JP2010044901A - エレクトロルミネッセンスパネル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上面にマトリクス状に形成された画素電極20aを有するトランジスタアレイパネル50と、画素電極20aの行方向または列方向のいずれかの間に縞状に形成された隔壁6と、画素電極20a及び隔壁6の上部に形成された正孔注入層20bと、正孔注入層20bの上部に形成された発光層20cと、発光層20cの上部に形成された対向電極20dと、を備えるエレクトロルミネッセンスパネル10である。画素電極20aの上部に形成された正孔注入層20bと隔壁6の上部に形成された正孔注入層20aとは分離されている。
【選択図】図3
Description
基板上に形成された第1電極と第2電極との間に複数の担体輸送層を有するエレクトロルミネッセンスパネルであって、
前記第1電極の周囲に形成された隔壁と、
前記第1電極及び前記隔壁の上部にそれぞれ互いに分離して形成された、前記複数の担体輸送層のうちの第1担体輸送層と、
前記第1電極上部の前記担体輸送層の上方に形成された、前記複数の担体輸送層のうちの第2担体輸送層と、
を備えていることを特徴とするエレクトロルミネッセンスパネルが提供される。
本発明の他の態様によれば、
基板上にマトリクス状に形成された複数の第1電極と第2電極との間に複数の担体輸送層を有するエレクトロルミネッセンスパネルであって、
前記第1電極の外周部を被覆するように行方向及び列方向の格子状に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜の上部であって行方向または列方向の少なくともいずれかの方向に形成された隔壁と、
前記第1電極及び前記隔壁の上部にそれぞれ分離して形成された、前記複数の担体輸送層のうちの第1担体輸送層と、
前記第1担体輸送層の上方に形成された第2担体輸送層と、
を備えていることを特徴とするエレクトロルミネッセンスパネルが提供される。
好ましくは、前記正孔注入層は気相堆積法により形成され、前記隔壁の側面は、前記正孔注入層の気相成長方向と平行になるように、前記基板に対して垂直に設けられている。
好ましくは、前記隔壁の上端は下端よりも前記第1電極側へ突出している。
図1は、本発明の第1実施形態に係るELディスプレイパネル10Aにおける1つの画素PXの回路図である。このELディスプレイパネル10Aにおいては、赤、青及び緑にそれぞれ発光する赤、青及び緑の画素PXによって1ドットの画素が構成され、このような画素がマトリクス状に配列されている。図1の水平方向の配列に着目すると赤の画素PX、青の画素PX、緑の画素PXの順に繰り返し配列され、図1の上下方向の配列に着目すると同じ色が一列に配列されている。
また、画素電極20aの外周部を被覆するように、図2の水平方向及び上下方向の格子状に絶縁膜5が形成されている。絶縁膜5としては、例えばSiNx、又はSiO2等の無機絶縁膜を用いることができる。
各画素毎に画素電極20a、正孔注入層20b、発光層20c、対向電極20dの順に積層されたものが有機EL素子20である。
図6は本発明の第2実施形態に係るELディスプレイパネル10Bの断面図である。第1実施形態においては、隔壁6が縦断面が台形状に形成されていたが、本実施形態においては、ポリイミド等の隔壁6が縦断面が矩形状に形成され、両側面が気相成長法による正孔注入層20bの気相成長方向と平行になるように設けられている。
図7は本発明の第3実施形態に係るELディスプレイパネル10Cの断面図である。本実施形態においては、絶縁膜5を省略し、ポリイミド等の隔壁6が画素電極20a間において、SiNx、SiO2等を有する保護絶縁膜32の上面に形成されている。隔壁6は第2実施形態と同様に縦断面が矩形状に形成されている。
なお、画素電極20a上に形成された正孔注入層20bは、外周部において隔壁6と接触しているが、正孔注入層20bの厚さが極めて小さいため、影響はほとんどない。
図8は本発明の第4実施形態に係るELディスプレイパネル10Dの断面図である。本実施形態においては、ポリイミド等の隔壁6の縦断面形状は、上底が下底よりも長い逆テーパの台形状である。すなわち、隔壁6の上端は下端よりも画素電極20a側へ突出しており、隔壁6の両側面はオーバーハングしている。逆テーパ形状は隔壁6となる感光性樹脂への露光量や光の入射角度等によって制御することができる。
図9は本発明の第5実施形態に係るELディスプレイパネル10Eの断面図である。本実施形態においては、第3実施形態と同様に、絶縁膜5を省略し、ポリイミド等の隔壁6が、画素電極20a間において、SiNx、SiO2等を有する保護絶縁膜32上に形成されている。また、第4実施形態と同様に、隔壁6の縦断面形状は、上底が下底よりも長い台形状である。すなわち、隔壁6の両側面はオーバーハングしている。逆テーパ形状は隔壁6となる感光性樹脂への露光量や光の入射角度等によって制御することができる。
また、上記実施形態では、画素回路PCは、2つのトランジスタを有する電圧階調制御方式の構成であったが、これに限らず3つ以上でもよいし、電流階調制御方式の構成でもよい。
上記実施形態では、正孔注入層が隔壁に接することによって生じるダークスポットを、画素電極20a上の正孔注入層と分離させることによって、画素電極20a上の正孔注入層にまでダークスポットを成長しないようにしたが、これに限らず、正孔注入層以外の担体輸送層(例えば、電子輸送層)と隔壁とが接することによってダークスポットを生じるのであれば、隔壁に接している担体輸送層と、当該担体輸送層と同時に形成される画素電極20a上の同種の担体輸送層とを分離させることによってダークスポットの発生を抑制することができる。
また実施形態では、ELディスプレイパネルは、画素回路PCを有するアクティブマトリクスパネルであったが、パッシブマトリクスの発光パネルであってもよい。またディスプレイパネル以外の発光パネルにおいても適用できる。
また上記実施形態では、隔壁6は、図10(a)に示すように、異なる色の画素PX間に配置されるストライプ形状でもよく、また図10(b)に示すように、各画素PX毎に周囲を包囲するように行方向及び列方向に格子状に形成されてもよい。
また上記実施形態では、隔壁6を逆テーパ状に形成したが、絶縁膜5を逆テーパとしてもよい。
20 有機EL素子
20a 画素電極
20b 正孔注入層
20c 発光層
20d 共通電極(対向電極)
Claims (4)
- 基板上に形成された第1電極と第2電極との間に複数の担体輸送層を有するエレクトロルミネッセンスパネルであって、
前記第1電極の周囲に形成された隔壁と、
前記第1電極及び前記隔壁の上部にそれぞれ互いに分離して形成された、前記複数の担体輸送層のうちの第1担体輸送層と、
前記第1電極上部の前記担体輸送層の上方に形成された、前記複数の担体輸送層のうちの第2担体輸送層と、
を備えていることを特徴とするエレクトロルミネッセンスパネル。 - 基板上にマトリクス状に形成された複数の第1電極と第2電極との間に複数の担体輸送層を有するエレクトロルミネッセンスパネルであって、
前記第1電極の外周部を被覆するように行方向及び列方向の格子状に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜の上部であって行方向または列方向の少なくともいずれかの方向に形成された隔壁と、
前記第1電極及び前記隔壁の上部にそれぞれ分離して形成された、前記複数の担体輸送層のうちの第1担体輸送層と、
前記第1担体輸送層の上方に形成された第2担体輸送層と、
を備えていることを特徴とするエレクトロルミネッセンスパネル。 - 前記隔壁の側面は、前記基板に対して垂直に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレクトロルミネッセンスパネル。
- 前記隔壁の上端は下端よりも前記第1電極側へ突出していることを特徴とする請求項1または2に記載のエレクトロルミネッセンスパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008206778A JP2010044901A (ja) | 2008-08-11 | 2008-08-11 | エレクトロルミネッセンスパネル |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1187063A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-30 | Seiko Epson Corp | 電界発光素子 |
JP2007165165A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機エレクトロルミネッセンス素子用カラーフィルタ |
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2008
- 2008-08-11 JP JP2008206778A patent/JP2010044901A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JP2007165165A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 有機エレクトロルミネッセンス素子用カラーフィルタ |
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