JP2009026456A - 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生方法、および情報記録媒体再生装置 - Google Patents
情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生方法、および情報記録媒体再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009026456A JP2009026456A JP2008250442A JP2008250442A JP2009026456A JP 2009026456 A JP2009026456 A JP 2009026456A JP 2008250442 A JP2008250442 A JP 2008250442A JP 2008250442 A JP2008250442 A JP 2008250442A JP 2009026456 A JP2009026456 A JP 2009026456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- lead
- area
- recording
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【解決手段】 RTRモードに対応して設けられた第1のリードイン情報領域LI1とDVD互換モードに対応して設けられた第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、コンテンツを記録するデータ領域DAを形成した光ディスクDで、領域LI1はデータ領域DAに記録されるコンテンツに対応したリードイン情報が深さd1で記録される領域で、領域LI2はデータ領域DAに記録されるコンテンツに対応したCSSキーを除くリードイン情報が深さd1よりも深い深さd2のプリピットで形成され、CSSキーを除くリードイン情報が深さd1で記録される領域である。
【選択図】 図10
Description
DVDビデオは、再生専用のディスクであり、コンテンツのコピー禁止の著作権情報がCSS(コンテンツスクランブルシステム)にて、ディスクの所定の領域(CSSキー等の著作権保護に関する情報領域)に記録されている(CSSキーの記録)。そして、このCSSキーをDVDビデオ再生装置が読み出し、このCSSキーを用いてそのコンテンツを再生するという、違法コピー防止のためのシステムを採用している。
さらに、DVDビデオ規格とは互換性がないRTR規格に基づいたコンテンツを記録した光ディスクを用いた場合にも、著作権情報の内容に対応してコンテンツのコピー(記録及び再生)が行えるようにしなければならない。
(1) 図1,図10に示すように、第1の再生モード(例えば、RTR再生モード(RTR再生プレーヤ等での再生))に関連して設けられた第1のリードイン情報領域LI1と第2の再生モード(例えば、DVD互換再生モード(DVD再生プレーヤ等での再生))に対応して設けられた第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dであって、前記第1のリードイン情報領域LI1は、前記データ領域DAに記録されるコンテンツに関連したリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が第1の深さd1で記録される領域であり、前記第2のリードイン情報領域LI2は、前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連した著作権保護に関連する情報(例えば特別な値のCSSキー)が前記第1の深さd1よりも(例えば相変化記録層をこの上に積層することにより)実質的に深い第2の深さd2のプリピットで形成され、かつリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
(2) 図1,図10に示すように、第1の再生モード(例えば、RTR再生モード(RTR再生プレーヤでの再生))に対応して設けられた第1のリードイン情報領域LI1と第2の再生モード(例えば、DVD互換再生モード(DVD再生プレーヤでの再生))に対応して設けられた第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dであって、前記第1のリードイン情報領域LI1は、前記データ領域DAに所定の誤り訂正ブロック単位(ECCブロック単位)で記録されるコンテンツに関連したリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が記録される領域であり、前記第2のリードイン情報領域LI2は、前記所定の誤り訂正ブロック単位の誤り訂正能力が情報量としてnバイトとすると、前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連した著作権保護に関連する情報(例えば特別な値のCSSキー)を含み、前記所定の誤り訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を有する情報として消去不可能であり、かつリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
(3) 図10,図11に示すように、リードイン情報が記録可能な第1のリードイン情報領域LI1と著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報が記録可能な第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに、リードイン情報及びコンテンツを記録する情報記録媒体記録方法であって、前記第1のリードイン情報領域LI1への記録に対応した第1の記録モード(例えばRTR記録モード)で記録する場合には、リードイン情報を前記第1のリードイン情報領域LI1に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域DAに記録し、前記第2のリードイン情報領域LI2への記録に対応した第2の記録モード(例えばDVD互換記録モード)で記録する場合には、著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報を前記第2のリードイン情報領域LI2に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域DAに記録することを特徴とする情報記録媒体記録方法。
(4) 図10、図11に示すように、リードイン情報が記録可能な第1のリードイン情報領域LI1と著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報が記録可能な第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに、リードイン情報及びコンテンツを記録する情報記録媒体記録装置であって、記録モード判別手段と記録手段とを有し、前記記録モード判別手段は、前記第1のリードイン情報領域LI1又は前記第2のリードイン情報領域LI2への記録に対応した第1の記録モード又は第2の記録モードを判別し、前記記録手段は、前記記録モード判別手段で前記第1の記録モード(例えば、RTR再生モード)と判別された場合には、リードイン情報を前記第1のリードイン情報領域LI1に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域DAに記録し、前記第2の記録モード(例えば、DVD互換記録モード)と判別された場合には、著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報を前記第2のリードイン情報領域LI2に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域DAに記録することを特徴とする情報記録媒体記録装置。
(5) 図10,図12に示すように、第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生方法であって、前記第1のリードイン情報領域LI1又は前記第2のリードイン情報領域LI2から、リードイン情報が前記第1のリードイン情報領域LI1又は前記第2のリードイン情報領域に対応したリードイン情報LI2が第1の再生モード(例えば、RTR再生モード(RTR再生プレーヤ等での再生))又は第2の再生モード(例えば、DVD互換再生モード(DVD再生プレーヤ等での再生))で再生された場合には、再生された著作権保護に関連する情報(例えば特別な値のCSSキー)を含むリードイン情報に従って、前記データ領域DAに記録されているコンテンツを再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
(6) 図10,図12に示すように、第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生装置であって、前記第1のリードイン情報領域LI1又は前記第2のリードイン情報領域LI2を、前記第1のリードイン情報領域LI1又は前記第2のリードイン情報領域LI2に対応した第1の再生モード(例えばRTR再生モード(RTR再生プレーヤ等での再生))又は第2の再生モード(例えばDVD互換再生モード(DVD再生プレーヤ等での再生))で走査する第1の手段と、前記第1の手段の走査でリードイン情報が再生された場合には、再生されたリードイン情報に従って、前記データ領域DAに記録されているコンテンツの再生を前記第1の再生モード又は第2の再生モードで行なう第2の手段とを備えたことを特徴とする情報記録媒体再生装置。
(7)図1、図10に示すように第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dであって、前記第1のリードイン情報領域LI1は、前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連したディスクの製造情報、コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)の開始位置情報等のリードイン情報を記録するための第1の深さd1で形成されている領域であり、前記第2のリードイン情報領域LI2は、少なくとも前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連した著作権保護に関する情報(例えば特別な値のCSSキー)が前記第1の深さd1よりも(例えば相変化記録層をこの上に積層することにより)実質的に深い第2の深さd2のプリピットで形成され、かつディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
(8) 図1、図10に示すように第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dであって、前記第1のリードイン情報領域LI1は、前記データ領域DAに所定の誤り訂正ブロック単位(ECCブロック単位)で記録され、前記データ領域に記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連したディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報が記録される領域であり、前記第2のリードイン情報領域LI2は、前記所定の誤り訂正ブロック単位の誤り訂正能力が情報量としてnバイトとすると、少なくとも前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連した著作権保護に関する情報を含み前記所定の誤り訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を有する情報(例えば特別な値のCSSキー)として消去出来ないように記録され、かつディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
(9) 図10、図11に示すように、第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに記録されているコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する情報記録媒体再生方法であって、前記第1のリードイン情報領域LI1より読み出した第1のリードイン情報が有効であるときは、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域DAに記録されているコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生し、また、前記第2のリードイン情報領域LI2より第2のリードイン情報を読み出す必要があるときは、前記第2のリードイン情報領域LI2より読み出した第2のリードイン情報と、前記第1のリードイン情報とに基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
(10) 図10、図12に示すように、第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに記録されているコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する情報記録媒体再生方法であって、前記第1のリードイン情報領域LI1を読み出した第1のリードイン情報が有効であるときには、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域DAに記録されているコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生し、前記第1のリードイン情報が有効でない場合、または、前記第1のリードイン情報領域LI1に読み出すべきデータが無い場合は、前記第2のリードイン情報領域LI2より読み出した第2のリードイン情報に基づいて前記データ領域DAに記録されている前記コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
(11) 図10、図12に示すように、第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dに記録されているコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する情報記録媒体再生装置であって、前記第1のリードイン情報領域LI1より第1のリードイン情報を読み出す第1のリードイン情報読み出し手段と、前記第1のリードイン情報が有効であるかどうかを判断する第1の判断手段と、前記第1の有効判断手段が前記第1のリードイン情報を有効であると判断したときには、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域DAに記録されている前記コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する第1の再生手段と、前記第2のリードイン情報領域LI2より第2のリードイン情報を読み出す必要があるかどうかを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段の判断結果に基づいて、前記第2のリードイン情報領域LI2より前記第2のリードイン情報
を読み出す第2の読み出し手段と、読み出した前記第1のリードイン情報と前記第2のリードイン情報とに基づいて前記データ領域DAに記録されている前記コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する第2の再生手段からなることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
(12) 図10、図12に示すように、 第1のリードイン情報領域LI1と第2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されているコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する情報記録媒体再生装置であって、前記第1のリードイン情報領域LI1より第1のリードイン情報を読み出す第1の読み出し手段と、前記第1のリードイン情報が有効であるかどうかを判断する有効判断手段と、前記有効判断手段が前記第1のリードイン情報を有効であると判断したときには、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する第1の再生手段と、前記有効判断手段が前記第1のリードイン情報を有効でないと判断した場合、または、前記第1のリードイン情報領域に読み出すべきデータが無い場合に、前記第2のリードイン情報領域LI2を読み出す第2の読み出し手段と、前記第2のリードイン情報が読み出された場合に、読み出した前記第2のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を再生する第2の再生手段とからなることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
つまり、本発明は、第1の再生モードに対応して設けられた第1のリードイン情報領域と第2の再生モードに対応して設けられた第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体であって、前記第1のリードイン情報領域は、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連したリードイン情報を記録するための第1の深さで形成されている領域であり、前記第2のリードイン情報領域は、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連した著作権保護に関する情報が前記第1の深さよりも実質的に深い第2の深さのプリピットで形成されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、第1の記録再生モードに対応して設けられた第1のリードイン情報領域と第2記録再生モードに対応して設けられた第2のリードイン情報領域とをリードイ領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体であって、前記第1のリードイン情報領域は、前記データ領域に所定の誤り訂正ブロック単位で記録されるコンテンツに対応したリードイン情報が記録される領域であり、前記第2のリードイン情報領域は、前記所定の誤り訂正ブロック単位の誤り訂正能力が情報量としてnバイトとすると、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連した著作権保護に関する情報を含み前記所定の誤り訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を有する情報として消去出来ないように記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、前記リードイン情報には、リードイン情報の有効性を示すフラグ情報が含まれていることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、前記第1のリードイン情報領域及び前記第2のリードイン領域は相変化材料からなる記録可能領域であり、また前記著作権保護に関する情報は再生可能であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、リードイン情報が記録可能な第1のリードイン情報領域と著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報が記録可能な第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に、リードイン情報及びコンテンツを記録する情報記録媒体記録方法であって、前記第1のリードイン情報領域への記録に対応した第1の記録モードで記録する場合には、リードイン情報を前記第1のリードイン情報領域に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域に記録し、前記第2のリードイン情報領域への記録に対応した第2の記録モードで記録する場合には、著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報を前記第2のリードイン情報領域に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域に記録することを特徴とする情報記録媒体記録方法。
また、本発明は、リードイン情報が記録可能な第1のリードイン情報領域と著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報が記録可能な第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に、リードイン情報及びコンテンツを記録する情報記録媒体記録装置であって、記録モード判別手段と、記録手段とを有し、前記記録モード判別手段は、前記第1のリードイン情報領域又は前記第2のリードイン情報領域への記録に対応した第1の記録モード又は第2の記録モードを判別し、前記記録手段は、前記記録モード判別手段で前記第1の記録モードと判別された場合には、リードイン情報を前記第1のリードイン情報領域に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域に記録し、前記第2の記録モードと判別された場合には、著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報を前記第2のリードイン情報領域に記録すると共に、コンテンツを前記データ領域に記録することを特徴とする情報記録媒体記録装置。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生方法であって、前記第1のリードイン情報領域又は前記第2のリードイン情報領域から、リードイン情報が前記第1のリードイン情報領域又は前記第2のリードイン情報領域に対応した第1の再生モード又は第2の再生モードで再生された場合には、再生されたリードイン情報に従って、前記データ領域に記録されているコンテンツを再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生装置であって、前記第1のリードイン情報領域又は前記第2のリードイン情報領域を、前記第1のリードイン情報領域又は前記第2のリードイン情報領域に対応した第1の再生モード又は第2の再生モードで走査する第1の手段と、前記第1の手段の走査でリードイン情報が再生された場合には、再生されたリードイン情報に従って、前記データ領域に記録されているコンテンツの再生を前記第1の再生モード又は第2の再生モードで行なう第2の手段とを備えたことを特徴とする情報記録媒体再生装置。
また、本発明は、前記第1のリードイン情報領域の第1の深さは読み取りレーザー波長λに対してλ/8未満であり、前記プリピットで形成される第2の深さは読み取りレーザー波長に対してλ/4からλ/8程度であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、前記所定の誤り訂正ブロック単位の情報量は約32Kバイトであり、この誤り訂正能力の情報量nが約2Kバイトであり、前記著作権保護に関する情報を含む消去出来ない領域の情報量が約8Kバイト以上の情報であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体であって、前記第1のリードイン情報領域は、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連したディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報を記録するための第1の深さで形成されている領域であり、前記第2のリードイン情報領域は、少なくとも前記データ領域に記録されるコンテンツに関連した著作権保護に関する情報が前記第1の深さよりも実質的に深い第2の深さのプリピットで形成され、かつディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体であって、前記第1のリードイン情報領域は、前記データ領域に所定の誤り訂正ブロック単位で記録され、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連したディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報が記録される領域であり、前記第2のリードイン情報領域は、前記所定の誤り訂正ブロック単位の誤り訂正能力が情報量としてnバイトとすると、少なくとも前記データ領域に記録されるコンテンツに関連した著作権保護に関する情報を含み前記所定の誤り訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を有する情報として消去出来ないように記録され、かつディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、前記第1及び第2のリードイン情報には、リードイン情報の有効性を示すフラグ情報が含まれていることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、前記第1のリードイン情報領域及び前記第2のリードイン領域は相変化材料からなる記録可能領域であり、また前記著作権保護に関する情報は読み出し可能であるが、再度新たな情報を記録した時には読み出し不可能になることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、前記第1のリードイン情報領域はRTR規格に対応した領域であり、前記第2のリードイン領域はDVDビデオ規格に対応した領域であることを特徴とする情報記録媒体。
また、前記著作権保護に関する情報は所定の値のCSSキー情報であることを特徴とする情報記録媒体。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されている前記コンテンツを再生する情報記録媒体再生方法であって、前記第1のリードイン情報領域より読み出した第1のリードイン情報が有効であるときは、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されているコンテンツを再生し、また、前記第2のリードイン情報領域より第2のリードイン情報を読み出す必要があるときは、前記第2のリードイン情報領域より読み出した前記第2のリードイン情報と、前記第1のリードイン情報とに基づいて前記データ領域に記録されているコンテンツを再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生方法であって、前記第1のリードイン情報領域を読み出した第1のリードイン情報が有効であるときには、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されているコンテンツを再生し、前記第1のリードイン情報が有効でない場合、または、前記第1のリードイン情報領域に読み出すべきデータが無い場合は、前記第2のリードイン情報領域より読み出した第2のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツを再生することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生装置であって、前記第1のリードイン情報領域より第1のリードイン情報を読み出す第1のリードイン情報読み出し手段と、前記第1のリードイン情報が有効であるかどうかを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段が前記第1のリードイン情報を有効であると判断したときには、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツを再生する第1の再生手段と、前記第2のリードイン情報領域より第2のリードイン情報を読み出す必要があるかどうかを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段の判断結果に基づいて、前記第2のリードイン情報領域より前記第2のリードイン情報を読み出す第2の読み出し手段と、読み出した前記第1のリードイン情報と前記第2のリードイン情報とに基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツを再生する第2の再生手段からなることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
また、本発明は、第1のリードイン情報領域と第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生する情報記録媒体再生装置であって、前記第1のリードイン情報領域より第1のリードイン情報を読み出す第1の読み出し手段と、前記第1のリードイン情報が有効であるかどうかを判断する有効判断手段と、前記有効判断手段が前記第1のリードイン情報を有効であると判断したときには、前記第1のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツを再生する第1の再生手段と、前記有効判断手段が前記第1のリードイン情報を有効でないと判断した場合、または、前記第1のリードイン情報領域に読み出すべきデータが無い場合に、前記第2のリードイン情報領域を読み出す第2の読み出し手段と、前記第2のリードイン情報が読み出された場合に、読み出した前記第2のリードイン情報に基づいて前記データ領域に記録されている前記コンテンツを再生する第2の再生手段とからなることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
図1は本発明の情報記録媒体の一実施例を説明するための拡大断面図、図2は本発明の情報記録媒体に記録するデータをECCブロック化することを説明するための図、図3はECCブロック化したデータをセクター単位で本発明の情報記録媒体の所定の領域に記録することを説明するための図、図4は本発明の情報記録媒体の一実施例であるDVD−RWにおける1セクターの物理フォーマットを示す図、図5は本発明の情報記録媒体を作製する原盤製造方法に用いられるガラス原盤の積層状態を説明するための図、図6はガラス原盤上に積層されたレジスト層の光量対感度特性図、図7は本発明の情報記録媒体を作製する原盤製造方法の工程を説明するための図、図8は情報記録媒体記録再生装置を説明するためのブロック図、図9は本発明の情報記録媒体の所定の領域に記録するデータとECCブロックとの関係を説明するための図、図10は本発明の情報記録媒体のリードイン領域とデータ領域とを説明するための図、図11,図12はそれぞれ本発明の情報記録媒体記録、および再生方法を説明するための主要なフローチャートである。
即ち、(i)CSSキーを含むリードイン情報をリードイン領域LI内の第1のリードイン情報領域LI1(CSSキーは無くても良い)にコンテンツ記録時に書き込む、及び第2のリードイン情報領域LI2に予め記録する。第1のリードイン情報領域LI1にはCSSキーがある場合は再記録可能なように記録され、また、第2のリードイン情報領域LI2には所定値のCSSキー等の著作権保護に関連する情報が再記録不可能なように記録される(例えばCSSキー等の著作権保護に関連する情報をプリピットで形成する)。(ii)記録又は再生時に、第1の記録モードで第1のリードイン情報領域LI1にCSSキーがある場合はこれを含むリードイン情報を記録し、第1の再生モードで第1のリードイン情報領域LI1に記録されているCSSキーがある場合はこれを含むリードイン情報を再生する。また、第2の記録モードで第2のリードイン情報領域LI2に記録可能な領域がある場合にはCSSキー等の著作権保護に関連する情報を除くリードイン情報を記録し、第2の再生モードで第2のリードイン情報領域LI1に記録されているCSSキー等の著作権保護に関連する情報を含むリードイン情報を再生する。(iii)第2のリードイン情報領域LI2に再記録不可能なように記録されるCSSキー等の著作権保護に関連する情報は、このCSSキー等の著作権保護に関連する情報を誤り訂正により改ざん出来ないように所定量以上のピット列等で構成される。
(1) DVDビデオは再生専用ディスクであり、図10の第2のリードイン領域に相当する位置の一部分に記録されているCSSキー及び記録済のコンテンツは全てピットから構成されており、そのピット深さは、波長が650nmのレーザーに対して、λ/4程度である。一方、DVD−RWは相変化記録再生用ディスクであり、記録済又は記録すべきコンテンツはグルーブ領域に記録されており、この記録再生特性を最良にするために、ランド領域に対して、グルーブ領域の深さはλ/16程度(λ/10〜λ/18の範囲)となっている。
このため、DVDビデオにおけるCSSキーをDVD−RWに記録する場合に、このCSSキー等の著作権保護に関連する情報をDVD−RWの深さλ/16程度のプリピットで構成せずに、λ/4からλ/8程度の深いプリピットで構成した。これによって、DVDビデオプレーヤでは、DVD−RWにおける、λ/4からλ/8程度の深いプリピットのCSSキー等の著作権保護に関連する情報を良好に再生できる。
としても、このCSSキー等の著作権保護に関連する情報が、CSSキー等の著作権保護に関連する情報記録領域(プリピット領域PR)を含むECCブロックの訂正能力の範囲内の少ないデータ量であるとすると、再生時に誤り訂正されてしまいCSSキーが読み出せてしまう。そこで、本発明はプリピットで構成するCSSキー等の著作権保護に関連する情報のデータ量を誤り訂正能力の範囲を上回る所定以上のデータ量とし、このCSSキー等の著作権保護に関連する情報が読み出せない場合は、コンテンツを再生できないようにすることで、コンテンツの違法コピーの防止を行う。
記録する事により、再生時このECCブロックをCSSキー等の著作権保護に関連する情報を含むデータとして再生可能とする。
そのために、本発明は上記の(1)〜(3)の項目をDVDビデオのリードイン情報領域と物理的に同じ位置の後述する第2のリードイン情報領域LI2に、CSSキー等の著作権保護に関連する情報等のリードイン情報をプリピットで形成するように構成し、また、RTR規格に準拠したリードイン情報を後述する第1のリードイン情報領域LI1にリードイン情報を記録するように構成する事により、両規格を満足出来る構成としている。
A.「記録フォーマットの実施の形態」
B.「ディスクの実施の形態」
C.「情報記録装置の実施の形態」
まず、「記録フォーマットの実施の形態」について説明する。
始めに、DVD−RWに記録情報を記録する際の一般的な物理フォーマット及び当該記録情報(リードイン情報)における誤り訂正処理について、図2〜図4を用いて説明する。
後に付加して一の訂正ブロック34を構成する。この段階では、ECC内符号31が付加された訂正ブロック34が垂直方向に12行並んでいることとなる。その後、この処理を16のデータセクター20分だけ繰返す。これにより、192行の訂正ブロック34が得られる。
(172+10)バイト×(192+16)行=37856バイトであり、この内、実際のデータ領域24内に記録されるデータは、
2048バイト×16=32768バイト
となる。
91バイト×8×(16/8)=1456バイト
となり、このシンクフレーム42が連続した形態でDVD−RWディスクに情報が書き込まれる。このとき、一のレコーディングセクター40は、26のシンクフレーム42を含むこととなる。
つぎに、「ディスクの実施の形態」について説明する。
前記第1のリードイン情報領域LI1は、前記データ領域DAに記録されるコンテンツに対応したリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が第1の深さd1で記録される領域であり、
前記第2のリードイン情報領域LI2は、前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連した著作権保護に関する情報とリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が前記第1の深さd1よりも深い第2の深さd2のプリピットで形成されている領域であることを特徴とする情報記録媒体である。
2のリードイン情報領域LI2とをリードイン領域LI内に形成し、かつコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)を記録するデータ領域DAを形成した情報記録媒体(光ディスク)Dであって、
前記第1のリードイン情報領域LI1は、前記データ領域DAに所定の誤り訂正ブロック単位(ECCブロック単位)で記録されるコンテンツに対応したリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が記録される領域であり、
前記第2のリードイン情報領域LI2は、前記所定の誤り訂正ブロック単位の誤り訂正能力が情報量としてnバイトとすると、前記データ領域DAに記録されるコンテンツ(画像音声等のコンテンツ)に関連した著作権保護に関連する情報(CSSキー等)が前記所定の誤り訂正ブロック単位のnバイト以上の情報量を有する情報として消去出来ない(上書きした時に改ざん出来ない)ように記録されており、かつリードイン情報(ディスクの製造情報、コンテンツの開始位置情報等のリードイン情報)が記録されている領域であることを特徴とする情報記録媒体である。
すなわち、
ガラス基板1A上に、第2レジスト層1B、中間層1C、第1レジスト層1Dを順次積層し、かつ中間層1Cの厚さと第1レジスト層1Dの厚さとを合わせた厚さが、光ディスクDの記録領域Rの深さと同一であり、しかも第2レジスト層1Bと中間層1Cの厚さと第1レジスト層1Dの厚さとを合わせた厚さが、光ディスクDのプリピット領域PRの深さd2と同一であるように積層し、
第1の光強度で露光用レーザーを第1レジスト層1Dの上方から照射することにより、第1レジスト層1Dと中間層1Cとを露光して、ガラス基板1A上に、記録領域Rを形成し、
第1の光強度よりも強い第2の光強度で露光用レーザーを第1レジスト層1Dの上方から照射することにより、第1レジスト層1Dと中間層1Cと第2レジスト層1Bを全て露光して、ガラス基板1A上に、プリピット領域PRを形成する原盤製造方法である。
また、上記のようにピット深さをこの領域のみDVDビデオ装置にて再生時のRF再生信号及びトラッキングエラー信号等のサーボ信号が最適に、あるいはこの領域を記録する時点でのトラッキングエラー信号等のサーボ信号が最適になるようになされているので、安定に記録再生を行うことができる。
さらに、「情報記録装置の実施の形態」について説明する。
当該光ディスクの記録時において、AV符号化復号化部6は、オーディオ信号及びビデオ信号をA/D変換し、それぞれオーディオデータ及びビデオデータを、後述する記録モードに応じた速度にてMPEG2の圧縮符号化を行い、さらにそれらを多重化して信号処理部5に送る。以下、このAV符号化復号化部6における圧縮符号化の速度(圧縮符号化時のデータ転送レート)を圧縮レートと呼ぶことにする。すなわち、AV符号化復号化部6は、記録モードに応じた複数の圧縮レートで圧縮符号化を行い得るものである。
本装置は記録時に例えばRTR記録モードで記録するか、DVDビデオ互換記録モードで記録するかを、例えばキー入力とシステムコントローラ9が判断することによって選択出来るように構成している(図11,図12参照)。この選択は例えば入力信号の種類によって、自動的に判断するような構成でもかまわない。
再生動作は、図12に示すように、まず第1のリードイン情報領域LI1を読み出し情報が記録されている場合は記録されているリードイン情報のフラグ(ディスクの種類やバージョン情報(メディアタイプ))を参照して、このリードイン情報がメディアタイプとして有効なものかを検知すると、この第1のリードイン情報領域LI1のCSSキーを含む(CSSキーは無くても良い)リードイン情報が再生されて、この再生されたリードイン情報に従ってデータ領域DAに記録されているコンテンツの再生処理を(例えばRTR再生モードで)行なう(ステップS5,S6,S7)。一方、第1のリードイン情報領域LI1のフラグを参照して、このリードイン情報が有効なものでない又は第1のリードイン情報領域も必要であることを検知し(又は信号が再生不可能であることを検知し)、第2のリードイン情報領域LI2のフラグを参照して、このリードイン情報が有効なものかを検知する(信号が再生可能であるかを検知する)と、この第2のリードイン情報領域LI2のプリピットにて記録されたCSSキーを含むリードイン情報が再生されて、この再生されたリードイン情報に従ってデータ領域DAに記録されているコンテンツの再生処理を(例えばDVD互換再生モードで)行なう(ステップS8,S9)。ここで、再生装置とCSSキーを含むリードイン情報との関係によっては再生処理を停止する処理を行う。
例1でこのECCブロック領域に記録する際には、システムコントローラ9はシスコンROMの内部に記憶している4セクター分のプリピットデータと、それ以外の12セクター分のこのECCブロックに記録すべきデータとを、前記したトラックバッファメモリ14を用い、ECCブロックの訂正付加データ(PI,PO)を生成しておく。そして、生成したデータの内最初の部分からプリピット開始位置までのデータを、LPPのシンク信号(図9(B)に図示のタイミング信号)のタイミングを基準としてデータを記録する。プリピット領域PRの開始タイミングでは一旦記録を中止し、再生状態にする。次にプリピットが終了する時点のLPPのシンク信号タイミングで、再度ECCブロックのプリピットの終了位置での記録信号から記録を行う。そして、所定のECCブロックの記録を終了する。また、例2では、このECCブロックは全てプリピット領域PRとして構成されているので記録する必要は無い。
前記例1の場合では、1つのECCブロックの中に、2つのリンキング(つなぎ目)を持つことになる。再生時にこのつなぎ目での振幅変動、記録信号の位相ずれ等により、例えば2シンクフレーム*2カ所程度のデータ領域が破壊されることがあるが、前記のように、訂正能力の範囲なので、再生時にエラーが発生することは無く、前記プリピットで構成されたコピーガードデータ(著作権保護に関する情報)は安定に、再生する事が出来る。
なお、ディスク構造、製造方法、記録再生の手順の内容ついては一実施例に過ぎずこの範囲に限定されるものではない。
また、上述した本発明の実施例において、DVDビデオを用いて説明したが、DVDオーディオでも同様であり、またDVD以外の高密度記録可能な媒体についても本発明を適用できることは言うまでもない。
また、前記したプリピット領域のピット深さは、本実施例では、物理的に深さが異なる(d1<d2)が、実質的にλ/4〜λ/8程度の深さに相当するものであれば良い。
また、前記した第1のリードイン及びデータを記録するグルーブ領域の深さは、本実施例では、物理的に深さがλ/16を中心とし、実質的にλ/10〜λ/18程度の深さに相当するものであれば良い。
また、上述した実施例には、第1のリードイン情報領域LI1に著作権保護に関する情報(CSSキー)を含むリードイン情報が記録されている状態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、第1のリードイン情報領域LI1に著作権保護に関する情報(CSSキー)を含まないリードイン情報が記録されている状態についても、同様に適用できることは勿論である。
DA データ領域
d1 第1の深さ
d2 第2の深さ
PR プリピット領域
R 記録領域
LI リードイン領域
LI1 第1のリードイン情報領域
Claims (1)
- 第1の再生モードに対応して設けられた第1のリードイン情報領域と第2の再生モードに対応して設けられた第2のリードイン情報領域とをリードイン領域内に形成し、かつコンテンツを記録するデータ領域を形成した情報記録媒体であって、
前記第1のリードイン情報領域は、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連したリードイン情報を記録するための第1の深さで形成されている領域であり、
前記第2のリードイン情報領域は、前記データ領域に記録されるコンテンツに関連した著作権保護に関する情報が前記第1の深さよりも実質的に深い第2の深さのプリピットで形成されている領域であることを特徴とする情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008250442A JP4666042B2 (ja) | 1999-09-09 | 2008-09-29 | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、および情報記録媒体再生方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25533499 | 1999-09-09 | ||
JP2008250442A JP4666042B2 (ja) | 1999-09-09 | 2008-09-29 | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、および情報記録媒体再生方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000083606A Division JP4419110B2 (ja) | 1999-08-24 | 2000-03-24 | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生方法、および情報記録媒体再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009026456A true JP2009026456A (ja) | 2009-02-05 |
JP4666042B2 JP4666042B2 (ja) | 2011-04-06 |
Family
ID=40398115
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008250442A Expired - Lifetime JP4666042B2 (ja) | 1999-09-09 | 2008-09-29 | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、および情報記録媒体再生方法 |
JP2009137097A Pending JP2009199719A (ja) | 1999-09-09 | 2009-06-08 | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生方法、および情報記録媒体再生装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009137097A Pending JP2009199719A (ja) | 1999-09-09 | 2009-06-08 | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生方法、および情報記録媒体再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP4666042B2 (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04286734A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-12 | Taiyo Yuden Co Ltd | 光情報記録媒体 |
JPH076440A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Sony Corp | 記録又は再生装置 |
JPH0714313A (ja) * | 1993-02-26 | 1995-01-17 | Sony Corp | 記録媒体、記録装置、及び再生装置 |
JPH07182766A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル情報伝送方式 |
JPH0855342A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Nippon Columbia Co Ltd | 複製防止パターン付き光ディスク及びその再生装置 |
JPH08185630A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ディスク |
JPH08212560A (ja) * | 1993-12-28 | 1996-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光記録媒体及び光ディスク再生装置 |
JPH08306080A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Sony Corp | 情報記録媒体及びその成形型 |
JPH0955025A (ja) * | 1995-06-06 | 1997-02-25 | Sony Corp | 情報データ再生システム、再生装置、再生方法、データ形成装置、並びにデータ記録媒体 |
JPH09212922A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Ricoh Co Ltd | 光ディスクの製造方法及び光ディスク |
JPH10289524A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Sony Corp | 記録媒体駆動装置 |
-
2008
- 2008-09-29 JP JP2008250442A patent/JP4666042B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2009
- 2009-06-08 JP JP2009137097A patent/JP2009199719A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04286734A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-12 | Taiyo Yuden Co Ltd | 光情報記録媒体 |
JPH0714313A (ja) * | 1993-02-26 | 1995-01-17 | Sony Corp | 記録媒体、記録装置、及び再生装置 |
JPH076440A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Sony Corp | 記録又は再生装置 |
JPH07182766A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル情報伝送方式 |
JPH08212560A (ja) * | 1993-12-28 | 1996-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光記録媒体及び光ディスク再生装置 |
JPH0855342A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Nippon Columbia Co Ltd | 複製防止パターン付き光ディスク及びその再生装置 |
JPH08185630A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 光ディスク |
JPH08306080A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Sony Corp | 情報記録媒体及びその成形型 |
JPH0955025A (ja) * | 1995-06-06 | 1997-02-25 | Sony Corp | 情報データ再生システム、再生装置、再生方法、データ形成装置、並びにデータ記録媒体 |
JPH09212922A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Ricoh Co Ltd | 光ディスクの製造方法及び光ディスク |
JPH10289524A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Sony Corp | 記録媒体駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4666042B2 (ja) | 2011-04-06 |
JP2009199719A (ja) | 2009-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7336584B2 (en) | Information recording medium, method and apparatus for recording and reproducing information | |
JP4419110B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生方法、および情報記録媒体再生装置 | |
JP4411617B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 | |
JP3389989B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生方法及び情報記録媒体記録方法 | |
JP4186327B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 | |
JP4666042B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体記録方法、および情報記録媒体再生方法 | |
JP3389991B2 (ja) | 情報記録媒体記録方法 | |
JP4277289B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 | |
JP4884512B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体記録再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 | |
JP3389988B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生方法及び情報記録媒体記録方法 | |
JP3389990B2 (ja) | 情報記録媒体記録方法 | |
JP3389996B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生方法及び情報記録媒体記録方法 | |
JP3389992B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生方法及び情報記録媒体記録方法 | |
JP3389993B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生方法及び情報記録媒体記録方法 | |
JP3389997B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生方法及び情報記録媒体記録方法 | |
JP3389995B2 (ja) | 情報記録媒体記録方法 | |
JP3389994B2 (ja) | 情報記録媒体記録方法 | |
JP3389998B2 (ja) | 情報記録媒体記録方法 | |
JP3389999B2 (ja) | 情報記録媒体記録方法 | |
JP2002313026A (ja) | 情報記録媒体記録装置 | |
JP2009104785A (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 | |
JP2009110659A (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体記録方法 | |
JP2002304814A (ja) | 情報記録媒体記録装置 | |
JP2002304815A (ja) | 情報記録媒体記録装置 | |
JP2002313025A (ja) | 情報記録媒体記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101227 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4666042 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |