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JP2010088542A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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JP2010088542A
JP2010088542A JP2008259270A JP2008259270A JP2010088542A JP 2010088542 A JP2010088542 A JP 2010088542A JP 2008259270 A JP2008259270 A JP 2008259270A JP 2008259270 A JP2008259270 A JP 2008259270A JP 2010088542 A JP2010088542 A JP 2010088542A
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Abstract

【課題】大当たり遊技による出球の調整を図って、その出球や大当たり確率等を含む遊技機スペックを出球率を加味して設定する自由度を高め、しかも、大当たり遊技で実行される開閉パターンとして特殊開閉パターンを実行し得るようにして、大当たり遊技中の面白みを創出して遊技性の向上を図ることができる、パチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】メイン制御装置21において、複数ラウンドのうち先頭の1又は複数のラウンド又は最後尾の1又は複数のラウンドが他の通常ラウンドの規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドとなる特殊開閉パターンを有する複数種類の開閉パターンを有する複数種類の開閉パターンを記憶し、大当たりに当選した場合に、特殊開閉パターンが択一的に選択され、選択された開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置を制御し得るようにする。
【選択図】 図13

Description

本発明はパチンコ遊技機に関し、特に、大当たりに当選して大入賞口を複数ラウンドに亙って開閉する場合、その複数ラウンドのうち先頭又は最後尾の1又は複数のラウンドが他の通常ラウンドの規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドとなる特殊開閉パターンを実行し得るようにしたものである。
従来、主流のパチンコ遊技機では、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に抽選が行われ、その抽選により大当たりに当選した場合に、大当たり遊技が発生し、大入賞口装置が作動して、通常は閉塞の大入賞口が複数ラウンド(例えば、15R)に亙って開閉される。各ラウンドは大入賞口を開放した後に規定数(例えば、10個)の遊技球の大入賞口への入賞又は規定時間(例えば、約30秒)の経過により大入賞口を閉塞して終了し、このラウンドを複数ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置が制御される。
通常、各ラウンドの規定時間は、全てのラウンドで一律に、しかも、遊技球を通常に連続発射した場合に当該ラウンド実行中に規定数の遊技球が大入賞口に入賞可能な(入賞し易い)時間に設定されている。故に、大当たり遊技で実行される大当たりラウンド数が一律の場合、開閉パターンも一律となって、遊技者は最終的に略一定数(例えば、大入賞口への遊技球の入賞1個について10個の賞球がある場合、規定数=10個、大当たりラウンド数=15Rとした場合、10×10×15=1500個)の出球を得られる。
一方、大当たりラウンド数が異なるラウンド数(例えば、2Rと15R)の中から択一的に選択されるパチンコ遊技機が公知であり、この場合、規則により大当たりラウンド数をランプ等で明確に表示しなければならない。他方、大当たりに当選した場合、1R目の大入賞口の最初の2回の開閉を短時間で行うダミーとし、その後、同1R目の大入賞口の開閉を通常のように行って、複数ラウンド(例えば、15R)実行するパチンコ遊技機が公知である。
ところで、大入賞口を独立に2つ設けたパチンコ遊技機( 例えば、特許文献1参照) が公知であり、この種のパチンコ遊技機において、例えば、一方の大入賞口では大当たりラウンド数を一律の15Rとし、他方の大入賞口では大当たりラウンド数を2Rと16Rの中から択一的に選択するものが知られている。尚、特許文献2,3に記載のパチンコ遊技機は、遊技者が大当たり確率を変更することで、その大当たり確率に応じて大当たりラウンド数や規定時間が変更されるものである。
特開2007−292号公報 特開平9−173543号公報 特開平9−271567号公報
パチンコ遊技機において、大当たりに当選した場合、各ラウンドの規定時間が、全てのラウンドで一律に、しかも、遊技球を通常に連続発射した場合に当該ラウンド実行中に規定数の遊技球が大入賞口に入賞可能な時間に設定されると、大当たりラウンド数を一律とする場合、開閉パターンも一律となって、大当たり遊技の結果得られる出球が略一定となり、つまり、大当たり遊技による出球の調整が困難で、その出球や大当たり確率等を含む遊技機スペックを出球率を加味して設定する自由度が低くなる。しかも、遊技者は大入賞口の開閉パターンが一律で変化がなく大当たり遊技による出球も略一定であると初めから判るため、この点で、大当たり遊技中の面白みを創出することができない。
そこで、大当たりラウンド数を異なるラウンド数から択一的に選択するパチンコ遊技機が公知であるが、規則により大当たりラウンド数をランプ等で明確に表示しなければならず、遊技者はその表示から大当たりラウンド数が判ってしまい、各ラウンドの終了条件も全てのラウンドで一律で変化がなく大当たり遊技による出球も略一定であると初めから判るため、大当たり遊技中の面白みを創出することが困難である。ここで、大入賞口を独立に2つ設けたパチンコ遊技機では、前記同様の課題が生じるが、大当たり遊技による出球の調整を図り、大当たり遊技中の面白みを創出するように改善する余地が大いにある。
本発明の目的は、大当たり遊技による出球の調整を図って、その出球や大当たり確率等を含む遊技機スペックを出球率を加味して設定する自由度を高め、しかも、大当たり遊技で実行される大当たりラウンド数を全て一定数とするとともに、その開閉パターンとして特殊開閉パターンを実行し得るようにして、大当たり遊技中の面白みを創出して遊技性の向上を図ることができる、パチンコ遊技機を提供することである。
本発明のパチンコ遊技機は、遊技盤に設けられた始動入賞口と、遊技盤に設けられた大入賞口を開閉する大入賞口装置と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に行われる抽選により大当たりに当選した場合に、大入賞口を開放した後に規定数の遊技球の入賞又は規定時間の経過により大入賞口を閉塞して終了するラウンドを複数ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置を制御する制御装置とを備えている。
請求項1の発明は、前記大入賞口装置として独立の第1,第2大入賞口を夫々開閉する第1,第2大入賞口装置を設け、前記制御装置は、前記第1,第2大入賞口装置の少なくとも一方に対して実行可能で大入賞口を一定数の複数ラウンドに亙って開閉する複数種類の開閉パターンであって、前記複数ラウンドのうち先頭の1又は複数のラウンド又は最後尾の1又は複数のラウンドが他の通常ラウンドの前記規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドとなる特殊開閉パターンを有する複数種類の開閉パターンを記憶した開閉パターン記憶手段と、前記大当たりに当選した場合に、前記開閉パターン記憶手段の中の何れかの開閉パターンを択一的に選択する開閉パターン選択手段と、前記開閉パターン選択手段で選択された開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置を制御する開閉制御手段とを備えたことを特徴としている。
このパチンコ遊技機では、制御装置において、第1,第2大入賞口装置の少なくとも一方に対して実行可能で大入賞口を一定数の複数ラウンドに亙って開閉する複数種類の開閉パターンが開閉パターン記憶手段に記憶され、この複数種類の開閉パターンは、複数ラウンドのうち先頭の1又は複数のラウンド又は最後尾の1又は複数のラウンドが他の通常ラウンドの規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドとなる特殊開閉パターンを有する。そして、開閉パターン選択手段により、大当たりに当選した場合に、開閉パターン記憶手段の中から特殊開閉パターンが選択されると、開閉制御手段により、開閉パターン選択手段で選択された特殊開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置が制御される。つまり、第1,第2大入賞口装置の少なくとも一方により、先頭の1又は複数のラウンド又は最後尾の1又は複数のラウンドとしてダミーラウンドが実行されるとともに、そのダミーラウンドの実行後又は実行前に通常ラウンドが実行される。
ここで、請求項1の従属請求項として次の構成を採用可能である。
前記複数ラウンドが7〜16ラウンドの何れかであり、前記ダミーラウンドの数が2〜5の何れかであり、前記ダミーラウンドの規定時間が通常ラウンドの規定時間の1/10以下である(請求項2)。
前記複数種類の開閉パターンは、前記特殊開閉パターンとして、第1大入賞口装置がダミーラウンドと通常ラウンドの両方を実行する特殊開閉パターンと、第2大入賞口装置がダミーラウンドと通常ラウンドの両方を実行する特殊開閉パターンを有する(請求項3)。前記複数種類の開閉パターンは、前記特殊開閉パターンとして、第1大入賞口装置がダミーラウンドを実行し第2大入賞口装置が通常ラウンドを実行する特殊開閉パターンと、第2大入賞口装置がダミーラウンドを実行し第1大入賞口装置が通常ラウンドを実行する特殊開閉パターンの少なくとも1つを有する(請求項4)。
前記複数種類の開閉パターンは、第1,第2大入賞口装置の何れか一方が前記複数ラウンド全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンと、第1,第2大入賞口が協働して前記複数ラウンド全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンを有する(請求項5)。
前記制御装置は、先頭の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、遊技盤のディスプレイに現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数を表示させる表示制御手段を備える(請求項6)。前記制御装置は、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、遊技盤のディスプレイに現在実行中のラウンドを含めて実行されたラウンド数を表示させる表示制御手段を備える(請求項7)。
前記制御装置は、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、通常ラウンド実行中に、後のラウンドでダミーラウンドが実行される旨を非昇格通知として遊技盤のディスプレイに表示させ、特殊開閉パターン以外の開閉パターンが実行されている場合、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンの通常ラウンドに対応する通常ラウンド実行中に、後のラウンド全てで通常ラウンドが実行される旨を昇格通知としてディスプレイに表示させる表示制御手段を備える(請求項8)。
請求項1のパチンコ遊技機によれば、開閉パターン記憶手段に記憶された複数種類の開閉パターンは、通常ラウンドの規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドを含む特殊開閉パターンを有するため、そのダミーラウンドの規定時間を、遊技球を通常に連続発射した場合に当該ダミーラウンド実行中に規定数の遊技球が大入賞口に入賞不可能な(入賞しにくい)時間に設定することで、大当たりに当選した場合、開閉パターン選択手段により特殊開閉パターンが選択され、開閉制御手段により特殊開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置が制御されると、この特殊開閉パターンでの大当たり遊技による出球を、複数ラウン全てで通常ラウンドを実行する一般的な開閉パターンでの大当たり遊技による出球よりも低く抑えることができる。つまり、大当たり遊技による出球の調整を図って、その出球や大当たり確率等を含む遊技機スペックを出球率を加味して設定する自由度を高めることができる。
しかも、第1,第2大入賞口装置を設けたことにより、特殊開閉パターンにおいて、ダミーラウンドと通常ラウンドの両方を第1又は第2入賞口装置に実行させたり、ダミーラウンドを第1,第2大入賞口装置の一方に実行させ通常ラウンドを第1,第2大入賞口装置の他方に実行させたりすることができ、特殊開閉パターンの種類を、1つの大入賞口装置を設けた場合の特殊開閉パターンの種類よりも多くすることもできる。そして、複数種類の開閉パターンは、その大当たりラウンド数を全て一定数とすることで、大当たりに当選しても、大当たりラウンド数を表示する必要がなくなり、また、先頭の1又は複数のラウンドをダミーラウンドとする場合には、そのダミーラウンドを出球を実質得られない捨てラウンドとして、そのダミーラウンドにおける大入賞口の開閉をギミック的な開放予兆予告として機能させ、また、最後尾の1又は複数のラウンドをダミーラウンドとする場合には、そのダミーラウンドを出球を実質得られない捨てラウンドとして、更に、複数種類の開放パターンが複数ラウン全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンを有するようにして、遊技者は、大当たり遊技中に、最後まで通常ラウンドとなるのか最後はダミーラウンドとなるのかを、期待と不安を抱きながら大当たり遊技を行うことができる。つまり、大当たり遊技中の面白みを創出して遊技性の向上を図ることができる。
請求項2のパチンコ遊技機によれば、複数ラウンドが7〜16ラウンドの何れかであり、ダミーラウンドの数が2〜5の何れかであり、ダミーラウンドの規定時間が通常ラウンドの規定時間の1/10以下であるので、ダミーラウンドを実質出球を得られない捨てラウンドとして、特殊開閉パターンでの大当たり遊技による出球を、一般的な開閉パターンでの大当たり遊技による出球よりも確実に低く抑えることができる。
請求項3のパチンコ遊技機によれば、複数種類の開閉パターンは、特殊開閉パターンとして、第1大入賞口装置がダミーラウンドと通常ラウンドの両方を実行する特殊開閉パターンと、第2大入賞口装置がダミーラウンドと通常ラウンドの両方を実行する特殊開閉パターンを有するので、この特殊開閉パターンを実行する場合に、第1,第2大入賞口装置の一方のみで、ダミーラウンドと通常ラウンドを連続的に実行させることができる。
請求項4のパチンコ遊技機によれば、複数種類の開閉パターンは、特殊開閉パターンとして、第1大入賞口装置がダミーラウンドを実行し第2大入賞口装置が通常ラウンドを実行する特殊開閉パターンと、第2大入賞口装置がダミーラウンドを実行し第1大入賞口装置が通常ラウンドを実行する特殊開閉パターンの少なくとも1つを有するので、この特殊開閉パターンを実行する場合に、第1,第2大入賞口装置の一方でダミーラウンドを第1,第2大入賞口装置の他方で通常ラウンドを連続的に実行させることができる。
請求項5のパチンコ遊技機によれば、複数種類の開閉パターンは、第1,第2大入賞口装置の何れか一方が複数ラウンド全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンと、第1,第2大入賞口が協働して複数ラウンド全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンを有するので、大当たりに当選した場合、遊技者は、出球獲得の上で有利な上記の開閉パターンが選択されるのか、出球獲得の上で不利な特殊開閉パターンが選択されるのかを、期待と不安を抱きながら遊技を行うことができる。このように、大当たり遊技にあたっての面白みを創出して遊技性の向上を図ることができる。
請求項6のパチンコ遊技機によれば、制御装置は、先頭の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、遊技盤のディスプレイに現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数を表示させる表示制御手段を備えたので、特殊開閉パターンの場合でも、その他の開閉パターンの場合でも、実行される残りのラウンド数を遊技者に対して正確に判り易く表示することができる。
請求項7のパチンコ遊技機によれば、制御装置は、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、遊技盤のディスプレイに現在実行中のラウンドを含めて実行されたラウンド数を表示させる表示制御手段を備えたので、特殊開閉パターンの場合でも、その他の開閉パターンの場合でも、実行されたラウンド数を遊技者に対して正確に判り易く表示することができる。
請求項8のパチンコ遊技機によれば、制御装置は、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、通常ラウンド実行中に、後のラウンドでダミーラウンドが実行される旨を非昇格通知として遊技盤のディスプレイに表示させ、特殊開閉パターン以外の開閉パターンが実行されている場合、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンの通常ラウンドに対応する通常ラウンド実行中に、後のラウンド全てで通常ラウンドが実行される旨を昇格通知としてディスプレイに表示させる表示制御手段を備えたので、遊技者は、最後まで通常ラウンドとなるのか最後はダミーラウンドとなるのかを、大当たり遊技中に、ディスプレイに演出的に表示される昇格通知や非昇格通知を見て一喜一憂して楽しむことができる。
本発明は、遊技盤に設けられた始動入賞口と、遊技盤に設けられた大入賞口を開閉する大入賞口装置と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に行われる抽選により大当たりに当選した場合に、大入賞口を開放した後に規定数の遊技球の入賞又は規定時間の経過により大入賞口を閉塞して終了するラウンドを複数ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置を制御する制御装置とを備えたパチンコ遊技機に適用されるものである。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールに取付けられる外枠に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉枠2には遊技盤4が装着され、その遊技盤4の前面側に遊技領域5が形成されている。開閉扉3には窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着され、その透明板3bにより遊技領域5の前側が覆われている。
開閉扉3の窓3aの下側に、遊技球を貯留する貯留皿6と、遊技者が操作する発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿6から発射位置に導入された遊技球が発射され、ここで、貯留皿6に複数の遊技球が存在する場合には、例えば、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球は、ガイドレール8で案内されて遊技領域5の上部に投入される。
図2、図3に示すように、遊技盤4には、多数の障害釘10、始動入賞口装置11、ゲート12、第1大入賞口装置13、第2大入賞口装置14、普通入賞口15、画像表示器16、センタ役物17が遊技領域5に装着され、遊技領域5外に遊技表示盤18が装着され、遊技盤4の裏面側に制御装置20が装着されている。
始動入賞口装置11は、センタ役物17の下側に配置され、所謂電チューを含む構成で、上始動入賞口11a、下始動入賞口11b、下始動入賞口11bを開閉する開閉部材11c、始動入賞口11a,11bに入賞した遊技球を検出する始動口SW11d、開閉部材11cを開閉駆動する電チューソレノイド11eを有する。開閉部材11cは、左右対称の2つの短い羽根部材が盤面直角方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で下始動入賞口11bへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で下始動入賞口11bへの遊技球の入賞を可能にする。尚、図2の開閉部材11cは閉塞位置にある。
ゲート12はセンタ役物17の左側に配置され、このゲート12を通過した遊技球を検出するゲートSW12aが付設されている。ゲート12を遊技球が通過することを契機に行われる抽選により当選した場合に、始動入賞口装置11が作動して、通常は閉塞の下始動入賞口11bが開閉するように開閉部材11cを動作させる。
第1大入賞口装置13は、始動入賞口装置11の下側に配置され、第1大入賞口13a、第1大入賞口13aを開閉する第1開閉部材13b、第1大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する第1大入賞口SW13c、第1開閉部材13bを開閉駆動する第1大入賞口ソレノイド13dを有する。第1開閉部材13bは、盤面平行方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で第1大入賞口13aへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で第1大入賞口13aへの遊技球の入賞を可能にする。尚、図2の第1開閉部材13bは開放位置にある。
第2大入賞口装置14は、センタ役物17の上部左部に設けられ、第2大入賞口14a、第2大入賞口14aを開閉する第2開閉部材14b、第2大入賞口14aに入賞した遊技球を検出する第2大入賞口SW14c、第2開閉部材14bを開閉駆動する第2大入賞口ソレノイド14dを有する。第2開閉部材14bは、盤面直角方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で第2大入賞口14aへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で第2大入賞口14aへの遊技球の入賞を可能にする。尚、図2の第2開閉部材14bは閉塞位置にある。
始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる抽選により大当たりに当選した場合に、大当たり遊技が発生し、第1,第2大入賞口装置13,14の少なくとも一方が作動して、通常は閉塞の第1,第2大入賞口13a,14aの少なくとも一方が開閉するように第1,第2開閉部材13b,14bの少なくとも一方を動作させる。普通入賞口15は、遊技領域5に複数設けられ、この普通入賞口15に入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW15aが付設されている。
画像表示器16は、液晶ディスプレイからなり、センタ役物17に大きく配置されている。この画像表示器16には、主に、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる抽選に関する演出(例えば、演出図柄を用いた図柄変動や抽選結果)が表示され、大当たり遊技中には、大当たり遊技画面(例えば、大当たりに因んだ動画等)が表示される。センタ役物17には、前記のように第2大入賞口装置14と画像表示器16が設けられ、また、種々の電飾も設けられている。
遊技表示盤18は、遊技領域5の下部右側に前方へ向けて配置され、7セグメントの特別図柄表示器18a、○×で表示する普通図柄表示器18b、4つの特別図柄保留ランプ18c、4つの普通図柄保留ランプ18dを備え、これら表示器18a〜18dはLEDを発光源としている。特別図柄表示器18aでは、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる抽選の結果が変動表示後に表示され、普通図柄表示器18bでは、ゲート12を遊技球が通過することを契機に行われる抽選の結果が変動表示後に表示される。
特別図柄表示器18aの変動表示中に、始動入賞口11a,11bに入賞した遊技球の数であって、特別図柄表示器18aの変動に供しない(後で抽選の結果が得られる)特別図柄の保留数が最大で4つまで保留され、特別図柄保留ランプ18cには、その特別図柄の保留数が表示される。同様に、普通図柄表示器18bの変動表示中に、ゲート12を通過した遊技球の数であって、普通図柄表示器18bの変動に供しない(後で抽選の結果が得られる)普通図柄の保留数が最大で4つまで保留され、普通図柄保留ランプ18dには、その普通図柄の保留数が表示される。
発射ハンドル7を回動操作することで、発射され遊技領域5の上部に投入された遊技球は、複数の障害釘10に当たって方向を変えながら落下して、入賞口11a,11b,13a,14a,15の何れかに入賞した場合、そこから遊技領域5外へ排出され、入賞口11a,11b,13a,14a,15の何れにも入賞しなかった場合には、最終的に、遊技領域5の下端部に形成されたアウト口19から遊技領域5外へ排出される。
図3に示すように、制御装置20は、メイン制御装置21とサブ制御装置25とで構成されている。メイン制御装置21は、メイン制御基板22にCPUとROMとRAMを備えて構成され、サブ制御装置25は、払出制御基板26、演出制御基板27、画像制御基板28、ランプ制御基板29を備え、この複数の制御基板26〜29は夫々CPUとROMとRAMを備えて構成されている。
メイン制御基板22が、始動口SW11d、ゲートSW12a、第1大入賞口SW13c、第2大入賞口SW14c、普通入賞口SW15aから検出信号を受けて、また、払出制御基板26から制御情報を受けて、電チューソレノイド11e、第1大入賞口ソレノイド13d、第2大入賞口ソレノイド14d、特別図柄表示器18a、普通図柄表示器18b、特別図柄保留ランプ18c、普通図柄保留ランプ18dを制御する。
払出制御基板26は、メイン制御基板22から制御情報を受けて、払出駆動モータ30を制御し、入賞口11a,11b,13a,14a,15への遊技球の入賞1個について、入賞口11a,11b,13a,14a,15毎に設定された数の遊技球が貯留皿6に払い出される。演出制御基板27は、メイン制御基板22から制御情報を受けて、また、演出ボタン31から入力信号を受けて、画像制御基板28とランプ制御基板29に夫々制御情報を出力する。例えば、演出ボタン31は貯留皿6に設けられている。
画像制御基板28は、演出制御基板27から制御情報を受けて、画像表示器16とスピーカ32を制御し、ランプ制御基板29は、演出制御基板27から制御情報を受けて、主に画像制御基板28による制御に同期させて、枠ランプ33と盤ランプ34と可動役物35を制御する。例えば、スピーカ32と枠ランプ33は開閉扉3に設けられ、盤ランプ34と可動役物35は遊技盤4に設けられている。
ここで、メイン制御装置21は、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる抽選により大当たりに当選した場合に、大入賞口40を開放した後に規定数の遊技球の入賞又は規定時間の経過により大入賞口40を閉塞して終了するラウンドを複数ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置41を制御するものである。但し、この大入賞口装置41として、前記のように、独立の第1,第2大入賞口13a,14aを夫々開閉する第1,第2大入賞口装置13,14が設けられている。
そして、メイン制御装置21は、後述するように所定の条件が成立した場合に、第1,第2大入賞口装置13,14の少なくとも一方に対して実行可能で大入賞口13a,14aを一定数の複数ラウンド(例えば、10ラウンド)に亙って開閉する複数種類(例えば、12種類)の開閉パターンであって、複数ラウンドのうち先頭の1又は複数のラウンド(例えば、3ラウンド)又は最後尾の1又は複数のラウンド(例えば、3ラウンド)が他の通常ラウンドの規定時間(例えば、約30秒)よりも短い規定時間(例えば、約1秒)に設定されるダミーラウンドとなる特殊開閉パターンを有する複数種類の開閉パターンを記憶した開閉パターン記憶手段としてのROMを備えている。
更に、メイン制御装置21は、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる抽選により大当たりに当選した場合に、ROMの中の何れかの開閉パターンを択一的に選択し、選択された開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置13,14を制御する。即ち、メイン制御装置21は開閉パターン選択手段と開閉制御手段とを構成している。
次に、複数種類の開閉パターンと、メイン制御装置21が実行する処理・制御について詳細に且つ具体的に説明する。尚、「ラウンド」を適宜「R」と記載して以下説明する。
先ず、複数種類の開閉パターンは、その大当たりラウンド数が全て一律の10Rであり、図4〜図6にタイムチャートで示す12種類の開閉パターンを有する。AT1は第1大入賞口装置13、AT2は第2大入賞口装置14のことである。図4の4種類の開閉パターンA〜Dが基準開閉パターンであり、図5、図6の8種類の開閉パターンE〜Lが特殊開閉パターンであり、夫々、通常ラウンドの規定時間が約30秒、ダミーラウンドの規定時間が通常ラウンドの規定時間(約30秒)の1/10(約3秒)以下の約1秒、各ラウンドの規定数が9個、ラウンド間のインターバル時間が約1.5秒に設定されている。
図4に示すように、基準開閉パターンAは、第1大入賞口装置13が1R〜10Rの全てで通常ラウンドを実行し、基準開閉パターンBは、第2大入賞口装置14が1R〜10Rの全てで通常ラウンドを実行する。基準開閉パターンC,Dは、第1,第2大入賞口13,14が協働して1R〜10Rの全てで通常ラウンドを実行するが、詳しくは、基準開閉パターンCは、第1大入賞口装置13が先頭の1R〜3Rで通常ラウンドを実行して第2大入賞口装置14が4R〜10Rで通常ラウンドを実行し、基準開閉パターンCは、第2大入賞口装置14が先頭の1R〜3Rで通常ラウンドを実行して第1大入賞口装置13が4R〜10Rで通常ラウンドを実行する。尚、基準開閉パターンC,Dは、従来と同様の基準開閉パターンA,Bと比べて特有の開閉パターンであると言える。
図5に示すように、特殊開閉パターンEは、第1大入賞口装置13が先頭の1R〜3Rでダミーラウンドと4R〜10Rで通常ラウンドの両方を実行し、特殊開閉パターンFは、第2大入賞口装置14が先頭の1R〜3Rでダミーラウンドと4R〜10Rで通常ラウンドの両方を実行し、特殊開閉パターンGは、第1大入賞口装置13が先頭の1R〜3Rでダミーラウンドを実行し第2大入賞口装置14が4R〜10Rで通常ラウンドを実行し、特殊開閉パターンHは、第2大入賞口装置14が先頭の1R〜3Rでダミーラウンドを実行し第1大入賞口装置13が4R〜10Rで通常ラウンドを実行する。
図6に示すように、特殊開閉パターンIは、第1大入賞口装置13が1R〜7Rで通常ラウンドと最後尾の8〜10Rでダミーラウンドの両方を実行し、特殊開閉パターンJは、第2大入賞口装置14が1R〜7Rで通常ラウンドと最後尾の8R〜10Rでダミーラウンドの両方を実行し、特殊開閉パターンKは、第1大入賞口装置13が1R〜7Rで通常ラウンドを実行し第2大入賞口装置14が最後尾の8R〜10Rでダミーラウンドを実行し、特殊開閉パターンLは、第2大入賞口装置14が1R〜7Rで通常ラウンドを実行し第1大入賞口装置13が最後尾の8R〜10Rでダミーラウンドを実行する。
尚、メイン制御装置21のROMには、複数種類の開閉パターンの情報として、各開閉パターンについて、1R〜10Rの夫々が実行される大入賞口装置(第1,第2大入賞口装置13,14の何れか)を特定する情報と1R〜10Rの夫々の規定時間の情報が記憶されている。
次に、メイン制御装置21が実行する処理・制御について、図7〜図13のフローチャートと図14のテーブルに基づいて説明する。尚、この処理・制御を実行する為のプログラムと図14のテーブルの関連情報は、メイン制御装置21のROMに格納されている。
先ず、図7に示すように、メイン制御装置21のメイン処理では、乱数更新処理(S1)、始動口SW処理(S2)、ゲートSW処理(S3)、特別図柄処理(S4)、普通図柄処理(S5)、大入賞口処理(S6)、電チュー処理(S7)、賞球処理(S8)、出力処理(S9)が順次実行され、その後、S10の初期値乱数の更新とS11の変動パターン乱数の更新が繰り返し実行され、S1〜S9の処理については微小時間間隔毎の割込み処理にて実行される。
図8に示すように、S2の始動口SW処理では、始動口SW11dがONになった場合(S20;Yes )、特別図柄の保留数Uが4未満の場合に(S21;Yes )、保留数UがU+1にインクリメントされ(S22)、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数が取得格納され(S23)、リターンする。前記各乱数はS1の乱数更新処理において所定範囲内において逐次更新され、S23では、始動口SW11dがONになった時に発生している乱数が取得格納される。
図9に示すように、S4の特別図柄処理では、大当たり中でない場合(S30;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S31;No)、更に、特別図柄の保留数Uが1以上の場合に(S32;Yes )、保留数UがU−1にディクリメントされ(S33)、大当たり判定処理(S34)が実行される。
図10に示すように、S34の大当たり判定処理では、S23で取得格納された最も古い大当たり乱数の判定が行われ(S50)、その大当たり乱数が特定乱数と一致して、大当たりの場合(S51;Yes )、S23で取得格納された最も古い大当たり図柄乱数の判定が行われ(S52)、その大当たり図柄乱数に基づいて、大当たり図柄として12種類の大当たり図柄A〜Lの何れかが選択されセットされ(S53)、リターンする。
S53において大当たり図柄を選択する場合、図14のテーブルを参照して、大当たり図柄乱数の乱数値から、大当たり図柄A〜Lの何れかが選択される。尚、図14において、大当たり図柄乱数の範囲、各大当たり図柄A〜Lが選択される割合等は一例を示したものである。ここで、図14に示すように、大当たり図柄A〜Lの何れかが選択されることで、その選択された大当たり図柄A〜Lに応じて、開閉パターンとして開閉パターンA〜Lの何れかが選択される。つまり、S23、S52、S53等が、大当たりに当選した場合に、開閉パターン記憶手段(メイン制御装置21のROM)の中の何れかの開閉パターンを択一的に選択する開閉パターン選択手段に相当する。
一方、S51;No、つまり、大当たりでない場合、大当たり図柄乱数に基づいて、小当たりの場合には(S54;Yes )、小当たり図柄がセットされ(S55)、小当たりでない場合には(S54;No)、ハズレ図柄がセットされ(S56)、リターンする。
図9に示すように、S34の大当たり判定処理の後、変動パターン選択処理(S35)が実行されて、S23で取得格納された大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数等に基づいて変動パターンが選択され、その変動パターンコマンドがセットされ(S36)、特別図柄表示器18aで特別図柄の変動が開始され(S37)、その変動時間の計測が開始され(S38)、リターンする。尚、S36でセットされたコマンド、また、後の説明でセットされるコマンドは、図7のS9の出力処理において、サブ制御装置25に出力される。
一方、S31;Yes 、つまり、特別図柄が変動中の場合、S38から計測開始された変動時間が所定時間に達して、変動時間終了の場合には(S39;Yes )、変動停止コマンドがセットされ(S40)、特別図柄表示器18aで特別図柄が変動停止されて(S41)、S53、S55、S56でセットされた図柄が抽選結果として表示され、変動時間がリセットされ(S42)、停止中処理(S43)が実行されて、リターンする。
図11に示すように、S43の停止中処理では、当たりでない場合(S60;No)、時短回数Jが0でない場合には(S61;No)、その時短回数JがJ−1にディクリメントされ(S62)、その後、時短回数Jが0になると(S63;Yes )、通常遊技状態がセットされ(S64)、リターンする。尚、時短回数Jが0でない場合には、確変遊技状態又は時短遊技状態がセットされており、これらの遊技状態では、通常遊技状態のときよりも、普通図柄の変動時間が短く、且つ、下始動入賞口11bを開放する時間が長くなる。
一方、S60;Yes 、つまり、当たりの場合、小当たりでない場合には(S65;No)、確変遊技状態設定処理(S66)が実行され、大当たり開始コマンドがセットされ(S67)、大当たりが開始され(S68)、リターンする。S65;Yes 、つまり、小当たりの場合、小当たり開始コマンドがセットされ(S69)、小当たりが開始され(S70)、リターンする。
大当たりが開始されると、12種類の開閉パターンA〜Lの中から択一的に選択された開閉パターンとなるように、第1,第2大入賞口装置13,14の少なくとも一方が作動する。また、小当たりは大当たりに属するものではなく、小当たりが開始されると、第1,第2大入賞口13a,14aの一方が数回(例えば、2回)開閉するように、第1,第2大入賞口装置13,14の一方が作動する。
次に、図12に示すように、S6の大入賞口処理では、大当たり中の場合に(S80;Yes )、その大当たりの最初に第1,第2大入賞口13a,14aの一方が開放する前のオープニング中の場合(S81;Yes )、更に、そのオープニング時間が経過した場合(S82;Yes )、S83へ移行する。S82;Noの場合、つまり、オープニング時間が経過していない場合には、リターンする。
一方、S81;No、つまり、オープニング中でない場合、図13に示すように、第1,第2大入賞口13a,14aの一方が開放中でない場合に(S96;No)、大当たりの最後に第1,第2大入賞口13a,14aの一方が閉塞した後のエンディング中でない場合(S97;No)、更に、ラウンド間のインターバル時間が経過した場合(S98;Yes )、S83へ移行する。
図12に示すように、S83では、RがR+1にインクリメントされる。尚、このRは大当たり開始時には0にリセットされている。次に、図10のS53でセットされ大当たり図柄に応じて選択された開閉パターンについて、メイン制御装置20のROMに記憶された開閉パターンの情報から、そのRを実行する大入賞口装置(第1,第2大入賞口装置13,14の何れか)を特定する情報と、そのRの規定時間とが取得され(S84)、特定された第1,第2大入賞口装置13,14の一方が作動して、第1,第2大入賞口13a,14aの一方が開放され(S85)、S86へ移行する。
例えば、図5に示す開閉パターンGの場合、2R目は第1大入賞口装置13で実行されて、その2R目の規定時間が約1秒になり、9R目は第2大入賞口装置14で実行されて、その9R目の規定時間が約30秒になる。一方、第1,第2大入賞口13a,14aの一方が開放中の場合(S81;No、図13のS96;Yes )にも、S86へ移行する。
次に、S86において、第1,第2大入賞口13a,14aの一方の開放時から、S84で取得された規定時間経過した否か判定され、S86;Noの場合、S87において、このRで入賞した遊技球数Cが規定入賞数の9個であるか否か判定され、S87;Noの場合、リターンする。S86とS87の何れかが肯定判定された場合(S86;Yes 又はS87;Yes )、開放している第1,第2大入賞口13a,14aが閉塞される(S88)。
次に、現在のR(S83で更新されたR)が最大R(10R)であるか否か判定され(S89)、S89;Noの場合、リターンし、S89;Yes の場合、Rが0にリセットされ(S90)、エンディングが開始され(S91)、S92へ移行する。一方、エンディング中の場合(S81;No、図13のS96;No、図13のS97;Yes )にも、S92へ移行する。S92では、エンディング時間が経過した否か判定され、S92;Noの場合、リターンし、S92;Yes の場合、大当たりが終了して(S93)、リターンする。
一方、S80;Noの場合、小当たり中でない場合(S94;No)、リターンし、小当たり中の場合(S94;Yes )、小当たり処理(S95)が実行され、リターンする。このように、大当たりに当選した場合には、複数種類の開閉パターンA〜Lの中から選択された開閉パターンで大入賞口13a,14aが開閉される。つまり、この大入賞口処理の主要ステップが、開閉パターン選択手段で選択された開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置を制御する開閉制御手段に相当する。
一方、サブ制御装置25の画像制御基板28が、液晶ディスプレイからなる画像表示器16を制御する表示制御手段に相当し、この画像制御基板28は、大当たり中には、画像表示器16に大当たり画面を表示させるが、そこで、基準開閉パターンA〜Dが実行されている場合、画像表示器16に、現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数(例えば、「残り4R」の文字)、又は、現在実行中のラウンドを含めて実行されたラウンド数(例えば、「7R」の文字)を表示させる。
また、画像制御基板28は、先頭の1R〜3Rがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンE〜Hが実行されている場合、画像表示器16に現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数を表示させ、最後尾の7R〜10Rがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンI〜Lが実行されている場合、画像表示器16に現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数を表示させる。
更に、画像制御基板28は、最後尾の7R〜10Rがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンI〜Lが実行されている場合、通常ラウンド実行中に、後のラウンドでダミーラウンドが実行される旨を非昇格通知として画像表示器16に表示させ、基準開閉パターンA〜Dが実行されている場合、特殊開閉パターンI〜Lの通常ラウンドに対応する通常ラウンド実行中に、後のラウンド全てで通常ラウンドが実行される旨を昇格通知として画像表示器16に表示させる。
このようなラウンドの表示やラウンド実行中の昇格・非昇格通知の表示を行うために、画像制御基板28は、例えば、選択された開閉パターンに関する情報と現在実行中のラウンドに関する情報とを、メイン制御基板22から演出制御基板27を介して受け、その情報に基づいて、更に、演出制御基板27のROMに予め格納された画像情報に基づいて実現する。次に、ラウンド実行中の昇格・非昇格通知の表示制御例について、図15のタイムチャートに基づいて説明する。
図15において、最上部に基準開閉パターンA〜D及び特殊開閉パターンI〜Lの通常ラウンドとなる1R〜7Rの開閉を示し、その後の8R〜10Rについて、基準開閉パターンA〜Dでは通常パターンとなり、特殊開閉パターンI〜Lではダミーラウンドとなるが図示省略する。また、1R〜7Rの開閉を示す記載の下側に、基準開閉パターンA〜Dが選択された場合に選択される[演出I][演出III ]と、特殊開閉パターンI〜Lが選択された場合に選択される[演出II]の3種類の演出を示している。
3種類の[演出I]〜[演出III ]では、共に、8Rの数ラウンド前(例えば、5R)から、勝敗や優劣が決まる演出表示を行い、時間の経過と共に、その勝敗や優劣をはっきりさせていく。そして、[演出I]では、7Rの最後の方で昇格報知を行い、[演出II]では、7Rの最後の方で非昇格報知を行う。また、[演出III ]では、7Rの最後の方で一旦非昇格報知を行うが、それをダミーとし、その後に昇格報知を行う。
以上説明したパチンコ遊技機1によれば次の作用・効果を奏する。
始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に抽選が行われ、その抽選により大当たりに当選した場合に、大当たり遊技が発生する。大当たりに当選した場合、12種類の開閉パターンA〜Lの中の何れかの開閉パターンが択一的に選択され、大当たり遊技では、その開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置13,14が制御される。
ここで、遊技者は、大当たりに当選したことを、特別図柄表示器18aを見て、大当たり図柄A〜Lを知っていれば認識できるが、主に画像表示器16を見て認識することができる。また、大当たり図柄A〜Lの表示パターンを全体的に複雑にすることで、遊技者は、特別図柄表示器18aに表示された大当たり図柄A〜L、及び、この大当たり図柄A〜Lに対応する開閉パターンA〜Lの何れが選択されたかを判別しにくくなる。つまり、遊技者は、大当たり遊技当初から、実行される開閉パターン、及び、その開閉パターンでの大当たり遊技による出球を知ることが困難である。
ここで、小当たりの場合、画像表示器16に表示される小当たり当選の表示態様を、大当たり図柄E〜Hの(つまり、特殊開閉パターンE〜Hが選択される)場合の大当たりの場合と同じように、更に、その小当たりの大入賞口13a,14aの開閉も開閉パターンE〜Hの1R〜3Rのダミーラウンドの開閉と同じようにすることで、遊技者は、そのダミー開放の後、4回目の大入賞口13a,14aの開放が行われることで、大当たりであることを認識し歓喜し、また、開閉パターンE〜Hの存在を知っていれば、4回目の大入賞口13a,14aの開放が行われないことで、小当たりであることを認識し落胆する。
また、大当たり遊技で、最初に大入賞口13a,14aのダミー開放が行われず、フルオープン開放が行われた場合、遊技者は大当たりに当選したことを認識できるが、1R〜7Rの間では、その大当たりが出球が多い基準開閉パターンA〜Dで実行されるか、出球が少ない特殊開閉パターンI〜Lで実行されるか知ることが難しい。そこで、7Rの終了後、8Rが通常ラウンドで実行されれば、出球が多い基準開閉パターンA〜Dであると認識し歓喜し、8Rがダミーラウンドで実行されれば、出球が少ない特殊開閉パターンI〜Lであると認識し落胆する。
この場合、基準開閉パターンA〜Dであるか特殊開閉パターンI〜Lであるかを、図15に示した[演出I]〜[演出III ]を実行することで、その演出途中で示唆するようにし、演出最終で昇格報知或いは非昇格通知を行って、遊技者は、こうした演出を見て、出球をより多く獲得できるか否かの遊技興趣を高められる。
このパチンコ遊技機1によれば、複数種類の開閉パターンA〜Lは、通常ラウンドの規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドを含む特殊開閉パターンE〜Lを有するため、そのダミーラウンドの規定時間を、遊技球を通常に連続発射した場合に当該ダミーラウンド実行中に規定数の遊技球が大入賞口13a,14aに入賞不可能な時間に設定することで、大当たりに当選した場合、特殊開閉パターンE〜Lが選択され、その特殊開閉パターンE〜Lとなるように第1,第2大入賞口装置13,14が制御されると、この特殊開閉パターンE〜Lでの大当たり遊技による出球を、基準開閉パターンA〜Dでの大当たり遊技による出球よりも低く抑えることができる。つまり、大当たり遊技による出球の調整を図って、その出球や大当たり確率等を含む本パチンコ遊技機1のスペックを出球率を加味して設定する自由度を高めることができる。
しかも、第1,第2大入賞口装置13,14を設けたことにより、特殊開閉パターンE〜Lにおいて、ダミーラウンドと通常ラウンドの両方を第1又は第2入賞口装置13又は14に実行させたり、ダミーラウンドを第1,第2大入賞口装置13,14の一方に実行させ通常ラウンドを第1,第2大入賞口装置13,14の他方に実行させたりすることができ、特殊開閉パターンE〜Lの種類を、1つの大入賞口装置を設けた場合の特殊開閉パターンの種類よりも多くすることもできる。
複数種類の開閉パターンA〜Lは、その大当たりラウンド数を全て一定数とすることで、大当たりに当選しても、大当たりラウンド数を表示する必要がなくなり、また、先頭の1R〜3Rのラウンドをダミーラウンドとする場合には、そのダミーラウンドを出球を実質得られない捨てラウンドとして、そのダミーラウンドにおける大入賞口13a,14aの開閉をギミック的な開放予兆予告として機能させ、また、最後尾の7R〜10Rのラウンドをダミーラウンドとする場合には、そのダミーラウンドを出球を実質得られない捨てラウンドとして、遊技者は、大当たり遊技中に、最後まで通常ラウンドとなるのか最後はダミーラウンドとなるのかを、期待と不安を抱きながら大当たり遊技を行うことができる。つまり、大当たり遊技中の面白みを創出して遊技性の向上を図ることができる。
また、先頭の1R〜3Rがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンE〜Hが実行されている場合、画像表示器16に現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数を表示させるので、特殊開閉パターンE〜Hの場合でも、基準開閉パターンA〜で非の場合でも、実行される残りのラウンド数を遊技者に対して正確に判り易く表示することができ、最後尾の7R〜10Rがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンI〜Lが実行されている場合、画像表示器16に現在実行中のラウンドを含めて実行されたラウンド数を表示させるので、特殊開閉パターンI〜Lの場合でも、基準開閉パターンA〜Dの場合でも、実行されたラウンド数を遊技者に対して正確に判り易く表示することができる。
また、最後尾の7R〜10Rがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンI〜Lが実行されている場合、通常ラウンド実行中に、後のラウンドでダミーラウンドが実行される旨を非昇格通知として画像表示器16に表示させ、基準開閉パターンA〜Dが実行されている場合、特殊開閉パターンI〜Lの通常ラウンドに対応する通常ラウンド実行中に、後のラウンド全てで通常ラウンドが実行される旨を昇格通知として画像表示器16に表示させるので、遊技者は、最後まで通常ラウンドとなのるか最後はダミーラウンドとなるのかを、大当たり遊技中に、画像表示器16に演出的に表示される昇格通知や非昇格通知を見て一喜一憂して楽しむことができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
(1)基準開閉パターンとして、第1大入賞口装置13が1R〜7Rで通常ラウンドを実行して第2大入賞口装置14が7R〜10Rで通常ラウンドを実行する基準開閉パターンと、第2大入賞口装置14が1R〜7Rで通常ラウンドを実行して第1大入賞口装置13が7R〜10Rで通常ラウンドを実行する基準開閉パターンを備えてもよい。
(2)大当たりラウンド数を、7R〜9R、11R〜16Rの何れかとしてもよい。
(3)ダミーラウンドの数を、1,2,4〜5の何れかとしてもよい。
(4)ダミーラウンドの規定時間を、通常ラウンドの規定時間(約30秒)の1/10以下の約2秒や約3秒、或いは、それ以外の時間に設定してもよい。この場合、ダミーラウンドの規定時間を、遊技球を通常に連続発射した場合に当該ダミーラウンド実行中に規定数の遊技球が大入賞口13a,14aに入賞不可能な時間に設定することが望ましい。
(5)ダミーラウンドの規定時間は全て一律であるが、ダミーラウンドの数を複数(2〜5の何れか)にする場合、ダミーラウンドの規定時間をラウンド毎に異なるように設定してもよい。例えば、特殊開閉パターンE〜Hの場合には、1R目を約1秒、2R目を約2秒、3R目を約3秒とし、また、特殊開閉パターンI〜Lの場合には、8R目を約3秒、9R目を約2秒、10R目を約1秒としてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。また、本発明は、大入賞口装置として独立の第1,第2大入賞口を夫々開閉する第1,第2大入賞口装置を設けた種々のパチンコ遊技機に適用できる。
パチンコ遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 基準開閉パターンのタイムチャートである。 特殊開閉パターンのタイムチャートである。 特殊開閉パターンのタイムチャートである。 メイン処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 大当たり判定処理のフローチャートである。 停止中処理のフローチャートである。 大入賞口処理のフローチャートである。 大入賞口処理のフローチャートである。 大当たり図柄、開閉パターンの選択用のテーブルである。 昇格・非昇格通知の表示制御例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
11a 上始動入賞口
11b 下始動入賞口
13 第1大入賞口装置
13a 第1大入賞口
14 第2大入賞口装置
14a 第2大入賞口
16 画像表示器
20 制御装置
21 メイン制御装置
25 サブ制御装置

Claims (8)

  1. 遊技盤に設けられた始動入賞口と、遊技盤に設けられた大入賞口を開閉する大入賞口装置と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に行われる抽選により大当たりに当選した場合に、大入賞口を開放した後に規定数の遊技球の入賞又は規定時間の経過により大入賞口を閉塞して終了するラウンドを複数ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置を制御する制御装置とを備えたパチンコ遊技機において、
    前記大入賞口装置として独立の第1,第2大入賞口を夫々開閉する第1,第2大入賞口装置を設け、
    前記制御装置は、
    前記第1,第2大入賞口装置の少なくとも一方に対して実行可能で大入賞口を一定数の複数ラウンドに亙って開閉する複数種類の開閉パターンであって、前記複数ラウンドのうち先頭の1又は複数のラウンド又は最後尾の1又は複数のラウンドが他の通常ラウンドの前記規定時間よりも短い規定時間に設定されるダミーラウンドとなる特殊開閉パターンを有する複数種類の開閉パターンを記憶した開閉パターン記憶手段と、
    前記大当たりに当選した場合に、前記開閉パターン記憶手段の中の何れかの開閉パターンを択一的に選択する開閉パターン選択手段と、
    前記開閉パターン選択手段で選択された開閉パターンとなるように第1,第2大入賞口装置を制御する開閉制御手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記複数ラウンドが7〜16ラウンドの何れかであり、前記ダミーラウンドの数が2〜5の何れかであり、前記ダミーラウンドの規定時間が通常ラウンドの規定時間の1/10以下であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記複数種類の開閉パターンは、前記特殊開閉パターンとして、第1大入賞口装置がダミーラウンドと通常ラウンドの両方を実行する特殊開閉パターンと、第2大入賞口装置がダミーラウンドと通常ラウンドの両方を実行する特殊開閉パターンを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記複数種類の開閉パターンは、前記特殊開閉パターンとして、第1大入賞口装置がダミーラウンドを実行し第2大入賞口装置が通常ラウンドを実行する特殊開閉パターンと、第2大入賞口装置がダミーラウンドを実行し第1大入賞口装置が通常ラウンドを実行する特殊開閉パターンの少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記複数種類の開閉パターンは、第1,第2大入賞口装置の何れか一方が前記複数ラウンド全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンと、第1,第2大入賞口が協働して前記複数ラウンド全てで通常ラウンドを実行する開閉パターンを有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記制御装置は、先頭の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、遊技盤のディスプレイに現在実行中のラウンドを含めて実行される残りのラウンド数を表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記制御装置は、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、遊技盤のディスプレイに現在実行中のラウンドを含めて実行されたラウンド数を表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  8. 前記制御装置は、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンが実行されている場合、通常ラウンド実行中に、後のラウンドでダミーラウンドが実行される旨を非昇格通知として遊技盤のディスプレイに表示させ、特殊開閉パターン以外の開閉パターンが実行されている場合、最後尾の1又は複数のラウンドがダミーラウンドとなる特殊開閉パターンの通常ラウンドに対応する通常ラウンド実行中に、後のラウンド全てで通常ラウンドが実行される旨を昇格通知としてディスプレイに表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のパチンコ遊技機。
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