JP2009232650A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイルは、各相毎に3つコイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3で構成され、コイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3は並列接続されてなり、各コイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3はスター結線により結線され、各コイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3の他端の端末部54〜56,64〜66,74〜76が一の中性点Cに接続されていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
この種の回転電機は、ステータと、このステータに対して回転自在に設けられたロータを備えている。ステータは、円環状のステータコアと、このステータコアから径方向に突設された複数のティース部と、このティース部に巻装されたコイルとを備えている。一方、ロータは、ティース部に対向するように配置された永久磁石を備えている。
そして、回転電機を電動モータとして使用する場合には、コイルに給電することにより磁界が形成され、ロータの永久磁石との間に生じる磁気的な吸引力や反発力によってロータが駆動される。一方、磁石発電機として用いる場合には、ロータが回転することによりティース部に流れる磁束が変化し、これが起電力となってコイルに電流が流れるようになっている。
図4にスター結線の一例を模式的に示す。
同図示すように、U相、V相、W相の各コイルUa・Ub、Va・Vb、Wa・Wbは、並列に結線してある。そして、これらコイルUa・Ub、Va・Vb、Wa・Wbの中性点C1,C2同士、及び端末部Ua・Ub、Va・Vb、Wa・Wb同士を接続してある(例えば、特許文献1参照)。
この場合、前記コイル群は、複数の前記コイルが直列接続されてなることを特徴とする。
この構成によれば、複数のコイル群の端末部を一の中性点に結線することで、複数のコイル群をスター結線により接続する場合において、中性点を一括化することができる。つまり、従来のように各相のコイル群の数に応じて中性点を設置していた場合に比べて、コイル群を増加させても中性点を増加する必要がない。
また、中性点を一括化することで、各コイル群を結線する際における誤配線を防ぐこともできる。
図1、図2に示すように、磁石発電機(回転電機)1は、例えば自動二輪車に用いられるアウターロータ型の発電機であって、エンジンのクランクシャフト2の先端に固定されたロータ3と、エンジンのケース(不図示)に固定されるステータ4とを備えている。
ロータ3の周壁7には、内周面側に複数の永久磁石8が周方向に磁極が交互となるように設けられている。また、外周面側には、複数の突起9が周方向に等間隔に設けられている。これら突起9は、クランクシャフト2やロータ3の回転位置を検出するためのものである。
さらに、ステータコア17には、放射状に径方向外側に向かって延出するティース部16が等間隔に18個設けられている。
具体的には、各相コイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3の他端の端末部51〜53,61〜63,71〜73(例えば、V相の第1コイル群V1におけるコイルV1−2の端末部)は、それぞれスロット19から引き出されて出力部50,60,70として構成されている。すなわち、V相のコイル群V1〜3は、並列接続されており、それぞれの他端の端末部51,52,53(コイルV1−2,V2−2,V3−2の端末部)が接続されて、V相の出力部50として構成されている。
さらに、W相のコイル群W1,W2,W3も並列接続されており、それぞれの他端の端末部71,72,73(コイルW1−2,W2−2,W3−2の端末部)が接続されて、W相の端末部70として構成されている。
そして、これら端末部50,60,70は、不図示の発電用出力リード線にそれぞれ接続され、発電出力用リード線を介して不図示のバッテリに蓄電されたり、付属電機機器に電力供給されたりする。
すなわち、V相のコイル群V1〜3のそれぞれの一端の端末部54,55,56(コイルV1−1,V2−1,V3−1の端末部)は、同一の中性点Cに接続されている。同様に、U相のコイル群U1〜3のそれぞれの一端の端末部64,65,66(コイルU1−1,U2−1,U3−1の端末部)は、同一の中性点Cに接続されている。さらに、W相のコイル群W1〜3のそれぞれの一端の端末部74,75,76(コイルW1−1,W2−1,W3−1の端末部)も、同一の中性点Cに接続されている。
この構成によれば、複数のコイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3をスター結線により接続する場合において、中性点Cを一括化することができる。つまり、従来のように各相のコイル群の数に応じて中性点を設置していた場合に比べて、コイル群を増加させても中性点を増加する必要がない。
これにより、ステータ17の表面に中性点Cの結線部30を設置する場合においても、結線部30を1つのみ設置すればよい。よって、中性点Cの結線部30の設置スペースを小さく抑えることができ、ステータ17の表面における限られたスペースにおいて、中性点Cの結線部30の設置箇所が制限されることがない。したがって、中性点Cの結線部30のレイアウト性を向上させることができる。
そして、本実施形態では3つのコイル群V1〜3,U1〜3,W1〜3を並列接続しているため、各コイル群1〜3,U1〜3,W1〜3の抵抗を低減して、より多くの電流を流すことができる。
例えば、上述の実施形態では、電動機が磁石発電機である場合について説明したが、これに限られるものではなく、電動機が電動モータであってもよい。
また、上述の実施形態では、スロットが18個形成されている場合について説明したが、これに限られることはなく適宜設計変更が可能である。
さらに、上述の実施形態では、コイルがV相,U相,W相の3相で構成されている場合について説明したが、これに限られるものではなく、コイルが3相以上で構成されていてもよい。
Claims (2)
- ステータに設けられた複数のティース部に複数相からなるコイルが巻装された回転電機において、
前記コイルは、各相毎に複数のコイル群が並列接続されてなり、各コイル群はスター結線により結線され、各コイル群の一端の端末部が一の中性点に接続されていることを特徴とする回転電機。 - 前記コイル群は、複数の前記コイルが直列接続されてなることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
Priority Applications (1)
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JP2008078130A JP2009232650A (ja) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | 回転電機 |
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