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JP2009246849A - 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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JP2009246849A JP2008093553A JP2008093553A JP2009246849A JP 2009246849 A JP2009246849 A JP 2009246849A JP 2008093553 A JP2008093553 A JP 2008093553A JP 2008093553 A JP2008093553 A JP 2008093553A JP 2009246849 A JP2009246849 A JP 2009246849A
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Tetsuto Kajita
哲人 梶田
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Abstract

【課題】複数のリモートコントロール装置を制御することができる情報処理システム等の技術分野を提供する。
【解決手段】システム制御部37は、リモコン端末1の制御信号に基づき、リモコン端末2が実行することができる複数の機能を設定する。そして、システム制御部37は、システム制御部37にリモコン端末からの識別信号及び制御信号が入力されると、入力された識別信号から入力元のリモコン端末を特定する。そして、記憶部33に記録されたリモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能を設定したテーブルを参照して、入力された制御信号に示される機能が、入力元のリモコン端末が実行できる機能であるかを判断し、実行できる機能であれば許可し、実行できない機能であれば禁止する。
【選択図】図1

Description

本願は、複数のリモートコントロール装置を制御することができる情報処理システム等の技術分野に属する。
近年、情報処理装置の多機能化により、一つの情報処理装置を複数のユーザによって利用するケースが増加している。例えば、一般家庭のリビングに置かれた大画面液晶モニタにおいて、コンテンツの閲覧、録画、インターネットの利用等の複数の機能を持たせた、いわゆる家電PC(Personal Computer)と呼ばれる機器などでは、家族の構成員が一つの家電PCを用いてこれらの機能を利用している。
家電PCでは、複数の機能を有する機器を複数の人間が利用するという特殊性から、利用者の利便性向上のため、個人専用のリモートコントロール装置(リモコン)が用いられている。これによって、家電PCを利用する各利用者は、個人の希望に応じて、家電PCが有する機能を遠隔操作することが可能となっている。即ち、リモコンを用いた統括的な制御が、各利用者の要望に応じて可能となり、利用者の利便性の向上に貢献している。
しかし、これらの機器において、個人専用のリモコンを所有する全ての利用者が全ての機能を利用できるようになると不都合を生じる場合もある。
例えば、家電PCにおいては、インターネット回線の設定、表示画面のコントラスト等の設定画面又は年齢制限を有するコンテンツの閲覧の設定(禁止又は許可等)等の設定項目については、各利用者の自由な設定を許可すると利用者全体に混乱を招き、また、一部の利用者に対して設定の禁止をしたい場合においても、各利用者がその禁止を解除することができてしまう。
そこで、特許文献1では、複数のリモコン端末に優先度を予め付与して、優先度の高いリモコンの操作を優先する発明が開示されている。
特開2002−077754号公報
しかし、特許文献1に開示された発明は、複数のリモコン端末に対して夫々の優先度を予め設定する必要があり、一のリモコンを用いて他の利用者のリモコンによる操作を統括的に制御することができなかった。また、優先度は設定できても、各利用者別に所定の操作を禁止することもできなかった。
そこで、本願は、このような点の解消を課題の一つとし、各利用者が所有するリモコン毎の操作を制御することができる情報処理システム、情報処理装置、リモートコントロール装置、情報処理方法、リモートコントロール方法、情報処理プログラム、リモートコントロールプログラム及び記録媒体等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の情報処理システムの発明は、複数のリモートコントロール装置と、ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理装置と、を有する情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定手段と、前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶手段と、を備え、前記複数のリモートコントロール装置のうち一のリモートコントロール装置のみに、前記機能設定手段としての動作を開始させる機能設定開始手段を、備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の情報処理装置の発明は、ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理装置において、前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定手段と、前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載のリモートコントロール装置の発明は、請求項1に含まれる複数のリモートコントロール装置における一のリモートコントロール装置であって、前記機能設定開始手段を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の情報処理方法の発明は、ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理方法において、前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定工程と、前記機能設定工程による設定結果を記憶する記憶工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載のリモートコントロール方法の発明は、請求項1に含まれるリモートコントロール方法において、設定工程としての動作を開始させる設定開始工程を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の情報処理プログラムの発明は、ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理装置に含まれるコンピュータを、前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定手段、前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶手段、として機能させることを特徴とする。
また、請求項10に記載の情報処理システムの発明は、機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムであって、前記複数のリモートコントロール装置は、前記情報処理装置が有する前記複数の機能を実行させるために前記複数の機能に応じて設定される制御信号と、前記複数のリモートコントロール装置のそれぞれを識別するために相互に異なる識別子が付された識別信号を送信する送信手段と、さらに備え、前記情報処理装置は、前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信手段と、前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行手段と、前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別手段と、前記識別手段によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項13に記載の情報処理装置の発明は、機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムに含まれる情報処理装置であって、前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信手段と、前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行手段と、前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別手段と、前記識別手段によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項14に記載の情報処理方法の発明は、機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信工程と、前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行工程と、前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別工程と、前記識別工程によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行工程と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項15に記載の情報処理プログラムの発明は、機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムに含まれる情報処理装置に含まれるコンピュータを、前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信手段、前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行手段、前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別手段、前記識別手段によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行手段、として機能させることを特徴とする。
以下、図面を参照して本願の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報処理システムに対して本願を適用した場合の実施形態である。
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの構成及び機能概要について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システムSは、リモートコントロール装置の一例としてのリモコン端末1及びリモコン端末2、情報処理装置の一例としての情報再生記録装置3等とを含んで構成されている。
情報再生記録装置3は、複数の機能、例えば、CD,MD,DVD(Digital Versatile Disc)、固体記録媒体(例えば、メモリースティックやSDカード等)又はデジタルオーディオプレーヤ等の記録媒体に記録されたコンテンツ(例えば、楽曲や映像等)の再生又は記録する機能、放送局等から配信されるコンテンツをチューナ部39を介して、受信し再生又は記録する機能、及び、インターネットに接続された各種サーバ(データベースサーバ、コンテンツサーバ等)から各種情報(文字情報、コンテンツ等)を通信部38を介して受信し、受信した文字情報を情報再生記録装置3の表示画面に表示し、又は受信したコンテンツを再生及び記録する機能等を有する機器である。
なお、本実施形態における「機能」としては、各メディアに保存されているコンテンツの再生・記録機能、及び放送局等から配信されるコンテンツの再生・記録機能、インターネット等から配信される情報を取得する等、ネットワークを通じた情報を利用する機能に区別できるが、細かく捉えると、再生記録機能及びその他設定(例えば、表示設定、音量設定、画質調整、サラウンド調整、音量バランス、ネットワーク設定等)機能等に区別できる。
また、ネットワークを通じた情報を利用する機能は、インターネットを利用したコンテンツの配信機能、情報の入手機能、及び電子メールの利用機能等に区別できる。
また、表示設定機能においては、表示部34の壁紙を変更する機能(画像を表示させる機能)、表示部34に表示されるGUI(GRAPHICAL USER INTERFACE)の種類を変更する機能、つまり、各設定の為の表示機能等に更に区別することができる。
また、インターネットを利用したコンテンツの配信機能は、コンテンツの再生機能、録画機能、ネットワークの設定機能(接続先の変更等)に更に区別することができる。また、情報の入手機能は、接続先のサーバからダウンロードされる、ニュース、交通情報、企業情報及びその他各種の情報を、表示装置に表示させる機能等に更に区別することができる。
また、電子メールの利用機能は、電子メールの送受信機能、及び電子メールサーバ接続設定機能等に更に区別することができる。
以下、情報再生記録装置3が有するこれら複数の機能を、「複数の機能」と総称する。
リモコン端末1及びリモコン端末2と情報再生記録装置3とは、無線又は有線通信回線等(例えば、赤外線光学受信装置又はBluetooth等)を用いて相互に信号(例えば、後述する制御信号又は識別信号)の送受信が可能となっている。
そして、情報再生記録装置3は、リモコン端末1又は2から送信された制御信号に基づいて情報再生記録装置3が有する複数の機能を実行するようになっている。そして、情報再生記録装置3は、リモコン端末1又は2から送信された識別信号にもとづいて、リモコン端末1又は2を識別できるようになっている。
また、本実施形態におけるリモコン端末は、それぞれ親リモートコントロール装置(以下、「親リモコン」とする)及び子リモートコントロール装置(以下、「子リモコン」とする)と概念化される。すなわち、親リモコンとは、子リモコンを統括的に制御することが可能であり、例えば、親リモコンの操作によって、子リモコンが実行することができる複数の機能を子リモコン毎に詳細に設定することができる。
具体的な事例として、例えば、家族間で情報再生記録装置3を利用する場合に、親が親リモコンを所有し、子供に子リモコンを所有させる。そして、子供に使用させたくない特定の機能がある場合には、親リモコンの操作により、子リモコンの操作においては、特定の機能の使用を禁止する設定を行う。
このように、親リモコンの操作によって、子リモコンを統括的に制御することができる。これらの更に詳しい具体例については、後述する。
次に、図2を用いて、リモコン端末1の概要構成例について説明する。
図2は、本実施形態に係るリモコン端末1概要構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、リモコン端末1は、リモコン信号送信部11、操作部12、子リモコン設定ボタン13、表示部14及びシステム制御部15等を含んで構成されている。
リモコン信号送信部11は、例えば、赤外線発光素子等を有しており、後述する操作部12等における操作ボタンが押下された場合には、システム制御部15の指示の下、赤外線の一周波数帯を用いて当該操作ボタンに応じた制御信号を赤外線のパルス波にして送信する。
また、リモコン信号送信部11は、本願の送信部として機能し、情報再生記録装置3が有する複数の機能を実行させるための信号である制御信号及び各リモコン端末に割り当てられている重複が無い固有のID(Identification Data)である識別信号を、情報再生記録装置3へ送信する。
更に詳しくは、リモコン信号部11は、例えば操作部12等における操作ボタンが押下されると、識別信号と操作ボタンに応じた制御信号を、システム制御部15の制御の下、送信コードとして、情報再生装置3へ送信する。送信コードの一例としては、識別信号を例えば「A6xx」と、制御信号を例えば「A6yy」として、操作ボタンが押下されると、識別信号と制御信号の送信コードを併せて、「A6xx+A6yy」として、情報再生記録装置3へ送信する。なお、制御信号は押下される操作ボタンの種類によって異なるものである。
操作部12は、ユーザからの各種指示を入力するための複数の操作ボタンを備えており、ユーザにより操作ボタンが押下された場合に、その操作ボタンに応じた制御信号をシステム制御部15に出力する。
子リモコン設定ボタン13は、リモコン端末1に設けられた操作ボタンであり、ユーザにより子リモコン設定ボタン13が押下された場合に、情報再生記録装置3に、後述する機能設定開始手段を実行させるための制御信号をシステム制御部15に出力する。
表示部14は、表示パネル(例えば、液晶パネル等)を備えており、システム制御部15の制御の下、操作ボタンに関する情報又は現在時間等が表示される。
システム制御部15は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、及び各種処理プログラムやデータを記憶するROM等を備えており、上記CPUが上記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより、リモコン端末1全体を統括制御し、例えば、操作部12における操作ボタンが押下されたことを検出する機能を有しており、当該操作ボタンが押下された場合には、当該操作ボタンに応じた制御信号をリモコン信号送信部11に出力する。
更に、システム制御部15は、本願の機能設定開始手段として機能し、子リモコン設定ボタン13が押下されると、情報再生記録装置3に機能設定開始手段を実行させるための制御信号をシステム制御部15の制御の下、リモコン信号送信部11を介して、情報再生記録装置3へ出力する。
なお、リモコン端末1は、子リモコン設定ボタン13を有することにより、リモコン端末が実行することができる複数の機能(機能の種類とも概念化できる)を設定することができる。従って、親リモコンと概念化される。
次に、図3を用いて、リモコン端末2の概要構成例について説明する。
図3は、本実施形態に係るリモコン端末2概要構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、リモコン端末2は、リモコン信号送信部11、操作部16、表示部14、及びシステム制御部15等を含んで構成されている。操作部16は、リモコン端末1における操作部12から子リモコン設定ボタン13を除いた構成である。また、各構成の機能はリモコン端末1と同様であるため詳しい説明は省略する。
リモコン端末2は、リモコン端末1から子リモコン設定ボタン13がない為、機能設定開始手段を実行させるための制御信号を送信することができない。従って、リモコン端末が実行することができる複数の機能を設定することができないため、リモコン端末2は、子リモコンと概念化される。
次に、図4を用いて、情報再生記録装置3の概要構成例について説明する。
図4は、本実施形態に係る情報再生記録装置3の概要構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、情報再生記録装置3は、再生処理部31、外部出力部32、記憶部33、表示部34、操作部35、リモコン信号受信部36、システム制御部37、通信部38及びチューナ部39等とを含んで構成されている。
再生処理部31は、システム制御部37の制御の下、複数の機能を実行するようになっている。
外部出力部32は、DSP(Digital Signal Processor)、アンプ、及びスピーカ等を備えており、再生処理部31により再生されたコンテンツのデータに対して公知の音響処理を施し、アンプ及びスピーカを介して外部に音声出力する。
記憶部33は、例えばハードディスクドライブ等からなり、システム制御部37の制御の下、再生処理部31から出力されたコンテンツのデータを例えば圧縮して、所定のファイル形式で記録する。
また、記憶部33は、システム制御部37によって設定される、リモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能が設定(リモコンの制御信号に基づき実行させる複数の機能を設定)された情報を記録する。そしてこれら情報は、各リモコン端末が実行させる複数の機能を設定したテーブルとして、記憶部33に記録される。
表示部34は、表示パネル(例えば、液晶パネル等)を備えており、システム制御部37の制御の下、コンテンツに関する映像や後述する各種設定画面に関する映像等が表示される。また、表示部34には、通信部38を介してダウンロードされたコンテンツ等が表示されるようになっている。
操作部35は、ユーザからの各種指示を入力するための複数の操作ボタンを備えており、ユーザにより操作ボタンが押下された場合に、押下された操作ボタンに応じた指示信号をシステム制御部37に出力する。
リモコン信号受信部36は、本願の受信手段として機能し、例えば、赤外線受光素子等を有しており、リモコン端末1又は2等から送信された制御信号及び識別信号(送信コード)の赤外線のパルス波を受光し、光−電気変換して当該操作信号をシステム制御部37に供給する。
また、リモコン信号受信部36は、リモコン信号送信部11を介して送信された、機能設定開始手段を実行させるための制御信号のパルス波を受光し、光−電気変換して当該操作信号をシステム制御部37に供給する。
チューナ部39は、システム制御部37の制御の下、放送局等から配信されるコンテンツデータをアンテナ(図示せず)を介して受信し、これらのコンテンツデータを再生出力するようになっている。
システム制御部37は、演算機能を有するCPU、作業用RAM、及び各種処理プログラムやデータを記憶するROM等を備えており、上記CPUが上記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより、情報再生記録装置3全体を統括制御し、楽曲のデータの記録、再生制御又は制御信号に基づいて上述する複数の機能を実行するようになっている。
更に、システム制御部37は、本願の識別手段、機能設定手段、記憶手段、第1実行手段及び第2実行手段として機能する。
図5は、リモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行させる複数の機能を設定したテーブルの一例を示す図である。
図5において、各リモコン端末が実行させる複数の機能を設定したテーブルTにおいて、録画予約欄45には、複数の機能としての予約録画の禁止又は許可の設定がリモコン端末毎に設定されている。電源OFF欄46には、複数の機能としての電源OFFの禁止又は許可の設定がリモコン端末毎に設定されている。コンテンツ閲覧欄47には、複数の機能としてのコンテンツ閲覧の禁止又は許可の設定がリモコン端末毎に設定されている。
そして、本テーブルにより、各リモコン端末毎に実行させる複数の機能が設定される。例えば、リモコン1では、録画予約は禁止され、電源OFFは許可され、そして、コンテンツ閲覧も許可されている。リモコン2では、録画予約は許可され、電源OFFは禁止され、そして、コンテンツ閲覧は許可されている。リモコン3では、録画予約は許可され、電源OFFは禁止され、そして、コンテンツ閲覧も禁止されている。
次に、本実施形態に係る情報処理システムの動作の概要について図6乃至図9を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る子リモコンが実行することができる複数の機能を設定する動作の概要を示すフローチャートである。
ユーザにより子リモコン設定ボタン13が押下されると(ステップS1)、リモコン信号送信部11から送信される識別信号をリモコン信号受信部36を介してシステム制御部37に入力され、システム制御部37は、記憶部33に登録された識別信号と入力された識別信号を照合することにより、識別信号を送信したリモコン端末を特定する。すなわち、リモコン端末1が他のリモコン端末の操作を制御することができるリモコン(親リモコン)であることを識別する。そして、システム制御部37は、リモコン信号送信部11から送信される機能設定開始手段を実行させるための制御信号を受信し、リモコン信号受信部36から供給されると、情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能を設定し、設定した情報を記憶部33に登録するようになっている。
そして、システム制御部37は、子リモコン設定メニュー画面を表示部34へ表示する(ステップS2)。
図7は、子リモコン設定メニュー画面を示す図である。
図7において、表示部34には、子リモコン設定メニュー画面の一例として、子リモコンの操作部12から任意のボタンの押下を促すメッセージ100が表示される。ユーザが任意のボタンを押下すると(ステップS3:YES)、システム制御部37は、子リモコンからの識別信号から子リモコンを判別する。そして、判別された子リモコンの個別設定用画面を表示する(ステップS4)。ユーザが任意のボタンを押下しない場合(ステップS3:NO)、例えば、子リモコン設定ボタン13の押下後、一定時間経過後等、処理を終了する。
図8は、子リモコンの個別設定用画面の一例を示す図である。
図8において、リモコン1選択部101、リモコン2選択部102、リモコン3選択部103は、記憶部33に登録された各リモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能を設定するための表示画面を表示するための選択部である。
選択部は、例えば、リモコン端末の識別信号を受信することによって各リモコン端末専用のリモコン端末が実行できる機能を設定するための表示画面へ切り替えることができる。図7では、リモコン1の識別信号を受信した結果、リモコン1専用のリモコン1が実行できる機能を設定するための表示画面が表示されている。
禁止部104には、情報再生記録装置3が有する複数の機能が表示されており、例えば、録画予約選択部105、電源OFF選択部106、番組変更選択部107、画質調整選択部108、サラウンド調整選択部109、音量バランス選択部110又はネットワーク設定選択部111等の機能を示す選択部が表示される。リモコン端末の操作により、例えば、録画予約を禁止したい(録画予約を実行できないようにする)場合には、録画予約選択部105を選択(例えば、チェックボックスにチェックを入れる)する。本実施例では、選択の一例として、チェックボックスを用いており、録画予約を選択(禁止)したい場合には、リモコン端末の実行を禁止(制限)したい対象を操作部35の操作により選択すると、チェックボックスにチェック(図のレ点)が入力される。
同様にして、電源OFF選択部106を選択すると、リモコン端末の操作によって、情報再生記録装置3の電源の遮断が行えないようになる。
また、番組変更選択部107を選択すると、リモコン端末の操作によって、情報再生記録装置3で受信可能な番組(コンテンツ)の変更が行えないようになる。
また、画質調整選択部108を選択すると、リモコン端末の操作によって、表示部34に表示される画像の画質調整(例えば、表示される画像の濃度又はコントラスト等の調整)が行えないようになる。
また、サラウンド調整選択部109を選択すると、リモコン端末の操作によって、外部出力部32から出力される音声の音質等の調整が行えないようになる。
また、音量バランス選択部110を選択すると、リモコン端末の操作によって、外部出力部32から出力される音声の空間上の広がり具合等の調整が行えないようになる。
また、ネットワーク設定選択部111を選択すると、リモコン端末の操作によって、例えば、ネットワークに関する各種設定、例えば、TCP/IPプロトコルの設定等が行えないようになる。
新規機能追加ボタン112は、情報再生記録装置3が有する複数の機能を追加する場合に用いられ、新たに追加される機能は、禁止部104に表示され、リモコン端末の実行を禁止(制限)する対象とすることができる。
リモコン追加ボタン113は、新たにリモコン端末を記憶部33に登録するために用いられるボタンであり、追加されたリモコン端末は、リモコン選択部に追加され、追加されたリモコン端末が実行できる機能を設定することができるようになる。
保存ボタン114は、リモコンの個別設定を記憶部33へ登録するためのボタンであり、保存ボタン114を押下することによって、リモコン端末が実行できる機能の設定結果が記憶部33へ保存される。
図6の説明に戻り、リモコン端末が実行できる機能の設定結果を記憶部33へ保存し(ステップS5)、子リモコン設定ボタンを押下すると(ステップS6:YES)、処理を終了する。子リモコン設定ボタンを押下しない場合には(ステップS6:NO)、継続してリモコン端末が実行できる機能の設定を行うことができる。
このようにして、親リモコンは子リモコンの操作によって実行される複数の機能を設定することができる。
次に、図9を用いて、各リモコン端末が実行できる機能が設定された後のシステム制御部37の動作の一例を説明する。図9は、各リモコン端末が実行できる機能が設定された後のシステム制御部37の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、システム制御部37にリモコン端末からの識別信号及び制御信号が入力されると、入力された識別信号から入力元のリモコン端末を特定する。そして、記憶部33に記録されたリモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能を設定したテーブルを参照して、入力された制御信号に示される機能が、入力元のリモコン端末が実行できる機能であるかを判断し、実行できる機能であれば許可し、実行できない機能であれば禁止する。
詳しく説明すると、システム制御部37にリモコン端末からの識別信号及び制御信号が入力されると、入力された識別信号から入力元のリモコン端末を特定する。即ち、システム制御部37が、子リモコン(リモコン端末2)を識別する識別信号を受信した場合には(ステップS10:YES)、子リモコンを識別し、記憶部33に記録された、リモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能が設定された情報を読出し、実行する(ステップS11)。
具体的には、記憶部33に記録された、リモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行できる機能を設定したテーブルを参照して、子リモコンが操作を許可された機能のみを実行できるようにする。
そして、ユーザが子リモコンの操作部12の操作により、情報再生記録装置3が有する機能のうち何れかを選択し、選択した機能が、子リモコンが実行を禁止された機能であった場合には(ステップS12:YES)、選択された機能を実行せずに処理を終了する。一方、選択した機能が、子リモコンが実行を禁止された機能であった場合には(ステップS12:NO)、選択された機能を実行し、処理を終了する。
あるいは、情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、例えば、画質設定・音質設定・ネットワーク設定などについては、記憶部33に記録された、各リモコン端末が実行できる機能が設定したテーブルを参照して、対応する子リモコン毎の情報を読出し、制限された機能に基づいた表示を行う。この方法によれば、親リモコンにより機能制限をうけた子リモコンでの機能設定の画面表示は、その子リモコンで設定可能である機能のみの表示となっており、設定が制限され子リモコンで設定できない機能については、設定不可の表示をするか、あるいは、表示されないことにより、機能の実行が禁止される。
図10及び図11に制限された機能に基づいた表示画面例を示す。
図10は、リモコン1(子リモコン)における制限された機能に基づいた表示を示す画面例であり、図11は、リモコン2(子リモコン)における制限された機能に基づいた表示を示す画面例である。
図10において、リモコン種別表示部120は、リモコン端末の種類(例えば、リモコン名や親リモコン又は子リモコン等)を表示し、リモコン1が表示されている。機能表示部121乃至123は、機能の種類と制限に基づいた表示が表されている。例えば、機能表示部121は画質調整の設定が禁止されている状態を示しており、機能表示部122は音質調整が禁止されている状態を示しており、機能表示部123はネットワーク設定が許可されている状態をそれぞれ示している。
また、機能が許可されている場合には、実行ボタン124が表示され、実行ボタン124を押下すると、許可された機能を実行するようになっている。従って、実行ボタン124を押下すると、ネットワーク設定を実行する。
図11は、リモコン2(子リモコン)における制限された機能に基づいた表示を示す画面例を示す。
図11において、リモコン種別表示部130は、リモコン端末の種類としてリモコン2が表示している。また、機能表示部131は画質調整の設定が許可されている状態を示しており、機能表示部132は音質調整が禁止されている状態を示しており、機能表示部133はネットワーク設定が禁止されている状態をそれぞれ示している。そして、機能が許可されている機能表示部131には、実行ボタン134が表示されている。
図9の説明に戻り、システム制御部37が、子リモコンを識別する識別信号ではなく、親リモコンを識別する識別信号を受信した場合には(ステップS20:YES)、親リモコンの設定値(例えば、全ての機能を実行することができる設定)を読み出して、実行する(ステップS21)。そして、システム制御部37は、選択した機能を実行し(ステップS21)、処理を終了する。親リモコンを識別する識別信号を受信しなかった場合には(ステップS20:NO)、システム制御部37が認識できないリモコン等、何らかの問題が発生した場合であることが想定されるため、処理を終了する。
また、この場合、新たにリモコンをシステム制御部37へ登録するための処理(図8のリモコン追加ボタン109と同等の機能)へ移行するようにしてもよい。
以上説明したように、上記実施形態によれば、システム制御部37は、親リモコンの制御信号に基づき、子リモコンが実行することができる複数の機能を設定することができる。そして、システム制御部37は、システム制御部37にリモコン端末からの識別信号及び制御信号が入力されると、入力された識別信号から入力元のリモコン端末を特定する。そして、記憶部33に記録されたリモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行させることができる機能を設定したテーブルを参照して、入力された制御信号に示される機能が、入力元のリモコン端末が実行できる機能であるかを判断し、実行できる機能であれば許可し、実行できない機能であれば禁止する。
あるいは、実行できる機能のみ表示し、実行できない機能は非表示とする。このようにすることで、実行できない機能は禁止することが可能である。
従って、一つのリモコン(親リモコン)で、各利用者が所有するリモコン(子リモコン)毎の操作を統括的に制御することができる。
また、上記実施形態においては、本願を情報処理システムSに対して適用した場合の例を説明したが、その他にも、例えば携帯電話機、パーソナルコンピュータ、及びその他車載用、家庭用等の電子機器に対して適用可能である。
本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るリモコン端末1概要構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るリモコン端末2概要構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報再生記録装置3の概要構成例を示すブロック図である。 リモコン端末毎に情報再生記録装置3が有する複数の機能のうち、各リモコン端末が実行させることができる機能を設定したテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る子リモコンが実行させることができる複数の機能を設定する動作の概要を示すフローチャートである。 子リモコン設定メニュー画面を示す図である。 子リモコンの個別設定用画面の一例を示す図である。 各リモコン端末が実行できる機能が設定された後のシステム制御部37の動作の一例を示すフローチャートである。 リモコン1(子リモコン)における制限された機能に基づいた表示を示す画面例である。 リモコン2(子リモコン)における制限された機能に基づいた表示を示す画面例である。
符号の説明
1 リモコン端末1
2 リモコン端末2
3 情報再生記録装置
11 リモコン信号送信部
12、16、35 操作部
13 子リモコン設定ボタン
14、34 表示部
15、37 システム制御部
31 再生処理部
32 外部出力部
33 記憶部
36 リモコン信号受信部
38 通信部
39 チューナ部
S 情報処理システム

Claims (15)

  1. 複数のリモートコントロール装置と、ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理装置と、を有する情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定手段と、
    前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記複数のリモートコントロール装置のうち一のリモートコントロール装置のみに、前記機能設定手段としての動作を開始させる機能設定開始手段を、
    備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記一のリモートコントロール装置は、親リモートコントロール装置であり、
    前記一のリモートコントロール装置以外の他のリモートコントロール装置は、子リモートコントロール装置であり、
    前記親リモートコントロール装置が実行させる前記機能設定手段によって、前記子リモートコントロール装置が遠隔操作により実行させる前記機能を制限することを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記制限された機能は、コンテンツの閲覧であることを特徴とする情報処理システム。
  4. ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理装置において、
    前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定手段と、
    前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1に含まれる複数のリモートコントロール装置における一のリモートコントロール装置であって、
    前記機能設定開始手段を備えることを特徴とするリモートコントロール装置。
  6. ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理方法において、
    前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する設定工程と、
    前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  7. 請求項6に含まれるリモートコントロール方法において、
    設定工程としての動作を開始させる機能設定開始工程を備えることを特徴とするリモートコントロール方法。
  8. ユーザによる前記複数のリモートコントロール装置の遠隔操作によって、情報処理装置が有する複数の機能のうち、ユーザが選択する任意の前記機能を実行する前記情報処理装置に含まれるコンピュータを、
    前記複数のリモートコントロール装置が遠隔操作によって実行させる前記機能を前記複数のリモートコントロール装置毎に設定する機能設定手段、
    前記機能設定手段による設定結果を記憶する記憶手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  9. 請求項8に含まれる複数のリモートコントロール装置に含まれるコンピュータを、
    前記機能設定手段としての動作を開始させる機能設定開始手段、
    として機能させることを特徴とするリモートコントロールプログラム。
  10. 機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記複数のリモートコントロール装置は、
    前記情報処理装置が有する前記複数の機能を実行させるために前記複数の機能に応じて設定される制御信号と、前記複数のリモートコントロール装置のそれぞれを識別するために相互に異なる識別子が付された識別信号を送信する送信手段とを、
    さらに備え、
    前記情報処理装置は、
    前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信手段と、
    前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行手段と、
    前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別手段と、
    前記識別手段によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行手段と、
    をさらに備えることを特徴とする情報処理システム。
  11. 請求項10に記載の情報処理システムにおいて、
    前記複数のリモートコントロール装置のうち一のリモートコントロール装置は、親リモートコントロール装置であり、
    前記一のリモートコントロール装置以外の他のリモートコントロール装置は、子リモートコントロール装置であり、
    前記子リモートコントロール装置は、前記親リモートコントロール装置が実行させる前記機能設定手段によって、前記子リモートコントロール装置が遠隔操作により実行させる前記機能を制限するように設定された範囲内で、前記機能を遠隔操作により実行させることを特徴とする情報処理システム。
  12. 請求項11に記載の情報処理システムにおいて、
    前記複数の機能のうち一の機能は、コンテンツの閲覧であることを特徴とする情報処理システム。
  13. 機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムに含まれる情報処理装置であって、
    前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信手段と、
    前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行手段と、
    前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別手段と、
    前記識別手段によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行手段と、
    をさらに備えることを特徴とする情報処理装置。
  14. 機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、
    前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信工程と、
    前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行工程と、
    前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別工程と、
    前記識別工程によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行工程と、
    をさらに備えることを特徴とする情報処理方法。
  15. 機能設定手段による設定結果が記憶手段に記憶されている請求項1に記載の情報処理システムに含まれる情報処理装置に含まれるコンピュータを、
    前記制御信号及び前記識別信号を受信する受信手段、
    前記制御信号に基づいて前記複数の機能を実行する第1実行手段、
    前記識別信号に基づいて前記制御信号を送信した前記複数のリモートコントロール装置の一を識別する識別手段、
    前記識別手段によって識別される前記複数のリモートコントロール装置の前記設定結果に基づいて、前記制御信号によって実行させる前記機能を特定し、実行を許された前記機能のみを実行する第2実行手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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