JP2009504271A5

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Publication number: JP2009504271A5
Application number: JP2008526239A
Authority: JP
Filing date: 2006-08-11
Publication date: 2009-09-10
Anticipated expiration: 2026-08-11

Claims

膀胱内投与のための薬物送達デバイスであって、
本体を備え、前記本体は、少なくとも１つの中空管であって、外部表面、内部表面、および、少なくとも１つの中空管内に画定された少なくとも１つのリザーバーを有する、少なくとも１つの中空管を備え、
少なくとも１つの薬物を含み、前記少なくとも１つのリザーバー内に収容される薬物製剤と、
前記少なくとも１つの中空管の側壁を通るか、または、前記少なくとも１つの中空管の端を通る１つまたは複数の開口であって、薬物送達デバイスから前記薬物を放出するための通路を提供する、１つまたは複数の開口とを備え、
前記少なくとも１つの中空管はエラストマー材料で形成され、前記薬物送達デバイスは弾性変形することができ、これにより、前記薬物製剤が装填される間に薬物送達デバイス全体の膀胱内挿入を可能にするデバイス。
初期形状から、カテーテルを通した通過のための細長い形状に弾性変形し、また、カテーテルを通した前記通過の後、初期形状に戻って、体腔内でのデバイスの保持を容易にするように構成される請求項１に記載のデバイス。
前記エラストマー材料が、透水性である請求項１に記載のデバイス。
埋め込みの後、水が前記エラストマー材料を通って浸透して前記リザーバーに入ることができ、かつ、前記薬物製剤によって吸収されて、制御された速度でデバイスから前記１つまたは複数の開口を通ってその後投与され得る前記少なくとも１つの薬物の溶液を形成することができる請求項３に記載のデバイス。
前記少なくとも１つの中空管が、環状形状を有する請求項１に記載のデバイス。
前記環状形状が、楕円形またはドーナツ形である請求項５に記載のデバイス。
直線状に共に接続された２つ以上の中空管を備える請求項１に記載のデバイス。
前記本体が、体腔内でのデバイスの保持を容易にする１つまたは複数の柔軟突出部をさらに備える請求項１に記載のデバイス。
前記本体が、コイル、リング、およびピッグテールからなる群から選択される少なくとも１つの回収機構をさらに備える請求項１に記載のデバイス。
前記エラストマー材料が、生体適合性ポリマーを含む請求項１に記載のデバイス。
前記生体適合性ポリマーが、シリコーンである請求項１０に記載のデバイス。
前記生体適合性ポリマーが、吸収性である請求項１０に記載のデバイス。
前記少なくとも１つの管が、Ｘ線不透過充填剤をさらに含む請求項１に記載のデバイス。
前記少なくとも１つの中空管の側壁に、離間した位置に複数の前記開口を有する請求項１に記載のデバイス。
前記１つまたは複数の開口の直径が２０μｍ〜３００μｍである請求項１に記載のデバイス。
前記薬物の放出時間を制御するために、前記１つまたは複数の開口のそれぞれの開口上またはそれぞれの開口内に配設された分解性膜をさらに備える請求項１に記載のデバイス。
前記少なくとも１つの管が２つ以上のリザーバーを備え、前記リザーバーが前記管の内部表面および少なくとも１つの仕切りによって画定される請求項１に記載のデバイス。
前記薬物製剤が、固体または半固体の形態である請求項１に記載のデバイス。
前記薬物製剤が、塩酸リドカイン、グリコサミノグリカン、ペントサンポリサルフェート、ジメチルスルホキシド、コンドロイチンサルフェートＣ、オキシブチニン、マイトマイシンＣ、またはその組合せからなる群から選択される薬物を含む請求項１に記載のデバイス。
前記薬物製剤および薬物用量が、過活動膀胱症候群、膀胱癌、または間質性膀胱炎を治療するのに有効である請求項１に記載のデバイス。
前記薬物製剤が、麻酔薬、鎮痛薬、抗生物質、またはその組合せを含む請求項１に記載のデバイス。
前記少なくとも１つの中空管が、３００μｍ〜５００μｍの内部直径、および６００μｍ〜９００μｍの外部直径を有する請求項１に記載のデバイス。
膀胱内投与のための薬物送達デバイスであって、
本体を備え、前記本体は、少なくとも１つの中空管であって、外部表面、内部表面、および、少なくとも１つの中空管内に画定された少なくとも１つのリザーバーを有する、少なくとも１つの中空管を備え、前記本体は、カテーテルを介した薬物送達デバイスの膀胱内挿入を可能にするための、狭く細長い形状を有し、
少なくとも１つの薬物を含み、前記少なくとも１つのリザーバー内に収容される薬物製剤と、
前記少なくとも１つの管の側壁を通るか、または、前記少なくとも１つの管の端を通る１つまたは複数の開口であって、薬物送達デバイスから前記薬物を放出するための通路を提供する、１つまたは複数の開口と、
前記本体から伸張可能な、前記薬物の放出中に前記体腔内でのデバイスの保持を容易にする１つまたは複数の柔軟突出部とを備えるデバイス。
前記少なくとも１つの中空管が、透水性材料、エラストマー材料、または透水性のエラストマー材料で形成される請求項２３に記載のデバイス。
前記中空管が、シリコーンで形成される請求項２３に記載のデバイス。
前記中空管が吸収性ポリマーで形成される請求項２３に記載のデバイス。
前記少なくとも１つの中空管の側壁に、離間した位置に複数の前記開口を有する請求項２３に記載のデバイス。
前記１つまたは複数の開口が、前記少なくとも１つの中空管の一端に配設されたオリフィス構造内に位置する請求項２３に記載のデバイス。
前記１つまたは複数の開口の直径が２０μｍ〜３００μｍである請求項２３に記載のデバイス。
前記薬物製剤が、固体または半固体の形態である請求項２３に記載のデバイス。
埋め込み可能な薬物送達デバイスを作製する方法であって、
透水性のエラストマー材料で形成された中空管内に、薬物を充填すること、
膀胱内薬物送達デバイスを形成するために、前記管の側壁、前記管の端、または、前記側壁と前記端の両方において、前記中空管に１つまたは複数の開口を設けること、および、
膀胱内または他の体腔内での展開のために、カテーテルを通して通過することが可能な第１形状を有し、その後、前記膀胱または他の体腔に関して前記デバイスの保持を容易にする第２形状をとるように、前記膀胱内薬物送達デバイスが構成されることを含む方法。
前記管が、第２形状において１つまたは複数のコイルを含む請求項３１に記載の方法。
前記薬物が塩酸リドカインを固体の形態で含む請求項３１に記載の方法。