[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2009036979A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009036979A
JP2009036979A JP2007201034A JP2007201034A JP2009036979A JP 2009036979 A JP2009036979 A JP 2009036979A JP 2007201034 A JP2007201034 A JP 2007201034A JP 2007201034 A JP2007201034 A JP 2007201034A JP 2009036979 A JP2009036979 A JP 2009036979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light shielding
liquid crystal
crystal display
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007201034A
Other languages
English (en)
Inventor
Takenori Hirota
武徳 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Epson Imaging Devices Corp
Original Assignee
Epson Imaging Devices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Epson Imaging Devices Corp filed Critical Epson Imaging Devices Corp
Priority to JP2007201034A priority Critical patent/JP2009036979A/ja
Publication of JP2009036979A publication Critical patent/JP2009036979A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】光硬化性を有するシールを十分に硬化可能であるとともに周辺領域での光漏れを防止可能な液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】液晶表示装置50は、画素電極を含む第1基板100と、第1基板100に対向する第2基板200と、第1基板100と第2基板200との間であって表示領域52の外側の周辺領域54に設けられたシール350と、表示領域52に設けられたカラーフィルタ118R,118G,118Bとを含んでいる。第1基板100は遮光部材158を含んでいる。遮光部材158は、シール350に対向する位置に設けられ、カラーフィルタ118R,118G,118Bと同じ材料で構成された層168R,168G,168Bのうちの少なくとも1層を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶表示装置に係り、特に一対の基板が光硬化性を有するシールで貼り合わされた構造に対して好適な液晶表示装置に関する。
従来の液晶表示装置は、素子基板と対向基板とが液晶層を挟持し両基板が周辺領域においてシールで接着された構造を有している。両基板間に液晶を配置する方法として真空注入法や液晶滴下(One Drop Fill:ODF)法が知られている。また、シールとして紫外線硬化型や、紫外線硬化と熱硬化との併用型が知られている。
紫外線硬化性を有するシールの場合、上記両基板をシールを介して貼り合わせた後に当該シールに紫外線を照射する。しかし、従来の液晶表示装置では素子基板の周辺領域に周辺回路が設けられ、対向基板の周辺領域には遮光膜が設けられているので、周辺回路または遮光膜によって紫外線が遮られ、シールを十分に硬化させることが難しかった。
シールが十分に硬化されていないと、シールの成分が液晶へ溶出して液晶を変質させる場合がある。また、十分に硬化していないシール中へ液晶がしみ込むと、シールの接着強度や耐湿性が低下する場合がある。これらの問題は真空注入法、液晶滴下法を問わず発生しうる。
下記の特許文献1および特許文献2には、対向基板の遮光膜をシールが形成される部分には形成しない液晶表示装置が記載され、これによればシールを十分に硬化させることができると述べられている。
特開2002−333611号公報 特開平8−106101号公報
しかし、対向基板の遮光膜をシールの形成部分に設けない場合、当該部分においてバックライト光等の光漏れが発生して表示品質が低下するという別個の問題が発生してしまう。かかる光漏れは周辺領域におけるものであるが、狭額縁化が進む液晶表示装置では周辺領域における光漏れを防止する必要性は高いと考えられる。
本発明の目的は、光硬化性を有するシールを十分に硬化可能であるとともに周辺領域での光漏れを防止可能な液晶表示装置を提供することである。
本発明に係る液晶表示装置は、画素電極を含む第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間であって表示領域の外側の周辺領域に設けられたシールと、前記表示領域に設けられたカラーフィルタと、を備え、前記第1基板は、前記シールに対向する位置に設けられ、前記カラーフィルタと同じ材料で構成された層を少なくとも1層有する、遮光部材を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、周辺領域におけるバックライト光等の透過(光漏れ)を遮光部材によって防止することができる。また、遮光部材がかかる遮光効果を奏するので、第2基板において上記遮光部材に対向する部分、換言すればシールに対向する部分については遮光膜の配置を省略することが可能になる。このため、光硬化性を有するシールを用い当該シールを硬化するための光照射を第2基板を介して行うことによって、シールを十分に硬化させることができる。つまり、シールを十分に硬化可能であるとともに周辺領域での光漏れを防止可能な液晶表示装置を提供することができる。
ここで、前記第1基板は前記周辺領域に周辺回路を含み、前記遮光部材は前記第1基板の前記周辺回路より前記シール側に積層されていることが好ましい。上記構成によれば、第2基板を介してシールを硬化するための光照射を行う場合、その照射光が遮光部材によって遮られ周辺回路が保護される。このため、周辺回路の不具合を防止することができる。
また、前記カラーフィルタは前記第1基板に含まれることが好ましい。上記構成によれば、カラーフィルタの形成時に遮光部材も形成することが可能になる。すなわち、工程の増加を伴わずに遮光部材を形成することができる。
また、前記遮光部材は、前記カラーフィルタのうちで最も透過率の低い色のカラーフィルタと同じ材料で構成された層を有することが好ましい。上記構成によれば、遮光性の高い遮光部材を得ることができる。
また、前記シールは光によって硬化する材料からなることが好ましい。
また、前記カラーフィルタは複数色のカラーフィルタを有し、前記遮光部材は、前記複数色のカラーフィルタのうちの色の異なる前記カラーフィルタと同じ材料を2層以上積層して構成されていることが好ましい。上記構成によれば、遮光性の高い遮光部材を得ることができる。
また、前記シールは、前記遮光部材が設けられた領域と前記遮光部材よりも前記第1基板の周縁側とに設けられていることが好ましい。上記構成によれば、シールが、遮光部材が設けられた領域だけに設けられた場合と比較して、第1基板と第2基板とがより強固に固定されるとともに耐湿性が向上する。また、シールを配置する工程が容易になる。
また、前記第2基板は前記周辺領域に遮光膜を含み、前記遮光膜は前記シールと重ならないことが好ましい。上記構成によれば、シールに対する照射光が第2基板の遮光膜によって遮られることがないので、シールを十分に硬化させることができる。また、当該遮光膜は、第1基板の遮光部材とともに、周辺領域での光漏れを防止することができる。また、例えば第2基板側から表示領域を見る場合、第2基板の遮光膜によれば、第1基板側から第2基板の周辺領域へ向けて斜め方向に進む光を遮光して周辺領域での光漏れを防止できるので、表示品質がさらに良好になる。
また、前記第2基板の前記遮光膜と前記第1基板の前記遮光部材とは互いに平面的に重なりを有することが好ましい。上記構成によれば、周辺領域での光漏れをより確実に防止することができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
図1および図2に実施の形態に係る液晶表示装置50を説明する断面図を示す。図1には液晶表示装置50の周縁部付近の構造を示し、図2には表示領域52内の構造を示している。なお、図1では表示領域52の図示を図2よりも簡略化している。ここで説明する液晶表示装置50の構成はあくまでも例示であり、後述のように種々の変形が可能であるし、また、例えば他の各種要素を追加することも可能である。
図1および図2に示すように、液晶表示装置50は、第1基板100と、第1基板100に対向する第2基板200と、両基板100,200に挟持された液晶層300とを含んでいる。なお、ここでは、不図示のバックライト装置が第1基板100側に配置される場合を例示する。
さらに、液晶表示装置50は、両基板100,200の間に設けられ両基板100,200を互いに固定するシール350を含んでいる。シール350は表示領域52の周辺の(すなわち外側の)領域である周辺領域54に設けられている。シール350は光硬化性を有するシール材を光照射によって硬化して形成されている。ここで、光硬化性を有するシール材とは、少なくとも光硬化性を有していればよく、例えば光硬化性と熱硬化性との併用型のシール材もこれに含まれる。また、当該シール材を硬化させる光(以下、シール硬化光と呼ぶ)として例えば紫外線を含む光が挙げられるが、これに限定されるものではない。
以下に、第1基板100および第2基板200の例示的な構造をより詳細に説明する。
第1基板100は、図1および図2に示すように、例えばガラス板等で構成可能な透明基板102を含んでいる。
さらに、第1基板100は、図2に示すように、表示領域52内に、半導体層104と、ゲート絶縁膜106と、ゲート配線108と、保持容量配線110と、層間絶縁膜112と、カラーフィルタ118と、平坦化膜120と、画素電極122とを含んでいる。
半導体層104とゲート絶縁膜106とゲート配線108とは透明基板102上にこの順序で積層されており、かかる積層構造によって各画素に画素トランジスタが構成されている。保持容量配線110はゲート絶縁膜106上に配置されている。ゲート配線108と保持容量配線110とを覆ってゲート絶縁膜106上に層間絶縁膜112が配置されている。
カラーフィルタ118は各画素に設けられ、各カラーフィルタ118の色(色相)は画素ごとに予め選定されている。ここでは赤色(R)、緑色(G)および青色(B)のカラーフィルタ118を例示し、カラーフィルタ118の色を区別する場合には、符号118の末尾にR、GまたはBを付すことにする。なお、カラーフィルタ118R,118G,118Bの配列は図示の例に限定されるものではなく、また、カラーフィルタ118の色の種類および数はかかる例示に限定されるものではない。カラーフィルタ118は層間絶縁膜112上に配置されている。このとき、カラーフィルタ118の形成下地となる層間絶縁膜112は平坦であることが好ましい。
平坦化膜120は、カラーフィルタ118を覆って層間絶縁膜112上に配置されている。画素電極122は各画素に設けられ、平坦化膜120上にカラーフィルタ118に対向して配置されている。画素電極122は不図示の位置で画素トランジスタと電気的に接続されている。画素電極122を覆って不図示の配向膜が配置されている。
なお、第1基板100のように画素トランジスタとカラーフィルタとの両方を有する基板の構造はオン・チップ・カラー・フィルタ(On Chip Color Filter)構造、カラーフィルタ・オン・アレイ(Color Filter On Array)構造等と呼ばれる。
さらに、第1基板100は、図1に示すように、周辺領域54内に、周辺回路150と、遮光部材158とを含んでいる。
周辺回路150は例えば画素電極122への電圧供給を制御する回路等であり、かかる回路を構成する回路素子、配線等を有している。なお、図1では周辺回路150を四角形で簡略に図示している。周辺回路150は例えば、透明基板102上に設けられ、層間絶縁膜112で覆われている。
遮光部材158は、層間絶縁膜112上に配置され、周辺回路150よりもシール350側に積層されている。このとき、遮光部材158はシール350に対向する位置に設けられている。
遮光部材158は、ここでは3つの層168R,168G,168Bが積層された構造を有している。なお、これらの層168R,168G,168Bの積層順は図示の例に限定されるものではない。上記層168Rはカラーフィルタ118Rと同じ材料で構成されており、同様に上記層168G,168Bはカラーフィルタ118G,118Bとそれぞれ同じ材料で構成されている。なお、かかる点に鑑み、以下の説明では層168R,168G,168Bを着色層168R,168G,168Bと呼ぶことにする。互いに色(色相)が異なるこれらの着色層168R,168G,168Bが積層されると、バックライト光等に対して遮光性を呈する。ここでは、着色層168Rはカラーフィルタ118Rと同じ厚さを有しており、同様に着色層168G,168Bはカラーフィルタ118G,118Bとそれぞれ同じ厚さを有している。
第2基板200は、図1および図2に示すように、例えばガラス板等で構成可能な透明基板202を含んでいる。
さらに、第2基板200は、図2に示すように、表示領域52内に、遮光膜204と、平坦化膜206と、共通電極208とを含んでいる。
遮光膜204は例えばクロム膜、クロム膜と酸化クロム膜との積層膜、黒色顔料を含有した樹脂等で構成可能であり、透明基板202上に配置されている。遮光膜204は各画素電極122に対向する位置に、すなわち各画素に開口部を有しており、例えば格子状の遮光膜204はブラックマトリクス(BM)と呼ばれる。平坦化膜206は遮光膜204を覆って透明基板202上に配置されている。共通電極208は平坦化膜206上に配置されている。共通電極208は複数の画素にわたっており、これにより各画素に設けられている。共通電極208上に不図示の配向膜が配置されている。
さらに、第2基板200は、図1に示すように、周辺領域54内に、遮光膜254を含んでいる。遮光膜254は透明基板202上に配置されている。遮光膜254は例えば表示領域52内の遮光膜204と同じ材料で構成することが可能であり、その場合には両遮光膜204,254を同じ工程で同時に形成することができる。遮光膜254は周辺領域54内に設けられているが、シール350と重ならない範囲に設けられている。図1では遮光膜254がシール350の近傍からシール350よりも表示領域52の側に延在している場合を例示している。このため、第2基板200においてシール350に対向する部分は、遮光性の要素を有しておらず、透明部分となっている。
上記のように遮光部材158はシールに対向する位置に設けられている。このため、第2基板200の遮光膜254がシール350と重ならないように設けられている場合であっても、遮光部材158によって、周辺領域54におけるバックライト光や外光の透過(光漏れ)を防止することができる。その結果、良好な表示品質が得られる。
換言すれば、遮光部材158が上記遮光効果を奏することによって、シール350に対向する部分について遮光膜254を省略にすることが可能である。このため、遮光膜254が省略された透明部分を介してシール350へシール硬化光を照射することによって、シール350を十分に硬化させることができる。その結果、未硬化状態のシールに起因した不具合が防止され、かかる点からも良好な表示品質が得られる。
また、遮光部材158は周辺回路150よりもシール350側に積層されているので、遮光部材158によれば、第2基板200を介して照射されるシール硬化光から周辺回路150を保護することができる。これにより、周辺回路150の不具合が防止され、かかる点からも良好な表示品質が得られる。
上記では遮光部材158が着色層168R,168G,168Bによる3層構造の場合を例示したが、遮光部材158を2層構造または1層で構成することも可能である。遮光部材158は、その層数に関わらず、カラーフィルタ118のうちで最も透過率の低い色(上記例示の3色の場合は青色)のカラーフィルタ118と同じ材料で構成された着色層を含むことが好ましく、これにより高い遮光性が得られる。また、2層以上の積層構造の場合、遮光部材158を、異なる色のカラーフィルタ118に対応する着色層を積層して構成するのが好ましく、これによっても高い遮光性が得られる。
上記ではカラーフィルタ118が第1基板100に含まれる場合を例示したが、カラーフィルタ118を第2基板200に含めた構造にすることも可能である。これに対して、上記のようにカラーフィルタ118が遮光部材158とともに第1基板100に含まれる場合、カラーフィルタ118R,118G,118Bの形成時に遮光部材158も同時に(並行して)形成することが可能である。
例えば、赤色のカラーフィルタ118R用の感光性樹脂や感光性フィルムを、カラーフィルタ118Rと着色層168Rとの両方のパターンを有した露光マスクで露光することによって、カラーフィルタ118Rと着色層168Rとを同時に形成することが可能である。他の着色層168G,168Bについても同様である。かかる形成方法によれば、露光マスクのパターンを変更するだけでカラーフィルタ118R,118G,118Bの形成工程を利用して遮光部材158を形成することができる。すなわち、工程の増加を伴わずに遮光部材158を形成することができる。
また、図1では周辺領域54に隣接したカラーフィルタ118(ここではカラーフィルタ118B)が表示領域52から周辺領域54内まで延在し、かつ、遮光部材158に接している場合を例示している。これに対して、当該カラーフィルタ118と遮光部材158との間に隙間が在ってもよい(図3参照)。また、このとき、当該カラーフィルタ118を周辺領域54内へ延在しないように形成してもよく、例えば表示領域52と周辺領域54との境界に縁部を有するように形成してもよい。これらを比較すると、カラーフィルタ118が表示領域52から周辺領域54内まで延在している場合(図1および図3参照)、表示領域52と周辺領域54との境界付近における構造(例えばセルギャップ、配向膜の配向状態等)が大きく変化するのが抑制される。このため、当該境界付近における表示品質の低下を防止することができる。かかる効果は、周辺領域54内へ延在しているカラーフィルタ118が遮光部材158と接触しているか否かに関係無く得られる。
また、周辺領域54内まで延在しているカラーフィルタ118(図1ではカラーフィルタ118B)を、遮光部材158の配置位置まで延在させて遮光部材158の形成に利用することも可能である(図4参照)。なお、図4には、青色のカラーフィルタ118Bが周辺領域54内まで延在し、その端部が遮光部材158の第1層目の着色層168Bを構成している場合を例示している。かかる構造によれば、カラーフィルタ118Bと遮光部材158を構成する層168Bとを一体的に形成できるので、パターニングの不具合等が低減され、遮光部材158の形成が容易になる。
図1ではシール350が、遮光部材158が設けられた領域と、遮光部材158よりも第1基板100の周縁側とに設けられている場合を例示している。これに対して、シール350を遮光部材158が設けられた領域だけに設けることも可能である(図5参照)。このとき、図1に例示の構成によれば、シール350が、遮光部材158が設けられた領域だけに設けられた場合と比較して、両基板100,200がより強固に固定されるとともに耐湿性が向上する。また、シール350を遮光部材158が設けられた領域だけに形成する場合に比べて、より広い範囲に形成する方が、実用的であり、工程が容易になる。
ここで、上記のように遮光部材158によればシール硬化光から周辺回路150を保護することができる。かかる点に鑑みれば、遮光部材158を周辺回路150の全体に重なるように配置するのが、より好ましい(図6参照)。
また、上記のように遮光部材158によれば周辺領域54における光漏れを防止することができる。このため、図6に例示するように遮光部材158をシール350に対向する部分よりも広く設けることによって、第2基板200の遮光膜254(図1参照)を省略することも可能である。なお、図6では遮光部材158を周辺領域54と表示領域52との境界まで延在させた場合を例示している。
これに対して、遮光膜254を設けることによって、遮光部材158とともに、周辺領域54での光漏れを防止することができる。例えば、図1に例示するように遮光部材158と領域52,54の境界との範囲に遮光膜254を設けることによって、また、図3に例示するように遮光部材158とカラーフィルタ118Bとの間の隙間に重ねて遮光膜254を設けることによって、周辺領域54での光漏れをより効果的に防止することができる。
また、例えば不図示のバックライト装置が第1基板100側に配置され第2基板200側から表示領域52での表示を見る場合、第2基板200の遮光膜254によれば、第1基板100側から第2基板200の周辺領域54へ向けて斜め方向に進むバックライト光等を遮光して周辺領域54での光漏れを防止できる。
また、第2基板200の遮光膜254と第1基板100の遮光部材158とが、基板100,200の平面視において、互いに重なりを有していることが好ましく、これにより周辺領域54での光漏れをより確実に防止することができる。
上記のように周辺領域54での光漏れが防止されることにより、良好な表示品質が得られる。
なお、遮光膜254は、上記のようにシール350と重ならない範囲に設けられているので、第2基板200を介して照射されるシール硬化光を遮ることがなく、シール350を十分に硬化させることができる。
なお、平坦化膜120,206(図2参照)またはその他の平坦化膜が、表示領域52だけでなく周辺領域54にも設けられていることが望ましい。周辺領域54の表示領域52に近い部分において表示領域52と異なる液晶厚が生じると、表示領域52の表示品質等に影響を与えることがあり、これを防ぐことができる。さらに、シール350と重なる部分またはシール350の外側の部分については平坦化膜120,206等を設けても、設けなくても良い。平坦化膜120,206にカラーフィルタ118とほぼ同じ材料を使用している場合は、シール350と遮光部材158の位置関係について述べた前記内容と同様の効果がある。
ここで、上記例示の構成は種々に組み合わせることが可能である。また、上記では画素電極122と共通電極208とが別々の基板100,200に設けられる場合を例示したが、両方の電極122,208が第1基板100に含まれる構造、例えばFFS(Fringe Field Switching)方式やIPS(In-Plane Switching)方式の液晶表示装置にも上記の各種構成を適用することが可能である。
実施の形態に係る液晶表示装置の第1例を説明する断面図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の第1例を説明する断面図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の第2例を説明する断面図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の第3例を説明する断面図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の第4例を説明する断面図である。 実施の形態に係る液晶表示装置の第5例を説明する断面図である。
符号の説明
50 液晶表示装置、52 表示領域、54 周辺領域、100 第1基板、118,118R,118G,118B カラーフィルタ、122 画素電極、150 周辺回路、158 遮光部材、168R,168G,168B 層(着色層)、200 第2基板、254 遮光膜、350 シール。

Claims (9)

  1. 画素電極を含む第1基板と、
    前記第1基板に対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間であって表示領域の外側の周辺領域に設けられたシールと、
    前記表示領域に設けられたカラーフィルタと、
    を備え、
    前記第1基板は、
    前記シールに対向する位置に設けられ、前記カラーフィルタと同じ材料で構成された層を少なくとも1層有する、遮光部材を含むことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置であって、
    前記第1基板は前記周辺領域に周辺回路を含み、
    前記遮光部材は前記第1基板の前記周辺回路より前記シール側に積層されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の液晶表示装置であって、
    前記カラーフィルタは前記第1基板に含まれることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置であって、
    前記遮光部材は、前記カラーフィルタのうちで最も透過率の低い色のカラーフィルタと同じ材料で構成された層を有することを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液晶表示装置であって、
    前記シールは光によって硬化する材料からなることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液晶表示装置であって、
    前記カラーフィルタは複数色のカラーフィルタを有し、
    前記遮光部材は、前記複数色のカラーフィルタのうちの色の異なる前記カラーフィルタと同じ材料を2層以上積層して構成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の液晶表示装置であって、
    前記シールは、前記遮光部材が設けられた領域と前記遮光部材よりも前記第1基板の周縁側とに設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の液晶表示装置であって、
    前記第2基板は前記周辺領域に遮光膜を含み、前記遮光膜は前記シールと重ならないことを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項8に記載の液晶表示装置であって、
    前記第2基板の前記遮光膜と前記第1基板の前記遮光部材とは互いに平面的に重なりを有することを特徴とする液晶表示装置。
JP2007201034A 2007-08-01 2007-08-01 液晶表示装置 Withdrawn JP2009036979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007201034A JP2009036979A (ja) 2007-08-01 2007-08-01 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007201034A JP2009036979A (ja) 2007-08-01 2007-08-01 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009036979A true JP2009036979A (ja) 2009-02-19

Family

ID=40438952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007201034A Withdrawn JP2009036979A (ja) 2007-08-01 2007-08-01 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009036979A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103984146A (zh) * 2013-12-20 2014-08-13 上海天马微电子有限公司 彩色滤光片基板及其制造方法、显示面板及其制造方法
CN105116650A (zh) * 2015-09-01 2015-12-02 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示面板
KR20190049970A (ko) * 2017-10-31 2019-05-10 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103984146A (zh) * 2013-12-20 2014-08-13 上海天马微电子有限公司 彩色滤光片基板及其制造方法、显示面板及其制造方法
CN105116650A (zh) * 2015-09-01 2015-12-02 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示面板
KR20190049970A (ko) * 2017-10-31 2019-05-10 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR102432129B1 (ko) * 2017-10-31 2022-08-12 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100690488B1 (ko) 컬러 필터 기판 및 이것을 구비한 액정 표시 장치, 및컬러 필터 기판의 제조 방법
JP3949759B2 (ja) カラーフィルタ基板および液晶表示素子
KR101742192B1 (ko) 표시 패널 및 이의 제조 방법
KR101954979B1 (ko) 컬러필터 기판과 이를 포함하는 액정 표시 장치 및 컬러필터 기판 제조 방법
KR102230485B1 (ko) 표시패널 및 이의 제조방법
KR102122402B1 (ko) 씨오티 구조 액정표시장치 및 이의 제조방법
JP5237459B2 (ja) カラーフィルタ基板及び液晶表示装置
JP2010085544A (ja) 液晶装置の製造方法
US10197842B2 (en) Liquid crystal display device
JP5623230B2 (ja) 表示装置の製造方法
US7470491B2 (en) Method of fabricating color filter panel using back exposure and structure of color filter panel
KR20160046968A (ko) 차광 마스크 및 이를 이용한 액정표시장치 제조방법
JP5165760B2 (ja) カラーフィルタ基板及び液晶表示装置
CN109976024B (zh) 彩色滤光片基板及其制造方法、以及显示面板
JP2009036979A (ja) 液晶表示装置
US9696595B2 (en) Liquid crystal display device having an array substrate with elongated protrusions
KR102578620B1 (ko) 칼라 필터 층을 구비한 평판 표시장치용 박막 트랜지스터 기판
KR102697155B1 (ko) 액정표시장치
KR102199023B1 (ko) 컬러필터 어레이 기판 및 그 제조방법과 이를 이용한 액정표시장치
WO2016084232A1 (ja) 液晶表示パネル、液晶表示装置、液晶表示パネルの製造方法
KR102469692B1 (ko) 액정표시장치 및 그 제조방법
JP3367346B2 (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP3541843B2 (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
KR101026805B1 (ko) 액정표시장치
JP2011180259A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100315

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100526

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100630

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110216