JP2009242830A - ボトル缶用アルミニウム合金板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Cu:0.15〜0.4質量%、Mg:0.8〜1.5質量%、Mn:0.7〜1.1質量%、Fe:0.4〜0.8質量%、Si:0.1〜0.4質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物から構成されるボトル缶用アルミニウム合金板であって、アルミニウム合金板における210℃×10分のベーキング処理後の0.2%耐力が230〜270N/mm2かつ、アルミニウム合金板に、さらに、45%の冷間加工率で冷間加工を加え、この冷間加工を加えた後の圧延板における210℃×10分のベーキング処理後の0.2%耐力から、前記冷間加工を加える前のアルミニウム合金板の0.2%耐力を引いた値が8〜28N/mm2であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
前記のとおり、容器におけるコスト競争力を高めるために薄肉軽量化を進めていく上では、加工性および缶強度を高める必要があるが、製造工程における冷間圧延条件によっては、材料の加工硬化特性に変化が生じ、それが加工性や缶強度に影響をおよぼすこととなる。そのため、さらなる薄肉軽量化を進めるためには、ボトル缶用のアルミニウム合金板の特性および製造方法において、さらなる改善が必要とされる。
≪ボトル缶用アルミニウム合金板≫
アルミニウム合金板は、Cu、Mg、Mn、Fe、Siを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、さらに、アルミニウム合金板の加工硬化特性を所定範囲に制御したものである。
以下、アルミニウム合金板の化学成分の限定理由およびアルミニウム合金板の加工硬化特性について説明する。
Cuは、アルミニウム合金板の強度に寄与する元素である。Cuの含有量が0.15質量%未満では、缶強度が不足する。一方、0.4質量%を超えると、加工硬化が大きすぎ、しごき成形時(しごき加工時)の割れ(ピンホール、ティアオフ等も含む)や、ネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、Cuの含有量は、0.15〜0.4質量%とする。
Mgは、アルミニウム合金板の強度に寄与する元素である。Mgの含有量が0.8質量%未満では、缶強度が不足する。一方、1.5質量%を超えると、加工硬化が大きすぎ、しごき成形時の割れ(ピンホール、ティアオフ等も含む)や、ネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、Mgの含有量は、0.8〜1.5質量%とする。
Mnは、アルミニウム合金板の強度に寄与するとともに、金属間化合物を適正に分散させて、加工性を向上させるのに効果的な元素である。Mnの含有量が0.7質量%未満では、缶強度が不足する。一方、1.1質量%を超えると、加工硬化が大きすぎ、しごき成形時の割れ(ピンホール、ティアオフ等も含む)が発生し、また、金属間化合物のサイズ、量ともに過度に増える結果となり、粗大な金属間化合物に起因するネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、Mnの含有量は、0.7〜1.1質量%とする。
Feは、アルミニウム合金板の耳率を適正範囲にコントロールするとともに、金属間化合物を適正に分散させて、加工性を向上させるのに効果的な元素である。
Feの含有量が0.4質量%未満では、0−180°耳の発生が顕著となり、ネック成形時のシワの発生率が高まる。また、カップ成形時、しごき成形時における耳切れの発生により、ピンホール、ティアオフ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。一方、0.8質量%を超えると、金属間化合物のサイズ、量ともに過度に増える結果となり、粗大な金属間化合物に起因するネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、Feの含有量は、0.4〜0.8質量%とする。
Siは、アルミニウム合金板の耳率を適正範囲にコントロールするとともに、金属間化合物を適正に分散させて、加工性を向上させるのに効果的な元素である。
Siの含有量が0.1質量%未満では、45°耳の発生が顕著となり、ネック成形時のシワの発生率が高まる。また、カップ成形時、しごき成形時における耳切れの発生により、ピンホール、ティアオフ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。一方、0.4質量%を超えると、熱間圧延時の再結晶を阻害して結晶粒のばらつきを招き、カップ成形時、しごき成形時における耳切れの発生により、ピンホール、ティアオフ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。また、金属間化合物のサイズ、量ともに過度に増える結果となり、粗大な金属間化合物に起因するネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、Siの含有量は、0.1〜0.4質量%とする。
アルミニウム合金板の成分は、前記の他、残部がAlおよび不可避的不純物からなるものである。なお、不可避的不純物として、例えば、Cr:0.10質量%以下、Zn:0.50質量%以下、Ti:0.10質量%以下、Zr:0.10質量%以下、B:0.05質量%以下の含有は本発明の効果を妨げるものではなく、このような不可避的不純物の含有は許容される。
本発明においては、加工硬化特性を所定範囲に制御することで、加工硬化挙動を最適化する。
すなわち、アルミニウム合金板の加工硬化特性として、アルミニウム合金板における210℃×10分のベーキング処理(熱処理)後の0.2%耐力を230〜270N/mm2とする。また、製造後のアルミニウム合金板に、さらに、45%の冷間加工率で冷間加工を加え、この冷間加工を加えた圧延板に、210℃×10分のベーキング処理を行ったときの0.2%耐力から、冷間加工を加える前のアルミニウム合金板の0.2%耐力を引いた値(0.2%耐力の増分)を8〜28N/mm2とする。
アルミニウム合金板における210℃×10分のベーキング処理後の0.2%耐力が230N/mm2未満では、缶強度が不足する。一方、270N/mm2を超えると、強度が高すぎ、しごき成形時の割れ(ピンホール、ティアオフ等も含む)が発生し、また、ネック部の強度が上がりすぎ、ネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、210℃×10分ベーキング後の0.2%耐力は、230〜270N/mm2とする。
0.2%耐力の増分が8N/mm2未満では、製缶後、特にネジ部の強度が不足し、座屈強度(ネジ部座屈強度)の低下を招くため、商品としての機能を満たさない。一方、28N/mm2を超えると、ネック部の強度が上がりすぎ、ネック成形時のシワ、スジ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、0.2%耐力の増分は、8〜28N/mm2とする。
≪ボトル缶用アルミニウム合金板の製造方法≫
アルミニウム合金板の製造方法は、第1工程、第2工程、第3工程および第4工程を含むものである。
以下、各工程について説明する。
第1工程は、アルミニウム合金を溶解、鋳造して鋳塊を作製する工程である。
ここで、アルミニウム合金の化学成分は、Cu:0.15〜0.4質量%、Mg:0.8〜1.5質量%、Mn:0.7〜1.1質量%、Fe:0.4〜0.8質量%、Si:0.1〜0.4質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物から構成されるものである。各化学成分の説明については、前記したとおりであるため、ここでは省略する。
第2工程は、第1工程で作製された鋳塊を均質化熱処理する工程である。
均質化熱処理条件は、570〜620℃で2時間以上保持することが好ましい。均質化熱処理温度が570℃未満もしくは保持時間が2時間未満では、次工程の熱間圧延時の集合組織のばらつきを招き、後記するボトル缶の製造工程において、DI成形(しごき成形)の際の耳率のばらつきが増大しやすく、所定の缶寸法を得ることが困難となりやすい。また、未再結晶組織の残存により、ネック成形時のシワの発生、さらにはカール割れの発生を招きやすい。一方、620℃を超えると、鋳塊表面がバーニングを起こしやすく、アルミニウム合金板の製造自体が困難となりやすい。
第3工程は、第2工程で均質化熱処理された鋳塊を熱間圧延して圧延板を作製する工程である。
熱間圧延の条件は、熱間圧延の開始温度を450〜550℃、熱間圧延の巻き取り温度を300℃以上とするのが好ましい。熱間圧延の開始温度が450℃未満では、圧延荷重が過大となりやすく、アルミニウム合金板を製作することが困難となりやすい。一方、550℃を超えると、表面酸化皮膜の成長を促進させて表面品質の低下を招きやすい。
また、熱間圧延処理の巻き取り温度が300℃未満では、アルミニウム合金板における再結晶が十分に生じなくなり、その結果、粗大な結晶粒の混在、材料強度の上昇を招きやすく、しごき成形性が低下しやすい。また、耳率が高くなってフランジ部の寸法不良を生じやすい。
第4工程は、第3工程で作製された圧延板を冷間圧延してアルミニウム合金板を作製する工程である。
なお、ここでの冷間加工率とは、冷間圧延トータルの冷間加工率のことである。
冷間加工率が82%未満では、0−180°耳の発生が顕著となり、ネック成形時のシワの発生率が高まる。また、カップ成形時、しごき成形時における0°方向の耳切れの発生により、ピンホール、ティアオフ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。一方、88%を超えると、45°耳の発生が顕著となり、ネック成形時のシワの発生率が高まる。また、しごき成形時における45°方向の耳切れの発生により、ピンホール、ティアオフ等の発生率が高く、加工性に劣り、実用に適さない。
したがって、冷間加工率は、82〜88%の範囲とする。
「X+3.5×10-3×V」の値が50未満では、材料の動的回復が不足し、前記したアルミニウム合金板の加工硬化特性における0.2%耐力の増分が8N/mm2に満たず、製缶後、特にネジ部の強度が不足し、座屈強度(ネジ部座屈強度)の低下を招くため、商品としての機能を満たさない。一方、71を超えると、材料の動的回復が進みすぎ、アルミニウム合金板の210℃×10分ベーキング後の0.2%耐力が230N/mm2に満たず、缶強度が不足する。
したがって、「X+3.5×10-3×V」の値は、50〜71とする。
中間焼鈍を行うと、成形時の加工硬化が大きくなり、ネック成形時のシワ、スジ等の発生によりネック成形性が劣化するためであり、また、工程が増えることで、コストアップになるためである。また、中間焼鈍を行うと、0.2%耐力の増分が28N/mm2を超えてしまう。なお、冷間圧延前に中間焼鈍を実施すると、0.2%耐力の増分が28N/mm2を超えてしまう他、210℃×10分のベーキング処理後の0.2%耐力が270N/mm2を超えてしまう。また、冷間圧延途中に中間焼鈍を行う場合は、耳の発生の仕方が異なり、冷間加工率が低くてもマイナス耳は発生しない。
図2(a)、(b)は、タンデム圧延機を概略的に示す模式図である。タンデム圧延機100は、複数台(ここでは5台)の圧延スタンド11〜15が連続して配設されており、各圧延スタンド11〜15は、被圧延材70を圧延する圧延ローラ21〜25と、被圧延材70の板厚を測定する板厚計31〜35と、圧延荷重を測定する荷重計41〜45と、を備えている。また、ここでは、各圧延スタンド11〜15間には、被圧延材70の張力を測定する張力計51〜56が配設されている。
なお、ここでは、タンデム圧延機として、5タンデムのものを例にして説明したが、タンデム圧延機としては、2タンデム、3タンデム、あるいは、4タンデムのものを使用してもよい。
なお、図3中のブランクの数値は、圧延方向を0°とした場合の方向の角度である。
表1の実施例1〜8および比較例1〜16に示すような合金組成を備えたアルミニウム合金を溶解、鋳造し、次に均質化熱処理、続いて熱間粗圧延、熱間仕上げ圧延を順次行い、ホットコイルを製造した。
均質化熱処理の条件は、600℃×4時間、熱間圧延の条件は、熱間圧延の開始温度を510℃、熱間圧延の巻き取り温度を320〜340℃とした。
なお、板厚0.345mmは、従来の板厚が0.360〜0.40mm程度であるので、薄肉化された板厚といえる。
そして、前記の実施例1〜8、比較例1〜16のアルミニウム合金板について、製造後(すなわち、冷間圧延後)の0.2%耐力、210℃×10分のベーキング処理(熱処理)後の0.2%耐力、および、製造後(冷間圧延後)のアルミニウム合金板に、さらに、45%の冷間加工率で冷間加工を加え、この冷間加工を加えた圧延板に、210℃×10分のベーキング処理を行ったときの0.2%耐力を以下の測定方法により求めた。また、0.2%耐力の増分を求めた。
冷間圧延後のアルミニウム合金板からJIS5号試験片を圧延方向に採取し、この試験片を用いてJISZ2241に準拠して引張試験を行い、引張強さを測定した。
210℃で10分のベーキング処理を施したアルミニウム合金板からJIS5号試験を採取し、この試験片を用いて、JISZ2241に準拠して引張試験を行い、ベーキング処理後の0.2%耐力を測定した。
冷間圧延後のアルミニウム合金板に45%の冷間加工率で冷間加工を加えた後、この冷間加工を加えた圧延板に210℃×10分のベーキング処理を施した。そして、このベーキング処理後の圧延板からJIS5号試験を採取し、この試験片を用いて、JISZ2241に準拠して引張試験を行い、0.2%耐力を測定した。
なお、この値と、前記冷間圧延後の0.2%耐力との差から、0.2%耐力の増分を求めた。
これらの結果を表1に示す。なお、表1中、本発明の構成を満たさないものについては、数値に下線を引いて示す。
次に、前記のアルミニウム合金板を使用して、以下の手順で2ピースボトル缶を製造した。
まず、アルミニウム合金板から外径160mmのブランクを打ち抜き、このブランクを直径94mmのポンチで絞り、カッピングを施して、カップ径94mmの絞りカップを得た。この絞りカップに対してDI成形(しごき成形)を施して、胴体部の内径が66mmのDI缶(しごき成形缶)を得た。このしごき成形缶の胴体部端部をトリミングし、210℃で10分のベーキング処理を行った後、さらに開口部の内径が40mmになるまでダイネック方式でネッキングを施して、ネッキング品を得た。このネッキング品のネック部にネジ・カール成形によりネジ部、カール部を形成して2ピースボトル缶とした。
前記の成形プロセス中の缶、および、作製した缶を使用して、加工性の評価として、しごき成形性(しごき加工性)、および、ネック成形性、強度の評価として、耐圧強度、および、座屈強度(缶胴座屈強度、ネジ部座屈強度)の評価を以下の方法で行った。
前記DI成形において、10000缶の連続成形を行い、そのときに発生したピンホールやティアオフの発生数でしごき成形性を評価した。即ち、ピンホールやティアオフの発生した缶数が、10000缶あたり、3缶未満のものを、しごき成形性が良好「○」、発生した缶数が3缶以上のものを、しごき成形性が不良「×」とした。
前記のネッキング品(サンプル数=20)において、シワやスジ状の欠陥の発生状況を確認することによって、ネック成形性を評価した。20缶をネック成形した際、シワやスジ状の欠陥が見られなかったものを、ネック成形性が良好「○」、1缶でもシワやスジ状の欠陥が見られたものを、ネック成形性が不良「×」とした。
前記の2ピースボトル缶(サンプル数=10)に内圧を負荷し、缶底がバックリングする直前の最大内圧を測定して、その平均値を耐圧強度とした。最大内圧の平均値が686kPa以上のものを、耐圧強度が良好「○」、686kPa未満のものを、耐圧強度が不良「×」とした。
前記の2ピースボトル缶(サンプル数=10)に軸方向の圧縮荷重を負荷し、ネック部または胴体部が座屈したときの荷重を測定して、その平均値を座屈強度とした。荷重の平均値が1960N以上のものを、座屈強度が良好「○」、1960N未満のものを、座屈強度が不良「×」とした。
これらの各試験結果を表2に示す。
一方、本発明の要件を満たさない比較例1〜16においては、板厚が薄肉化されると、しごき成形性、ネック成形性、耐圧強度および座屈強度のうち少なくとも1項目以上が実施例と比較して劣る結果となった。
以下に、比較例の試験結果について説明する。
2 胴体部
3 ネック部
4 開口部
5 ネジ部
6 底部
7 カール部
100 タンデム圧延機
A ボトル缶用アルミニウム合金板
Claims (3)
- Cu:0.15〜0.4質量%、Mg:0.8〜1.5質量%、Mn:0.7〜1.1質量%、Fe:0.4〜0.8質量%、Si:0.1〜0.4質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物から構成されるボトル缶用アルミニウム合金板であって、
前記ボトル缶用アルミニウム合金板における210℃×10分のベーキング処理後の0.2%耐力が230〜270N/mm2かつ、
前記ボトル缶用アルミニウム合金板に、さらに、45%の冷間加工率で冷間加工を加え、この冷間加工を加えた圧延板に、210℃×10分のベーキング処理を行ったときの0.2%耐力から、前記冷間加工を加える前の前記ボトル缶用アルミニウム合金板の0.2%耐力を引いた値が8〜28N/mm2であることを特徴とするボトル缶用アルミニウム合金板。 - Cu:0.15〜0.4質量%、Mg:0.8〜1.5質量%、Mn:0.7〜1.1質量%、Fe:0.4〜0.8質量%、Si:0.1〜0.4質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物から構成されるアルミニウム合金を溶解、鋳造して鋳塊を作製する第1工程と、
前記鋳塊を均質化熱処理する第2工程と、
前記均質化熱処理された鋳塊を熱間圧延して圧延板を作製する第3工程と、
前記圧延板を冷間圧延してアルミニウム合金板を作製する第4工程と、を含み、
前記第4工程において、冷間加工率を82〜88%の範囲に制御するとともに、圧延速度をV(m/min)、最終パス加工率をX(%)としたとき、
50≦X+3.5×10-3×V≦71
の式を満足する条件で冷間圧延を行うことを特徴とするボトル缶用アルミニウム合金板の製造方法。 - 前記冷間圧延は、圧延ローラ、板厚を測定する板厚計、圧延荷重を測定する荷重計、および、前記圧延ローラのロールギャップを調整する圧下機構をそれぞれ備える複数台の圧延スタンドと、前記圧下機構を制御する制御部と、この制御部の制御を調整する制御調整装置と、を有するタンデム圧延機で行うことを特徴とする請求項2に記載のボトル缶用アルミニウム合金板の製造方法。
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