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JP2009155030A - シート搬送装置及びその制御方法、画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びその制御方法、画像形成装置 Download PDF

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JP2009155030A JP2007334485A JP2007334485A JP2009155030A JP 2009155030 A JP2009155030 A JP 2009155030A JP 2007334485 A JP2007334485 A JP 2007334485A JP 2007334485 A JP2007334485 A JP 2007334485A JP 2009155030 A JP2009155030 A JP 2009155030A
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Abstract

【課題】本発明は、紙間が狭く、搬送速度が速い場合にも短時間でシート端部を検出することができ、その後のシート整合の開始タイミングを早めることが可能となるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】本シート搬送装置では、横レジ検出センサユニット104にシートSが到達したときの横レジ検出センサ104A〜104Cの検出結果に応じて、横レジ検出センサユニット104を幅方向に移動させてシート端部を検出させる。そして、横レジ検出センサユニット104が待機位置からシート端部を検出するまでに移動した移動距離に基づいて、シートの幅方向のずれ、すなわち横レジ誤差Xを算出する。
【選択図】図12

Description

本発明は、画像形成されたシートを搬送するシート搬送装置及びその制御方法、画像形成装置に関する。
近年、シートに画像を形成する画像形成装置は、画像形成装置の装置本体にフィニッシャと呼ばれるシート処理装置を接続して利用されるのが一般的になってきている。フィニッシャの役割としては、画像形成装置の装置本体から排紙された複数のシートの側端をシート整合装置で揃えた後、そのシート束にステイプル処理やパンチ処理を施したり、仕分け処理を施したりするものがある。特に、仕分け処理時には、シート束同士を区別するために、シートの搬送方向と直交する方向(以下、「幅方向」と呼ぶ)にオフセットさせて排紙させる機能を持つものがある。
ステイプル処理やパンチ処理時にはシート束を揃えてから処理を行う必要があり、搬送されるシートを整合させるためのシートの移動量の情報が必要となる。同様に排紙時のオフセット動作もシートの移動量の情報が必要となる。
シートの移動量を求めるためには、後処理を行う前に搬送されてきたシートの幅方向の位置を検出し、移動量の算出を行わなければならない。特許文献1では、シートの幅方向に配置された移動可能なセンサによりシート端部の位置検出を行い、シート整合動作時の移動量を算出することが提案されている。
特許文献2では、パンチ処理装置にセンサを複数配置し、パンチ処理装置と共にセンサを移動させてシート端部を検出することにより、パンチ処理の際に精度良く穿孔処理すること可能であると提案されている。また、センサをパンチ処理装置の駆動手段により移動することが出来るので、構造が簡単で安価に構成することが出来る。
特開2005−156578号公報 特開2002−200593号公報
近年、画像形成装置により画像形成されたシートを後処理装置から高い生産性で排紙されることが求められている。しかしながら、装置の大型化や画像形成装置につながるシート処理装置の種類の増大により、下流側に配置される後処理装置ではシートの横ずれが発生しやすくなっている。このようにシートの横ずれが発生しやすい構成においても高生産性を実現するためにはシートの横ずれの算出を短期間で精度よく行わなければならない。
上記従来例では、シートの横ずれ量の検出方法や、後処理時において精度よくシート端部を検出する方法が提案されている。しかし、シートの横ずれ量が大きく、シート側端がセンサから離れた位置になるほどシート側端を検出するまでのセンサの移動距離が長くなり、センサを元に位置まで戻すための時間も長くなる。その結果、シートの搬送速度が速い場合はシート側端の検出が間に合わなかったり、次のシートが到達するまでにセンサが元に位置に戻れない可能性がある。これを防止するためにはシートの搬送速度を低下させたり、シートの搬送間隔を広げる必要があるが、生産性が低下してしまうという欠点がある。
本発明の目的は、上記問題に鑑みて成され、シートの搬送間隔が狭かったり、搬送速度が速い場合にも短時間でシート端部を検出することができ、その後のシート整合の開始タイミングを早めることが可能となるシート搬送装置及びその制御方法、画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のシート搬送装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートの端部を検出するためにシートの搬送方向に直交する幅方向に沿って配置された複数のシート検出手段と、前記複数のシート検出手段を前記幅方向に移動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記複数のシート検出手段を検出開始前に待機位置に移動させるシート搬送装置であって、
前記搬送方向における前記複数のシート検出手段が配置された位置である検出基準位置にシートが到達したときの当該複数のシート検出手段の検出結果に応じて、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を前記待機位置から前記幅方向に移動させてシート端部を検出させる制御手段と、前記複数のシート検出手段の何れかの検出結果が変化するまでに移動した移動距離に基づいて、前記搬送手段により搬送されるシートの前記幅方向のずれを算出する算出手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7記載のシート搬送装置の制御方法は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートの端部を検出するためにシートの搬送方向に直交する幅方向に沿って配置された複数のシート検出手段と、前記複数のシート検出手段を前記幅方向に移動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記複数のシート検出手段を検出開始前に待機位置に移動させるシート搬送装置の制御方法であって、前記搬送方向における前記複数のシート検出手段が配置された位置である検出基準位置にシートが到達したときの当該複数のシート検出手段の検出結果に応じて、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を前記待機位置から前記幅方向に移動させてシート端部を検出させる制御工程と、前記複数のシート検出手段の何れかの検出結果が変化するまでに移動した移動距離に基づいて、前記搬送手段により搬送されるシートの前記幅方向のずれを算出する算出工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、シート端部検出までのセンサの移動距離を減らせることで、紙間が狭く、搬送速度が速い場合にも短時間でシート端部を検出することができる。その結果、横レジ誤差の検出時間を短縮することができ、その後のシート整合の開始タイミングを早めて生産性を上げることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備えるシート処理装置と画像形成装置とで構成された画像形成システムの概略構造を示す縦断面図である。
画像形成システム1は、白黒/カラー複写機本体(以下、「複写機本体」という。)300と、複写機本体300に接続されたシート処理装置100とで構成される。
複写機本体300は、自動原稿給送装置500と、画像形成手段としてのイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光ドラム914a〜914dと、定着器904と、シートを収納するカセット909a〜909dとを備える。さらに、複写機全体の制御を行う制御装置950を備える。カセット909a〜909dから給紙されるシートは、感光ドラム914a〜914d等によって4色のトナー像が転写され、定着器904に搬送されてトナー画像を定着され、機外に排出される。なお、複写機本体300には、図示以外に複写機として必要な構成要素を備えるが、それらについては説明を省略する。
シート処理装置100は、中綴じ処理部(サドルユニット)135と、シート積載処理装置としての平綴じ処理部(不図示)とを備える。そして、複写機本体300からシート処理装置100に排出されたシートは、シート処理装置100内でオンラインで処理される。ここで言うオンラインとは、複写機本体300からシート処理装置100までシートが人手を介することなく搬送され、シートに後処理を行うことを意味している。シート処理装置100は、オプションとして使用されることがある。このため、複写機本体300は、単独でも使用できるようになっている。なお、シート処理装置100と複写機本体300とは一体であってもよい。
次に、シート処理装置100について図2を参照して説明する。
図2は、図1のシート処理装置100の詳細な構造を示す縦断面図である。
複写機本体300から排出されたシートは、シート処理装置100内の入口ローラ対102に受け渡される。このとき、入口センサ101によりシートの受渡しタイミングが検出される。
入口ローラ対102により搬送されたシートは、搬送パス103を通過しながら、そのシートの端部(側端)の位置が横レジ検出センサユニット104により検出される。その結果、シート処理装置100のセンター(中央)位置に対してシートの幅方向(横方向)のずれ(横方向のレジストレーション誤差:以降、「横レジ誤差」と略す。)が生じているかが検出される。
横レジ誤差が検出された後、シートはシフトローラ対105,106(搬送手段)により搬送されている途中で、シフトユニット108が図2の手前〜奥方向に所定量移動することにより、シートのシフト動作が実施される。その後、シートは、搬送ローラ110及び離間ローラ111によりバッファーローラ対115まで搬送される。そして、シートが上トレイ136に排紙される場合、上パス切り換えフラッパー118がソレノイド等の駆動手段(不図示)により切り替わる。そして、バッファーローラ2対115により上パス搬送路117に導かれた後、上排紙ローラ120により上トレイ136に排紙される。
一方、上トレイ136に排紙されない場合は、バッファーローラ2対115により搬送されたシートは、上パス切り換えフラッパー118により束搬送パス121に導かれる。その後、シートは、バッファーローラ3対122、束搬送ローラ対124により順次搬送パス内を通過していく。
シートをサドル(中綴じ)処理する場合には、ソレノイド等の駆動手段(不図示)によりサドルパス切り換えフラッパー125が切り替わることで、シートがサドルパス133に搬送される。そして、サドル入口ローラ対134によりサドルユニット135に導かれ、サドル処理(中綴じ処理)される。サドル処理は一般的な処理であり、詳細な説明については省略する。
シートを下トレイ137に排紙する場合、束搬送ローラ対124に搬送されたシートは、サドル切り換えフラッパー125により下パス126に搬送される。その後、シートは、下排紙ローラ対128により中間処理トレイ138に排紙され、パドル131やローレットベルト(不図示)等の戻し手段により中間処理トレイ138上で所定枚数整合処理される。そして、必要に応じてステイプラ132により綴じ処理が施された後、束排紙ローラ対130により下トレイ137に排紙される。
図3は、図2におけるシフトユニット108の外観斜視図である。図4は、図3に示すシフトユニット108を矢印K方向から見た図である。図3及び図4では、図面の上端側がシート処理装置100の奥側、下端側が手前側である。
フレーム108Aは、シート処理装置100に固定されているスライドレール246,247上を移動自在なスライドブッシュ205a,205b,205c,205dにより支持されている。そのため、フレーム108Aは、スライドレール246,247に沿った図中の矢印J方向に往復移動できるようになっている。矢印J方向は、シート搬送方向に対して直交する方向、すなわちシートの幅方向である。
また、フレーム108Aには、シフト搬送モータ208と、シフトローラ対105,106とが設けられている。シフト搬送モータ208は、駆動ベルト209(図4)を介してシフトローラ対105を回転させるようになっている。さらに、シフトローラ対105は、駆動ベルト213を介してシフトローラ対106を回転させるようになっている。
ローラ対105の上流側には、横レジ検出センサユニット104(図4)と、シフトモータ210とが設けられている。シフトモータ210は、後述するシート処理装置制御部501からフレーム108Aを移動させる信号を受信すると、回転する駆動ベルト211を循環するようになっている。駆動ベルト211は、フレーム108Aに連結部材212によって連結されている。このため、フレーム108Aは、循環する駆動ベルト211によって、矢印J方向に移動する。フレーム108Aが矢印J方向に移動する動作は、シフトローラ対106,107がシートSを挟持しているときに行われる。
横レジ検出センサユニット104は、シートSの側端を検出するために、パルスモータ104M(駆動手段)によって、矢印E方向に移動する。矢印Eは、矢印Jと同方向である。
図5は、図1の複写機本体300内の制御装置950とシート処理装置100内の制御部の構成を示すブロック図である。
複写機本体300内の制御装置950は、シート処理装置100内のシート処理装置制御部501に接続されたCPU回路部305を備える。CPU回路部305には、CPU951と、記憶手段としてのROM306、RAM307とが内蔵されている。CPU回路部305では、ROM306に格納された制御プログラムをCPUが読み出して実行する。これにより、CPU回路部305に接続された原稿給送装置制御部301、イメージリーダ制御部302、画像信号制御部303、プリンタ制御部304、操作部308、及びシート処理装置制御部501が総括的に制御される。RAM307は、制御データを一時的に保持したり、制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部301は、自動原稿給送装置500をCPU回路部305からの指示に基づいて駆動制御するための制御部である。イメージリーダ制御部302は、画像読取部(不図示)の光源やレンズ系などに対する駆動制御を行うと共に、レンズ系から出力されたRGBのアナログ画像信号の画像信号制御部303への転送を行う。画像信号制御部303は、レンズ系からのRGBのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部304に出力する。画像信号制御部303による処理動作は、CPU回路部305により制御される。
操作部308は、画像形成に関する各種設定を行うための複数のキーや、その設定状態を示す情報を表示するための表示部などで構成されている。この操作部308上でのキー操作に対応するキー信号は、計算部や入力部として機能するCPU回路部305に供給される。また、操作部308では、CPU回路部305からの信号に基づく情報が表示部に表示される。
シート処理装置制御部501は、シート処理装置100に搭載され、不図示の通信用IC(IPC)を介してCPU回路部305と情報データの通信を行うことによって、シート処理装置100全体を駆動制御可能に構成されている。シート処理装置制御部501は、CPU401、ROM402、及びRAM403を有する。シート処理装置制御部501は、ROM402に格納されている制御プログラムに基づいて各種アクチュエータや各種センサを制御する。例えば、入口センサ101、横レジ検出センサユニット104、シフトモータ210、シフト搬送モータ208、横レジ検出センサユニット104を移動させるためのパルスモータ104M等がCPU401により制御される。RAM403は、制御データを一時的に保持したり、制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
横レジ検出センサユニット104は、シート処理装置のセンター位置に対してどの程度、横レジ誤差があるかを検出するために、シートSの側端部を検出する横レジ検出センサ104A,104B,104C(シート検出手段)を備える。横レジ検出センサユニット104は、横レジ誤差の補正量を算出するためにシフトユニット108の上流側に配置されている。
図6は、シフトユニット108内を搬送中のシートSに発生する横レジ誤差の様子を表した図である。
図6に示すように、シートSの横レジ誤差が無い場合のシートの基準位置から距離Xだけ幅方向にずれた状態で、シートSがシート処理装置内を搬送されてくることがある。この距離Xが横レジ誤差Xである。本実施の形態では、横レジ検出センサユニット104をシートの幅方向に移動して、シートSの側端部を検出させることにより、横レジ誤差Xを検出する。なお、シートの基準位置はシートのサイズに応じて異なる。
図7は、横レジ検出センサユニット104内の横レジ検出センサ104A,104B,104Cの配置を示す図である。
横レジ検出センサユニット104内には、図示のように横レジ検出センサ104A,104B,104Bが等間隔(L/2)で配置されている。横レジ検出センサユニット104は、パルスモータ104MによってシートSの幅方向に移動可能となっている。横レジ検出センサユニット104が図示のセンサユニット移動方向(幅方向)に移動し、横レジ検出センサ104A,104B,104Cがシート搬送方向における検出基準位置まで搬送されてきたシートSの端部(側端部)を検出する。この検出基準位置は横レジ検出センサ104A,104B,104Cを結んだ線上にある。
横レジ検出センサ104A,104B,104Cの出力はそれぞれ、シート検出時にON(ハイレベル)となり、シートを検出していないときはOFF(ローレベル)となる。シート処理装置制御部501内のCPU401は、各横レジ検出センサ104A,104B,104Cへの電源供給を個別にON/OFFできる構成になっている。
図8は、横レジ検出センサユニット104の待機位置PとHPの位置を示す図である。
横レジ検出センサユニット104は、シート搬送が行われていない場合はホームポジション(HP)位置で待機している。HPは最も手前側に位置し、横レジ検出センサユニット104の幅方向の位置(例えば、横レジ検出センサユニット104の待機位置Pa,Pb,Pc)の基準として管理される。そのため、HP位置は図示しないHP検出センサにより常時検出される。
シート搬送が開始されると、横レジ検出センサユニット104がパルスモータ104Mにより待機位置Pに移動してシートSが搬送されてくるまで待機する。図示では、シートサイズの異なるシートSa,Sb,Scが搬送されてきた場合の横レジ検出センサユニット104の待機位置PをPa,Pb,Pcとする。待機位置Pa,Pb,Pcは、幅方向のずれが無い場合のシートのセンター位置(中心位置)からシート幅の半分だけ離れた位置とし、シートサイズ(シート幅)に応じて決定される。また、待機位置Pa,Pb,Pcは、シート搬送開始前に複写機本体300(画像形成装置)から送られてくるシート情報により決定される。
図8に示すように、シートの搬送方向と直交する方向(幅方向)のシート幅が大きくなるほど待機位置Pはセンター位置から手前側(図1の断面図における紙面手前側)に近づく。シート処理装置制御部501内のCPU401によりHP位置から待機位置Pまでの距離が算出され、算出された距離に基づいてパルスモータ104Mを駆動することにより、横レジ検出センサユニット104は待機位置Pまで移動される。
次に、3つのセンサを用いて横レジ誤差を検出する方法について説明する。
シート搬送が開始されると、横レジ検出センサユニット104は、検出開始前にパルスモータ104Mにより待機位置Pに移動する。待機位置Pは前述したようにシートサイズによって決まる。本実施の形態では、待機位置PはPa〜Pcのいずれかとする。
図9は、横レジ検出センサユニット104と各待機位置Pa〜Pcとの関係を示す図である。
待機位置PがPaであった場合は、3つの横レジ検出センサ104A,104B,104Cのうち中央に配置された横レジ検出センサ104Bが待機位置Paに位置するように、横レジ検出センサユニット104が移動する。このとき、シートSが横レジ誤差無しの状態で横レジ検出センサユニット104に到達した場合でも、横レジ検出センサ104Bが確実にONするように、横レジ検出センサユニット104をパルスモータ104Mにより1ステップ分奥側に移動させておく。
待機位置PがPbであった場合は、横レジ検出センサユニット104の中央に配置された横レジ検出センサ104Bを待機位置Pbに移動させる。同様に、待機位置PがPcであった場合は、横レジ検出センサ104Bを待機位置Pcに移動させる。横レジ検出センサユニット104は、待機位置Pに移動された後、シートSが搬送されてくるまで待機する。このように、横レジ検出センサ104Bを横レジ誤差がない場合のシート側端部に一致する待機位置Pへ移動し、待機させることによりシート端部からの横レジ誤差を検出可能とする。横レジ検出センサユニット104は、パルスモータ104Mにより手前方向及び奥方向に移動可能なので、シートSの横レジ誤差が待機位置Pから手前側、奥側のどちらの方向に横レジ誤差があっても迅速にシート端部が検出可能となる。
本実施の形態では、センター位置に対しての横レジ誤差の最大をLとする。そのため、横レジ検出センサ104Bを待機位置Pに合わせることにより、横レジ誤差が最大のLの場合でも横レジ検出センサユニット104をL/2移動させることでシート端部が検出可能となる。このようにセンサを3つ並列に配置したことによりセンサが1つの場合と比べ、シート端部検出までの移動距離を半減でき、横レジ誤差の検出時間を短縮することができる。従って、1つのセンサで検出する場合よりも許容可能なシート搬送速度を速くできシート搬送間隔も短くすることができる。そして、横レジ誤差検出時間の短縮により、検出後のシフトユニット108でのシート整合の開始タイミングを早めることが可能となる。
次に、搬送されてきたシートSが横レジ検出センサユニット104に到達すると、横レジ検出センサユニット104でシート端部の検出を行うために、パルスモータ104Mにより搬送方向に直交する方向(幅方向)に横レジ検出センサユニット104を移動させる。移動中に横レジ検出センサユニット104の何れかの出力が変化することによりシート端部が検出されると、横レジ検出センサユニット104の移動量(移動距離)が算出される。横レジ検出センサユニット104の移動量Dは、パルスモータ104Mの1パルス当たりの進み量sと待機位置Pからシート端部を検出するまでのパルス数pにより求めることができる。
移動量D=進み量s×パルス数p
上式により算出された移動量Dを元に横レジ誤差を算出することができる。算出された横レジ誤差に基づいてシフトユニット108でのシート位置の整合(補正)が行われる。横レジ検出センサユニット104は、シート端部検出終了後、再び待機位置へと移動して次のシートが到達するまで待機する。
次に、横レジ検出センサユニット104によるシート端部の検出方法と横レジ誤差の算出方法を図10を用いて説明する。
図10は、想定されるシートSの横レジずれのパターンを示した図である。
シートSがシート搬送方向における横レジ検出センサユニット104の位置である検出基準位置に到達したと判断されると、横レジ検出センサ104A,104B,104Cがシート端部の検出を開始する。
(検出方法1)
図示のパターン1のように横レジ検出センサ104A,104B,104Cの何れでもシートSが検出されなかった場合は、横レジ検出センサユニット104を図示の奥側方向に移動させ、横レジ検出センサ104CがONするまでシート端部を検出する。
パターン2のように横レジ検出センサ104CのみがシートSを検出した場合は、横レジ検出センサユニット104を奥側方向に移動させ、横レジ検出センサ104BがONするまでシート端部を検出する。
パターン3のように横レジ検出センサ104B,104CによりシートSを検出している場合は、横レジ検出センサユニット104を図示の手前側方向に移動させ、横レジ検出センサ104BがOFFするまでシート端部を検出する。
パターン4のように横レジ検出センサ104A,104B,104Cの全てでシートSが検出された場合は、横レジ検出センサユニット104を手前側方向に移動させ、横レジ検出センサ104AがOFFするまでシート端部を検出する。
この様に、横レジ検出センサ104の検出状態に応じて横レジ検出センサ104の移動方向が決定される。
上述のパターン1〜4によりシート端部が検出された後、横レジ誤差は各パターンに応じて次式により求まる。
・パターン1、4:横レジ誤差X=移動量D+センサ間隔L/2
・パターン2、3:横レジ誤差X=移動量D
(検出方法2)
パターン1のように横レジ検出センサ104A,104B,104Cの何れでもシートSが検出されなかった場合は、横レジ検出センサユニット104を奥側方向に移動させ、横レジ検出センサ104CがONするまでシート端部を検出する。
パターン2のように横レジ検出センサ104CのみがシートSを検出した場合は、横レジ検出センサユニット104を手前側方向に移動させ、横レジ検出センサ104CがOFFするまでシート端部を検出する。
パターン3のように横レジ検出センサ104B,104Cによりシートを検出している場合は、横レジ検出センサユニット104を奥方向に移動させ、横レジ検出センサ104AがONするまでシート端部を検出する。
パターン4のように横レジ検出センサ104A,104B,104Cの全てでシートSが検出された場合は、横レジ検出センサユニット104を手前側方向に移動させ、横レジ検出センサ104AがOFFするまでシート端部を検出する。
上述のパターン1〜4によりシート端部が検出された後、横レジ誤差は各パターンに応じて次式により求まる。
・パターン1、4:横レジ誤差X=移動量D+センサ間隔L/2
・パターン2、3:横レジ誤差X=センサ間隔L/2−移動量D
以上のように、シートSが横レジ検出センサユニット104に到達したときの横レジ検出センサ104A〜104Cの検出結果に応じて、パルスモータ104Mにより横レジ検出センサユニット104を待機位置Pから移動させてシート端部を検出させる。そして、シート端部の検出後、横レジ検出センサユニット104がシート端部を検出するまでに移動した移動距離に基づいて、横レジ誤差を算出する。具体的には、上述したように、移動量Dと横レジ検出センサ104A〜104Cの間隔に基づいて横レジ誤差を算出する。
入力された印刷ジョブが終了すると横レジ検出センサユニット104はHP位置に戻り、次ジョブが開始されるまで待機する。
次に、横レジ検出センサユニット104によるシート端部の検出と横レジ誤差の算出についてのジョブ開始から終了までの一連の流れを図11のフローチャートを用いて説明する。
図11は、横レジ検出センサユニット104によるシート端部の検出と横レジ誤差の算出の流れを示すフローチャートである。
印刷ジョブが開始されると、CPU401は、パルスモータ104Mを駆動して横レジ検出センサユニット104を待機位置Pへ移動させる(ステップS1000)。次に、ステップS1001では、CPU401は、シート先端がシート搬送方向における横レジ検出センサユニット104の位置である検出基準位置に到達したか否かを判断する。シート先端が検出基準位置に到達したと判断されると、CPU401(制御手段、算出手段)は、横レジ誤差の算出処理を行う(ステップS1002)。
ステップS1002で横レジ誤差が算出された後、CPU401は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS1003)。ジョブが終了していない場合は、ステップS1000に戻り、次に搬送されてくるシートの横レジ誤差を検出するために、CPU401は再び横レジ検出センサユニット104を待機位置Pへ移動させる。ジョブが終了したと判断されると、CPU401は、横レジ検出センサユニット104をHP位置へ移動させる(ステップS1004)。
次に、図12のフローチャートを用いて横レジ誤差算出(検出方法1)の説明を行う。
図12は、図11のステップS1002における横レジ誤差算出処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS1010では、CPU401は、横レジ検出センサ104CがOFF状態にあるか、すなわちシートを検出しているか否かを判断する。横レジ検出センサ104CがOFF状態でシートを検出していない場合はステップS1011へ進み、CPU401はパルスモータ104Mを駆動して横レジ検出センサユニット104を奥側へ移動させる。次に、ステップS1012では、横レジ検出センサ104CがONに変化し、シート端部を検出したと判断されると、ステップS1013でCPU401はパルスモータ104Mを駆動して横レジ検出センサユニット104の移動を停止させる。横レジ検出センサユニット104の移動停止後、ステップS1014でCPU401は待機位置Pからシート端部検出までの移動距離から横レジ誤差を算出して、リターンする(ステップS103へ進む)。
ステップS1010において、横レジ検出センサ104CがON状態でシートを検出している場合は、ステップS1015へ進み、CPU401は、横レジ検出センサ104BがOFF状態でシートを検出しているか否かを判断する。横レジ検出センサ104BがOFF状態でシートを検出していない場合はステップS1016へ進み、CPU401はパルスモータ104Mを駆動して横レジ検出センサユニット104を奥側へ移動させる。次に、ステップS1017では、横レジ検出センサ104BがONに変化し、シート端部を検出したと判断されると、ステップS1013でCPU401は横レジ検出センサユニット104の移動を停止させる。横レジ検出センサユニット104の移動停止後、ステップS1014でCPU401は待機位置Pからシート端部検出までの移動距離から横レジ誤差を算出して、リターンする。なお、ステップS1016で横レジ検出センサユニット104を手前側に移動させ、ステップS1017で横レジ検出センサ104CがOFFに変化した時点でシート端部を検出したと判断するようにしてもよい。
ステップS1015において、横レジ検出センサ104BがON状態でシートを検出している場合は、ステップS1018へ進み、CPU401は、横レジ検出センサ104AがOFF状態でシートを検出しているか否かを判断する。横レジ検出センサ104AがOFF状態でシートを検出していない場合はステップS1019へ進み、CPU401はパルスモータ104Mを駆動して横レジ検出センサユニット104を手前側へ移動させる。
次に、ステップS1020では、横レジ検出センサ104BがOFFに変化し、シート端部を検出したと判断されると、ステップS1013でCPU401は横レジ検出センサユニット104の移動を停止させる。横レジ検出センサユニット104の移動停止後、ステップS1014でCPU401は待機位置Pからシート端部検出までの移動距離から横レジ誤差を算出して、リターンする。なお、ステップS1019で横レジ検出センサユニット104を奥側に移動させ、ステップS1020で横レジ検出センサ104CがONに変化した時点でシート端部を検出したと判断するようにしてもよい。
ステップS1018において、横レジ検出センサ104AがON状態でシートを検出している場合は、ステップS1021へ進み、CPU401はパルスモータ104Mを駆動して横レジ検出センサユニット104を手前側へ移動させる。次に、ステップS1022では、横レジ検出センサAがOFFに変化し、シート端部を検出したと判断されると、ステップS1013でCPU401は横レジ検出センサユニット104の移動を停止させる。横レジ検出センサユニット104の移動停止後、ステップS10114でCPU401は横レジ誤差を算出して、リターンする。
上記処理では、横レジ検出センサ104A〜104Cの検出結果が全て同じ場合は、横レジ検出センサ104A〜104Cのうち最も外側に配置された横レジ検出センサによりシート端部を検出するように、横レジ検出センサユニット104を移動させる。一方、横レジ検出センサ104A〜104Cの検出結果が異なる場合は、隣り合う検出結果が異なる横レジ検出センサの内側又は外側に配置された横レジ検出センサによりシート端部を検出するように、横レジ検出センサユニット104を移動させる。これにより、シート端部検出までのセンサの移動距離を減らせて、横レジ誤差の検出時間を短縮することができる。
上記実施の形態によれば、横レジ検出センサユニット104にシートSが到達したときの横レジ検出センサ104A〜104Cの検出結果に応じて、横レジ検出センサユニット104の移動方向を決定する。そして、決定した移動方向へ横レジ検出センサ104を移動させてシート端部を検出させる。そして、横レジ検出センサユニット104が待機位置からシート端部を検出するまでに移動した移動距離に基づいて、シートの幅方向のずれ、すなわち横レジ誤差Xを算出する。これにより、シート端部検出までのセンサの移動距離を減らせることで、紙間が狭く、搬送速度が速い場合にも短時間でシート端部を検出することができる。その結果、横レジ誤差の検出時間を短縮することができ、その後のシート整合の開始タイミングを早めて生産性を上げることが可能となる。また、CCDラインセンサやCISラインセンサ等の高価なラインセンサを使用しなくても安価なフォトセンサを複数個の使用で横レジ誤差の検出時間を短縮することができるので、シート処理装置のコストを下げることもできる。
上記実施の形態では、横レジ検出センサユニット104のセンサの数を3つとしたが、3つに限られることはなく、2つ或いは4つ以上並べることも可能である。センサを多く並べるほど、シート端部を検出するまでの移動量が少なくなるので、シート端部の検出時間を短縮することができる。
横レジ検出センサユニット104に用いられるセンサは、シート端部を検出可能なものであればよい。例えば、光学式の透過型若しくは反射型のセンサを複数配置し、透過/反射状態によりシート端部を検出する構成でもよい。また、光学式のセンサに限定されることはなく、シートの側端部を機械的に検出する機械式センサであってもよい。
上記実施の形態では、シート処理装置に適用した場合の実施形態について説明したが、画像形成装置単体に適用してもよいことは言うまでもない。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備えるシート処理装置と画像形成装置とで構成された画像形成システムの概略構造を示す縦断面図である。 図1のシート処理装置100の詳細な構造を示す縦断面図である。 図2におけるシフトユニット108の外観斜視図である。 図3に示すシフトユニット108を矢印K方向から見た図である。 図1の複写機本体300内の制御装置950とシート処理装置100内の制御部の構成を示すブロック図である。 シフトユニット108内を搬送中のシートSに発生する横レジ誤差の様子を表した図である。 横レジ検出センサユニット104内の横レジ検出センサ104A,104B,104Cの配置を示す図である。 横レジ検出センサユニット104の待機位置PとHPの位置を示す図である。 横レジ検出センサユニット104と各待機位置Pa〜Pcとの関係を示す図である。 想定されるシートSの横レジずれのパターンを示した図である。 横レジ検出センサユニット104によるシート端部の検出と横レジ誤差の算出の流れを示すフローチャートである。 図11のステップS1002における横レジ誤差算出処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
100 シート処理装置
104 横レジ検出センサユニット
104A,104B,104C 横レジ検出センサ
104M パルスモータ
105,106 シフトローラ対
108 シフトユニット
300 複写機本体
305 CPU回路部
501 シート処理装置制御部
950 制御装置

Claims (15)

  1. シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートの端部を検出するためにシートの搬送方向に直交する幅方向に沿って配置された複数のシート検出手段と、前記複数のシート検出手段を前記幅方向に移動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記複数のシート検出手段を検出開始前に待機位置に移動させるシート搬送装置であって、
    前記搬送方向における前記複数のシート検出手段が配置された位置である検出基準位置にシートが到達したときの当該複数のシート検出手段の検出結果に応じて、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を前記待機位置から前記幅方向に移動させてシート端部を検出させる制御手段と、
    前記複数のシート検出手段のいずれかの検出結果が変化するまでに移動した移動距離に基づいて、前記搬送手段により搬送されるシートの前記幅方向のずれを算出する算出手段とを有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記算出手段は、前記移動距離と前記複数のシート検出手段の間隔に基づいて前記ずれを算出することを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記搬送手段によりシートの搬送が開始されると、前記シートのサイズに応じて、前記複数のシート検出手段うちの中央に配置されたシート検出手段が前記待機位置に位置するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動することを特徴とする請求項1又は2記載のシート搬送装置。
  4. 前記待機位置は、前記幅方向のずれが無い場合の前記シートの中心位置からシートの幅の半分だけ離れた位置とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記検出基準位置にシートが到達したときの前記複数のシート検出手段の検出結果が全て同じ場合は、前記複数のシート検出手段のうち最も外側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させ、
    前記複数のシート検出手段の検出結果が異なる場合は、隣り合う検出結果が異なる前記複数のシート検出手段の内側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記検出基準位置にシートが到達したときの前記複数のシート検出手段の検出結果が全て同じ場合は、前記複数のシート検出手段のうち最も外側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させ、
    前記複数のシート検出手段の検出結果が異なる場合は、隣り合う検出結果が異なる前記複数のシート検出手段の外側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートの端部を検出するためにシートの搬送方向に直交する幅方向に沿って配置された複数のシート検出手段と、前記複数のシート検出手段を前記幅方向に移動させる駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記複数のシート検出手段を検出開始前に待機位置に移動させるシート搬送装置の制御方法であって、
    前記搬送方向における前記複数のシート検出手段が配置された位置である検出基準位置にシートが到達したときの当該複数のシート検出手段の検出結果に応じて、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を前記待機位置から前記幅方向に移動させてシート端部を検出させる制御工程と、
    前記複数のシート検出手段の何れかの検出結果が変化するまでに移動した移動距離に基づいて、前記搬送手段により搬送されるシートの前記幅方向のずれを算出する算出工程とを有することを特徴とするシート搬送装置の制御方法。
  8. 前記算出工程は、前記移動距離と前記複数のシート検出手段の間隔に基づいて前記ずれを算出することを特徴とする請求項7記載のシート搬送装置の制御方法。
  9. 前記搬送手段によりシートの搬送が開始されると、前記シートのシートサイズに応じて、前記複数のシート検出手段うちの中央に配置されたシート検出手段が前記待機位置に合うように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動することを特徴とする請求項7又は8記載のシート搬送装置の制御方法。
  10. 前記待機位置は、前記幅方向のずれが無い場合の前記シートの中心位置からシートの幅の半分だけ離れた位置とすることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置の制御方法。
  11. 前記検出基準位置にシートが到達したときの前記複数のシート検出手段の検出結果が全て同じ場合は、前記複数のシート検出手段のうち最も外側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させ、
    前記複数のシート検出手段の検出結果が異なる場合は、隣り合う検出結果が異なる前記複数のシート検出手段の内側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のシート搬送装置の制御方法。
  12. 前記検出基準位置にシートが到達したときの前記複数のシート検出手段の検出結果が全て同じ場合は、前記複数のシート検出手段のうち最も外側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させ、
    前記複数のシート検出手段の検出結果が異なる場合は、隣り合う検出結果が異なる前記複数のシート検出手段の外側に配置されたシート検出手段によりシート端部を検出するように、前記駆動手段により前記複数のシート検出手段を移動させることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のシート搬送装置の制御方法。
  13. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備える画像形成装置。
  14. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備え、画像形成装置に接続されるシート処理装置。
  15. 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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