JP2010044459A - データ出力指示装置、データ出力指示方法、データ出力システム、データ出力指示プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】データ出力を行えない状態であるにもかかわらずデータの出力指示が行われてしまうことを防止するデータ出力指示装置を実現する。
【解決手段】本発明に係るデータ出力指示装置10は、ユーザにより指定された出力条件に応じた出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報をデータ出力装置1から受信する通信制御部33と、エラーが生じたことを結果情報が示す場合に、出力条件をエラー情報記憶部54に記憶させる記憶制御部34とを備えており、通信制御部33は、出力条件がエラー情報記憶部54に記憶されているとき、出力指示を送信する前に状態情報をデータ出力装置1から取得し、エラーが解消していることを状態情報が示す場合に限り出力指示を送信するので、データ出力を行えない状態であるにもかかわらずデータの出力指示が行われてしまうことを防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係るデータ出力指示装置10は、ユーザにより指定された出力条件に応じた出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報をデータ出力装置1から受信する通信制御部33と、エラーが生じたことを結果情報が示す場合に、出力条件をエラー情報記憶部54に記憶させる記憶制御部34とを備えており、通信制御部33は、出力条件がエラー情報記憶部54に記憶されているとき、出力指示を送信する前に状態情報をデータ出力装置1から取得し、エラーが解消していることを状態情報が示す場合に限り出力指示を送信するので、データ出力を行えない状態であるにもかかわらずデータの出力指示が行われてしまうことを防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、データ出力装置に対してデータの出力指示を行うデータ出力指示装置、データ出力指示方法、データ出力システム、データ出力指示プログラムおよびその記憶媒体に関するものである。
従来より、プリント条件があらかじめ設定されているプリントアイコンとプリントすべきファイルのアイコンとが表示された表示画面上で、ファイルアイコンがプリントアイコン上にドラッグアンドドロップされたときに、そのプリントアイコンに設定されている印刷条件に基づいてファイルの印刷指示を行う技術が知られている。
また、特許文献1には、プリントアイコンに対応するプリンタの状態を確認し、そのプリントアイコンに対応するプリント条件でプリントを行えない場合には当該プリントアイコンを表示させないようにしたり、グレーアウト表示にしたりすることが記載されている。
特開2001−337765号公報(2001年12月7日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術には、以下に示す問題がある。
第1の問題として、対応するプリント条件でプリントを行えないプリントアイコンを表示させないようにする場合、このプリント条件があらかじめ登録されていることをユーザが認識できないので、既に登録されているプリント条件であるにもかかわらず同じプリント条件の登録処理を行ってしまうといった無駄な処理が生じる場合がある。
第2の問題として、対応するプリント条件でプリントを行えないプリントアイコンをグレーアウト表示する場合、グレーアウト表示されたプリントアイコン上にファイルのアイコンがドラッグアンドドロップされると、このファイルのプリント指示が行われることになるので、プリントを行えない状態であるにもかかわらずプリント指示が行われるというい無駄が生じてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、データ出力装置に対してデータの出力指示を行うデータ出力指示装置において、データ出力を行えない状態であるにもかかわらずデータの出力指示が行われてしまうことを防止することにある。
本発明に係るデータ出力指示装置は、上記の課題を解決するために、データの出力処理を行うデータ出力装置に対してデータの出力処理を指示するデータ出力指示装置であって、ユーザにより指定された出力条件に対応した出力指示を上記データ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報を上記データ出力装置から受信する通信制御手段と、上記結果情報がエラーが生じたことを示す場合に、上記出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる記憶制御手段と、を備えており、上記通信制御手段は、ユーザにより指定された出力条件がエラー出力条件として上記記憶部に記憶されているとき、該出力条件に対応した出力指示を送信する前に状態情報を上記データ出力装置から取得し、取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信することを特徴としている。
上記の構成によれば、データ出力指示装置は、出力処理においてエラーが生じたことを示す結果情報を受信した場合に、この情報に対応する出力条件をエラー出力条件として記憶部に記憶する。また、データ出力指示装置は、ユーザから指示された出力条件がエラー出力条件として記憶部に記憶されている場合に、データ出力装置にエラーが解消しているか否かを示す状態情報をデータ出力装置から取得し、状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合には上記出力条件に基づく出力指示を行う一方、状態情報が上記エラーが解消していないことを示す場合には上記出力条件に基づく出力指示を行わない。
これにより、データ出力を行えない状態であるにもかかわらずデータの出力指示が行われてしまうことを防止するという効果を奏する。
本発明に係るデータ出力システムは、上記の課題を解決するために、データの出力処理を行う少なくとも1つのデータ出力装置と、該データ出力装置に対してデータの出力処理を指示するデータ出力指示装置とを含むデータ出力システムであって、上記データ出力指示装置は、ユーザにより指定された出力条件に応じた出力指示を上記データ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報を上記データ出力装置から受信する第1の通信制御手段と、エラーが生じたことを上記結果情報が示す場合に、上記出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる記憶制御手段と、を備えており、上記データ出力装置は、上記出力指示を上記データ出力指示装置から受信すると上記結果情報を上記データ出力指示装置に送信する第2の通信制御手段と、上記エラーが解消しているか否かを判定する判定手段とを備え、上記第1の通信制御手段は、ユーザにより指定された出力条件がエラー出力条件として上記記憶部に記憶されているとき、該出力条件に対応した出力指示を送信する前に状態情報を上記データ出力装置から取得し、取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信し、上記第2の通信制御手段は、上記判定手段が上記エラーが解消していると判定した場合に、該エラーが解消していることを示す上記状態情報を上記データ出力指示装置に送信することを特徴と特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るデータ出力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明に係るデータ出力指示方法は、上記の課題を解決するために、データの出力処理を行うデータ出力装置に対してデータの出力処理を指示するデータ出力指示方法であって、ユーザにより指定された出力条件に対応した出力指示を上記データ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報を上記データ出力装置から受信する第1の通信制御工程と、エラーが生じたことを上記結果情報が示す場合に、上記出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる記憶制御工程と、ユーザにより指定された出力条件がエラー出力条件として上記記憶部に記憶されているとき、該出力条件に対応した出力指示を送信する前に状態情報を上記データ出力装置から取得し、取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信する第2の通信制御工程と、を含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るデータ出力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明に係るデータ出力指示装置は、予め登録された複数の出力条件の各々を示す画像を表示部に表示する表示制御手段であって、エラー出力条件を示す画像を、他の出力条件を示す画像と識別可能に表示する表示制御手段を更に備えていることが望ましい。
上記の構成によれば、データ出力装置においてデータ出力処理の際にエラーが発生した出力条件とエラーが発生していない出力条件とを識別することができるという効果を奏する。
なお、上記表示部は、上記データ出力指示装置に備えられているものであってもよいし、表示インターフェースを介して上記データ出力指示装置と接続されたものであってもよい。
また、上記表示制御手段は、エラー出力条件を示す画像の少なくとも一部をグレーアウト表示することによって、エラー出力条件を示す画像を他の出力条件を示す画像と識別可能に表示することができる。
本発明に係るデータ出力指示装置において、上記表示制御手段は、上記状態情報が上記エラーが解消していないことを示す場合には、上記エラーが解消されていない旨のメッセージを上記表示部に表示することが望ましい。
上記の構成によれば、ユーザが、データ出力装置においてエラーの原因が解消されていないことを視覚的に把握することができるという効果を奏する。
なお、上記表示制御手段は、上記メッセージを、例えば、ポップアップメッセージとして表示することができる。
本発明に係るデータ出力指示装置は、上記通信制御手段が、上記データ出力装置から出力しようとするデータの出力条件であって、上記記憶部にエラー出力条件として記憶された出力条件を指定するユーザ操作を検出したとき、状態情報を上記データ出力装置から取得し、上記記憶制御手段が、上記通信制御手段が取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合、上記出力条件を上記記憶部から削除することが望ましい。
上記の構成によれば、ユーザが、データ出力装置から出力しようとするデータの出力条件であって、上記記憶部にエラー出力条件として記憶された出力条件を指定する操作をすれば、出力指示をデータ出力装置に送信する操作をしなくても、データ出力装置においてエラーの原因が解消されているか否かを把握することができる。
なお、上記ユーザ操作としては、例えば、出力しようとするデータが格納されたファイルを示すアイコンを、上記エラー出力条件を示す画像に重ね合わせるドラック操作を挙げることができる。
この場合、ユーザは、ドロップ操作をしなくてもデータ出力装置においてエラーの原因が解消されているか否かを把握することができる。これにより、別の出力条件で印刷しようとする場合に、再度データを出力するファイルをドラッグしなくてもよいという効果を奏する。
本発明に係るデータ出力指示装置は、コンピュータを上記各手段として機能させるデータ出力指示プログラムを実行するコンピュータであり、上記通信制御手段は、上記データ出力指示プログラムの実行が開始された直後に、状態情報を上記データ出力装置から取得し、上記記憶制御手段は、上記通信制御手段が取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合、上記出力条件を上記記憶部から削除することが望ましい。
なお、上記データ出力指示装置は、コンピュータによって実現しても良い。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記データ出力指示装置をコンピュータにおいて実現するデータ出力指示プログラムも本発明の範疇に入る。
さらに、上記のようなデータ出力指示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明に係るデータ出力指示装置は、以上のように、ユーザにより指定された出力条件に応じた出力指示をデータ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報をデータ出力装置から受信する。次に、エラーが生じたことを結果情報が示す場合に、出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる。また、本発明に係るデータ出力指示装置は、出力条件がエラー出力条件として記憶部に記憶されているとき、該出力条件に応じた出力指示を送信する前に状態情報をデータ出力装置から取得し、エラーが解消していることを取得した状態情報が示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信する。
これにより、データ出力を行えない状態であるにもかかわらずデータの出力指示が行われてしまうことを防止するという効果を奏する。
本発明の一実施形態について説明する。
(1.データ出力指示装置10およびデータ出力指示システム100の構成)
図2は、本実施形態にかかるデータ出力指示システム(データ出力システム)100の概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、データ出力指示システム100は、1つ以上のデータ出力指示装置10と1つ以上のデータ出力装置1とが通信ネットワークを介して通信可能に接続された構成である。
図2は、本実施形態にかかるデータ出力指示システム(データ出力システム)100の概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、データ出力指示システム100は、1つ以上のデータ出力指示装置10と1つ以上のデータ出力装置1とが通信ネットワークを介して通信可能に接続された構成である。
データ出力装置1としては、例えば、印刷装置、複写機、ファクシミリ装置、複合機などの、データに対して所定の出力処理(例えば、印刷処理、複写処理、送信処理、編集処理、ファイリング処理等)を行う装置を用いることができる。なお、本実施形態では、データ出力装置1として印刷装置を用いる場合について主に説明する。
データ出力指示装置10は、データ出力装置1に対して出力するデータおよびこのデータに関する出力条件(出力時に用いる機能の組み合わせ)を指示するものである。データ出力指示装置10としては、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどを用いることができる。
図1は、データ出力指示装置10の概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、データ出力指示装置10は、ディスプレイ11、表示I/F(インターフェース)12、キーボード(キー入力装置)13、マウス(ポインティングデバイス)14、指示入力I/F15、通信I/F16、制御部20、およびデータ記憶部50を備えている。
ディスプレイ11は、制御部20から表示I/F12を介して送られてくる画像データおよび制御信号に応じた画像を表示する表示装置である。ディスプレイ11の構成は画像データに応じた画像を表示できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイなどを用いることができる。表示I/F12は、制御部20から出力される画像データおよび制御信号をディスプレイ11に伝達するためのインターフェースである。
キーボード13およびマウス14は、ユーザが指示入力を行うための指示入力装置であり、これらの指示入力装置に対するユーザの操作内容は指示入力I/F15を介して制御部20に伝達される。なお、本実施形態ではポインティングデバイスとしてマウスを用いているが、これに限らず、例えばトラックボール、トラックパッド、ポインティングスティック、ジョイスティック、ペン入力装置などを用いてもよい。
通信I/F16は、通信ネットワークを介してデータ出力装置1等の他の装置との通信を行うための通信手段である。上記の通信ネットワークとしては、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等を利用できる。
制御部20は、出力指示制御部30とアプリケーション処理部40とを備えている。
アプリケーション処理部40は、各種アプリケーションソフトウェアを実行する処理部である。上記のアプリケーションソフトウェアとしては、例えば、ワープロソフト、表計算ソフト、画像処理ソフト、画像閲覧ソフトなどが挙げられる。
出力指示制御部30は、データ出力装置1に対してユーザの指示に応じた出力条件でデータを出力させるための処理を行う出力指示ソフトウェアを実行する処理部であり、表示制御部31、指示検出部32、通信制御部33、記憶制御部34、出力データ生成部35、および出力指示部36を備えている。
表示制御部31は、表示I/F12を介してディスプレイ11に表示させる表示内容を制御する。
指示検出部32は、キーボード13およびマウス14に対するユーザの操作内容(例えば、キー操作、ドラッグ操作、ドロップ操作、クリック操作など)を検出する。
通信制御部33は、通信I/F16および通信ネットワークを介したデータ出力装置1等の他の装置との通信を制御する。
記憶制御部34は、データ記憶部50に対する情報の書き込み、およびデータ記憶部50からの情報の読み出しを制御する。
出力データ生成部35は、データ出力装置1に送信する出力データを生成する。
出力指示部36は、データの出力条件、すなわちデータの出力処理を行わせるデータ出力装置1およびこのデータ出力装置1において用いる出力処理機能の組み合わせを決定し、データ出力装置1に対して出力指示を行う。
データ記憶部50は、制御部20の処理で用いられる各種データを記憶する記憶部であり、登録リスト記憶部51、履歴リスト記憶部52、設定記憶部53、エラー情報記憶部54を備えている。
登録リスト記憶部51および履歴リスト記憶部52は、データの出力条件(出力処理を行うデータ出力装置1およびデータ出力装置1において出力処理時に用いる出力処理機能)のリスト(一覧表)を記憶する記憶部である。なお、登録リスト記憶部51はユーザから登録指示された出力条件のリストである登録リストを記憶し、履歴リスト記憶部52はデータ出力装置1において実行された出力条件のリストである履歴リストを記憶する。
設定記憶部53は、ディスプレイ11に表示させる表示画面(ユーザインターフェース画面)の設定内容、通信ネットワークを介してデータ出力指示装置10に通信可能に接続されている各データ出力装置1が有する機能などを記憶する。また、設定記憶部53は、ユーザからの指示入力の内容、登録リストあるいは履歴リストに書き込むためのデータ等を一時的に記憶する。
エラー情報記憶部54は、データ出力装置1から受信したエラー情報を格納する。なお、本実施形態では、データ出力指示装置10がデータ出力装置1に出力指示を行った後、データ出力装置1における上記出力指示に基づく出力時にエラーが生じた場合に、データ出力装置1がデータ出力指示装置10に対してエラーの内容を示すエラー情報を送信するようになっている。そして、データ出力指示装置10は、データ出力装置1からエラー情報を受信すると、このエラー情報とこのエラー情報に対応する出力条件とを対応付けてエラー情報記憶部54に記憶させるようになっている。これらの処理の詳細については後述する。
(2.データ出力指示装置10の動作)
(2−1.ユーザインターフェースの表示開始処理)
次に、データ出力指示装置10の動作について説明する。まず、出力指示ソフトウェアのユーザインターフェースの表示方法について図3を参照しながら説明する。図3は、データ出力指示装置10におけるユーザインターフェースの表示処理の流れを示すフロー図である。
(2−1.ユーザインターフェースの表示開始処理)
次に、データ出力指示装置10の動作について説明する。まず、出力指示ソフトウェアのユーザインターフェースの表示方法について図3を参照しながら説明する。図3は、データ出力指示装置10におけるユーザインターフェースの表示処理の流れを示すフロー図である。
まず、指示検出部32は、図3に示すように、ディスプレイ11の表示画面(デスクトップ画面)に表示されている印刷ファイル(各種データファイル;例えば、文書ファイル、画像ファイル、図表ファイルなどの出力処理の対象となりうるデータのファイル)のアイコンのうちのいずれかがドラッグ操作されたか否かを判断する(S1)。
そして、S1においてドラッグ操作がなされたと判断した場合、表示制御部31は、表示I/F12を制御し、後述する図4に示すユーザインターフェース(ユーザインターフェース画面)IF1を表示させ(S2)、後述する図8に示す処理を行う。
つまり、初期状態では出力指示ソフトウェアはバックグラウンドで動作しており、出力指示ソフトウェアのユーザインターフェースはディスプレイ11の表示画面(デスクトップ画面)に表示されていないが、データファイルのアイコンic1をドラッグ操作することにより、ユーザインターフェースIF1が表示される。なお、指示検出部32は、例えば、カーソルcu1がアイコンic1上にある状態でマウスのボタンを押したままこのカーソルcu1を表示画面上で所定距離以上移動させたとき、あるいはカーソルcu1がアイコンic1上にある状態でマウスのボタンを押したままこのカーソルcu1を所定の表示領域に移動させたときにドラッグ操作がなされたと判断する。
一方、S1においてドラッグ操作がなされていないと判断した場合、指示検出部32は、アプリケーションソフトウェアが起動されたか否かを判断する(S3)。この判断は、例えばキーボード13あるいはマウス14を介してユーザからアプリケーションソフトウェアの起動指示がなされたか否かに基づいて判断してもよく、アプリケーション処理部40の処理状態を検出することによって行ってもよい。
そして、S3においてアプリケーションソフトが起動されていないと判断した場合、指示検出部32はS1の処理に戻る。一方、S3においてアプリケーションソフトが起動されたと判断した場合、指示検出部32は、アプリケーションソフトウェアの表示画面において印刷メニュー(出力処理メニュー)が選択されたか否かを判断する(S4)。例えば、ユーザは、アプリケーションソフトウェアの表示画面に表示された印刷メニューに対応するボタンをクリックしたり、ツールバーから印刷メニューを選択操作したりすることによって印刷メニューを選択できる。
そして、S4において印刷メニューが選択されていないと判断した場合、指示検出部32はアプリケーションソフトウェアが終了したか否かを判断する(S5)。そして、終了していないと判断した場合にはS4の処理に戻り、終了していると判断した場合にはS1の処理に戻る。
一方、S4において印刷メニューが選択されたと判断した場合、表示制御部31は、表示I/F12を制御し、後述する図10に示すユーザインターフェース(ユーザインターフェース画面)IF2を表示させ(S6)、後述する図9に示す処理を行う。
(2−2.ドラッグ操作によって表示した場合のユーザインターフェース)
図4はデータファイルのアイコンのドラッグ操作がなされた場合に表示されるユーザインターフェースIF1の一例を示す説明図である。この図に示すように、ユーザインターフェースIF1には、データ出力指示装置10に対して通信可能に接続されている各データ出力装置1を示すアイコン群の表示領域A1、現在選択されているデータ出力装置1における印刷機能(出力処理機能)を複数のカテゴリー毎に分類した場合の各カテゴリーを示すボタン群の表示領域A2、現在選択されている上記カテゴリーに含まれる各印刷機能を示すボタン群の表示領域A3、および印刷条件(印刷処理(出力処理)を行うデータ出力装置1およびこのデータ出力装置1に実行させる1つ以上の印刷機能(出力処理機能)の組み合わせ;出力条件)のリスト(登録リストおよび履歴リストの少なくとも一方)の表示領域A4を備えている。
図4はデータファイルのアイコンのドラッグ操作がなされた場合に表示されるユーザインターフェースIF1の一例を示す説明図である。この図に示すように、ユーザインターフェースIF1には、データ出力指示装置10に対して通信可能に接続されている各データ出力装置1を示すアイコン群の表示領域A1、現在選択されているデータ出力装置1における印刷機能(出力処理機能)を複数のカテゴリー毎に分類した場合の各カテゴリーを示すボタン群の表示領域A2、現在選択されている上記カテゴリーに含まれる各印刷機能を示すボタン群の表示領域A3、および印刷条件(印刷処理(出力処理)を行うデータ出力装置1およびこのデータ出力装置1に実行させる1つ以上の印刷機能(出力処理機能)の組み合わせ;出力条件)のリスト(登録リストおよび履歴リストの少なくとも一方)の表示領域A4を備えている。
表示領域A1には、データ出力指示装置10に対して通信可能に接続されている各データ出力装置1を示すアイコンが表示されている。ユーザは、これらのアイコンの中から任意のアイコンを選択することにより、出力処理を行うデータ出力装置1を選択できるようになっている。なお、上記の選択操作は、例えば所望するデータ出力装置1のアイコンをクリックすること、あるいはデータファイルのアイコンをドラッグした状態でマウスカーソルを所望するデータ出力装置1のアイコン上に重ね合わせることによって行う。ただし、上記の構成に限らず、初期状態において特定のデータ出力装置1がデフォルトで選択されるようにしておいてもよい。また、表示領域A1に表示されるデータ出力装置1は、印刷装置に限らず、FAX装置や画像処理装置であってもよく、複数種類のデータ出力装置1が表示されてもよい。
表示領域A2には、表示領域A1において現在選択されているデータ出力装置1において利用可能な印刷機能(出力処理機能)のカテゴリーを示すボタン群が表示され、ユーザはこのボタン群の中から任意のボタンを選択することにより、表示領域A3に表示させるボタン群のカテゴリーを選択できるようになっている。なお、上記の選択操作は、例えば所望するカテゴリーのボタンをクリックすること、あるいはデータファイルのアイコンをドラッグした状態でマウスカーソルを所望するカテゴリーのボタン上に重ね合わせることによって行う。また、初期状態において特定のカテゴリーがデフォルトで選択されるようにしておいてもよい。
表示領域A3には、表示領域A2において現在選択されているカテゴリーに属する各印刷機能のボタンが表示される。
図4に示した例では、表示領域A2には、よく使う機能をまとめた「Home」ボタン、印刷用紙を選択するための機能をまとめた「Paper」ボタン、ステープルやパンチ等の印刷最終処理機能をまとめた「Finishings」ボタン、印刷画像の品質を調整する機能をまとめた「Image Quality」ボタン、MFPに印刷データを保存する機能や保存する場所を選択する機能をまとめた「Job Handling」ボタンが表示されている。
例えば、ユーザがカテゴリー「Home」を選択すると、図4に示したように、表示領域A3には、カテゴリー「Home」に属する各印刷機能のボタンとして、1枚の印刷用紙に複数の印刷ページをまとめて印刷する「N−Up Printing」ボタン、印刷データに含まれる画像の拡大縮小を行う「Zoom」ボタン、用紙の印刷方向を指定する「Orientation」ボタン、片面印刷および両面印刷のいずれを行うかの指定を行う「Document Style」ボタン、印刷部数を指定する「Copies」ボタン、カラー印刷および白黒印刷のいずれを行うかを指定する「Color Mode」ボタンが表示される。
表示領域A4には、印刷条件(出力処理条件)のリスト(登録リストおよび/または履歴リスト)が表示される。各印刷条件には、印刷処理を行うデータ出力装置1、およびこのデータ出力装置1において出力時に用いる1つ以上の印刷機能が含まれる。
図6は、表示領域A4に表示される登録リストの一例を示している。この図に示すように、本実施形態では、前回出力指示を行った際にエラーが生じた印刷条件に対応するリストの項目についてはグレーアウト表示を行う(図6のSetting2参照)。なお、本実施形態では、前回出力指示を行った際にエラーが生じた項目をグレーアウト表示するものとしたが、これに限らず、エラーが生じていない項目と識別可能に表示すればよい。例えば、グレーアウト表示にする代わりに特定の色で表示するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、リストに含まれる印刷条件の数が多く、一度に表示することが困難な場合には、表示領域A4の端部にスクロールバーを表示し、このスクロールバーをマウス操作することによって表示させる印刷条件を上下にスクロールさせて各印刷条件を順次表示させるようになっている。
また、表示領域A4の下方には、「登録」ボタン、および「履歴」ボタンが表示されており、これらのボタンを操作することにより、表示領域A4に登録リストおよび履歴リストのいずれを表示させるかを切り替えるようになっている。具体的には、表示領域A4に履歴リストが表示されているときに「登録」ボタンをクリックした場合には、図5に示すように登録リスト記憶部51に記憶されている登録リストが表示領域A4に表示される。また、表示領域A4に登録リストが表示されているときに「履歴」ボタンをクリックした場合には、履歴リスト記憶部52に記憶されている履歴リストが表示領域A4に表示される。
図4の例は、表示領域A4に登録リストが表示されている場合を示している。なお、初期状態においては、登録リストおよび履歴リストの両方が表示されるようにしてもよく、いずれか一方がデフォルトで選択されて表示されるようにしてもよい。また、登録リストおよび履歴リストの両方を同時に表示させるためのボタンをさらに設けてもよい。また、表示領域A1においてデータ出力装置1が選択されている場合、選択されているデータ出力装置1に対応する登録リストおよび/または履歴リストのみを表示領域A4に表示させるようにしてもよい。
また、表示領域A4に登録リストが表示されており、かつ表示領域A3に表示される印刷機能のうちのいずれか1つ以上が選択されている状態でユーザが「登録」ボタンをクリックした場合には、その時点で選択されている印刷条件(データ出力装置1および1つ以上の印刷機能)が登録リスト記憶部51の登録リストに追加され、表示領域A4に表示される登録リストが更新される。
また、図4の例では、ユーザインターフェースIF1の下方に文書データファイル「Print.dot」のアイコンic1と、マウスのカーソルcu1とが表示されている。
本実施形態では、ユーザがマウス14を操作してアイコンic1をドラッグ操作し、カーソルcu1を表示領域A4に表示されているリストのうちグレーアウト表示になっていない何れかの項目上にドロップ操作すると、この項目に対応する印刷条件(出力処理条件)に基づく印刷指示(出力指示)が、この項目に対応するデータ出力装置1に送信されるようになっている。
一方、アイコンic1を表示領域A4に表示されているリストのうちグレーアウト表示になっている何れかの項目上にドロップ操作すると、データ出力指示装置10は、当該項目に対応するデータ出力装置1にエラーの原因が解消されているか否かを問い合わせる。例えば、図4に示したように、アイコンic1をドラッグ操作し、表示領域A4に表示されているリストにおけるグレーアウト表示された項目「Setting2」上にドロップ操作すると、「Setting2」に対応付けられているデータ出力装置1に対してエラーの原因が解消されているか否かを問い合わせるためのデータを送信する。データ出力指示装置10は、エラーの原因が解消されている旨の通知をデータ出力装置1から受信した場合、この項目に対応する印刷条件(出力処理条件)に基づく印刷指示(出力指示)を、この項目に対応するデータ出力装置1に送信するとともに、この項目のグレーアウト表示を解除する。
一方、エラーの原因が解消されていない旨の通知をデータ出力装置1から受信した場合、データ出力指示装置10は、上記項目に対応する印刷条件(出力処理条件)に基づく印刷指示(出力指示)を行うことなく、エラーの原因を示すメッセージをディスプレイ11に表示する。なお、エラーの原因を示すメッセージは、図7(a)に示すように、印刷条件のリスト内のエラーが発生した項目の表示領域内に表示してもよいし、図7(b)に示すようにポップアップメッセージとしてメッセージダイアログ上に表示してもよい。
また、エラー情報記憶部54にエラー出力条件として記憶された出力条件を指定するユーザ操作を検出したとき、状態情報をデータ出力装置1から取得し、エラーが解消していることを取得した状態情報が示す場合、出力条件と当該出力条件に関連づけられたエラー情報、及びデータ出力装置とをエラー情報記憶部54から削除する。例えば、出力しようとするデータが格納されたファイルを示すアイコンを、グレーアウト表示された項目に重ね合わせるドラック操作がされたときに、状態情報をデータ出力装置1から取得し、エラーが解消していることを取得した状態情報が示す場合、出力条件と当該出力条件に関連づけられたエラー情報、及びデータ出力装置とをエラー情報記憶部54から削除するとともに、出力条件に対応する項目のグレーアウト表示を解除する。
また、アイコンic1を表示領域A3に表示されているボタン上にドロップ操作した場合、当該ボタンに対応する機能を用いた出力処理の実行がその時点で選択されているデータ出力装置1に対して指示される。例えば、「N−Up Printing」ボタン上にドロップ操作した場合にはN−Up機能のみを使用して、印刷を実行するように出力指示が送信される。また、アイコンic1を表示領域A1に表示されているデータ出力装置1のアイコン上にドロップ操作した場合、当該アイコンに対応するデータ出力装置1に対してその時点で選択されている出力処理機能を用いた出力処理の実行が指示される。
また、ユーザインターフェースIF1は、データ出力装置1に対して出力指示を行った後、ユーザインターフェースIF1の左上にある「×」ボタンがクリックされた場合、またはユーザインターフェースが表示されて特定の時間が経過した場合に、表示画面上に表示されない消去状態になるようになっている。
(2−3.ドラッグ操作によってインターフェースを表示した場合の動作)
図8は、印刷対象となるデータファイルのアイコンがドラッグ操作され、ユーザインターフェースIF1が表示された後に、データ出力指示装置10が行う処理の流れを示すフロー図である。
図8は、印刷対象となるデータファイルのアイコンがドラッグ操作され、ユーザインターフェースIF1が表示された後に、データ出力指示装置10が行う処理の流れを示すフロー図である。
まず、記憶制御部34は、設定ファイル(登録リスト記憶部51に格納されている登録リストファイル、及び、エラー情報記憶部54に格納されているエラー情報ファイル)を読み出す(S10)。次に、表示制御部31は、読み出された登録リストファイルに基づいて登録リストを表示する。このとき、表示制御部31は、登録リストに含まれる各項目(印刷条件)のうち、エラー情報ファイルにエラー情報と関連づけて記録されている登録リスト上の項目については、グレーアウト表示にする(S11)。
次に、指示検出部32は、マウスカーソルの位置を検知し(S12)、データファイルのアイコンが表示形式変更位置上にドラッグ操作されたか否かを判断する(S13)。そして、データファイルのアイコンが表示形式変更位置上にドラッグ操作されたと判断した場合(S13においてYES)、表示制御部31は、登録リストを当該表示形式変更位置に応じて予め設定された表示形式に切り替える(S14)。
ここで、表示形式変更位置とは、当該位置にデータファイルのアイコンをドラッグした状態でマウスカーソルを重ね合わせると当該位置に応じた表示形式に表示を変更するように設定されている領域である。
例えば、表示領域A4に表示される登録リストは、いずれかの項目上にデータファイルのアイコンをドラッグした状態でマウスカーソルを重ね合わせると当該項目の表示状態が反転状態になる。なお、反転表示させる構成に限らず、例えば強調表示、表示色の変更、表示領域のサイズ変更などによって他の項目と表示方法を異ならせてもよい。
また、本実施形態では、データファイルのアイコンをドラッグした状態で表示領域A2における所望するカテゴリーのボタン上にマウスカーソルを重ね合わせると、表示領域A3に表示される各印刷機能のボタンがマウスカーソルを重ね合わせられたカテゴリーに対応する各印刷機能のボタンに変更される。また、データファイルのアイコンをドラッグした状態で上記「登録」ボタン上にマウスカーソルを重ね合わせた場合には表示領域A4に登録リストが表示され、上記「履歴」ボタン上にマウスカーソルを重ね合わせた場合には表示領域A4に履歴リストが表示される。
つまり、本実施形態では、ユーザインターフェースIF1上においてデータファイルのアイコンをドラッグした状態でマウスカーソルを所定の表示形式変更位置上に重ね合わせると、ユーザインターフェースIF1の一部の表示形式がマウスカーソルを重ね合わされた表示形式変更位置に応じて予め設定された表示形式に変更されるようになっている。
一方、S13においてデータファイルのアイコンが表示形式変更位置上にドラッグ操作されていないと判断した場合(S13においてNO)、指示検出部32は、データファイルのアイコンが印刷条件選択位置(出力条件選択位置)にドロップ操作されたか否かを判断する(S15)。
ここで、印刷条件選択位置(出力条件選択位置)とは、当該位置にデータファイルのアイコンをドロップ操作すると当該位置に応じた印刷条件(出力処理条件)が選択されるように設定されている位置であり、本実施形態では表示領域A3における各印刷機能のボタン、および表示領域A4における各項目のボタンがこれに相当する。つまり、本実施形態では、ユーザがデータファイルのアイコンを表示領域A3における所望する印刷機能のボタン上にドロップ操作すること、あるいは表示領域A4における所望する印刷条件の項目上にドロップ操作することにより、このデータファイルの印刷条件を指定するようになっており、指示検出部32はデータファイルのアイコンがドロップ操作された位置に対応する印刷条件に基づいてこのデータファイルに対する印刷条件を決定する。
S15において、データファイルのアイコンが印刷条件選択位置にドロップ操作されていないと判断した場合、指示検出部32は、データファイルのアイコンが印刷条件選択位置以外の位置にドロップ操作されたか否かを判断する(S16)。印刷条件選択位置以外の位置にドロップ操作されたと判断した場合(S16においてYES)、処理を終了する。
一方、S16において印刷条件選択位置以外の位置にドロップ操作されていないと判断した場合(S16においてNO)、S13の処理に戻る。
また、S15においてデータファイルのアイコンが印刷条件選択位置にドロップ操作されたと判断した場合、指示検出部32は、ドロップ操作された位置が表示領域A4における登録リスト上の項目であるか否かを判定する(S17)。登録リスト上の項目である場合(S17においてYES)、指示検出部32は、ドロップ操作された位置がグレーアウト表示された項目上であるか否かを判定する(S18)。
ドロップされた位置がグレーアウト表示されていない項目である場合、指示検出部32はドロップ操作された位置に対応する印刷条件を検出し(S23)、出力データ生成部35は検出された印刷条件に基づいて上記データファイルの印刷データを生成し(S24)、通信制御部33は生成された印刷データ(出力指示)をドロップ操作された項目に対応するデータ出力装置1に送信する(S25)。次に、記憶制御部34が検出された印刷条件を履歴リスト記憶部52に記憶されている履歴リストに登録(履歴リストを更新)する(S26)。さらに、通信制御部33は、データ出力装置1から印刷処理結果(印刷に成功したことを示す情報、またはエラー情報)を示す結果情報を受信し(S27)、出力指示部36は、受信した印刷処理結果に基づいて、印刷に成功したか失敗したかを判定する(S28)。
印刷に成功したと判定した場合(S28においてYES)、処理を終了する。印刷に失敗したと判定した場合(S28においてNO)、記憶制御部34が、印刷条件とエラー情報とデータ出力装置1に関する装置情報とを関連づけてエラー情報記憶部54のエラー情報ファイルに記録し(S29)、処理を終了する。
一方、印刷条件選択位置がグレーアウト表示されている項目である場合、通信制御部33は、ドロップ操作された項目に対応するデータ出力装置1に対して、エラーの原因が解消されているか否かを示す情報である状態情報の送信を要求するリクエスト情報を送信する(S19)。上記リクエスト情報には、前回の出力指示時に生じたエラーの原因が示されており、データ出力装置1は、データ出力指示装置10からリクエスト情報を受信すると、このリクエスト情報に示されている前回の出力指示時に生じたエラーの原因が解消しているか否かを検出し、検出結果を上記状態情報として返信する。なお、データ出力指示装置10がリクエスト情報とともにドロップ操作された項目に対応する印刷条件(出力条件)をデータ出力装置1に送信し、データ出力装置1がこの印刷条件に基づくデータ出力が可能であるか否かを検出し、検出結果を上記状態情報として返信するようにしてもよい。
その後、通信制御部33が上記リクエスト情報に対する応答としてデータ出力装置1から返信される状態情報を受信すると(S20)、出力指示部36は受信した状態情報に基づいてデータ出力装置1においてエラーの原因が解消されているか否か判定する(S21)。
エラーの原因が解消されていると判断した場合(S21においてYES)、指示検出部32がドロップ操作された位置に対応する印刷条件を検出し(S23)、出力データ生成部35が検出された印刷条件に基づいて上記データファイルの印刷データを生成し(S24)、通信制御部33は、生成された印刷データ(出力指示)をドロップ操作された項目に対応するデータ出力装置1に送信する(S25)。次に、記憶制御部34が、検出された印刷条件を履歴リスト記憶部52に記憶されている履歴リストに登録(履歴リストを更新)する(S26)。さらに、通信制御部33は、データ出力装置1から印刷処理結果(印刷に成功したことを示す情報、またはエラー情報)を受信し(S27)、出力指示部36は、受信した印刷処理結果に基づいて、印刷に成功したか失敗したかを判定する(S28)。
印刷に成功したと判定した場合(S28においてYES)、処理を終了する。印刷に失敗したと判定した場合(S28においてNO)、記憶制御部34が、印刷条件とエラー情報とデータ出力装置1に関する装置情報とを関連づけてエラー情報記憶部54のエラー情報ファイルに記録し(S29)、処理を終了する。
一方、S21においてエラーの原因が解消されていないと判断した場合(S21においてNO)、表示制御部31は、図7(a)または図7(b)に示したエラーが解消されていない旨を示すエラー情報を表示し(S22)、処理を終了する。
なお、ドロップ操作された項目が複数のデータ出力装置1に対するデータ出力指示を行うためのものである場合、これら各データ出力装置1のうち、データの出力に失敗したデータ出力装置1に対してエラーの原因が解除されたか否かを示す情報を返却するように要求し、エラーの原因が解除されていた場合にのみ印刷指示する動作(S19〜S29)を行い、他のデータ出力装置1に対しては当該動作を行わずにデータ出力指示を行うようにしてもよい。
(2−4.アプリケーションの印刷メニューを通じて表示した場合のユーザインターフェース)
図10は、アプリケーションソフトウェアの表示画面から印刷メニュー(出力処理メニュー)が選択された場合に表示されるユーザインターフェースIF2の一例を示す説明図である。
図10は、アプリケーションソフトウェアの表示画面から印刷メニュー(出力処理メニュー)が選択された場合に表示されるユーザインターフェースIF2の一例を示す説明図である。
この図に示すように、ユーザインターフェースIF2では、表示領域A3の下方に設けられた表示領域A5に「OK」、「キャンセル」、「適用」の各ボタンが表示されるようになっている。「OK」ボタンは出力指示を実行させるためのボタンであり、「キャンセル」はそれまでの印刷条件の選択内容をキャンセルするためのボタンであり、「適用」ボタンはその時点で選択されている印刷条件をその後の初期設定条件として保存するためのボタンである。
例えば、表示領域A3における印刷機能を1つ以上選択した状態で「OK」ボタンをクリックすると、選択された各印刷機能に基づく印刷指示がデータ出力装置1に送信される。
また、表示領域A4における印刷条件の項目であってグレーアウト表示されていない項目を1つ選択した状態で「OK」ボタンをクリックすると、この印刷条件に基づく印刷指示がデータ出力装置1に送信される。
表示領域A4における印刷条件の項目であってグレーアウト表示されている項目を1つ選択した状態で「OK」ボタンをクリックすると、図8AのS19以降と同様の処理が行われる。すなわち、通信制御部33は、当該項目に対応する印刷設定による印刷に失敗したデータ出力装置1にエラーの原因が解消されているか否かを問い合わせる。そして、エラーの原因が解消されている旨の通知をデータ出力装置1から受信した場合、通信制御部33はこの項目に対応する印刷条件(出力処理条件)に基づく印刷指示(出力指示)をデータ出力装置1に送信する。一方、エラーの原因が解消されていない旨の通知をデータ出力装置1から受信した場合、表示制御部31は、エラーの原因を示すメッセージをディスプレイ11に表示する。
なお、本実施形態では、各アプリケーションソフトウェアは特定のデータ出力装置1に事前に対応付けられており、この対応情報は設定記憶部53に記憶されている。このため、アプリケーションソフトウェアの表示画面から印刷メニューが選択された場合、表示制御部31は、ユーザインターフェースIF1とは異なり、表示領域A1にデータ出力装置1を選択するためのアイコン群を表示させないようになっている。ただし、これに限らず、図4に示すように表示領域A1にデータ出力装置1のアイコン群を表示させ、これらのアイコンの中からユーザが所望するデータ出力装置1を選択することで、アプリケーションソフトウェアに対応付けるデータ出力装置1を変更できるようにしてもよい。
また、図10に示した例では、表示領域A4の下方に「登録」ボタンおよび「履歴」ボタンを表示させていないが、これに限らず、ユーザインターフェースIF1の場合と同様、これらのボタンを表示させるようにしてもよい。
(2−5.アプリケーションの印刷メニューを通じてインターフェースを表示した場合の動作)
図9は、アプリケーションソフトウェアの表示画面から印刷メニューが選択され、ユーザインターフェースIF2が表示されたときの処理の流れを示すフロー図である。
図9は、アプリケーションソフトウェアの表示画面から印刷メニューが選択され、ユーザインターフェースIF2が表示されたときの処理の流れを示すフロー図である。
まず、記憶制御部34は、設定ファイル(登録リスト記憶部51に格納されている登録リストファイル、及び、エラー情報記憶部54に格納されているエラー情報ファイル)を読み出す(S40)。次に、表示制御部31は、読み出された登録リストファイルに基づいて登録リストを表示する。このとき、表示制御部31は、エラー情報ファイルにエラー情報と関連づけて記録されている登録リスト上の項目については、グレーアウト表示にする(S41)。
次に、指示検出部32は、印刷条件に関するユーザからの指示入力を受け付ける(S43)。この指示は、例えばユーザがユーザインターフェースIF2に表示されているカテゴリー、印刷機能、登録リストあるいは履歴リストの項目の中から所望するものを適宜クリックすることによって入力される。
そして、指示検出部32は、印刷の実行指示がなされたか否かを判断する(S43)。この判断は、例えば、上記の「OK」ボタンがクリックされたか否かによって行う。
さらに、指示検出部32は、印刷条件に関するユーザからの指示入力が表示領域A4における登録リスト上の項目をクリックすることにより入力されたか否かを判定する(S44)。登録リスト上の項目でクリックすることにより入力された場合(S44においてYES)、指示検出部32は、印刷条件に関するユーザからの指示入力が表示領域A4における登録リスト上のグレーアウト項目をクリックすることにより入力されたか否かを判定する(S45)。グレーアウト項目をクリックすることにより入力された場合、通信制御部33は、データ出力装置1に対してエラーの原因が解消されているか否かを示す情報である状態情報の送信を要求するリクエスト情報を送信する(S46)。その後、通信制御部33が上記リクエスト情報に対する応答としてデータ出力装置1から返信される状態通知情報を受信すると(S47)、出力指示部36がデータ出力装置1から返信される状態情報に基づいてエラーの原因が解消されているか否かを判定する(S48)。
S48においてエラーの原因が解消されていると判断した場合(S48においてYES)、S45において表示領域A4における登録リスト上のグレーアウト項目以外の項目がクリックされた場合(S45においてNO)、およびS44において表示領域A4の登録項目以外がクリックされた場合(S44においてNO)、指示検出部32は、選択されている印刷機能あるいは印刷条件に基づいて出力処理に用いる印刷条件を決定し(S50)、出力データ生成部35が決定した印刷条件に基づいて印刷データを生成し(S51)、通信制御部33がこの印刷データおよび印刷条件を通信I/F16を介してデータ出力装置1に送信する(S52)。次に、記憶制御部34が検出された印刷条件を履歴リスト記憶部52に記憶されている履歴リストに登録(履歴リストを更新)する(S53)。さらに、通信制御部33は、データ出力装置1から印刷処理結果(印刷に成功したことを示す情報、またはエラー情報)を受信し(S54)、出力指示部36は、受信した印刷処理結果に基づいて、印刷に成功したか失敗したかを判定する(S55)。
印刷に成功したと判定した場合(S55においてYES)、処理を終了する。印刷に失敗したと判定した場合(S55においてNO)、記憶制御部34が、データ出力装置1に関する装置情報とエラー情報とを関連づけてエラー情報記憶部54のエラー情報ファイルに記録し(S56)、処理を終了する。
一方、S48においてエラーの原因が解消されていないと判断した場合(S48においてNO)、表示制御部31は、図7(a)または図7(b)に示したエラー情報を表示し(S49)、処理を終了する。
なお、本実施形態では、ユーザインターフェースIF2からは登録リストへの登録を行わない構成としているが、これに限るものではない。例えば、ユーザインターフェースIF1と同様、「登録」ボタンおよび「履歴」ボタンを表示させておき、ユーザインターフェースIF1の略同様の処理によって登録リストへの登録を行えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、登録リストおよび履歴リストをデータ出力指示装置10に備えられるデータ記憶部50に記憶させているが、これに限るものではない。例えば、これらのリストを携帯型記録媒体に記憶させたり、必要に応じてデータ記憶部50から携帯型記録媒体に転送あるいは複写したりするようにしてもよい。この場合、携帯型記録媒体に記憶させておいた上記リストをデータ出力指示装置10にダウンロードすることで、ユーザの嗜好する印刷条件の設定内容を容易に復元できる。なお、上記の携帯型記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、USBメモリ、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、上記実施形態において、データ出力指示装置10に備えられる制御部20は、CPU,MPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現されるものであってもよい。すなわち、データ出力指示装置10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるデータ出力指示装置10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、データ出力指示装置10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、データ出力指示装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、本発明に係るデータ出力指示装置10は、制御部20が、CPU,MPU等のプロセッサを用いてソフトウェアプログラム(データ出力指示プログラム)によって実現されており、当該ソフトウェアプログラムの実行を開始した直後に、エラー情報記憶部54にエラー出力条件として記録されている出力条件と関連づけて記録されている装置情報が示すデータ出力装置1の各々について、状態情報をデータ出力装置1から取得し、エラーが解消していることを取得した状態情報が示す場合、当該出力条件と当該出力条件に関連づけられたエラー情報、及びデータ出力装置1を示す装置情報とをエラー情報記憶部54から削除してもよい。また、削除と同時に出力条件に対応する項目のグレーアウト表示を解除してもよい。
また、制御部20の各ブロックは、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、画像形成装置、ファクシミリ等のデータ出力装置に対してデータの出力指示を行うデータ出力指示装置に適用できる。
1 データ出力装置
10 データ出力指示装置
11 ディスプレイ(表示部)
13 キーボード
14 マウス
20 制御部
30 出力指示制御部
31 表示制御部(表示制御手段)
32 指示検出部
33 通信制御部(通信制御手段、第1の通信制御手段)
34 記憶制御部(記録制御手段)
35 出力データ生成部
36 出力指示部
40 アプリケーション処理部
50 データ記憶部
51 登録リスト記憶部
52 履歴リスト記憶部
53 設定記憶部
54 エラー情報記憶部
100 データ出力指示システム(データ出力システム)
10 データ出力指示装置
11 ディスプレイ(表示部)
13 キーボード
14 マウス
20 制御部
30 出力指示制御部
31 表示制御部(表示制御手段)
32 指示検出部
33 通信制御部(通信制御手段、第1の通信制御手段)
34 記憶制御部(記録制御手段)
35 出力データ生成部
36 出力指示部
40 アプリケーション処理部
50 データ記憶部
51 登録リスト記憶部
52 履歴リスト記憶部
53 設定記憶部
54 エラー情報記憶部
100 データ出力指示システム(データ出力システム)
Claims (12)
- データの出力処理を行うデータ出力装置に対してデータの出力処理を指示するデータ出力指示装置であって、
ユーザにより指定された出力条件に対応した出力指示を上記データ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報を上記データ出力装置から受信する通信制御手段と、
上記結果情報がエラーが生じたことを示す場合に、上記出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる記憶制御手段と、を備えており、
上記通信制御手段は、ユーザにより指定された出力条件がエラー出力条件として上記記憶部に記憶されているとき、該出力条件に対応した出力指示を送信する前に状態情報を上記データ出力装置から取得し、取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信することを特徴とするデータ出力指示装置。 - 予め登録された複数の出力条件の各々を示す画像を表示部に表示する表示制御手段であって、エラー出力条件を示す画像を、他の出力条件を示す画像と識別可能に表示する表示制御手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ出力指示装置。
- 上記表示制御手段は、エラー出力条件を示す画像の少なくとも一部をグレーアウト表示することを特徴とする請求項2に記載のデータ出力指示装置。
- 上記表示制御手段は、上記状態情報が上記エラーが解消していないことを示す場合には、上記エラーが解消されていない旨のメッセージを上記表示部に表示することを特徴とする請求項2または3に記載のデータ出力指示装置。
- 上記表示制御手段は、上記メッセージをポップアップメッセージとして上記表示部に表示することを特徴とする請求項4に記載のデータ出力指示装置。
- 上記通信制御手段は、上記データ出力装置から出力しようとするデータの出力条件であって、上記記憶部にエラー出力条件として記憶された出力条件を指定するユーザ操作を検出したとき、状態情報を上記データ出力装置から取得し、
上記記憶制御手段は、上記通信制御手段が取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合、上記出力条件を上記記憶部から削除する、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ出力指示装置。 - 上記ユーザ操作は、出力しようとするデータが格納されたファイルを示すアイコンを、上記エラー出力条件を示す画像に重ね合わせるドラック操作である、ことを特徴とする請求項6に記載のデータ出力指示装置。
- 当該データ出力指示装置は、コンピュータを上記各手段として機能させるデータ出力指示プログラムを実行するコンピュータであり、
上記通信制御手段は、上記データ出力指示プログラムの実行が開始された直後に、状態情報を上記データ出力装置から取得し、
上記記憶制御手段は、上記通信制御手段が取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合、上記出力条件を上記記憶部から削除する、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ出力指示装置。 - データの出力処理を行う少なくとも1つのデータ出力装置と、該データ出力装置に対してデータの出力処理を指示するデータ出力指示装置とを含むデータ出力システムであって、
上記データ出力指示装置は、
ユーザにより指定された出力条件に応じた出力指示を上記データ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報を上記データ出力装置から受信する第1の通信制御手段と、
エラーが生じたことを上記結果情報が示す場合に、上記出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる記憶制御手段と、を備えており、
上記データ出力装置は、
上記出力指示を上記データ出力指示装置から受信すると上記結果情報を上記データ出力指示装置に送信する第2の通信制御手段と、
上記エラーが解消しているか否かを判定する判定手段とを備え、
上記第1の通信制御手段は、ユーザにより指定された出力条件がエラー出力条件として上記記憶部に記憶されているとき、該出力条件に対応した出力指示を送信する前に状態情報を上記データ出力装置から取得し、取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信し、
上記第2の通信制御手段は、上記判定手段が上記エラーが解消していると判定した場合に、該エラーが解消していることを示す上記状態情報を上記データ出力指示装置に送信することを特徴とするデータ出力システム。 - データの出力処理を行うデータ出力装置に対してデータの出力処理を指示するデータ出力指示方法であって、
ユーザにより指定された出力条件に対応した出力指示を上記データ出力装置に送信するとともに、該出力指示に基づく出力処理の結果を示す結果情報を上記データ出力装置から受信する第1の通信制御工程と、
エラーが生じたことを上記結果情報が示す場合に、上記出力条件を記憶部にエラー出力条件として記憶させる記憶制御工程と、
ユーザにより指定された出力条件がエラー出力条件として上記記憶部に記憶されているとき、該出力条件に対応した出力指示を送信する前に状態情報を上記データ出力装置から取得し、取得した状態情報が上記エラーが解消していることを示す場合に限って該出力条件に応じた出力指示を送信する第2の通信制御工程と、を含んでいることを特徴とするデータ出力指示方法。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ出力指示装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのデータ出力指示プログラム。
- 請求項11に記載のデータ出力指示プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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