JP2010077981A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セレクト発進時に締結される発進用摩擦要素を有する自動変速機ATを備えた車両用自動変速機の制御装置において、セレクト発進時油圧制御手段(図6)は、変速機入力回転数の低下により締結開始を判定する締結開始判定部(ステップS63)と、タイマー値がバックアップタイマー値以上になることにより締結開始を判定するバックアップタイマー判定部(ステップS65)を有し、セレクト発進時学習補正制御手段(図7)は、バックアップタイマー値を、油圧学習補正の収束度合いに基づいて、目標締結開始時間に近づける補正を行うタイマー値学習補正部(ステップS77)を有する。
【選択図】図6
Description
走行用駆動源に変速機入力軸が接続され、変速機出力軸が駆動輪に接続され、変速機構に車両発進時に締結される発進用摩擦要素を有する自動変速機と、
非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作時、前記発進用摩擦要素の締結開始タイミングの判定により、前記発進用摩擦要素の油圧制御をピストンストローク圧制御からセレクトフェーズ圧制御へと移行するセレクト発進時油圧制御手段と、
前記ピストンストローク圧制御での指示油圧を予め定めた目標締結開始時間に一致するように油圧学習補正するセレクト発進時学習補正制御手段と、
を備えている。
前記セレクト発進時油圧制御手段は、前記ピストンストローク圧制御による変速機入力回転数の低下を検出すると、その検出時点を締結開始タイミングであると判定する締結開始判定部と、変速機入力回転数の低下を検出できない場合、セレクト操作時からカウントアップされたタイマー値が、予め定めた目標締結開始時間より長い時間に設定されたバックアップタイマー値になると、その時点を締結開始タイミングであると判定するバックアップタイマー判定部を有する。
前記セレクト発進時学習補正制御手段は、前記バックアップタイマー判定部に設定されたバックアップタイマー値を、前記油圧学習補正の収束度合いに基づいて、前記目標締結開始時間に近づける補正を行うタイマー値学習補正部を有する。
したがって、セレクト発進時、変速機入力回転数の低下を検出できない場合であっても、バックアップタイマー値を用いた時間管理により、発進用摩擦要素の締結開始タイミングを判定することができる。加えて、バックアップタイマー値が適正値に学習補正されるため、バックアップタイマー値による判定が実際の締結開始タイミングよりも早い場合に生じるセレクトショックを抑制することができる。また、バックアップタイマー値による判定が実際の締結開始タイミングよりも遅い場合に生じる駆動力応答性の低下により、ドライバーに違和感を与えることもない。
この結果、セレクト発進時、変速機入力回転数の低下を検出できない場合であっても、発進用摩擦要素の締結開始タイミングの判定を確保することができるばかりでなく、セレクトショックを抑制しつつ、ドライバーに違和感を与えることのない適正なタイミングにて締結開始判定を行うことができる。
図1は、実施例1の車両用自動変速機の制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両(車両の一例)を示す全体システム図である。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
ここで、「入力回転数変化率」は、変速機入力回転数を時間により微分演算処理することで求められる。「入力回転数変化量」は、N−Dセレクト開始時の変速機入力回転数を記憶しておき、この記憶値と今回検出された変速機入力回転数の差により求められる。「所定値」は、発進用摩擦要素である第2ブレーキB2の締結開始判定を行う閾値であり、予め定められる。
ここで、「目標締結開始時間」は、自動変速機ATのノミナル品(構成部品のバラツキを抑えた基準品)を用い、N−Dセレクト操作時、圧力条件等を異ならせたピストンストローク圧制御により得られる締結開始時間の測定実験を行い、その実験結果として得られた複数の締結開始時間(=トルクの発生開始時間)のうち、ショックの発生や間延び感を与えることない最も適切な締結開始時間を選択することで決める。
ここで、「バックアップタイマー値」は、初期値として、様々なバラツキを考慮しても実際の締結開始タイミングより早期のタイミングによる判定とならないように、目標締結開始時間に、様々なバラツキ分のマージンを加えた時間、つまり、目標締結開始時間より十分に長い時間に設定される。そして、N−Dセレクト経験を重ねることによりタイマー値学習補正が行われたら、補正後のバックアップタイマー値に書き換えられる。
ここで、「ピストンストローク圧制御」とは、N−Dセレクト開始直後に行われバルブ回路に油を満たすキックチャージ圧制御と、第2ブレーキB2のピストン油室に油を満たすプリチャージ圧制御を経過した後、複数のブレーキプレート間の隙間を埋める(ガタ詰め)ために行われる油圧制御をいう。
「セレクトフェーズ圧制御」とは、セレクト発進操作による締結開始判定後、第2ブレーキB2を締結過渡期にフェーズを進行させるために行う油圧制御をいう。例えば、締結開始判定後、第2ブレーキB2の滑り締結により出力トルクをコントロールしながら発進するWSCフェーズ圧制御を行う。その後、変速機入力回転数を1速回転数まで徐々に低下させるイナーシャフェーズ圧制御から、1速圧まで油圧を立ち上げる終了フェーズ圧制御を経過し、第2ブレーキB2をライン圧により締結する1速フェーズ圧制御へと移行するような制御をいう。なお、前記「WSC」とは、「Wet Start Clutchの略」である。
ここで、油圧学習量特性は、図8に示すように、偏差が正の値で実締結開始時間が目標締結開始時間より長い時間であるとき、ピストンストローク圧を高くする補正量を与え、偏差が負の値で実締結開始時間が目標締結開始時間より短い時間であるとき、ピストンストローク圧を低くする補正量を与える。油圧学習量(補正量)は、偏差εが−ε1〜+ε1のとき油圧学習量=0とし、偏差εが−ε1〜−ε2または+ε1〜+ε2のとき−ε2または+ε2に近づくほど油圧学習量の絶対値を大きな量とし、偏差εが−ε2〜−ε3または+ε2〜+ε3のとき油圧学習量の絶対値を大きな一定量とし、偏差εが−ε3未満または+ε3を超えるとき油圧学習量の絶対値を小さな一定量とする。
ここで、バックアップタイマー学習量特性は、図9に示すように、偏差が正の値であるか負の値であるかにかかわらず、油圧学習補正による偏差の収束度合いに応じ、バックアップタイマー値を短くし、目標締結開始時間に近づける負の値による補正量を与える。バックアップタイマー学習量(補正量)は、偏差εが−ε4〜+ε4のときバックアップタイマー学習量=0とし、偏差εが−ε4〜−ε5または+ε4〜+ε5のとき−ε5または+ε5に近づくほどバックアップタイマー学習量を大きな量とし、偏差εが−ε5〜−ε6または+ε5〜+ε6のときバックアップタイマー学習量を大きな一定量とし、偏差εが−ε6未満または+ε6を超えるときバックアップタイマー学習量=0とする。
ステップS7へ移行する。
ここで、複数の学習許可条件とは、例えば、
・油温条件(第1閾値≦油温≦第2閾値)
・スロットル開度条件(TVO≦閾値)
・スロットル開速度条件(ΔTVO≦閾値)
・車速条件(VSP≦閾値)
・変速機出力回転数条件(OutREV≦閾値)
・アイドル条件(アイドルSWがON)
・エンジン始動条件(Eng始動一回目かつ油温≧閾値、Eng始動二回目以降)
・エアコン作動条件(エアコンON→OFF、エアコンOFF→ON以外)
・セレクトタイマー条件(D−Nタイマー≧閾値、R−Nタイマー≧閾値)
・セレクトモード条件(N−DまたはN−R)
・フェール条件(各種フェール時以外)
をいう。
すなわち、図10に示すように、油圧学習補正による偏差εあるいは油圧学習量の収束度合いに連動してバックアップタイマー値を補正する。具体的には、偏差εが±ε6となった時点からバックアップタイマー値の補正を開始し、偏差εが収束していき±ε4に近づくにしたがって徐々にバックアップタイマー値を短くする補正を行い、偏差εが±ε4となった時点にてバックアップタイマー値の補正を終了する。偏差εが±ε4となった時点にて補正を終了するのは、あくまでバックアップタイマー値であるので、偏差εが収束を完了(偏差ε=0)する前にマージンを持って学習(補正)を止める。
まず、「発進用摩擦要素の締結開始判定技術が有する課題」の説明を行い、続いて、実施例1の車両用自動変速機の制御装置における作用を、「N−Dセレクト発進時における発進用摩擦要素圧制御作用」、「N−Dセレクト発進経験による学習補正制御作用」に分けて説明する。
特開平6−11026号公報には、NレンジからDレンジへのセレクト操作時、発進用摩擦要素の締結開始(ガタ詰め)のタイミングを、変速機入力回転数であるタービン回転数の低下量に基づいて検出するものが知られている。
図11は、N−Dセレクト発進時におけるセレクトレンジ・発進用摩擦要素圧・変速機入力回転数・入力回転数変化率・油圧学習補正・タイマー値学習補正の各特性を示すタイムチャートである。
図12は、タイマー値学習補正による効果代を説明するため各バラツキを考慮した現状でのバックアップタイマー値(=本仕様での初期のバックアップタイマー値)と本仕様での学習後のバックアップタイマー値の対比を示す図である。
まず、各バラツキを考慮した現状でのバックアップタイマー値(=本仕様での初期のバックアップタイマー値)は、図12の上部に示すように、操作パターン、油温等の環境バラツキ、トルクバラツキ、ハードバラツキ(μバラツキとクラッチクリアランス等)、油圧バラツキの全てを加え、上記各バラツキがあったとしても、棚外れしない時間に設定されている。
これに対し、本仕様での学習後のバックアップタイマー値は、実締結開始時間を目標締結開始時間に近づける油圧学習補正により、油圧バラツキと、ハードバラツキのうちクラッチクリアランス等によるバラツキをキャンセルすることができるため、これらのバラツキを除いた時間に設定されることになる。
したがって、油圧バラツキとクラッチクリアランス等によるバラツキの分が、タイマー値学習補正による効果代となる。なお、タイマー値学習補正に油温を追加すれば、環境バラツキ分も時間を短くすることが可能である。
実施例1の車両用自動変速機の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
図13は、実施例2のATコントローラ7にて実行されるN−Dセレクト操作によるセレクト発進時学習補正制御処理の流れを示すフローチャートである(セレクト発進時学習補正制御手段)。図14は、実締結開始時間と目標締結開始時間との偏差に対する油圧学習量(補正量)を示す油圧学習量特性図である。図15は、N−Dセレクト経験に基づいてバックアップタイマー値の学習補正が行われる際の偏差または油圧学習量の収束特性とバックアップタイマー値特性を示すタイムチャートである。以下、図13に示すフローチャートの各ステップについて説明する。なお、図13のステップS131,ステップS132,ステップS133,ステップS134,ステップS135の各ステップは、図7のステップS71,ステップS72,ステップS73,ステップS75,ステップS76の各ステップに対応するので、説明を省略する。
ここで、偏差あるいは油圧学習量の収束判定に用いる判定閾値は、図14に示すように、偏差については±ε0、油圧学習量については±ΔP0に設定する。すなわち、偏差≦±ε0または油圧学習量≦±ΔP0が成立すると、油圧学習補正が収束であると判定する。
すなわち、図15に示すように、油圧学習補正による偏差εあるいは油圧学習量が収束してゆき、収束判定がなされると、棚外れを考慮して長めに設定されているバックアップタイマー値が、一気に狙いのバックアップタイマー値に補正される。この場合も、あくまでバックアップタイマー値であるので、狙いのバックアップタイマー値はマージンを持ったものとされる。なお、他の構成は、実施例1の図1〜図6に示す構成と同様であるので、図示ならびに説明を省略する。
実施例2の車両用自動変速機の制御装置における「N−Dセレクト発進経験による学習補正制御作用」を説明する。
図6のフローチャートにおいて、実締結開始時間と目標締結開始時間の偏差が演算されたN−Dセレクトを経験した場合であって、目標締結開始時間を取得するのに必要な複数の学習許可条件が同時に成立する場合には、図13のフローチャートにおいて、ステップS131→ステップS132→ステップS133→ステップS134→ステップS135→ステップS136へと進む。
ここで、ステップS133では、読み込まれた偏差と、予め設定されている油圧学習量特性(図14)から、ピストンストローク圧制御時の油圧学習量が演算され、ステップS135では、ステップS133にて演算された油圧学習量によりピストンストローク圧制御時の指示油圧が補正される(図11の油圧学習補正)。
加えて、タイマー値学習補正において、油圧学習補正が収束判定されるまではバックアップタイマー値は初期値のままで、収束判定時にバックアップタイマー値が狙いの値に補正されることで、実施例1のように毎回演算する必要が無く、演算負荷が軽減されることになる。
なお、「N−Dセレクト発進時における発進用摩擦要素圧制御作用」は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例2の車両用自動変速機の制御装置にあっては、実施例1の(1)〜(4),(6)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
MG モータジェネレータ(走行用駆動源)
Input 変速機入力軸
Output 変速機出力軸
RL 左後輪(駆動輪)
RR 右後輪(駆動輪)
B2 第2ブレーキB2(発進用摩擦要素)
AT 自動変速機
7 ATコントローラ
Claims (7)
- 走行用駆動源に変速機入力軸が接続され、変速機出力軸が駆動輪に接続され、変速機構に車両発進時に締結される発進用摩擦要素を有する自動変速機と、
非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作時、前記発進用摩擦要素の締結開始タイミングの判定により、前記発進用摩擦要素の油圧制御をピストンストローク圧制御からセレクトフェーズ圧制御へと移行するセレクト発進時油圧制御手段と、
前記ピストンストローク圧制御での指示油圧を予め定めた目標締結開始時間に一致するように油圧学習補正するセレクト発進時学習補正制御手段と、
を備えた車両用自動変速機の制御装置において、
前記セレクト発進時油圧制御手段は、前記ピストンストローク圧制御による変速機入力回転数の低下を検出すると、その検出時点を締結開始タイミングであると判定する締結開始判定部と、変速機入力回転数の低下を検出できない場合、セレクト操作時からカウントアップされたタイマー値が、予め定めた目標締結開始時間より長い時間に設定されたバックアップタイマー値になると、その時点を締結開始タイミングであると判定するバックアップタイマー判定部を有し、
前記セレクト発進時学習補正制御手段は、前記バックアップタイマー判定部に設定されたバックアップタイマー値を、前記油圧学習補正の収束度合いに基づいて、前記目標締結開始時間に近づける補正を行うタイマー値学習補正部を有することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 請求項1に記載された車両用自動変速機の制御装置において、
前記セレクト発進時学習補正制御手段は、変速機入力回転数の低下により締結開始タイミングの判定を経験したとき、セレクト操作時から変速機入力回転数が低下するまでの実締結開始時間を取得し、予め定めた目標締結開始時間に対する取得された実締結開始時間の乖離状態に基づいて、前記ピストンストローク圧制御での指示油圧を学習補正する油圧学習補正部を有することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 請求項2に記載された車両用自動変速機の制御装置において、
前記セレクト発進時学習補正制御手段は、セレクト操作時から締結開始までの前記目標締結開始時間を取得するのに必要な複数の条件を学習許可条件とし、複数の学習許可条件が同時に成立するか否かを判定する学習許可条件判定部を設け、
前記油圧学習補正部は、前記学習許可条件判定部による学習許可条件の成立時にピストンストローク圧制御での指示油圧を油圧学習量により補正することを許可することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された車両用自動変速機の制御装置において、
前記タイマー値学習補正部は、予め定めた目標締結開始時間に対する取得された実締結開始時間の乖離量、または、前記ピストンストローク圧制御での指示油圧の補正量である油圧学習量を、前記油圧学習補正の収束度合いの指標値とし、バックアップタイマー値の補正を行うことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された車両用自動変速機の制御装置において、
前記タイマー値学習補正部は、前記油圧学習補正の収束度合いが高いほど、前記バックアップタイマー判定部に設定されたバックアップタイマー値を、徐々に短いタイマー値に補正することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された車両用自動変速機の制御装置において、
前記セレクト発進時学習補正制御手段は、前記油圧学習補正の収束度合いをあらわす指標値が閾値以下となった場合に学習収束であると判定する学習収束判定部を設け、
前記タイマー値学習補正部は、前記学習収束判定部により学習収束であると判定されると、前記バックアップタイマー判定部に設定されたバックアップタイマー値を、目標締結開始時間に近い狙いのバックアップタイマー値に書き換えることを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。 - 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載された車両用自動変速機の制御装置において、
前記自動変速機は、変速機入力軸に走行用駆動源としてエンジンとモータジェネレータが接続されるハイブリッド車両に搭載され、
前記モータジェネレータは、停車中、変速機入力回転数を目標回転数に保つ回転数制御により回転駆動することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
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