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JP2009252646A - 発熱体の冷却装置 - Google Patents

発熱体の冷却装置 Download PDF

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JP2009252646A JP2008101655A JP2008101655A JP2009252646A JP 2009252646 A JP2009252646 A JP 2009252646A JP 2008101655 A JP2008101655 A JP 2008101655A JP 2008101655 A JP2008101655 A JP 2008101655A JP 2009252646 A JP2009252646 A JP 2009252646A
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Kenichi Takai
健一 孝井
Masa Sawaguchi
雅 沢口
Kazuhiko Matsumoto
和彦 松本
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Abstract

【課題】 発熱体を冷媒で間接的に冷却しつつ、発熱体の均一で良好な冷却を実現できると同時に、防水・防塵性能を向上できる発熱体の冷却装置の提供。
【解決手段】 第1冷媒の流通により内部から冷却される冷却ブロック5と、バッテリモジュール2と密着した状態で設けられる受熱板3と、冷却ブロック5と受熱板3を第1冷媒とは異なる第2冷媒による熱移動で熱的に連結するヒートパイプ4を備えることとした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、発熱体の冷却装置に関する。
従来、発熱体としてのバッテリモジュールに冷却風を直接当ててバッテリモジュールを冷却する技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
特開2005−26201号公報 特開2007−172982号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、冷却風を発熱体に直接当てて冷却しているため、発熱体の部位によって当たる風量の分布差が大きく、発熱体を均一に冷却できない上、防水・防塵性能が低いという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、発熱体を冷媒で間接的に冷却しつつ、発熱体の均一で良好な冷却を実現できると同時に、防水・防塵性能を向上できる発熱体の冷却装置を提供することである。
請求項1記載の発明では、第1冷媒の流通により内部から冷却される冷却部と、発熱体と密着した状態で設けられる受熱部と、上記冷却部と受熱部を上記第1冷媒とは異なる冷媒による熱移動で熱的に連結する連結部を備えることを特徴とする。
請求項1の発明では、発熱体で発生した熱を受熱部で受熱した後、連結部を介して冷却部で放熱して発熱体を冷却できる。
これにより、発熱体を間接的に冷却でき、発熱体の均一な冷却を実現できる。
また、受熱部は発熱体と密着した状態で設けられる上、冷却部は第1冷媒の流通により内部から冷却されるため、外部から冷媒を受熱部や冷却部に直接当てて冷却する場合に比べて、防水・防塵性能を大幅に向上できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は実施例1の冷却装置の平面図、図2は同左側面図、図3は実施例1の筐体の分解図、図4は実施例1の受熱部と連結部を説明する分解斜視図、図5は同斜視図、図6は図5のS6−S6線における断面図、図7は実施例1の冷却部を説明する分解斜視図、図8は同斜視図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1〜3に示すように、実施例1の発熱体の冷却装置1では、バッテリモジュール2(請求項の発熱部に相当)と、受熱板3(請求項の受熱部に相当)と、ヒートパイプ4(請求項の連結部に相当)と、冷却ブロック5(請求項の冷却部に相当)と、筐体6等が備えられている。
バッテリモジュール2は、図示しない自動車の電動機(主に走行用モータ)に電気を供給するためのバッテリであって、公知のものと同様に繰り返し充放電が可能なニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、またはリチウムイオン電池等の二次電池が採用されている。
図4〜6に示すように、バッテリモジュール2は、長尺な平板状に形成された6つのバッテリモジュール2a〜2fが受熱板3によって図中横3個×縦2個に並べられた状態で組み付けられている。
また、バッテリモジュール2a〜2f同士は、図示しない接続配線によって互いに電気的に直列または並列に接続されている。
受熱板3は、バッテリモジュール2a〜2fの内側にそれぞれ密着した状態で接合された2枚の板状の内側受熱板7,8と、バッテリモジュール2の外側に組み付けられた複数の板状の外側受熱板9で構成されている。
また、受熱板3は、隣接するバッテリモジュール2a〜2fを所定間隔で所定位置に配置した状態で組み付けるための治具の役目も果たしている。
なお、内側受熱板7,8同士は図外しない溶接または固定部材等により接合されている。
ヒートパイプ4は、内側受熱板7,8同士の間に介装され、偏平した円形断面形状を有する6本のヒートパイプ4a〜4fで構成されている。
各ヒートパイプ4a〜4fの両端部は閉塞される他、その内部には冷媒(水、アルコール、アンモニア、フロン、または代替フロン等、請求項の第1冷媒とは異なる冷媒に相当)が封入されている。
ヒートパイプ4は、公知のようにサイホンと同様の動作原理で作動する。
実施例1では、内側受熱板7,8と密着した加熱部側で冷媒の蒸発が生じ、冷媒の蒸気が冷却ブロック5側に移動して凝縮し、ここで、蒸発潜熱の受け渡しが行われる。
その後、凝縮した冷媒はヒートパイプ4内に設けられた図示を省略するウィックの毛細管作用で加熱部側へ再び戻ることにより、加熱部側から冷却ブロック5側への熱の移動が行われるようになっている。
図4、5に示すように、各ヒートパイプ4a〜4fを内側受熱板7,8に固定するには、先ず、内側受熱板7,8に形成された略半円形断面形状の溝10,11間に予め製造すべき外形よりも僅かに大きな外形を有する円形断面形状のヒートパイプ4a〜4fの母材をそれぞれ配置する。
次に、図外のプレス用成形装置で内側受熱板7,8同士を当接させて、母材をプレス成形して所望の偏平した円形断面形状に変形させることにより、ヒートパイプ4a〜4fの両端部を除く部分と溝10,11とを密着した状態で固定できるようになっている。
また、ヒートパイプ4a〜4fの一端部は内側受熱板7,8から外部に大きく突出した状態で配置され、ここに後述する冷却ブロック5が連結されている。
図7、8に示すように、冷却ブロック5は、各ヒートパイプ4a〜4fの一端部を介装した状態で接合される上下一対の分割部12,13で構成される他、下方の分割部13には略U字型に屈曲された冷却パイプ14の一部が該冷却ブロック5の長手方向に貫通した状態で配置されている。
また、冷却ブロック5を貫通する冷却パイプ14の貫通部14aは各ヒートパイプ4a〜4fの一端部と近接して配置されている。
また、ヒートパイプ4a〜4fの一端部を両分割部12,13に固定するには、先ず、両分割部12,13に形成された略半円形断面形状の溝15,16間に予め製造すべき外形よりも僅かに大きな外形を有する円形断面形状のヒートパイプ4a〜4fの母材の一端部をそれぞれ配置する。
次に、図外のプレス用成形装置で両分割部12,13同士を当接させて、母材をプレス成形して所望の偏平した円形断面形状に変形させることにより、ヒートパイプ4a〜4fの一端部と溝15,16とを密着した状態で固定できるようになっている。
なお、冷却ブロック5と冷却パイプ14同士、及び両分割部12,13同士はそれぞれ図示しない溶接または固定部材等により接合されている。
図1〜3に示すように、筐体6は下方へ開口した箱状の蓋体17と平板状のベース18とから構成され、これら両者でバッテリモジュール2と受熱板3の外周を覆う状態で設けられている。
なお、蓋体17とベース18同士、及び冷却ブロック5とベース18同士はそれぞれ図示しない溶接または固定部材等で互いに固定されている。
図3に示すように、蓋体17には各ヒートパイプ4a〜4fとの接触を回避するための開口部17aが形成されると共に、この開口部17aには各ヒートパイプ4の配置に合わせた最小の開口部を有する薄板状のシール部材19が貼着されて塞がれている。
その他、少なくとも受熱板3、ヒートパイプ4、及び冷却ブロック5等の各部材はアルミや銅等の熱伝導性が高い良熱伝熱材を用いて形成されている。
次に、作用を説明する。
[バッテリモジュールの冷却について]
このように構成された冷却装置1では、図2に示すように、冷却パイプ14の一端部から第1冷媒(図中二点鎖線矢印で図示)を導入して、貫通部14aを流通させることにより、冷却ブロック5を内部から冷却した後、他端部から排出させる。
なお、第1冷媒としては、例えば、公知の車室内空調装置の冷媒として用いられる低温状態時のHFC−134a、CO、または、この車室内空調装置で冷却された冷却風等を利用する。あるいは、専用の独立した冷却回路を設けてその冷媒を用いても良い。
そして、バッテリモジュール2が発熱して発生した熱を、受熱板3で受熱させた後、ヒートパイプ4を介して冷却ブロック5に移動させて、冷却ブロック5と熱交換させて放熱させることにより、バッテリモジュール2を冷却できる。
この際、バッテリモジュール2、受熱板3、ヒートパイプ4は互いに密着した状態で組み付けられているため、バッテリモジュール2の熱を受熱板3を介してヒートパイプ4に効率良く伝達でき、これにより、冷却ブロック5との熱交換を効率良く行うことができる。
また、冷却ブロック5において、ヒートパイプ4の一端部と冷却パイプ14の貫通部14aを近接して配置しているため、これら両者の熱交換を効率良くできる。
なお、ヒートパイプ4の冷媒の種類、封入量、設置数等は適宜設定できるが、バッテリモジュール2が結露しない周囲雰囲気温度・湿度状況下で作動するように設定する。
一方、バッテリモジュール2は筐体6で囲繞されて、筐体6外での結露による悪影響を受けにくいため、第1冷媒は冷却ブロック5を積極的に冷却するように設定する。
このように、実施例1では、第1冷媒をバッテリモジュール2に直接当てることなく、バッテリモジュール2を間接的に冷却できる。
従って、冷却風の上下流の温度差や不均一な流通によってバッテリモジュールの部位によって冷却風量の分布差が生じる虞がなく、バッテリモジュール2を均一に冷却でき、バッテリモジュール2の残量を有効に活用できると同時に長寿命化を実現できる。
[防水性・防塵性・結露防止について]
第1冷媒は冷却パイプ14を流通して冷却ブロック5を内部から冷却するため、バッテリモジュール2側に第1冷媒が飛散することはない。
また、バッテリモジュール2は受熱板3に密着した状態で設けられる上、この受熱板3はバッテリモジュール2と共に筐体6で覆われるため、防水性・防塵性に優れる。
さらに、第1冷媒で冷却ブロック5を積極的に冷却してもバッテリモジュール2が結露する虞がなく、冷却ブロック5の冷却性能の向上とバッテリモジュール2の結露防止を同時に実現できる。
[受熱板の治具化とバッテリモジュールの小型・軽量化について]
実施例1では、バッテリモジュール2(ヒートパイプ4共)を組み付けるための治具として受熱板3を兼用できる。
また、バッテリモジュール2a〜2fは互いに電気的に接続する接続配線を短くして抵抗を少なくしたいという要求があるため、バッテリモジュール2a〜2fを共用の受熱板3で近接した状態で正確・容易に位置決め・組み付けできると同時に、小型・軽量化を実現できる。
また、受熱板3をバッテリモジュール2a〜2fで共用させることになり、受熱板3を介して全てのヒートパイプ4に熱を伝達でき、好適となる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、実施例1では、第1冷媒の流通により内部から冷却される冷却ブロック5と、バッテリモジュール2と密着した状態で設けられる受熱板3と、冷却ブロック5と受熱板3を第1冷媒とは異なる冷媒による熱移動で熱的に連結する連結部(ヒートパイプ4)を備えるため、バッテリモジュール2を間接的に冷却しつつ、バッテリモジュール2の均一で良好な冷却を実現できると同時に、防水・防塵性能を向上できる。
また、連結部を、冷却ブロック5と受熱板3に亘って配設され、冷媒が封入されたヒートパイプ4としたため、簡便な構成でもって冷却ブロック5と受熱板3を熱的に連結できる。
また、ヒートパイプ4を偏平断面形状に形成したため、放熱・冷却面積を容易に確保でき、熱伝達効率を向上できる。
また、ヒートパイプ4を冷却ブロック5と受熱板3の内部に設けたため、外部の熱抵抗による放熱・冷却性能の低減を招く虞がなく、冷却ブロック5と受熱板3との熱交換効率を向上できる。
また、冷却ブロック5と受熱板3を、それぞれ重ね合わせた際に製造すべきヒートパイプ4の外形と合致する溝を有する複数の分割部(内側受熱板7,8及び分割部12,13)で構成し、製造すべきヒートパイプ4よりも大きな外形を有するヒートパイプ4の母材を複数の分割部(内側受熱板7,8及び分割部12,13)の溝10,11及び溝15,16内でプレス成形して、溝10,11及び溝15,16とヒートパイプ4とを密着させたため、溝10,11及び溝15,16とヒートパイプ4の製造精度の誤差に掛からず、これら両者を密着させることができ、ヒートパイプ4の放熱・冷却性能を向上できる。
また、バッテリモジュール2と受熱板3の外周を覆う筐体6を備えるため、防水・防塵性能を向上できると同時に、第1冷媒の冷却ブロック5の冷却によるバッテリモジュール2の結露を防止でき、第1冷媒で冷却ブロック5を積極的に冷却して放熱・冷却性能を向上できる。
以下、実施例2を説明する。
実施例2において、上記実施例1と同様の構成部材については同じ符号を付してその説明は省略し、相違点のみ詳述する。
図9は実施例2の冷却装置の平面図、図10は同左側面図、図11は実施例2の受熱部と連結部を説明する分解斜視図、図12は実施例2の冷却パイプと受熱板の配置を説明する断面図、図13は実施例2の冷却部を説明する斜視図である。
図9、10に示すように、実施例2の冷却装置20では、実施例1で説明したヒートパイプ4の代わりに、アルミや銅等の熱伝導性が高い良熱伝熱材を用いて形成され、第3冷媒が流通する冷却パイプ21を備えると共に、この冷却パイプ21の一部に第3冷媒を受熱板10の内部で蛇行状に流通させる蛇行部21aが設けられているという点が実施例1と異なる。
図11、12に示すように、冷却パイプ21の蛇行部21aを両内側受熱板7,8に固定するには、先ず、両内側受熱板7,8に形成された半円形断面形状の蛇行状の溝22,23間に予め製造すべき外形よりも僅かに大きな外形を有する円形断面形状の冷却パイプ21の母材を配置する。
次に、図外のプレス用成形装置で両内側受熱板7,8同士を当接させて、母材をプレス成形して所望の円形断面形状に変形させることにより、冷却パイプ21の蛇行部21aと溝22,23とを密着した状態で固定できるようになっている。
なお、内側受熱板7,8同士は図外しない溶接または固定部材等により接合されている。
また、冷却パイプ21の一端部は、冷却パイプ14の一端部に近接して配置される一方、図13に示すように、他端部は冷却パイプ14の貫通部14aに近接した貫通部21bを有して貫通した後、冷却パイプ14の他端部に近接して配置されている。
その他、冷却パイプ14の他端部は屈曲されているがこの限りではない。
このように構成された冷却装置1では、図10に示すように、実施例1と同様に冷却パイプ14の一端部から第1冷媒(図中一点鎖線矢印で図示)を流入させて冷却ブロック5を冷却した後、他端部から排出する。
一方、図9に示すように、冷却パイプ21の一端部から第3冷媒(二点鎖線矢印で図示、第1冷媒とは異なる冷媒に相当)を流入させて冷却ブロック5の第1冷媒と熱交換させて冷却した後、受熱板3に配設された蛇行部21aで蛇行するように流通して他端部から排出される間に、該受熱板3を介してバッテリモジュール2と熱交換させることにより、バッテリモジュール2を冷却できる。
第3冷媒としては、公知のラジエータに用いられる低温時の冷却水や、オイルクーラに用いられる低温時のオイル等を利用する。あるいは、専用の独立した冷却回路を設けてその冷媒を用いても良い。
なお、第3冷媒の種類、封入量、設置数等は適宜設定できるが、バッテリモジュール2が結露しない周囲雰囲気温度・湿度状況下で作動するように設定する。
従って、実施例2では、連結部を、冷却ブロック5と受熱板3に亘って配設され、冷媒を冷却ブロック5で冷却した後、受熱板3に流通させる冷却パイプ21としたため、実施例1の作用・効果と同様に、バッテリモジュール2を間接的に冷却しつつ、バッテリモジュール2の均一で良好な冷却を実現できると同時に、防水・防塵性能を向上できる。
また、第3冷媒を冷却ブロック5の第1冷媒で冷却した後、受熱板3に流通させてバッテリモジュール2を冷却するため、実施例1に比べて冷却効率を向上でき、冷却ブロック5の小型化も可能となる。
また、冷却パイプ21の一部を受熱板3に蛇行状に配設したため、流路長を容易に確保することができ、熱交換を効率良く行うことができる。
さらに、冷却ブロック5において、冷却パイプ21の貫通部21bと冷却パイプ14の貫通部14aを近接して配置しているため、これら両者の熱交換を効率良くできる。
以上、実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、発熱体をバッテリモジュールに適用した例を説明したが、走行用モータのインバータ回路等に適用しても良い。
また、ヒートパイプは、吸熱と放熱ができるように、内部で冷媒が循環すればよく、ウィックの毛細管作用を用いず内部で循環させる他の構造のものであっても良い。
また、実施例で説明した各構成部材の詳細な部位の形状、形成数、配置、固定方法、素材等は適宜設定できる。
例えば、図14に示すように、冷却ブロック5に放熱フィン30を設けて周囲空気と熱交換させるようにしても良い。
また、例えば、ヒートパイプの断面形状は実施例で説明したような偏平断面形状でなく、外周全体が湾曲した偏平断面形状(楕円)でも良い。
この場合、図15に示すように、ヒートパイプ4断面の短軸半径a1、湾曲した溝10,11(15,16)の深さ方向の寸法を示す寸法b、溝10,11(15,16)の幅方向の寸法を示す寸法cを、b>a1>cの関係となるように設定する。
そして、溝10,11(15,16)の幅方向にヒートパイプ4を潰して溝10,11(15,16)の内壁に密着させるようにしても良い。
このようにすれば、変形量を少なくしてヒートパイプ4を潰す工程を容易にできる。
また、楕円の縦・横の圧縮方向の変化(弾性)をヒートパイプ4外径(a1)が溝内径(b)に密着するように作用させることができる。
あるいは、図16に示すように、実施例と同様の幅広の溝10,11(15,16)に円形断面のヒートパイプ4を潰して密着させるようにしても良い。
実施例1の冷却装置の平面図である。 実施例1の冷却装置の左側面図である。 実施例1の筐体の分解図である。 実施例1の受熱部と連結部を説明する分解斜視図である。 実施例1の受熱部と連結部を説明する斜視図である。 図5のS6−S6線における断面図である。 実施例1の冷却部を説明する分解斜視図である。 実施例1の冷却部を説明する斜視図である。 実施例2の冷却装置の平面図である。 実施例2の冷却装置の左側面図である。 実施例2の受熱部と連結部を説明する分解斜視図である。 実施例2の冷却パイプと受熱板の配置を説明する断面図である。 実施例2の冷却部を説明する斜視図である。 その他の実施例の冷却部を説明する斜視図である。 その他の実施例のヒートパイプと溝の密着を説明する図である。 その他の実施例のヒートパイプと溝の密着を説明する図である。
符号の説明
1 冷却装置
2、2a、2b、2c、2d、2e、2f バッテリモジュール
3 受熱板
4、4a、4b、4c、4d、4e、4f ヒートパイプ
5 冷却ブロック
6 筐体
7、8 内側受熱板
9 外側受熱板
10、11、15、16 溝
12、13 分割部
14 冷却パイプ
14a 貫通部
17 蓋体
17a 開口部
18 ベース
19 シール部材
20 冷却装置
21 冷却パイプ
21a 蛇行部
21b 貫通部
22、23 溝
30 フィン

Claims (8)

  1. 第1冷媒の流通により内部から冷却される冷却部と、
    発熱体と密着した状態で設けられる受熱部と、
    前記冷却部と受熱部を第1冷媒とは異なる冷媒による熱移動で熱的に連結する連結部を備えることを特徴とする発熱体の冷却装置。
  2. 請求項1記載の発熱体の冷却装置において、
    前記連結部を、冷却部と受熱部に亘って配設され、冷媒が封入されたヒートパイプとしたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  3. 請求項2記載の発熱体の冷却装置において、
    前記ヒートパイプを偏平断面形状に形成したことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  4. 請求項2または3記載の発熱体の冷却装置において、
    前記ヒートパイプを冷却部または受熱部の内部に設けたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  5. 請求項4の記載の発熱体の冷却装置において、
    前記冷却部または受熱部を、それぞれ重ね合わせた際に製造すべきヒートパイプの外形と合致する溝を有する複数の分割部で構成し、
    前記製造すべきヒートパイプよりも大きな外形を有するヒートパイプの母材を前記複数の分割部の溝内でプレス成形して、前記溝とヒートパイプとを密着させたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  6. 請求項1記載の発熱体の冷却装置において、
    前記連結部を、冷却部と受熱部に亘って配設され、冷媒を冷却部で冷却した後、受熱部に流通させる冷却パイプとしたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  7. 請求項6記載の発熱体の冷却装置において、
    前記冷却パイプを受熱部に蛇行状に配設したことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれかに記載の発熱体の冷却装置において、
    前記発熱体と受熱部の外周を覆う筐体を備えることを特徴とする発熱体の冷却装置。
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