けられる構成であっても、一方の電池2の封口板24の突出部24bから噴出した炎が他方の電池2の電池ケース22に到達するのを抑制することができる。これにより、より小型化を狙うことができる構造を実現しつつ、炎遮断部材33によって類焼を効果的に防止することができる。
また本実施形態では、炎遮断部材33が接続板4と接触しているので、炎遮断部材33と接続板4との間から入り込もうとする炎の侵入を防ぐことができる。
また本実施形態の電池パック用ケース1では、電池保持リブ28が設けられているので、電池パックの振動等によっても電池2を所定位置に確実に保持することができる。
なお、第1実施形態では、接続板4が消火剤タンク3の壁面に当接又は近接し、消火剤タンク3の消火剤5を放出させる開放手段として機能する構成としたが、消火剤タンク3の容器が電池2の異常発熱時の熱を直接受けても溶けるような合成樹脂で構成されていれば、接続板4が消火剤タンク3の壁面に当接又は近接していなくもよい。
また、消火剤タンク6は、電池2の数に対応した数だけ設けられ、各消火剤タンク6が電池2ごとにそれぞれ独立した構成としてもよい。この場合には、温度上昇する電池2ごとの安全性を高めることができる。
(第2実施形態)
図5は本発明の第2実施形態を示している。この第2実施形態における電池パックは、電池パック用ケース1と、この電池パック用ケース1内に設けられた複数の電池2と、消火手段7とを備えている。
電池パック用ケース1は、図示していないが、自動車のエンジンルーム内に設置される。この電池パックでは、互いに隣り合う2つの電池2が、接続部材としての接続板4によって直列接続または並列接続されており、この状態で得られる電圧を昇圧し、自動車の動力用モータ(図示せず)が駆動される。
消火手段7は、図5に示すように、互いに独立した複数の消火剤タンク6を有しており、各消火剤タンク6は、それぞれ複数の電池2に対向している。すなわち、消火剤タンク6は、2つ以上の電池2に対応するように配設されている。消火剤タンク6は個々には独立した構成となっているが、消火手段7は全体としては水平方向において一体化されている。なお、消火剤タンク6は、電池2ごとにそれぞれ独立して設けられるようにしてもよい。この場合には、温度上昇する電池2ごとの安全性を高めることができる。
また、消火剤タンク6とそれに対向する電池2との間には、対応する電池2の熱を感知して消火剤タンク6を実質的に開放する開放手段8が設けられている。開放手段8は、消火剤タンク6の数に応じた数だけ設けられている。
開放手段8は、図6に示すように、一端側が電池パック用ケース1に固定されたバイメタルからなる操作体9と、この操作体9に固定された針10とを備えている。すなわち、開放手段8は、実施形態1と異なり、接続板4と別個に設けられている。
各操作体9は、電池2に当接した状態で設置されており、したがって該当する電池2が異常温度上昇すると、消火剤タンク6側に大きく伸び、その結果として針10が消火剤タンク6の容器壁面を破裂させて消火剤タンク6を開放させる。
消火剤タンク6の容器はゴム製で、その内部には消火剤5が加圧状態で充填されており、またその液面上には加圧空気層5aが存在する。さらに、この消火剤タンク6の容器は薄肉状態とされているので、上記該当する電池2が異常温度上昇し、針10が消火剤タンク6に突き刺さると、容器を大きく破裂開放させ、その結果として消火剤5を勢い良く該当する電池2に噴出させる。したがって、本第2実施形態の電池パックも安全性の高いものとなっている。
なお、この消火剤タンク6は、消火剤5と空気が加圧状態で充填された後に、上面開口に設けられた蓋11によって気密性を有した状態で容器を閉塞している。
また、消火剤タンク6は、電池パック用ケース1に設けられた保持板12によって保持されている。この保持板12には、針10の延長路上に、バイメタル9を挿通可能な大きさの開口13が設けられている。
以上説明したように、第2実施形態では、電池2の温度が異常に上昇した場合に、その熱によってバイメタル9が変形することにより、バイメタル9に固定された針10が消火剤タンク6の壁面を突き破って実質的に開放し、これにより消火剤5を放出することができる。したがって、昇温検知用の通電を伴うことなく、電池2の熱を感知することができる。
なお、本第2実施形態では、開放手段8をバイメタルからなる操作体9と、この操作体9に固定された針10とにより構成したが、この開放手段8として例えば次の(A)〜(C)のようなものが利用できる。
(A)開放手段8は、形状記憶合金よりなる操作体9と、この操作体9に固定された針10とにより構成されていてもよい。すなわち、図6のバイメタルからなる操作体9に代えて形状記憶合金よりなる操作体9を設けたものである。この形態では、該当する電池2が異常温度上昇すると、操作体9が形状記憶状態に戻って、針10を消火剤タンク6の壁面に突き刺させ、大きく破裂開放させる。この結果、消火剤5が勢い良く、該当する電池2に噴出されることになる。
(B)開放手段8は、温度検出素子と、この温度検出素子による検出温度により通電されるヒータ(図示せず)とにより構成されていてもよい。すなわち、図6のバイメタル9に代えて温度検出素子(図示せず)が設けられる。この形態では、温度検出素子により該当する電池2の異常温度上昇を検出すると、ヒータに通電され、このヒータに当接する消火剤タンク6の底面又は側面をヒータの熱により大きく破裂開放させる。この結果、消火剤5は勢い良く、該当する電池2に噴出されることになる。
(C)開放手段8は、温度検出素子と、温度検出素子の検出温度により消火剤タンク6を開放する弁とにより構成されていてもよい。すなわち、図6の操作体9に代えて温度検出により開放する弁(図示せず)が設けられる。この形態では、該当する電池2が異常温度上昇すると、弁を開放し、消火剤5を勢い良く、該当する電池2に噴出させる。
すなわち、消火剤タンクを実質的に開放させる態様としては、熱で容器を溶けさせて消火剤を放出させる態様、容器を物理的に破壊して消火剤を放出させる態様、及び容器に開口が形成されていて、この開口を弁体で開放して消火剤を放出させる態様等が、可能である。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記実施形態では、封口板24を正極、電池ケース22を負極としたが、これとは逆に、封口板24が負極、電池ケース22が正極となるように電池2を構成してもよい。
また前記実施形態では、電池2が5つ設けられる構成を示したが、少なくとも2つの電池が配設されているものであればよい。また、電池2は横に一列に並べられる構成に限られず、複数列に並ぶ構成としてもよい。
また前記実施形態では、炎遮断部材33は、耐熱性のある樹脂製としたが、これに代えて、炎遮断部材33は、金属又はセラミックによって構成してもよく、あるいはアラミド繊維等の難燃繊維によって構成してもよい。また、炎遮断部材33を省略してもよい。
また前記実施形態では、電池ケース22の底面22aが、その隣の電池2の封口板本体24aよりも底面側に位置する構成としたが、これに代え、図7に示すように、電池2の底面22aがその隣の電池2の封口板24の突出部24bと略同じ位置になるように配置されていてもよい。この場合、炎遮断部材33は、電池ケース22の底面22aよりも外側まで配設させることが必要である。そして、接続板4は炎遮断部材33が位置する部分で外側に凸状に形成されていて、この部位で消化剤タンク3に接触又は近接している。
この形態では、例えば第1の電池2のガス排出口24cから何らかの原因で炎が出ることがあったとしても、炎遮断部材33によって第2の電池2に炎が直接ふりかかることを抑制することが出来る。また熱伝導によって第2の電池2が類焼すること抑制することが出来る。しかも、炎遮断部材33の位置する部分で接続板4が凸状に形成されているので、接続板4が炎遮断部材33の邪魔になることもない。
なお、図7の炎遮断部材33は、その長さ方向(図7の上下方向)に2つに分割されている形態を示しているが、これに限られるものではない。
以上のごとく本発明は、異常温度上昇した電池に対応する部分の消火剤タンクから確実に消火剤を噴出することができ、安全性の高い電池パックを達成できるものである。したがって、各種電子機器、例えば自動車、非常用電力設備等に活用が期待されるものとなる。
本発明の第1実施形態に係る電池パックのケース内を示す側面図である。 前記電池パックの斜視図である。 前記電池パックに収納される電池の部分斜視図である。 前記電池パックに収納される複数の電池の位置関係を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る電池パックのケース内を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る電池パックを概略的に示す要部拡大図である。 本発明のその他の実施形態に係る電池パックを概略的に示す要部拡大図である。 (a)従来の電池パックを示す正面図であり、(b)同上面図であり、(c)同底面図である。
符号の説明
1 電池パック用ケース
2 電池
3 消火剤タンク
4 接続板
4a 段差部
5 消火剤
5a 加圧空気層
6 消火剤タンク
7 消火手段
8 開放手段
9 バイメタル
10 針
11 蓋
12 保持板
13 開口
22 電池ケース
22a 底面
24 封口板
24a 封口板本体
24b 突出部
24c ガス排出口
28 電池保持リブ
33 炎遮断部材
33a 縦部
33b 横部
53 上ケース
54 下ケース

Claims (17)

  1. 電池パック用ケースと、
    前記電池パック用ケース内に配置された第1の電池と、
    前記電池パック用ケース内において、前記第1の電池と逆向きに配置された第2の電池と、
    消火剤が封入され、少なくとも前記第1の電池及び前記第2の電池に隣接するように配設された消火剤タンクと、
    前記第1の電池及び前記第2の電池のうちの何れかの発熱に応じて、前記消火剤タンクの消火剤を放出させる開放手段と、を備えている電池パック。
  2. 前記消火剤タンクの壁面は、所定以上の熱で溶ける合成樹脂により形成され、
    前記開放手段は、前記消火剤タンクの壁面に当接または近接される部位を有し、前記第1の電池と前記第2の電池とを電気的に接続する接続部材により構成されている請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記開放手段は、バイメタルからなる操作体と、前記操作体に固定された針と、により構成されている請求項1に記載の電池パック。
  4. 前記開放手段は、形状記憶合金からなる操作体と、前記操作体に固定された針とにより構成されている請求項1に記載の電池パック。
  5. 前記開放手段は、温度検出素子と、この温度検出素子による所定以上の検出温度によって通電され前記消火剤タンクの壁面が溶ける程度に加熱するヒータとにより構成されている請求項1に記載の電池パック。
  6. 前記開放手段は、温度検出素子と、この温度検出素子の所定以上の検出温度により前記消火剤タンクを開放する弁とにより構成されている請求項1に記載の電池パック。
  7. 電池パック用ケースと、
    前記電池パック用ケース内に配置された第1の電池と、
    前記電池パック用ケース内において、前記第1の電池と逆向きに配置された第2の電池と、
    消火剤が封入され、少なくとも前記第1の電池及び前記第2の電池に隣接するように配設された消火剤タンクと、を備え、
    前記消火剤タンクの壁面は、前記第1の電池及び前記第2の電池のうちの何れかが発した所定以上の熱で溶ける合成樹脂によって構成されている電池パック。
  8. 前記第1の電池及び前記第2の電池の封口板は、封口板本体と、この封口板本体から突出し且つガス排出口を有する突出部とを有し、
    前記第2の電池の底面が前記第1の電池の前記封口板本体よりも底面側に位置するように段差を設けて配置されている請求項1又は7に記載の電池パック。
  9. 前記第1の電池と前記第2の電池との間には、耐熱性の炎遮断部材が設けられている請求項1又は7に記載の電池パック。
  10. 前記開放手段は、前記消火剤タンクの壁面に当接または近接される部位を有し、前記第1の電池と前記第2の電池とを電気的に接続する接続部材により構成され、
    前記第1の電池及び前記第2の電池の封口板は、封口板本体と、この封口板本体から突出し且つガス排出口を有する突出部とを有し、
    前記第1の電池の底面と前記第2の電池の封口板の前記突出部とが略同じ位置になるように配置され、前記接続部材は前記炎遮断部材が位置する部分で外側に凸状に形成されている請求項9に記載の電池パック。
  11. 前記炎遮断部材は、少なくともその表面が絶縁性を有する金属製または耐熱性樹脂からなる請求項9に記載の電池パック。
  12. 前記炎遮断部材は、両電池の前記封口板のガス排出口突出部よりも外側に超えない範囲に設けられている請求項10に記載の電池パック。
  13. 前記炎遮断部材は、前記接続部材と接触している請求項10に記載の電池パック。
  14. 前記消火剤は、前記消火剤タンク内に加圧状態で充填されている請求項1から13のいずれか1項に記載の電池パック。
  15. 前記消火剤タンクは、電池毎に独立して設けられている請求項1から14のいずれか1項に記載の電池パック。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の電池パックを、電源として用いた電子機器。
  17. 請求項8に記載の電池パックに用いられる電池パック用ケースであって、
    前記第2の電池の底面が前記第1の電池の前記封口板本体よりも底面側に位置するように段差を設けて各電池を保持する電池保持リブが設けられている電池パック用ケース。
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