JP2009103465A - コネクタ接続監視装置及びコネクタ接続監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視側と負荷側との間に、基板側ポストコネクタ、中継コネクタ、コネクタソケットをケーブルを介して接続することで電気回路を構成する。信号線W−1、W−2の間に抵抗rを並列接続する。監視側の制御部5は、基板側ポストコネクタ、中継コネクタ、コネクタソケットの各抵抗の抵抗値を合成した合成抵抗値を抵抗値測定器7により測定する。制御部5のCPU9は、抵抗値測定器7により測定した合成抵抗値に基づき、コネクタ接続状態(コネクタが正常に接続されているか否か)を判定する。CPU9は、判定結果(コネクタ接続状態が正常でない場合)を表示部8に表示する。
【選択図】図1
Description
負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視装置において、前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された抵抗を合成した合成抵抗に関わる値を測定する測定手段と、前記測定手段により測定された合成抵抗に関わる値に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視装置において、前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された第1の抵抗の一端側を第2の抵抗を介して規定電圧にプルアップすると共に、前記第1の抵抗の他端側を第3の抵抗を介してグランドにプルダウンした構成における、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続点の電圧と、前記第1の抵抗と前記第3の抵抗との接続点の電圧を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された電圧に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
合成抵抗に関わる値もしくは検出電圧に基づきコネクタ接続状態を判定する。これにより、従来技術のようにコネクタにスイッチを装備すること無く、コネクタの接続状態を確認することが可能となると共に、より小型で安価なコネクタを実現することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコネクタ接続監視装置としてのコネクタ結合確認機能付き回路の構成を示すブロック図である。
しかし、正常に接続されているコネクタの数がn未満である場合、合成抵抗Rnは接続が正常でないコネクタの位置に応じた値となる。基板側ポストコネクタ1−Dに最も近いコネクタソケット1−Aの接続が正常でない場合、コネクタソケット1−Aよりも負荷6側にあるコネクタへの信号伝達がなされない。従って、コネクタソケット1−Aよりも負荷6側にあるコネクタが接続されていない状態と同じであるので、合成抵抗Rn=rとなる。同様に、コネクタソケット2−Aと中継コネクタ2−Cとの接続が正常でない場合、合成抵抗Rn=r/3となる。同様にコネクタソケット4−Aの接続が正常でない場合、合成抵抗Rn=r/9となる。このように、合成抵抗Rnの値に応じて、どこのコネクタの接続が正常でないかを判別できる。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るコネクタ接続監視装置としてのコネクタ結合確認機能付き回路の構成を示すブロック図である。
また、このとき、検出電圧V1、V2について下記の項目を確認することにより、信号線の線噛みについても確認することができる。
・V1=0Vの場合は、信号線W−11は線噛み状態である。
・V1≠0Vで且つV1≠Vcc、V2=0Vの場合は、信号線W−12が線噛み状態である。
信号線W−11、W−12を含む配線の断線の有無を判定してもよい。
上記第1の実施の形態では、各コネクタにそれぞれ接続された抵抗rの抵抗値を合成した合成抵抗値に基づきコネクタ接続状態を判定したが、これに限定されるものではない。例えば合成抵抗にかかる電圧値に基づきコネクタ接続状態を判定してもよい。
各コネクタにそれぞれ接続された抵抗rと検出用抵抗R1の接続点の検出電圧と、抵抗rと検出用抵抗R2の接続点の検出電圧に基づきコネクタ接続状態及び信号線の線噛みを判定したが、これに限定されるものではない。検出用抵抗はR1のみ設け、各コネクタにそれぞれ接続された抵抗rと検出用抵抗R1の接続点の検出電圧に基づきコネクタ接続状態及び信号線の線噛みを判定してもよい。
1−D、4−D、11−D、14−D 基板側ポストコネクタ
2−C、3−C、12−C、13−C 中継コネクタ
5、15 制御部
6、16 負荷
7 抵抗測定器
8、18 表示部
9、19 CPU
10、17 ROM
20 A/Dコンバータ
W−1、W−2、W−11、W−12 信号線
r 抵抗
R1、R2 検出用抵抗
Vcc 電源
V1、V2 検出電圧
P1、P2 接続点
Claims (12)
- 負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視装置において、
前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された抵抗を合成した合成抵抗に関わる値を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された合成抵抗に関わる値に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定手段と、を備えることを特徴とするコネクタ接続監視装置。 - 前記複数のコネクタがそれぞれ備える前記抵抗は、前記負荷側と前記監視側との間に配設される複数の信号線の間に並列に接続されると共に、同じ抵抗値を有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ接続監視装置。
- 前記判定手段は、前記複数のコネクタのうち正常に接続されているコネクタの数を判定することを特徴とする請求項1記載のコネクタ接続監視装置。
- 前記合成抵抗に関わる値は、前記複数のコネクタがそれぞれ備える前記抵抗の抵抗値を合成した合成抵抗値、合成抵抗にかかる電圧値の何れかを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ接続監視装置。
- 負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視装置において、
前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された第1の抵抗の一端側を第2の抵抗を介して規定電圧にプルアップすると共に、前記第1の抵抗の他端側をグランドにプルダウンした構成における、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続点の電圧を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された電圧に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定手段と、を備えることを特徴とするコネクタ接続監視装置。 - 負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視装置において、
前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された第1の抵抗の一端側を第2の抵抗を介して規定電圧にプルアップすると共に、前記第1の抵抗の他端側を第3の抵抗を介してグランドにプルダウンした構成における、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続点の電圧と、前記第1の抵抗と前記第3の抵抗との接続点の電圧を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された電圧に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定手段と、を備えることを特徴とするコネクタ接続監視装置。 - 前記複数のコネクタがそれぞれ備える前記第1の抵抗は、前記負荷側と前記監視側との間に配設される複数の信号線の間に並列に接続されると共に、同じ抵抗値を有することを特徴とする請求項5又は6記載のコネクタ接続監視装置。
- 前記判定手段は、前記複数のコネクタのうち正常に接続されているコネクタの数、信号線のグランドへのショート状態の有無、信号線を含む配線の断線の有無、のうち何れかを判定することを特徴とする請求項5、6、7の何れかに記載のコネクタ接続監視装置。
- 前記判定手段の判定結果を出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1、3、5、6、8の何れかに記載のコネクタ接続監視装置。
- 負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視方法において、
前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された抵抗を合成した合成抵抗に関わる値を測定する測定ステップと、
前記測定ステップにより測定された合成抵抗に関わる値に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定ステップと、を有することを特徴とするコネクタ接続監視方法。 - 負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視方法において、
前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された第1の抵抗の一端側を第2の抵抗を介して規定電圧にプルアップすると共に、前記第1の抵抗の他端側をグランドにプルダウンした構成における、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続点の電圧を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された電圧に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定ステップと、を有することを特徴とするコネクタ接続監視方法。 - 負荷側と監視側との間に複数のコネクタをケーブルを介して接続することで構成される電気回路の前記コネクタの接続状態を監視するコネクタ接続監視方法において、
前記複数のコネクタが各々有する複数の極のうち何れか2つの極の間にそれぞれ接続された第1の抵抗の一端側を第2の抵抗を介して規定電圧にプルアップすると共に、前記第1の抵抗の他端側を第3の抵抗を介してグランドにプルダウンした構成における、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との接続点の電圧と、前記第1の抵抗と前記第3の抵抗との接続点の電圧を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された電圧に基づき、前記複数のコネクタの接続状態を判定する判定ステップと、を有することを特徴とするコネクタ接続監視方法。
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