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JP2009225401A - 撮像装置、画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

撮像装置、画像処理装置および画像処理方法 Download PDF

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JP2009225401A JP2008070730A JP2008070730A JP2009225401A JP 2009225401 A JP2009225401 A JP 2009225401A JP 2008070730 A JP2008070730 A JP 2008070730A JP 2008070730 A JP2008070730 A JP 2008070730A JP 2009225401 A JP2009225401 A JP 2009225401A
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公靖 水野
Atsushi Muraki
淳 村木
Koki Dobashi
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Abstract

【課題】外部接続された表示器と、表示される画像との間で色空間を調整して、最適な色表現を行う。
【解決手段】画像を記憶した記憶媒体から画像を読み出し、外部表示端子に接続された表示器の表示解像度を取得し、読み出された画像の解像度を判定し、取得された画像の解像度と判定された表示器の表示解像度の比較に基づき色変換係数を決定し、この決定された色変換のための係数を用いて読み出された画像の色を変換して外部表示端子に出力する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、最適な色表現で画像を表示する撮像装置、画像処理装置および画像処理方法に関する。
最近、高精細度(High Definition:以後HDと記す)動画撮影が可能なデジタルカメラが開発されてきている。これらのデジタルカメラでは、HD動画撮影、標準精細度(Standard Definition:以後SDと記す)動画撮影、静止画撮影、動画撮影中の静止画撮影などが行なえる。一方、HDテレビが普及しつつあり、これらのデジタルカメラで撮影したHD動画や静止画をテレビで鑑賞するという提案もされてきている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−253984号公報
このようなデジタルカメラで使用されている色空間は、一例として、HD動画:ITU−R709、SD動画:ITU−R601、静止画:ITU−R601というように複数有り、一方で外部接続される表示装置、例えばテレビ側でも、HD表示ではITU−R709、SD表示ではITU−R601と複数の色空間が使用されている。したがって、このようなデジタルカメラをテレビに接続して例えばHD動画、SD動画、静止画を混在させたスライドショーを行う場合には、デジタルカメラ側の画像の色空間と、テレビ側の色空間とを考慮して、適宜適切な色空間変換処理を行なう必要がある。
しかし、これら色空間を示す情報は必ずしも画像に付加されているというわけではなく、表示器側も使用中の色空間がどれであるかと言う情報を必ずしも外部に出しているものではない。このため表示されるべき画像と表示器の間で色空間の不一致が起こり、最適な色表現がなされないという問題があった。
請求項1に記載の発明では、撮像手段と、撮像手段によって得られた画像を記憶する記憶手段と、画像データの色を変換する色変換手段と、記憶手段から画像を読み出す読み出し手段と、外部表示端子と、外部表示端子に接続された表示器の解像度を取得する解像度取得手段と、読み出し手段によって読み出された読み出し画像の解像度を判定する解像度判定手段と、解像度取得手段によって取得された解像度と解像度判定手段によって判定された解像度の比較に基づき色変換係数を決定する係数決定手段と、係数決定手段により決定された係数を用いて色変換手段が色変換した画像を外部表示端子に出力する表示制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、係数決定手段は、解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度であり、かつ、解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度ではない場合にはITU−R709からITU−R601へと色変換する係数を決定し、解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度ではなく、かつ、解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度であった場合にはITU−R601からITU−R709へと色変換する係数を決定し、そのほかの場合には色変換を行わない係数を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置を提供する。
請求項3記載の発明では、動画撮影中に所定の操作を検出すると撮像手段によって得られた画像に対して、動画の場合とは異なる色処理をした上で静止画として保存することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置を提供する。
請求項4記載の発明では、画像を記憶した記憶媒体から画像を読み出す読み出し手段と、画像データの色を変換する色変換手段と、外部表示端子と、外部表示端子に接続された表示器の解像度を取得する解像度取得手段と、読み出し手段によって読み出された読み出し画像の解像度を判定する解像度判定手段と、解像度取得手段によって取得された解像度と解像度判定手段によって判定された解像度の比較に基づき色変換係数を決定する係数決定手段と、係数決定手段により決定された係数を用いて色変換手段が色変換した画像を外部表示端子に出力する表示制御手段とを備えた画像処理装置を提供する。
請求項5記載の発明では、係数決定手段は、解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度であり、かつ、解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度ではない場合にはITU−R709からITU−R601へと色変換する係数を決定し、解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度ではなく、かつ、解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度であった場合にはITU−R601からITU−R709へと色変換する係数を決定し、そのほかの場合には色変換を行わない係数を決定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置を提供する。
請求項6記載の発明では、画像を記憶した記憶媒体から画像を読み出すステップと、外部表示端子に接続された表示器の解像度を取得するステップと、読み出された画像の解像度を判定するステップと、取得された表示器の解像度と判定された画像の解像度の比較に基づき色変換係数を決定するステップと、この決定された係数を用いて読み出された画像の色を変換し外部表示端子に出力するステップとを備えた画像処理方法を提供する。
本発明によれば、表示されるべき画像と表示器の間で色空間を一致させることができ、最適な色表現がなされる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
撮像装置は、例えば、図1に示すように、撮像部1、現像処理部2、色空間変換部3、画像処理部4、動画処理部5、静止画処理部6、記録メディア制御部7、記録メディア8、メモリ9、CPU10、ユーザI/F11、表示制御部12、外部表示接続端子13を備えている。
撮像部1は撮像レンズ群と撮像レンズ群を通過した被写体像を二次元の画像信号に変換するCCDやCMOS等のイメージセンサを含んで構成されている。撮像部1はイメージセンサからの撮像データに対して各種補正処理を行ない、RAW(Bayer)データを生成してメモリ9に格納する。現像処理部2は、撮像部1がメモリ9に格納したRAWデータの現像処理(Bayer→RGB変換)を行い、RGBデータを色空間変換部3に出力する。
色空間変換部3は、記録時には現像処理部2からのRGBデータをYCbCrデータに変換してメモリ9に格納し、再生時にはメモリ9からYCbCrデータを読み出し、必要に応じてITU−R601 YCbCr→ITU−R709 YCbCr,ITU−R709 YCbCr→ITU−R601 YCbCrのような色空間の変換処理を行ない、YCbCrデータを表示制御部12に出力する。
画像処理部4は、色空間変換部3がメモリ9に格納したYCbCrデータに対してサイズ変換や画像調整等の処理を行ない、処理後のデータをメモリ9に格納する。動画処理部5は、記録時にはYCbCrデータをメモリ9から読み出しMPEG等の圧縮処理を行なってメモリ9に書き込み、再生時にはMPEGデータをメモリ9から読み出し、これを伸長して得たYCbCrの動画データをメモリ9に出力する。静止画処理部6は記録時にはYCbCrデータをメモリ9から読み出しJPEG等の圧縮処理を行なってメモリ9に書き込み、再生時にはJPEGデータをメモリ9から読み出し、これを伸長して得たYCbCrの静止画データをメモリ9に出力する。
記録メディア制御部7は、記録メディア8の制御全般を行なうブロックであり、MPEGデータやJPEGデータの読み書きなどを行なう。CPU10は図1の撮像部全体を制御したり、シャッターキーや動画撮影開始キーその他のキーから成るユーザI/F11の制御をしたりする。表示制御部12は、例えばHDMI端子からなる外部表示接続端子13を通じて、外部表示器(例えばテレビ)に映像データや音声データを出力したり、外部表示器の解像度などの諸情報を取得する。また表示制御部12は、外部表示器(例えばテレビ)に映像データを出力する際のブランキング期間開始をCPU10に伝えたりする。
以下で、本実施形態におけるスチルインHDムービーの処理について、図2を用いて具体的に説明する。本実施形態では、HD動画の色空間をITU−R709、SD動画及び静止画の色空間をITU−R601であるとする。CPU10は、ユーザによるHD動画撮影キー(図示せず)の押下を検出すると(ステップS001)、色空間変換部3に対して、生成するデータの色空間がITU−R709になるように設定を行なう(ステップS002)。そして、撮像部、現像処理部、色空間変換部3、画像処理部4、動画処理部5、記録メディア制御部7にHD動画撮影の開始を指示する。すると、撮像部は1/30秒毎にRAWデータをメモリ9に書き込む(ステップS003)。そして、HD動画の撮影中にシャッターキー(図示せず)が押下されたことをCPU10が検出すると(ステップS004)、CPU10は撮像部に対して、メモリ9上に静止画用のRAWデータを保存するように指令する。すると、撮像部はメモリ9上の動画用とは別の領域に静止画用のRAWデータを保存する(ステップS005)。
スチルインHDムービーを行なうときには、メモリ9上のRAWデータの保存先は、図3に示すようなバッファ構成にしておく。図3を見ると、RAW0〜RAW9までの10ヶの領域がある。ひとつの領域は、静止画用のRAWデータ1つ分の格納ができる。スチルインHDムービーの際には、撮像部は、CPU10からの指令される度に、図3の領域に静止画用のRAWデータを、RAW0→RAW1→RAW2→・・・と順に保存していく。図3では10ヶ分の静止画用RAWデータを保存できる。従って、HD動画の撮影開始から終了までの間に、スチルインHDムービーにより10枚分の静止画撮影ができることになる。なお、CPU10は、静止画用のRAWデータの保存枚数を管理しておき、10枚以上の静止画撮影を行なわないようにする。
静止画用のRAWデータが記録されると、動画用のRAWデータを現像処理部が読み出し、RGBデータを生成する。RGBデータはそのまま色空間変換部3に渡される。色空間変換部3では、RGBデータをITU−R709 YCbCrデータに変換し、それを画像処理部4に渡す。画像処理部4では、YCbCrデータをHD動画サイズに合わせるようにサイズに変換し、画像調整処理等を行なってYCbCrデータをメモリ9に書き込む。続いてメモリ9に書き込まれたYCbCrデータは動画処理部5により読み出されてMPEG圧縮処理されて再びメモリ9に書き込まれる(ステップS006)。
ユーザによりHD動画の撮影が終了されると(ステップS007)、最終フレームまでのMPEGデータ処理が完了する(動画処理部5によるメモリ9上へのMPEGデータの格納の完了)のをCPU10は待つ。そして、MPEGデータ処理が完了したら、スチルインHDムービーによって一枚以上の静止画用RAWデータを格納しているならば、CPU10は色空間変換部3に対して、生成するデータの色空間がITU−R601になるように設定する(ステップS008)。そして、HD動画撮影中に保存した静止画用のRAWデータをJPEG化する(ステップS009)。静止画用のRAWデータをJPEG化するときには、CPU10は、現像処理部、色空間変換部3、画像処理部4、静止画処理部6、記録メディア制御部7に1枚分の静止画処理の開始を指示する。その際、現像処理部には、静止画用のRAWデータの格納先として、図3のRAW0の領域のアドレスを通知する。つまり、現像処理部は、RAW0の領域からRAWデータを読み出して、現像処理を行なう。現像処理によりRGBデータに変換されると、色空間変換部3に送られる。色空間変換部3では、RGB→ITU−R601 YCbCr変換を行い、それを画像処理部4に渡す。画像処理部4では、YCbCrデータを静止画サイズに合わせるようにサイズに変換し、画像調整処理等を行なってYCbCrデータをメモリ9に書き込む。続いてメモリ9に書き込まれたYCbCrデータは静止画処理部6により読み出されてJPEG圧縮処理されて再びメモリ9に書き込まれる。JPEG圧縮されたデータは記録メディア制御部7が読み出し、記録メディア8に書き込みを行なう。これによって、1枚分の静止画撮影が完了する。
その後、同様に、CPU10はすべての静止画用RAWデータのJPEG化が完了するまで処理を繰り返す(ステップS010)。但し、現像処理部に通知するアドレスは、RAW1,RAW2,・・・と順番に変えていく。保存した全ての静止画用のRAWデータのJPEG化が終わり、記録メディア制御部7による記録メディア8への格納が終われば、スチルインHDムービーにより撮影された静止画の処理が完了する。このようにすることで、HD動画撮影と、スチルインHDムービーの静止画を適切な色空間で処理することができるようになる。
以上で述べたように、HD動画撮影開始時には、色空間変換部3をITU−R709に設定しておき、スチルインHDムービーの際には、静止画用のRAWデータをメモリ9上に溜めておく。そして、HD動画の撮影が終了したら、色空間変換部3をITU−R601に設定してから静止画処理をまとめて行なうようにする。このように制御することで、HD動画と静止画における色空間を適切にできる。
なお、スチルインHDムービーの際に、HD動画の撮影が完了した後に、色空間変換部3の設定を変更して静止画の処理をまとめて処理するようにしたが、動画のフレーム単位の処理が1フレーム分の時間(例えば1/30秒)以内で終わるようであれば、1フレーム分の時間において動画の処理が行われていない時間に静止画を処理してもよい。その場合には、1フレーム分の動画処理が終わった時点で、色空間変換部3を静止画用の設定に変更し、静止画の処理を行い、次のフレームにおける動画の処理が始まる前に、色空間変換部3を動画用の設定に戻すようにすればよい。このようにすると、スチルインHDムービーの撮影枚数が、図3のようにバッファの容量に制限されなくなり、さらに使い勝手のよいスチルインHDムービーが実現できるようになる。
このようなデジタルカメラにおいて、静止画とHD動画とSD動画を混在させたスライドショーを行なう場合について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでのスライドショーとは、静止画とHD動画とSD動画を所定の順番で再生表示するものを示す。表示制御部12は、外部表示接続端子13にHDMIケーブルによってテレビが接続されたのを確認すると(ステップS101)、CPU10にそれを通知する。CPU10は接続されたテレビの表示解像度を取得するように表示制御部12に指示を出す。表示制御部12はテレビと通信を行ない、テレビ側の表示解像度を取得し、CPU10に通知する(ステップS102)。続いてCPU10は、テレビ表示用のファイル(HD動画やSD動画のMPEGファイル、もしくは静止画のJPEGファイル)を記録メディア8から読み出すように、記録メディア制御部7に指示を出す(ステップS103)。記録メディア制御部7では、記録メディア8からCPU101により指定されたファイルを読み出し、メモリ9上に格納する。
CPU10はメモリ9上に格納されたファイルを調査し、当該ファイルの画像解像度を含むファイル情報を取得する(ステップS104)。解像度取得手段によって取得された解像度と解像度判定手段によって判定された解像度が次の「条件1」を満たすかどうかを調べる(ステップS105)。

条件1:解像度取得手段によって取得された解像度がHDではなく、かつ、前記解像度判定手段によって判定された解像度がHDである;

「条件1」が満たされた場合には(ステップS105でY)、ITU−R601からITU−R709へと色変換する係数を色空間変換部3にセットする(ステップS106)。「条件1」が満たされなかった場合には(ステップS105でN)、次の「条件2」を満たすかどうかを調べる(ステップS107)。

条件2:解像度取得手段によって取得された解像度がHDであり、かつ、解像度判定手段によって判定された解像度がHDではない;

「条件2」が満たされた場合には(ステップS107でY)、ITU−R709からITU−R601へと色変換する係数を色空間変換部3にセットする(ステップS108)。条件2が満たされなかった場合には(ステップS107でN)、色変換を行わない係数を色空間変換部3にセットする(ステップS109)。
続いてCPU10は表示制御部12からテレビ出力信号のブランキング期間を示す通知を取得し、ブランキング期間中であるかどうかを調べる(ステップS110)。ブランキング期間中であれば(ステップS110でY)色空間変換部3に対する設定変更を行なう。ブランキング期間中でなければ(ステップS110でN)待機する。これは、ブランキング期間ではなく、有効な映像信号をテレビに出力している最中に色空間変換設定を変更してしまうと、テレビの表示にノイズのようなチラつきが出たり、色合いがおかしくなったりする恐れがあるからである。
色空間変換部3における設定変更が完了した後、CPU10は、色空間変換部3、表示制御部12、そしてメモリ9上に保管しているファイルがHD動画用のMPEGファイルの場合は動画処理部5に、ファイルが静止画用のJPEGファイルの場合には静止画処理部6に対して、テレビへの再生表示の指示を出す。
動画再生の場合には、動画処理部5がメモリ9上に保管されているファイルからMPEGデータを読み出して伸長し、YCbCrデータをメモリ9上に保管する。その保管したYCbCrデータは色空間変換部3により読み出され、色空間変換部3における上記の設定に従った色空間変換が行なわれる。そして、色空間変換が行なわれたYCbCrデータは、テレビ側の色空間に合わされたYCbCrデータとなり、表示制御部12に対して出力される。表示制御部12ではこのYCbCrデータをテレビ出力信号に載せてテレビに出力する。一方、静止画再生の場合には、静止画処理部6がメモリ9上に保管されているファイルからJPEGデータを読み出して伸長し、YCbCrデータをメモリ9上に保管する。その保管したYCbCrデータは色空間変換部3により読み出され、色空間変換部3における上記の設定に従った色空間変換が行なわれる。そして、色空間変換が行なわれたデータは、テレビ側の色空間に合わせたYCbCrデータとなり、表示制御部12に対して出力される。そして表示制御部12ではテレビ側の色空間に合わされたYCbCrデータをテレビ出力信号に載せてテレビに出力する(ステップS112)。
そして、動画再生の場合にはフレームレートに対応した所定の時間(例えば1/30秒)、静止画再生の場合にはスライドショー設定で定められた所定の時間(例えば3秒)が経過した後にステップS103に戻って前述の処理を繰り返す。
本実施形態によれば、スチルインHDムービー等のように、撮影時においてHD動画の色空間と静止画の色空間が異なるような場合でも、それぞれに適した色空間の撮影ができるようになる。また、HD動画、SD動画と静止画を混在させたスライドショー再生のように、色空間が異なる複数の画像データを複数の色空間を持つテレビに表示出力する際でも、各画像の解像度とテレビの表示解像度から、各画像データの色空間とテレビ側の色空間に考慮した色空間変換を行ってテレビ表示するようにしているので、テレビで正しい色合いの表示ができるようになる。
本実施形態における説明では、色空間はITU−R709とITU−R601であったが、これに限定されるものではない。本実施形態における説明では、色空間の異なるファイルをスライドショー再生する場合について説明したが、本発明はスライドショーに限定するものではなく、色空間の異なる画像データを表示する場合に適用できるものである。また本実施形態における説明では、テレビ表示することを前提に説明したが、テレビに限るものではない。例えば、映像出力先が、PCモニタなどの表示装置であっても、本発明は適用できる。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成図である。 第1の実施形態に係る撮像処理フローである。 第1の実施形態に係るバッファ構成図である。 第2の実施形態に係る画像表示処理フローである。
符号の説明
1・・・撮像部、2・・・現像処理部、3・・・色空間変換部、4・・・画像処理部、5・・・動画処理部、6・・・静止画処理部、7・・・記録メディア制御部、8・・・記録メディア、9・・・メモリ、10・・・CPU、11・・・ユーザI/F、12・・・表示制御部、13・・・外部表示接続端子

Claims (6)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られた画像を記憶する記憶手段と、
    前記画像データの色を変換する色変換手段と、
    前記記憶手段から画像を読み出す読み出し手段と、
    外部表示端子と、
    前記外部表示端子に接続された表示器の解像度を取得する解像度取得手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された読み出し画像の解像度を判定する解像度判定手段と、
    前記解像度取得手段によって取得された解像度と前記解像度判定手段によって判定された解像度の比較に基づき色変換係数を決定する係数決定手段と、
    前記係数決定手段により決定された係数を用いて前記色変換手段が色変換した画像を前記外部表示端子に出力する表示制御手段と
    を備えた撮像装置
  2. 前記係数決定手段は、
    前記解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度であり、かつ、前記解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度ではない場合にはITU−R709からITU−R601へと色変換する係数を決定し、
    前記解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度ではなく、かつ、前記解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度であった場合にはITU−R601からITU−R709へと色変換する係数を決定し、
    そのほかの場合には色変換を行わない係数を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 動画撮影中に所定の操作を検出すると前記撮像手段によって得られた画像に対して、動画の場合とは異なる色処理をした上で静止画として保存することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 画像を記憶した記憶媒体から画像を読み出す読み出し手段と、
    前記画像データの色を変換する色変換手段と、
    外部表示端子と、
    前記外部表示端子に接続された表示器の解像度を取得する解像度取得手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された読み出し画像の解像度を判定する解像度判定手段と、
    前記解像度取得手段によって取得された解像度と前記解像度判定手段によって判定された解像度の比較に基づき色変換係数を決定する係数決定手段と、
    前記係数決定手段により決定された係数を用いて前記色変換手段が色変換した画像を前記外部表示端子に出力する表示制御手段と
    を備えた画像処理装置。
  5. 前記係数決定手段は、
    前記解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度であり、かつ、前記解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度ではない場合にはITU−R709からITU−R601へと色変換する係数を決定し、
    前記解像度取得手段によって取得された解像度が高精細度ではなく、かつ、前記解像度判定手段によって判定された解像度が高精細度であった場合にはITU−R601からITU−R709へと色変換する係数を決定し、
    そのほかの場合には色変換を行わない係数を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 画像を記憶した記憶媒体から画像を読み出すステップと、
    外部表示端子に接続された表示器の解像度を取得するステップと、
    読み出された画像の解像度を判定するステップと、
    取得された表示器の解像度と判定された画像の解像度の比較に基づき色変換係数を決定するステップと、
    この決定された係数を用いて読み出された画像の色を変換し外部表示端子に出力するステップと
    を備えた画像処理方法。
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