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JP2009176469A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋を開閉する際に、蓋が機器本体へ干渉したり、蓋ががたついたり、蓋が位置ずれを起こしたりするのを防止して、蓋の開閉動作をスムースに行うことができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、機器本体の収納部を開閉する蓋が、機器本体に対して閉じ位置と開き位置との間で回転可能に取り付けられたプレート8と、プレート8に対して閉じ位置と係合解除位置との間で移動可能に取り付けられた蓋本体7と、を有し、プレート8が閉じ位置で、蓋本体7が閉じ位置であるときに収納部を塞ぎ、プレート8が開き位置で、蓋本体7が係合解除位置であるときに収納部を開口する。そして、係合解除位置でのプレート8と蓋本体7との間のZ方向の隙間を、閉じ位置でのプレート8と蓋本体7との間のZ方向の隙間より小さくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、アクセサリ等の収納部を塞ぐ蓋を備えるデジタルカメラ等の電子機器に関する。
カメラ等の精密電子機器では、電池やメモリカード等のアクセサリを収納部に収納し、その収納部を可動式の蓋で塞ぐものがある。アクセサリの着脱を容易にするには、開いた蓋が収納部から十分に離れて退避していることが望ましく、また、デザイン性の観点から、蓋を閉じたときは蓋と機器本体とが面一となることが望ましい。
図13に、従来の電子機器の一例であるデジタルカメラを示す(特許文献1、特許文献2)。
このデジタルカメラは、上記同様に、蓋本体121の内側にプレート122をスライド動作可能に取付け、カメラ本体123に設けた軸受部123a,123bにプレート122のヒンジ部122aを取り付ける。これにより、蓋120がカメラ本体123に対して回転自在に取り付けられる。
蓋120を閉じた状態では、蓋本体121に設けた爪部121aがカメラ本体123のフック部123cに係合して蓋120の閉状態を維持し、蓋120を開くときは、プレート122がカメラ本体123に当接する範囲まで蓋120が回転可能になる。
特開平9−92243号公報(第4頁、図3) 特開2006−252969号公報(第6頁、図1)
上述した従来のデジタルカメラでは蓋本体121をスライドさせて爪部121aとフック部123cとの係合を解除した後、蓋120をカメラ本体123に対して回動させる構成となっている。したがって、蓋120をカメラ本体123に対してスムースに開閉するには、蓋本体121とプレート122の間および軸受部123a,123bとプレート122のヒンジ部122aとの間にクリアランスをもうける必要がある。
しかしながら、このクリアランスが大きい場合には、蓋120の開閉時に蓋本体121がカメラ本体123に干渉し易くなる。このため、カメラ本体123の表面を傷つけたり、蓋本体121が破損したりするおそれが生じる。
また、クリアランスが大きいと、蓋本体121のがたつきが大きくなり、蓋120の開閉動作を行う際に、部材同士が摺動して部材が削れたり、削れカスが生じたりするなどの問題も招き易い。
そこで、本発明は、蓋を開閉する際に、蓋が機器本体へ干渉したり、蓋ががたついたり、蓋が位置ずれを起こしたりするのを防止して、蓋の開閉動作をスムースに行うことができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、機器本体に対して回動可能に取り付けられたプレートと、前記プレートに対してスライド移動可能に取り付けられ、閉じ位置では前記機器本体と係合する蓋本体と、を有し、前記蓋本体を前記機器に対して開くする際には、前記蓋本体を前記機器本体との係合を解除する係合解除位置にスライドさせた後、前記プレートを前記機器本体に対して回動させて前記蓋本体を開き位置に移動させる電子機器において、前記係合解除位置での前記プレートと前記蓋本体との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間を、前記閉じ位置での前記プレートと前記蓋本体との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間より小さくした、ことを特徴とする。
本発明の電子機器は、機器本体に対して回動可能に取り付けられたプレートと、前記プレートに対してスライド移動可能に取り付けられ、閉じ位置で前記機器本体と係合する蓋本体と、を有し、前記蓋本体を前記機器に対して開く際には、前記蓋本体を前記機器本体との係合を解除する係合解除位置にスライドさせた後、前記プレートを前記機器本体に対して回動させて前記蓋本体を開き位置に移動させる電子機器において、前記開き位置での前記機器本体と前記プレートとの間における前記プレートの回転軸線方向の隙間を、前記閉じ位置での前記機器本体と前記プレートとの間における前記プレートの回転軸線方向の隙間より小さくした、ことを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、蓋本体を開閉する際に、蓋本体が機器本体へ干渉したり、蓋本体ががたついたり、蓋本体が位置ずれを起こしたりするのを防止することができるので、蓋本体の開閉動作をスムースに行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施の形態の一例であるデジタルカメラを底部側から見た斜視図である。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、カメラ本体(機器本体)1の底面に蓋2が開閉自在に設けられている。そして、蓋2に設けられたロックレバー9の操作部9aをZ(+)方向にスライド移動させながら蓋2をX(−)方向にずらすと、図2に示すように、蓋2が開く方向に回転して収納部3が開口される。これにより、電池4,5やメモリカード6などのアクセサリ類を収納部3に出し入れすることが可能になる。
図3に、蓋2の分解斜視図を示す。蓋2は、蓋本体7、プレート8、押さえ板12、電極板13、ロックレバー9を備える。
蓋本体7は、モールド材等で形成され、その内側には、ステンレス板等で形成されたプレート8が蓋本体7の閉じ位置と開き位置との間で蓋本体7に対して相対的にX方向にスライド移動可能に取り付けられている。プレート8は、プレート8に設けた長穴部(ガイド部)8aに、蓋本体7の内側に設けられたダボ(スライド部)7aを貫通させることで、蓋本体7に取り付けられる。
また、蓋本体7の内側には、ダボ7aを挟むようにガイドリブ(スライド部)7b,7cがX方向に沿って延びており、ガイドリブ7b,7cは、プレート8に設けられた曲げ部(ガイド部)8b,8cに所定の隙間をもって対向配置される。これにより、プレート8は、長穴部8aに貫通させたダボ7aの可動範囲でガイドリブ7b,7cに沿って蓋本体7に対してX方向に相対的にスライド動作が可能となる。
ロックレバー9は、蓋本体7の内側に設けた摺動面7dに配置され、蓋本体7の穴7eから操作部9aが外部側へ突出し、フック部9bがプレート8の係合部8dに係合してプレート8のX方向のスライド移動を規制する。また、ロックレバー9は、フック部9bがプレート8の係合部8dに係合した状態が維持されるように付勢バネ10に押された状態となっている。ロックレバー9のフック部9bとプレート8の係合部8dとの係合が解除された場合は、スライドバネ(第1の付勢手段)11によって蓋本体7が閉じ位置からX(−)方向の係合解除位置にスライド移動するように付勢される。
ここで、本実施形態では、図5に示すように、ガイドリブ7b,7cのX(+)側の端部に、それぞれ幅方向外側に張り出す凸部7kが設けられている。そして、図4及び図5に示すように、凸部7kが設けられている部位でのガイドリブ7b,7cの外面間の寸法がL1′とされ、凸部7kが設けられていない部位でのガイドリブ7b,7cの外面間の寸法がL1とされている。
ここで、プレート8の曲げ部8b,8cの外面間の寸法をL2とすると、蓋本体7が閉じ位置から係合解除位置にスライド移動する途中までのガイドリブ7b,7cと曲げ部8b,8cとのZ方向の隙間の合計は、L2−L1=ΔL12となる。ここで、Z方向は、プレート8の回転軸線方向である。一方、蓋本体7の係合解除位置でのガイドリブ7b,7cと曲げ部8b,8cとのZ方向の隙間の合計は、ΔL12より小さいL2−L1′=ΔL12′(<ΔL12)となる。
また、プレート8の長穴部8aの幅寸法についても、図4及び図5に示すように、L3の部分のX(−)側にL3より狭いL3′の部分が設けてある。ここで、蓋7のダボ7aの径をL4とすると、蓋本体7が閉じ位置から係合解除位置にスライド移動する途中までの長穴部8aとダボ7aとのZ方向の隙間の合計は、L3−L4=ΔL34となる。一方、蓋本体7の係合解除位置での長穴部8aとダボ7aとのZ方向の隙間の合計は、ΔL34より小さいL3−L4′=ΔL34′(<ΔL34)となる。
図3に戻って、押さえ板12は、モールド材等で形成され、ビス穴12aを蓋本体7のダボ7aに合わせ、爪部12bを蓋本体7のフック部7gに掛けるようにして該蓋本体7に取り付けられる。また、押さえ板12には、誤接触防止リブ12cが設けられている。
誤接触防止リブ12cは、単三電池等の電池4,5を正負極の向きを逆にして収納部3に収納した場合に、逆方向に電流が流れてカメラ本体1の電子回路が破損するのを防ぐためのものである。
即ち、図6に示すように、電池4,5を正負極の向きを正しくして収納部3に収納すれば、図7に示すように、電極4の端面に正極4aが突出しているので、正極4aが電極板13の端子13cに接して導通する。
図10に、電池4,5を正負極の向きを正しくして収納部3に収納した状態での該収納部3の部分断面図を示す。図10に示すように、収納部3の底部には、電池4の負極4bと適度な接触圧で接触するバネ端子15と、電池5の正極5aと適度な接触圧で接触するバネ端子16が設けられている。
一方、図8に示すように、電池4,5を正負の向きを逆にして収納部3に収納すると、図9に示すように、電池4の端面は突出しない負極4bとなるが、負極4bと電極板13の端子13cとの接触は誤接触防止リブ12cに妨げられる。これにより、電池4,5を正負極の向きを逆にして収納部3に収納した場合に、逆方向に電流が流れるのが防止される。
電極板13は、導電性の板バネ材で形成され、ビス穴13aを蓋本体7のダボ7aに設けたビス穴7fに合わせ、爪部13bを蓋本体7のフック部7hに掛けるようにして蓋本体7に取り付けられる。そして、電極板13のビス穴13aから挿入したビス14を、蓋本体7のダボ7aのビス穴7fに螺合して締めつけることにより、蓋102が組み付けられる。
次に、図11を参照して、蓋2をカメラ本体1へ取り付ける手順を説明する。
まず、図11に示すように、プレート8のヒンジ部8e,8fを収納部3の軸受部3a,3b間に挿入して、ヒンジ部8e,8f間にトーションバネ(第2の付勢手段)17を取り付ける。次に、軸受部3a,3b、ヒンジ部8e,8f、トーションバネ17に軸18を差し込むことにより、プレート8がカメラ本体1に対して回動可能に取り付けられる。したがって、蓋2がカメラ本体1に対して回転自在に取り付けられる。かかる取り付け状態においては、軸18の両端が軸受部3a,3bで支持され、トーションバネ17の腕17aがプレート8を蓋本体7の閉じ位置から開き位置に付勢した状態となる。
蓋本体7には、爪部7i,7jが設けられており、収納部3には、蓋2の閉じ位置で爪部7i,7jに係合して蓋2の閉状態を維持するためのフック部3c,3dが設けられている。収納部3は、蓋2が閉じた状態でカメラ本体1の外形を形成できるように、蓋2に応じた形状に切り欠かれている。また、収納部3の開口縁には、図11に示すように、検出スイッチ19が設けられている。検出スイッチ19は、ロックレバー9がプレート8に対して蓋2の閉じ位置にあるか否かを検出するためのものである。ロックレバー9が蓋2の閉じ位置にあれば、ロックレバー9の突起部9cに検出スイッチ19が押されて、検出信号がカメラ本体1の制御回路に出力される。
ここで、図12を参照して、本実施形態では、ヒンジ部8e,8fの外面間の幅は、L5の部分とL5より広いL5′の部分が設定されている。また、軸受部3a,3bの内面間の幅についても、L6の部分とL6より狭いL6′の部分とが設定されている。そして、ヒンジ部8e,8fと軸受部3a,3bとのZ方向の隙間の合計は、蓋2の閉じ位置では、L6−L5=ΔL56に設定され、蓋2の開き位置では、ΔL56より小さいL6′−L5′=ΔL56′に設定されている。
ここで、デジタルカメラで通常の撮影をする場合などにおいては、図3で説明したように、ロックレバー9のフック部9bが付勢バネ10に押されてプレート8の係合部8dに係合し、蓋2を閉じた状態が維持される。これにより、蓋2が不用意に開いたり、収納部3からアクセサリ類が飛び出たりするのを防止することができる。また、蓋2が閉じ位置にあれば、ロックレバー9の突起部9cに検出スイッチ19が押されて、検出信号がカメラ本体1の制御回路に出力されるので、デジタルカメラは正常に作動することができる。
次に、蓋2を開けて収納部3から電池4,5やメモリカード6を取り出す場合は、図1を参照して、まず、ロックレバー9の操作部9aをZ(+)方向にスライドさせる。すると、ロックレバー9の突起部9cが検出スイッチ19から離れて、制御回路により蓋2が開き動作に移行したことが検出され、制御回路は、デジタルカメラの作動を速やかに停止する。
また、ロックレバー9のフック部9bとプレート8の係合部8dとの係合が解除されるので、スライドバネ11の付勢力によって、蓋本体7はプレート8に対して閉じ位置から係合解除位置へスライド移動する。
ここで、図4及び図5で説明したように、蓋本体7が閉じ位置から係合解除位置にスライド移動する途中までのガイドリブ7b,7cと曲げ部8b,8cとのZ方向の隙間の合計は、L2−L1=ΔL12となる。蓋本体7の係合解除位置でのガイドリブ7b,7cと曲げ部8b,8cとのZ方向の隙間の合計は、ΔL12より小さいL2−L1′=ΔL12′(<ΔL12)となる。
また、蓋本体7が閉じ位置から係合解除位置にスライド移動する途中までの長穴部8aとダボ7aとのZ方向の隙間の合計は、L3−L4=ΔL34となる。蓋本体7の係合解除位置での長穴部8aとダボ7aとのZ方向の隙間の合計は、ΔL34より小さいL3−L4′=ΔL34′(<ΔL34)となる。
したがって、蓋本体7が閉じ位置から係合解除位置にスライド移動する途中までは、ガイドリブ7b,7cと曲げ部8b,8cとのZ方向の隙間及び長穴部8aとダボ7aとのZ方向の隙間は大きくなる。これにより、蓋本体7が係合解除位置に向けてスムースにスライド移動することができる。
また、蓋本体7の係合解除位置では、ガイドリブ7b,7cと曲げ部8b,8cとのZ方向の隙間及び長穴部8aとダボ7aとのZ方向の隙間は小さくなるので、蓋本体7のがたつきが少なくなり、蓋本体7がカメラ本体1に干渉しにくくなる。更に、スライドバネ11の付勢力によって蓋本体7の位置が維持されるので、蓋本体7のがたつきが少ない状態を維持しやすくなる。
この状態で蓋本体2から手を離すと、蓋2は、トーションバネ17がプレート8の回転動作を閉じ位置から開き位置に付勢していることにより、自動的に開く方向に回転し、トーションバネ17の付勢力によって蓋2の開いた状態が維持される。
また、図12で説明したように、ヒンジ部8e,8fと軸受部3a,3bとのZ方向の隙間の合計は、蓋2の閉じ位置では、L6−L5=ΔL56に設定され、蓋2の開き位置では、ΔL56より小さいL6′−L5′=ΔL56′に設定されている。
したがって、蓋2の閉じ位置から開く動作の途中までは、ヒンジ部8e,8fと軸受部3a,3bとのZ方向の隙間の合計は大きくなるので、蓋2がスムースに回転動作することができる。
また、蓋2の開き位置では、ヒンジ部8e,8fと軸受部3a,3bとのZ方向の隙間の合計は小さくなるので、蓋2のがたつきが少なくなり、蓋2がカメラ本体1に衝突しにくくなる。更に、トーションバネ17の付勢力によって蓋2の開き状態が維持されるので、蓋2のがたつきが少ない状態を維持しやすくなる。
次に、収納部3に電池4,5およびメモリカード6を収納すると、図10に示すように、電池4の負極4bおよび電池5の正極5aが適度の接触圧をもってバネ端子15およびバネ端子16に接触する。この状態で、蓋2を閉じると、図7に示すように、電池4の正極4aが端子13cに接触して通電し、バネ端子15,16を通じてカメラ本体1へ電力が供給される。
また、電池4,5を収納部3に誤挿入したまま蓋2を閉じようとした場合も、蓋2のZ方向の取付隙間量が小さく、Z方向にずれにくいので、図9に示すように、蓋2を閉じる過程において誤接触防止リブ12cが電池4の端面の負極4bに正しく接する。したがって、電極板13の端子13cと電池4の負極4bとの間に隙間が確保され、逆電流の発生による制御回路の破損を防ぐことができる。
そして、この状態で蓋2を回転させて閉じ、さらに蓋本体7をX(+)方向にスライドさせると、付勢バネ10に押されてロックレバー9のフック部9bがプレート8の係合部8dに係合し、蓋2が閉じた状態に維持される。蓋2の閉じ位置においては、従来と同様に、ΔL12、ΔL34、Δ56分の隙間をZ方向に持たせているので、部品寸法のばらつき等があっても蓋本体7を収納部3に略一致する様に移動させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、電子機器として、デジタルカメラを例示したが、これに限定されず、デジタルカメラ以外の電子機器に本発明を適用してもよい。
本発明の電子機器の実施の形態の一例であるデジタルカメラを底部側から見た斜視図である。 図1のデジタルカメラの蓋が開いた状態を示す斜視図である。 蓋の分解斜視図である プレートを取り付けた蓋本体を内側から見た平面図である。 (a)はガイドリブを示す図、(b)は長穴部を示す図である。 カメラ本体の収納部に電池が正しく収納された状態を示す斜視図である。 図6の状態で蓋を閉じた場合の収納部の断面図である。 カメラ本体の収納部に電池が逆方向に収納された状態を示す斜視図である。 図8の状態で蓋を閉じた場合の収納部の断面図である。 収納部の底部側の断面図である。 カメラ本体に蓋を取り付ける手順を説明するための斜視図である。 プレートのヒンジ部と収納部の軸受部との寸法関係を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 カメラ本体
2 蓋
3 収納部
3a,3b 軸受部
3c,3d フック部
4,5 電池
4a,5a 正極
4b,5b 負極
6 メモリカード
7 蓋本体
7a ダボ
7b,7c ガイドリブ
7d 摺動面
7e 穴
7f ビス穴
7g,7h フック部
7i,7j 爪部
8 プレート
8a 長穴部
8b,8c 曲げ部
8d 係合部
8e,8f ヒンジ
9 ロックレバー
9a 操作部
9b フック部
9c 突起部
10 付勢バネ
11 スライドバネ
12 押さえ板
12a ビス穴
12b 爪部
12c 誤接触防止リブ
13 電極板
13a ビス穴
13b 爪部
13c 端子
15,16 バネ端子
17 トーションバネ
18 軸
19 検出スイッチ

Claims (6)

  1. 機器本体に対して回動可能に取り付けられたプレートと、前記プレートに対してスライド移動可能に取り付けられ、閉じ位置では前記機器本体と係合する蓋本体と、を有し、
    前記蓋本体を前記機器に対して開く際には、前記蓋本体を前記機器本体との係合を解除する係合解除位置にスライドさせた後、前記プレートを前記機器本体に対して回動させて前記蓋本体を開き位置に移動させる電子機器において、
    前記係合解除位置での前記プレートと前記蓋本体との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間を、前記閉じ位置での前記プレートと前記蓋本体との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間より小さくした、ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記プレートに、前記蓋本体がスライド移動する方向に延びるガイド部を設け、前記蓋本体に、前記ガイド部にガイドされるスライド部を設け、
    前記係合解除位置での前記ガイド部と前記スライド部との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間を、前記閉じ位置での前記ガイド部と前記スライド部との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間より小さくした、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 機器本体に対して回動可能に取り付けられたプレートと、前記プレートに対してスライド移動可能に取り付けられ、閉じ位置で前記機器本体と係合する蓋本体と、を有し、
    前記蓋本体を前記機器に対して開く際には、前記蓋本体を前記機器本体との係合を解除する係合解除位置にスライドさせた後、前記プレートを前記機器本体に対して回動させて前記蓋本体を開き位置に移動させる電子機器において、
    前記開き位置での前記機器本体と前記プレートとの間における前記プレートの回転軸線方向の隙間を、前記閉じ位置での前記機器本体と前記プレートとの間における前記プレートの回転軸線方向の隙間より小さくした、ことを特徴とする電子機器。
  4. 前記プレートに、ヒンジ部を設け、前記機器本体に、前記ヒンジ部に挿入された軸を支持する軸受部を設け、
    前記開き位置での前記軸受部と前記ヒンジ部との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間を、前記閉じ位置での前記軸受部と前記ヒンジ部との間における前記プレートの回転軸線方向の隙間より小さくした、ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記蓋本体を前記閉じ位置から前記係合解除位置に向けて付勢する第1の付勢手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記プレートを前記閉じ位置から前記開き位置に向けて付勢する第2の付勢手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器。
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