[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2010057291A - 車両用の電源装置 - Google Patents

車両用の電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010057291A
JP2010057291A JP2008220441A JP2008220441A JP2010057291A JP 2010057291 A JP2010057291 A JP 2010057291A JP 2008220441 A JP2008220441 A JP 2008220441A JP 2008220441 A JP2008220441 A JP 2008220441A JP 2010057291 A JP2010057291 A JP 2010057291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
assembled battery
motor
vehicle
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008220441A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Yoshikane
豪勇 吉兼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2008220441A priority Critical patent/JP2010057291A/ja
Publication of JP2010057291A publication Critical patent/JP2010057291A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】走行用バッテリの二次電池を最適な状態で使用して、走行用バッテリからモータに理想的な状態で電力を供給する。
【解決手段】車両用の電源装置は、車両を走行させるモータ16に電力を供給する走行用バッテリ10と、この走行用バッテリ10からモータ16に供給する電力を制御する制御回路20とを備えている。走行用バッテリ10は、出力特性の異なる第1の組電池11と第2の組電池12とを備えている。制御回路20は、第1の組電池11からモータ16に供給する電力と、第2の組電池12からモータ16に供給する電力とを制御している。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車やハイブリッドカーに搭載されて、車両を走行させるモータに電力を供給する走行用バッテリを備えている車両用の電源装置に関する。
車両用の電源装置は、走行用バッテリを備えている。走行用バッテリは多数の二次電池を直列に接続して出力電圧を高くしている。車両は、走行用バッテリから供給される電力でモータを駆動して車両を走行させる。ハイブリッドカーは、走行用バッテリから電力を供給するモータとエンジンで走行し、電気自動車はモータで走行する。走行用バッテリの二次電池をニッケル水素電池とする電源装置は開発されている。(特許文献1参照)
ニッケル水素電池よりも高出力の二次電池として、リチウムイオン電池を使用する車両用の電源装置も開発されている。(特許文献2参照)
リチウムイオン電池の走行用バッテリは、ニッケル水素電池の走行用バッテリに比較して、瞬間的な出力も大きくできる。ただ、リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池に比較して安全性の確保が難しく、安全性を考慮すると走行用バッテリを大容量にするのが難しい。
さらに、走行用バッテリと並列に静電容量の極めて大きいスーパーキャパシターを接続する車両用の電源装置も開発されている。この電源装置は、たとえば回生制動でスーパーキャパシターを充電し、充電された電力で車両を加速することができる。ただ、スーパーキャパシターは放電容量が制限されることから、モータの出力が制限される欠点がある。
特開2004−080914号公報 特開2008−016229号公報
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、異なった特性を持つ複数種類の走行用バッテリの二次電池を最適な状態で使用して、走行用バッテリからモータに理想的な状態で電力を供給できる車両用の電源装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の請求項1の車両用の電源装置は、車両を走行させるモータ16に電力を供給する走行用バッテリ10と、この走行用バッテリ10からモータ16に供給する電力を制御する制御回路20、30とを備えている。走行用バッテリ10は、出力特性の異なる第1の組電池11と第2の組電池12とを備えている。制御回路20、30は、第1の組電池11からモータ16に供給する電力と、第2の組電池12からモータ16に供給する電力とを制御している。
以上の電源装置は、走行用バッテリの二次電池を最適な状態で使用して、走行用バッテリからモータに理想的な状態で電力を供給できる特徴が実現される。それは、この電源装置が、出力特性が異なる2組の組電池を備え、各々の組電池の出力を制御回路で制御してモータに供給するからである。
本発明の請求項2の車両用の電源装置は、車両を走行させるモータ16に電力を供給する走行用バッテリ10と、この走行用バッテリ10からモータ16に供給する電力を制御する制御回路20、30とを備えている。走行用バッテリ10は、温度特性の異なる第1の組電池11と第2の組電池12とを備えている。制御回路20、30は、第1の組電池11からモータ16に供給する電力と、第2の組電池12からモータ16に供給する電力とを制御している。
以上の電源装置も、走行用バッテリの二次電池を最適な状態で使用して、走行用バッテリからモータに理想的な状態で電力を供給できる特徴が実現される。それは、この電源装置が、温度特性が異なる2組の組電池を備え、使用環境の温度でもって、各々の組電池の出力を制御回路で制御してモータに供給するからである。たとえば、低温環境においては低温特性に優れた組電池からモータに電力を供給することで、低温環境においても、走行用バッテリからモータに効率よく電力を供給できる。
本発明の車両用の電源装置は、走行用バッテリ10の第1の組電池11を複数のニッケル水素電池で構成し、第2の組電池12を複数のリチウムイオン電池で構成することができる。
以上の電源装置は、瞬間的に大出力が要求される状態ではリチウムイオン電池からモータに電力を供給してモータの出力を大きくでき、また、寒冷地で使用される低温特性においては、ニッケル水素電池からモータに電力を供給して、寒冷地においても走行用バッテリからモータに効率よく電力を供給できる。また、車両を長期間停止して走行用バッテリが充電されない状態では、自己放電の少ないリチウムイオン電池からモータに電力を供給して効率よくモータで走行できる。
本発明の車両用の電源装置は、第1の組電池11の出力側に接続してなる第1のDC/DCコンバータ31Aと、第2の組電池12の出力側に接続してなる第2のDC/DCコンバータ31Bとを備え、第1のDC/DCコンバータ31Aと第2のDC/DCコンバータ31Bからの出力を、制御回路30で制御することができる。
以上の電源装置は、第1の組電池と第2の組電池の出力電圧をDC/DCコンバータで調整して出力するので、第1の組電池と第2の組電池の電圧が変動しても、制御回路でもって第1の組電池と第2の組電池から安定して所定の出力をモータに供給できる特徴がある。すなわち、第1の組電池と第2の組電池のいずれかの電圧が低下しても、低下した組電池からも安定してモータに電力を供給できる。
本発明の車両用の電源装置は、第1の組電池11の出力側に接続している第1のスイッチング素子21Aと、第2の組電池12の出力側に接続している第2のスイッチング素子21Bとを備え、制御回路20が、第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bをオンオフに制御すると共に、オンオフに切り換えるデューティーを制御して、第1の組電池11と第2の組電池12からの出力を制御することができる。
以上の電源装置は、簡単な回路構成で第1の組電池と第2の組電池からモータに電力を供給できる。また、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子をオンオフに切り換えるデューティーを調整して、各々の組電池からモータへの電力供給をコントロールできる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置を例示するものであって、本発明は車両用の電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
以下、ハイブリッドカーに搭載される車両用の電源装置を具体例として詳述する。ただし、本発明の車両用の電源装置は、エンジンを装備しない電気自動車に搭載することもできる。電気自動車は、回生制動によって走行用バッテリを充電するので、ハイブリッドカーと同じ回路構成として、走行用バッテリを充放電できる。
[第1の実施例]
図1に示す車両用の電源装置は、車両を走行させるモータ16に電力を供給する走行用バッテリ10と、この走行用バッテリ10からモータ16に供給する電力を制御する制御回路20とを備える。図の電源装置は、車両に搭載されるDC/ACインバータ15を介して走行用バッテリ10からモータ16に電力を供給する。DC/ACインバータ15は、走行用バッテリ10から供給される電力を三相交流に変換してモータ16に供給し、また、モータ16に併用される発電機17や専用の発電機から供給される三相交流を走行用バッテリ10を充電する電圧の直流に変換する。DC/ACインバータ15は、車両に搭載される車両側ECU(図示せず)に制御されて、モータ16を駆動し、あるいは発電して走行用バッテリ10を充電する。車両側ECUは、車両を走行させるための入力、たとえばアクセルやブレーキからの信号と、電源装置の制御回路20からの信号でDC/ACインバータ15を制御して、モータ16に電力を供給し、又は発電機17からの電力を走行用バッテリ10に供給する。
走行用バッテリ10は、出力特性の異なる第1の組電池11と第2の組電池12とを備える。第1の組電池11と第2の組電池12は、温度特性が異なる組電池とすることもできる。たとえば、走行用バッテリ10は、第1の組電池11を複数のニッケル水素電池として、第2の組電池12を複数のリチウムイオン電池とする。第1の組電池11と第2の組電池12は、出力電圧をほぼ等しく、たとえば100V〜300Vとする。たとえば、第1の組電池11は240個のニッケル水素電池を直列に接続して出力電圧を288Vとし、第2の組電池12は80個のリチウムイオン電池を直列に接続して同じ288Vとしている。
ニッケル水素電池とリチウムイオン電池は出力特性が異なる。リチウムイオン電池は瞬間的なピーク電力を大きくできる。ニッケル水素電池は安全性が高く、高容量として出力容量を大きくできる。したがって、第1の組電池11をニッケル水素電池として、第2の組電池12をリチウムイオン電池とする走行用バッテリ10は、ハイブリッドカーのエンジンを始動し、あるいは急加速するときにリチウムイオン電池である第2の組電池12からモータ16に電力を供給し、緩やかな加速のときや長い坂道を上るときにニッケル水素電池である第1の組電池11からモータ16に電力を供給する。すなわち、短時間の大出力が要求される状態では、第2の組電池12のリチウムイオン電池からモータ16に電力を供給し、長い時間の小出力が要求される状態では、第1の組電池11のニッケル水素電池からモータ16に電力を供給する。さらに、リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池に比較して自己放電が少ない。このため、車両が長期間使用されない状態に放置されると、ニッケル水素電池からなる第1の組電池11は、自己放電で残容量が小さくなる。ところが、リチウムイオン電池は自己放電が少ないので、この状態においても残容量はほとんど低下しない。したがって、長期間放置された車両は、第2の組電池12のリチウムイオン電池で確実にエンジンを始動できる。
また、ニッケル水素電池とリチウムイオン電池は温度特性が異なる。ニッケル水素電池は、リチウムイオン電池よりも低温における出力が大きい。したがって、第1の組電池11をニッケル水素電池として、第2の組電池12をリチウムイオン電池とする走行用バッテリ10は、寒冷地でハイブリッドカーのエンジンを始動するときには、第1の組電池11のニッケル水素電池からモータ16に電力を供給してエンジンを始動する。第1の組電池11は放電によって加温されるが、加温された第1の組電池11で第2の組電池12を加温して、第2の組電池12も使用できる状態にできる。第2の組電池12が所定の温度まで加温された状態になると、モータ16に要求される出力特性から第1の組電池11と第2の組電池12が選択される。
図1の電源装置は、第1の組電池11と第2の組電池12の車両側にスイッチング素子21を接続している。スイッチング素子21はFETで、走行用バッテリ10からモータ16に電力を供給するのを制御する素子として接続している。スイッチング素子21は、第1の組電池11の出力側に接続している第1のスイッチング素子21Aと、第2の組電池12の出力側に接続している第2のスイッチング素子21Bとからなる。スイッチング素子21は、IGBTやパワーMOSFET等のパワートランジスタである。スイッチング素子21は、オンオフに切り換えられるデューティーを変更して、組電池からモータ16への供給電力をコントロールする。
制御回路20は、第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bをオンオフに制御すると共に、オンオフに切り換えるデューティーを制御して、第1の組電池11と第2の組電池12からの出力を制御する。図2は、制御回路20が第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bをオンオフに制御して、モータ16に供給する電力をコントロールする状態を示している。この図において、第1の領域は、第2のスイッチング素子21Bをオフに保持して、第1のスイッチング素子21Aをオンオフに切り換えて、第1の組電池11のニッケル水素電池からモータ16に供給する電力をコントロールしている。第1のスイッチング素子21Aのデューティーが制御回路20にコントロールされて、第1の組電池11からモータ16への供給電力はコントロールされる。第2のスイッチング素子21Bはオフに保持されるので、第2の組電池12のリチウムイオン電池からは、モータ16には電力が供給されない。
第2の領域は、第1のスイッチング素子21Aをオフに保持して、第2のスイッチング素子21Bをオンオフに切り換えて、第2の組電池12からモータ16に供給する電力を制御している。第2のスイッチング素子21Bのデューティーが制御回路20にコントロールされて、第2の組電池12のリチウムイオン電池からモータ16への供給電力はコントロールされる。第1のスイッチング素子21Aはオフに保持されるので、第1の組電池11のニッケル水素電池は放電されない。
さらに、第3の領域は、第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bの両方をオンオフに切り換えて、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16に供給する電力をコントロールしている。第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bとは、同時にはオンに切り換えられず、いずれかをオンに切り換えて、第1の組電池11と第2の組電池12から時分割に電力を供給する。第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bとをタイミングをずらせてオンに切り換える回路構成は、第1の組電池11と第2の組電池12とに電圧差が発生しても、両方の組電池からモータ16に電力を供給できる。この状態においても、第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bのデューティーを制御回路20で制御して、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16への供給電力をコントロールできる。
図1の電源装置は、制御回路20でもって、第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bをオンオフに切り換えて、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16に供給する電力をコントロールする。また、この図の電源装置は、第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bとをオンオフに制御して、DC/ACインバータ15から供給される各々の組電池の充電電流もコントロールする。第1のスイッチング素子21Aをオンにして第1の組電池11を充電し、第2のスイッチング素子21Bをオンにして第2の組電池12を充電する。各々の組電池を充電する状態においても、制御回路20は第1のスイッチング素子21Aと第2のスイッチング素子21Bとを同時にはオンに切り換えない。第1の組電池11を充電するときは、第2のスイッチング素子21Bをオフにして第1のスイッチング素子21Aをオンに切り換える。第2の組電池12を充電するときは、第1のスイッチング素子21Aをオフにして第2のスイッチング素子21Bをオンに切り換える。各々の組電池を充電するとき、制御回路20はスイッチング素子21をオンオフに切り換えることなく、連続してオン状態に保持して組電池を充電する。ただし、スイッチング素子をオンオフに切り換えて、充電電流をコントロールすることもできる。
[第2の実施例]
第1の組電池11と第2の組電池12は充放電されて電圧差が発生する。ニッケル水素電池からなる第1の組電池11は、残容量に対する電圧変化が小さく、リチウムイオン電池からなる第2の組電池12は残容量に対する電圧差が大きい。また、第1の組電池11と第2の組電池12とは、各々を最適な状態で放電されるので、残容量は等しくならない。したがって、第1の組電池11と第2の組電池12は、定格電圧を等しくしても、使用される状態では常に等しくはならない。
図3の電源装置は、各々の組電池の出力電圧を、一定の電圧に安定化して出力するDC/DCコンバータ31を備える。第1の組電池11の出力側には第1のDC/DCコンバータ31Aを接続している。第2の組電池12の出力側には、第2のDC/DCコンバータ31Bを接続している。第1のDC/DCコンバータ31Aと第2のDC/DCコンバータ31Bは出力電圧を安定化して同じ電圧としている。この電源装置は、第1のDC/DCコンバータ31Aと第2のDC/DCコンバータ31Bからの出力を制御回路30で制御して、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16への供給電力をコントロールしている。
制御回路30が第2のDC/DCコンバータ31Bを動作状態としないで、第1のDC/DCコンバータ31Aを動作状態とするとき、第1の組電池11のニッケル水素電池からモータ16に電力が供給される。反対に、第1のDC/DCコンバータ31Aを動作状態としないで、第2のDC/DCコンバータ31Bを動作状態として、第2の組電池12のリチウムイオン電池からモータ16に電力を供給できる。さらに、制御回路30が第1のDC/DCコンバータ31Aと第2のDC/DCコンバータ31Bの両方を動作状態として、第1の組電池11と第2の組電池12の両方からモータ16に電力を供給できる。両方のDC/DCコンバータ31を動作状態として、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16に電力を供給するとき、各々のDC/DCコンバータ31の出力を制御回路30でコントロールして、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16に供給する電力比をコントロールすることができる。第1のDC/DCコンバータ31Aと第2のDC/DCコンバータ31Bが、電圧を変換する出力トランスの1次側に接続しているスイッチング素子をオンオフに切り換えるデューティーを変更して、出力をコントロールしているからである。
したがって、図3の電源装置は、DC/DCコンバータ31の出力をコントロールして、第1の組電池11と第2の組電池12からモータ16に供給する電力比を最適値にコントロールすることができる。また、この電源装置は、第1の組電池11と第2の組電池12の出力を一定の電圧に安定化して出力するので、残容量によって第1の組電池11と第2の組電池12の電圧差が発生しても、第1の組電池11と第2の組電池12から理想的な状態でモータ16に電力を供給できる。
図3の電源装置は、制御回路30にコントロールされて、第1の組電池11と第2の組電池12の充電を制御する充電回路32を備えている。充電回路32は、第1の組電池11の充電を制御する第1の充電回路32Aと、第2の組電池12の充電を制御する第2の充電回路32Bとからなる。第1の充電回路32Aと第2の充電回路32Bは、第1の組電池11と第2の組電池12の残容量が設定範囲となるように、各々の組電池の充電をコントロールする。第1の組電池11の残容量が少なくなると、第1の充電回路32Aが第1の組電池11を充電し、また、第2の組電池12の残容量が少なくなると、第2の充電回路32Bが第2の組電池12を充電する。各々の充電回路32は、各々の組電池の残容量を設定範囲とするように充電を制御する。
車両は、回生制動で組電池を充電し、またエンジンで組電池を充電する。組電池を充電するときは、モータ16に電力を供給しない。いいかえると、モータ16で駆動する必要があるタイミングで、組電池は充電されない。各々の組電池の残容量が設定範囲より小さくなると、充電できるタイミングにおいて、各々の組電池が充電される。このとき、第1の組電池11と第2の組電池12は、いずれの組電池の充電が最適であるか、すなわち、残容量が設定範囲にあるかどうかを制御回路30で判定して、第1の組電池11と第2の組電池12の充電が調整される。各々の充電回路32は、組電池の残容量が設定値になると充電を停止する。
本発明の一実施例にかかる車両用の組電池の概略構成図である。 図1に示す電源装置の制御回路が第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子をオンオフに制御する状態を示すタイミングチャート図である。 本発明の他の実施例にかかる車両用の組電池の概略構成図である。
符号の説明
10…走行用バッテリ
11…第1の組電池
12…第2の組電池
15…DC/ACインバータ
16…モータ
17…発電機
20…制御回路
21…スイッチング素子 21A…第1のスイッチング素子
21B…第2のスイッチング素子
30…制御回路
31…DC/DCコンバータ 31A…第1のDC/DCコンバータ
31B…第2のDC/DCコンバータ
32…充電回路 32A…第1の充電回路
32B…第2の充電回路

Claims (5)

  1. 車両を走行させるモータ(16)に電力を供給する走行用バッテリ(10)と、この走行用バッテリ(10)からモータ(16)に供給する電力を制御する制御回路(20)、(30)とを備える車両用の電源装置であって、
    前記走行用バッテリ(10)が、出力特性の異なる第1の組電池(11)と第2の組電池(12)とを備え、前記制御回路(20)、(30)が、第1の組電池(11)からモータ(16)に供給する電力と、第2の組電池(12)からモータ(16)に供給する電力とを制御するようにしてなる車両用の電源装置。
  2. 車両を走行させるモータ(16)に電力を供給する走行用バッテリ(10)と、この走行用バッテリ(10)からモータ(16)に供給する電力を制御する制御回路(20)、(30)とを備える車両用の電源装置であって、
    前記走行用バッテリ(10)が、温度特性の異なる第1の組電池(11)と第2の組電池(12)とを備え、前記制御回路(20)、(30)が、第1の組電池(11)からモータ(16)に供給する電力と、第2の組電池(12)からモータ(16)に供給する電力とを制御するようにしてなる車両用の電源装置。
  3. 前記走行用バッテリ(10)の第1の組電池(11)が複数のニッケル水素電池からなり、第2の組電池(12)が複数のリチウムイオン電池からなる請求項1又は2に記載される車両用の電源装置。
  4. 前記第1の組電池(11)の出力側に接続してなる第1のDC/DCコンバータ(31A)と、前記第2の組電池(12)の出力側に接続してなる第2のDC/DCコンバータ(31B)とを備え、第1のDC/DCコンバータ(31A)と第2のDC/DCコンバータ(31B)からの出力が、前記制御回路(30)で制御されるようにしてなる請求項1又は2に記載される車両用の電源装置。
  5. 前記第1の組電池(11)の出力側に接続している第1のスイッチング素子(21A)と、前記第2の組電池(12)の出力側に接続している第2のスイッチング素子(21B)とを備え、前記制御回路(20)、(30)が、第1のスイッチング素子(21A)と第2のスイッチング素子(21B)をオンオフに制御すると共に、オンオフに切り換えるデューティーを制御して、第1の組電池(11)と第2の組電池(12)からの出力を制御するようにしてなる請求項1又は2に記載される車両用の電源装置。
JP2008220441A 2008-08-28 2008-08-28 車両用の電源装置 Pending JP2010057291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008220441A JP2010057291A (ja) 2008-08-28 2008-08-28 車両用の電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008220441A JP2010057291A (ja) 2008-08-28 2008-08-28 車両用の電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010057291A true JP2010057291A (ja) 2010-03-11

Family

ID=42072627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008220441A Pending JP2010057291A (ja) 2008-08-28 2008-08-28 車両用の電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010057291A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220354A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Denso Corp 車載電源装置
WO2012105754A2 (ko) * 2011-01-31 2012-08-09 주식회사 에코카 전기 오토바이의 에너지 회수 방법 및 장치
JP2013162667A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Toyota Motor Corp 電池システム
JPWO2012165340A1 (ja) * 2011-06-01 2015-02-23 株式会社日立製作所 蓄電システム
JP2017175906A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ レンジエクステンダーおよび回路保護方法
JP2017184593A (ja) * 2016-03-25 2017-10-05 和之 豊郷 ハイブリッドセル型電池
WO2018216692A1 (ja) * 2017-05-25 2018-11-29 株式会社 東芝 蓄電ユニットおよび蓄電システム
WO2023062473A1 (ja) * 2021-10-15 2023-04-20 株式会社半導体エネルギー研究所 バッテリ制御システム及び車両
WO2023231485A1 (zh) * 2022-05-31 2023-12-07 比亚迪股份有限公司 电池电路以及车辆
WO2023231484A1 (zh) * 2022-05-31 2023-12-07 比亚迪股份有限公司 电池电路以及车辆

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06197408A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Motor Jidosha Kk 電気自動車用蓄電池制御装置
JP2003134689A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 電源システム
JP2004025979A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 走行車両用電源システム
JP2004032871A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 走行車両用電源システム
JP2004147477A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Komatsu Ltd 電動機の電源装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06197408A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Motor Jidosha Kk 電気自動車用蓄電池制御装置
JP2003134689A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 電源システム
JP2004025979A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 走行車両用電源システム
JP2004032871A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 走行車両用電源システム
JP2004147477A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Komatsu Ltd 電動機の電源装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220354A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Denso Corp 車載電源装置
WO2012105754A2 (ko) * 2011-01-31 2012-08-09 주식회사 에코카 전기 오토바이의 에너지 회수 방법 및 장치
WO2012105754A3 (ko) * 2011-01-31 2012-09-27 주식회사 에코카 전기 오토바이의 에너지 회수 방법 및 장치
JPWO2012165340A1 (ja) * 2011-06-01 2015-02-23 株式会社日立製作所 蓄電システム
JP2013162667A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Toyota Motor Corp 電池システム
JP2017184593A (ja) * 2016-03-25 2017-10-05 和之 豊郷 ハイブリッドセル型電池
JP2017175906A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ レンジエクステンダーおよび回路保護方法
WO2018216692A1 (ja) * 2017-05-25 2018-11-29 株式会社 東芝 蓄電ユニットおよび蓄電システム
CN110352533A (zh) * 2017-05-25 2019-10-18 株式会社东芝 蓄电单元及蓄电系统
JPWO2018216692A1 (ja) * 2017-05-25 2020-03-26 株式会社東芝 蓄電ユニットおよび蓄電システム
JP7068289B2 (ja) 2017-05-25 2022-05-16 株式会社東芝 蓄電ユニットおよび蓄電システム
CN110352533B (zh) * 2017-05-25 2022-07-19 株式会社东芝 蓄电单元及蓄电系统
WO2023062473A1 (ja) * 2021-10-15 2023-04-20 株式会社半導体エネルギー研究所 バッテリ制御システム及び車両
WO2023231485A1 (zh) * 2022-05-31 2023-12-07 比亚迪股份有限公司 电池电路以及车辆
WO2023231484A1 (zh) * 2022-05-31 2023-12-07 比亚迪股份有限公司 电池电路以及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010057291A (ja) 車両用の電源装置
US8527126B2 (en) Power supply system for electrically powered vehicle and method for controlling the same
EP2918442B1 (en) Charge/discharge system
US8571734B2 (en) Power supply system for electrically powered vehicle and method for controlling the same
JP5577775B2 (ja) 電動車両用電源装置
US8793041B2 (en) Electric powered vehicle and control method for the same
US8543271B2 (en) Power supply system for electrically powered vehicle, and method for controlling the same
JP5360183B2 (ja) 二次電池を搭載する車両および二次電池を搭載する車両の制御方法
JP5382238B2 (ja) ハイブリッド車両およびその制御方法
US8624426B2 (en) Power supply system for electrically powered vehicle, electrically powered vehicle, and method for controlling power supply system of electrically powered vehicle
US9718376B2 (en) Electricity supply system having double power-storage devices of a hybrid or electric motor vehicle
EP2918441B1 (en) Charge/discharge system
JP2014131404A (ja) 車両用充電装置
US20100332060A1 (en) Power conversion controlling method of fuel cell-battery hybrid-electric vehicle and control device
US8773874B2 (en) Power supply system and plurality parallel resonant converters having current blocking circuit
KR100946472B1 (ko) 연료전지 하이브리드 시스템
KR20170025605A (ko) 친환경 자동차의 전력변환 제어방법
JP2007174867A (ja) 車両用電源装置
WO2013031615A1 (ja) ハイブリッドカーのバッテリシステム及びこのバッテリシステムを備えるハイブリッドカー
JP2019145220A (ja) 燃料電池システム
JP2013102590A (ja) 車両用電源装置
JP6322417B2 (ja) 電圧変動制御装置
JP2020102926A (ja) 車両用バッテリ温調装置
JP2011223719A (ja) 電源装置
JP2018019504A (ja) 電気自動車用の電源システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130409