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JP6496229B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関する。
車両に搭載されて使用される電動機や発電機等の回転電機は、回転子と、複数のスロットを有する固定子コアと、各スロットに巻装された固定子コイルおよび各固定子コイルの端末部が接合される結線リングを有する固定子とを備えている。例えば、三相交流型の回転電機では、各結線リングは、U相、V相、W相等の相巻線として固定子コアの周方向に沿って円環状に設けられ、複数の相巻線が固定子コアの径方向に配列されている。
各結線リングには、周方向に沿って所定間隔で接合部が形成され、該接合部において各固定子コイルの端末部が、例えば、TIG溶接等の溶接により接合される(例えば、特許文献1参照)。
特許第5016969号
上記特許文献には記載されていないが、結線リングと固定子コイルとの接合において、ボイド等の発生を防ぎ、接合の信頼性を確保するために、通常、結線リングおよび固定子コイルは、共に、無酸素銅、高純度銅(6N、純度99.9999%)を用いる。このような無酸素銅、高純度銅を作製するには酸素の含有量を少なくするために多くの工程が必要であり、高コストとなっており、これが回転電機のコスト上昇の一因となっている。
本発明の一態様によると、回転電機は、回転子と、ティース部を有する固定子コアと、前記ティース部に巻回され、前記固定子コアの軸方向の端面から突出される端末線を有する固定子コイルと、前記固定子コイルの前記端末線が接合される端子部を有する結線リングを有する固定子とを備え、前記固定子コイルは、前記ティース部に巻回された巻回部が絶縁皮膜により被覆され、前記結線リングおよび前記固定子コイルは、銅により形成され、前記結線リングは、酸素およびチタンを含む純度4N(99.99%)以下の希薄銅合金であり、前記固定子コイルは、前記チタンを含まない純度4N(99.99%)以下の銅である。
本発明によれば、回転電機のコストを低減することができる。
本発明の一実施形態による回転電機の構成を示す要部断面の斜視図である。 図1に図示された回転電機において、結線リングと固定子コイルとを固定子に組み付けた状態を示す断面斜視図である。 図1に図示された回転電機の結線リングの構成を示す分解斜視図である。 図2に図示された固定子において、固定子コイルが巻回された状態を示す斜視図である。 図2に図示された固定子における結線リングの端子部の構成を示す断面斜視図である。 結線リングと固定子コイルの接合部の状態を示す模式図であり、(A)は本発明の一実施の形態による接合状態を示し、(B)は比較例の方法による接合状態を示し、(C)は結線リングと固定子コイルに無酸素銅(6N)を用いた場合の接合状態を示す。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の回転電機の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による回転電機の構成を示す要部断面の斜視図である。
回転電機1は、例えば、ハイブリッド電気自動車等に搭載される。なお、以下の説明において、「軸方向」は回転電機1の回転軸に沿った方向を指し、「周方向」は回転電機1の回転方向に沿った方向を指す。また、「径方向」は回転電機1の回転軸を中心としたときの動径方向(半径方向)を指す。
図示の回転電機1は、薄型のものであり、エンジンとトランスミッションの間に配置される。回転電機1の回転子6は、シャフト7に嵌合され、クラッチ等の切換装置を介し、エンジンのクランクシャフト及びトランスミッションに連結される。固定子4は、ハウジング3に固定されている。ハウジング3は、エンジンまたはトランスミッションケースに固定される。回転子6は、固定子4に対して回転可能とされている。
回転電機1は、電力の供給を受け、エンジンを補助駆動したり、回転電機1のみでトランスミッションを介し、車両を駆動する。また、回転電機1は、車両減速時には、車両の運動エネルギーの一部を電力に回生できる。
本実施形態では、回転電機1は、三相4線式の交流型で、固定子4に設けられた複数の固定子コイル5がU相、V相、W相、中性相に対応するように配電部品10によってスター結線されている。配電部品10には、各相に対応する電力供給端子部11が設けられ、この電力供給端子部11において、バッテリーより、インバータを介して、各相の電力が、各相の端子部11に供給される。
図2は、図1に図示された回転電機において、結線リングと固定子コイルとを固定子に組み付けた状態を示す断面斜視図である。
固定子4は、周方向に沿って配置される複数の固定子コア8を備えている。固定子コア8には、径方向内側に向かって突出したティース部12(図4も参照)が形成されている。このティース部12に絶縁材のボビン9を介して、めっきにより形成された絶縁皮膜5a(図4参照)で被覆された導線(エナメル線)が巻回され、1個の固定子コイル5が形成される。複数の固定子コイル5が円周方向に配置されている。周方向に配置された固定子コア8は、ハウジング3に圧入または、焼き嵌めすることで、円形の固定子4を形成している。なお、回転子6は、永久磁石式として例示されている。
固定子コイル5の端末は、ボビン9の鍔部分に絡げられた後、回転電機1の軸方向に立上げ、配列される。ここで、コイル端末部の絶縁皮膜5aは、コイルの巻回始め、及び巻回終りにおいて剥離されている。また、固定子の軸方向端面に位置する固定子コイル5の巻回部の上面には、この巻回部を覆う様に配電部品10が設けられている。配電部品10に設けられた結線リング13U、13V、13Wと固定子コイル5の巻始め側の端末線20aが、同一相毎に結線されて、電力供給端子部11U、11V、11W(図3参照)から、U相、V相、W相の励磁電流が固定子コイル5に供給される。また、固定子コイル5の巻終り側の端末線20bは、全周に渡り、中性相の結線リング13Nに接続され、スター結線の中性相を構成する。配電部品10は、各相に対応した結線リング13U、13V、13Wと、スター結線の中性相を構成する結線リング13Nと、これらの結線リングを収容する絶縁部材15より構成される。なお、固定子コイル5、結線リング13U、13V、13W、13Nは丸線を用いた構造として例示されている。
図3は、図1に図示された回転電機の結線リングの構成を示す分解斜視図である。
結線リング13U、13V、13Wは、円環状で、回転電機の軸方向に突出する複数の端子部16(この例では、各結線リングに8箇所)と、径方向外側に形成される3相の電力供給端子部11U、11V、11Wとを有している。中性相の結線リング13Nも円環状であるが、結線リング13Nには、24箇所の端子部16が形成されている。
結線リング13U、13V、13W、13Nは、銅の単線導体により形成されている。結線リング13U、13V、13W、13Nには、絶縁皮膜の無い裸銅線が用いられる。結線リング13U、13V、13W、13Nを構成する材料については後述する。
図2に図示されるように、結線リング13U、13V、13W、13Nは、ドーナッツ状の絶縁部材15に、同芯状平面に配置される。絶縁部材15には、各結線リング13U、13V、13W、13Nに対応した溝部18が形成されている。結線リング13U、13V、13W、13Nは固定子4の内径側より結線リング13N、13W、13V、13Uの順に溝部18内に設置され、配電部品10として一体化されている。また、各結線リング13U、13V、13W、13Nの端子部16は、隣合わない様に円周方向でずらして配置されている。
図4は、図2に図示された固定子において、固定子コイルが巻回された状態を示す斜視図である。
固定子コイル5の表面には、エナメルめっき膜等の絶縁皮膜5aが形成されている。固定子コイル5の巻始め側及び巻き終り側の端末線20a、20bは、先端の絶縁皮膜5aが剥離されている。端末線20a、20bは、ボビン9の鍔部に絡げた後、曲げ成形し、固定子4の軸方向に立上げられている。
一方の巻終り側の端末線20bは、中性相として、結線リング13N(図2、図3参照)の端子部16の直下に立上げ、他方の巻始め側の端末線20aは、U、V、W相の結線となる各結線リング13U、13V、13W(図2、図3参照)の端子部16の直下に立ち上げられている。
再び、図2を参照する。
配電部品10において、絶縁部材15には、固定子コイル5の端末線20a、20bを挿入する孔17が設けられている。固定子コイル5の端末線20a、20bは、絶縁部材15の孔17に挿入され、さらに、各結線リング13U、13V、13Wの端子部16と接続される。端子部16には突起部21が形成されている。固定子コイル5の端末線20a、20bは、突起部21において、TIG溶接等の溶接により対応する結線リング13U、13V、13W、13Nに接合される。接合構造の詳細は後述する。
本実施形態では、絶縁部材15には、結線リング13Nに対し24個、結線リング13U、13V、13Wに対し各8個の孔が設けられている。
また、絶縁部材15の溝部18には、結線リングの端子部16に対応する部分に、端子部16の接合時の熱影響を避けるための逃げ19が設けられている。
図5は、図2に図示された固定子における結線リングの端子部の構成を示す断面斜視図である。
図5を参照して、結線リング13U、13V、13Wの各端子部16と固定子コイル5の端末線20a、および結線リング13Nと固定子コイル5の端末線20bとの接合構造について説明する。
なお、結線リング13U、13V、13Wの各端子部16と固定子コイル5の端末線20a、および結線リング13Nと固定子コイル5の端末線20bとの接合構造は同様である。このため、以下の説明では、適宜、結線リング13U、13V、13W、13Nを代表して結線リング13とし、端末線20a、20bを代表して端末線20とする。
結線リング13の端子部16は突起部21、溝22、貫通孔23を備えている。突起部21は、回転電機1、すなわち、固定子4の軸方向における結線リング13の一面上に円筒状に突出して形成されている。溝22は、結線リング13の突起部21が設けられた一面と反対側に設けられている。貫通孔23は、溝22の底面から突起部21の端面21aまで、結線リング13を貫通して形成されている。端末線20は、結線リング13の溝22側から貫通孔23内に挿入され、その端面26が突起部21の端面21aとほぼ面一になる位置に配置される。
この状態で、結線リング13の突起部21と固定子コイル5の端末線20とがTIG溶接等の溶接により接合され、結線リング13の突起部21の端面21a上と固定子コイル5の端末線20の端面26上に接合部24が形成される。
結線リング13の端子部16は、塑性加工により形成される。つまり、溝22の成形と同時に突起部21が成形され、突起部21のほぼ中心に固定子コイル5の端末線20を挿入する貫通孔23が成形される。塑性加工により、溝22と同時に突起部21を成形することで、溝22の空間と突起部21の体積をほぼ同等とすることができ、突起部21の成形も容易となる。また、塑性加工により、溝22と同時に突起部21を成形することで、突起部21の貫通孔23の空間を除いた体積は、貫通孔23に挿入される固定子コイルの端末線20の先端の体積とほぼ同等とすることができる。このため、溶融時の熱バランスにより、TIG溶接等の溶接による接合が安定する。
固定子コイル5の端末線20を貫通孔23に挿入後、結線リング13の突起部21を外周よりかしめることで、結線リング13の端末線20が結線リング13の突起部21に固定される。
結線リング13と固定子コイル5とを接合した後、結線リング13の端子部16と固定子コイル5の端末線20との接合部24を含み、絶縁部材15上に配置された結線リング13を絶縁樹脂で被覆する。これにより、各結線リング間の絶縁品質が更に向上する。
本実施形態では、絶縁部材15には、各結線リング13U、13V、13W、13Nが配置される溝部18が形成されており、結線リング13U、13V、13W、13Nに対する沿面距離が確保される。このため、結線リング13U、13V、13W、13Nとして、絶縁皮膜の無い裸銅線を用いることができる。
上述したように、結線リング13の端子部16と固定子コイル5の端末線20とはTIG溶接等の溶接により接合される。結線リング13および固定子コイル5は、銅により形成されている。接合部24のボイド等の発生を抑制して接合部24の信頼性を確保するため、結線リング13および固定子コイル5は、共に、純度6N(99.9999%)レベルの無酸素銅、高純度銅を用いる必要がある。純度6Nレベルの無酸素銅、高純度銅を得るには、酸素等の不純物を低減するため、多数の工程が必要であり、高コストとなる。従って、純度6Nレベルの無酸素銅、高純度銅からなる結線リング13および固定子コイル5を用いることは、回転電機1のコストを上昇させる要因となる。
そこで、本実施形態では、結線リング13にチタンを含む純度5N(99.999%)以下、望ましくは純度4N(99.99%)以下の希薄銅合金を用い、固定子コイル5に純度5N以下、望ましくは純度4N以下の通常の銅を用いた。結線リング13の希薄銅合金は、一例として、2〜12mass ppmの硫黄と、2〜30mass ppmの酸素と、4〜55mass ppmのチタンを含み、残部が銅からなる。この希薄銅合金は、銅純度が4Nもしくは5Nであるが、接合の信頼性が高く、かつ、無酸素銅、高純度銅より安価である。
図6(A)〜(C)は、結線リング13の端子部16と固定子コイル5の端末線20との接合状態を示す模式図である。図6(A)は、本発明の実施例、すなわち、結線リング13を、チタンを含む純度4Nの銅により形成し、固定子コイル5、すなわち、端末線20を通常の純度4Nの銅により形成したものである。図6(B)は、結線リング13および固定子コイル5を、共に、通常の純度4Nの銅により形成した比較例である。図6(C)は、結線リング13および固定子コイル5を、共に、純度6Nの高純度銅により形成した従来品である。各図に図示される黒い斑点がボイドである。
図6(A)に図示される本発明の実施例には、1〜2のボイドはみられるが、その数量、大きさおよび発生領域の広さは、いずれも、図6(B)に示される純度4Nの銅同士を接合した比較例に比し、遥かに小さい。図6(B)に示す比較例では、純度4Nの銅は酸素を含んでいるため、溶接により、酸素O2が析出し、多数の大きいボイドが広い範囲に亘り発生する。これに対し、本発明の実施例では、結線リング13にチタンが含有されているため、比較例と同量程度の酸素を含有しているが、溶接を行っても、酸化チタン(Ti−O)、二酸化チタン(Ti−O2)が生成され、ボイドの発生が抑制される。このチタン含有によるボイド発生の抑制効果は、チタンが結線リング13のみに含有され、固定子コイル5には含有されていない場合でも得られることが確認された。
図6(C)の高純度銅(6N)同士の接合では、ボイドの発生は殆どみられない。これに比すと、本発明の実施例におけるボイド発生の抑制は、わずかに及ばない。しかし、接合の信頼性には影響しないことが確認された。
固定子コイル5を、結線リング13と同じ材料、つまり、チタンを含む希薄銅合金により形成してもよい。しかし、固定子コイル5は、端末線20を除き、エナメルめっき膜等の絶縁皮膜5aを施して絶縁を図る必要があるが、チタンを含む希薄銅合金は、強固な不働態皮膜を形成するため、エナメル等の絶縁皮膜5aをめっきにより形成するのは困難である。前処理により、不働態皮膜の再生成を防いでめっきする方法もあるが、高コスト化する。
このため、実質的にチタンを含有しない通常の純度4Nの銅により形成することとした。通常の純度4Nの銅の作製は、チタンが所定量含有される希薄銅合金を作製する場合に比し、製造コストが安価になるという利点もある。
本発明の実施形態によれば、下記の効果を奏する。
(1)結線リング13の端子部16と固定子コイル5の端末線20とが溶接により接合された固定子4において、結線リング13を、固定子コイル5よりもチタンが多く含有された銅により形成し、固定子コイル5を、純度5N(99.999%)以下の銅により形成した。これにより、結線リング13および固定子コイル5の低コスト化を図り、かつ、接合の信頼性を確保することができる。
(2)固定子コイル5を、通常の純度4Nの銅により形成すると共に、エナメルめっき膜で被覆した。このため、固定子コイル5を能率的に作製することが可能であり、かつ、チタンを含有する銅により形成された結線リング13と溶接しても接合時の信頼性を確保することができる。
(3)固定子コイル5の銅の純度を、4N(99.99%)以下とすることにより、より低コスト化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、結線リング13U、13V、13W、13Nとして、絶縁皮膜の無い裸銅線を用いた構造として例示した。しかし、結線リング13U、13V、13W、13Nとして、めっきを施した銅配線を用いてもよい。
上記実施形態では、三相4線式のスター結線式の回転電機1として例示した。しかし、本発明は、中性相を有していないが、デルタ結線式の三相交流型の回転電機に適用することができる。また、本発明は、三相6線式の回転電機に適用することができる。さらに、本発明は、三相よりも多い相数(例えば6相)に適用することができる。
結線リング13、固定子コイル5は、丸線として例示したが、共に角線でもよいし、丸線と角線等の組み合わせとしてもよい。また、銅線を変形させることにより、1つの結線リング13に丸線や角線を混在させるようにしてもよい。同様に、1つの固定子コイル5に丸線や角線を混在させるようにしてもよい。丸線については、真円である必要はなく、楕円でも構わない。角線についても四角形である必要はなく、四角形以外の多角形でも構わない。
上記実施形態では、回転子6が永久磁石式の回転電機1として例示した。しかし、本発明は、回転子6は永久磁石式でなく、インダクション式や、シンクロナスリラクタンス、爪磁極式等にも適用可能である。また、内転型で説明を行っているが、外転型やリニアモータ、アキシャルギャップ型にも適用可能である。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1 回転電機
4 固定子
5 固定子コイル
6 回転子
8 固定子コア
11、11U、11V、11W 電力供給端子部
12 ティース部
13、13U、13V、13W、13N 結線リング
16 端子部
20、20a、20b 端末線
21 突起部
21a 端面
22 溝
23 貫通孔

Claims (5)

  1. 回転子と、
    ティース部を有する固定子コアと、前記ティース部に巻回され、前記固定子コアの軸方向の端面から突出される端末線を有する固定子コイルと、前記固定子コイルの前記端末線が接合される端子部を有する結線リングを有する固定子とを備え、
    前記固定子コイルは、前記ティース部に巻回された巻回部が絶縁皮膜により被覆され、
    前記結線リングおよび前記固定子コイルは、銅により形成され、
    前記結線リングは、酸素およびチタンを含む純度4N(99.99%)以下の希薄銅合金であり、前記固定子コイルは、前記チタンを含まない純度4N(99.99%)以下の銅である回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記固定子コイルを被覆する前記絶縁皮膜は、エナメルめっき膜である回転電機。
  3. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記結線リングは、2〜12mass ppmの硫黄と、2〜30mass ppmの酸素と、4〜55mass ppmのチタンを含み、残部が銅からなる回転電機。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記結線リングの前記端子部は、前記結線リングにおける前記固定子の軸方向の一面上に突出する突起部と、前記結線リングの前記突起部と反対側に設けられた溝と、前記溝から前記突起部の端面まで貫通する貫通孔を有し、
    前記固定子コイルの前記端末線は、前記結線リングの前記端子部の前記貫通孔内に配置されて前記突起部に接合されている回転電機。
  5. 請求項に記載の回転電機において、
    前記固定子コイルの前記端末線と前記結線リングの前記端子部とは、溶接により接合されている回転電機。
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