JP2010042737A - 自動二輪車の後部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動二輪車10の後部には、ギヤボックス124の周囲にリヤブレーキキャリパ62が設けられ、ギヤボックスカバー126に、前方から走行風を取り入れる走行風取入部177と、この走行風取入部177の後方に延びており走行風取入部177で取り入れた導風を後方へ導くガイド部179と、このガイド部179の後方に、且つ、リヤブレーキキャリパ62と一部が重なるように設けられ導風を出力する走行風出力部178と、からなる導風部176が形成されている。
【選択図】図10
Description
後輪車軸回りには、通常、リヤデイスクブレーキキャリパなどのブレーキ関連部材が取り付けられているので、これらのブレーキ関連部材を効果的に冷却することができる技術があれば好適である。
このリブは、ギヤボックスへの取付機能を有する。この取付機能の他、ギヤボックスカバーを補強する機能を有するので、ギヤボックスカバーの剛性を高めることができる。ギヤボックスカバーの剛性が高めらられば、導風部が風圧になどによって、振動したり変形する心配はない。ギヤボックスカバーに変形などが生じ難くなれば、走行風取入部を大きく確保することができる。
ブレーキホースをギヤボックスカバーで被い、ブレーキホースが見えなくなるようにしたので、リヤブレーキキャリパ回りの外観性を一層高めることができる。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方に延出されエンジン13を支持するメインフレーム14と、このメインフレーム14の後端上部から後方に延ばし乗員シート15を支持し、バッテリ16などの電装部品などを取り付け、且つ、リヤフェンダ17を含む車体後部18を支持するリヤフレーム19と、からなる。
なお、メインフレーム14には、このメインフレーム14の後端部に設けられスイングアーム28を支持するピボットプレート22を含む。
排気装置33は、各シリンダ35、35、36、36から延びている排気管41a〜41dと、これらの排気管41a〜41dが集合され排気ガスの浄化を行う触媒管45と、この触媒管45から延びている全体集合管46と、この全体集合管46に連結される消音器47と、から構成されている。
カウル部70には、ヘッドパイプ12から延ばし後述するカウルステー71を介して車体フレーム11の前方を覆うフロントカウル部72と、このフロントカウル部72に連続して設け車両の側方を覆うサイドカウル部73と、エンジン13の下方に設けるアンダカウル74と、が備えられており、風よけや車両の外観性を高めることなどを目的とする。
なお、スイングアーム28には、内部にドライブシャフト32が配置されている。
車両としての自動二輪車10は、ピボットプレート22に設けられるピボット軸27と、このピボット軸27に揺動自在に設けられるスイングアーム28と、このスイングアーム28の後部に後輪車軸40を介して回転可能に軸支される後輪31と、スイングアーム28と車体フレーム11との間に介在されるリヤクッション29(リヤクッションユニット29)とを備える。
スイングアーム28は、中空部28eを有し、前部28aに、仕切部材134で仕切られた上部空間28euと下部空間28ebとを有し、この下部空間28ebに、ドライブシャフト32が設けられている。
加えて、リヤブレーキキャリパ62(リヤデイスクブレーキキャリパ62)に連結されるブレーキホース139は、ギヤボックスカバー126で被われている。
ブレーキホース139をギヤボックスカバー126で覆い、ブレーキホース139が側方から見えなくなるようにしたので、リヤブレーキキャリパ62回りの外観性を一層高めることができる。
ブレーキホース139をギヤボックスカバー126で覆い、ブレーキホース139が見えなくなるようにしたので、リヤブレーキキャリパ62回りの外観性を一層高めることができる。
本実施例において、スイングアーム28、ドライブシャフト32および後輪駆動機構110は、後輪31の左側に配置されているが、後輪31の右側に配置することは差し支えない。
図において、スイングアームの中空部28eを構成する上部空間28euと下部空間28cbとの間には、ウイングアーム28を鋳造する際に、上下の砂型を接続する接続部材としての円柱が通る穴186が形成されている。165はスイングアーム28の下面28uに開けた締結穴158にカバー部材137を締結する締結ボルトである。
図8はピボット軸の位置に対するスイングアームの捩り中心の位置によってコーナリング特性が変化することを説明する図であり、後輪を後方から見たものである。
側面部172の前端を構成する走行風取入部177には、ギヤボックスカバー126をスイングアーム28の下面に取り付けるギヤボックスカバー取付リブ181が内側に延び、このギヤボックスカバー取付リブ181には、下取付穴182が開けられている。
このリブ181は、ギヤボックス124への取付機能を有する。この取付機能の他、ギヤボックスカバー126を補強する機能を有するので、ギヤボックスカバー126の剛性を高めることができる。ギヤボックスカバー126の剛性が高められれば、導風部176が風圧などによって、振動したり変形したりする心配はない。ギヤボックスカバー126に変形などが生じ難くなれば、走行風取入部177を大きく確保することができる。
この他、上面部171の樹脂ヒンジ部168の内側には、別の取付穴184が開けられており、この別の取付穴184を、ギヤボックス124を含む固定側に開けた穴に位置あわせを行い、締結部材で固定側に締結するようにした。
図3に戻って、本発明に係る自動二輪車10では、ドライブシャフトの中心軸32Jは、車体を側方から見たときに、ピボット軸27と後輪のアクスル軸40とを結ぶ線の下側に配置され、スイングアーム28は、ドライブシャフト32を囲うように設けられている。
このようなギヤボックスカバー126であれば、車両の後部の外観性を高めるとともに、リヤブレーキキャリパ62を効果的に冷却することが可能となる。
Claims (3)
- 車体フレームと、この車体フレームに揺動自在に支持され内部にドライブシャフトが設けられているスイングアームと、このスイングアームの後部に設けられるとともに内部に後輪車軸が設けられるギヤボックスと、このギヤボックスを前記スイングアームに締め付ける締付部と、この締付部を側方から覆うギヤボックスカバーと、を備える自動二輪車の後部構造において、
前記ギヤボックスの周囲にリヤブレーキキャリパが設けられ、
前記ギヤボックスカバーに、前方から走行風を取り入れる走行風取入部と、この走行風取入部の後方に延びており前記走行風取入部で取り入れた導風を後方へ導くガイド部と、このガイド部の後方に、且つ、前記リヤブレーキキャリパと側面視で一部が重なるように設けられ前記導風を出力する走行風出力部と、からなる導風部が形成されていることを特徴とする自動二輪車の後部構造。 - 前記リヤブレーキキャリパは、前記ギヤボックスの下方に設けられ、前記導風部は、前記ギヤボックスカバーの下部に形成されるとともに、前記走行風取入部には、前記ギヤボックスカバーを前記ギヤボックスまたは前記スイングアームに取り付けるギヤボックスカバー取付リブが内側に延びていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の後部構造。
- 前記リヤブレーキキャリパに連結されるブレーキホースは、前記ギヤボックスカバーで覆われていることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の後部構造。
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