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JP2010096199A - ボルト - Google Patents

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JP2010096199A
JP2010096199A JP2008265134A JP2008265134A JP2010096199A JP 2010096199 A JP2010096199 A JP 2010096199A JP 2008265134 A JP2008265134 A JP 2008265134A JP 2008265134 A JP2008265134 A JP 2008265134A JP 2010096199 A JP2010096199 A JP 2010096199A
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bolt
present
carrying
bending
screw thread
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JP2008265134A
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Daigo Kato
大悟 加藤
Hidetake Sakuragi
秀偉 桜木
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KATO RASHI SEISAKUSHO KK
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KATO RASHI SEISAKUSHO KK
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Abstract

【課題】通電性が得られ、かつ弛みを弾性力で効率よく防止することができるボルトを得ること。
【解決手段】ねじ山2が形成されたねじ軸3の一端部に頭部が形成されたボルトにおいて、ねじ山2の少なくとも1個所以上の先端部を、頭部方向へ曲げたベンデング発生部6を形成している。また、ベンデング発生部6はねじ軸3全体のねじ山2の円周上に等間隔で複数個有するように多数個形成されている。また、ベンデング発生部6はねじ軸3の先端部、中央部あるいは後端部のねじ山2の円周上に等間隔で複数個有するように多数個形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は主にアース取りを行なう場合に使用されたり、弛み止めが必要な場所に使用されるボルトに関する。
従来、この種のボルトは、略円筒状の軸部の軸方向の一端部に頭部と、該軸部の他端側の先端に先端径小となるテーパ部と、少なくとも該テーパ部の一部を含み、かつ円周方向に独立に複数箇所形成された略平面状のねじ欠落部と、軸部に形成された通常ねじ山の複数のフランク面に、フランク面から突出するエッジを有した凸部を設けて構成していた。
このため、ボルトのナットへの螺合時にボルトのねじ山の複数のフランク面にフランク面から突出するエッジを有した凸部によって、ナット内の塗料を剥離させて通電性を持たせた状態で螺合させることができるが、フランク面から突出する凸部によって、ナットとの螺合時に余分な力が必要となるとともに、ボルトのフランク面から突出する凸部によって、ナットのフランク面が全て干渉しないので弛みやすくなるという欠点があった。
特開平10−184637
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、通電性が得られ、かつ弛みを弾性力で効率よく防止することができるボルトを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明はねじ山が形成されたねじ軸の一端部に頭部が形成されたボルトにおいて、前記ねじ山の少なくとも1個所以上の先端部を、前記頭部方向へ曲げたベンデング発生部を形成してボルトを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)ねじ山が形成されたねじ軸の一端部に頭部が形成されたボルトにおいて、前記ねじ山の少なくとも1個所以上の先端部を、前記頭部方向へ曲げたベンデング発生部を形成しているので、ナットと螺合させると、ナットのねじ山に塗料が付着していてもベンデング発生部で塗料を剥離させることができる。
したがって、ボルトとナットとを確実に通電させることができ、アースボルトとして使用することができる。
(2)前記(1)によって、ベンデング発生部によってナットを締付方向へ弾性力で押し圧することができる。
したがって、弛みずらく、ボルトの脱落を効率よく防止できるとともに、別に弛み防止手段を設けなくても使用できる。
(3)前記(1)によって、ナットへの螺合時はベンデング発生部の弾性力でナットのねじ山に接するので、比較的にスムーズに螺合させることができる。
(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、より確実にベンデング発生部の効果が得られる。
(5)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、使用目的を限定した部位に最適に使用することができる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図7に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1はアースボルトとして使用することができる本発明のボルトで、このボルト1はねじ山2が形成されたねじ軸3の一端部に頭部4が形成され、他端部が順次小径となるように形成されたボルト本体5と、このボルト本体5のねじ山2の先端部を所定間隔で前記頭部4方向へ曲げたベンデング発生部6とで構成されている。
前記ベンデング発生部6は前記ねじ軸3全体のねじ山2の円周上に等間隔、本実施の形態では120度間隔で、約30度の幅寸法で形成されている。
上記構成のボルト1は、例えば自動車の組み立てラインにおける溶接ナット7に螺合固定されて使用される。
この溶接ナット7にボルト1を螺合させる時、ボルト1のベンデング発生部6が、塗料が付着している溶接ナット7のねじ山8と螺合すると、塗料を剥離しながら螺締されるとともに、ベンデング発生部6が溶接ナット7を締付方向に押し圧する弾性力が作用する。
このため、ボルト1と溶接ナット7とを確実に通電状態にできるとともに、ボルト1の弛みを効率よく防止することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図8ないし図25に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8ないし図10に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、90度の間隔で約30度の幅寸法のベンデング発生部6をねじ山2の先端部に形成した点で、このようなベンデング発生部6を形成したボルト1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図11ないし図13に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、約90度の幅寸法のベンデング発生部6Aを所定間隔でねじ山2の先端部に形成した点で、このようなベンデング発生部6Aを形成したボルト1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ねじ軸3の中央部から先端部の間にベンデング発生部6を形成した点で、このようにベンデング発生部6を形成したボルト1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図17ないし図19に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ねじ軸3の中央部から頭部4の間にベンデング発生部6を形成した点で、このようにベンデング発生部6を形成したボルト1Dにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図20ないし図22に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ねじ軸3の両端部を除く中央部にベンデング発生部6を形成した点で、このようにベンデング発生部6を形成したボルト1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図23ないし図25に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、先端部を順次小径となるように形成されていない棒状のねじ軸3の中央部のねじ山2の先端部に約360度の幅寸法のベンデング発生部6Bを形成した点で、このようにベンデング発生部6Bを形成したボルト1Fにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は主にアースボルトとして使用されるボルトの製造産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の左側面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の右側面図。 図1の4−4線に沿う拡大断面図。 図4の要部拡大断面図。 ベンデング発生部に軸力が作用していない状態から作用する状態の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のナットと螺合した状態の要部説明図。 本発明を実施するための第2の形態の正面図。 本発明を実施するための第2の形態の右側面図。 図8の10−10線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態の正面図。 本発明を実施するための第3の形態の右側面図。 図11の13−13線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第4の形態の正面図。 本発明を実施するための第4の形態の右側面図。 図14の16−16線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第5の形態の正面図。 本発明を実施するための第5の形態の右側面図。 図17の19−19線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第6の形態の正面図。 本発明を実施するための第6の形態の右側面図。 図20の22−22線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第7の形態の正面図。 本発明を実施するための第7の形態の右側面図。 図23の25−25線に沿う拡大断面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F:ボルト、
2:ねじ山、 3:ねじ軸、
4:頭部、 5:ボルト本体、
6、6A、6B:ベンデング発生部、
7:ナット、 8:ねじ山。

Claims (3)

  1. ねじ山が形成されたねじ軸の一端部に頭部が形成されたボルトにおいて、前記ねじ山の少なくとも1個所以上の先端部を、前記頭部方向へ曲げたベンデング発生部を形成したことを特徴とするボルト。
  2. ベンデング発生部はねじ軸全体のねじ山の円周上に等間隔で複数個有するように多数個形成されていることを特徴とする請求項1記載のボルト。
  3. ベンデング発生部はねじ軸の先端部、中央部あるいは後端部のねじ山の円周上に等間隔で複数個有するように多数個形成されていることを特徴とする請求項1記載のボルト。
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