JP2010066570A - 位置調整装置、及び、光学装置の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化及び低コスト化を図れる位置調整装置、及び光学装置の製造装置を提供すること。
【解決手段】入射される光束を画像情報に応じて変調する複数の反射型光変調装置442を、反射型光変調装置442にて変調された前記光束を合成するクロスダイクロイックプリズム443に対して位置調整する6軸位置調整装置において、所定の方向に沿ってそれぞれ延出し、反射型光変調装置442をそれぞれ把持する複数の把持部材1143と、複数の把持部材1143が設けられ、複数の把持部材1143をそれぞれ同方向に移動させる駆動部と、駆動部の動作を制御する制御装置とを備える。従って、各反射型光変調装置442の位置調整をそれぞれ個別に行うことで、一つの6軸位置調整装置により、複数の反射型光変調装置442を位置調整できるので、反射型光変調装置442の数に応じて6軸位置調整装置を設ける必要がない。
【選択図】図5
【解決手段】入射される光束を画像情報に応じて変調する複数の反射型光変調装置442を、反射型光変調装置442にて変調された前記光束を合成するクロスダイクロイックプリズム443に対して位置調整する6軸位置調整装置において、所定の方向に沿ってそれぞれ延出し、反射型光変調装置442をそれぞれ把持する複数の把持部材1143と、複数の把持部材1143が設けられ、複数の把持部材1143をそれぞれ同方向に移動させる駆動部と、駆動部の動作を制御する制御装置とを備える。従って、各反射型光変調装置442の位置調整をそれぞれ個別に行うことで、一つの6軸位置調整装置により、複数の反射型光変調装置442を位置調整できるので、反射型光変調装置442の数に応じて6軸位置調整装置を設ける必要がない。
【選択図】図5
Description
本発明は、位置調整装置、及び、光学装置の製造装置に関し、詳しくは、プリズム等の合成光学装置に対して複数の光変調装置を位置調整する位置調整装置、並びに、当該合成光学装置及び複数の光変調装置を備える光学装置の製造装置に関する。
従来、光源装置と、当該光源装置から射出された光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置、及び、各光変調装置により変調された光束を合成して画像光を形成する合成光学装置を有する光学装置と、形成された画像光を拡大投射する投射レンズとを備えるプロジェクタが知られている。このようなプロジェクタとして、赤(R),緑(G),青(B)の3つの色光毎に設けられる光変調装置としての3つの液晶パネル、及び、各液晶パネルにより変調された各色光を合成する合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズムとを備える、いわゆる3板色プロジェクタが知られている。
このようなプロジェクタでは、画像光を適切に形成及び投射するためには、各液晶パネルは投射レンズのバックフォーカスの位置に配置されるように、各液晶パネルのフォーカス調整を行う必要がある。また、より鮮明な画像を得るためには、各液晶パネル間での画素ずれが無いように、各液晶パネルのアライメント調整を行う必要がある。
これに対し、前述の各調整を実施して光学装置を製造する光学装置の製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
これに対し、前述の各調整を実施して光学装置を製造する光学装置の製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の光学装置の製造装置では、3つの液晶パネルにそれぞれ光束を導入する光源装置と、液晶パネル及びクロスダイクロイックプリズムを介した光束を検出する光束検出装置と、各液晶パネルのフォーカス・アライメント調整を実施する3つの位置調整装置とを備える。このような製造装置では、光束検出装置で検出された光束に基づいて、各位置調整装置がクロスダイクロイックプリズムに対する各液晶パネルの位置を、最適位置にそれぞれ調整する。
しかしながら、特許文献1に記載の製造装置では、液晶パネルの数に応じて位置調整装置を設ける必要があるので、製造装置全体が大きくなり、製造装置の小型化を図りにくいという問題がある。また、位置調整装置を3つ製造する必要性から、製造装置の製造コストを低減しにくいという問題がある。このため、製造装置の小型化及び低コスト化を図ることができる位置調整装置が要望されてきた。
本発明の目的は、小型化及び低コスト化を図れる位置調整装置、及び、光学装置の製造装置を提供することである。
本発明の位置調整装置は、入射される光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置を、当該各光変調装置にて変調された前記光束を合成する合成光学装置に対して位置調整する位置調整装置であって、所定の方向に沿ってそれぞれ延出し、前記各光変調装置をそれぞれ把持する複数の把持部材と、前記複数の把持部材が設けられ、当該複数の把持部材をそれぞれ同方向に移動させる移動手段と、前記移動手段の動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の光変調装置の位置調整を行う位置調整装置には、それぞれ光変調装置を把持する複数の把持部材と、当該複数の把持部材をそれぞれ同方向に移動させる移動手段と、これらの把持部材の動作を制御する制御手段とを備えている。これによれば、例えば、各光変調装置の位置調整をそれぞれ個別に行うことで、一つの位置調整装置により、複数の光変調装置を位置調整できるので、光変調装置の数に応じて位置調整装置を設ける必要がない。従って、合成光学装置に対して複数の光変調装置が位置調整された光学装置を製造する製造装置に、本発明の位置調整装置を採用することにより、当該製造装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。
本発明では、前記制御手段は、前記各光変調装置の位置調整を行う際に、当該各光変調装置が前記合成光学装置に対してそれぞれ同方向に移動されるように、前記複数の把持部材の移動方向を変更して移動させることが好ましい。
ここで、各光変調装置が、それぞれ異なる方向を向いている場合には、各把持部材を一方向に移動させた際に合成光学装置に対して調整される光変調装置の方向は、各光変調装置でそれぞれ異なってしまう。これに対し、本発明では、それぞれの光変調装置の位置調整を行う際に、制御手段が、当該各光変調装置が合成光学装置に対して同方向に位置調整されるように、各把持部材を移動させる。例えば、前述の場合に、複数の光変調装置のうち、1つの光変調装置を合成光学装置に近接する方向に移動させた後、他の光変調装置を合成光学装置に近接する方向に移動させる際には、当該1つの光変調装置を位置調整した際に移動させた各把持部材の移動方向とは異なる方向に移動方向及び移動量を変更して、当該他の光変調装置を把持する把持部材を移動させる。これによれば、位置調整する光変調装置に応じて、各把持部材の移動方向が制御手段により制御されるので、各光変調装置を適切に位置調整することができる。
本発明では、前記複数の光変調装置は、少なくとも第1光変調装置及び第2光変調装置を含んで構成され、前記合成光学装置は、前記少なくとも2つの光変調装置により変調された前記光束がそれぞれ入射し、互いに直交する少なくとも2つの光束入射側端面を有し、前記複数の把持部材は、前記第1光変調装置及び第2光変調装置をそれぞれ把持する第1把持部材及び第2把持部材を含んで構成され、前記移動手段は、前記第1把持部材及び前記第2把持部材を、前記所定の方向である第1方向、及び、当該第1方向に直交し、かつ、前記少なくとも2つの光変調装置が隣接する方向である第2方向に移動させ、前記制御手段は、前記第1光変調装置を前記合成光学装置に近接する方向に沿って位置調整する際に、前記各把持部材を前記第1方向に沿って進退させ、前記第2光変調装置を前記合成光学装置に近接する方向に沿って位置調整する際に、前記各把持部材を前記第2方向に沿って進退させることが好ましい。
本発明によれば、合成光学装置の2つの光束入射側端面にそれぞれ対向配置される第1光変調装置及び第2光変調装置をそれぞれ把持する第1把持部材及び第2把持部材が設けられ、移動手段は、制御手段の制御により、各把持部材を第1方向又は第2方向に同時に移動する。これによれば、各把持部材の延出方向である第1方向に沿って各把持部材を進退させることで、第1光変調装置を合成光学装置に近接する方向に沿って位置調整することができる。また、第1方向に直交し、かつ、各光変調装置が隣接する方向である第2方向に沿って各把持部材を進退させることで、第2光変調装置を合成光学装置に近接する方向に沿って位置調整することができる。従って、各光変調装置の向きが異なる場合でも、それぞれの光変調装置の位置調整を行う際に、把持部材の移動方向を変更して、当該各光変調装置の位置調整を適切に行うことができる。
本発明の光学装置の製造装置は、入射される光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、前記各光変調装置にて変調された光束を合成する合成光学装置とを備えた光学装置の製造装置であって、請求項1から請求項3のいずれかに記載の位置調整装置と、前記各光変調装置に光束を照射する光源装置と、前記合成光学装置により射出された光束の位置を検出する検出手段とを有し、前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記移動手段を移動させることを特徴とする。
本発明によれば、本発明によれば、前述の位置調整装置と同様の効果を奏することができ、製造装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。
また、検出手段の検出結果に基づいて、制御手段が、移動手段による各把持部材の移動方向を調整することにより、各光変調装置の位置調整を適切に行うことができる。
また、検出手段の検出結果に基づいて、制御手段が、移動手段による各把持部材の移動方向を調整することにより、各光変調装置の位置調整を適切に行うことができる。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。
[プロジェクタの構造]
図1は、製造対象とされる光学装置を備えるプロジェクタ1の構造を示す図である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成し、形成したカラー画像を図示しないスクリーン上に拡大投射する。このプロジェクタ1は、外装筐体2と、投射レンズ3と、光学ユニット4とを備える。なお、図1において、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内には、投射レンズ3及び光学ユニット4の他、プロジェクタ1内部の各構成部材を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、及びプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等が配置される。
[プロジェクタの構造]
図1は、製造対象とされる光学装置を備えるプロジェクタ1の構造を示す図である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成し、形成したカラー画像を図示しないスクリーン上に拡大投射する。このプロジェクタ1は、外装筐体2と、投射レンズ3と、光学ユニット4とを備える。なお、図1において、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内には、投射レンズ3及び光学ユニット4の他、プロジェクタ1内部の各構成部材を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、及びプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等が配置される。
外装筺体2は、射出成型等による合成樹脂製品であり、光学ユニット4を内部に収納配置する全体略直方体状に形成されている。この外装筺体2は、プロジェクタ1の天面、前面、背面、及び側面をそれぞれ構成するアッパーケースと、プロジェクタ1の底面、前面、側面、及び背面をそれぞれ構成するロアーケースとで構成され、前記アッパーケース及び前記ロアーケースは互いにネジ等で固定されている。
投射レンズ3は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、光学ユニット4にて形成されたカラー画像をスクリーン上に拡大投射する。
投射レンズ3は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、光学ユニット4にて形成されたカラー画像をスクリーン上に拡大投射する。
光学ユニット4は、前記制御装置による制御の下、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するユニットである。この光学ユニット4は、光源装置41と、照明光学装置42と、色分離光学装置43と、光学装置44等を備える。
光源装置41は、光源ランプ411、リフレクタ412、UV−IRフィルタ413等を備える。光源ランプ411から射出された光束は、リフレクタ412によって射出方向が揃えられ、UV−IRフィルタ413を介して照明光学装置42に向けて射出される。なお、UV−IRフィルタ413は、紫外領域及び赤外領域の光束を吸収または反射し、その他の光束を透過するものである。
光源装置41は、光源ランプ411、リフレクタ412、UV−IRフィルタ413等を備える。光源ランプ411から射出された光束は、リフレクタ412によって射出方向が揃えられ、UV−IRフィルタ413を介して照明光学装置42に向けて射出される。なお、UV−IRフィルタ413は、紫外領域及び赤外領域の光束を吸収または反射し、その他の光束を透過するものである。
照明光学装置42は、第1レンズアレイ421、第2レンズアレイ422、偏光変換素子423、及び重畳レンズ424を備える。そして、光源装置41から射出された光束は、第1レンズアレイ421によって複数の部分光束に分割され、第2レンズアレイ422の近傍で結像する。第2レンズアレイ422から射出された各部分光束は、その中心軸(主光線)が偏光変換素子423の入射面に垂直となるように入射し、偏光変換素子423にて略1種類の直線偏光光として射出される。偏光変換素子423から直線偏光光として射出され、重畳レンズ424を介した複数の部分光束は、光学装置44の後述する3つの光変調装置としての各反射光変調装置442上で重畳する。
色分離光学装置43は、青色光(B光)を反射するB光反射ダイクロイックミラー431A及び緑色光(G光)、赤色光(R光)を反射するGR光反射ダイクロイックミラー431BがX字状に配置されたクロスダイクロイックミラー431、緑色光を反射するG光反射ダイクロイックミラー432、及び2枚の反射ミラー433,434を備える。そして、色分離光学装置43は、照明光学装置42から射出された複数の部分光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する。
具体的に、照明光学装置42から射出された複数の部分光束は、クロスダイクロイックミラー431に入射し、青色光成分がB光反射ダイクロイックミラー431Aにて反射し、緑色光成分と赤色光成分とがGR光反射ダイクロイックミラー431Bにて反射し、青色光成分と緑色光成分及び赤色光成分とに分離される。
具体的に、照明光学装置42から射出された複数の部分光束は、クロスダイクロイックミラー431に入射し、青色光成分がB光反射ダイクロイックミラー431Aにて反射し、緑色光成分と赤色光成分とがGR光反射ダイクロイックミラー431Bにて反射し、青色光成分と緑色光成分及び赤色光成分とに分離される。
クロスダイクロイックミラー431にて分離された青色光は、反射ミラー433で反射し、光学装置44を構成する後述するワイヤグリッド441Bに入射する。
また、クロスダイクロイックミラー431にて分離された緑色光及び赤色光は、反射ミラー434で反射した後、G光反射ダイクロイックミラー432に入射する。G光反射ダイクロイックミラー432に入射した緑色光及び赤色光のうち、緑色光は、G光反射ダイクロイックミラー432によって反射し、光学装置44を構成する後述するワイヤグリッド441Gに入射する。一方、赤色光は、G光反射ダイクロイックミラー432を透過して、光学装置44を構成する後述するワイヤグリッド441Rに入射する。
また、クロスダイクロイックミラー431にて分離された緑色光及び赤色光は、反射ミラー434で反射した後、G光反射ダイクロイックミラー432に入射する。G光反射ダイクロイックミラー432に入射した緑色光及び赤色光のうち、緑色光は、G光反射ダイクロイックミラー432によって反射し、光学装置44を構成する後述するワイヤグリッド441Gに入射する。一方、赤色光は、G光反射ダイクロイックミラー432を透過して、光学装置44を構成する後述するワイヤグリッド441Rに入射する。
光学装置44は、入射した光束を画像情報に応じて変調して、カラー画像を形成するものである。この光学装置44は、反射型偏光板としての3つのワイヤグリッド441(赤色光側のワイヤグリッドを441R、緑色光側のワイヤグリッドを441G、青色光側のワイヤグリッドを441Bとする)と、3つの反射型光変調装置442(ワイヤグリッド441と同様に、各色光側の反射型光変調装置を442R,442G,442Bとする)と、合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム443と、光学素子としての3つの偏光板444(各色光側の偏光板を444R、444G、444Bとする)とを備える。ここで、緑色光側の反射型光変調装置442Gは、本発明の第1光変調装置を構成し、赤色光側の反射型光変調装置442R、及び青色光側の反射型光変調装置442Bは、本発明の第2光変調装置を構成する。また、光学装置44は、詳しくは後述するが、ヘッド体445、3つの取付部材446及び3つの調整部材447(図5及び図6参照)を備えている。
3つのワイヤグリッド441は、格子構造に基づく回折により入射した光束を偏光分離する。各ワイヤグリッド441は、入射光束の光軸に対して略45°傾斜した状態で配置される。そして、各ワイヤグリッド441は、入射した光束のうち、偏光変換素子423で揃えられた偏光方向と略同一の偏光方向を有する偏光光を透過させ、前記偏光方向に直交する偏光方向を有する偏光光を反射させ、入射した光束を偏光分離する。
各反射型光変調装置442は、各ワイヤグリッド441を透過した光束の光軸に対して略直交した状態で配置される。
各反射型光変調装置442は、各ワイヤグリッド441を透過した光束の光軸に対して略直交した状態で配置される。
各偏光板444は、クロスダイクロイックプリズム443の各光束入射側端面4431にそれぞれ対向して配設され、各ワイヤグリッド441にて反射された偏光方向と同一方向の偏光方向の直線偏光光を透過させる。すなわち、ワイヤグリッド441及び偏光板444の双方を用いることで、ワイヤグリッド441にて所望の直線偏光光以外の偏光成分が反射された場合であっても、偏光板444にて前記偏光成分を除去する構成を採用している。
クロスダイクロイックプリズム443(以下「プリズム443」と略す場合がある)は、各ワイヤグリッド441にて反射された各色光がそれぞれ入射される光束入射側端面4431(各色光側の光束入射側端面を4431R,4431G,4431Bとする)と、光束射出側端面4432とを有し、入射した各色光を合成してカラー画像を形成し、光束射出側端面4432から射出する。このプリズム443は、4つの直角プリズムを貼り合わせた略直方体形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、ワイヤグリッド441Gにて反射された緑色光を透過し、各ワイヤグリッド441R,441Bにて反射された赤、青色光をそれぞれ反射する。このようにして、各色光が合成されてカラー画像が形成される。そして、プリズム443で形成されたカラー画像は、光束射出側端面4432から射出され、上述した投射レンズ3によりスクリーンへ拡大投射される。
[光学装置の製造装置の構造]
図2及び図3は、光学装置44の製造装置10を示す図である。具体的に、図2は、製造装置10の側面図であり、図3は、製造装置10を上方から見た平面図である。なお、図2及び図3では、説明の便宜上、光学装置44から射出される画像光の光軸方向を第1方向としてのZ軸とし、このZ軸に直交する2軸を第2方向としてのX軸(水平軸)、及びY軸(鉛直軸)とする。
製造装置10は、前述した光学装置44を製造するものであり、図2及び図3に示すように、製造装置本体10Aと、スクリーンユニット10Bと、これら製造装置本体10A及びスクリーンユニット10Bが載置される載置台10Cと、当該製造装置10全体の動作制御及び画像処理を実施する制御手段としての制御装置10Dとを備える。
なお、製造装置本体10A及びスクリーンユニット10Bは、暗室内部に配置され、光学装置44の製造は、この暗室内で実施される。
図2及び図3は、光学装置44の製造装置10を示す図である。具体的に、図2は、製造装置10の側面図であり、図3は、製造装置10を上方から見た平面図である。なお、図2及び図3では、説明の便宜上、光学装置44から射出される画像光の光軸方向を第1方向としてのZ軸とし、このZ軸に直交する2軸を第2方向としてのX軸(水平軸)、及びY軸(鉛直軸)とする。
製造装置10は、前述した光学装置44を製造するものであり、図2及び図3に示すように、製造装置本体10Aと、スクリーンユニット10Bと、これら製造装置本体10A及びスクリーンユニット10Bが載置される載置台10Cと、当該製造装置10全体の動作制御及び画像処理を実施する制御手段としての制御装置10Dとを備える。
なお、製造装置本体10A及びスクリーンユニット10Bは、暗室内部に配置され、光学装置44の製造は、この暗室内で実施される。
[製造装置本体の構造]
製造装置本体10Aは、製造対象となる光学装置44が載置され、プリズム443の各光束入射側端面4431に対向するように、各反射型光変調装置442(正確には、後述する取付部材446)を位置調整する。この製造装置本体10Aは、図2及び図3に示すように、6軸位置調整装置11と、投射光学装置12と、これら6軸位置調整装置11及び投射光学装置12が載置される載置部13と、調整用光源装置60(図7参照)と、固定用光源装置70(図7参照)とを備える。
製造装置本体10Aは、製造対象となる光学装置44が載置され、プリズム443の各光束入射側端面4431に対向するように、各反射型光変調装置442(正確には、後述する取付部材446)を位置調整する。この製造装置本体10Aは、図2及び図3に示すように、6軸位置調整装置11と、投射光学装置12と、これら6軸位置調整装置11及び投射光学装置12が載置される載置部13と、調整用光源装置60(図7参照)と、固定用光源装置70(図7参照)とを備える。
図4は、6軸位置調整装置11の側面図である。なお、図4では、説明を簡略化するために、図4の紙面と直交する方向をX軸、図4中左右方向をZ軸、図4中上下方向をY軸とする。
6軸位置調整装置11は、後述する制御装置10Dとともに本発明の位置調整装置を構成し、プリズム443の各光束入射側端面4431に対して、各反射型光変調装置442の配置位置をそれぞれ調整する。6軸位置調整装置11は、光束入射側端面4431に対して近接隔離する方向(Z軸方向)、Z軸に直交する2軸方向(X軸方向、Y軸方向)、Z軸を中心とする回転方向(以下、Zθ方向)、X軸を中心とする回転方向(以下、Xθ方向)、及びY軸を中心とする回転方向(以下、Yθ方向)に移動可能に構成されている。
6軸位置調整装置11は、後述する制御装置10Dとともに本発明の位置調整装置を構成し、プリズム443の各光束入射側端面4431に対して、各反射型光変調装置442の配置位置をそれぞれ調整する。6軸位置調整装置11は、光束入射側端面4431に対して近接隔離する方向(Z軸方向)、Z軸に直交する2軸方向(X軸方向、Y軸方向)、Z軸を中心とする回転方向(以下、Zθ方向)、X軸を中心とする回転方向(以下、Xθ方向)、及びY軸を中心とする回転方向(以下、Yθ方向)に移動可能に構成されている。
[6軸位置調整装置の構成]
6軸位置調整装置11は、図4に示すように、載置部13上のレール131に沿って移動可能に設置される平面位置調整部111と、この平面位置調整部111の先端部分に設けられる面内回転位置調整部112と、この面内回転位置調整部112の先端部分に設けられる面外回転位置調整部113と、この面外回転位置調整部113の先端部分に設けられる複数の保持部材114とを備える。
6軸位置調整装置11は、図4に示すように、載置部13上のレール131に沿って移動可能に設置される平面位置調整部111と、この平面位置調整部111の先端部分に設けられる面内回転位置調整部112と、この面内回転位置調整部112の先端部分に設けられる面外回転位置調整部113と、この面外回転位置調整部113の先端部分に設けられる複数の保持部材114とを備える。
平面位置調整部111は、プリズム443の光束入射側端面4431に対する各反射型光変調装置442の進退位置及び平面位置を調整する。この平面位置調整部111は、載置部13上に摺動可能に設けられる基部1111と、この基部1111上に立設される脚部1112と、この脚部1112の上部先端部分に設けられ、面内回転位置調整部112が接続される接続部1113とを備える。
基部1111は、移動手段としての駆動部521(図7参照)により、載置部13のZ軸方向を移動する。脚部1112は、側部に設けられる駆動部521(図7参照)によって基部1111に対してX軸方向に移動する。接続部1113は、駆動部521(図7参照)によって、脚部1112に対してY軸方向に移動する。
基部1111は、移動手段としての駆動部521(図7参照)により、載置部13のZ軸方向を移動する。脚部1112は、側部に設けられる駆動部521(図7参照)によって基部1111に対してX軸方向に移動する。接続部1113は、駆動部521(図7参照)によって、脚部1112に対してY軸方向に移動する。
面内回転位置調整部112は、プリズム443の光束入射側端面4431に対する各反射型光変調装置442の面内方向回転位置を調整する。この面内回転位置調整部112は、平面位置調整部111の先端部分に固定される円柱状の基部1121と、この基部1111の円周方向に回転自在に設けられる回転調整部1122とを備える。
このうち、回転調整部1122は、側部に設けられる駆動部521(図7参照)によって基部1121に対してXY平面内でZθ方向に回転し、クロスダイクロイックプリズム443の光束入射側端面に対する各反射型光変調装置442の面内回転位置を調整する。
このうち、回転調整部1122は、側部に設けられる駆動部521(図7参照)によって基部1121に対してXY平面内でZθ方向に回転し、クロスダイクロイックプリズム443の光束入射側端面に対する各反射型光変調装置442の面内回転位置を調整する。
面外回転位置調整部113は、プリズム443の光束入射側端面4431に対する各反射型光変調装置442の面外方向回転位置を調整する。この面外回転位置調整部113は、面内回転位置調整部112の先端部分に固定されるとともに、水平方向で円弧となる凹曲面が先端部分に形成された基部1131と、この基部1131の凹曲面上を円弧に沿って摺動可能に設けられ、垂直方向で円弧となる凹曲面が先端部分に形成された第1調整部1132と、この第1調整部1132の凹曲面上を円弧に沿って摺動可能に設けられる第2調整部1133とを備える。
基部1131の側部に設けられた駆動部521(図7参照)が駆動すると、第1調整部1132が摺動し、第1調整部1132の上部に設けられた駆動部521(図7参照)が駆動すると、第2調整部1133が摺動し、プリズム443の光束入射側端面4431に対する各反射型光変調装置442の面外方向回転位置を調整する。すなわち、面外回転位置調整部113が駆動すると、第2調整部1133が、Xθ方向及びYθ方向の少なくともいずれかに回動する。
基部1131の側部に設けられた駆動部521(図7参照)が駆動すると、第1調整部1132が摺動し、第1調整部1132の上部に設けられた駆動部521(図7参照)が駆動すると、第2調整部1133が摺動し、プリズム443の光束入射側端面4431に対する各反射型光変調装置442の面外方向回転位置を調整する。すなわち、面外回転位置調整部113が駆動すると、第2調整部1133が、Xθ方向及びYθ方向の少なくともいずれかに回動する。
保持部材114は、各反射型光変調装置442を保持する。保持部材114が、各反射型光変調装置442を保持する様子については、後述する。
保持部材114は、第2調整部1133の先端から突出する支柱部材1141を介して固定された基材1142と、この基材1142の先端側にねじ固定される3つの把持部材1143とを備える。
各把持部材1143(各色光側の光束入射側端面4431を把持する把持部を1143R,1143G,1143Bとする)は、Z軸方向に沿って延出する2枚の板状体、すなわち、右把持部材11431(図6参照)及び左把持部材11432(図6参照)により構成されている。これらの右把持部材11431及び左把持部材11432の先端には、ゴム製のパット(図示略)が取り付けられている。ここで、緑色光側の光束入射側端面4431Gを把持する把持部材1143Gは、本発明の第1把持部材を構成し、赤色光側の光束入射側端面4431Rを把持する把持部材1143R、及び青色光側の光束入射側端面4431Gを把持する把持部材1143Gは、本発明の第2把持部材を構成する。
図4においては省略するが、各把持部材1143には、光ファイバを介して、各反射型光変調装置442に位置調整用の光束及び固定用の光束を供給する調整用光源装置60(図7参照)及び固定用光源装置70(図7参照)が接続されている。
保持部材114は、第2調整部1133の先端から突出する支柱部材1141を介して固定された基材1142と、この基材1142の先端側にねじ固定される3つの把持部材1143とを備える。
各把持部材1143(各色光側の光束入射側端面4431を把持する把持部を1143R,1143G,1143Bとする)は、Z軸方向に沿って延出する2枚の板状体、すなわち、右把持部材11431(図6参照)及び左把持部材11432(図6参照)により構成されている。これらの右把持部材11431及び左把持部材11432の先端には、ゴム製のパット(図示略)が取り付けられている。ここで、緑色光側の光束入射側端面4431Gを把持する把持部材1143Gは、本発明の第1把持部材を構成し、赤色光側の光束入射側端面4431Rを把持する把持部材1143R、及び青色光側の光束入射側端面4431Gを把持する把持部材1143Gは、本発明の第2把持部材を構成する。
図4においては省略するが、各把持部材1143には、光ファイバを介して、各反射型光変調装置442に位置調整用の光束及び固定用の光束を供給する調整用光源装置60(図7参照)及び固定用光源装置70(図7参照)が接続されている。
図5及び図6は、光学装置44を6軸位置調整装置11の保持部材114の把持部材1143が把持している様子を示す図である。具体的に、図5は、把持している様子を側方から見た側面図であり、図6は、把持している様子を上方から見た平面図である。なお、図5及び図6で示す、Z,X,Yの各方向は、前記したZ,X,Yの各方向と同じである。図5に示す光学装置44は、底面側が図示されている。
ここで、把持部材1143が把持する光学装置44の構成について説明する。
光学装置44は、前述のように、3つのワイヤグリッド441、3つの各反射型光変調装置442、クロスダイクロイックプリズム443及び3つの偏光板444の他、図5及び図6に示すように、ヘッド体445、3つの取付部材446、及び3つの調整部材447を備える。
ヘッド体445は、外装筐体2に固定されることで、一体化された光学装置44及び投射レンズ3を、外装筐体2内部に設定された照明光軸A(図1)に対して位置決め固定する。
ここで、把持部材1143が把持する光学装置44の構成について説明する。
光学装置44は、前述のように、3つのワイヤグリッド441、3つの各反射型光変調装置442、クロスダイクロイックプリズム443及び3つの偏光板444の他、図5及び図6に示すように、ヘッド体445、3つの取付部材446、及び3つの調整部材447を備える。
ヘッド体445は、外装筐体2に固定されることで、一体化された光学装置44及び投射レンズ3を、外装筐体2内部に設定された照明光軸A(図1)に対して位置決め固定する。
取付部材446(各色光側の取付部材を446R,446G,446Bとする)は、合成樹脂の部材であり、ワイヤグリッド441、各反射型光変調装置442及び偏光板444を一体的に支持し、各部材441,442,444をクロスダイクロイックプリズム443の対応する光束入射側端面4431に対して固定する。
これら取付部材446の天面4461(図6)及び底面4462(図6)は、それぞれ右把持部材11431及び左把持部材11432により把持される。すなわち、把持部材1143Rは、取付部材446Rの天面4461及び底面4462を把持し、また把持部材1143G,1143Bも同様に、取付部材446G,446Bを把持する。
これら取付部材446の天面4461(図6)及び底面4462(図6)は、それぞれ右把持部材11431及び左把持部材11432により把持される。すなわち、把持部材1143Rは、取付部材446Rの天面4461及び底面4462を把持し、また把持部材1143G,1143Bも同様に、取付部材446G,446Bを把持する。
調整部材447(各色光側の調整部材を447R,447G,447Bとする)は、金属板が板金加工されることにより形成されている。これら調整部材447は、クロスダイクロイックプリズム443の光束入射側端面4431に接着により取り付けられ、取付部材446のクロスダイクロイックプリズム443に対する固定を行い、ひいては、取付部材446に取り付けられた各反射型光変調装置442のクロスダイクロイックプリズム443に対する固定を行う。なお、当該調整部材447の光束入射側端面4431への接着剤による固定は、後述する固定用光源装置70による紫外線照射によって行われる。
[投射光学装置の構成]
投射光学装置12は、図2及び図3に示すように、光学装置44にて形成されたカラー画像を、短焦点で広角に投射するものであり、反射ミラー121と、非球面ミラー122とを備える。
非球面ミラー122は、回転対称でない自由曲面形状の反射面122Aを有する。そして、非球面ミラー122は、投射光学装置12における光路最後段において、反射面122Aが前面上方側に向くように配設され、反射ミラー121にて前面側から背面側に導かれたカラー画像を前面上方側に反射して広角化する。
上述した投射光学装置12を採用することで、後述するスクリーン14に近い位置に光学装置44を配置することを可能とし、製造装置の小型化を向上させている
投射光学装置12は、図2及び図3に示すように、光学装置44にて形成されたカラー画像を、短焦点で広角に投射するものであり、反射ミラー121と、非球面ミラー122とを備える。
非球面ミラー122は、回転対称でない自由曲面形状の反射面122Aを有する。そして、非球面ミラー122は、投射光学装置12における光路最後段において、反射面122Aが前面上方側に向くように配設され、反射ミラー121にて前面側から背面側に導かれたカラー画像を前面上方側に反射して広角化する。
上述した投射光学装置12を採用することで、後述するスクリーン14に近い位置に光学装置44を配置することを可能とし、製造装置の小型化を向上させている
調整用光源装置60は、6軸位置調整装置11における反射型光変調装置442の位置調整を行うに際して用いられる位置調整用の光束の光源であり、例えば、メタルハライドランプ等の放電発光ランプ、LED(Light Emitting Diode)等の固体発光素子等を含んで構成され、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
固定用光源装置70は、各反射型光変調装置442をクロスダイクロイックプリズム443側に固定するに際し、紫外線硬化型接着剤を硬化させる固定用光束(紫外線)の光源であり、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
固定用光源装置70は、各反射型光変調装置442をクロスダイクロイックプリズム443側に固定するに際し、紫外線硬化型接着剤を硬化させる固定用光束(紫外線)の光源であり、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
[スクリーンユニットの構造]
スクリーンユニット10Bは、光学装置44から射出され、反射ミラー121にて拡大投射された光束を投影するとともに、投影された光束を検出する部分であり、本発明の検出手段に相当する。このスクリーンユニット10Bは、図2及び図3に示すように、製造装置本体10Aが載置された載置台10Cに載置され、当該スクリーンユニット10Bは、スクリーン14と、光束検出装置15とを備える。
スクリーンユニット10Bは、光学装置44から射出され、反射ミラー121にて拡大投射された光束を投影するとともに、投影された光束を検出する部分であり、本発明の検出手段に相当する。このスクリーンユニット10Bは、図2及び図3に示すように、製造装置本体10Aが載置された載置台10Cに載置され、当該スクリーンユニット10Bは、スクリーン14と、光束検出装置15とを備える。
スクリーン14は、載置台10C上に複数の枠部材141を介して載置され、投射光学装置12の非球面ミラー122にて画像光が拡大投射されるものである。なお、スクリーン14の移動は、駆動部521(図7参照)の駆動により実施される。
光束検出装置15は、スクリーン14の裏面に配置され、スクリーン14の裏面側に形成される投影画像を検出する。この光束検出装置15は、3CCDカメラ151と、移動機構152とを備える。
光束検出装置15は、スクリーン14の裏面に配置され、スクリーン14の裏面側に形成される投影画像を検出する。この光束検出装置15は、3CCDカメラ151と、移動機構152とを備える。
3CCDカメラ151は、スクリーン14の裏面側で形成される投射画像を検出して、検出結果を電気信号として制御装置10D(図7参照)に出力する。この3CCDカメラ151は、スクリーン14における矩形状の四隅部分近傍に移動機構152を介して4つ配置されている。
移動機構152は、3CCDカメラ151を鉛直方向に移動させるものであり、鉛直方向に2本立設され、各移動機構152には、2つの3CCDカメラ151が取り付けられる。
移動機構152は、3CCDカメラ151を鉛直方向に移動させるものであり、鉛直方向に2本立設され、各移動機構152には、2つの3CCDカメラ151が取り付けられる。
[調整用光源装置及び固定用光源装置の構成]
図7は、製造装置10の構成を示すブロック図である。
前述のように、製造装置10は、図7に示すように、制御装置10Dを備え、また、製造装置本体10Aは、調整用光源装置60及び固定用光源装置70を備える。
このうち、調整用光源装置60は、本発明の光源装置に相当し、6軸位置調整装置11における反射型光変調装置442の位置調整を行うに際して用いられる位置調整用の光束の光源である。この調整用光源装置60は、例えば、メタルハライドランプ等の放電発光ランプ、LED(Light Emitting Diode)等の固体発光素子等を含んで構成され、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
固定用光源装置70は、各反射型光変調装置442をクロスダイクロイックプリズム443側に固定するに際し、紫外線硬化型接着剤を硬化させる固定用光束(紫外線)の光源であり、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
図7は、製造装置10の構成を示すブロック図である。
前述のように、製造装置10は、図7に示すように、制御装置10Dを備え、また、製造装置本体10Aは、調整用光源装置60及び固定用光源装置70を備える。
このうち、調整用光源装置60は、本発明の光源装置に相当し、6軸位置調整装置11における反射型光変調装置442の位置調整を行うに際して用いられる位置調整用の光束の光源である。この調整用光源装置60は、例えば、メタルハライドランプ等の放電発光ランプ、LED(Light Emitting Diode)等の固体発光素子等を含んで構成され、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
固定用光源装置70は、各反射型光変調装置442をクロスダイクロイックプリズム443側に固定するに際し、紫外線硬化型接着剤を硬化させる固定用光束(紫外線)の光源であり、光源駆動回路等の駆動部521(図7)により駆動する。
[制御装置の構成]
制御装置10Dは、CPU(Central Processing Unit)等を備えたコンピュータで構成され、種々のプログラムを実行して製造装置10全体を制御する。この制御装置10Dは、操作部51と、駆動制御部52を備える。
操作部51は、例えば、キーボード及びポインティングデバイス等で構成され、入力操作される図示しない各種操作ボタンを有している。
駆動制御部52は、操作部51からの操作信号の入力に応じて、所定のプログラムを実行し、移動手段としての駆動部521に制御信号を出力し、駆動部521に6軸位置調整装置11、調整用光源装置60、固定用光源装置70、スクリーン14、及び光束検出装置15を駆動させる。なお、駆動部521は、上述したように、モータ及び光源駆動回路等にて構成される。
制御装置10Dは、CPU(Central Processing Unit)等を備えたコンピュータで構成され、種々のプログラムを実行して製造装置10全体を制御する。この制御装置10Dは、操作部51と、駆動制御部52を備える。
操作部51は、例えば、キーボード及びポインティングデバイス等で構成され、入力操作される図示しない各種操作ボタンを有している。
駆動制御部52は、操作部51からの操作信号の入力に応じて、所定のプログラムを実行し、移動手段としての駆動部521に制御信号を出力し、駆動部521に6軸位置調整装置11、調整用光源装置60、固定用光源装置70、スクリーン14、及び光束検出装置15を駆動させる。なお、駆動部521は、上述したように、モータ及び光源駆動回路等にて構成される。
[6軸位置調整装置の把持部の動作方向]
図8は、6軸位置調整装置11の把持部材1143Gによって保持された反射型光変調装置442Gの動作方向を基準として、把持部材1143Rによって把持された反射型光変調装置442Rの動作方向を示した概略図である。この図8における括弧内に、把持部材1143Gの動作方向を基準とした把持部材1143Rの動作方向を示している。なお、把持部材1143BのB色光側の反射型光変調装置442Bについては、反射型光変調装置442Rと同様であるので図示を省略する。
また、駆動制御部52は、図8に示すように、G色光側の反射型光変調装置442Gの位置調整を行った後、R色光側またはB色側の反射型光変調装置442R,442Bの位置調整を行う際には、駆動部521に制御信号を出力し、当該駆動部521の駆動によって動作する各把持部材1143の動作方向を変換する。
図8は、6軸位置調整装置11の把持部材1143Gによって保持された反射型光変調装置442Gの動作方向を基準として、把持部材1143Rによって把持された反射型光変調装置442Rの動作方向を示した概略図である。この図8における括弧内に、把持部材1143Gの動作方向を基準とした把持部材1143Rの動作方向を示している。なお、把持部材1143BのB色光側の反射型光変調装置442Bについては、反射型光変調装置442Rと同様であるので図示を省略する。
また、駆動制御部52は、図8に示すように、G色光側の反射型光変調装置442Gの位置調整を行った後、R色光側またはB色側の反射型光変調装置442R,442Bの位置調整を行う際には、駆動部521に制御信号を出力し、当該駆動部521の駆動によって動作する各把持部材1143の動作方向を変換する。
具体的に、駆動制御部52は、反射型光変調装置442Gを光束入射側端面4431Gに近接する方向に位置調整する場合には、把持部材1143GをZ軸方向に進退させるが、反射型光変調装置442R,442Bを光束入射側端面4431R,4431Bに近接する方向に位置調整する場合には、把持部材1143R,1143BをY軸方向に進退させる。
また、駆動制御部52は、反射型光変調装置442Gを光束入射側端面4431Gに対して略平行に位置調整する場合には、把持部材1143GをX軸方向及びY軸方向に進退させるが、反射型光変調装置442R,442Bを光束入射側端面4431R,4431Bに対して略平行に位置調整する場合には、把持部材1143R,1143BをZ軸方向及びX軸方向に進退させる。この際、X軸方向は、各反射型光変調装置442で同じ方向となるので、駆動制御部52は、各把持部材1143の動作方向を変換しない。
また、駆動制御部52は、反射型光変調装置442Gを光束入射側端面4431Gに対して略平行に位置調整する場合には、把持部材1143GをX軸方向及びY軸方向に進退させるが、反射型光変調装置442R,442Bを光束入射側端面4431R,4431Bに対して略平行に位置調整する場合には、把持部材1143R,1143BをZ軸方向及びX軸方向に進退させる。この際、X軸方向は、各反射型光変調装置442で同じ方向となるので、駆動制御部52は、各把持部材1143の動作方向を変換しない。
一方で、駆動制御部52は、反射型光変調装置442Gを光束入射側端面4431Gに近接する方向に回転位置調整する場合には、把持部材1143GをZθ軸方向に進退させるが、反射型光変調装置442R,442Bを光束入射側端面4431R,4431Bに近接する方向に回転位置調整する場合には、把持部材1143R,1143BをYθ軸方向に進退させる。
また、駆動制御部52は、反射型光変調装置442Gを光束入射側端面4431Gに対して略平行に回転位置調整する場合には、把持部材1143GをXθ軸方向及びYθ軸方向に進退させるが、反射型光変調装置442R,442Bを光束入射側端面4431R,4431Bに対して略平行に回転位置調整する場合には、把持部材1143R,1143BをZθ軸方向及びXθ軸方向に進退させる。この際、Xθ軸方向は、各反射型光変調装置442で同じ方向となるので、駆動制御部52は、各把持部材1143の動作方向を変換しない。
また、駆動制御部52は、反射型光変調装置442Gを光束入射側端面4431Gに対して略平行に回転位置調整する場合には、把持部材1143GをXθ軸方向及びYθ軸方向に進退させるが、反射型光変調装置442R,442Bを光束入射側端面4431R,4431Bに対して略平行に回転位置調整する場合には、把持部材1143R,1143BをZθ軸方向及びXθ軸方向に進退させる。この際、Xθ軸方向は、各反射型光変調装置442で同じ方向となるので、駆動制御部52は、各把持部材1143の動作方向を変換しない。
[光学製造装置の作用]
以下、各反射型光変調装置442の位置調整について説明する。
まず、作業者は、ヘッド体445に、投射レンズ3及びクロスダイクロイックプリズム443を固定して一体化する。また、ワイヤグリッド441、反射型光変調装置442、及び偏光板444を、取付部材446により一体化する。
次に、紫外線硬化型の接着剤が塗布された調整部材447及び取付部材446をクロスダイクロイックプリズム443に対して、取付部材446を把持部材1143で保持しながら設置する。このような状態にある光学装置44において、最初に、反射型光変調装置442Gのクロスダイクロイックプリズム443に対する位置調整をする。
以下、各反射型光変調装置442の位置調整について説明する。
まず、作業者は、ヘッド体445に、投射レンズ3及びクロスダイクロイックプリズム443を固定して一体化する。また、ワイヤグリッド441、反射型光変調装置442、及び偏光板444を、取付部材446により一体化する。
次に、紫外線硬化型の接着剤が塗布された調整部材447及び取付部材446をクロスダイクロイックプリズム443に対して、取付部材446を把持部材1143で保持しながら設置する。このような状態にある光学装置44において、最初に、反射型光変調装置442Gのクロスダイクロイックプリズム443に対する位置調整をする。
G色光用の反射型光変調装置442Gの位置を投射レンズ3のバックフォーカス位置に位置付けるフォーカス調整では、まず、把持部材1143G近傍からワイヤグリッド441Gへ向けて、調整用光源装置60から検査用の光束を射出する。そして、投射レンズ3を介して拡大投射された投射画像を光束検出装置15にて検出し、この検出結果に基づいて、駆動部521により把持部材1143Gを用いて、取付部材446Gを、クロスダイクロイックプリズム443の光束入射側端面4431GをZ軸方向に移動させ、取付部材446Gを、プリズム443の光束入射側端面4431Gに入射する光束の中心軸A(Z軸方向)に沿って移動させる。
一方、反射型光変調装置442Gの画素を一致させるアライメント調整では、同様に、調整用光源装置60から検査用の光束を射出する。そして、投射レンズ3を介して拡大投射された投射画像を光束検出装置15によって検出し、この検出結果に基づいて、駆動部521により把持部材1143GをX軸方向及びY軸方向、並びに、Zθ、Xθ、Yθ方向に移動させる。
次に、反射型光変調装置442Rのフォーカス/アライメント調整を行うが、この際、G色光用の反射型光変調装置442Gの取付部材446Gを把持していた把持部材1143Gを6軸位置調整装置11から取り外して、R色光用の反射型光変調装置442Rの取付部材446Rに把持部材1143Rを把持させる。
この後、駆動制御部52が、把持部材1143Rの移動方向を前述のように変換してY軸方向に把持部材1143Rを進退させることで、反射型光変調装置442Rの光束入射側端面4431Rに近接する方向の位置調整が行われる。
また、同様に、把持部材1143Rの移動方向を前述のように変換してYθ軸方向に把持部材1143Rを進退させることで、反射型光変調装置442Rのアライメント調整を行う。
なお、反射型光変調装置442Bのフォーカス/アライメント調整は、反射型光変調装置442Rの場合と同様なので、説明を省略する。
この後、駆動制御部52が、把持部材1143Rの移動方向を前述のように変換してY軸方向に把持部材1143Rを進退させることで、反射型光変調装置442Rの光束入射側端面4431Rに近接する方向の位置調整が行われる。
また、同様に、把持部材1143Rの移動方向を前述のように変換してYθ軸方向に把持部材1143Rを進退させることで、反射型光変調装置442Rのアライメント調整を行う。
なお、反射型光変調装置442Bのフォーカス/アライメント調整は、反射型光変調装置442Rの場合と同様なので、説明を省略する。
最後に、取付部材446Bの位置調整を上述した方法で、同様にして行なう。この際も、R色光用の反射型光変調装置442Rの取付部材446Rを把持していた把持部材1143Rを取付部材446Rから取り外して、B色光用の反射型光変調装置442Bの取付部材446Bに把持部材1143Bを把持させて、取付部材446Bの位置調整を行う。
そして、各反射型光変調装置442の投射画像に対して画素ずれのない位置に調整部材447を位置付けた後、固定用光源装置70により紫外線を照射する。これにより、プリズム443等に塗布された接着剤が硬化され、取付部材446及び調整部材447がクロスダイクロイックプリズム443に対して固定される。以上により、光学装置44が組み立てられる。
上述した本実施形態の6軸位置調整装置11、光学装置44の製造装置10によれば、以下の効果がある。
各反射型光変調装置442の位置調整を行う6軸位置調整装置11には、それぞれ反射型光変調装置442を把持する3つの把持部材1143と、これらの把持部材1143の動作を制御する制御装置10Dとを備えているので、各反射型光変調装置442の位置調整をそれぞれ個別に行うことで、一つの6軸位置調整装置11により、複数の反射型光変調装置442を位置調整できる。従って、複数の6軸位置調整装置11を備える必要がなく、1つの6軸位置調整装置11を備えるだけでよく、製造装置10を小型化でき、かつ製造コストを抑制できる。
各反射型光変調装置442の位置調整を行う6軸位置調整装置11には、それぞれ反射型光変調装置442を把持する3つの把持部材1143と、これらの把持部材1143の動作を制御する制御装置10Dとを備えているので、各反射型光変調装置442の位置調整をそれぞれ個別に行うことで、一つの6軸位置調整装置11により、複数の反射型光変調装置442を位置調整できる。従って、複数の6軸位置調整装置11を備える必要がなく、1つの6軸位置調整装置11を備えるだけでよく、製造装置10を小型化でき、かつ製造コストを抑制できる。
また、駆動部521は、制御装置10Dの制御により、例えば、把持部材1143GをZ軸方向に移動させ、把持部材1143RをY軸方向に移動させることができる。これによれば、Z軸方向に沿って把持部材1143Gを進退させることで、反射型光変調装置442Gをプリズム443に近接する方向に沿って位置調整することができる。また、駆動部521は、Y軸方向に沿って把持部材1143Rを進退させることで、反射型光変調装置442Rをプリズム443に近接する方向に沿って位置調整することができる。従って、製造装置10によれば、各反射型光変調装置442の向きが異なる場合でも、それぞれの反射型光変調装置442の位置調整を行う際に、把持部材1143の移動方向を変更して、各反射型光変調装置442の位置調整を適切に行うことができる。
[実施形態の変形]
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、反射型光変調装置442を含む光学装置44を製造する製造装置10について記載したが、これに限定されず、透過型の光変調装置を含む光学装置を製造してもよい。
前記実施形態では、光束検出装置15を構成する撮像素子として、3CCDカメラ151のCCDを採用したが、これに限定されず、MOS(Metal-Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子を採用してもよい。
前記実施形態では、光束検出装置15を構成する撮像素子として、3CCDカメラ151のCCDを採用したが、これに限定されず、MOS(Metal-Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子を採用してもよい。
また、前記実施形態では、スクリーンを観察する方向から投射を行なうフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側からの投射を行なうリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
前実施形態では、各把持部材1143の動作方向は、異なっていたが、把持部材1143が把持する光変調装置の形状、及びプリズム443に対する光変調装置の位置によっては、各把持部材1143が同一方向に動作するものであってもよい。
前実施形態では、各把持部材1143の動作方向は、異なっていたが、把持部材1143が把持する光変調装置の形状、及びプリズム443に対する光変調装置の位置によっては、各把持部材1143が同一方向に動作するものであってもよい。
本発明は、光学装置を製造する製造装置に利用できる。
10…製造装置、10B…スクリーンユニット(検出手段)、10D…制御装置(制御手段)、11…6軸位置調整装置(位置調整装置)、41…光源装置、44…光学装置、442…反射型光変調装置(光変調装置)、442G…反射型光変調装置(第1光変調装置)、442R,442B…反射型光変調装置(第2光変調装置)、443…クロスダイクロイックプリズム(合成光学装置)、521…駆動部(移動手段)、1143G…把持部材(第1把持部材)、1143R,1143B…把持部材(第2把持部材)、4431…光束入射側端面。
Claims (4)
- 入射される光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置を、当該各光変調装置にて変調された前記光束を合成する合成光学装置に対して位置調整する位置調整装置であって、
所定の方向に沿ってそれぞれ延出し、前記各光変調装置をそれぞれ把持する複数の把持部材と、
前記複数の把持部材が設けられ、当該複数の把持部材をそれぞれ同方向に移動させる移動手段と、
前記移動手段の動作を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする位置調整装置。 - 請求項1に記載の位置調整装置において、
前記制御手段は、
前記各光変調装置の位置調整を行う際に、当該各光変調装置が前記合成光学装置に対してそれぞれ同方向に移動されるように、前記複数の把持部材の移動方向を変更して移動させることを特徴とする位置調整装置。 - 請求項2に記載の位置調整装置において、
前記複数の光変調装置は、少なくとも第1光変調装置及び第2光変調装置を含んで構成され、
前記合成光学装置は、
前記少なくとも2つの光変調装置により変調された前記光束がそれぞれ入射し、互いに直交する少なくとも2つの光束入射側端面を有し、
前記複数の把持部材は、前記第1光変調装置及び第2光変調装置をそれぞれ把持する第1把持部材及び第2把持部材を含んで構成され、
前記移動手段は、前記第1把持部材及び前記第2把持部材を、前記所定の方向である第1方向、及び、当該第1方向に直交し、かつ、前記少なくとも2つの光変調装置が隣接する方向である第2方向に移動させ、
前記制御手段は、
前記第1光変調装置を前記合成光学装置に近接する方向に沿って位置調整する際に、前記各把持部材を前記第1方向に沿って進退させ、
前記第2光変調装置を前記合成光学装置に近接する方向に沿って位置調整する際に、前記各把持部材を前記第2方向に沿って進退させることを特徴とする位置調整装置。 - 入射される光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、前記各光変調装置にて変調された光束を合成する合成光学装置とを備えた光学装置の製造装置であって、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の位置調整装置と、
前記各光変調装置に光束を照射する光源装置と、
前記合成光学装置により射出された光束の位置を検出する検出手段とを有し、
前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に基づいて、前記移動手段を移動させることを特徴とする光学装置の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008233307A JP2010066570A (ja) | 2008-09-11 | 2008-09-11 | 位置調整装置、及び、光学装置の製造装置 |
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ID=42192203
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2369581A1 (en) | 2010-03-23 | 2011-09-28 | Yamaha Corporation | Tone generation apparatus |
JP2012018292A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Seiko Epson Corp | 投射装置の製造方法、投射装置の製造装置、及び投射装置 |
-
2008
- 2008-09-11 JP JP2008233307A patent/JP2010066570A/ja active Pending
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