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JP2009512969A - 高赤(highred)演色性メタルハライドランプ - Google Patents

高赤(highred)演色性メタルハライドランプ Download PDF

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JP2009512969A
JP2009512969A JP2008520456A JP2008520456A JP2009512969A JP 2009512969 A JP2009512969 A JP 2009512969A JP 2008520456 A JP2008520456 A JP 2008520456A JP 2008520456 A JP2008520456 A JP 2008520456A JP 2009512969 A JP2009512969 A JP 2009512969A
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Abstract

選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、選択された形状の透光壁を有した放電チャンバであって、前記壁は選択された大きさの放電領域の境界を成し、一対の電極が前記壁を介して支持されており、そして、放電チャンバの放電領域にはイオン化物質が入れられており、そうした物質には、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つの成分が含まれ、さらに、放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の選択された割合のカルシウムのハロゲン化物が含まれており、その選択は、アルミニウムのハロゲン化物を追加するか否かにも依存する。存在する前述のハロゲン化物の他のものの供給量には限界が決められている。
【選択図】図1

Description

本発明は、高輝度アーク放電ランプに関し、さらに具体的に言えば、高効率を保ちながら演色性を高めた高輝度アーク放電メタルハライドランプに関する。
屋内、屋外の照明に用いる省電力照明システムに対する必要性は高まる一方であり、そのため、発光効率を高めたランプが、幅広い照明用途に関して開発されている。それ故、例えばアーク放電メタルハライドランプが、そのランプの高い効率、全体的に良好な演色性そして高い光度を有すること理由に、屋内および屋外の照明の用途でますます広く使われるようになっている。
こうしたランプは、広範囲のルーメン出力および広範囲の色温度にわたり市販されていることで知られており、光透過アーク放電チャンバがその中に含まれている。本チャンバは、間隔をおいて配置された一対の電極の周囲で封止されている。さらに同チャンバには、通常、不活性始動ガスなどの適切なバッファガスおよび、1以上のイオン化金属またはメタルハライドまたはそれら両方が特定のモル比率で入っている。それらは、比較的低電力のランプであって、普通の実効値120ボルトの電位の標準の交流照明ソケットで、始動電圧を供給し、それに続く点灯中に電流を制限するバラスト回路(磁気的なものでも電気的なものでも)を用いて点灯することができる。
これらのランプは一般的に、セラミック材のアーク放電チャンバを有し、当該チャンバの中には一般的に、発光物質として、いくらかのヨウ化ナトリウム、ヨウ化タリウム、そして、1以上の希土ハロゲン化物(ヨウ化ジスプロシウム、ヨウ化ホルミウム、そしてヨウ化ツリウムなど)が入っている。チャンバにはさらに、不活性な始動ガスと共に電極間で適正な電圧降下または負荷をもたらすための水銀が入っている。
これらの物質を封入している市販のランプは、相関色温度(CCT)および、多くの演色評価数(CRI)に関して非常に良好な性能を有し、そして、最高で95ルーメン/ワット(LPW)まで可能な、比較的高い効率を有する。しかし、こうしたランプが発する光は、様々な種類の場面における照明の用途において、均等な相関色温度で黒体輻射に非常に類似した白熱光源により同じ目的のために提供される光と比較した場合、その赤色可視光波長範囲において、満足できる形で演光するのに充分ではない。
ランプの演色性は、Raと呼ばれる一般的な評価数で示され、当該評価数は、さらに14の評価数と関連付けられており、それら14の評価数は、CIE Publication 13.2(1974年)によって設けられた、選択試験色の演色性を表す。そうした評価数の1つでR9と言われるものは、濃い赤色(strong red)に関する赤色演色評価数である(マンセル表記法の4.5 R4/13)。そして、黒体光源は、このR9評価数で100の値を有する。典型的な市販のランプが一般に良好な平均演色評価数Raの値を有するとしても、それらのランプに関するR9評価数の値は黒体光源の100という値に比べれば大きく劣る。
屋内環境の灯りに用いられる照明に充分な赤色成分を提供することは、小売店での使用の場合に非常に望ましい。それによって小売店は、商品を適切に見せることができ、また、店員のサービスの結果を程よく見せられる場合もある。後者については、人の肌が、こうした照明の下でがいくぶんか映えて見えることによる。そうして、このような改良型光源の発光スペクトルによる恩恵を得られる小売店としては、レストラン、化粧品店、宝石店、そして、肉、魚、果物、野菜といった生鮮食品が提供される場所、などがある。
以上の通り、市販のアーク放電ランプによって通常提供される高い効率と光の色相とを保持しつつ、より優れた色特性を有するアーク放電メタルハイドランプが要請されている。
そこで、本発明が提供するのは、選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、選択された形状を有する透光性の壁で画された、選択された体積の放電領域を有した放電チャンバを備える。一対の電極が前記壁を介して、相互に隔てられた状態で前記放電領域内に支持されている。そして、放電チャンバの放電領域にはイオン化物質が入っており、そうした物質には、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択された少なくとも1つが含まれる。さらにカルシウムのハロゲン化物が、放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量に対して、選択された割合で含まれるが、その選択する割合はアルミニウムのハロゲン化物を添加するか否かにも依存する。前述のチャンバ内に存する他のハロゲン化物は、一定の制限された量で含まれる。
放電チャンバは、多結晶アルミナで形成された壁を有する形とすることができ、これを、口金に配置された透明の電球形の外囲器内に、電気相互接続線が放電チャンバから口金まで延びるようにした状態で、封入するようにしてもよい。
先ず、図1を参照する。図1は、従来のエジソン型の金属口金12に装着されている電球形のホウケイ酸ガラス外囲器11を有したアーク放電メタルハライドランプ10を、部分的に切り欠いた形で示す部分断面図である。
ニッケルまたは軟鋼の引込電極線14、15が、それぞれ、口金12内にあって電気的に分離された2つの電極金属部のうち対応する1つから、口金12の位置に配置されたホウケイ酸ガラスフレア16を貫通する形で平行に延びている。電極線14、15は、前記外囲器の主要な長手方向の軸に沿って、外囲器11の内部に延びる。
電気的アクセス線14、15は、先ず、それぞれが外囲器の長軸いずれかの側から、フレア16を通過する形で、当該軸に平行に延びており、その一部が外囲器11内部の更に奥の位置まで延びる。外囲器11内部にあるアクセス線14、15各々の残り部分は、鋭角だけ屈曲して、当初の方向から外れる。この屈曲の後、アクセス線14は更にいくらか延びて外囲器長軸を多少横切きったところで終端となる。
しかし、アクセス線15は、フレア16を通過した所で第1の屈曲部を有し、外囲器長軸から離れる方向に向かう。そして再び屈曲して、実質的に長軸に平行に伸びる部分を有し、さらに、直角に屈曲して、その先の部分が長軸に対して実質的に垂直となり、外囲器11の端部のうち口金12に装着されている端部の反対に位置する端部の近くにおいて軸と多少交差する。
アクセス線15のうちランプ長さ方向の中心軸に平行な部分は、酸化アルミニウムセラミックチューブ18に挿入されている。これにより、ランプの作動中に当該部分の表面から光電子が発生することが防止される。さらに、この部分には、ガス状不純物を捕獲するために従来からあるゲッター19が保持される。
アクセス線15には更に2つの直角の屈曲部を持ち、放電チャンバのリード部と交差し、この短い端部分は最終的に、外囲器11の両端のうち口金12から遠い方の端部において、ホウケイ酸ガラスディンプル16Nに固定される。
図1には、可視光に対して透明なセラミック製の壁を有するシェル構造として含まれた領域を有するセラミックアーク放電チャンバ20の、1つの考えうる形状が示されており、図2に更に詳細に示してある。こうした壁は、多結晶の壁とすることができ、それは例えば、主にアルミナを含むもの、主に高密度焼結酸化アルミニウム(Al)を含むもの、または、主にサファイヤを含むもの、などである。アーク放電チャンバ20に囲まれた領域の中には、様々なイオン化物質が入っており、そうした物質には、カルシウム(Ca)と、アルミニウム(Al)、ジスプロシウム(Dy)、セリウム(Ce)、ガリウム(Ga)、ホルミウム(Ho)、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、タリウム(Tl)そしてツリウム(Tm)のうちの少なくとも1つとを有する金属ハロゲン化物がある。
また、ランプ作動中に共に光を発する水銀(Hg)も入っており、さらに、後でより詳しく説明するように、希ガスであるアルゴン(Ar)またはキセノン(Xe)のような始動ガスが入っている。
放電チャンバ20は、外囲器11の内部に設けられており、圧力を受けた窒素ガス環境または真空の環境の中にある。
チャンバ20は、比較的小さな内径および外径を有した、セラミック製の切頭円筒形シェル部分(またはチューブ)21a、21bを対の形で有し、それらは、一対のテーパー構造部22a、22bのうち対応する一方の中に焼き嵌めされている。テーパー構造部22a、22bは、両者の間に位置する主中央部チャンバ構造25の2つの開端部に存在する。
主中央部チャンバ構造25は、比較的径の大きい切頭円筒形シェルの形で、両チャンバ端部の中間に形成されている。
そして、チャンバ20は、非常に短い長さで、径の小さい切頭円筒形シェル部分を2つ、各々がいずれかの端部に位置する形で有している。各々のチャンバ端部の近くの部分的円錐シェル部は、テーパー構造を形成し、これを介して、径のより小さい切頭円筒シェル部がその端部で、より径の大きい切頭円筒シェル部分25と結合される。
アーク放電チャンバの壁厚は、約0.8mmとなるように選択されている。アーク放電管20のこれらの様々な部分は以下のように形成される。先ず、アルミナ粉末を固めて所望の形状にした後、これを焼結することで予備形成部分を作り出す。そして、各種の予備形成部分を焼結によってつなぎ合わせると、所望の寸法を備えた予備形成単体が形成され、その壁は、気体は通過できないが可視光は透過する。
ニオブのチャンバ電極相互接続線26a、26bは各々、管21a、21bのうちの対応する1つから延びた、対応する導出線にまで達し、溶接によって当該導出線に同軸上に接続される。これにより、線26a、26bはそれぞれアクセス線14,15に達し、溶接によってそこに溶接される。第1に線26aの場合はアクセス線14のうち外囲器長軸を横切る端部分に溶接され、第2に線26bの場合はアクセス線15のうち、チャンバ20の遠い方の端部を過ぎた位置にあって、外囲器長軸を横切る上述の端部分で溶接される。
こうした構成の結果、チャンバ20は、アクセス線14、15の間に配置され支持されるため、その長寸法軸がほぼ外囲器長軸と一致し、アクセス線14、15を介してチャンバ20に電力を提供することが可能となる。
図2は、図1のアーク放電チャンバ20の拡大断面図であり、そのうち境界壁の内部の放電領域を示している。これは、主要中央部チャンバシェル構造25、シェル構造端部22a、22b、そして、当該端部22a、22bから延びた管21a、21bによって作られている。
ガラスフリット27aは、線(モリブデン導出線)29aを管21aの内面に付着する(相互接続線用開口は、そこに線29aが貫通した状態で封止される)。これにより、線29aは、動作中にチャンバ20の主空間の中でのプラズマ形成の結果として生じる科学的侵食に耐えることができると共に、管21aおよびガラスの27aの熱膨張特性に比較的密接に一致する熱膨張特性を有することになる。
そして、当該線29aは、上で述べたように溶接によって相互接続線26aの一方の端部に接続される。
導出線29aのもう一方の端部は、溶接により、タングステン主電極シャフト31aの一方の端部に接続される。さらに、タングステン電極コイル32aが、第1の主電極シャフト31aのもう一方の端部の先端部分に、溶接によって一体的に設置されており、電極33aは主電極シャフト31aおよび電極コイル32aによって構成される形となる。
電極33aをタングステンで形成するのは、金属ハロゲン化物プラズマの化学的侵食に比較的よく耐える一方で、熱電子放射特性が優れているからである。導出線29aは、モリブデンコイル34aによって管21aから隔てられており、電極33aをアーク放電チャンバ20の主空間の中にある領域内で所定位置に配置するのに役立つ。相互接続線26aの直径の典型的な値は0.9mmであり、電極シャフト31aの直径の典型的な値は0.5mmである。
同様に、図2において、ガラスフリット27bは、線(モリブデン導出線)29bを管21bの内面に貼付する(相互接続線用開口は、そこに線29bが貫通した状態で封止される)。これにより、線29bは、動作中にチャンバ20の主空間の中でのプラズマ形成の結果として生じる化学的侵食に耐えることができ、その熱膨張の特徴は管21bおよびガラスフリット27bのそれに比較的密接に一致する。そして、当該線29aは、上で述べたように、溶接によって相互接続線26bの一方の端部に接続される。
導出線29bのもう一方の端部は、溶接により、タングステン主電極シャフト31bの一方の端部に接続されている。またタングステン電極コイル32bが、第1の主電極シャフト31bのもう一方の端部の先端部分に、溶接によって一体的に設置されており、電極33bが主電極シャフト31bおよび電極コイル32bによって構成される形となる。
導出線29bは、モリブデンコイル34bによって管21bから隔てられており、電極33bをアーク放電チャンバ20の主空間の中にある領域内の所定位置に配置するのに役立つ。相互接続線26bの直径の典型的な値は0.9mmであり、電極シャフト31bの直径の典型的な値は0.5mmである。
電極33aと電極33bとの間の距離は適切に選択されており、そして、構造25の内表面の対称長軸を含む任意の平面は、これらの電極の長手方向中心を通る。
アーク放電チャンバ20は、150Wで動作するよう設計されたランプの場合、成分として、9〜14mgの水銀(Hg)、100〜300トルのアルゴン(Ar)、各種の金属ハロゲン化物を含む。
金属ハロゲン化物としては、特に、610nm〜650nmの波長範囲で赤色光の発光を強化するためのカルシウムヨウ化物(CaI)が含まれる(これは、R9赤色演色評価数により計測されるように、発せられる放射光における赤の演色を向上させるのに最適なものである)。すなわち、スペクトルの610nm〜650nmの波長領域でのカルシウム放射は、ランプで赤色発光を強める方法として主要なものである。
厳密には、原子カルシウム発光ラインについては、616nm〜617nmの波長範囲および644nm〜650nmの範囲に区分されるものがいくつかある。しかしながら、カルシウム単(mono)ヨウ化物分子は、623nm〜650nmの範囲で発光し、赤色発光に対し、さらに大きく貢献する。
CaIが示す低い蒸気圧のために、アーク放電チャンバ20は、典型的な市販のランプに設けられたチャンバと比べると、比較的小さく構成される。その結果、光パワーが消失するチャンバ内表面がより狭くなることで、実現される管壁負荷はより高くなる。この負荷は、動作中のランプの消失パワーをアーク放電チャンバ20の内表面全体の面積で除算して得られる商として定義されるが、おおよその値は30W/cm(またはこれを上回る値)である。この結果、チェンバ内の最冷点の温度は上昇する。そして、その温度上昇の結果、放電ガスまたは気相にあるカルシウムの量は大幅に増加し、それによって、赤色光の発光は強くなる。
放電ガスまたは気相にあるカルシウム量を更に増加させることで赤色光の発光を更に強くするためには、CaIに関する錯化剤(complex agent)をアルミニウムヨウ化物(AlI)またはガリウムヨウ化物(GaI)のいずれかのチャンバ内成分に加える、というやり方があり、当該錯化剤はCaIの蒸気圧を更に高めるのに役立つ。
しかしながら、例えばAlIのような錯化剤の使用には、時間の経過と共に、発せられる光の光束がその初期の値から減っていく、という望ましくない影響もあり、また一方で、相関色温度(CCT)を高めると同時に、R9赤色演色評価数を小さくする。従って、この目的のために使用する必要が少しでもあるのなら、AlIは比較的少量にしなければならない。
ヨウ化ナトリウム(NaI)の使用量は、充分な発光を実現するのに充分な量でなければならないが、その使用量の値を、現在市販のランプにおける典型的な値から減らすことで、R9赤色演色評価数を更に向上させることができる。ただし、それと引き換えにCCT値は小さくなる。CCT値は、少量のリチウムヨウ化物(LiI)を加えることで回復できる。
通常、ヨウ化タリウム(TlI)をチャンバの金属ハロゲン化物の成分に含める目的は、発せられる緑色光線放射にバランスのとれた色と高い効率とを提供すること、そして、カルシウム原子・分子発光の赤色光放射を強めながら、同時に発せられる青色光線放射を抑制することである。
チャンバ20内の成分におけるTlIの量を増やすとR9赤色演色評価数に影響が生じ、それは、380nm〜450nmの波長範囲で発せられる青色光線におけるカルシウム発光の抑制と、615nm〜650nmの範囲におけるカルシウム発光への好影響という形になる。
377.7nmの波長におけるTl原子発光の自己吸収が大きいことは、それが自己反転(self-reverse)の状態となる原因と信じられている。これはすなわち、単位容積あたりに存在する原子の数が、それら自体の発した光を吸収すると共に、この成分を効率的に放射光吸収体に変えるのに充分であり、そうして、TlIの量の増加と共に可視の青色波長にまで広がって行く幅広い吸収を生じる、ということである。
この効果によって実現される機構は、青色波長領域における発光を制限するのに非常に有用であり、それによって、R9赤色演色評価数を大きくし、CCT値を小さくし、スペクトル出力のバランスをとって白色光源を提供する。
また、他のハロゲン化物を、様々な目的でチャンバ20の構成要素に含めるよう選択することができ、その中には、上で述べたジスプロシウム(Dy)、セリウム(Ce)、ホルミウム(Ho)、そしてツリウム(Tm)という要素のハロゲン化物があり、さらに、それらハロゲン化物は、上述のヨウ化物に代わりとして、臭化物となるように選択することができる。
下の表1は、4000KのCCT値のランプの場合について、本発明のいくつかの実施の形態の性能データを、比較用の典型的な市販のランプから取ったデータと並べて示している。
Figure 2009512969
表2において、ランプAは3000KのCCT値の金属ハロゲン化物ランプとして典型的な市販ランプであり、ヨウ化ナトリウムと、ヨウ化タリウムと、ヨウ化リチウムと、そして、ジスプロシウム、ホルミウムそしてツリウムという希土ヨウ化物と、を含んだアーク放電チャンバ成分を適切に混合した状態で有している。R9赤色演色評価数は全く低く、計測値はおよそB18である。
Figure 2009512969
表3は、プロトタイプのランプから得られるデータで成っている。全てのランプは、150Wの電子安定器の上で垂直状態にしてテストした。ランプB81−03は、その中に、5つの要素(NaI、TlI、CaI、LiI、そしてAlI)のアーク放電チャンバ成分の混合物を含んでいる。このランプにおけるNaIのLiIに対する比は、所望の色温度値(3000KのCCT)と「+119」という高い値の赤色演色評価数R9とが得られるように選択されている。
表3では、チャンバ成分中に存在するCaIのモル量は、存在するハロゲン化物の総モル量の55%〜75%の間である。ランプからDuv±5の周辺の白色の発光を得る場合には、NaIとCaIとをそれらのモル比(CaI/NaI)が1.0を上回るような量で供給されている表1、3のランプに至る。
また、Tl塩を加えることで、ランプの効率が高まり、チャンバ内のモル比CaI/TlIは6.0を上回る。しかしながら、TlIにはまた、緑系の色相を与え、ランプのDuvをより大きな値とする(または色値を黒体特性から遠ざける)傾向があり、その結果、白色光の質は悪くなる。従って、これらのランプのチャンバ20内のTlIのモル量は、典型的には、そこに存在するハロゲン化物の総モル量の約18%未満となるように制限される。
表1のランプは、そのアーク放電チャンバ20に提供されるハロゲン化物の中にAlIを有さず、そのため、赤色演色評価数R9の値は、「CCT>4000K」の場合、135〜159という優れた値となる。その一方、表3のランプは、2850〜3550Kの範囲の低い色温度を有し、チャンバ成分の中に若干のAlIを含むことで、60〜144という比較的高い赤い値の赤色演色評価数R9を保証する。チャンバ成分混合物へのAlIのこうした追加(チャンバに存在する全ハロゲン化物の総モル量の5%未満のモル量)は、良好な結果をもたらす。
Figure 2009512969
ランプB70-01におけるアーク放電チャンバ成分には、NaI、CaI、TlI、AlIが含まれ、当該チャンバにLiIは存在しない。その結果として、ランプのCCT値は3000K近くとなり、赤色演色評価数R9の値は+60.8となる。
ランプB81-03では、NaIの量を1mgから0.5mgまで減らしており、その結果、ランプの赤色演色評価数R9の値は非常に高くなっている。R9評価数の値は、+60.8から+119まで上がり、これは同量のCaI、TlI、AlIを用いることで達成された。ランプB70-01、ランプB81-03のCCT値はそれぞれ3136K、3123Kであり、ほとんど同じである。
この第2のランプにおける色温度を約3000Kに維持することは、アークチャンバ成分に少量のLiIを加えることで実現された。アーク放電チャンバ20においてNaI量とLiI量とのバランスをとることで、極めて高いR9評価数の値を有するランプの製造が可能となる(これはCCTに関する特定の値において作ることができる)。ランプB70-00について示されたデータから分かるのは、NaIだけの量を減らすと、CCT値に望ましくない増加が生じる結果となる、ということである。R9評価数を非常に高い値に維持しつつ、こうした色温度のシフトを避けることは、少量のLiI(0.1mg)をチャンバ成分混合物に加えることで実現できる。
しかし、加えるLiIの量を増やし過ぎると、赤色演色評価数R9の値についてそれ以上有意義な効果がない一方で、ランプCCT値とその効率とが両方とも下がってしまう、という影響が生じる。これは、その発光波長における発光が、この目的に関してはCaIからの発光ほどには効果的でないためである。従って、アークチャンバ成分に提供する量を制限することが望ましく、それは典型的には、チャンバ成分混合物中に存在するハロゲン化物の総モル量の20%未満である。
ランプB91-00とB91-01は、チャンバ成分混合物におけるCaIの量が、表3で示されるように、これらランプのそれぞれについて4.0mg、5.0mgに増やされた点を除くと、ランプB81-03と同じになるように作られている。留意すべき点として、この相違によってR9評価数の値は大きくなり、それにより、2つのランプのうち第1のものは、R9評価数の値が+144を示すことになる。そして、約5mgのCaIにおいて評価数の飽和値に達することを示すデータとなっている。また、ランプB91-00に関するデータをランプB66-02に関するものと比較すると、前者のR9評価数の値が、後者に関するR9評価数の「+80」から「+144」まで増加していることが分かる。
この結果は、チャンバ成分混合物におけるNaIおよびLiIの量についてなされた選択の効果である。これらの特定のランプにおいて、NaIは、後者のランプでの1.0mgから前者のランプでの0.5mgに減らされ、そして、前者のランプのチャンバには、所望の色温度を回復するために少量のLiIが加えられている。
Figure 2009512969
表4で示すように、対応するCCT値を上げる目的で、他の金属ハロゲン化物をアーク放電チャンバ成分に加えることもできる。
表1、2、3、4に対応するデータが示されたランプは全て、同様の構造を有したアーク放電チャンバ20を内部に持っており、そのため、全てが30W/cm以上の壁負荷を有する。このデータが示すのは、チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の55%〜75%の間のモル量でCaIを含んでいるランプでは、ランプによる白色光の全体的な放射が黒体特性の近い色値を有する結果になる、ということである。
表5に示すデータは、アークチャンバ成分混合物の中にCaIをより多く含ませることで3000KのCCT値を得られるランプから取得されたものである。放電チャンバの成分混合物に含まれるCaIの量を比較すると、これらランプの全てで非常に大きくなっており、モル量では全てのランプで、チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の78%を上回っている。実際、チャンバ20内に存在するハロゲン化物の総モル量の76%〜99%の間の割合で混合物内にCaIを含ませることで、ランプが良好な色性能を実現することが分かった。
Figure 2009512969
モル比CaI/NaIの値は、赤色演色評価数R9について高い値を得ると共に所望のCCT値を得るために、4を上回る値に保つ必要がある。この比の値が4を下回って小さくなると、得られる評価数R9の値も下がる。加えて、CaI/TlIモル比もまた、約16を上回る値に保つ必要がある。それは、Duv値がランプ放射の白の色相に関して合理的に許容可能な値を超える事態を防ぐためであり、それと共に、これらの放射に関して所望のCCT値と評価数R9の値とを維持するためである。
表6には、アーク放電チャンバ成分の中にCaIを含んだ、定格電力150ワットの5つのランプが、ランプAと共に示してある。ランプAはここでも、赤色演色評価数R9の値が−18で、3000KのCCT値を有する典型的な市販のランプである。表6におけるランプは、ランプAを除いて全て、モル比CaI/NaIが値1.0を超える状態で、NaIとCaIを含んでいる。チャンバ成分にはTl塩を加えて、比CaI/TlIが4.8を超えると共に8.5を下回る値となるようにした。CaI/NaIモル比およびCaI/TlIモル比をこのような値とすることで、Duv<5となる白色光を有するランプ発光が実現される。
本発明によるランプは、赤色演色評価数R9の値が43から125と優れており、これは、比較用のランプAの評価数R9の−18という値を相当に上回っている。表6に見られるように、CaIの量は、モル量で、ランプのアーク放電チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の51%〜54%の範囲である。
Figure 2009512969
表7が示すデータが取られたランプは、3500KのCCT値を有するもので、そこに形成されたアーク放電チャンバ20の中には、CaIが、チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の約27%に等しい量で入っており、その数字は、チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の2%〜28%の間で変動しうる。ランプ#198-01-01は、測定値比較用のランプとして製造されているため、CaIをアーク放電チャンバから排除しており、R9評価数の計測値はおよそB9.0となっている。
この表における他のランプのチャンバにはCaIが存在し、そのため、これらランプの評価数R9の値は最大で+18.5まで上がった。
Figure 2009512969
表7のデータによれば、本発明のランプのアーク放電チャンバ20が、同チャンバに存在する全ハロゲン化物の全モル量の2〜28%の範囲の比率でCaIを混合物中に含む場合、本発明のランプは良好な色性能を有すると推測することができる。
チャンバ成分内に存在するCaIの量の割合が、同チャンバ内のハロゲン化物の総モル量の2〜28%の範囲である場合、赤色演色評価数R9に関して高い値を得ると共に所望のCCT値を得るためには、CaI/NaIのモル比の値は0.5よりも上に保たれなければならない。モル比CaI/NaIの値が0.5未満になると、NaIが支配的になる傾向が表れ、CCT値は下がり、それと共に評価数R9の値も小さくなる。ただし、モル比CaI/TlIの値についても、Duvの許容できる値(およそ10よりも小さい値)を達成するために、約3を超える値とする必要がある。
ランプ性能を強化する目的でアーク放電チャンバ混合物に他の成分を加える場合は、チャンバ20に加える量は非常に限られたものとしなければならない。TlIはランプの効率を高めるのに効果があるが、それと同時に、ランプ発光に緑系の色相を加えてDuv値をより大きくする傾向がある。すなわち、発せられる光の色値を黒体特性から更に引き離し、その結果、白色光の質は貧しくなる。そこで、TlIについては、ランプのアーク放電チャンバにおいて、チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の約18%を下回る値に制限する。DyIもまた、同様の理由のために、チャンバ内に存在するハロゲン化物の総モル量の約20%を下回る値に制限する。
説明を簡潔にするために、上述の各種ランプに利用される金属ハロゲン化物について、全ての説明は、金属ヨウ化物として言及している。しかし、上述の金属ヨウ化物の代わりに同じ金属を有する金属臭化物を用いても、上述したのと同様の結果が得られる。
以上、本発明について、好適な実施の形態を挙げて説明したが、当業者には理解できる通り、本発明の精神および範囲から逸脱しない形で、形式および細部に変更を加えることは可能である。
内部にセラミックアーク放電チャンバ構造を有した、本発明に係るアーク放電メタルハライドランプを、部分的に断面で示す形の側面図である。 図1のアーク放電チャンバを、拡大して示す断面図である。

Claims (77)

  1. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量のほぼ76%から99%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含む、というイオン化物質と
    を有することを特徴とするランプ。
  2. 前記放電チャンバから発せられる可視光は、2800Kよりも大きいCCT値を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の18パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するリチウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して4を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して16を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される1成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記放電チャンバの前記壁は、多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の約55%から75%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含み、それによって、前記放電チャンバから発せられる可視光線が2700Kから3450Kの間のCCT値を有する、というイオン化物質と、
    を有することを特徴とするランプ。
  13. 前記放電チャンバから発せられる可視光は、赤色演色評価数の値R9≧100であること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の18パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  16. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するリチウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  17. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して1を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  18. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して6を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  19. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  20. 前記放電チャンバの前記壁は多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  21. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項12に記載の装置。
  22. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項20に記載の装置。
  23. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、アルミニウムのハロゲン化物と、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つの成分とを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の約76%から99%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含む、というイオン化物質と、
    を有することを特徴とするランプ。
  24. 前記放電チャンバから発せられる可視光は、2800Kよりも大きいCCT値を有すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するアルミニウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の5パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  26. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の18パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  27. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  28. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するリチウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  29. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して4を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  30. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して16を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  31. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される1成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  32. 前記放電チャンバの前記壁は多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  33. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項23に記載の装置。
  34. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項32に記載の装置。
  35. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、アルミニウムのハロゲン化物と、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つの成分とを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の約55%から75%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含む、というイオン化物質と、
    を有することを特徴とするランプ。
  36. 前記放電チャンバから発せられる可視光は、2700Kから3450Kの間のCCT値を有すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  37. 前記放電チャンバから発せられる可視光は、赤色演色評価数の値R9≧100であること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  38. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するアルミニウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の5パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  39. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の18パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  40. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  41. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するリチウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  42. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して1を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  43. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して6を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  44. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される1成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  45. 前記放電チャンバの前記壁は多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  46. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項35に記載の装置。
  47. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項45に記載の装置。
  48. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、アルミニウムのハロゲン化物と、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つの成分とを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の約2%から28%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含む、というイオン化物質と、
    を有することを特徴とするランプ。
  49. 前記放電チャンバから発せられる可視光線は、2800Kから4000Kの間のCCT値を有すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  50. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  51. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の30パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  52. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するリチウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の25パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  53. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して1.5を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  54. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して3を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  55. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される1成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  56. 前記放電チャンバの前記壁は多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  57. 前記放電チャンバの前記壁は内表面エリアを有し、動作中、当該内表面エリアを介して、出力光度は前記一対の電極の間での電気放電によって維持され、前記放電チャンバが30W/cm以上の壁負荷を有すること、
    を特徴とする請求項48に記載の装置。
  58. 前記放電チャンバの前記壁は内表面エリアを有し、動作中、当該内表面エリアを介して、出力光度は前記一対の電極の間での電気放電によって維持され、前記放電チャンバが30W/cm以上の壁負荷を有すること、
    を特徴とする請求項56に記載の装置。
  59. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の約51%から74%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含む、というイオン化物質と、
    を有することを特徴とするランプ。
  60. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の18パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  61. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  62. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して1を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  63. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して4.8を超えると共に8.5未満であるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  64. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される1成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  65. 前記放電チャンバの前記壁は多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  66. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項59に記載の装置。
  67. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること、
    を特徴とする請求項65に記載の装置。
  68. 選択された照明器具において使用するためのアーク放電メタルハライドランプであって、
    選択された形状の可視光透光壁を有しており、当該壁が放電領域の境界を成すと共に一対の電極が前記壁を介して相互に間隔をあけた状態で前記放電領域内に支持されている放電チャンバと、
    前記放電チャンバの前記放電領域に入れられたイオン化物質であって、アルミニウムのハロゲン化物と、セリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、リチウム、ナトリウム、プラセオジミウム、タリウム、そしてツリウムのハロゲン化物で構成されるグループから選択される少なくとも1つの成分とを含み、さらに、前記放電チャンバ内に存在する全てのハロゲン化物の総重量の約51%から54%の間の割合でカルシウムのハロゲン化物を含む、というイオン化物質と、
    を有することを特徴とするランプ。
  69. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するアルミニウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の10パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  70. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するタリウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の18パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  71. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するジスプロシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在する全てのハロゲン化物の総重量の20パーセント未満の割合で存在すること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  72. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するナトリウムのハロゲン化物に対して1を超えるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  73. 前記放電チャンバの前記放電領域内に存在するカルシウムのハロゲン化物は、前記放電チャンバに存在するタリウムのハロゲン化物に対して4.8を超えると共に8.5未満であるモル比で存在すること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  74. 前記放電チャンバの前記放電領域の中には更に、水銀と、アルゴンおよびキセノンで構成されるグループから選択される1成分とが入っていること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  75. 前記放電チャンバの前記壁は多結晶アルミナで成ること、
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  76. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること
    を特徴とする請求項68に記載の装置。
  77. 前記放電チャンバは、管壁負荷が30W/cm以上となるように維持される内表面積を有すること、
    を特徴とする請求項75に記載の装置。
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