本発明の具体例として示す情報配信システムは、予め利用登録を行うことによって利用可能となる画像データ配信機能を用いて、登録した利用者が所望とする配信相手に対して画像データを配信できるシステムである。また、本具体例として示す情報配信システムでは、配信するデータを標準形式のデータとして一旦保存し、配信先の通信端末から送信要求があった場合、該通信端末に応じて最適な画像データ形式に変換して送信することができるものである。また、この情報配信システムは、利用者が予め登録を行った際の利用者登録情報を用いることによって、利用者及び利用者が所望とする情報配信相手に対して、最適なコンテンツ情報を配信することもできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
本発明の具体例として示す情報配信システム1は、図1に示すように、画像データ処理機能と通信機能とを有する画像データ処理装置11と、画像データ処理装置11から送信された画像データを蓄積するサーバ12と、携帯型電話機15と互いに携帯電話通信網14によって接続された携帯電話基地局13とを備え、画像データ処理装置11、サーバ12及び携帯電話基地局13が互いに有線ネットワーク網16によって接続された画像データ配信システムを利用して広告情報を配信するシステムである。
ここで、有線ネットワーク網16は、いわゆるインターネットである。また、携帯型電話機15は、携帯電話基地局13を介して有線ネットワーク網16に接続可能な携帯型電話機である。
画像データ処理装置11は、例えば、ソフトウェアによる処理、或いはハードウェア構成によって、画像データに対して種々の画像処理を施すことができるパーソナルコンピュータである。画像データ処理装置11には、汎用のインターフェイスを用いることで、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等のデジタル画像撮像装置17が接続でき、デジタル画像撮像装置17において撮像された画像データを受け取れるようになっている。また、画像データ処理装置11は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等に代表される光学式ディスク状記録媒体、FD(Flexible Disk)に代表される磁気記録媒体等の記録媒体18a、又はフラッシュメモリ(登録商標)やメモリスティック(登録商標)等に代表される半導体記憶装置18bのそれぞれに対応するドライバ装置を備えており、記録媒体18a又は半導体記憶装置18bからも画像データを読み込むことができる。
なお、上述の構成では、画像データ処理装置11に画像データを一旦読み込むとしているが、画像データ処理装置11を含まないシステム構成も可能である。この場合は、デジタル画像撮像装置17に、例えば携帯型電話機を接続し、画像データを配信先の携帯型電話機15へ直接転送する。デジタル画像撮像装置17と携帯型電話機とを接続するのは、デジタル画像撮像装置17を有線ネットワーク網16へ接続する手段の一例であって、携帯型電話機の代わりに固定電話等を用いてもよい。また、デジタル画像撮像装置17自体に有線ネットワーク網16への接続手段が備えられていてもよい。更に、デジタル画像撮像装置17は、カメラやスキャナといった装置に限らず、CCD(Charge Coupled Device)カメラ内蔵PDA(Personal Digital Assistant)や、CCDカメラ内蔵携帯型電話機であってもよい。
画像データ処理装置11は、デジタル画像撮像装置17、記録媒体18a、又は半導体記憶装置18bから画像データを読み込み、標準形式の画像データへ変換する。標準形式の画像データへの変換は、例えば、この情報配信システムを提供する提供者によって配布される専用の変換ソフトウェアによって行うことができる。標準形式の画像データとは、携帯型電話機15において処理可能なデータ量、画像データファイル形式等を有する画像データを示す。ここでの「標準形式」とは、本具体例として示す情報配信システムの基本となる画像データ配信システムにおける「標準」を意味する。本具体例では、画像データの劣化、データ損失等を最小とすることを考慮し、可逆圧縮であるGIF(Graphics Interchange Format)ファイル形式を適用し、且つデータ量が10kB以下になるような画像データとしている。
このように、情報配信システム1では、予め所定形式の標準画像データに変換してデータ量を制限した後にサーバ12に伝送するため、画像データをサーバに伝送するに際して、接続時間が短縮される。また、サーバ12の容量が節約されるという利点がある。
ただし、標準画像データとして採用する画像データファイル形式、画像サイズ、データ量等は、例えば、携帯電話サービスを提供している複数の電話会社のうち、多数派の電話会社の定める規格に合わせるというように、種々の選択が可能である。
利用者は、画像データ処理装置11を用いて、所望の画像データを上述した標準形式の画像データに変換するとともに、画像データに添付したい文章データを作成する。画像データ処理装置11では、変換ソフトウェアによって、画像データと文章データとが含まれた画像/文章データが作成される。画像/文章データは、例えば、マルチパート/フォーム・データ(Multipart/Form-data)形式のWebページデータとして記述されている。サーバ12へは、この画像/文章データが送信される。
サーバ12には、有線ネットワーク網16を介して該サーバ12にアクセスした接続者が該画像データ配信システムを利用するための登録を済ませた利用者であるかを認証するための認証IDとパスワードとを保存する認証用サーバ19と、利用登録済の利用者情報を蓄積した利用者情報データベース20とが接続されている。
利用者の認証方法としては、例えば、登録時に画像データ配信システムのサービス提供者がサービス利用登録を行った利用者に対して予め発行した認証IDとパスワードとを、アクセス時に認証する方法が考えられる。
利用者登録の方法としては、例えば、有線ネットワーク網16を介してサーバ12からパーソナルコンピュータ等に送られるWebページに必要事項を記入する方式や、デジタル画像撮像装置17に利用者登録の申込書を付属して販売する方式、また、ファクシミリ、電話或いは申込葉書の郵送等で申し込む方式等がある。利用者が登録する際に、登録を希望する利用者から利用者情報を取得する。利用登録がなされると、サービス提供者から認証IDとパスワードとが、例えば、郵送やファクシミリ等によって利用者のもとに送達される。
サーバ12は、図2に示すように、有線ネットワーク網16を介して伝送される画像データ、認証ID及びパスワード等を受け取るネットワークインターフェイス部(以下、ネットワークI/F部と記す。)21と、受け取った各データを一時的に保存する一時メモリ22と、受け取った認証ID及びパスワードと認証用サーバ19に保存された認証用データとを照合する認証部23と、利用者から送られた画像/文章データにデータ蓄積部25での記憶位置を示す宛先アドレスとしてのURL(Uniform Resource Locator)を付するアドレス付加部24と、画像/文章データを蓄積するデータ蓄積部25と、携帯型電話機15との間の通信を管理するWebデータ管理部26と、利用者が画像データの配信を指定した配信先に対して画像データが蓄積された保存場所を示すURLを送信する通信部27と、配信先の端末に応じて送信Webデータを変換するWebデータ変換処理部28とを備える。これらは、図示しないが制御部によって統括されている。
画像/文章データは、本具体例では、画像データ処理装置11においてマルチパート/フォーム・データ(Multipart/Form-data)形式のWebページデータに変換されて送信されサーバ12で受信された後、HTML(Hyper Text Markup Language)形式等のデータに変換される。
ただし、サーバ12のデータ蓄積部25において蓄積される際のデータ形式は、特に限定されない。例えば、マルチパート/フォーム・データ形式のままで蓄積してもよいし、画像/文章データのうち画像データと文章データとを分離し、更に文章データに関しては、例えば、タイトルデータ、本文内容データ等を個別に格納することもできる。各データを分離して蓄積する場合、配信先の携帯型電話機15に対して送出する際にHTML形式等のデータ形式に基づいて、これらのデータを再度組み立てて送信する。画像/文章データのうちの各データを分離して蓄積すれば、配信先の携帯型電話機に最適なデータ形式に変換して送信する場合の変換処理にかかる効率が上がるという利点がある。
Webデータ変換処理部28は、具体的には、サーバ12内で外部プログラムを利用するためのCGI(Common Gateway Interface)であって、図3に示すように、配信先の携帯型電話機15で用いるWebデータの記述言語を判別する記述言語判別回路201と、配信先の携帯型電話機15の画像データ形式を判別する画像データ判別回路202と、端末の機種と画像データ等の規格とがテーブルとして記憶された端末データテーブル203と、記述言語判別回路201及び画像データ判別回路202における判別結果に対応する画像処理を施す画像処理回路204とを有している。
記述言語判別回路201は、携帯型電話機15からのテキストデータリクエスト信号C1を受信すると、この信号から通信サービス提供者及び端末機種を判別し、端末データテーブル203から判別結果に対応した記述言語を抽出し、この形式に変換してテキストデータレスポンス信号C2を送信する。記述言語としては、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式、又はHDML(Handheld Device Markup Language)形式等がある。
画像データ判別回路202は、携帯型電話機15からの画像データリクエスト信号C3を受信すると、この信号から通信サービス提供者及び端末機種を判別し、端末データテーブル203から判別結果に対応した画像データ形式を抽出して、この画像データ形式に変換し、画像データレスポンス信号C4を送信する。ここでは、GIF形式、PNG形式等の画像データファイル形式や、ピクセルサイズの指定等を含めて画像データ形式と呼称する。
なお、本具体例では、利用者からの画像データは、上述したように画像データ処理装置11において、既に所定の通信サービス提供者Aの規格、すなわちGIF形式でデータ量が10kB以下になるように変換された状態で送信され、データ蓄積部25に保存されている。
ここで、Webデータ変換処理部28のWebデータに含まれる画像データ及び記述言語変換を変換する処理を図4を用いて説明する。本具体例では、3つの通信サービス提供者A,B,Cがあって、情報配信システム1は、この三者の規格の違いを判別し、個々の携帯型電話機に最適な画像/文章データに変換して送信する場合である。
サーバ12は、ある携帯型電話機からのアクセスコマンド(テキストデータリクエスト信号)を受け取ると、サーバ12内の処理としてWebデータ変換処理部28では、ステップS1において、通信サービス提供者を判別する。
記述言語判別回路203は、提供者AであればステップS2において、また提供者BであればステップS3において、HTML形式のデータとしてWebデータを送信する。また、提供者Cの場合、ステップS4において、記述言語判別回路203は、HDML形式のデータとしてWebデータを送信する。
携帯型電話機に対してHTML又はHDML形式でテキストデータが送信されると、携帯型電話機からは、ステップS5において、画像データリクエスト信号が送られる。
Webデータ変換処理部28では、画像データ判別回路202において、通信サービス提供者と端末機種とが判別され(ステップS6)、端末データテーブル203に記憶された対応テーブルから抽出される画像データ形式に変換されて(ステップS7)出力される。
Webデータ変換処理部28における上述した一連の処理は、ソフトウェアによって実行するものであってもよく、サーバ12の制御部において実行することもできる。
更に、画像データの判別に関して、図5乃至図8を用いて詳細に説明する。図4のステップS1に示す端末判別において、サーバ12にアクセスコマンドを送信した携帯型電話機が提供者B又は提供者Cであった場合、ステップS10及びステップS11において、提供者Bであるか提供者Cであるかが判別される。提供者B又は提供者Cであるときは、ステップS12に進み、画像/文章データのうちGIF形式の画像データをデコードし、更にステップS13においてリサイズ処理を行う。リサイズ処理の詳細については後述する。
続いて、ファイルサイズを規定以下にするためにステップS14、ステップS15において、減色処理、PNGファイル化処理を行う。ステップS16において、ファイルサイズが規定以下か否かの判別をし、ファイルサイズが規定範囲に収まっていない場合、ステップS14及びステップS15の工程を繰り返す。画像/文章データが規定範囲以下の場合、携帯型電話機に対して出力される。
一方、ステップS11において、提供者A,B,Cのいずれの規格でもない携帯型電話機であると判別された場合、ステップS17において、この携帯型電話機の画像データの規格が、例えばファイルサイズ4.3kB以下且つピクセルサイズ80×72以下であるかの判別を行う。このサイズに適合する場合、ステップS18において、データ蓄積部25に保存された画像データ形式のままで出力される。ここで、ファイルサイズ4.3kB以下且つピクセルサイズ80×72以下という画像データの規格は、提供者Aの規格に対応した携帯型電話機では必ず表示できるサイズである。
ステップS17において、ファイルサイズ4.3kB以下でピクセルサイズ80×72以下でないと判別された場合、図6に続くステップS19において、更に携帯型電話機で表示可能なサイズが10kBであり、画像データのファイルサイズが8.8kB以下であり、且つピクセルサイズが120×108以下であるか否かが判別される。この条件に適合している場合、ステップS20において、データ蓄積部25に保存された画像データ形式のままで出力される。
携帯型電話機で表示可能なサイズが10kBであり、画像データのファイルサイズが8.8kB以下であり、且つピクセルサイズが120×108以下に適合しない場合、ステップS21において、GIF形式からデコードし、更に、ステップS22において、この画像データに適合するようにリサイズ処理を行う。ステップS23において、リサイズした画像データをGIF形式にエンコードして出力する。
上述したリサイズ処理を図7に示す。ステップS30において、画像データ判別回路202は、端末データテーブル203からリサイズ後の画像データの画枠サイズを抽出する。
続いて、ステップS31において、画像データの縦横の比率が判別される。縦横の長さの比率が10:9(横:縦)より大きい場合、ステップS32において、縦の長さが端末データテーブル203に定義されたデータサイズになるようにリサイズする。縦横の長さの比率が10:9(横:縦)より小さい場合、横の長さが端末データテーブル203に定義されたデータサイズになるようにリサイズする。なお、ここでの画像データの縦横比率10:9(横:縦)は、データ蓄積部25に保存されている画像データの縦横比率である。
また、エンコード処理を図8に示す。エンコード処理では、先ず、ステップS40において、色数が判別される。ここで色数が2である場合、bに続くステップS47の処理に進む。色数が2ではない場合、ステップS41において、この携帯型電話機がモノクロ表示機種であるか否かの判別を行う。モノクロ表示である場合、後述するステップS46の処理に進む。
携帯型電話機がモノクロ表示の端末ではない場合、ステップS42において、画像データの減色処理を実行し、ステップS43においてGIF形式に変更する。
ステップS44においてファイルサイズが規定サイズ以下であるか否かを判別する。ファイルサイズが規定サイズ以下の場合、図6に示す処理に戻る。規定サイズ以上である場合、ステップS45において、色数が8色以下であるか否かの判別を行う。色数が8色以下でない場合、ステップS42へ戻って、減色処理を実行する。色数が8色以下の場合、ステップS46に進み、白黒2値化を行い、続いて、ステップS47においてGIF形式へと変換し、ステップS48において、ファイルサイズの確認を行う。ファイルサイズが規定値以下の場合、図6に示す処理に戻る。一連の処理を実行してもファイルサイズが規定値以下にならない場合、エラー処理に移る。
上述した情報配信システムでは、画像データの配信先の携帯型電話機の画像表示規格に対応する画像データファイル形式に自動的に変換して出力している。また、本具体例では、データ蓄積部25に保存する標準画像データ形式として通信サービス提供者Aの画像データ形式の規格を採用することによって、提供者Aの通信サービスを受けている携帯型電話機に対しては、画像データの変換処理を行わなくともよい場合があるため処理が簡略化されるという利点もある。
更に、従来は、通信サービス提供者毎のデータ互換性が乏しかったため、携帯型電話機に対して配信するデータに応じて、各通信サービス提供者毎にソースを設ける必要があったが、本発明を実現した情報配信システム1によれば、データの配信先の携帯型電話機の画像表示規格に対応するデータファイル形式に自動的に変換して出力できるため1つのソースを設ければよく、システムが簡素化され、システム設計及びシステム構築にかかるコスト面での利便性が向上する。
本発明に係る情報配信システムは、以上説明したような端末判別を適用することによって、通信サービス提供者の異なる各携帯型電話機に対しても、共通したコンテンツ情報配信サービスを提供することができる。
次に、本発明の具体例として示す情報配信システム2を用いて、登録した利用者及び利用者が所望とする送信相手に対して、最適なコンテンツ情報を配信する場合に関して説明する。本具体例では、コンテンツ情報が、特に広告情報である場合について説明する。この場合、コンテンツ情報としての広告情報には、動画及び静止画を含む画像情報、音声情報、文字情報等が含まれる。すなわち、以下に示す具体例は、情報配信システム1を適用した広告情報配信システムである。
情報配信システム2は、図1に示した情報配信システム1を適用しており同様の構成を備えるため、同一の機能及び作用を有する構成要素に関しては、同一の番号を付して詳細な説明は省略する。
情報配信システム2における特徴点は、図9に示すように、サーバ12に広告情報を蓄積する広告情報蓄積部29と、広告情報を選択して画像/文章データに添付する広告情報付加部30とを備えている点である。ただし、サーバ12の構成において、広告情報蓄積部29は、サーバ12の一部として構成されていなくともよい。また、広告情報付加部30の位置は、特に限定されない。
すなわち、広告情報を含むWebページを作成するにあたっては、利用者の画像データ処理装置11から送信された画像/文章データに広告情報を付したものに、保存場所を示すアドレスを付加してデータ蓄積部25に蓄積してもよいし、画像データ処理装置11から送信された画像/文章データをデータ蓄積部25に蓄積し、この画像/文章データを配信する際に、広告情報を付加して配信するようにしてもよい。
本発明の具体例として示す情報配信システム2における広告情報配信の流れを図10にしたがって説明する。
利用者は、先ず、画像データ処理装置11において、所望の画像データ及び文章データから配信用の画像/文章データを作成する。このとき画像データ処理装置11において画像/文章データ作成画面として用いられるGUI(Grephic User Interface)の一例を図11に示す。
図11のGUIには、主として、差出人を入力及び/又は変更するための入力画面へ切り換えるため差出人変更ボタン31、配信相手の宛先を表示する表示欄32、画像データに添えるメッセージを入力する入力欄33、画像の表示及び画像の変更を行うための画像表示欄34が表示されている。このほかにも、今すぐ配信するか否か等の配信タイミングを指定する配信予約欄35、予め用意された定型文章の選択肢の中から所望とする文章を選択するためのチェックボックス36等が表示される。利用者は、図11に示すGUI画面上で配信を希望する画像/文章データを編集する。
利用者がサーバ12に接続し、事前に利用者に対して発行された認証ID及びパスワードを送信すると、サーバ12では利用者登録済か否かの判別と利用者の認証とを行う。
サーバ12は、利用者が登録済であることを確認すると、画像/文章データを受け取り、この画像/文章データを送信した利用者に対して、画像/文章データを受信した旨の確認通知(以下、送信結果と記す。)に利用者情報に基づいた広告情報90を添付して送信する。
図12に、送信結果として送信されるWeb画面を示す。送信結果40には、画像/文章データを預かったという通知41が表示され、広告画像42、広告画像43及び広告画像44と、チェックボックス付き文章広告45と、文章広告46とが添付されてくる。ここで添付される広告情報は、利用者情報に基づいたものであり、例えば、利用者の性別、年齢、利用者が所有しているデジタル画像撮像装置17やパーソナルコンピュータの周辺機器の広告や、過去の物品の購入記録に基づいた商品の広告等である。
また、ここでは、チェックボックス付き文章広告45は、「友達にも教えてあげる」旨を指定するチェックボックスであって、このチェックボックスが選択された場合、相手に配信される画像/文章データに対して、同様の広告が添付される。情報配信システム2では、チェックボックス36及びチェックボックス付き文章広告45等のように提供者側で用意した定型文が選択された場合、この項目に連動して、チェックボックスによって選択された定型文に関連した内容の広告情報を相手に対して効率よく送信することができる。また、チェックボックス付き文章広告45にのように、画像/文章データを配信したい相手に応じて選択可能な広告情報を設けることにより、利用者と配信相手との間で情報を共有化することもできる。
サーバ12は、利用者から最新の画像/文章データが送信されると、配信相手の携帯型電話機15に対して、図10に示すように、広告情報91を含む画像預かり通知を送信する。
このとき相手先の携帯型電話機15に送信される預かり通知画面を図13に示す。預かり通知画面50には、利用者から画像/文章データを預かっている旨のメッセージ51と、サーバ12に保存された画像/文章データをみるためのURL52とが表示され、更に、文字広告53が添付されている。このURLは、図2及び図9に示したアドレス付加部24において付された画像/文章データのデータ蓄積部25における記録位置を示したURLである。
文字広告53には、更に、広告の詳細を示したWebページを示すURL54を付けることもできる。配信相手は、URL54を選択することによって、文章広告の詳細を示したWebページに進むことができる。
配信相手は、携帯型電話機15を操作してURL52を選択することによって、携帯型電話機15で利用者から送信された画像/文字データをWebページとして取得する。図10に示すように、このWebページには広告情報92が含まれている。
このとき表示されるWebページを図14に示す。Webページ60には、利用者からの画像データ61と、文章データ62と、広告情報63とが表示されている。ここでは、Webページ60に表示される広告情報63は、利用者が送信結果40上で「友達にも教えてあげる」のチェックボックスを選択した広告であるが、これ以外の広告情報を含んでいてもよい。
このように、情報配信システム2は、利用者情報に基づく広告情報を添付することによって個人個人に必要な広告情報のみを提供できるため、ある広告情報を不特定多数の利用者に配信するよりも広告宣伝効果を向上することができる。
本発明に係る情報配信システムは、上述したように、画像データ配信システムの利用者が、例えばパーソナルコンピュータを用いて処理された画像データを相手の携帯型電話機に配信する際に、利用者及び配信相手に広告情報を配布するものであるが、利用者が画像データ処理装置11を用いて送信した画像データの履歴に対して、利用者が所有する携帯型電話機からアクセスし、呼び出し、これを編集して再送信できるような画像データ配信システムとしても応用できる。
本発明の別の具体例として示す情報配信システム3は、図15に示すように、図1に示したシステム構成に加えて、利用者の携帯型電話機70を備えて構成されており、利用者の所有する携帯型電話機70から画像/文章データを編集できる点が特徴的である。図15に示す情報配信システム2において、図1に示す情報配信システム1と同様の機能を有する構成に関しては、同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
情報配信システム3は、予め利用登録を行うことによって利用可能となる画像データ配信システムを用いて、利用登録の内容に基づいて、登録した利用者及び利用者が画像データを送信したい相手に対して最適な広告情報を配信する情報配信システムであって、情報配信システム3は、画像データを表示する表示部と通信機能とを有する、利用者が所有する携帯型電話機70と、画像データ処理機能と通信機能とを有する画像データ処理装置11と、画像データ処理装置11から送信された画像データを蓄積するサーバ12と、携帯型電話機15と互いに携帯電話通信網14によって接続された携帯電話基地局13とを備える。ここで、利用者が所有する携帯型電話機70は、携帯型電話機15と同様、携帯電話通信網によって有線ネットワーク網16と接続されているものとする。ここで、有線ネットワーク網16は、いわゆるインターネットである。
上述した情報配信システム3における情報配信の流れを図16及び図17にしたがって説明する。
利用者は、携帯型電話機70を用いてサーバ12に接続する。最初に情報配信サービスの提供ページに接続し、指定されたURLを選択して情報配信サービスのトップページに進む(ステップS51)。このとき表示される画像データ配信サービスのWebページの例を図18に示す。携帯型電話機70は、サーバ12からページトップ101を取得する。
トップページ101において「履歴表示」を選択することによって(ステップS52)、図19に示す画像データ配信サービスの登録認証入力表示102に進むことができる。登録認証入力表示102には、認証ID及びパスワードを入力する旨のメッセージ103と、認証ID入力欄104と、パスワード入力欄105とが表示されている。更に、登録認証入力表示102には、処理を進める「次へ」ボタン106と、ページトップ101へ戻るボタン107が表示されている。
携帯型電話機70とサーバ12との間の通信は、定型書式によって転送される文章を暗号化する機能、例えば、SSL(Security Sockets Layer)のようなセキュリティ技術によって秘匿されている。これにより、サーバ12が配信先端末に応じた形式の文書を送付する前に、相手(携帯型電話機70)の署名や暗号等の確認を相互に行うことによって、通信の安全性を確保している。したがって、本具体例では、SSLに対応していない機種からの応答であった場合、図20に示すようなエラーメッセージを表示する。
サーバ12は、利用者によって認証ID入力欄104及びパスワード入力欄105に入力(ステップS53)されて、「次へ」ボタン106により決定された(ステップS54)認証ID及びパスワードを確認すると、利用者の携帯型電話機70に預かり画像一覧表示108を送付する(ステップS55)。なお、利用者が本サービスに未登録の場合は、表示されない。また、認証ID及びパスワードの誤入力により預かり画像一覧表示108を表示できない場合もある。この場合は、図21及び図22に示すエラーメッセージが表示され、ステップS53に戻る。
預かり一覧表示の一例を図23に示す。預かり画像一覧表示108には、以前に配信された画像/文章データの、例えばタイトルのような表示内容を示す一覧と、ページトップ101へ戻るボタン109とが表示されている。ここで画像/文章データの表示内容を示す一覧から利用者によって選択されると(ステップS56)、選択された表示内容に対応する画像/文章データが表示される(ステップS57)。
図24には、利用者によって選択された画像/文章データ110の例が示されている。画像/文章データ110には、画像データ111と、文章データ112と、これらを編集するための編集ボタン113と、ページトップ101或いは前ページに戻るための選択ボタン114とが表示されている。編集ボタン113が選択されると(ステップS58)、図25に示す編集画面115へ進む(ステップS59)。
編集画面115には、画像データ111と、操作説明を示すメッセージ116と、この画像/文章データのタイトルを変更するためのタイトル入力欄117と、メッセージ入力欄118とが表示されている。利用者は、タイトル入力欄117及びメッセージ入力欄118に変更したい内容を携帯型電話機70の入力部から入力し、保存ボタン119を選択することによって、タイトル及びメッセージを変更することができる。また、この編集画面115において、画像データに対する簡単な編集が行えるようにすることもできる。
このほかにも、編集画面115には、複数の定型文がチェックボックス付き文章120として用意されている。利用者によってチェックボックス付き文章が選択されると、サーバ12における広告情報付加部30では、文章内容に応じた広告情報が添付される。編集画面115には、更にページトップ101或いは預かり画像一覧表示108へ戻るための選択ボタン121が表示される。
ステップS57において表示される画像/文章データ110で選択ボタン114の中から、画像の送信先が選択された場合、ステップS60に進み、図26に示す送信先一覧表が表示される。ステップS61において送信先が確認されると、画像/文章データ110に戻る。また、送信先が登録されていない場合は、ステップS62に進み、図27に示す送信先確認メッセージを表示して、画像/文章データ110に戻る。
以上の操作によって、一旦記憶された画像/文章データから選択された画像/文章データの編集が終了すると、サーバ12は、利用者の携帯型電話機70に対して、図16に示すように、広告情報93を添付して画像を預かった旨を示す保存完了通知を送付する(ステップS63)。
図28に保存完了通知122の例を示す。保存完了通知122には、画像/文章データを預かった旨のメッセージ123と、保存された画像/文章データの配信先を指定する入力欄124とが表示され、更に、利用者情報に基づいて抽出された広告情報125が添付される。広告情報125には、該広告情報125の詳細を示したURL126が添付される場合もある。広告情報125は、図16における広告情報93に相当する。ここでの広告情報125は、利用者から登録時に取得した利用者情報、すなわち利用者の認証ID及びパスワードに基づいて抽出される広告情報であり、例えば、利用者の性別、年齢、利用者が所有している携帯型電話機70の周辺機器、過去の物品の購入記録履歴に基づいた情報等から抽出された広告情報である。
保存完了した画像/文章データの配信先を選択するに際しては、入力欄124に配信先のアドレスを直接入力することもできるし、一般的な携帯型電話機の規格として定められている、いわゆる「メールトゥ(Mail to)機能」を選択することもできる。
メールトゥ機能が選択された場合、この後の入力動作が携帯型電話機側の制御に委ねられる(ステップS64)。携帯型電話機のアドレス記憶機能やメール文章作成画面が使用可能となる。メールトゥ機能を選択することによって、図29に示すようなメール文章作成画面が表示される。つまり、携帯型電話機70のメール機能に制御が移行される。この場合、図29に示すメール作成画面125に、編集した画像/文章データの新規保存場所を示すURL126が引き渡されて表示される。この後は、通常のメール機能によって、サーバ12に保存された画像/文章データのURLが配信相手に対して送信される。
一方、入力欄124に配信先のアドレスを直接入力した場合、図13に示した画面構成のページが配信相手に対して送信される。このとき、図16に示すように、広告情報94を添付することができる。
配信相手は、送信されたURLを選択することによって、利用者からの画像/文章データをみることができる。配信相手が取得する画像/文章データには、図16に示すように、広告情報95が添付されている。このとき、配信相手には、図14と同様の画像/文章データが送られる。
パーソナルコンピュータのような情報処理端末の場合、ユーザは、表示操作、例えば、表示窓の大きさを変更したり、表示窓の配置を変更することによって、Webページを開きながら同時にほかの表示を閲覧することができるが、携帯型電話機のような表示画面の狭い情報処理端末や、表示機能に乏しい情報処理端末では、一旦表示窓を閉じることでほかの表示をみなくてはならない。
電子メール等の宛先アドレスを携帯型電話機のアドレス機能に登録しているユーザにとって、Webページ上にアドレスを入力しなくてはならないような場合、この操作は煩雑なものになる。
情報配信システム3では、メールトゥ機能によって、画像/文章データのサーバ12における保存場所を示すURLを携帯型電話機の通常のメール作成画面125に表示できるため、携帯型電話機の機能として設けられているアドレス帳を同時に使用できる点が特徴的である。また、携帯型電話機のほかにも、表示画面の狭い情報処理端末や表示機能に乏しい情報処理端末に対しても、本発明に係る情報配信システムは、好適に用いられる。
また、情報配信システム1によれば、Webページのような画像/文章データを編集する機能を備えていないような携帯型電話機を用いて、サーバ12に保存された画像/文章データを閲覧し、更にこれを編集して再度送信することが可能である。
上述したトップページ101からは、「履歴表示」のほかに「機能説明」、「対応機種確認(SSL確認)」、「登録解除」が選択できる。これらが選択された場合の処理について以下に説明する。
図18に示したトップページ101において、「機能説明」が選択されると、図30に示す処理が実行される。すなわち、「機能説明」が選択されると(ステップS71)、機能説明画面が表示され(ステップS72)、戻る操作によってトップページ101に戻ることができる。
また、図18に示したトップページ101において、「対応機種確認」が選択されると(ステップS81)、図31に示す処理にしたがって、利用者の携帯型電話機70の機種がSSLに対応していれば、ステップS82において、対応している旨のメッセージを表示し、対応していない機種であれば、ステップS83において、図20に示したエラーメッセージを表示する。
また、「登録解除」が選択された場合、図32に示す処理が実行される。登録解除が選択されると(ステップS91)、予め登録がなされていない場合は、ステップS92において、図21に示すメッセージが表示される。登録されていれば、ステップS93において、利用者に対して認証ID及びパスワードの入力が促される。
認証ID及びパスワードが入力されると、ステップS94において、認証ID及びパスワードが確認される。誤入力であった場合、ステップS95において、図22に示すエラーメッセージが表示される。また、未登録であれば、ステップS96において、図33に示す登録されていない旨の表示がされる。認証ID及びパスワードが確認されれば、ステップS97において登録解除の確認がされ、ステップS98において登録解除が完了する。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。本発明における携帯型通信端末は、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型パーソナルコンピュータ等のように、データ処理機能や通信機能等を備えていればよく、携帯型電話機に限定されない。また、説明に用いた画面表示は、一例であって、表示のしかたは限定されない。
また、一般的な情報処理端末間の通信の場合であっても、一旦サーバにアップロードされたWebデータを編集して、編集後の新規Webページを保存すると、サーバは、該WebページのURL(Uniform Resource Locator)を引き数としてメールトゥ機能を立ち上げるコマンドを情報処理端末に送信するようにすることもできる。
上述したように、情報配信システム3においても同様に、利用者情報に基づく広告情報を添付することによって、不必要な広告情報を不特定多数の利用者に配信するよりも広告宣伝効果を向上することができる。
広告情報は、上述したような利用者情報に基づくもののほか、利用者と配信相手との間で送受信される情報から抽出されるキーワード等に応じて添付することもできる。
以上詳細に説明したように、本発明に係る情報配信システムは、画像データと文章データとを有するWebデータを表示する表示手段とWebデータを送受するデータ送受信手段とを有する携帯型通信端末と、Webデータを保存するデータ保存手段と、Webデータに対して外部から該Webデータを参照するための宛先アドレスを付する情報付加手段とを有する情報供給装置と、Webデータを取得するデータ取得手段と、Webデータを表示する表示手段とを有する他の携帯型通信端末とを備える情報配信システムであって、過去に作成されたWebデータの一覧情報を携帯型通信端末の表示手段に表示し、表示されたWebデータの一覧情報の中から選択されたWebデータによって参照されるWebデータに含まれる文章データを変更し、変更後のWebデータに新規宛先アドレスを付加する。
したがって、本発明に係る情報配信システムによれば、一旦情報供給装置に保存されたデータを携帯型通信端末から閲覧でき、更に、このデータに変更を加えて、再度送信することができる。
また、本発明に係る情報配信システムは、第1の情報処理端末から第2の情報処理端末へWebデータを配信する情報配信システムにおいて、作成されたWebデータを保存するデータ保存手段と、Webデータに対して外部から該Webデータを参照するための宛先アドレスを付する情報付加手段とを有する情報供給装置と、宛先アドレスが付加されたWebデータを取得するデータ取得手段とWebデータを表示する表示手段とを有する情報処理端末とを備え、情報処理端末においてWebページを保存すると、情報供給装置は、該WebページのURL(Uniform Resource Locator)を引き数としてメール作成画面を立ち上げるコマンドを上記情報処理端末に送信する。
したがって、本発明に係る情報配信システムによれば、一旦情報供給装置に保存されたデータを携帯型通信端末から閲覧し、このデータに変更を加えて、再度送信することができる。
本発明に係る情報配信方法は、画像データと文章データを有するWebデータを表示する表示工程とWebデータを送受するデータ送受信工程とを含む第1の情報処理工程と、Webデータを保存するデータ保存工程とWebデータに対して外部から該Webデータを参照するための宛先アドレスを付する情報付加工程とを含む情報供給工程と、Webデータを取得するデータ取得工程とWebデータを表示する表示工程とを含む第2の情報処理工程とを有する情報配信方法であって、過去に作成されたWebデータの一覧情報の中から選択されたWebデータによって参照されるWebデータに含まれる文章データを変更し、変更後のWebデータに新規宛先アドレスを付加する。
したがって、本発明に係る情報配信方法によれば、一旦情報供給装置に保存されたデータを携帯型通信端末から閲覧でき、更に、このデータに変更を加えて、再度送信することができる。
本発明に係る情報配信方法は、第1の情報処理端末から第2の情報処理端末へWebデータを配信する情報配信方法において、作成されたWebデータを保存するデータ保存工程とWebデータに対して外部から該Webデータを参照するための宛先アドレスを付する情報付加工程とを含む情報供給工程と、宛先アドレスが付加されたWebデータを取得するデータ取得工程とWebデータを表示する表示工程とを含む情報処理工程とを有し、情報処理工程においてWebページを作成すると、情報供給工程では、該WebページのURL(Uniform Resource Locator)を引き数としてメール作成画面を立ち上げるコマンドを生成する。
したがって、本発明に係る情報配信方法によれば、一旦情報供給装置に保存されたデータを携帯型通信端末から閲覧し、このデータに変更を加えて、再度送信することができる。
更に、本発明に係る情報配信方法によれば、配信先を選択する際に、携帯型通信端末の機能として設けられているメールトゥ機能が使用できるため、利用者にとって煩わしかったアドレス入力が簡素化される。
本発明に係る情報供給装置は、画像データと文章データとを有するWebデータを保存するデータ保存手段と、Webデータに対して外部から該データを参照するための宛先アドレスを付する情報付加手段と、過去に作成されたWebデータの一覧情報を携帯型通信端末に対して送信する送信手段とを備え、情報付加手段は、携帯型通信端末において変更された文章データを含む新規データに新規宛先アドレスを付加する。
したがって、本発明に係る情報供給装置によれば、一旦情報供給装置に保存されたデータを携帯型通信端末から閲覧し、このデータに変更を加えることができる。
また、本発明に係る情報供給方法は、画像データと文章データとを有するWebデータを保存するデータ保存工程と、Webデータに対して外部から該Webデータを参照するための宛先アドレスを付する情報付加工程と、過去に作成されたWebデータの一覧情報を携帯型通信端末に対して送信する送信工程とを有し、情報付加工程では、携帯型通信端末において変更された文章データを含む新規データに新規宛先アドレスを付加することを特徴とする。
したがって、本発明に係る情報供給方法によれば、一旦情報供給装置に保存されたデータを携帯型通信端末から閲覧し、このデータに変更を加えることができる。
本発明に係る情報処理端末は、画像データと文章データとを有するWebデータを用いてWebページを作成する機能とメールトゥ機能とを有しWebデータを送受するデータ送受信手段を有する情報処理端末であって、Webページを作成すると、該WebページのURL(Uniform Resource Locator)が本文中に挿入されたメール作成画面が立ち上がる。
したがって、本発明に係る情報処理端末によれば、一旦情報供給装置に保存されたデータが閲覧でき、このデータに変更を加えて、再度送信することができる。
更に、本発明に係る情報処理端末によれば、配信先を選択する際に、携帯型通信端末の機能として設けられているメールトゥ機能が使用できるため、利用者にとって煩わしかったアドレス入力が簡略化される。
また、本発明に係る情報処理方法によれば、画像データと文章データとを有するWebデータを用いてWebページを作成する工程とWebデータを送受するデータ送受信工程とを有する情報処理方法であって、Webページを作成すると、該WebページのURL(Uniform Resource Locator)が本文中に挿入されたメール作成画面が立ち上がる。
したがって、本発明に係る情報処理方法によれば、一旦情報供給装置に保存されたデータが閲覧でき、このデータに変更を加えて、再度送信することができる。
更に、本発明に係る情報処理方法によれば、配信先を選択する際に、携帯型通信端末の機能として設けられているメールトゥ機能が使用できるため、利用者にとって煩わしかったアドレス入力が簡略化される。
1,2 広告情報配信システム、11 画像データ処理装置、12 サーバ、13 携帯型電話機、14 携帯電話通信網、15 携帯電話基地局、16 有線ネットワーク網、17 デジタル画像撮像装置、18a 記録媒体、18b 半導体記憶装置、19 識別用サーバ、20 利用者情報データベース、21 ネットワークI/F部、22 一時メモリ、23 識別部、24 アドレス付加部、25 データ蓄積部、26 Webデータ管理部、27 通信部、28 Webデータ変換処理部、29 広告情報蓄積部、30 広告情報付加部、31 差出人変更ボタン、32 表示欄、33 入力欄、34 画像表示欄、35 配信予約欄、36 チェックボックス、40 送信結果、41 通知、42,43,44 広告画像、45 チェックボックス付き文章広告、46 文章広告、50 預かり通知画面、51 メッセージ、52 URL、53 文字広告、54 URL、60 Webページ、61 画像データ、62 文章データ、63 広告情報、70 携帯型電話機、91,92,93,94,95 広告情報、101 ページトップ、102 登録認証入力表示、103 メッセージ、104 認証ID入力欄、105 パスワード入力欄、106 次へボタン、107 戻るボタン、108 画像一覧表示、110 画像/文章データ、111 画像データ、112 文章データ、113 編集ボタン、114 選択ボタン、115 編集画面、116 メッセージ、117 タイトル入力欄、118 メッセージ入力欄、119 保存ボタン、120 チェックボックス付き文章、121 選択ボタン、122 保存完了通知、123 メッセージ、124 入力欄、125 広告情報、126 URL