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JP2009275902A - ポール継手 - Google Patents

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Publication number
JP2009275902A
JP2009275902A JP2008130593A JP2008130593A JP2009275902A JP 2009275902 A JP2009275902 A JP 2009275902A JP 2008130593 A JP2008130593 A JP 2008130593A JP 2008130593 A JP2008130593 A JP 2008130593A JP 2009275902 A JP2009275902 A JP 2009275902A
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JP
Japan
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pole
cylinder
cylindrical body
shaft
peripheral surface
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Pending
Application number
JP2008130593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaku Matsunaga
格 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIHATSU KK
Original Assignee
KAIHATSU KK
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Publication date
Application filed by KAIHATSU KK filed Critical KAIHATSU KK
Priority to JP2008130593A priority Critical patent/JP2009275902A/ja
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Abstract

【課題】 植栽される、つる植物の支えに使用されるポール相互を確実に繋ぎ止めるとともに、各ポールを各様の姿勢で接合できる上、鳥害や霜の害から幼苗を守るための網かけやフィルム止めの容易なポール継手を提供すること。
【解決手段】 所要内径、所要長の一対の筒体1、1が周面相互の接合部2で接合姿勢変向自在に接合され、各筒体1に周面からその軸心に向けて押しネジ1a、1bが螺着されるとともに、一方の筒体1及び/又は他方の筒体1に両開口端1dに渡るスリット1cが貫設される。
そして、前記接合部2は、一方の筒体1の軸心と直交する直交軸上で外周面に突設される抜け止め部を有する軸棒2aと、他方の筒体1の軸心と直行する直交軸上で外周面に凹設される抜け止め部を有する軸孔2bとから成り、両者の嵌着で360°回転自在である。
このほか、前記一対の筒体1、1がその軸心の交差角を0°乃至90°で固定接合部3で固定されたものも提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、つる植物の支えに使用されるポール相互を接合する継手に関する。
園芸用ポールを繋ぎ止める継手としての先行技術が特開平10−14409号公報(特許文献1)に提案されている。その技術のポール把持部1は弾性変形によってポール8を把持するものであるため、網かけやフィルム止めなどをする場合にはポール把持部1の開口縁を弾性に抗してこじ開けることとなり挿し込みに手間を要し、また、継手相互の交差角が90°の範囲であるため、実用上は交差方向に継手の向きを変えなければならないという問題点がある。
パイプ同士を連結するパイプジョイントとしての技術が特開平6−337010号公報(特許文献2)に開示されている。その特許文献2に提案された技術は連結されたパイプ2と他のパイプとを連結する手段を有しないから、このパイプジョイント1はつる植物などの支えに使用する繋ぎ止めには使用できないものであり、長溝状の窓部5は軸心方向の両開口端に渡って貫通されていないから、この窓部5に網やフィルムの端縁を引っかけようとしても挿し込むことができないという問題がある。
特開平10−14409号公報 特開平6−337010号公報
本発明は主としてプランターに植栽される、つる植物の支えに使用され各方向へ向いたポール相互を確実に繋ぎ止めるとともに、各ポールを各様の姿勢で結合できる上、鳥害や霜の害から幼苗を守るための網かけやフィルム止めの容易なポール継手を提供しようとする。
本発明の請求項1に記載したポール継手は、所要内径、所要長の一対の筒体が、周面相互の接合部で接合姿勢変向自在に接合され、該接合部において各筒体に周面から軸心に向けて所要数の押しネジが螺着されるとともに、一方の筒体及び/又は他方の筒体に両開口端に渡るスリットが貫設されて成る。
請求項2に記載したポール継手は、請求項1に記載した前記接合部が、一方の筒体の軸心と直交する直交軸上で外周面に突設される抜け止め部を有する軸棒と、他方の筒体の軸心と直行する直交軸上で外周面に凹設される抜け止め部を有する軸孔とから成る。
請求項3に記載したポール継手は、一対の筒体が、周面相互の接合部で各軸心が所要の交差角で一体に接合され、各筒体に周面からその軸心に向けて押しネジが螺着されるとともに、一方の筒体及び/又は他方の筒体に両開口端に渡るスリットが貫設されて成る。
請求項4に記載したポール継手は、請求項3に記載した前記交差角が0°乃至90°である。
ポール相互を繋ぎ止める両筒体は、回転自在な接合部を有するものでは、その開口端の変向が360°方向に自在であるから、各ポールの繋ぎ止めにおける使い勝手がよい。また、筒体の両開口端に渡って貫設されるスリットは、網やフィルムなどの端縁を筒体の内周面に挿通するために使用され、その端縁を押しネジによってポールの外周面と筒体の内周面とで簡単に挟持できるものであり、プランターによる植栽では網やフィルムによって幼苗を鳥害や霜の該から保護できる。
また、両筒体の軸心の交差角が所要に選択されて両筒体が一体に接合されたものでは、ポール配設がパターン化され易く手間が省ける
ポール相互を縦、横或いは縦、斜めに繋ぎ止める筒体は、塩ビ製でその内径、長さは適宜に選択されるが、両者の接合部は、両筒体の軸心と直交する直交軸上で360°回転自在なもの、0°乃至90°の交差角で一体とされるものがある。また、回転自在な接合部での軸棒における抜け止め部とは、逆テーパ状に形成されたテーパ軸面や、軸棒の突端に設ける拡径状の突起(爪)とともに、軸棒の最小直径内に前記テーパ軸面の最大径部や突起の外径を収めるための縮径手段とから成り、軸孔における抜け止め部とは、逆テーパ周面や孔底に設けられる拡径部である。
前記縮径手段は、単に軸棒の軸心に直交して所要幅で欠切されるスリット(一方向或いは十字方向)や、前記軸心に設ける逃げ空間と前記スリットとから成るものが挙げられる。さらに、両筒体には外周から軸心に向けて1本乃至2本の押ネジが螺着され、一方の筒体及び/又は他方の筒体には両開口端に渡って所要幅のスリットが貫設される。したがって継手としては、一方の筒体のみにスリットを設けた一対の筒体が360°その開口端を変向自在に接合部で接合され、各筒体に1個の押しネジが螺着されたもの、両筒体に前記スリットが貫設され各1個の押しネジが螺着されたもの、スリットのある筒体の一方(或いは両方)を長尺にして2個の押しネジを螺着したもの、スリットのある長尺な筒体とスリットのない短尺な筒体とが接合部で接合され、長尺な筒体に2個の押しネジが螺着され、短尺な筒体に1個の押しネジが螺着されたもの、このほか、前記各パターンで両筒体がその軸心相互を0°乃至90°の交差角で一体に接合されたものが提供される。なお、筒体のスリットには保護材としての網やフィルムなどの端縁が挿し込まれ、挿し込まれた端縁は押しネジによって簡単にポールの外周面と筒体の内周面とによって挟持される。
本発明のポール継手Aを実施例により説明すると、図1に示すように、塩ビ製円管状の内径20mm、長さ25mmの一対の筒体1、1は周面相互の接合部2で接合姿勢変向自在に接合され、上方の筒体1には長さ方向中央で鉛直軸心からその軸心に向けて螺設したネジ孔に1本の押しネジ1aが螺着され、下方の筒体1には長さ方向中央で鉛直軸心に対して下側左方から45°の角度でその軸心に向けて螺設したネジ孔に1本の押しネジ1bが螺着されるとともに、その右方周面に上向き45°の角度で2mm幅のスリット1cが図1(b)に示すように、両開口端1dに渡って貫設される。また、上方の筒体1にも下側周面に両開口端1dに渡る2mm幅のスリット1cが貫設される。そして、接合部2は上方の筒体1の下部周面に設けた所要径の接合座1eより一体に垂下した逆テーパ状(下端を大径とする)の軸棒2aと、下方の筒体1の上部周面に設けた所要径(前記接合座1eと同径)の接合座1fに抜け止め部としての逆テーパ周面2baに凹設される軸孔2bとから成り、軸棒2aにおける抜け止め部は図2に示すように、軸棒2aの軸心に設ける逃げ空間2abとこの逃げ空間2abに渡って十字状に欠切されるスリット2acとから成る。
したがって、上方の筒体1に垂下される軸棒2aは、その軸端の面取り小径部2adから下方の筒体1の軸孔2bに押し込まれ、そのとき、スリット2acによって4分割された軸棒2aの逆テーパ軸面2aaは軸心の逃げ空間2abへ縮径されて軸孔2bに挿し込まれ、挿し込み端で軸棒2aは逆テーパ状に復元されて軸孔2bの逆テーパ周面2baに嵌着し、抜け止め状態で両者は360°回転自在に接合される。
図3に示したポール継手Aは、スリット1cを設け押しネジ1aを螺着した下方の筒体1と、スリット1cがなく、押しネジ1bを螺着した上方の筒体1とを接合部2で回転自在に接合したものである。
図4に示したポール継手Aは、図3に示した下方の筒体1を長尺(前記下方の筒体1の2倍長50mm)とし、2本の押しネジ1bを螺着したものである。このポール継手Aでは下方の筒体1で2本のポール4をそれぞれの押しネジ1bで繋ぎ止める。
軸棒2aにおける抜け止め部は前記のほか、軸棒2aの先端に設ける拡径状の突起や爪(図外)と前記したスリット2acとから成り、これと対応する軸孔2bにおける抜け止め部としては、軸孔2bの孔底に設ける軸棒2aの直径より大径な拡径部(図外)が挙げられる。
図5に示したポール継手Bについて説明すると、塩ビ製円管状の内径20mm、長さ25mmの一対の筒体1、1は固定接合部3で一体に接合され、両筒体1、1にはそれぞれ1本の押しネジ1a、1bが螺設され、下方の筒体1には両開口端1dに渡るスリット1cが貫設されるもので、分図(a)に示したものは、両筒体1、1がその軸心を交差角90°(直交)で一体に接合されたものであり、分図(b)に示したものは、両筒体1、1がその軸心を交差角0°(平行)で一体に接合されたものである。なお、両者の上方の筒体1には適宜な位置に仮想線で示すように、スリット1cが貫設されることもある。
観賞用としてプランター5に植栽したあさがお6のつる支えに使用したポール継手Aの使用例を説明すると、図6に示すように、プランター5に所要間隔で立てた縦ポール4aに図1に示す上方の筒体1を挿通して押しネジ1aで固定し、各ポール継手Aの下方の筒体1の開口端1dを横方向に整列して横ポール4bを挿通し、各筒体1に押しネジ1b(図外)で横ポール4bを固定し、左右端では下方の筒体1に土に差し込んだステーポール4cを挿通して押しネジ1b(図外)で固定し、縦ポール4aの転倒防止を図る。
したがって、プランター5に植栽されたあさがお6は成長するにつれて縦ポール4aや横ポール4bに絡みつき観賞し易い状態で花を咲かせることができる。
ポール継手Aにおいて網7を設ける例を説明すると、図7に示すように、プランター5に植栽したあさがお6の二葉などの幼苗8が芽生えた頃に鳥害から幼苗8を保護するため、押しネジ1bを緩めた状態で筒体1のスリット1cから左右の各網7の端縁を挿通し、さらに端縁を横ポール4bの外周面と筒体1の内周面1gの間に挿通し押しネジ1bを締め込めば、網7は横ポール4と筒体1の内周面1gとで挟持される。フィルムなども前記と同様な要領で幼苗8の保護に供される。
本発明はポールでつる植物の支えを簡単に準備でき、幼苗8を鳥害や霜の害から保護できる網かけやフィルム止めなどの手段を有するものであり、個人的な園芸用に止まらず、営農上でも活用され得るものとして極めて有益である。
本発明は、ポールを広範な自由度で繋ぎ止める継手であるから、つる植物のプランター植栽やハウス栽培、露地栽培等に利用されその需要は個人的にも営農上からも大いに期待される。
本発明のポール継手Aの説明図で、(a)は正面図、(b)は(a)の一部を破断した右側面図。 ポール継手Aの上方の筒体1の底面図。 ポール継手Aの他の実施態様における説明図。 ポール継手Aの他の実施態様における説明図。 本発明のポール継手Bの説明図で(a)は上下の筒体1の軸心が直交(交差角90°)する場合を示し、(b)は上下の筒体1の軸心が平行(交差角0°)である場合を示す。 本発明の使用状態の説明図。 本発明の他の使用状態の部分説明図。
符号の説明
1:筒体
1a:押しネジ
1b:押しネジ
1c:スリット
1d:開口端
1e、1f:接合座
1g:内周面
2:接合部
2a:軸棒
2aa:逆テーパ軸面
2ab:逃げ空間
2ac:スリット
2ad:面取り小径部
2b:軸孔
2ba:逆テーパ周面
3:固定接合部
4:ポール
4a:縦ポール
4b:横ポール
4c:ステーポール
5:プランター
6:あさがお
7:網
8:幼苗
A、B:ポール継手

Claims (4)

  1. 一対の筒体が、周面相互の接合部で接合姿勢変向自在に接合され、各筒体に周面からその軸心に向けて押しネジが螺着されるとともに、一方の筒体及び/又は他方の筒体に両開口端に渡るスリットが貫設されて成るポール継手。
  2. 前記接合部が、一方の筒体の軸心と直交する直交軸上で外周面に突設される抜け止め部を有する軸棒と、他方の筒体の軸心と直交する直交軸上で外周面に凹設される抜け止め部を有する軸孔とから成る請求項1記載のポール継手。
  3. 一対の筒体が、周面相互の接合部で各軸心が所要の交差角で一体に接合され、各筒体に周面からその軸心に向けて押しネジが螺着されるとともに、一方の筒体及び/又は他方の筒体に両開口端に渡るスリットが貫設されて成るポール継手。
  4. 前記交差角が0°乃至90°である請求項3記載のポール継手。
JP2008130593A 2008-05-19 2008-05-19 ポール継手 Pending JP2009275902A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105003502A (zh) * 2015-07-30 2015-10-28 金寿汉 复合管搭接器及其生产和搭接方法
JP2016047022A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 コトコ株式会社 連結具及び連結型アーチ
CN111887062A (zh) * 2020-08-17 2020-11-06 马志国 一种新型家庭用苦瓜栽培架

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