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JP2016204786A - カフス及びシャツ - Google Patents

カフス及びシャツ Download PDF

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JP2016204786A
JP2016204786A JP2015088845A JP2015088845A JP2016204786A JP 2016204786 A JP2016204786 A JP 2016204786A JP 2015088845 A JP2015088845 A JP 2015088845A JP 2015088845 A JP2015088845 A JP 2015088845A JP 2016204786 A JP2016204786 A JP 2016204786A
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JP
Japan
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cuff
shirt
slip member
sleeve
present
Prior art date
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JP2015088845A
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English (en)
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忠司 西田
Tadashi Nishida
忠司 西田
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MIYABI KK
Original Assignee
MIYABI KK
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41BSHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
    • A41B7/00Cuffs
    • A41B7/04Fastening cuffs to shirts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41BSHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
    • A41B2400/00Functions or special features of shirts, underwear, baby linen or handkerchiefs not provided for in other groups of this subclass
    • A41B2400/80Friction or grip reinforcement
    • A41B2400/82Friction or grip reinforcement with the body of the user

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

【課題】腕を引き上げた際に、袖の部分にシワがよりにくく、美観の向上をもたらすシャツ、そのシャツに備えられたカフスを提供する。
【解決手段】本発明のシャツ1の袖口に設けられているカフス10は、カフス本体11と、カフス本体11の裏面の長手方向に沿って配置された滑り止め部材16と、カフス本体11と滑り止め部材16とを取り外し可能に係止する係止部材とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャツの袖口部分(カフス)に関する。特に、本発明は、ダンス衣装又はステージ衣装などで上着の下に着用するシャツの袖口部分に関する。
ダンスでは、リズム感、躍動感、表現力などの技術的な要素だけではなく、踊る姿の見た目の美しさも評価の大きな指標となる。そのため、ダンスにおいては、ダンサーが着用する衣服のシルエットの美しさも重要な要素となっている。
例えば、特許文献1には、被服上衣から突出するドレスシャツのカフスの長さを予め設定された範囲に保つための保持機構の発明が開示されている。特許文献1に記載の発明では、袖口から突出するカフスの長さを一定に保つために、ドレスシャツのカフスと被服上衣の袖口の裏側とにファスナーを取り付けている。
特開2012−97379号公報
ところで、社交ダンスには、ラテンとスタンダードという2種類の種目がある。スタンダードの種目においては、男性役のダンサーは、両腕を横(水平)に挙げて、肘から先を前方に曲げる姿勢(以下、この姿勢をホールドとも呼ぶ)で踊る。このとき、ダンサーが着用している燕尾服などの上着では、肩から下の胴体部分については、重力の影響によりシワが寄ることはあまりない。しかし、横に挙げている腕の部分(袖)は、重力の影響が弱いため、シワが寄りやすい。また、ホールドの姿勢のままで踊るため、袖部分にはよりシワが寄りやすくなる。例えば、図5(b)に示すように、ホールドの姿勢のダンサーの後ろ姿を見ると、肩から胴体にかけてはほぼシワがなく綺麗であるのに対して、袖部分には多くのシワが寄っている。このように、上着の袖部分にシワがあると、腕が長くすっきりと見えないため、見た目の美くしさが損なわれてしまう。
上記特許文献1の保持機構では、袖口から突出するカフスの長さを一定に保つことはできるが、上述したような上着の袖部分のシワの軽減には効果がない。
また、衣服の袖口が手首から上方へ持ち上がることを防ぐために、袖口部分にゴムのような弾性部材が取り付けられている衣服がある。しかし、このような袖口部分にゴムを有する衣服は、通常、袖丈の調整のために取り付けられるものであり、上述したような上着の袖部分のシワの軽減には効果がない。
そこで、本発明では、腕を引き上げた際に、袖部分にシワが寄ることを抑え、美観をより向上させることのできるシャツ及びカフスを提供する。
本発明の一局面に係るカフスは、シャツの袖口部分に設けられるカフスであって、カフス本体と、前記カフス本体の裏面の周囲方向に沿って配置された滑り止め部材と、前記カフス本体と前記滑り止め部材とを取り外し可能に係止する係止部材とを備えている。
上記のカフスにおいて、カフス本体の表面には、上着と接続するための結合部材が設けられていることが好ましい。
また、本発明の他の一局面に係るシャツは、上記の何れかのカフスを備えているシャツである。
本発明のカフスには、カフス本体の裏面に滑り止め部材が設けられているため、着用し動いた際に、カフスが手首部分から上方に滑り上がることが抑えられ、カフスが手首部分に固定された状態で、袖を引っ張ることが可能となる。そのため、本発明のカフスを用いれば、袖の部分にシワのよりにくく、美観のより向上したシャツを提供することができる。また、本発明のカフスにおいては、滑り止め部材が取り外し可能となっているため、利便性を向上させることができる。
(a)は、本発明の一実施の形態に係るシャツのカフスを示す斜視図である。(b)は、(a)に示すカフスの裏面側の構成を示す平面図である。なお、(b)では、カフス本体11における袖12との接続側の端部を上に、袖口側の端部11cを下に示す。 図1(b)に示すカフスを、カフス本体と滑り止め部材とに分解して示す平面図である。 (a)は、図1(a)に示すカフスのIIIa−IIIa線での矢視断面図である。(b)は、本発明の他の実施形態に係るシャツのカフスを示す断面図である。 (a)は、本発明の一実施の形態に係るシャツの上に着用する燕尾服の袖口部分を下袖側から見た平面図である。(b)は、本発明の一実施の形態に係るシャツの袖口部分を下袖側から見た平面図である。(c)は、(a)に示す燕尾服の袖に、(b)に示すシャツの袖を通した状態を示す平面図である。 (a)は、本発明の一実施の形態に係るシャツを上着(燕尾服)とともに着用した状態を示す図である。(b)は、従来のシャツを上着(燕尾服)とともに着用した状態を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態では、本発明のカフス及びシャツの一例として、社交ダンスにおいて男性用の衣装として用いられるシャツを例に挙げて説明する。但し、本発明の用途は社交ダンス用のシャツに限定されることはない。なお、本明細書において、カフスとは、洋服の袖口に付加された別布の部分のことをいう。
図1(a)に示すように、本実施の形態のシャツ1は、袖12を備えており、袖12の先端部分には、カフス10が取り付けられている。本実施の形態のカフス10は、主な構成部材として、カフス本体11と、滑り止め部材16と、面ファスナー15とを備えている。なお、シャツ1の袖口部分以外の構成については、一般の社交ダンス用のシャツと同じ構成とすることができるため、ここではその説明を省略する。
本明細書では、説明の便宜上、シャツ1の袖口に縫製によって取り付けられたカフス本体11の表面を11a、裏面を11bとする。
図1(a)に示す袖12は、シャツ1の左袖に相当する。袖12の剣ボロが設けられている側に、カフス本体11の端部が位置している。そして、図1(b)に示すように、カフス本体11の両端部には、ボタン穴13・13が、それぞれ設けられている。なお、図1(a)では、カフス本体11の上面に位置する側がカフリンクス14の止め金(14b)側となっている。そして、このカフリンクス14の止め金(14b)側の近傍に面ファスナー(結合部材)15が設けられている。面ファスナー15は、カフス本体11の周囲方向(カフスの長手方向:図2に示すL1の方向)に沿うように配置されている。本実施の形態では、図1(a)に示すように、面ファスナー15は長方形状を有しているが、本発明では、面ファスナーの形状は長方形に限定はされない。ここで、長方形状の面ファスナー15が、カフス本体の周囲方向に沿うように配置されているとは、カフス本体11の長手方向L1(図2参照)と、長方形状の面ファスナー15の長手方向とが、同じ方向になっていることを意味する。
図1(b)に示すように、本実施の形態のカフス本体11の裏面11bには、その周囲方向(カフスの長手方向:図2に示すL1の方向)に沿って滑り止め部材16が取り付けられている。滑り止め部材16は、薄いシート状の形態で、長方形状(矩形状)を有している。ここで、長方形状の滑り止め部材16が、カフス本体の周囲方向に沿うように配置されているとは、カフス本体11の長手方向L1(図2参照)と、長方形状の滑り止め部材16の長手方向L2(図2参照)とが、同じ方向になっていることを意味する。この滑り止め部材16は、弾性を有する素材で形成されており、表面に凹凸16aを有している。
本発明のカフスに取り付けられる滑り止め部材の素材については特に限定はされず、滑り止め用の素材として一般に使用されるものを適宜使用することができる。滑り止め部材16の素材としては、例えば、樹脂(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエステル)、シリコン、及び、ゴムなどが挙げられる。また、滑り止め部材16は、毛糸などの比較的径の大きな糸で形成された織布、不織布などで形成することもできる。本実施の形態では、滑り止め部材16として、カーペット、ラグマット、家具などの滑り止め部材として用いられる薄型(シート状)のものを使用している。
滑り止め部材16の表面(手首と接触する面)には、凹凸、複数の突起、複数の孔が設けられていることが好ましい。これにより、滑り止め部材16の表面の摩擦力を高くすることができ、滑り止めの効果をより高めることができる。また、滑り止め部材16に孔が設けられていることで、通気性が向上し、汗をかいても蒸れにくくなる。
図1(b)に示すように、滑り止め部材16は、カフス本体11に取り付けられた2つの取り付けボタン17・17(係止部材)によってカフス本体11と接続されている。これにより、本実施の形態の滑り止め部材16は、カフス本体11から取り外すことが可能となる。
このように、滑り止め部材16が取り外し可能となっていることで、必要に応じて、滑り止め部材を取り付けたり、取り外したりすることができ、シャツの利便性を向上させることができる。このように滑り止め部材16を容易に取り外せることで、洗濯時、アイロン時などの利便性も向上する。
図1(b)に示すように、本実施の形態では、滑り止め部材16はカフス本体11の裏面の中央部分に位置するのではなく、袖12との接続端部側(図面上では上方側)にずれて配置されている。このように、滑り止め部材16は、袖口端部11cから遠い方(すなわち、袖との縫製部分に近い側)に取り付けられることが好ましい。これにより、袖口部分から、滑り止め部材16を見えにくくすることができる。また、袖口から遠い方に滑り止め部材16を設けることで、手首又は前腕部のより太い側と滑り止め部材16とを接触させることができる。これにより、滑り止め部材16の滑り止め効果をより高めることができる。但し、本発明では、滑り止め部材16の取り付け位置は、上述のものに限定はされない。
図1(b)に示すように、本実施の形態では、カフス本体11の裏面11bにおいて袖12との接続端部(図面上では上方側)に近い側の角部近傍に、一対のスナップボタン18a・18b(点ファスナー)が設けられている。このスナップボタンの配置位置は特に限定はされないが、本実施の形態のように、袖口から遠い側に設けられていることが好ましい。これにより、カフス本体11の両側端部同士を、シャツ1の袖12との接続部分の近傍で、より確実に結合させることができる。これにより、袖口を手首により適合させることができるため、滑り止め部材16の滑り止め効果をより高めることができる。但し、本発明のカフスにおいて、スナップボタン18a・18b(点ファスナー)は、必ずしも設けられていなくてもよい。
なお、本明細書中では、シャツ1の左袖を例に挙げて説明しているが、シャツ1の右袖にも、左側のカフス10と同様に滑り止め部材16が設けられている。
図2には、図1(b)に示すカフス本体11と滑り止め部材16とを分解した状態を示す。図2では、カフス本体11の裏面11b側を示しているため、表面11a側に設けられている面ファスナー15は、破線で示している。図2に示すように、滑り止め部材16を取り外した状態では、カフス本体11の裏面11bには、各ボタン穴13・13の内側に2つの取り付けボタン17・17が設けられている。そして、カフス本体11から取り外された状態の滑り止め部材16には、これら2つの取り付けボタン17・17が嵌め込まれるボタン穴19・19が形成されている。本実施の形態では、取り付けボタン17とボタン穴19とを組み合わせて、本発明の係止部材が構成されている。
取り付けボタン17・17とボタン穴19・19とは、互いに対応する位置に設けられていればよく、取り付け位置については、特に限定はされない。例えば、図2に示すように、ボタン穴19・19を、滑り止め部材16の長手方向(矢印L2の方向)の両端部の近傍に設けることができる。
なお、カフス本体11と滑り止め部材16とを取り外し可能に係止させるための係止部材の構成については、本実施の形態のようなボタンとボタン穴には限定はされない。係止部材の他の例として、例えば、面ファスナーを挙げることができる。
なお、滑り止め部材16として、伸縮性を有する発泡樹脂製の網目状の弾性シートを使用することもできる。このような網目状の弾性シートで形成された滑り止め部材16には、シート面に複数の細かい孔が形成されており、これにより、通気性が良くなる。
また、滑り止め部材16の形状は、本実施の形態のような長方形状に必ずしも限定はされない。但し、シャツ1を着用した状態で、カフス10が手首からずれることをより確実に抑えるためには、滑り止め部材16は、ある程度の面積(所定の幅Lbと所定の長さL2)を有していることが好ましい。より具体的には、滑り止め部材16の表面の面積は、20cm以上であることが好ましい。
図3(a)において、符号14aはカフリンクス14の飾りボタンを指し、符号14bはカフリンクス14の留め金を指している。図3(a)に示すように、カフス本体11のボタン穴13をカフリンクス14で止めた状態では、カフス本体11の内周面に滑り止め部材16が沿うように配置される。
本実施の形態では、このようにカフス本体11の内周面に滑り止め部材16が設けられることで、シャツ1を着用した人が腕を上に引き上げた際に、シャツ1の袖口部分が手首から前腕側にずれることを抑えることができる。そのため、本実施の形態のシャツ1を、社交ダンス時などの比較的激しく腕を動かすような場合に着用した際にも、シャツ1の袖口部分が手首からずれることを抑えることができる。
図3(b)には、本発明のカフスの変形例を示す。図3(b)では、図3(a)に示すカフス10と同じ機能を有する構成部材については、同じ符号を付している。そして、これらの構成部材の説明は省略する。図3(b)に示すように、カフス10aには、滑り止め部材16の上に、第2の滑り止め部材26が重ねて配置されている。第2の滑り止め部材26の形状、構造、及び素材などについては、滑り止め部材16と基本的に同じである。したがって、第2の滑り止め部材26もカフス本体21から取り外すことが可能である。
このように、カフス10aの内周面に滑り止め部材16及び第2の滑り止め部材26を重ねることで、カフス10aの内径が小さくなり、手首の細い人が着用した際に、滑り止めの効果を維持することができる。すなわち、本発明のカフスは、シャツ1を着用する人の手首や腕の太さに応じて、滑り止め部材16の種類を適宜変更することができる。そこで、カフスの滑り止め部材として、滑り止め部材16の代わりに、第2の滑り止め部材26を単独で使用してもよい。この場合、滑り止め部材16・26の厚さ及び大きさを適宜変更することで、シャツ1を着用する各個人の手首の太さに合わせて、カフス10aの内径を調整することができる。
続いて、本実施の形態のシャツ1を上着(燕尾服)とともに着用した状態について、図4を参照しながら説明する。
図4(a)には、燕尾服30の袖31部分を示し、図4(b)には、図4(a)に示す燕尾服30の袖部分と対応するシャツ1の袖口部分を示す。また、図4(c)には、シャツ1の上から燕尾服30を着用した場合の袖口部分を示す。
図4(a)に示すように、燕尾服30の袖口32近傍の下袖側には、裏面(内周面)に面ファスナー35が取り付けられている。また、図4(b)に示すように、シャツ1のカフス10の下袖側には、表面に面ファスナー15が取り付けられている。燕尾服30の面ファスナー35と、シャツ1の面ファスナー15とは、両者を着用した際に、互いに対応する位置に設けられている。そのため、シャツ1の上から燕尾服30を着用すると、図4(c)に示すように、袖口部分において、シャツ1の面ファスナー15と、燕尾服30の面ファスナー35とが、向かい合い、結合する。これにより、燕尾服30の袖口32から突出するカフス10の幅を一定に保つことができる。
特許文献1などに開示されているように、従来の衣装では、上着の袖口とシャツのカフス部分とをファスナーで接続させるというものであった。しかしながら、このようなファスナーのみでは、腕を引き上げた際に、上着とシャツとが一体となって、前腕側へまくれ上がってしまうという問題がある。手首から前腕側へ上着及びシャツがまくれ上がると、上着の袖口からのカフスの突出長さは一定だったとしても、相対的な見た目の感覚では、袖丈が短くなったような印象を与える。また、上着とシャツが前腕側へまくれ上がることで、上着の袖部分全体にシワが寄ってしまうため、見た目の美しさを損なう。さらに、手首が見えてしまうことも、見た目の美しさという観点からはデメリットである。
図5(b)には、従来の社交ダンスの衣装(燕尾服130とシャツ)を着用して、両腕を水平に引き上げた状態を示す。従来の衣装では、シャツの袖口部分に滑り止め部材が設けられていないために、シャツが前腕側へまくれ上がり、これに合わせて上着の燕尾服130も前腕側へまくれ上がる。そのため、図5(b)に示すように、燕尾服130の袖131の全体、特に二の腕部分にシワが寄ってしまう。
一方、図5(a)には、本実施の形態のシャツ1を着用し、その上に燕尾服30を着用した状態を示す。本実施の形態のシャツ1には、上述したような滑り止め部材16が設けられている。さらに、シャツ1と燕尾服30とは、結合部材である面ファスナー15・35によって接着されている。これにより、腕を水平に引き上げた状態において、滑り止め部材16が設けられていることで、シャツ1の袖口部分が手首から上にまくれ上がることがない。加えて、シャツ1と燕尾服30とが結合部材で結合されていることで、燕尾服30の袖口も手首近傍の位置で保持される。そのため、図5(a)に示すように、腕を水平に引き上げた状態でも、燕尾服30の袖31の全体、特に二の腕部分にシワが寄ることがない。したがって、本実施の形態のシャツ1及び燕尾服30によれば、社交ダンス時に着用した場合などに、腕が長くすっきりと見え、見た目を美しく保つことができる。
以上のように、本実施の形態は、燕尾服、タキシード、スーツなどの下に着用するシャツの用途に利用することができる。特に、本実施の形態のシャツは、競技ダンス、社交ダンス、ミュージカルなどのように、衣装の美的要素が求められつつ、比較的激しく体を動かす場合に着用する衣装として好適に利用することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :シャツ
10 :カフス
11 :カフス本体
12 :袖
13 :ボタン穴
14 :カフリンクス
15 :面ファスナー(結合部材)
16 :滑り止め部材
17 :取り付けボタン(係止部材)
19 :ボタン穴(係止部材)
35 :(上着の)面ファスナー(結合部材)

Claims (3)

  1. シャツの袖口部分に設けられるカフスであって、
    カフス本体と、
    前記カフス本体の裏面の周囲方向に沿って配置された滑り止め部材と、
    前記カフス本体と前記滑り止め部材とを取り外し可能に係止する係止部材と
    を備えているカフス。
  2. 前記カフス本体の表面には、上着と接続するための結合部材が設けられている、請求項1に記載のカフス。
  3. 請求項1または2に記載のカフスを備えているシャツ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020002044A1 (de) * 2018-06-26 2020-01-02 Barth Darkow Christine Frack

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