JP2009297099A - フロアチェア - Google Patents
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Abstract
【課題】リクライニング機構を備えたフロアチェアにおいて、リクライニング機構を作動させるための操作部の操作性に優れているとともに、操作部が不用意に操作される危険性がなく、しかも意匠性にも優れているフロアチェアを提供すること。
【解決手段】座部1と、背もたれ部2と、肘掛け部3と、前記背もたれ部の角度を調整可能なリクライニング機構を有するフロアチェアにおいて、前記リクライニング機構を作動させるための操作部5が前記肘掛け部の直下に設けられているフロアチェアとする。
【選択図】図1
【解決手段】座部1と、背もたれ部2と、肘掛け部3と、前記背もたれ部の角度を調整可能なリクライニング機構を有するフロアチェアにおいて、前記リクライニング機構を作動させるための操作部5が前記肘掛け部の直下に設けられているフロアチェアとする。
【選択図】図1
Description
本発明は、背もたれ部の角度を変化させることができるリクライニング機構を有するフロアチェアに関し、より詳しくはリクライニング機構を作動させるための操作部の操作性に優れているフロアチェアに関するものである。
従来、座椅子や高座椅子等のフロアチェアには、背もたれ部の角度を変化させることができるリクライニング機構を備えたものが多く存在している。
このようなリクライニング機構を備えたフロアチェアの多くは、座部の側方に設けられたレバーを操作することにより、リクライニング機構を作動させるように構成されている(例えば、下記特許文献1参照)。
このようなリクライニング機構を備えたフロアチェアの多くは、座部の側方に設けられたレバーを操作することにより、リクライニング機構を作動させるように構成されている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、肘掛けに手を置いて座っている姿勢の利用者にとって、座部の側方に設けられたレバーは手よりもかなり低い位置にあるため、レバーを操作するためには、一旦肘掛けから手を下ろしてレバーの位置を確認してから操作しなければならず面倒であった。特に、利用者が背もたれ部を大きく倒した状態で座っている場合には、レバーに手が届かなくなるため、利用者はレバーを操作するためにわざわざ身体を起こす必要があり、非常に面倒であった。
このように、従来のリクライニング機構付きフロアチェアには、リクライニング機構を作動させるための操作部(レバー)の操作性が悪いという問題があった。
かかる問題を解決するための方法としては、例えばレバーを長くする方法が考えられる。
しかしながら、レバーを長くすると、利用者の手が意図せずにレバーに当たったり、近くを通った人の足がレバーに当たったりする等して不用意にレバーが操作される危険性が高くなり、また外観的にレバーが非常に目立つようになることから、意匠性も大きく損なわれるという問題があった。
かかる問題を解決するための方法としては、例えばレバーを長くする方法が考えられる。
しかしながら、レバーを長くすると、利用者の手が意図せずにレバーに当たったり、近くを通った人の足がレバーに当たったりする等して不用意にレバーが操作される危険性が高くなり、また外観的にレバーが非常に目立つようになることから、意匠性も大きく損なわれるという問題があった。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、リクライニング機構を備えたフロアチェアにおいて、リクライニング機構を作動させるための操作部の操作性に優れているとともに、操作部が不用意に操作される危険性がなく、しかも意匠性にも優れているフロアチェアを提供するものである。
請求項1に係る発明は、座部と、背もたれ部と、肘掛け部と、前記背もたれ部の角度を調整可能なリクライニング機構を有するフロアチェアであって、前記リクライニング機構を作動させるための操作部が前記肘掛け部の直下に設けられていることを特徴とするフロアチェアに関する。
請求項2に係る発明は、前記操作部が、前記肘掛け部と略平行に且つ該肘掛け部の長さ方向に沿って配設されたプレートからなることを特徴とする請求項1記載のフロアチェアに関する。
請求項3に係る発明は、前記プレートは、前記肘掛け部の長さ方向に沿う軸を中心として回動可能に設けられ、前記リクライニング機構は、前記肘掛け部の外側において該プレートを上向きに回動操作した時に作動することを特徴とする請求項2記載のフロアチェアに関する。
請求項4に係る発明は、前記リクライニング機構がシリンダからなり、該シリンダは、一端側が前記座部を構成するフレームに取り付けられ、他端側が前記背もたれ部を構成するフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のフロアチェアに関する。
請求項5に係る発明は、前記操作部と前記リクライニング機構はワイヤにより接続され、前記ワイヤは、前記プレートと前記シリンダの作動スイッチとを接続しており、前記プレートの上向き回動操作により、前記ワイヤを介して前記作動スイッチが操作されることを特徴とする請求項4記載のフロアチェアに関する。
請求項6に係る発明は、前記ワイヤは、前記肘掛け部を構成する中空のフレーム内部に挿通されていることを特徴とする請求項5記載のフロアチェアに関する。
請求項7に係る発明は、前記ワイヤは、前記肘掛け部を支持するように該肘掛け部から下方に延設された2本の互いに平行なフレーム間に配置されていることを特徴とする請求項5記載のフロアチェアに関する。
請求項8に係る発明は、前記背もたれ部は、上下方向において複数の部材に分割形成されており、該複数の部材の少なくとも1つが、前記背もたれ部を構成するフレームに沿って上下方向に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載のフロアチェアに関する。
請求項1に係る発明によれば、リクライニング機構を作動させるための操作部が肘掛け部の直下に設けられているため、利用者は、肘掛け部の上に手を置いて座った姿勢のままで操作部を操作してリクライニング機構を作動させることが可能となり、操作性に優れたものとなる。
また利用者や他の人が意図せずに接触する等して不用意にレバーが操作される危険性が低く、しかも操作部が目立たないために意匠性にも優れたものとなる。
また利用者や他の人が意図せずに接触する等して不用意にレバーが操作される危険性が低く、しかも操作部が目立たないために意匠性にも優れたものとなる。
請求項2に係る発明によれば、操作部が肘掛け部と略平行に且つ該肘掛け部の長さ方向に沿って配設されたプレートからなることにより、利用者は、肘掛け部の前方寄り位置に手を置いた体勢でも後方寄り位置に手を置いた体勢でも、プレートを操作することが可能となる。これにより、例えば、利用者が背もたれ部を大きく倒した状態で座っている場合でも、そのままの体勢でプレートを操作することが可能となり、非常に操作性に優れたものとなる。
請求項3に係る発明によれば、プレートは、肘掛け部の長さ方向に沿う軸を中心として回動可能に設けられ、リクライニング機構は、肘掛け部の外側において該プレートを上向きに回動操作した時に作動することにより、利用者は肘掛けに親指を掛けた状態でその他の指を使ってプレートを回動操作することでリクライニング機構を作動させることができる。つまり、利用者は、肘掛けに手を置いたままで手を握る動作をするだけでリクライニング機構を作動させることができるため、非常に操作性に優れたものとなる。
請求項4に係る発明によれば、リクライニング機構がシリンダからなり、該シリンダは、一端側が座部を構成するフレームに取り付けられ、他端側が背もたれ部を構成するフレームに取り付けられていることにより、簡単な構成で確実に背もたれ部を無段階で傾動させることが可能となる。
請求項5に係る発明によれば、操作部とリクライニング機構がワイヤにより接続され、ワイヤがプレートとシリンダの作動スイッチとを接続しており、プレートの上向き回動操作によりワイヤを介して作動スイッチが操作されることにより、簡易な構成で操作部の操作を離れた位置にあるリクライニング機構へと円滑且つ確実に伝達することが可能となる。
請求項6に係る発明によれば、ワイヤが肘掛け部を構成する中空のフレーム内部に挿通されていることにより、ワイヤを安定して保持することができるとともに、ワイヤに予期しない外力が加わって断線したりリクライニング機構が誤動作したりすることが防止される。
請求項7に係る発明によれば、ワイヤは、肘掛け部を支持するように該肘掛け部から下方に延設された2本の互いに平行なフレーム間に配置されていることにより、ワイヤに予期しない外力が加わりにくくなり、ワイヤが断線したりリクライニング機構が誤動作したりすることが防止される。
請求項8に係る発明によれば、背もたれ部が上下方向において複数の部材に分割形成されており、該複数の部材の少なくとも1つが背もたれ部を構成するフレームに沿って上下方向に移動可能であることにより、利用者の座高に応じて背もたれ部の高さを自在に変更することが可能となる。
以下、本発明に係るフロアチェアの好適な実施形態について、図面を適宜参照しながら説明する。
図1は本発明に係るフロアチェアの正面斜視図、図2は本発明に係るフロアチェアの背面斜視図、図3は本発明に係るフロアチェアの側面図である。
本発明に係るフロアチェアは、座部(1)と、背もたれ部(2)と、肘掛け部(3)と、背もたれ部(2)の角度を調整可能なリクライニング機構(4)(図1〜3には不図示)と、リクライニング機構を作動させるための操作部(5)を備えている。
図1は本発明に係るフロアチェアの正面斜視図、図2は本発明に係るフロアチェアの背面斜視図、図3は本発明に係るフロアチェアの側面図である。
本発明に係るフロアチェアは、座部(1)と、背もたれ部(2)と、肘掛け部(3)と、背もたれ部(2)の角度を調整可能なリクライニング機構(4)(図1〜3には不図示)と、リクライニング機構を作動させるための操作部(5)を備えている。
背もたれ部(2)は、上下方向において複数の部材(図示例では3つ)に分割形成されている。
これら複数の部材の少なくとも1つ(図示例では上方の2つ)が、背もたれ部(2)を構成するフレーム(後述する第三フレーム(14))に沿って上下方向に移動可能となっている。
具体的には、背もたれ部(2)の背面に上下方向に延びる凹部(21)が形成されており、この凹部(21)に上下方向に延びるフレーム(14)が嵌まっていることによって、背もたれ部(2)がフレーム(14)に沿って上下方向に移動可能となっている(図2中の矢印参照)。
そして、移動させた背もたれ部(2)を適当な位置でビス固定することにより、利用者の座高に合わせて背もたれ部(2)の高さを調整することができる。
尚、背もたれ部(2)が分割形成されていないものも本発明に含まれる。
これら複数の部材の少なくとも1つ(図示例では上方の2つ)が、背もたれ部(2)を構成するフレーム(後述する第三フレーム(14))に沿って上下方向に移動可能となっている。
具体的には、背もたれ部(2)の背面に上下方向に延びる凹部(21)が形成されており、この凹部(21)に上下方向に延びるフレーム(14)が嵌まっていることによって、背もたれ部(2)がフレーム(14)に沿って上下方向に移動可能となっている(図2中の矢印参照)。
そして、移動させた背もたれ部(2)を適当な位置でビス固定することにより、利用者の座高に合わせて背もたれ部(2)の高さを調整することができる。
尚、背もたれ部(2)が分割形成されていないものも本発明に含まれる。
操作部(5)は、肘掛け部(3)の直下(真下近傍)に設けられているプレート(以下、プレート(5)と称す)からなる。
尚、図示例では、操作部(5)を左側の肘掛け部(3)の直下に設けているが、右側の肘掛け部(3)の直下に設けてもよいし、左右両方の肘掛け部(3)の直下に設けてもよい。これは、後述する第二実施形態についても同様である。
尚、図示例では、操作部(5)を左側の肘掛け部(3)の直下に設けているが、右側の肘掛け部(3)の直下に設けてもよいし、左右両方の肘掛け部(3)の直下に設けてもよい。これは、後述する第二実施形態についても同様である。
プレート(5)は、肘掛け部(3)の下面と略平行に且つ肘掛け部(3)の長さ方向(フロアチェアの前後方向)に沿って延びている長方形状の板からなる。
プレート(5)は、肘掛け部(3)の長さと略同じかもしくは僅かに短い程度の長さであって、肘掛け部(3)の下面から若干(例えば約3〜6cm程度)下方の位置に配設されている。
プレート(5)は、肘掛け部(3)の長さと略同じかもしくは僅かに短い程度の長さであって、肘掛け部(3)の下面から若干(例えば約3〜6cm程度)下方の位置に配設されている。
図4は肘掛け部(3)におけるプレート(5)の取り付け構造を示す分解斜視図、図5は同構造を示す断面図であり、図6は同構造をプレート(5)の操作方法と共に示す図である。尚、図6(a)(b)において、A方向矢視図を右下に描いている。
プレート(5)は、肘掛け部(3)を構成する中空パイプ状のフレーム(6)(以下、肘掛け部フレーム(6)と称す)の下方に取り付けられている。
肘掛け部フレーム(6)の上方には、肘掛け部フレーム(6)の上側及び内側(座部がある側)を覆うようにカバー部材(31)が装着される。このカバー部材(31)は肘掛け部(3)の上面を構成する部材である。尚、図5ではカバー部材(31)は省略されている。
上記したフレーム(6)及びカバー部材(31)が外観上視認されないように布や皮革で包まれることにより、図1乃至図3に示したような肘掛け部(3)が構成され、その直下にプレート(5)が位置するようになる。
プレート(5)は、肘掛け部(3)を構成する中空パイプ状のフレーム(6)(以下、肘掛け部フレーム(6)と称す)の下方に取り付けられている。
肘掛け部フレーム(6)の上方には、肘掛け部フレーム(6)の上側及び内側(座部がある側)を覆うようにカバー部材(31)が装着される。このカバー部材(31)は肘掛け部(3)の上面を構成する部材である。尚、図5ではカバー部材(31)は省略されている。
上記したフレーム(6)及びカバー部材(31)が外観上視認されないように布や皮革で包まれることにより、図1乃至図3に示したような肘掛け部(3)が構成され、その直下にプレート(5)が位置するようになる。
肘掛け部フレーム(6)の上面には、該フレームの前後方向に沿って互いに間隔をあけて3つの小プレート(7)が固定されている。3つの小プレート(7)のうち、最前方と最後方に位置する2つの小プレート(71)は、下方向に延設された舌片(72)を有しており(最後方の小プレートの舌片は見えていない。)、2つの小プレート(71)の舌片(72)間の距離はプレート(5)の長さと略同じに設定されている。
2つの舌片(72)は共に貫通孔(73)を有しており、貫通孔(73)に夫々ビス(74)を挿入し、ビス(74)のねじ部をプレート(5)の前端縁と後端縁に夫々ねじ込むことにより、2つの舌片(72)の間にプレート(5)が固定される。
このような方法で固定されたプレート(5)は、2つのビス(74)を結ぶ線、つまり、肘掛け部(3)の長さ方向に沿う軸を中心として回動可能となる(図6(b)矢印参照)。
2つの舌片(72)は共に貫通孔(73)を有しており、貫通孔(73)に夫々ビス(74)を挿入し、ビス(74)のねじ部をプレート(5)の前端縁と後端縁に夫々ねじ込むことにより、2つの舌片(72)の間にプレート(5)が固定される。
このような方法で固定されたプレート(5)は、2つのビス(74)を結ぶ線、つまり、肘掛け部(3)の長さ方向に沿う軸を中心として回動可能となる(図6(b)矢印参照)。
肘掛け部フレーム(6)は、その前方寄り位置において上下方向に該フレームを貫通する貫通孔(61)を有している。また、この貫通孔(61)部分の上面には滑車(81)を備えたプレート(8)が固定されている。
プレート(8)は下方に向けて延びる左右一対の延出片(82)を有しており、これら一対の延出片(82)の間に滑車(81)が回動可能に挟着されている。延出片(82)は、肘掛け部フレーム(6)の上方の貫通孔(61)を通って該フレーム内部にまで延びており、これによって滑車(81)が肘掛け部フレーム(6)の内部に位置している。
プレート(8)は下方に向けて延びる左右一対の延出片(82)を有しており、これら一対の延出片(82)の間に滑車(81)が回動可能に挟着されている。延出片(82)は、肘掛け部フレーム(6)の上方の貫通孔(61)を通って該フレーム内部にまで延びており、これによって滑車(81)が肘掛け部フレーム(6)の内部に位置している。
肘掛け部フレーム(6)の内部にはワイヤ(9)が挿通されている(図5参照)。
ワイヤ(9)は、操作部とリクライニング機構とを接続するものであり、より具体的にはプレート(5)とシリンダの作動スイッチ(後述する)とを接続している。尚、図中の(91)はワイヤ(9)を被覆するワイヤチューブである。
ワイヤ(9)の一端側は、図5に示すように滑車(81)に沿って巻き掛けられた後、肘掛け部フレーム(6)の下方の貫通孔(61)を通ってフレーム外へと出て、肘掛け部(3)の下方にあるプレート(5)に固定されている。図5中、ワイヤ(9)のプレート(5)への固定部を符号(10)で示す。
ワイヤ(9)は、操作部とリクライニング機構とを接続するものであり、より具体的にはプレート(5)とシリンダの作動スイッチ(後述する)とを接続している。尚、図中の(91)はワイヤ(9)を被覆するワイヤチューブである。
ワイヤ(9)の一端側は、図5に示すように滑車(81)に沿って巻き掛けられた後、肘掛け部フレーム(6)の下方の貫通孔(61)を通ってフレーム外へと出て、肘掛け部(3)の下方にあるプレート(5)に固定されている。図5中、ワイヤ(9)のプレート(5)への固定部を符号(10)で示す。
図4及び図6(a)(b)に示すように、肘掛け部フレーム(6)は肘掛け部(3)の内側(座部がある側)寄りに配置され、プレート(5)は肘掛け部(3)の外側寄りに配置されている。
プレート(5)の幅方向の端縁は、内側端縁が肘掛け部フレーム(6)の幅方向略中央に位置し、外側端縁はカバー部材(31)よりも外側に位置している(図6(a)等参照)。また、プレート(5)を固定している2つのビス(74)は、プレート(5)の幅方向中心よりも内側に位置している。
これらの構成により、利用者は肘掛け部(3)に手を置いたままの状態で、肘掛け部(3)の外側からプレート(5)を容易に操作することが可能となる。
プレート(5)の幅方向の端縁は、内側端縁が肘掛け部フレーム(6)の幅方向略中央に位置し、外側端縁はカバー部材(31)よりも外側に位置している(図6(a)等参照)。また、プレート(5)を固定している2つのビス(74)は、プレート(5)の幅方向中心よりも内側に位置している。
これらの構成により、利用者は肘掛け部(3)に手を置いたままの状態で、肘掛け部(3)の外側からプレート(5)を容易に操作することが可能となる。
図7は、本発明に係るフロアチェアのクッション材等の外装材を除去した状態、すなわちフレームのみの状態を示す正面斜視図である。尚、図7において、背もたれ部(2)の上方部分、プレート(5)の取付構造、ワイヤ(9)、シリンダ(4)の作動スイッチ(後述する)の周辺部は省略されている。
本発明に係るフロアチェアは、中空パイプ状の金属製フレームにより全体の骨格が形成されている。
フレームは、大きく分けて、上述した肘掛け部フレーム(6)とフロアチェアの脚部とを構成している第1フレーム(12)と、座部(1)を構成している第2フレーム(13)と、背もたれ部(2)を構成している第3フレーム(14)とからなり、これらのフレームが組み合わされてフロアチェアの骨格を形成している。
フレームは、大きく分けて、上述した肘掛け部フレーム(6)とフロアチェアの脚部とを構成している第1フレーム(12)と、座部(1)を構成している第2フレーム(13)と、背もたれ部(2)を構成している第3フレーム(14)とからなり、これらのフレームが組み合わされてフロアチェアの骨格を形成している。
第2フレーム(13)と第3フレーム(14)とは、第2フレーム(13)に固定された左右一対のプレート(13a)と、第3フレーム(14)に取り付けられた左右一対のプレート(14a)を、ピン(15)を介して枢着することにより連結されている。これにより、第3フレーム(14)はピン(15)を中心として第2フレーム(13)に対して回動可能となっている(図中矢印参照)。
フレームには、リクライニング機構を構成するシリンダ(4)が取り付けられている。
シリンダ(4)の種類は特に限定されず、エアシリンダ等のガスシリンダであってもよいし、油圧シリンダ等の液圧シリンダであってもよい。
シリンダ(4)は、一端側が角パイプ(18)を介して座部(1)を構成する第2フレーム(13)に取り付けられ、他端側が背もたれ部(2)を構成する第3フレーム(14)に取り付けられている。より具体的には、シリンダ(4)の他端側は、第3フレーム(14)の最下部の水平バー(141)に取り付けられている。
これにより、シリンダ(4)のロッドが伸長すると背もたれ部(2)は前方に傾動し、ロッドが短縮すると背もたれ部(2)は後方に傾動するようになり、背もたれ部(2)の座部(1)に対する角度を変化させることができる(図3,7の矢印参照)。
シリンダ(4)の種類は特に限定されず、エアシリンダ等のガスシリンダであってもよいし、油圧シリンダ等の液圧シリンダであってもよい。
シリンダ(4)は、一端側が角パイプ(18)を介して座部(1)を構成する第2フレーム(13)に取り付けられ、他端側が背もたれ部(2)を構成する第3フレーム(14)に取り付けられている。より具体的には、シリンダ(4)の他端側は、第3フレーム(14)の最下部の水平バー(141)に取り付けられている。
これにより、シリンダ(4)のロッドが伸長すると背もたれ部(2)は前方に傾動し、ロッドが短縮すると背もたれ部(2)は後方に傾動するようになり、背もたれ部(2)の座部(1)に対する角度を変化させることができる(図3,7の矢印参照)。
図8は図7の丸印部分(シリンダの作動スイッチ周辺部)の詳細図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
シリンダ(4)の一端部には、該シリンダを作動させるための作動ポインター(4a)が設けられている。
作動ポインター(4a)が押圧されることにより、シリンダ(4)のロッドを自在に伸縮させることが可能となり、無段階で背もたれ部(2)の傾きを調整することができるようになる。
具体的には、作動ポインター(4a)が押圧された状態において、利用者が背もたれ部(2)に後ろ向きに力を加えるとシリンダロッドが短縮して背もたれ部(2)が後方に倒れ、力を抜くとシリンダロッドが伸長して背もたれ部(2)が前方に戻る。また、作動ポインター(4a)の押圧が解除されると、背もたれ部(2)は動かなくなって所望の角度に固定される。
シリンダ(4)の一端部には、該シリンダを作動させるための作動ポインター(4a)が設けられている。
作動ポインター(4a)が押圧されることにより、シリンダ(4)のロッドを自在に伸縮させることが可能となり、無段階で背もたれ部(2)の傾きを調整することができるようになる。
具体的には、作動ポインター(4a)が押圧された状態において、利用者が背もたれ部(2)に後ろ向きに力を加えるとシリンダロッドが短縮して背もたれ部(2)が後方に倒れ、力を抜くとシリンダロッドが伸長して背もたれ部(2)が前方に戻る。また、作動ポインター(4a)の押圧が解除されると、背もたれ部(2)は動かなくなって所望の角度に固定される。
シリンダ(4)の一端側は、互いに回動可能に枢着された2つのコの字状金具(16)(17)を介して、第2フレーム(13)に固定された角パイプ(18)に接続されている。
コの字状金具(16)の下部には、レバー金具(19)の下部がピン(20)を介して回動可能に枢着されている。このレバー金具(19)は、シリンダ(4)の作動スイッチとして機能する。
レバー金具(19)の上部にはピン(21)を介してワイヤ(9)の他端部が固定されており、ワイヤ(9)が前後に移動すると、レバー金具(19)がピン(20)を支点として回動する(図8(b)の矢印参照)。
ワイヤ(9)が後方に移動する(引っ張られる)と、レバー金具(19)は仮想線で示す位置まで回動し、これによりシリンダ(4)の作動ポインター(4a)が押圧される。
コの字状金具(16)の下部には、レバー金具(19)の下部がピン(20)を介して回動可能に枢着されている。このレバー金具(19)は、シリンダ(4)の作動スイッチとして機能する。
レバー金具(19)の上部にはピン(21)を介してワイヤ(9)の他端部が固定されており、ワイヤ(9)が前後に移動すると、レバー金具(19)がピン(20)を支点として回動する(図8(b)の矢印参照)。
ワイヤ(9)が後方に移動する(引っ張られる)と、レバー金具(19)は仮想線で示す位置まで回動し、これによりシリンダ(4)の作動ポインター(4a)が押圧される。
以下、本発明に係るフロアチェアのリクライニング機構の操作方法について説明する。
利用者は、図9及び図10に示すように、フロアチェアに座って肘掛け部(3)に手(H)を置いた状態で操作部(5)を操作する。
具体的には、親指を肘掛け部(3)に掛けた状態で、肘掛け部(3)の外側において、残りの指を肘掛け部(3)の直下にあるプレート(5)の下面に当て、握る動作をする。
すると、図6(b)(c)の矢印に示すように、プレート(5)は2つのビス(74)を結ぶ線、つまり肘掛け部(3)の長さ方向に沿う軸を中心として、肘掛け部(3)の外側において上向きに回動する。
利用者は、図9及び図10に示すように、フロアチェアに座って肘掛け部(3)に手(H)を置いた状態で操作部(5)を操作する。
具体的には、親指を肘掛け部(3)に掛けた状態で、肘掛け部(3)の外側において、残りの指を肘掛け部(3)の直下にあるプレート(5)の下面に当て、握る動作をする。
すると、図6(b)(c)の矢印に示すように、プレート(5)は2つのビス(74)を結ぶ線、つまり肘掛け部(3)の長さ方向に沿う軸を中心として、肘掛け部(3)の外側において上向きに回動する。
プレート(5)が肘掛け部(3)の外側において上向きに回動すると、肘掛け部(3)の内側においてプレート(5)が下向きに回動し、これに伴ってワイヤ(9)の一端部が下方に引っ張られる(図6(b)参照)。
ワイヤ(9)の一端部が下方に引っ張られると、ワイヤ(9)の他端部が後方に移動するため、レバー金具(19)が仮想線で示す位置まで回動し、シリンダ(4)の作動ポインター(16a)が押圧される(図8(b)参照)。
これにより、シリンダ(4)のロッドを自在に伸縮させることが可能となり、利用者が背もたれ部(2)に加える力を調整することで、背もたれ部(2)の傾きを自在に調整することができるようになる。
ワイヤ(9)の一端部が下方に引っ張られると、ワイヤ(9)の他端部が後方に移動するため、レバー金具(19)が仮想線で示す位置まで回動し、シリンダ(4)の作動ポインター(16a)が押圧される(図8(b)参照)。
これにより、シリンダ(4)のロッドを自在に伸縮させることが可能となり、利用者が背もたれ部(2)に加える力を調整することで、背もたれ部(2)の傾きを自在に調整することができるようになる。
次に、本発明に係るフロアチェアの別の実施形態(以下、第二実施形態という)について説明する。
第二実施形態のフロアチェアは、上述した実施形態(以下、第一実施形態という)のフロアチェアと作用は同じであるが、肘掛け部(3)におけるプレート(5)の取り付け構造とフレーム構造が異なっている。
以下、第二実施形態のフロアチェアが第一実施形態のものと異なる点について説明し、同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
第二実施形態のフロアチェアは、上述した実施形態(以下、第一実施形態という)のフロアチェアと作用は同じであるが、肘掛け部(3)におけるプレート(5)の取り付け構造とフレーム構造が異なっている。
以下、第二実施形態のフロアチェアが第一実施形態のものと異なる点について説明し、同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図11は肘掛け部(3)におけるプレート(5)の取り付け構造を示す分解斜視図、図12は同構造をプレート(5)の操作方法と共に示す断面図、図13は同構造をプレート(5)の操作方法と共に示す斜視図である。
肘掛け部(3)は、第一実施形態と同様のカバー部材(31)の下面を支持する支持板(50)を有しており、支持板(50)は垂直下方に延設された2本の互いに平行な中空パイプ状のフレーム(51)により支持されている。尚、図11ではカバー部材(31)は省略されている。
肘掛け部(3)は、第一実施形態と同様のカバー部材(31)の下面を支持する支持板(50)を有しており、支持板(50)は垂直下方に延設された2本の互いに平行な中空パイプ状のフレーム(51)により支持されている。尚、図11ではカバー部材(31)は省略されている。
2本のフレーム(51)の内側(座部がある側)には、肘掛け部(3)の長さ方向に沿って延びる軸(52)が取り付けられている。また、2本のフレーム(51)の互いに対向する周面部分には、軸(52)を該フレームの内側に取り付けるための直方体状のブロック(59)が夫々固定されている。
軸(52)は、長さ方向の両端部及び中央部に、外側(座部が無い側)に向けて延びるコの字状の突出片(53)(54)が固着されている。両端部に固着された突出片(53)は、コの字の互いに平行な板状部分が水平となり且つその開放部が外側に向くように配されている。中央部に固着された突出片(54)は、コの字の互いに平行な部分が垂直となり且つその開放部が上側に向くように配されている。そして、突出片(53)(54)は共に、互いに平行な板状部分を貫通する貫通孔を有している。また、突出片(54)はその下面に貫通孔(60)を有している(図12参照)。
軸(52)の突出片(53)と突出片(54)との間の位置(2箇所)には、上下方向に延びる小プレート(55)が夫々固着されており、これら小プレート(55)は貫通孔を有している。
ブロック(59)と小プレート(55)とは互いの貫通孔が合致するように重ねられ、合致した貫通孔にボルト(56)が挿通されてナット(図示略)が螺着される。これにより、2本のフレーム(51)の内側に軸(52)が固定される。
ブロック(59)と小プレート(55)とは互いの貫通孔が合致するように重ねられ、合致した貫通孔にボルト(56)が挿通されてナット(図示略)が螺着される。これにより、2本のフレーム(51)の内側に軸(52)が固定される。
2本のフレーム(51)の内側に軸(52)が固定された状態で、突出片(53)に対してプレート(5)が固定される。
プレート(5)は、肘掛け部(3)の長さ方向に沿って延びており、平面視において長方形の長さ方向両端が内側に突出した凹形状を呈している。また、プレート(5)の内側への突出部分には貫通孔が形成されている。
そして、プレート(5)と突出片(53)の貫通孔を合致させ、合致した貫通孔にボルト(57)を挿通してナット(図示略)を螺着することにより、突出片(53)に対してプレート(5)が固定される。
プレート(5)は、肘掛け部(3)の長さ方向に沿って延びており、平面視において長方形の長さ方向両端が内側に突出した凹形状を呈している。また、プレート(5)の内側への突出部分には貫通孔が形成されている。
そして、プレート(5)と突出片(53)の貫通孔を合致させ、合致した貫通孔にボルト(57)を挿通してナット(図示略)を螺着することにより、突出片(53)に対してプレート(5)が固定される。
ワイヤ(9)は、2本のフレーム(51)の中間位置において上下方向に延びるように配置されており、その上端部(一端部)には円柱状の係止部材(58)が取り付けられている。
係止部材(58)は、図12に示すように、軸(52)から突出した突出片(54)の互いに平行な板状部分に設けられた貫通孔に嵌め込まれ、この状態においてワイヤ(9)は突出片(54)の下面に設けられた貫通孔(60)を貫通する。
係止部材(58)は、図12に示すように、軸(52)から突出した突出片(54)の互いに平行な板状部分に設けられた貫通孔に嵌め込まれ、この状態においてワイヤ(9)は突出片(54)の下面に設けられた貫通孔(60)を貫通する。
ワイヤ(9)の他端部は、第一実施形態と同様に、シリンダの作動スイッチ(レバー金具(19))と接続されている。
但し、第一実施形態では、ワイヤ(9)はプレート(5)とシリンダの作動スイッチを直接的に接続していたが、第二実施形態では、ワイヤ(9)はプレート(5)とシリンダの作動スイッチとを軸(52)の突出片(54)を介して間接的に接続している。
但し、第一実施形態では、ワイヤ(9)はプレート(5)とシリンダの作動スイッチを直接的に接続していたが、第二実施形態では、ワイヤ(9)はプレート(5)とシリンダの作動スイッチとを軸(52)の突出片(54)を介して間接的に接続している。
図14は、第二実施形態に係るフロアチェアのクッション材等の外装材を除去した状態、すなわちフレームのみの状態を示す正面斜視図である。尚、図14においても、背もたれ部(2)の上方部分、プレート(5)の取付構造、ワイヤ(9)、シリンダ(4)の作動スイッチ(後述する)の周辺部は省略されている。
尚、シリンダの作動スイッチ周辺部の構成は第一実施形態と同様である(図8参照)。
尚、シリンダの作動スイッチ周辺部の構成は第一実施形態と同様である(図8参照)。
第二実施形態におけるフレームは、大きく分けて、フロアチェアの脚部を構成している第1フレーム(12)と、座部(1)を構成している第2フレーム(13)と、背もたれ部(2)を構成している第3フレーム(14)と、右側の肘掛け部下方のフレーム(51)と左側の肘掛け部下方のフレーム(51)を連結している第4フレームからなり、これらのフレームが組み合わされてフロアチェアの骨格を形成している。
以下、第二実施形態に係るフロアチェアのリクライニング機構の操作方法について説明する。
利用者は、図9及び図10に示すように、フロアチェアに座って肘掛け部(3)に手(H)を置いた状態で操作部(5)を操作する。
具体的には、親指を肘掛け部(3)に掛けた状態で、肘掛け部(3)の外側において、残りの指を肘掛け部(3)の直下にあるプレート(5)の下面に当て、握る動作をする。
すると、図12(b)及び図13(b)の矢印に示すように、プレート(5)は肘掛け部(3)の長さ方向に沿う軸(52)を中心として、肘掛け部(3)の外側において上向きに回動する。
利用者は、図9及び図10に示すように、フロアチェアに座って肘掛け部(3)に手(H)を置いた状態で操作部(5)を操作する。
具体的には、親指を肘掛け部(3)に掛けた状態で、肘掛け部(3)の外側において、残りの指を肘掛け部(3)の直下にあるプレート(5)の下面に当て、握る動作をする。
すると、図12(b)及び図13(b)の矢印に示すように、プレート(5)は肘掛け部(3)の長さ方向に沿う軸(52)を中心として、肘掛け部(3)の外側において上向きに回動する。
プレート(5)が肘掛け部(3)の外側において上向きに回動すると、突出片(54)が軸(52)と共に上向きに回動し、これに伴ってワイヤ(9)の上端部が上方に引っ張られる(図12(b)参照)。
ワイヤ(9)の上端部が上方に引っ張られると、ワイヤ(9)の他端部が後方に移動するため、レバー金具(19)が仮想線で示す位置まで回動し、シリンダ(4)の作動ポインター(16a)が押圧される(図8(b)参照)。
これにより、シリンダ(4)のロッドを自在に伸縮させることが可能となり、利用者が背もたれ部(2)に加える力を調整することで、背もたれ部(2)の傾きを自在に調整することができるようになる。
ワイヤ(9)の上端部が上方に引っ張られると、ワイヤ(9)の他端部が後方に移動するため、レバー金具(19)が仮想線で示す位置まで回動し、シリンダ(4)の作動ポインター(16a)が押圧される(図8(b)参照)。
これにより、シリンダ(4)のロッドを自在に伸縮させることが可能となり、利用者が背もたれ部(2)に加える力を調整することで、背もたれ部(2)の傾きを自在に調整することができるようになる。
上記したように、本発明に係るフロアチェアは、第一実施形態及び第二実施形態のいずれのものも、利用者は、肘掛け部の上に手を置いて座った姿勢のままで操作部を操作してリクライニング機構を作動させることができる。
また、利用者は、肘掛け部の前方寄り位置に手を置いた体勢(図9参照)でも後方寄り位置に手を置いた体勢(図10参照)でも、プレート(5)を操作することができる。
そのため、利用者が背もたれ部を後方に大きく倒して座っている場合(図10参照)でも、そのままの姿勢でプレートを操作することができるため、非常に操作性に優れている。
また、利用者は、肘掛け部の前方寄り位置に手を置いた体勢(図9参照)でも後方寄り位置に手を置いた体勢(図10参照)でも、プレート(5)を操作することができる。
そのため、利用者が背もたれ部を後方に大きく倒して座っている場合(図10参照)でも、そのままの姿勢でプレートを操作することができるため、非常に操作性に優れている。
本発明に係るフロチェアは、リクライニング機構の操作部の構成に特徴を有するものであり、その他の構成(例えばフロアチェアの形状等)は特に限定されない。
例えば、座部の下に脚部を備えないものであってもよいし、脚部が木製のものであってもよいし、脚部に対して座部が回転する形態のものであってもよいし、マッサージ機能が付加されたものであってもよい。
例えば、座部の下に脚部を備えないものであってもよいし、脚部が木製のものであってもよいし、脚部に対して座部が回転する形態のものであってもよいし、マッサージ機能が付加されたものであってもよい。
本発明は、リクライニング機構を備えた座椅子等のフロアチェアに対して利用することができる。
1 座部
2 背もたれ部
3 肘掛け部
4 リクライニング機構(シリンダ)
5 操作部(プレート)
6 肘掛け部フレーム
9 ワイヤ
19 作動スイッチ(レバー金具)
51 2本のフレーム
2 背もたれ部
3 肘掛け部
4 リクライニング機構(シリンダ)
5 操作部(プレート)
6 肘掛け部フレーム
9 ワイヤ
19 作動スイッチ(レバー金具)
51 2本のフレーム
Claims (8)
- 座部と、背もたれ部と、肘掛け部と、前記背もたれ部の角度を調整可能なリクライニング機構を有するフロアチェアであって、
前記リクライニング機構を作動させるための操作部が前記肘掛け部の直下に設けられていることを特徴とするフロアチェア。 - 前記操作部が、前記肘掛け部と略平行に且つ該肘掛け部の長さ方向に沿って配設されたプレートからなることを特徴とする請求項1記載のフロアチェア。
- 前記プレートは、前記肘掛け部の長さ方向に沿う軸を中心として回動可能に設けられ、
前記リクライニング機構は、前記肘掛け部の外側において該プレートを上向きに回動操作した時に作動することを特徴とする請求項2記載のフロアチェア。 - 前記リクライニング機構がシリンダからなり、
該シリンダは、一端側が前記座部を構成するフレームに取り付けられ、他端側が前記背もたれ部を構成するフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のフロアチェア。 - 前記操作部と前記リクライニング機構はワイヤにより接続され、
前記ワイヤは、前記プレートと前記シリンダの作動スイッチとを接続しており、
前記プレートの上向き回動操作により、前記ワイヤを介して前記作動スイッチが操作されることを特徴とする請求項4記載のフロアチェア。 - 前記ワイヤは、前記肘掛け部を構成する中空のフレーム内部に挿通されていることを特徴とする請求項5記載のフロアチェア。
- 前記ワイヤは、前記肘掛け部を支持するように該肘掛け部から下方に延設された2本の互いに平行なフレーム間に配置されていることを特徴とする請求項5記載のフロアチェア。
- 前記背もたれ部は、上下方向において複数の部材に分割形成されており、
該複数の部材の少なくとも1つが、前記背もたれ部を構成するフレームに沿って上下方向に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載のフロアチェア。
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Citations (4)
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JP2000025498A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-25 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用シート |
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JP2004057239A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-26 | Delta Kogyo Co Ltd | シート構造 |
JP2007105293A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Kokuyo Furniture Co Ltd | 椅子 |
-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008152125A patent/JP2009297099A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130522 |