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JP2009099730A - パッケージ基板の半田ボール配置側表面構造およびその製造方法 - Google Patents

パッケージ基板の半田ボール配置側表面構造およびその製造方法 Download PDF

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JP2009099730A JP2007269168A JP2007269168A JP2009099730A JP 2009099730 A JP2009099730 A JP 2009099730A JP 2007269168 A JP2007269168 A JP 2007269168A JP 2007269168 A JP2007269168 A JP 2007269168A JP 2009099730 A JP2009099730 A JP 2009099730A
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Abstract

【課題】導電素子が接着されるための表面構造の接触面積が増加することにより、表面構造に位置した導電素子が結合力の不足により脱落することを回避するためのパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造、及びパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法を提供する。
【解決手段】パッケージ基板の半田ボール配置側表面構造において、パッケージ基板に互いに対向するチップ配置側及び半田ボール配置側を有し、チップ配置側及び半田ボール配置側にそれぞれ第1及び第2の回路層を有し、パッケージ基板のチップ配置側及び第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成され、半田ボール配置側の表面構造が、第2の回路層の一部である金属パッドと、金属パッドに周設された金属凸縁と、パッケージ基板の半田ボール配置側に位置し、金属凸縁の一部の表面を露出させるための金属凸縁の外径サイズより小さい第2の開口を有する第2の絶縁保護層と、を備えている。
【選択図】図3H(a)

Description

本発明は、パッケージ基板の半田ボール配置側表面構造およびその製造方法に関し、より詳しくは、電気接続パッドの表面に金属凸縁を有するパッケージ基板に関するものである。
電子産業の発展に伴い、電子製品も次第に多機能、高性能に向けて研究開発が進められている。半導体パッケージの高集積度(integration)および微小化(miniaturization)のパッケージの要求を満たすため、半導体チップを搭載するパッケージ基板は、単層板から多層板(multi-layer board)へ変わりつつあり、限られたスペースで、層間接続技術(interlayer connection)によりパッケージ基板上において利用できる回路面積を大きくすることで、電子素子の密度の高い集積回路(integrated circuit)の使用要求に対応している。
半導体チップを搭載するためのパッケージ基板は、プラスチックボールグリッドアレイ(Plastic Ball Grid Array,PBGA)基板、チップサイズパッケージ(Chip Size Package,CSP)基板、フリップチップボールグリッドアレイ(Flip Chip Ball Grid Array,FCBGA)基板等を含んでいる。以下、半導体チップパッケージのためのFCBGA基板技術を例に説明する。図1に示すように、フリップチップ技術では、チップ配置側(chip disposing side)の第1の表面11aおよび半田ボール配置側(ball disposing side)の第2の表面11bを有するパッケージ基板11が提供され、該第1の表面11aに半導体チップ12が電気的に接続される多数の第1の電気接続パッド111を有し、該第1の電気接続パッド111の表面に半田からなる第1の導電素子13aが形成され、また第2の表面11bにその他の電子装置例えばプリント回路板が電気的に接続されるための第2の電気接続パッド112を有し、該第2の電気接続パッド112の表面に半田からなる第2の導電素子13bが形成され、該半導体チップ12が複数の電極パッド121を有し、該電極パッド121の表面に金属バンプ14が形成されることにより、該半導体チップ12の金属バンプ14をフリップチップによりパッケージ基板11の第1の導電素子13aに対応させ、該第1の導電素子13aを溶融するだけの半田フロー温度の条件で、該第1の導電素子13aを対応する金属バンプ14に半田フローすることにより、該半導体チップ12を該パッケージ基板11に電気的に接続する。
ただし、該パッケージ基板11の第2の表面11b上における第2の電気接続パッド112と第2の導電素子13bとの接触面積が該第2の電気接続パッド112の露出した面積の大きさに限られ、該第2の導電素子13bと第2の電気接続パッド112との間の接触面積が不足であるため、その間の結合力が低減され、該第2の導電素子13bが脱落されやすくなる。例えば、現にパッケージ基板11では、プリント回路板に電気的に接続されるための第2の電気接続パッド112のピッチが800umから300umに縮小され、第2の電気接続パッド112のアパーチャー(aperture)が500umから250umに縮小されれば、電気的に接続されるための面積が4分の1と残され、導電素子の結合力が大幅に低下される。
従来の該パッケージ基板への半田ボール配置側表面の電気的接続パッドと導電素子との間の接触面積を増加させる製造方法を図2Aないし図2Eに示す。図2Aに示すように、パッケージ基板20の半田ボール配置側表面に電気接続パッド201を有し、該表面および電気接続パッド201の表面に絶縁保護層21が形成され、該絶縁保護層21に該電気接続パッド201の一部の表面を露出させるための開口210が形成されている。図2Bに示すように、該絶縁保護層21上および電気接続パッド201の露出した表面に導電層22が形成されている。そして、図2Cに示すように、該導電層22上にレジスト層23が形成され、該レジスト層23が露光・現像のパターニング製造工程により環状の開口230が形成されることで、該電気接続パッド201上および該絶縁保護層21の開口210の周縁の導電層22が露出される。その後、図2Dに示すように、電気めっきの電流伝導ルートとして該導電層22により該環状の開口230において該絶縁保護層21の開口210の周縁に当接された凸縁24が形成されている。最後に、図2Eに示すように、該レジスト層23およびそれによって被覆された導電層22を除去することにより、該凸縁24および電気接続パッド201の一部の表面が露出される。
ただし、該凸縁24と電気接続パッド201との間に導電層22を有し、該凸縁24が直接に該電気接続パッド201に結合されるのではなく、すなわち、該凸縁24と電気接続パッド201との間が一体ではないため、該凸縁24と電気接続パッド201との間の結合強度が低下する。また、該製造工程では、凸縁24が該絶縁保護層21の開口210の周縁に当接される構成特徴のみが形成され、のちほど該凸縁24および電気接続パッド201上に形成される例えば半田ボールのような導電素子が限られたスペースで増加可能の接触面積に限られているため、該半田ボールが脱落されやすくなる。
従って、従来の技術では、結合面積の低下により該導電素子が脱落する問題を回避するために、電気接続パッドと導電素子との間の結合力を増加させる構造を提供することは、業界で極めて解決すべき課題となっている。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本発明は、導電素子が接着されるための表面構造の接触面積を増加するためのパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造およびその製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、該表面構造と導電素子との間の結合力を増加するためのパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、互いに対向するチップ配置側および半田ボール配置側を有し、該チップ配置側および半田ボール配置側にそれぞれ第1および第2の回路層を有し、パッケージ基板のチップ配置側および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成されているパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造において、該半田ボール配置側の表面構造は、該第2の回路層の一部である金属パッドと、該金属パッドに周設された金属凸縁と、該パッケージ基板の半田ボール配置側に位置し、該金属凸縁の一部の表面を露出させるための該金属凸縁の外径サイズより小さい第2の開口を有する第2の絶縁保護層と、を備えている。
また、本発明は、該パッケージ基板に互いに対向するチップ配置側および半田ボール配置側を有し、該チップ配置側および半田ボール配置側にそれぞれ第1および第2の回路層を有し、該パッケージ基板のチップ配置側および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成されているパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造において、該半田ボール配置側の表面構造は、該第2の回路層の一部である金属パッドと、該金属パッドに周設された金属凸縁と、該パッケージ基板の半田ボール配置側に位置し、該金属凸縁及び金属パッドを露出させるための該金属パッドのサイズより大きい第2の開口を有する第2の絶縁保護層と、を備えている。
上記の構造によれば、該金属パッドおよび金属凸縁上に位置する表面処理層または導電素子を有し、該表面処理層は、有機半田付け性保護材(Organic Solderability Preservative,OSP)、ニッケル/金(Ni/Au)、ニッケル/パラジウム/金(Ni/Pd/Au)、および錫/鉛(Sn/Pb)のいずれか1つであり、或いは、該表面処理層は、金(Au)、銀(Ag)、錫(Sn)および銅(Cu)からなるグループのいずれか1つである。該導電素子は、半田ボールであり、また、該パッケージ基板の表面と金属パッドとの間に導電層を有している。
また、本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法は、コア板が用意され、該コア板の対向した2つの表面に第1の金属層および第2の金属層が形成される工程と、該第2の金属層上に金属バンプが電気めっきにより形成される工程と、該第1の金属層上に第3のレジスト層が形成され、該第1の金属層の一部の表面を露出させるための第3の開口が形成され、該第2の金属層および金属バンプ上に第4のレジスト層が形成され、該第2の金属層の一部の表面を露出させるための第4の開口および該金属バンプの一部の表面を露出させるための第5の開口が形成される工程と、該第3および第4のレジスト層の第3および第4の開口における第1および第2の金属層を除去することにより、該コア板の対向した2つの表面にそれぞれ第1の回路層、第2の回路層および金属パッドが形成され、該第5の開口における金属バンプを除去することにより、金属凸縁が該金属パッド上に周設されるように形成される工程と、該第3および第4のレジスト層を除去する工程と、該コア板および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成され、電気接続パッドとして該第1の回路層の一部の表面を露出させるための第1の開口が形成される工程と、該コア板、第2の回路層およびその上にある金属パッドに第2の絶縁保護層が形成され、該第2の絶縁保護層に該金属凸縁の一部の表面を露出させるための第2の開口が形成される工程と、を備えている。
上記の製造方法によれば、該第2の開口が該金属凸縁の外径より小さく、または該第2の開口が該金属パッドの外径より大きい。
該コア板は、表面に誘電層を有する2層または多層回路板または絶縁板であり、該金属凸縁の外形は円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか一つであり、該金属パッドの外形が円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか1つであり、該金属凸縁の外径が該金属パッドの外径より小さい。
該第2の金属層上に金属バンプが電気めっきにより形成される製造方法は、該第1の金属層および第2の金属層にそれぞれ第1および第2のレジスト層が形成され、該第2のレジスト層に該第2の金属層の一部の表面を露出させるための第2の開口が形成される工程と、該第2のレジスト層の第2の開口における第2の金属層上に金属バンプが電気めっきにより形成される工程と、該第1および第2のレジスト層を除去することにより、該第1、第2の金属層および金属バンプを露出させる工程と、を備えている。
上記の製造方法によれば、該第5の開口における金属バンプは、一部の上表面を除去することにより該金属パッド上に金属層が形成される工程をさらに備えており、該金属凸縁および金属層上に表面処理層が形成され、該表面処理層は、有機半田付け性保護材、ニッケル/金、およびニッケル/パラジウム/金、錫/鉛のいずれか1つであり、或いは、該表面処理層は、金、銀、錫および銅からなるグループのいずれか1つであり、該表面処理層上に半田ボールである導電素子が形成され、または該金属凸縁および金属層上に半田ボールである導電素子が形成される工程と、をさらに備えている。
本発明に係わる他の実施態様は、第5の開口における金属バンプが完全に除去されることにより該金属パッドの一部の表面が露出され、該金属凸縁および金属パッド上に表面処理層が形成される工程をさらに備えており、該表面処理層は、有機半田付け性保護材、ニッケル/金、ニッケル/パラジウム/金、および錫/鉛のいずれか1つであり、或いは、該表面処理層は、金、銀、錫および銅からなるグループのいずれか1つであり、該表面処理層上に半田ボールである導電素子が形成され、または該金属凸縁および金属パッド上に半田ボールである導電素子が形成される工程と、をさらに備えている。
本発明に係わる他のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法は、コア板が用意される工程と、該コア板の表面に導電層が形成される工程と、該コア板の両表面の導電層上にそれぞれ第1および第2のレジスト層が形成され、該第1および第2のレジスト層に該導電層の一部の表面を露出させるための第1および第2の開口が形成される工程と、該コア板の両表面の第1および第2のレジスト層の第1および第2の開口にそれぞれ電気めっきにより第1回路層および金属パッドを有する第2の回路層が形成される工程と、該第1のレジスト層および第2の回路層の表面に第3のレジスト層が形成され、該第2のレジスト層および第2の回路層表面に第4のレジスト層が形成され、該第4のレジスト層に該金属パッドの一部の表面を露出させるための環状開口が形成される工程と、該導電層を電流伝導ルートとして該金属パッドの表面に電気めっきにより金属凸縁が形成される工程と、該第2のレジスト層、第1のレジスト層およびそれにより被覆された導電層を除去し、該第4のレジス層、第3のレジスト層およびそれにより被覆された導電層を除去することにより、該第1の回路層、第2の回路層およびその金属パッド上の金属凸縁を露出させる工程と、該コア板および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成され、電気接続パッドとして該第1の回路層の一部の表面を露出させるための第1の開口が形成される工程と、該コア板、第2の回路層およびその上の金属パッド上に第2の絶縁保護層が形成され、該第2の絶縁保護層に該金属凸縁の一部の表面を露出させるための第2の開口が形成される工程と、を備えている。
上記の製造方法によれば、該第2の開口の外径が該金属凸縁の外径より小さく、または該第2の開口の外径が該金属パッドの外径より大きい。
該コア板は、表面に誘電層を有する2層または多層回路板、銅張積層板(Copper Clad Laminates,CCL)および絶縁板のいずれか1つであり、該金属凸縁の外形は円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか一つであり、該金属パッドの外形が円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか1つであり、該金属凸縁の外径が該金属パッドの外径より小さい。
また、上記の製造方法によれば、該金属凸縁および金属パッド上に表面処理層が形成される工程をさらに備えており、該表面処理層は、有機半田付け性保護材、ニッケル/金、ニッケル/パラジウム/金、および錫/鉛のいずれか1つであり、或いは、該表面処理層は、金、銀、錫および銅からなるグループのいずれか1つであり、該表面処理層上に半田ボールである導電素子が形成され、または該金属凸縁および金属パッド上に半田ボールである導電素子が形成される工程と、をさらに備えている。
本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造は、該金属パッドの表面に金属凸縁が形成されることにより、該金属パッドの表面に大きい接触面積を有し、また、絶縁保護層の開口形式を調整することにより、該電気接続パッドの表面に位置する導電素子の結合面積が増加し、該金属パッドと金属凸縁との間に従来のような導電層を有しないことにすることにより、該金属パッドと金属凸縁との間の結合強度を向上し、のちほど該金属パッドおよび金属凸縁上に形成された導電素子の脱落を回避することができる。
下記において特定の具体的な実施例により本発明の実施方式を説明する。明細書に記載の内容は、この技術分野に精通した者なら簡単に本発明のその他の利点や効果が理解できる。
[第1の実施例]
図3Aないし図3H(a)は、本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法の第1の実施例を模式的に示した断面図である。
図3Aに示すように、まず、コア板30が用意され、該コア板30の対向した両表面に第1の金属層31aおよび第2の金属層31bが形成され、該コア板30は、表面に誘電層を有する2層、多層回路板または絶縁板である。回路板の製造工程に関する技術が繁多であるが、業界に周知された製造技術であり、本願の技術特徴ではないため、詳しい説明を省略する。
図3Bに示すように、該第1の金属層31aおよび第2の金属層31bにそれぞれ第1および第2のレジスト層32a、32bが形成され、該第1および第2のレジスト層32a、32bが例えば乾燥膜または液体膜フォトレジスト等のフォトレジスト層(photoresist)であり、印刷、スピンコートまたは貼り合せ等により該第1の金属層31aおよび第2の金属層31b上に形成され、露光、現像等によりパターニングされ、該第2のレジスト層32bに該第2の金属層31bの一部の表面を露出させるための第2の開口320bが形成されている。
図3Cに示すように、該第2の金属層31bを電流伝導ルートとして、該第2のレジスト層32bが露出された第2の開口320bにおける第2の金属層31bに電気めっきにより金属バンプ33が形成されている。
図3Dに示すように、該第1および第2のレジスト層32a、32bを除去することにより、該第1および第2の金属層31a、31bおよび金属バンプ33を露出させる。
図3Eに示すように、該第1の金属層31aに第3のレジスト層32cが形成され、該第1の金属層31aの一部の表面を露出させる第3の開口320cが形成され、該第2の金属層31bおよび金属バンプ33上に第4のレジスト層32dが形成され、該第2の金属層31bの一部の表面を露出させるための第4の開口320dおよび該金属バンプ33の一部の表面を露出させるための第5の開口321dが形成されている。
図3F(a)および図3F(b)に示すように、該第3および第4のレジスト層32c、32dの第3および第4の開口320c、320dにおける第1および第2の金属層31a、31bをエッチングにより除去し、該第5の開口321dにおける金属バンプ33を除去することにより、該コア板30の対向した両表面にそれぞれ第1の回路層31a’、第2の回路層31b’、および金属パッド310b’が形成されており、該金属バンプ33の一部の厚さが除去されることにより、金属凸縁33’が該金属パッド310b’上に周設されるように形成され、該金属凸縁33’内における金属パッド310b’上に金属層331’(例えば図3F(a)に示すように)が形成され、または該第5の開口321dにおける金属バンプ33が完全に除去されることにより、金属凸縁33’’が該金属パッド310b’上(例えば図3F(b)に示すように)に形成されることにより、該コア板30、第1の回路層31a’および第2の回路層31b’がパッケージ基板3を構成し、該基板3が対向した2つのチップ配置側3aおよび半田ボール配置側3bを有し、該チップ配置側3aおよび半田ボール配置側3bにそれぞれ該第1および第2の回路層31a’、31b’を有している。
図3Gに示すように、該第3および第4のレジスト層32c、32dを除去することにより該第1の回路層31a’、第2の回路層31b’、金属パッド310b’、および該金属パッド310b’上に周設された金属凸縁33’を露出させる。
図3H(a)および図3H(b)に示すように、該コア板30および第1の回路層31a’上に第1の絶縁保護層34aが形成され、電気接続パッドとして該第1の回路層31a’の一部の表面を露出させるための第1の開口340aが形成されることにより、半導体チップが電気的に接続され、また、該コア板30、第2の回路層31b’およびその上にある金属パッド310b’上に第2の絶縁保護層34bが形成され、第2の開口340bが形成され、図3H(a)に示すように、SMDパッド(Solder Mask Defined Pad,SMD Pad)37aとして、該第2の開口340bのサイズd2を該金属凸縁33‘の外径サイズd1より小さくすることにより、該金属凸縁33’の一部の表面が露出される。或いは、図3H(b)に示すように、NSMDパッド(Non Solder Mask Defined Pad、SMD Pad,NSMD Pad)37bとして該第2の開口340b’のサイズd4を該金属パッド310b’のサイズd3より大きくすることにより、該金属パッド310b’および金属凸縁33’が露出される。
本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造は、図3H(a)に示すように、該パッケージ基板3は、対向した両チップ配置側3aおよび半田ボール配置側3bを有し、該チップ配置側3aおよび半田ボール配置側3bにそれぞれ第1および第2の回路層31a’、31b’を有し、該チップ配置側3aおよび第1の回路層31a’上に第1の絶縁保護層34aが形成され、該半田ボール配置側表面構造は、該第2の回路層31b’の一部である金属パッド310b’と、該金属パッド310b’上に周設された金属凸縁33’と、該パッケージ基板3の半田ボール配置側3b上に位置し、第2の開口340bを有する第2の絶縁保護層34bと、を備えている。
上記の構造によれば、SMDパッド37aとして、該第2の開口340bのサイズを該金属凸縁33’の外径サイズより小さくすることにより、該金属凸縁33’の一部の表面が露出される。或いは、NSMDパッド37bとして該第2の開口340b’のサイズを該金属パッド310b’のサイズより大きくすることにより、該金属パッド310b’および金属凸縁33’が露出される。該金属凸縁33’の外形は円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか一つであり、該金属パッド310b’の外形が円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか1つであり、該金属凸縁33‘の外径が該金属パッド310b’の外径より小さい。
[第2の実施例]
図4Aないし図4G(a)は、本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法の第2の実施例を模式的に示した断面図である。
図4Aに示すように、まず、対向した両表面のコア板30が用意され、該コア板30の表面に導電層301が形成されている。該コア板30は、絶縁板、銅張積層板または表面に誘電層を有する2層または多層回路板である。回路板の製造工程に関する技術が繁多であるが、業界に周知された製造技術であり、本願の技術特徴ではないため、詳しい説明を省略する。図4Bに示すように、該コア板30の両表面の導電層301にそれぞれ第1および第2のレジスト層32a、32bが形成され、該第1および第2のレジスト層32a、32bに該導電層301の一部の表面を露出させるための第1および第2の開口320a、320bが形成されている。
図4Cに示すように、電気めっきの電流伝導ルートとして該導電層301により該コア板30の両表面における第1および第2のレジスト層32a、32bの第1および第2の開口320a、320bにそれぞれ第1の回路層31a’および第2の回路層31b’が電気めっきにより形成され、該第2の回路層31b’が金属パッド310b’を有している。
図4Dに示すように、該第1のレジスト層32aおよび第1の回路層31a’の表面に第3のレジスト層32cが形成され、該第2のレジスト層32bおよび第2の回路層31b’の表面に第4のレジスト層32dが形成され、該第4のレジスト層32dに該金属パッド310b’の一部の表面を露出させるための環状開口320dが形成されている。
図4Eに示すように、該導電層301を電流伝導ルートとして、該金属パッド310b’の表面に電気めっきにより金属凸縁33’が形成されている。
図4Fに示すように、該第2のレジスト層32b、第1のレジスト層32aおよびそれにより被覆された導電層301を除去し、該第4のレジスト層32d、第3のレジスト層32cおよびそれにより被覆された導電層301を除去することにより、該第1の回路層31a’、第2の回路層31b’およびその金属パッド310b’上の金属凸縁33’を露出させる。
図4G(a)および図4G(b)に示すように、該コア板30および第1の回路層31a’上に第1の絶縁保護層34aが形成され、また、電気接続パッドとして該第1の回路層31a’の一部の表面を露出させるための第1の開口340aが形成さることにより、半導体チップが電気的に接続される。また、該コア板30、第2の回路層31b’およびその上の金属パッド310b’上に第2の絶縁保護層34bが形成され、また、図4G(a)示すように、SMDパッド37aとして、該金属凸縁33’の外径のサイズより小さく、該金属凸縁33’の一部の表面を露出させるための第2の開口340bが形成されている。あるいは、図4G(b)に示すように、NSMDパッド37bとして、該第2の開口340b’のサイズを該金属パッド310b’のサイズより大きくすることにより、該金属パッド310bおよび金属凸縁33’を露出させる。該金属凸縁33’の外形は円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか一つであり、該金属パッド310b’の外形が円形、楕円形、矩形および不規則形のいずれか1つであり、該金属凸縁33’の外径が該金属パッド310b’の外径より小さい。
図5Aないし図5Cに示すように、SMDパッド37aに表面処理層35が形成され、図5Aに示すように、該表面処理層35は、有機半田付け性保護材、ニッケル/金、ニッケル/パラジウム/金、および錫/鉛のいずれか1つであり、或いは、該表面処理層35は、金、銀、錫および銅からなるグループのいずれか1つである。図5Bに示すように、該表面処理層35に半田ボールである導電素子36が形成され、図5Cに示すように、該SMDパッド37a上に半田ボールである導電素子36が形成されている。
図6Aないし図6Cに示すように、NSMDパッド37bに表面処理層35が形成され、図6Aに示すように、該表面処理層35は、有機半田付け性保護材、ニッケル/金、ニッケル/パラジウム/金、および錫/鉛のいずれか1つであり、或いは、該表面処理層35は、金、銀、錫および銅からなるグループのいずれか1つである。図6Bに示すように、該表面処理層35に半田ボールである導電素子36が形成され、図6Cに示すように、該NSMDパッド37b上に半田ボールである導電素子36が形成されている。
本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造は、該金属パッドの表面に金属凸縁が形成されることにより、該金属パッドの表面に大きい接触面積を有し、また、絶縁保護層の開口形式を調整することにより、該電気接続パッドの表面に位置する導電素子の結合面積が増加し、該金属パッドと金属凸縁との間に従来のような導電層を有しないことにより、該金属パッドと金属凸縁との間の結合強度を向上し、該金属パッドおよび金属凸縁上に形成された導電素子の脱落を回避することができる。
上記のように、これらの実施の形態は本発明の原理および効果・機能を例示的に説明するものであり、本発明は、これらによって限定されるものではない。本発明に係る実質的な技術内容は、下記の特許請求の範囲に定義される。本発明は、この技術分野に精通した者により特許請求の範囲を脱しない範囲で色々な修飾や変更をすることが可能であり、そうした修飾や変更は本発明の技術範囲に含むものである。
従来のパッケージ基板表面に半導体チップが搭載された様子を模式的に示した図である。 従来のパッケージ基板の電気接続パッド上に凸縁が形成された製造方法を示した断面図である。 従来のパッケージ基板の電気接続パッド上に凸縁が形成された製造方法を示した断面図である。 従来のパッケージ基板の電気接続パッド上に凸縁が形成された製造方法を示した断面図である。 従来のパッケージ基板の電気接続パッド上に凸縁が形成された製造方法を示した断面図である。 従来のパッケージ基板の電気接続パッド上に凸縁が形成された製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 図3F(a)の他の実施例である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第1の実施例の製造方法を示した断面図である。 図3H(a)の他の実施例である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造方法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造F法を示した断面図である。 本発明に係わるパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の第2の実施例の製造方法を示した断面図である。 図4G(a)の他の実施例である。 SMDパッドの金属パッドおよび金属凸縁上に表面処理層が形成された実施例である。 図5Aの表面処理層上に導電素子が形成された実施例である。 SMDパッドの金属パッドおよび金属凸縁上に導電素子が形成された実施例である。 NSMDパッドの金属パッドおよび金属凸縁上に表面処理層が形成された実施例である。 図6Aの表面処理層上に導電素子が形成された実施例である。 NSMDパッドの金属パッドおよび金属凸縁上に導電素子が形成された実施例である。
符号の説明
11、20、3 パッケージ基板
11a 第1の表面
11b 第2の表面
111 第1の電気接続パッド
112 第2の電気接続パッド
12 半導体チップ
121 電極パッド
13a 第1の導電素子
13b 第2の導電素子
14 金属バンプ
201 電気接続パッド
21 絶縁保護層
210 開口
22、301 導電層
23 レジスト層
230、320d 環状開口
24 凸縁
3a チップ配置側
3b 半田ボール配置側
30 コア板
310b’金属パッド
31a 第1の金属層
31a’ 第1の回路層
31b 第2の金属層
31b’第2の回路層
32a 第1のレジスト層
320a 第1の開口
32b 第2のレジスト層
320b 第2の開口
32c 第3のレジスト層
320c 第3の開口
32d 第4のレジスト層
320d 第4の開口
321d 第5の開口
33 金属バンプ
33’金属凸縁
331’金属層
34a 第1の絶縁保護層
340a 第1の開口
34b 第2の絶縁保護層
340b、340b’第2の開口
35 表面処理層
36 導電素子
37a SMDパッド
37b’、NSMDパッド

Claims (30)

  1. 互いに対向するチップ配置側および半田ボール配置側を有し、前記チップ配置側および半田ボール配置側にそれぞれ第1および第2の回路層を有し、チップ配置側および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成されているパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造において、
    前記第2の回路層の一部である金属パッドと、
    前記金属パッドに周設された金属凸縁と、
    前記パッケージ基板の半田ボール配置側に位置し、前記金属凸縁の一部の表面を露出させるための前記金属凸縁の外径サイズより小さい第2の開口を有する第2の絶縁保護層と、
    を備えていることを特徴とするパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  2. 前記金属凸縁の外径が、前記金属パッドの外径より小さいことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  3. 前記金属凸縁内の前記金属パッド上に位置する金属層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  4. 前記金属凸縁および金属層上に位置する表面処理層をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  5. 前記表面処理層が、有機半田付け性保護材、ニッケル/金、ニッケル/パラジウム/金、および錫/鉛のいずれか1つであることを特徴とする請求項4に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  6. 前記表面処理層が、金、銀、錫および銅からなるグループのいずれか1つであることを特徴とする請求項4に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  7. 前記金属パッドおよび金属凸縁上に位置する表面処理層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  8. 前記パッケージ基板表面と金属パッドとの間に位置する導電層をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  9. 互いに対向するチップ配置側および半田ボール配置側を有し、前記チップ配置側および半田ボール配置側にそれぞれ第1および第2の回路層を有し、チップ配置側および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成されているパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造において、
    前記第2の回路層の一部である金属パッドと、
    前記金属パッドに周設された金属凸縁と、
    前記パッケージ基板の半田ボール配置側に位置し、前記金属凸縁および金属パットを露出させるための前記金属パッドのサイズより大きい第2の開口を有する第2の絶縁保護層と、
    を備えていることを特徴とするパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  10. 前記金属凸縁の外径が、前記金属パッドの外径より小さいことを特徴とする請求項9に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  11. 前記金属凸縁内の前記金属パッド上に位置する金属層をさらに備えていることを特徴とする請求項9に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  12. 前記金属凸縁、金属層および金属パッド上に位置する表面処理層をさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  13. 前記金属パッドおよび金属凸縁上に位置する表面処理層をさらに備えていることを特徴とする請求項9に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  14. 前記パッケージ基板表面と金属パッドとの間に位置する導電層をさらに備えていることを特徴とする請求項9に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造。
  15. パッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法であって、
    コア板が用意され、前記コア板の対向した両表面に第1の金属層および第2の金属層が形成される工程と、
    前記第2の金属層上に金属バンプが電気めっきにより形成される工程と、
    前記第1の金属層上に第3のレジスト層が形成され、前記第1の金属層の一部の表面を露出させるための第3の開口が形成され、前記第2の金属層および金属バンプ上に第4のレジスト層が形成され、前記第2の金属層の一部の表面を露出させるための第4の開口および前記金属バンプの一部の表面を露出させるための第5の開口が形成される工程と、
    前記第3および第4のレジスト層の第3および第4の開口における第1および第2の金属層を除去することにより、前記コア板の対向した両表面にそれぞれ第1の回路層、第2の回路層および金属パッドが形成され、前記第5の開口における金属バンプを除去することにより、金属凸縁が前記金属パッド上に周設されるように形成される工程と、
    前記3および第4のレジスト層を除去する工程と、
    前記コア板および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成され、電気接続パッドとして前記第1の回路層の一部の表面を露出させるための第1の開口が形成される工程と、
    前記コア板、第2の回路層およびその上にある金属パッドに第2の絶縁保護層が形成され、前記第2の絶縁保護層に前記金属凸縁の一部の表面を露出させるための第2の開口が形成される工程と、
    を備えていることを特徴とするパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  16. 前記第2の開口が、前記金属凸縁の外径より小さいことを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  17. 前記第2の開口が、前記金属パッドの外径より大きいことを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  18. 前記コア板が、表面に誘電層を有する2層または多層回路板および絶縁板のいずれか1つであることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  19. 前記金属凸縁の外径が、前記金属パッドの外径より小さいことを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  20. 前記第2の金属層上に金属バンプが電気めっきにより形成される製造方法が、
    前記第1の金属層および第2の金属層にそれぞれ第1および第2のレジスト層が形成され、前記第2のレジスト層に前記第2の金属層の一部の表面を露出させるための第2の開口が形成される工程と、
    前記第2のレジスト層の第2の開口における第2の金属層上に金属バンプが電気めっきにより形成される工程と、
    前記第1および第2のレジスト層を除去することにより、前記第1、第2の金属層および金属バンプを露出させる工程と、
    を備えていることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  21. 前記第5の開口における金属バンプが、一部の厚さを除去することにより前記金属パッド上に金属層が形成されることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  22. 前記金属凸縁および金属層上に表面処理層が形成される工程をさらに備えていることを特徴とする請求項21に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  23. 前記第5の開口における金属バンプが完全に除去されることにより前記金属パッドの一部の表面が露出されることを特徴とする請求項15に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  24. 前記金属凸縁および金属パッド上に表面処理層が形成される工程をさらに備えていることを特徴とする請求項23に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  25. パッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法であって、
    コア板が用意される工程と、
    前記コア板の表面に導電層が形成される工程と、
    前記コア板の両表面の導電層上にそれぞれ第1および第2のレジスト層が形成され、前記第1および第2のレジスト層に前記導電層の一部の表面を露出させるための第1および第2の開口が形成される工程と、
    前記コア板の両表面の第1および第2のレジスト層の第1および第2の開口にそれぞれ電気めっきにより第1回路層、および金属パッドを有する第2の回路層が形成される工程と、
    前記第1のレジスト層および第1の回路層の表面に第3のレジスト層が形成され、前記第2のレジスト層および第2の回路層表面に第4のレジスト層が形成され、前記第4のレジスト層に前記金属パッドの一部の表面を露出させるための環状開口が形成される工程と、
    前記導電層を電流伝導ルートとして前記金属パッドの表面に電気めっきにより金属凸縁が形成される工程と、
    前記第2のレジスト層、第1のレジスト層およびそれにより被覆された導電層を除去し、前記第4のレジス層、第3のレジスト層およびそれにより被覆された導電層を除去することにより、前記第1の回路層、第2の回路層およびその金属パッド上の金属凸縁を露出させる工程と、
    前記コア板および第1の回路層上に第1の絶縁保護層が形成され、電気接続パッドとして前記第1の回路層の一部の表面を露出させるための第1の開口が形成される工程と、
    前記コア板、第2の回路層およびその上の金属パッド上に第2の絶縁保護層が形成され、前記第2の絶縁保護層に前記金属凸縁の一部の表面を露出させるための第2の開口が形成される工程と、
    を備えていることを特徴とするパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  26. 前記第2の開口が、前記金属凸縁の外径より小さいことを特徴とする請求項25に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  27. 前記第2の開口が、前記金属パッドの外径より大きいことを特徴とする請求項25に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  28. 前記コア板が、表面に誘電層を有する2層または多層回路板、銅張積層板および絶縁板のいずれか1つであることを特徴とする請求項25に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  29. 前記金属凸縁の外径が、前記金属パッドの外径より小さいことを特徴とする請求項25に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
  30. 前記金属凸縁および金属パッド上に表面処理層が形成される工程をさらに備えていることを特徴とする請求項25に記載のパッケージ基板の半田ボール配置側表面構造の製造方法。
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