JP2010042907A - ワーク搬送装置およびラッピング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易かつ安価にワークを所定間隔で搬送するワーク搬送装置およびこのワーク搬送装置を備えたラッピング装置を提供する。
【解決手段】第1搬送手段21のワーク搬送速度が第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第2搬送手段22によって搬送される複数のワークAの後端部に第1搬送手段によって移送されてきたワークの先端部が当接し、これによって、ワークは搬送方向に連続しかつ互いに当接した状態で搬送される。そして、第3搬送手段23のワーク搬送速度が、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。したがって、容易かつ安価にワークAを所定間隔で搬送することができる。
【選択図】図1
【解決手段】第1搬送手段21のワーク搬送速度が第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第2搬送手段22によって搬送される複数のワークAの後端部に第1搬送手段によって移送されてきたワークの先端部が当接し、これによって、ワークは搬送方向に連続しかつ互いに当接した状態で搬送される。そして、第3搬送手段23のワーク搬送速度が、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。したがって、容易かつ安価にワークAを所定間隔で搬送することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワークを所定間隔で搬送するワーク搬送装置およびこのワーク搬送装置を備えたラッピング装置に関する。
ワークを所定間隔で搬送するワーク搬送装置の一例として特許文献1に記載の技術が知られている。
このワーク搬送装置は、上流コンベアと下流コンベアとの間に配置され、搬送物品の受渡しを行う調整コンベアと、搬送物品間の間隔を調整するために低速・高速の2段階以上の可変速度によって前記調整コンベアを駆動する可変速駆動手段と、前記調整コンベアの入口近傍に設置され、搬送物品が到来・通過したことを検出する入口通過センサと、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記可変速駆動手段を制御するための信号を出力する速度制御手段と、を有し、
前記速度制御手段は、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記搬送物品間の通過時間間隔が定刻時間間隔よりも短いと判断した場合には、前記通過時間間隔と定刻時間間隔との差分となる早着時間の大きさに応じて前記可変速駆動手段が前記調整コンベアの運転速度を減速するための信号を出力し、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記搬送物品間の通過時間間隔が定刻時間間隔よりも長いと判断した場合には、前記通過時間間隔と定刻時間間隔との差分となる延着時間の大きさに応じて前記可変速駆動手段が前記調整コンベアの運転速度を増速するための信号を出力し、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記搬送物品間の通過時間間隔と定刻時間間隔とが同等であると判断した場合には、前記可変速駆動手段が前記調整コンベアの運転速度を維持する信号を出力することを特徴としている。
特開2005−145608号公報
このワーク搬送装置は、上流コンベアと下流コンベアとの間に配置され、搬送物品の受渡しを行う調整コンベアと、搬送物品間の間隔を調整するために低速・高速の2段階以上の可変速度によって前記調整コンベアを駆動する可変速駆動手段と、前記調整コンベアの入口近傍に設置され、搬送物品が到来・通過したことを検出する入口通過センサと、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記可変速駆動手段を制御するための信号を出力する速度制御手段と、を有し、
前記速度制御手段は、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記搬送物品間の通過時間間隔が定刻時間間隔よりも短いと判断した場合には、前記通過時間間隔と定刻時間間隔との差分となる早着時間の大きさに応じて前記可変速駆動手段が前記調整コンベアの運転速度を減速するための信号を出力し、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記搬送物品間の通過時間間隔が定刻時間間隔よりも長いと判断した場合には、前記通過時間間隔と定刻時間間隔との差分となる延着時間の大きさに応じて前記可変速駆動手段が前記調整コンベアの運転速度を増速するための信号を出力し、前記入口通過センサで検知した情報に基づいて前記搬送物品間の通過時間間隔と定刻時間間隔とが同等であると判断した場合には、前記可変速駆動手段が前記調整コンベアの運転速度を維持する信号を出力することを特徴としている。
ところが、上記のような従来のワーク搬送装置では、調整コンベアを駆動するサーボモータ等による可変速駆動手段、該可変速駆動手段に内蔵され前記調整コンベアの移動量を検出するエンコーダ、前記調整コンベアの入口近傍に設けられ搬送物品の通過を検出するフォトセンサ等による入口通過センサ、これらを制御する制御盤等が必要であるので、装置構成が複雑となるとともに、高価となるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、細かな制御が必要な調整コンベアが無くても容易かつ安価にワークを所定間隔で搬送するワーク搬送装置およびこのワーク搬送装置を備えたラッピング装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、ワークAを所定間隔で搬送するワーク搬送装置であって、
ワークAを一定速度で搬送する第1搬送手段21と、この第1搬送手段21の下流側に設けられて、前記ワークAを一定速度で搬送する第2搬送手段22と、この第2搬送手段22の下流側に設けられて、前記ワークAを一定速度で搬送する第3搬送手段23とを備え、
前記第1搬送手段21のワーク搬送速度は、前記第2搬送手段22によって搬送されている末尾のワークAの後端部に、前記第1搬送手段21から前記第2搬送手段22に移送されるワークAの先端部が当接するように、前記第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されており、
前記第3搬送手段23のワーク搬送速度は、前記第2搬送手段22から前記第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、前記第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、前記第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されていることを特徴とする。
ワークAを一定速度で搬送する第1搬送手段21と、この第1搬送手段21の下流側に設けられて、前記ワークAを一定速度で搬送する第2搬送手段22と、この第2搬送手段22の下流側に設けられて、前記ワークAを一定速度で搬送する第3搬送手段23とを備え、
前記第1搬送手段21のワーク搬送速度は、前記第2搬送手段22によって搬送されている末尾のワークAの後端部に、前記第1搬送手段21から前記第2搬送手段22に移送されるワークAの先端部が当接するように、前記第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されており、
前記第3搬送手段23のワーク搬送速度は、前記第2搬送手段22から前記第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、前記第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、前記第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1搬送手段21のワーク搬送速度が、第2搬送手段22によって搬送されている末尾のワークAの後端部に、第1搬送手段21から第2搬送手段22に移送されるワークAの先端部が当接するように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第2搬送手段22によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに当接した状態で搬送される。
そして、第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。
したがって、容易かつ安価にワークAを所定間隔で搬送することができる。
そして、第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。
したがって、容易かつ安価にワークAを所定間隔で搬送することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワーク搬送装置において、
前記第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23はそれぞれ、前記ワークAの搬送方向に所定間隔で配置され、前記ワークAの下面に接触しつつ回転する同一直径の複数の搬送ローラ2で構成されており、
前記第1搬送手段21の複数の搬送ローラ2は一定の回転速度で回転し、第2搬送手段22の複数の搬送ローラ2は、前記第1搬送手段21の搬送ローラ2より遅い一定の回転速度で回転し、前記第3搬送手段23の複数の搬送ローラ2は、前記第2搬送手段22の搬送ローラ2より速い一定の回転速度で回転することを特徴とする。
前記第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23はそれぞれ、前記ワークAの搬送方向に所定間隔で配置され、前記ワークAの下面に接触しつつ回転する同一直径の複数の搬送ローラ2で構成されており、
前記第1搬送手段21の複数の搬送ローラ2は一定の回転速度で回転し、第2搬送手段22の複数の搬送ローラ2は、前記第1搬送手段21の搬送ローラ2より遅い一定の回転速度で回転し、前記第3搬送手段23の複数の搬送ローラ2は、前記第2搬送手段22の搬送ローラ2より速い一定の回転速度で回転することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23がそれぞれワークAの下面に接触しつつ回転する同一直径の複数の搬送ローラ2で構成されているので、ワークAを安定した姿勢で搬送できる。
また、第1搬送手段21の複数の搬送ローラ2は一定の回転速度で回転し、第2搬送手段22の複数の搬送ローラ2は、第1搬送手段21の搬送ローラ2より遅い一定の回転速度で回転し、第3搬送手段23の複数の搬送ローラ2は、前記第2搬送手段22の搬送ローラ2より速い一定の回転速度で回転するので、前記第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23のワーク搬送速度を容易に設定できる。
また、第1搬送手段21の複数の搬送ローラ2は一定の回転速度で回転し、第2搬送手段22の複数の搬送ローラ2は、第1搬送手段21の搬送ローラ2より遅い一定の回転速度で回転し、第3搬送手段23の複数の搬送ローラ2は、前記第2搬送手段22の搬送ローラ2より速い一定の回転速度で回転するので、前記第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23のワーク搬送速度を容易に設定できる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、請求項2に記載のワーク搬送装置を備えたラッピング装置であって、
前記第2搬送手段22および前記第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAの上面、側面、前記搬送ローラ2が接触しない下面に、化粧シートBを複数のワークAに亙って巻き付けるラッピング手段1と、
前記第3搬送手段23によって搬送される、化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを検出する検出手段30と、
前記第3搬送手段23の下流側に設けられ、前記検出手段30によって検出されたワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断する切断装置33とを備えたことを特徴とする。
前記第2搬送手段22および前記第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAの上面、側面、前記搬送ローラ2が接触しない下面に、化粧シートBを複数のワークAに亙って巻き付けるラッピング手段1と、
前記第3搬送手段23によって搬送される、化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを検出する検出手段30と、
前記第3搬送手段23の下流側に設けられ、前記検出手段30によって検出されたワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断する切断装置33とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第2搬送手段22および第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、ラッピング手段1によって化粧シートBを巻き付け、この化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを検出手段30によって検出し、この検出手段30によって検出されたワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断するので、化粧シートBが個別に巻き付けられた複数のワークAを容易に得ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のラッピング装置において、
前記検出手段30は、前記ワークAの搬送方向と交差する方向において前記第3搬送手段23を挟む位置に配置された投光部31aおよび受光部31bと、
前記投光部31aから投光された光が前記化粧シートBと前記隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出し、この検出情報と前記第3搬送手段23のワーク搬送速度とに基づいて、前記切断装置33の切断刃34aを、前記ワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断するように制御する制御部32とを備えたことを特徴とする。
前記検出手段30は、前記ワークAの搬送方向と交差する方向において前記第3搬送手段23を挟む位置に配置された投光部31aおよび受光部31bと、
前記投光部31aから投光された光が前記化粧シートBと前記隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出し、この検出情報と前記第3搬送手段23のワーク搬送速度とに基づいて、前記切断装置33の切断刃34aを、前記ワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断するように制御する制御部32とを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、投光部31aから投光された光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出することによって、隙間Sが投光部31aと受光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得ることができる。そして、前記検出位置と切断装置33の切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め制御部32に設定されているので、前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出することができる。したがって、ワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断刃34aによって確実に切断することができる。
本発明によれば、第1搬送手段のワーク搬送速度が、第2搬送手段によって搬送されている末尾のワークの後端部に、第1搬送手段から第2搬送手段に移送されるワークの先端部が当接するように、第2搬送手段のワーク搬送速度より速く設定されているので、第2搬送手段によって搬送される複数のワークは搬送方向に連続しかつ互いに当接した状態で搬送され、第3搬送手段のワーク搬送速度は、第2搬送手段から第3搬送手段に移送されてこの第3搬送手段によって搬送されるワークの後端部が、第2搬送手段によって搬送されている先頭のワークの先端部から離れるように、第2搬送手段のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段によって搬送される複数のワークは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。したがって、容易かつ安価にワークを所定間隔で搬送することができる。
また、第2搬送手段および第3搬送手段によって搬送される複数のワークの上面、側面、搬送ローラが接触しない下面に、ラッピング手段によって化粧シートを巻き付け、この化粧シートが巻き付けられた複数のワーク間の隙間を検出手段によって検出し、この検出手段によって検出されたワーク間の隙間に位置する化粧シートを切断するので、化粧シートが個別に巻き付けられた複数のワークを容易に得ることができる。
また、第2搬送手段および第3搬送手段によって搬送される複数のワークの上面、側面、搬送ローラが接触しない下面に、ラッピング手段によって化粧シートを巻き付け、この化粧シートが巻き付けられた複数のワーク間の隙間を検出手段によって検出し、この検出手段によって検出されたワーク間の隙間に位置する化粧シートを切断するので、化粧シートが個別に巻き付けられた複数のワークを容易に得ることができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るワーク搬送装置を示す概略構成図、図2は本発明に係るラッピング装置の切断装置を示す概略構成図、図3は本発明に係るラッピング装置の要部を示す斜視図、図4は本発明に係るラッピング装置によってワークに化粧シートを巻き付けていく工程を示す肯定図である。
図1は本発明に係るワーク搬送装置を示す概略構成図、図2は本発明に係るラッピング装置の切断装置を示す概略構成図、図3は本発明に係るラッピング装置の要部を示す斜視図、図4は本発明に係るラッピング装置によってワークに化粧シートを巻き付けていく工程を示す肯定図である。
まず、図3および図4を参照してラッピング装置について説明する。
このラッピング装置は、ワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、化粧シートBを巻き付けるラッピング手段1を備えている。
ラッピング手段1は、前後に長尺でかつ横断面が矩形状のワークAに化粧シートBを巻き付けるためのもので、以下のように構成されている。
このラッピング装置は、ワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、化粧シートBを巻き付けるラッピング手段1を備えている。
ラッピング手段1は、前後に長尺でかつ横断面が矩形状のワークAに化粧シートBを巻き付けるためのもので、以下のように構成されている。
すなわちまず、多数の搬送ローラ2…によってワークAを搬送するための搬送路が形成され、該搬送路の両側に化粧シートBをワークAに押しつけるための押圧ローラ3…が配設されている。搬送路を形成する搬送ローラ2…は、それぞれの回転方向が一致するよう一列に配列されており、図示しないモータ等の駆動源によって一方向に回転するようになっている。なお、ワークAは搬送ローラ2の上面に乗った状態で、該搬送ローラ2の回転によって一方向(下流側)に搬送されるようになっている。
押圧ローラ3は、ゴムや軟質合成樹脂等からなるもので、支持パイプ4の先端部に回転自在に取り付けられている。支持パイプ4は取付部材5を介して固定パイプ6に取り付けられており、固定パイプ6は固定ブロック7に直立した状態で固定されている。ここで、押圧ローラ3の向きを所望の角度にする必要上、支持パイプ4を1本だけでなく複数本用いてもよく、その場合には当然取付部材5が複数個用いられて適宜に連結される。
また、前記押圧ローラ3は、搬送路の上流側から下流側にいくにつれ、その押圧面(外周面)が搬送されるワークAの上面側から下面側に対するよう順次配列されている。また、これら押圧ローラ3…は、搬送路を軸にしてその両側が対称となるよう配設されている。
搬送路の最上流に位置する一対の押圧ローラ3、3は、図4(a)に示すようにその押圧面(外周面)が、化粧シートBを載せたワークAの上面を押圧するよう配置されたものであり、またこれら最上流の押圧ローラ3、3の後方に位置する押圧ローラ3、3は、図4(b)に示すようにその押圧面が、化粧シートBを載せたワークAの上面側角部を押圧するよう配置されたものである。さらに、その後方の押圧ローラ3、3は図4(c)に示すようにワークAの側面の上部角部を押圧する位置に、またその後方の押圧ローラ3、3は図4(d)に示すようにワークAの側面を押圧する位置に、さらにその後方の押圧ローラ3a、3aは図4(e)に示すようにワークAの側面の下部角部を押圧する位置に、またその後方の押圧ローラ3、3は図4(f)、(g)に示すようにワークAの下面側角部を押圧する位置に、さらにその後方の押圧ローラ3、3は図4(h)に示すようにワークAの下面を押圧する位置にそれぞれ配設されたものである。
搬送路の最上流に位置する一対の押圧ローラ3、3は、図4(a)に示すようにその押圧面(外周面)が、化粧シートBを載せたワークAの上面を押圧するよう配置されたものであり、またこれら最上流の押圧ローラ3、3の後方に位置する押圧ローラ3、3は、図4(b)に示すようにその押圧面が、化粧シートBを載せたワークAの上面側角部を押圧するよう配置されたものである。さらに、その後方の押圧ローラ3、3は図4(c)に示すようにワークAの側面の上部角部を押圧する位置に、またその後方の押圧ローラ3、3は図4(d)に示すようにワークAの側面を押圧する位置に、さらにその後方の押圧ローラ3a、3aは図4(e)に示すようにワークAの側面の下部角部を押圧する位置に、またその後方の押圧ローラ3、3は図4(f)、(g)に示すようにワークAの下面側角部を押圧する位置に、さらにその後方の押圧ローラ3、3は図4(h)に示すようにワークAの下面を押圧する位置にそれぞれ配設されたものである。
ここで、図4(e)に示した押圧ローラ3a、3aは、他の押圧ローラ3と形状が異なり円柱状でなく逆皿型になっており、そのテーパ面で化粧シートBをワークAに押しつけるようになっている。
また、これら押圧ローラ3…を固定する固定パイプ6のうちの所定の固定パイプ6には、その上端部に取付部材12、連結パイプ13、取付部材14、懸架パイプ15が順次連結して取り付けられており、さらに鉛直方向に配置された懸架パイプ15の下端には固定ローラ16が設けられている。固定ローラ16は、懸架パイプ15の下端に取り付けられた側面視コ字状の支持部材17に回転自在に軸支されたもので、その回転方向が搬送路の搬送方向に一致するよう配置されたものである。また、この固定ローラ16は、押圧ローラ3と同様にゴム、軟質合成樹脂等からなるもので、化粧シートBを載せて搬送路上を搬送されるワークAの上面を化粧シートBを介して押圧するものである。
なお、ラッピング装置の上流側には、化粧シートBを送るための送り装置(図示略)が配設されており、この送り装置によって化粧シートBはその裏面に接着剤が塗布された状態でワークAの上面近傍に送られるようになっている。
また、これら押圧ローラ3…を固定する固定パイプ6のうちの所定の固定パイプ6には、その上端部に取付部材12、連結パイプ13、取付部材14、懸架パイプ15が順次連結して取り付けられており、さらに鉛直方向に配置された懸架パイプ15の下端には固定ローラ16が設けられている。固定ローラ16は、懸架パイプ15の下端に取り付けられた側面視コ字状の支持部材17に回転自在に軸支されたもので、その回転方向が搬送路の搬送方向に一致するよう配置されたものである。また、この固定ローラ16は、押圧ローラ3と同様にゴム、軟質合成樹脂等からなるもので、化粧シートBを載せて搬送路上を搬送されるワークAの上面を化粧シートBを介して押圧するものである。
なお、ラッピング装置の上流側には、化粧シートBを送るための送り装置(図示略)が配設されており、この送り装置によって化粧シートBはその裏面に接着剤が塗布された状態でワークAの上面近傍に送られるようになっている。
このような構成のラッピング装置によりワークAに化粧シートBを巻き付けるには、まず、前記送り装置から送られた化粧シートBの先端をワークAの先端に合わせ、その状態で化粧シートBの先端部をワークAの先端部上面に貼着する。この場合、化粧シートBはワークAの上面、両側面および搬送ローラ2が接触しない下面の両側部を覆うよう予めその幅が決められている。そして、この化粧シートBをワークAに貼着するに際しては、化粧シートBの中心線をワークA上面の中心線に一致させるようにする。
このようにして化粧シートBの先端部をワークAの先端部上面に貼着した後、搬送ローラ2…を回転させ、ワークAを搬送路の下流側に移動させる。
すると、ワークAとともに移動する化粧シートBは、まず図4(a)に示すようにその中央部が押圧ローラ3、3でワークAの上面に押しつけられて貼着され、さらに図4(b)、(c)に示すように押圧ローラ3、3で押圧されることによってワークAの上面側角部で折曲され、さらに図4(d)に示すようにその両側部がワーク枠材Aの両側面に貼着される。そしてさらに、図4(e)に示すように押圧ローラ3a、3aによってワークAの下面側角部で折曲され、その後図4(f)、(g)、(h)に示す流れに沿って化粧シートBの両側部がワークAの下面に貼着されることにより、化粧シートBがワークAに巻き付けられる。
このような図4(a)〜(h)に示した化粧シートBのワークAへの巻き付けは、ワークAの先端側から後端側にかけて漸次なされてゆき、ワークAの後端が最下流側の押圧ローラ3、3を通過することによってワークAの全長に亙っての巻き付けが終了する。
すると、ワークAとともに移動する化粧シートBは、まず図4(a)に示すようにその中央部が押圧ローラ3、3でワークAの上面に押しつけられて貼着され、さらに図4(b)、(c)に示すように押圧ローラ3、3で押圧されることによってワークAの上面側角部で折曲され、さらに図4(d)に示すようにその両側部がワーク枠材Aの両側面に貼着される。そしてさらに、図4(e)に示すように押圧ローラ3a、3aによってワークAの下面側角部で折曲され、その後図4(f)、(g)、(h)に示す流れに沿って化粧シートBの両側部がワークAの下面に貼着されることにより、化粧シートBがワークAに巻き付けられる。
このような図4(a)〜(h)に示した化粧シートBのワークAへの巻き付けは、ワークAの先端側から後端側にかけて漸次なされてゆき、ワークAの後端が最下流側の押圧ローラ3、3を通過することによってワークAの全長に亙っての巻き付けが終了する。
次に、上記のようなラッピング装置に備える本発明に係るワーク搬送装置について説明する。
このワーク搬送装置20は、前記ラッピング装置の搬送路に設けられるものであり、前記ワークAを一定速度で搬送する第1搬送手段21と、この第1搬送手段21の下流側に設けられて、ワークAを一定速度で搬送する第2搬送手段22と、この第2搬送手段22の下流側に設けられて、ワークAを一定速度で搬送する第3搬送手段23とを備えている。なお、ワーク搬送装置20では、複数のワークAを順次第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23によって搬送するようになっている。
このワーク搬送装置20は、前記ラッピング装置の搬送路に設けられるものであり、前記ワークAを一定速度で搬送する第1搬送手段21と、この第1搬送手段21の下流側に設けられて、ワークAを一定速度で搬送する第2搬送手段22と、この第2搬送手段22の下流側に設けられて、ワークAを一定速度で搬送する第3搬送手段23とを備えている。なお、ワーク搬送装置20では、複数のワークAを順次第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23によって搬送するようになっている。
第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23はそれぞれ複数の前記搬送ローラ2・・・で構成されている。搬送ローラ2・・・は上述したように、それぞれの回転方向が一致するよう一列に配列されており、図示しないモータ等の駆動源によって一方向に回転するようになっている。
第1搬送手段21は、例えば3個の搬送ローラ2によって構成されている。3個の搬送ローラ2は図示しないモータ等の駆動源によって、全て同期して同一方向に同一回転速度で回転するようになっている。
このような第1搬送手段21は、ラッピング装置の直前に配置されており、図示しないモルダラインから搬送されてくるワークAをラッピング装置に投入するためのものである。なお、モルダラインは、ワークAを断面矩形の所定形状に加工するラインである。
第1搬送手段21は、例えば3個の搬送ローラ2によって構成されている。3個の搬送ローラ2は図示しないモータ等の駆動源によって、全て同期して同一方向に同一回転速度で回転するようになっている。
このような第1搬送手段21は、ラッピング装置の直前に配置されており、図示しないモルダラインから搬送されてくるワークAをラッピング装置に投入するためのものである。なお、モルダラインは、ワークAを断面矩形の所定形状に加工するラインである。
第2搬送手段22は、例えば5個の搬送ローラ2・・・によって構成されている。これら5個の搬送ローラ2・・・は図示しないモータ等の駆動源によって、全て同期して同一方向に同一回転速度で回転するようになっている。
第2搬送手段22の搬送ローラ2の回転速度は、前記第1搬送手段21の搬送ローラ22の回転速度より遅くなっている。ここで回転する搬送ローラ2の接線方向の速度がワーク搬送速度となるので、第1搬送手段21のワーク搬送速度は、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されていることになる。
第2搬送手段22の搬送ローラ2の回転速度は、前記第1搬送手段21の搬送ローラ22の回転速度より遅くなっている。ここで回転する搬送ローラ2の接線方向の速度がワーク搬送速度となるので、第1搬送手段21のワーク搬送速度は、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されていることになる。
このような第1搬送手段21のワーク搬送速度は、第2搬送手段22によって搬送されている末尾のワークAの後端部に、第1搬送手段21から第2搬送手段22に移送されるワークAの先端部が当接するように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されている。
つまり、図1(b)に示すように、第2搬送手段22によって先行のワークA(A1)が搬送されている場合に、第1搬送手段21から第2搬送手段22に後行のワークA(A2)を移送すると、先行のワークA(A1)の搬送速度が後行のワークA(A2)の搬送速度より遅いので、後行のワークA(A2)の先端部が第2搬送手段22に乗り移ったときに、先行のワークA(A1)の後端部に衝突して当接するようになっている。
なお、後行のワークA(A2)の先端部が先行のワークA(A1)の後端部に当接すると、先行のワークA(A1)は、後端部が第1搬送手段21に乗っている後行のワークA(A2)によって前方(図1中右方)に押圧移動されようとするが、このとき、第1搬送手段21の搬送ローラ2が後行のワークA(A2)との接触部でスリップすることによって、先行のワークA(A1)は第2搬送手段22のワーク搬送速度で搬送される。
つまり、図1(b)に示すように、第2搬送手段22によって先行のワークA(A1)が搬送されている場合に、第1搬送手段21から第2搬送手段22に後行のワークA(A2)を移送すると、先行のワークA(A1)の搬送速度が後行のワークA(A2)の搬送速度より遅いので、後行のワークA(A2)の先端部が第2搬送手段22に乗り移ったときに、先行のワークA(A1)の後端部に衝突して当接するようになっている。
なお、後行のワークA(A2)の先端部が先行のワークA(A1)の後端部に当接すると、先行のワークA(A1)は、後端部が第1搬送手段21に乗っている後行のワークA(A2)によって前方(図1中右方)に押圧移動されようとするが、このとき、第1搬送手段21の搬送ローラ2が後行のワークA(A2)との接触部でスリップすることによって、先行のワークA(A1)は第2搬送手段22のワーク搬送速度で搬送される。
第3搬送手段23は、例えば7個の搬送ローラ2・・・によって構成されている。これら7個の搬送ローラ2・・・は図示しないモータ等の駆動源によって、全て同期して同一方向に同一回転速度で回転するようになっている。
第3搬送手段23の搬送ローラ2の回転速度は、前記第2搬送手段22の搬送ローラ22の回転速度より速くなっている。ここで回転する搬送ローラ2の接線方向の速度がワーク搬送速度となるので、第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されていることになる。
第3搬送手段23の搬送ローラ2の回転速度は、前記第2搬送手段22の搬送ローラ22の回転速度より速くなっている。ここで回転する搬送ローラ2の接線方向の速度がワーク搬送速度となるので、第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されていることになる。
このような第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されている。
つまり、図1(d)に示すように、第2搬送手段22によって複数のワークAが互いに当接した状態で搬送されている場合に、先頭のワークA(A1)が第3搬送手段23に乗り移ると、第3搬送手段23のワーク搬送速度が第2搬送手段22のワーク搬送速度より速いので、第3搬送手段23に乗り移ったワークA(A1)は、次のワークA(A2)つまり第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークA(A2)から離れるようになっている。
なお、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークA(A1)の先端部が第3搬手段23に乗り移ったときに、このワークA(A1)が次のワークA(A2)から若干離間し、先頭のワークA(A1)が第3搬送手段23に乗り移るにしたがって、次のワークA(A2)との離間距離が少しずつ長くなっていき、次のワークA(A2)が第3搬送手段23に完全に乗り移ったときに、第3搬送手段23上で前後に隣り合うワークA(A1),A(A2)の間隔が一定となって、第3搬送手段23によってワークA(A1,A2)が搬送されていく。
つまり、図1(d)に示すように、第2搬送手段22によって複数のワークAが互いに当接した状態で搬送されている場合に、先頭のワークA(A1)が第3搬送手段23に乗り移ると、第3搬送手段23のワーク搬送速度が第2搬送手段22のワーク搬送速度より速いので、第3搬送手段23に乗り移ったワークA(A1)は、次のワークA(A2)つまり第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークA(A2)から離れるようになっている。
なお、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークA(A1)の先端部が第3搬手段23に乗り移ったときに、このワークA(A1)が次のワークA(A2)から若干離間し、先頭のワークA(A1)が第3搬送手段23に乗り移るにしたがって、次のワークA(A2)との離間距離が少しずつ長くなっていき、次のワークA(A2)が第3搬送手段23に完全に乗り移ったときに、第3搬送手段23上で前後に隣り合うワークA(A1),A(A2)の間隔が一定となって、第3搬送手段23によってワークA(A1,A2)が搬送されていく。
なお、前記第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22のワーク搬送速度より若干速くなっており、第1搬送手段21のワーク搬送速度は、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速くなっているとともに、第3搬送手段23のワーク搬送速度より若干速くなっている。つまり、ワーク搬送速度は、第1搬送手段21、第3搬送手段23、第2搬送手段22の順で速くなっている。
そして、前記第2搬送手段22と第3搬送手段23とがラッピング装置に配置されている。つまり、第2搬送手段22と第3搬送手段23とを構成する多数の搬送ローラ2・・・によってラッピング装置内でワークAを搬送するための搬送路が形成されている。
また、ラッピング装置1の上流側、つまり第2搬送手段22の上流側には、化粧シートBを送り出すための送り装置(図示略)の送出しローラ25が設けられており、この送出しローラ25によって、化粧シートBはその裏面に接着剤が塗布された状態でワークAの上面近傍に送られるようになっている。
したがって、第2搬送手段22、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは、搬送中に図4に示したように、複数のワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、化粧シートBが複数のワークAに亙って巻き付けられるようになっている。
また、ラッピング装置1の上流側、つまり第2搬送手段22の上流側には、化粧シートBを送り出すための送り装置(図示略)の送出しローラ25が設けられており、この送出しローラ25によって、化粧シートBはその裏面に接着剤が塗布された状態でワークAの上面近傍に送られるようになっている。
したがって、第2搬送手段22、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは、搬送中に図4に示したように、複数のワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、化粧シートBが複数のワークAに亙って巻き付けられるようになっている。
また、第3搬送手段23の下流側には、第3搬送手段23によって搬送される、化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを検出する検出手段30が設けられている。
この検出手段30は、ワークAの搬送方向と交差する方向において第3搬送手段23を挟む位置に配置された投光部31aおよび投光部31bと、これらに接続された制御部32とを備えている。
この検出手段30は、ワークAの搬送方向と交差する方向において第3搬送手段23を挟む位置に配置された投光部31aおよび投光部31bと、これらに接続された制御部32とを備えている。
投光部31aはレーザ光を投光するようになっており、受光部31bはレーザ光を受光するようになっている。図2では、図示の都合上、投光部31aと受光部31bとを一体的に記載しているが、実際は投光部31aと受光部31bとは、第3搬送手段23を挟んで左右方向(図1において紙面と直交する方向)に対向して配置されるか、または、第3搬送手段23を挟んで、斜めに対向して配置されている。
そして、投光部31aからは常時レーザ光が投光されており、投光されたレーザ光は、第3搬送手段23によって搬送される、化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを、化粧シートBを透光したうえで通ったうえで、受光部31bに受光されるか、または、化粧シートBを透光したうえで、ワークAの表面で反射して、受光部31bに受光されないようになっている。つまり、ワークA,A間の隙間Sが投光部31aと受光部31bとの間、つまりレーザ光を横切った際に、このレーザ光が受光部31bに受光されて隙間Sが検出されるようになっている。また、ワークAが投光部31aと受光部31bとの間を横切っている場合は、レーザ光は受光部31bに受光されないので、隙間は検出されないようになっている。
そして、投光部31aからは常時レーザ光が投光されており、投光されたレーザ光は、第3搬送手段23によって搬送される、化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを、化粧シートBを透光したうえで通ったうえで、受光部31bに受光されるか、または、化粧シートBを透光したうえで、ワークAの表面で反射して、受光部31bに受光されないようになっている。つまり、ワークA,A間の隙間Sが投光部31aと受光部31bとの間、つまりレーザ光を横切った際に、このレーザ光が受光部31bに受光されて隙間Sが検出されるようになっている。また、ワークAが投光部31aと受光部31bとの間を横切っている場合は、レーザ光は受光部31bに受光されないので、隙間は検出されないようになっている。
また、第3搬送手段23の下流側には、前記投光部31aおよび受光部31bより後方に、前記検出手段30によって検出されたワークA,A間の隙間Sに基づいて、化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断する切断装置33が設けられている。
この切断装置33はワークAを搬送する複数の搬送ローラ2・・・と、この搬送ローラ2上に設けられた切断刃34aを有する切断ユニット34を備えている。切断ユニット34は切断刃34aを回転させるモータ34bと、切断刃34aおよびモータ34bを昇降させる昇降手段34cとを有している。
そして、前記制御部32は前記切断ユニット34に接続されている。
この切断装置33はワークAを搬送する複数の搬送ローラ2・・・と、この搬送ローラ2上に設けられた切断刃34aを有する切断ユニット34を備えている。切断ユニット34は切断刃34aを回転させるモータ34bと、切断刃34aおよびモータ34bを昇降させる昇降手段34cとを有している。
そして、前記制御部32は前記切断ユニット34に接続されている。
前記制御部32は、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出し、この検出情報と第3搬送手段23の搬送速度とに基づいて、切断装置33の切断刃34aを、ワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断するように制御するようになっている。
すなわちまず、制御部32は、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出することによって、隙間Sが受光部31aと投光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得ることができる。そして、検出位置(レーザ光と隙間とが交差する位置)と切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め設定されているので、前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出することができる。したがって、制御部32は、この時間中に前記切断刃34aをモータ34bによって回転させるとともに、昇降手段34cによって切断刃34aを下降させて、前記隙間Sが切断刃34aの直下に搬送された時点で該隙間Sに位置する化粧シートBを切断することができる。なお、切断刃34aはワークAが搬送されている際中は常時回転させておいてもよい。
すなわちまず、制御部32は、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出することによって、隙間Sが受光部31aと投光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得ることができる。そして、検出位置(レーザ光と隙間とが交差する位置)と切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め設定されているので、前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出することができる。したがって、制御部32は、この時間中に前記切断刃34aをモータ34bによって回転させるとともに、昇降手段34cによって切断刃34aを下降させて、前記隙間Sが切断刃34aの直下に搬送された時点で該隙間Sに位置する化粧シートBを切断することができる。なお、切断刃34aはワークAが搬送されている際中は常時回転させておいてもよい。
次に、上記構成のワーク搬送装置20のよってワークAを搬送する方法について説明する。
まず、図1(a)に示すように、上流側の図示しないモルダラインから第1搬送手段21にワークA1が投入されると、このワークA1は搬送ローラ2によって下流側(図1において右側)に搬送され、このワークA1の先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移る。そして、ワークA1の全体が第2搬送手段22の搬送ローラ2に乗り移った後は、ワークA1は第1搬送手段21より遅いワーク搬送速度で下流側に向けて搬送される。
なお、送出しローラ25によって、化粧シートBはその裏面に接着剤が塗布された状態でワークA1の先端部の上面近傍に送られ、この化粧シートBの先端は、ワークA1の先端に合わせられ、その状態で化粧シートBの先端部がワークA1の先端部上面に貼着される。
また、以降の工程では上述したように、化粧シートBは順次搬送されるワークAに亙ってラッピング手段1によって巻き付けられていく。
まず、図1(a)に示すように、上流側の図示しないモルダラインから第1搬送手段21にワークA1が投入されると、このワークA1は搬送ローラ2によって下流側(図1において右側)に搬送され、このワークA1の先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移る。そして、ワークA1の全体が第2搬送手段22の搬送ローラ2に乗り移った後は、ワークA1は第1搬送手段21より遅いワーク搬送速度で下流側に向けて搬送される。
なお、送出しローラ25によって、化粧シートBはその裏面に接着剤が塗布された状態でワークA1の先端部の上面近傍に送られ、この化粧シートBの先端は、ワークA1の先端に合わせられ、その状態で化粧シートBの先端部がワークA1の先端部上面に貼着される。
また、以降の工程では上述したように、化粧シートBは順次搬送されるワークAに亙ってラッピング手段1によって巻き付けられていく。
次に、図1(b)に示すように、次のワークA2がモルダラインから第1搬送手段21に投入されると、このワークA2は第1搬送手段21の搬送ローラ2によって下流側に搬送される。第1搬送手段21は第2搬送手段22よりワーク搬送速度が速いので、前記ワークA2は、その先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移った際に、前記先頭のワークA1の後端部に衝突して当接する。
次に、図1(c)に示すように、さらに次のワークA3がモルダラインから第1搬送手段21に投入されると、このワークA3は、その先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移った際に、前記ワークA2の後端部に衝突して当接する。
そして、ワークA1〜A3は第2搬送手段22によって互いに当接した状態で順次搬送される。
次に、図1(c)に示すように、さらに次のワークA3がモルダラインから第1搬送手段21に投入されると、このワークA3は、その先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移った際に、前記ワークA2の後端部に衝突して当接する。
そして、ワークA1〜A3は第2搬送手段22によって互いに当接した状態で順次搬送される。
次に、図1(d)に示すように、さらに次のワークA4がモルダラインから第1搬送手段21に投入されると、このワークA4は、その先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移った際に、前記ワークA3の後端部に衝突して当接する。
そして、ワークA2〜A4は第2搬送手段22によって互いに当接した状態で順次搬送される。
一方、先頭のワークA1は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に乗り移ると、第3搬送手段23のワーク搬送速度が第2搬送手段22のワーク搬送速度より速いので、第3搬送手段23に乗り移ったワークA1は、次のワークA2つまり第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークA2から離れていく。また、ワークA1の先端部が第3搬手段23に乗り移ったときに、このワークA1が次のワークA2から若干離間し、先頭のワークA1が第3搬送手段23に乗り移るにしたがって、次のワークA2との離間距離が少しずつ長くなっていく。
そして、ワークA2〜A4は第2搬送手段22によって互いに当接した状態で順次搬送される。
一方、先頭のワークA1は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に乗り移ると、第3搬送手段23のワーク搬送速度が第2搬送手段22のワーク搬送速度より速いので、第3搬送手段23に乗り移ったワークA1は、次のワークA2つまり第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークA2から離れていく。また、ワークA1の先端部が第3搬手段23に乗り移ったときに、このワークA1が次のワークA2から若干離間し、先頭のワークA1が第3搬送手段23に乗り移るにしたがって、次のワークA2との離間距離が少しずつ長くなっていく。
次に、図1(e)に示すように、さらに次のワークA5がモルダラインから第1搬送手段21に投入されると、このワークA5は、その先端部が第2搬送手段22の上流側の搬送ローラ2に乗り移った際に、前記ワークA4の後端部に衝突して当接する。
そして、ワークA3〜A5は第2搬送手段22によって互いに当接した状態で順次搬送される。
一方、先頭のワークA1と次のワークA2とは、このワークA2が第3搬送手段23に完全に乗り移ったときに、ワークA1,A2の間隔が一定となって、第3搬送手段23によって搬送されていく。
そして、ワークA3〜A5は第2搬送手段22によって互いに当接した状態で順次搬送される。
一方、先頭のワークA1と次のワークA2とは、このワークA2が第3搬送手段23に完全に乗り移ったときに、ワークA1,A2の間隔が一定となって、第3搬送手段23によって搬送されていく。
同様にして、順次ワークAが第1搬送手段21に投入されるとともに、第2搬送手段22、第3搬送手段23によって順次下流側に向けて搬送されていく。そして、第3搬送手段23によって搬送される、前後に隣り合うワークA,Aはそれらの間隔Sが一定となって搬送されていく。
そして、化粧シートBは順次搬送されるワークAに亙ってラッピング手段1によって巻き付けられていくが、第3搬送手段23の下流側にワークAが達するまでに、化粧シートBの巻き付けが終了する。
図2に示すように、化粧シートBが巻き付けられたワークA,A間の隙間Sが、第3搬送手段23の下流側つまり投光部31aと受光部31bとの間に来ると、制御部32は、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光されたことを検出することによって、隙間Sが受光部31aと投光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得る。
そして、検出位置(レーザ光と隙間Sとが交差する位置)と切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め設定されて、制御部32に入力されているので、制御部32は前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出する。そして、制御部32は、この時間中に切断刃34aをモータ34bによって回転させるとともに、昇降手段34cによって切断刃34aを下降させて、隙間Sが切断刃34aの直下に搬送された時点で該隙間Sに位置する化粧シートBを切断する。同様にして、次々に隙間Sをもって搬送されてくるワークA,Aの該隙間Sに位置する化粧シートBを切断刃34aによって切断する。これによって、切断装置33からは、ワークAは個別に化粧シートが巻き付けられた状態で排出される。
図2に示すように、化粧シートBが巻き付けられたワークA,A間の隙間Sが、第3搬送手段23の下流側つまり投光部31aと受光部31bとの間に来ると、制御部32は、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光されたことを検出することによって、隙間Sが受光部31aと投光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得る。
そして、検出位置(レーザ光と隙間Sとが交差する位置)と切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め設定されて、制御部32に入力されているので、制御部32は前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出する。そして、制御部32は、この時間中に切断刃34aをモータ34bによって回転させるとともに、昇降手段34cによって切断刃34aを下降させて、隙間Sが切断刃34aの直下に搬送された時点で該隙間Sに位置する化粧シートBを切断する。同様にして、次々に隙間Sをもって搬送されてくるワークA,Aの該隙間Sに位置する化粧シートBを切断刃34aによって切断する。これによって、切断装置33からは、ワークAは個別に化粧シートが巻き付けられた状態で排出される。
本実施の形態によれば、第1搬送手段21のワーク搬送速度が、第2搬送手段22によって搬送されている末尾のワークAの後端部に、第1搬送手段21から第2搬送手段22に移送されるワークAの先端部が当接するように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第2搬送手段22によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに当接した状態で搬送される。
そして、第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。
したがって、容易かつ安価にワークAを所定間隔で搬送することができる。
そして、第3搬送手段23のワーク搬送速度は、第2搬送手段22から第3搬送手段23に移送されてこの第3搬送手段23によって搬送されるワークAの後端部が、第2搬送手段22によって搬送されている先頭のワークAの先端部から離れるように、第2搬送手段22のワーク搬送速度より速く設定されているので、第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAは搬送方向に連続しかつ互いに所定間隔だけ離間した状態で搬送される。
したがって、容易かつ安価にワークAを所定間隔で搬送することができる。
また、第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23がそれぞれワークAの下面に接触しつつ回転する同一直径の複数の搬送ローラ2で構成されているので、ワークAを安定した姿勢で搬送でき、第1搬送手段21の複数の搬送ローラ2は一定の回転速度で回転し、第2搬送手段22の複数の搬送ローラ2は、第1搬送手段21の搬送ローラ2より遅い一定の回転速度で回転し、第3搬送手段23の複数の搬送ローラ2は、第2搬送手段22の搬送ローラ2より速い一定の回転速度で回転するので、第1搬送手段21、第2搬送手段22、第3搬送手段23のワーク搬送速度を容易に設定できる。
さらに、第2搬送手段22および第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、ラッピング手段1によって化粧シートBを巻き付け、この化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを検出手段30によって検出し、この検出手段30によって検出されたワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断するので、化粧シートBが個別に巻き付けられた複数のワークAを容易に得ることができる。
また、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出することによって、隙間Sが投光部31aと受光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得ることができる。そして、検出位置と切断装置33の切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め設定されているので、前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出することができる。したがって、ワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断刃34aによって確実に切断することができる。
さらに、第2搬送手段22および第3搬送手段23によって搬送される複数のワークAの上面、側面、搬送ローラ2が接触しない下面に、ラッピング手段1によって化粧シートBを巻き付け、この化粧シートBが巻き付けられた複数のワークA,A間の隙間Sを検出手段30によって検出し、この検出手段30によって検出されたワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断するので、化粧シートBが個別に巻き付けられた複数のワークAを容易に得ることができる。
また、投光部31aから投光されたレーザ光が化粧シートBとワークA,A間の隙間Sを通して受光部31bに受光された際に、これを検出することによって、隙間Sが投光部31aと受光部31bとの間を横切った時刻を検出情報として得ることができる。そして、検出位置と切断装置33の切断刃34aとの間の距離および第3搬送手段23のワーク搬送速度は予め設定されているので、前記隙間Sが前記検出位置から切断刃34aの位置まで搬送されてくる時間を算出することができる。したがって、ワークA,A間の隙間Sに位置する化粧シートBを切断刃34aによって確実に切断することができる。
なお、本実施の形態では、本発明に係るワーク搬送装置をラッピング装置に適用した場合を例にとって説明したが、このワーク搬送装置は、ワークを所定間隔で搬送することが必要なあらゆる装置に適用することができる。
A ワーク
B 化粧シート
S 隙間
1 ラッピング手段
2 搬送ローラ
3 押圧ローラ
20 ワーク搬送装置
21 第1搬送手段
22 第2搬送手段
23 第3搬送手段
30 検出手段
31a 投光部
31b 受光部
32 制御部
33 切断装置
34a 切断刃
B 化粧シート
S 隙間
1 ラッピング手段
2 搬送ローラ
3 押圧ローラ
20 ワーク搬送装置
21 第1搬送手段
22 第2搬送手段
23 第3搬送手段
30 検出手段
31a 投光部
31b 受光部
32 制御部
33 切断装置
34a 切断刃
Claims (4)
- ワークを所定間隔で搬送するワーク搬送装置であって、
ワークを一定速度で搬送する第1搬送手段と、この第1搬送手段の下流側に設けられて、前記ワークを一定速度で搬送する第2搬送手段と、この第2搬送手段の下流側に設けられて、前記ワークを一定速度で搬送する第3搬送手段とを備え、
前記第1搬送手段のワーク搬送速度は、前記第2搬送手段によって搬送されている末尾のワークの後端部に、前記第1搬送手段から前記第2搬送手段に移送されるワークの先端部が当接するように、前記第2搬送手段のワーク搬送速度より速く設定されており、
前記第3搬送手段のワーク搬送速度は、前記第2搬送手段から前記第3搬送手段に移送されてこの第3搬送手段によって搬送されるワークの後端部が、前記第2搬送手段によって搬送されている先頭のワークの先端部から離れるように、前記第2搬送手段のワーク搬送速度より速く設定されていることを特徴とするワーク搬送装置。 - 請求項1に記載のワーク搬送装置において、
前記第1搬送手段、第2搬送手段、第3搬送手段はそれぞれ、前記ワークの搬送方向に所定間隔で配置され、前記ワークの下面に接触しつつ回転する同一直径の複数の搬送ローラで構成されており、
前記第1搬送手段の複数の搬送ローラは一定の回転速度で回転し、第2搬送手段の複数の搬送ローラは、前記第1搬送手段の搬送ローラより遅い一定の回転速度で回転し、前記第3搬送手段の複数の搬送ローラは、前記第2搬送手段の搬送ローラより速い一定の回転速度で回転することを特徴とするワーク搬送装置。 - 請求項2に記載のワーク搬送装置を備えたラッピング装置であって、
前記第2搬送手段および前記第3搬送手段によって搬送される複数のワークの上面、側面、前記搬送ローラが接触しない下面に、化粧シートを複数のワークに亙って巻き付けるラッピング手段と、
前記第3搬送手段によって搬送される、化粧シートが巻き付けられた複数のワーク間の隙間を検出する検出手段と、
前記第3搬送手段の下流側に設けられ、前記検出手段によって検出されたワーク間の隙間に位置する化粧シートを切断する切断装置とを備えたことを特徴とするラッピング装置。 - 請求項3に記載のラッピング装置において、
前記検出手段は、前記ワークの搬送方向と交差する方向において前記第3搬送手段を挟む位置に配置された投光部および受光部と、
前記投光部から投光された光が前記化粧シートと前記隙間を通して受光部に受光された際に、これを検出し、この検出情報と前記第3搬送手段のワーク搬送速度とに基づいて、前記切断装置の切断刃を、前記ワーク間の隙間に位置する化粧シートを切断するように制御する制御部とを備えたことを特徴とするラッピング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008208406A JP2010042907A (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | ワーク搬送装置およびラッピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008208406A JP2010042907A (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | ワーク搬送装置およびラッピング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010042907A true JP2010042907A (ja) | 2010-02-25 |
Family
ID=42014626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008208406A Pending JP2010042907A (ja) | 2008-08-13 | 2008-08-13 | ワーク搬送装置およびラッピング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010042907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111516952A (zh) * | 2020-05-06 | 2020-08-11 | 李可夫 | 实现高速粘贴电子标签的方法和系统 |
-
2008
- 2008-08-13 JP JP2008208406A patent/JP2010042907A/ja active Pending
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CN111516952A (zh) * | 2020-05-06 | 2020-08-11 | 李可夫 | 实现高速粘贴电子标签的方法和系统 |
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