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JP2009249796A - 武道着下衣 - Google Patents

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Publication number
JP2009249796A
JP2009249796A JP2008103192A JP2008103192A JP2009249796A JP 2009249796 A JP2009249796 A JP 2009249796A JP 2008103192 A JP2008103192 A JP 2008103192A JP 2008103192 A JP2008103192 A JP 2008103192A JP 2009249796 A JP2009249796 A JP 2009249796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
martial arts
cord
waist
string
tightening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2008103192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Izumi
修一 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Alphart Co Ltd
Original Assignee
Toray Alphart Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Alphart Co Ltd filed Critical Toray Alphart Co Ltd
Priority to JP2008103192A priority Critical patent/JP2009249796A/ja
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Abstract

【課題】大量の汗を吸い込んでも腰紐を緩めたり締め付けたりすることが容易な、着用感にも優れた武道着下衣を提供する。
【解決手段】
ウエスト部周りに少なくとも2周巻回される締め付け紐を有する武道着下衣であって、腰部には、前記締め付け紐を通す板状部材を有し、該板状部材は、上下2段に区分されており、各段に前記締め付け紐が1回ずつ通される武道着下衣とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、柔道、空手、各種拳法等の際に着用の際に好適な武道着に関する。
柔道、空手、各種拳法などで稽古着、試合着として用いられている、上衣と下衣とからなる武道着は、一般に耐久性や堅牢性が重視されており、脱ぎ着のしやすさや着用感という観点では必ずしも満足のいくものではなかった。特にウエスト部については、締め付け紐を1重もしくは2重にして結ぶだけであるため紐が身体に食い込み易く、また、1重の場合には着脱の際に紐が抜けてしまい易く、2重の場合には、紐が抜けにくいものの、着用時に大量の汗を吸い込むと2重に巻かれた紐同士の摩擦抵抗が高くなり、紐を緩めたり締め付けたりすることが容易でないという問題があった。
例えば、武道着の下衣に関しては、特許文献1に、着用者の動きを妨げずに激しい動き時にも着崩れを生じないように、底辺が他の同一長の二辺よりも長い略二等辺三角形状の襠を、該襠の底辺が両脚部の内腿部を結ぶ線に沿い、且つ該底辺に対向する頂点が臀部側になるように股間部に縫い付けた下衣が提案されている。この文献に記載の下衣は、股間部の臀部側において襠の分だけ布地の遊びが多くなるので、着用した際には該遊びが身体臀部の膨らみを吸収し、腹部側でも充分な股上深さを確保することができるものである。しかしながら、ウエスト部については、紐を単純に2重に重ねて腰紐通しに通すものであって、上記したような問題を解決できるものではなかった。
特開2000−110014号公報
本発明は、大量の汗を吸い込んでも腰紐を緩めたり締め付けたりすることが容易な、着用感にも優れた武道着下衣を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、ウエスト部周りに少なくとも2周巻回される締め付け紐を有する武道着下衣であって、腰部には、前記締め付け紐を通す板状部材を有し、該板状部材は、上下2段に区分されており、各段に前記締め付け紐が1回ずつ通される武道着下衣を特徴とするものである。
本発明によれば、腰部に設けられた締め付け紐を通す板状部材が上下2段に区分されており、各段に前記締め付け紐が1回ずつ通されるので、腰部において締め付け紐が重ったり交差したりせず、並行に配置される。そのため、脱着時に締め付け紐の滑りがよくなり、発汗等で水分を大量に含んだ状態であっても、紐を緩めたり締め付けたりすることが容易になる。また、締め付け紐を通す部材として板状のものを採用することで、2周巻かれた締め付け紐による締め付け力を、幅広の面で身体に作用させることができる。そのため、着用時に締め付け紐が身体に局所的に食い込んで圧迫したりすることがなく、また、腰や脊髄を保護することもできる。
以下、本発明の最良の実施形態の例を、図1、図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す武道着下衣の概略模式図((a)前面側、(b)背面側)であり、図2は、図1に示す武道着下衣のウエスト部20を上方から開いて見た概略模式図((a)ウエスト部20の全体図、(b)板状部材3の拡大図)である。
図1に示す本発明の武道着下衣1は、脚部10と、ウエスト部20と、ウエスト部20の周りを2周巻回されるだけの長さを有する締め付け紐2を有している。ウエスト部20は、図2に示すように、側面にスリット5を有し、そのスリット5よりも前面側は、締め付け紐2が通るように袋状に内側に折り返されて縫製され、内側紐通し6を形成している。一方、スリット5よりも背面側も、締め付け紐2が通るように袋状に内側に折り返されて縫製され、内側紐通し8を形成しているが、かかる内側紐通し8の内部、すなわち腰部には、2周巻回される締め付け紐2を通す板状部材3が配置されている。板状部材3は、上下2段に区分されており、各段に締め付け紐2が1回ずつ通される。
かかる武道着下衣1において、締め付け紐2は、まずスリット5よりも背面側に通される。すなわち、締め付け紐2は、まず背面側の内側紐通し8に一方の開口部より通される。そして、内側紐通し8の中には板状部材3が配置されているが、締め付け紐2は最初に板状部材3の上段の区画3aに通される。その後、締め付け紐2は一旦内側紐通し8の他方の開口部から出され、続いて前面側の内側紐通し6に一方の開口部から通されるとともに他方の開口部から出され、再度、背面側の内側紐通し8に前記一方の開口部より通される。内側紐通し8の中に通された締め付け紐2は、続いて板状部材3の下段の区画3bに通され、内側紐通し8の前記他方の開口部から出される。このように締め付け紐2は、上下2段に区分された板状部材3の各段に1回ずつ通され、ウエスト部の周りを2周巻回した状態で両端部が締結される。
このとき、武道着下衣1においては、板状部材3が上下2段に区分されており、各段に締め付け紐2が1回ずつ通されるので、腰部において締め付け紐2が重ったり交差したりせず、実質的に並行に配置されることになる。そのため、脱着時に締め付け紐2の滑りがよくなり、発汗等で水分を大量に含んだ状態であっても、紐を緩めたり締め付けたりすることが容易になる。また、締め付け紐2を通す部材として板状のものを採用しているので、2周巻かれた締め付け紐2による締め付け力を、幅広の面で身体に作用させることができる。そのため、着用時に締め付け紐2が身体に局所的に食い込んで圧迫したりすることがなく、また腰や脊髄を保護することもでき、さらには着用時の安定感を高めることもできる。
そして、武道着下衣1は、次のように構成することも好ましい。すなわち、かかる武道着下衣1を構成する布帛として、大量の汗を吸収した際にも武道着下衣が足に張り付きにくいよう、内側(身体に接する側)にヒッコリーコード織の布帛を採用することが好ましい。かかる織組織の布帛は、柔軟性に優れ、着用時の身体の動きを妨げることがないとともに、皮膚との接触面積を低減することで身体へのべたつきを防ぐことができる。また、汗が縦方向に流れ易く、速乾性にも優れる。
また、武道着下衣1は、前面に小便用の開口部を有することが好ましく、かかる開口部にはゴムボタンを設けることが好ましい。かかる構成により、従来の武道着が備えていなかった用便機能を付与することができ、さらに安全面でも問題を生じない。
このような本発明の武道着下衣は、いかなる上衣と合わせて使用に供されてもよいが、たとえば図3に示す武道着上衣と合わせて着用される。なお、図3は、武道着上衣の概略模式図((a)前面側、(b)背面側)である。
図3に示す武道着上衣50は、主に袖部51と、胴部52と、襟部53とから構成される。胴部52は、左前身頃54、右前身頃55、後身頃56から構成され、着用時に胸囲、胴囲に併せて左前身頃54および右前身頃55の重ね合わせ位置を調整できるよう、左前身頃54の内側側面側端部と右前身頃55の重ね合わせ側端部に紐が設けられている。また、右前身頃55に重ね合わせた左前身頃54の端部を固定するために、左前身頃54の重ね合わせ側端部の内側および右前身頃55の外側に一対の面ファスナー60、61が設けられている。そして、右前身頃55の外側に設けられる面ファスナー61は、着用者によって左前身頃54および右前身頃55の重ね合わせ位置が大きく異なる場合でも対応できるよう、上下方向および左右方向にその面積を大きくすることが好ましい。一方、左前身頃54の内側に設けられる面ファスナー60は、大きくしすぎると、着用者の肌や内側の衣類を傷つける虞があるので、小さくすることが好ましい。また、武道着上衣50には、必要に応じてワッペン等を着用できるように、胸部にも面ファスナー62が設けられている。
このような武道着上衣50は、たとえば綿100%の布帛で縫製してもよいが、汗を吸い込んでも軽量でかつ柔軟な、たとえばポリエステル等を混在した布帛で縫製することが好ましい。また、かかる布帛によれば、生地の強度を弱めることなく薄くすることができるのでの、ごわつきを低減し、さらに軽量にすることが可能である。そして洗濯による収縮を防ぐこともできる。
本発明の一実施形態を示す武道着下衣の概略模式図である。 図1に示す武道着下衣1のウエスト部20を上方から開いて見た概略模式図である。 武道着上衣の概略模式図((a)前面側、(b)背面側)である。
符号の説明
1 武道着下衣
2 締め付け紐
3 板状部材
3a 上段の区画
3b 下段の区画
5 スリット
6 内側紐通し
8 内側紐通し
10 脚部
20 ウエスト部
50 武道着上衣
51 袖部
52 胴部
53 襟部
54 左前身頃
55 右前身頃
56 後身頃
60 面ファスナー
61 面ファスナー
62 面ファスナー

Claims (1)

  1. ウエスト部周りに少なくとも2周巻回される締め付け紐を有する武道着下衣であって、腰部には、前記締め付け紐を通す板状部材を有し、該板状部材は、上下2段に区分されており、各段に前記締め付け紐が1回ずつ通される武道着下衣。
JP2008103192A 2008-04-11 2008-04-11 武道着下衣 Pending JP2009249796A (ja)

Priority Applications (1)

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