JP2009096922A - 塗料組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成分として、(I)式(1)、R1 nSi(OR2)4−n〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕で示されるオルガノシランの液状部分加水分解縮合物、(93〜99)質量部と、(II)上記液状部分加水分解縮合物(I)に可溶で、かつ、式(1)、R1 nSi(OR2)4−n〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕で示されるオルガノシランの固形状オルガノシラン縮合物、(1〜7)質量部と、及び(IV)エポキシ樹脂、(50〜150)質量部を含有する。
【選択図】なし
Description
ところで、近年、オルガノポリシロキサン系無機塗料は、耐候性や、耐汚染性に優れた塗膜を形成するものとして、無機建材分野を中心として広く使用されている。
しかしながら、該無機塗料の橋梁や、タンクなどの大型鋼構造物への展開は、鋼材への密着性や、防食性が劣る問題点があったため、上塗塗料としてのみ使用され、別途、下塗塗装として防食塗料を塗装することが必須であった。
上塗塗料としての該塗料構成としては通常、様々な環境で塗装する際の塗膜の割れを抑制するため、アクリル樹脂などをブレンド又はグラフトし、可撓性を付与している場合が殆どである。
即ち、従来、オルガノポリシロキサン系無機塗料を使用した鋼材などへの塗装系は、通常下塗塗料として鋼材への密着性及び防食性に優れるエポキシ樹脂塗料を塗装し、次いで、下塗塗膜及びオルガノポリシロキサン系無機塗膜の双方に密着性に優れる中塗塗料を塗装した後、上塗塗料として、オルガノポリシロキサン系無機塗料を塗装していた。従って、塗装工程が多くなり、特に冬場などの気温が低い日の塗装においては、低温塗装作業性に問題があった。従って、このような塗装系は、昨今のLCC低減への要望に十分応えられない問題がある。また、オルガノポリシロキサン系無機上塗塗料は、防食性を有しておらず、また、一般に湿気硬化機構を架橋に用いる都合上、厚膜化が困難とされているため、下塗としては適さず、専用の中塗を介して通常上塗として適用される。また、オルガノシロキサン系材料を下塗として適用した場合、第三成分を多く含むこととなり、付着性・防食性を発揮するために、本材料がもつ耐久性・耐候性を有効に活用することが困難となるなど問題となっていた。
このような背景において、高い耐久性・優れた耐候性を有するオルガノシロキサン系材料をLCC低減に向けた材料として適用出来ることが望まれている。
しかしながら、この塗料組成物では、耐クラック性が必ずしも十分満足のゆくものではなかった。
即ち、本発明の塗料組成物は、
(I)式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕
で示されるオルガノシランの液状部分加水分解縮合物、(93〜99)質量部と、
(II)上記液状部分加水分解縮合物(I)に可溶で、かつ、式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕
で示されるオルガノシランの固形状オルガノシラン縮合物、(1〜7)質量部と、
(III)式(1)
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕
で示されるオルガノシラン化合物0〜20質量部、
及び
(IV)エポキシ樹脂、(50〜150)質量部、
を含有するものである。
(I)成分について
(I)成分は、式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは1又は2である。〕で示されるオルガノシランの液状部分加水分解縮合物である。 上記式において、R1としての有機基としては、例えば、アルキル基や、シクロアルキル基、アリール基、ビニル基等が挙げられる。ここで、アルキル基は、直鎖でも分岐したものでもよい。このようなアルキル基としては、例えば、メチル基や、エチル基、n−プロピル基、i-プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基等のアルキル基が挙げられる。好ましいアルキル基は、炭素数が、1〜4個のものである。
(I)成分の製造方法としては、式(1)に示されるオルガノシランを水及び触媒の存在下で加水分解及び縮合反応させる。水の量は、オルガノシランに初期に存在していた加水分解性基の30〜90%、好ましくは、50〜80%が加水分解及び縮合反応できる量として適当である。
(II)成分は、前記(I)成分のオルガノシランの液状部分加水分解縮合物に溶解可能な、式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは1又は2である。〕で示されるオルガノシランの固形状加水分解縮合物である。R1、R2及びnは、(I)成分の場合と同様である。
(II)成分の製造方法としては、式(1)に示されるオルガノシランを水及び触媒の存在下で加水分解及び縮合反応させる。水の量は、オルガノシランに初期に存在していた加水分解性基の100%が加水分解及び縮合反応できる量が適当である。このように、完全に加水分解可能な水を用いることでSi−OH基を官能基とするオルガノシランの加水分解縮合物が得られ、室温下で固体となる縮合物を通常得ることができる。
このような縮合物の具体例としては、市販品として東レ・ダウコーニング社製のZ−6018、217FLAKE、220FLAKE、233FLAKE、249FLAKE等が挙げられる。
また、(I)成分及び(II)成分は、ポリスチレン換算質量平均分子量として、(I)成分が、300〜5000、(II)成分が、500〜7000の分子量のものが好適に用いられるが、混合する場合においては、(I)成分の分子量が、(II)成分の分子量よりも低い値のものを用いるのが好ましい。
(III)成分は、任意に使用されるものであり、主として塗料組成物の粘度を下げ、塗装作業性を向上させるために配合するものである。(III)成分は、式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは1又は2である。〕で示されるオルガノシラン化合物であり、R1、R2及びnは、(I)成分の場合と同様である。
(IV)成分であるエポキシ樹脂は、1分子中に1個以上、好ましくは2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂であり、特に、エポキシ当量が100〜1500、好ましくは、180〜1000の範囲のものが、得られる塗膜の防食性、耐候性の点から望ましい。エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂や、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、アルキルエーテル型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂等各種のエポキシ樹脂を特に制限なく使用することができる。ここで、「水添」は、所定の樹脂に水素を付加したものであり、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂では、フェニル基が水添されて、フェニル基の芳香族性がなくなり、シクロアルキル環に変更している。このような水添は、当業者には、既に公知である。
(IV)成分は、50〜150質量部、好ましくは、 60 〜140質量部配合することが好ましい。エポキシ樹脂の量が、50質量部よりも少なすぎると、耐食性や密着性が低下し易く、一方、150質量部を超えると、耐候性が低下し易い。
なお、エポキシ樹脂としては、アルキル基を主体とした反応性希釈剤なども配合することができる。これら反応性希釈剤を、2種以上の混合物として使用することもできる。
本発明の組成物には、必要に応じて、シランカップリング剤((V)成分)を併用してもよい。シランカップリング剤としては、エポキシ基を分子内に有するシランカップリング剤が好適である。このようなシランカップリング剤を使用することにより、耐水性と、基材への密着性を向上させることができる。
(V)成分としては、具体的には、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランや、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイソプロぺニルオキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイミノオキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリイソプロぺニルオキシシランとグリシドールとの付加物などのエポキシ基含有アルコキシシラン等が代表的なものとして挙げられる。グリシジル基と、ケイ素原子に直接結合している加水分解性基とを有する有機ケイ素化合物を用いると、塗膜乾燥性、耐温水性が向上する。
シランカップリング剤は、一般に、0〜5質量%、好ましくは、0〜3質量%配合することが好ましい。
本発明の組成物には、必要に応じて、無公害防錆顔料((VI)成分)を併用してもよい。無公害防錆顔料としては、例えば、リン酸塩や、縮合リン酸塩などが好適である。また、無公害防錆顔料としては、国際公開番号:WO 2005/089071A2に記載のカルシウム成分とリン成分とからなり、かつその両成分中のカルシウムとリンとのモル比率(Ca/P=m)が0.50<m<1.00である混合物を180〜350℃で焼成してなる縮合リン酸カルシウムであって、重金属を含まない無公害防錆顔料を使用してもよい。
無公害防錆顔料は、一般に、2〜10質量%、好ましくは、3〜8質量%配合することが好ましい。
前記充填材としては、例えば、タルクや、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ベントナイト、酸化チタン、カーボンブラック、ベンガラ、リトポン等の各種塗料用体質顔料や、着色顔料等が使用可能である。充填材の配合量は、塗料組成物の固形分中、0〜70質量%、好ましくは、0〜50質量%が適当である。
これらは、単独もしくは2種類以上を混合して使用することもできる。これらのアミン化合物はエポキシ樹脂中のエポキシ基と反応する硬化剤であるが、空気中の水分がアルコキシシリル基の加水分解、縮合反応を起こす際の反応触媒としても作用するものである。
硬化剤の配合量は、塗料中1〜30質量%、好ましくは、2〜20質量%が適当である。
溶媒の配合量は、塗料中0〜20質量%、好ましくは、0〜15質量%が適当である。
反応性希釈剤の配合量は、塗料中0〜10質量%、好ましくは、0〜7質量%が適当である。塗料の粘度を調整し、塗装作業性を向上させるため、必要に応じて、単独もしくは2種類以上を混合して使用することもできる。
硬化促進剤の配合量は、塗料中0〜3質量%、好ましくは、0〜2質量%が適当である。
なお、被塗物としては、鋼材、コンクリートの他にも、無機窯業基材や、ステンレス、アルミニウム等の各種金属基材、ガラス基材、プラスチック基材、紙基材などの各種被塗物に使用可能である。
(I)成分の合成
合成例1
環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、メチルトリメトキシシランを75部と、ジメチルジメトキシシランを25部とを加え、混合した後、イオン交換水5部と、1規定の塩酸とを0.05部加え、70℃で5時間部分加水分解縮合反応させた。反応終了後、減圧(133×102Pa(100Torr))下、脱溶剤を行い、質量平均分子量2500、粘度2.0Ps/20℃の液状オルガノポリシロキサン(A)を得た。
環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、メチルトリメトキシシランを20部、フェニルトリメトキシシランを30部及びジメチルジメトキシシランを50部加え、混合した後、イオン交換水10部と、1規定の塩酸を0.1部加え、60℃で8時間部分加水分解縮合反応させた。反応終了後、減圧〔133×102Pa(100Torr)〕下、脱溶剤を行い、質量平均分子量3700、粘度5.0Ps/20℃の液状オルガノポリシロキサン(B)を得た。
合成例3
環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、ジメチルトリメトキシシランを20部、フェニルトリメトキシシランを80部加え、混合した後、イオン交換水20部と、1規定の塩酸を0.5部加え、35℃で7時間部分加水分解縮合反応させた。反応終了後、減圧〔133×102Pa(100Torr)〕下、脱溶剤を行い、質量平均分子量4500の固形オルガノポリシロキサン(C)を得た。
環流冷却器及び攪拌機を備えた反応器に、イソプロピルアルコール50部と、メチルトリメトキシシランを30部と、フェニルトリメトキシシランを50部と、ジメチルジメトキシシランを20部加え、混合した後、イオン交換水40部と、1規定の塩酸を1部加え、65℃で7時間部分加水分解縮合反応させた。反応終了後、減圧〔133×102Pa(100Torr)〕下、脱溶剤を行い、質量平均分子量4000の固形オルガノポリシロキサン(D)を得た。
合成例5
炭酸カルシウム100gと、市販の85%リン酸173gと(Ca/Pのモル比率は、0.67)をフラスコに採り、撹拌しながら80℃で3時間反応させた。
この反応液を放熱後、温度を250℃に設定した乾燥機にて、30時間焼成し、縮合リン酸カルシウムAを合成した。この縮合リン酸カルシウムAは、CaH2P2O7やCa4H2(P3O10)等の混合物である。
以下の表1に記載の配合割合にて、(I)〜(III)成分を混合し、60℃で3時間加熱撹拌を行い、均一溶解したポリオルガノシロキサン溶液を調製した後、表1に記載の配合割合にて(IV)〜(VIII)成分を混合し、ボールミルにて1時間分散処理して、実施例1〜5、比較例1〜4を得た。尚、(IX)成分は、塗装直前に表1に記載の配合割合で添加、混合した。
厚み3.2×大きさ70×150mmのサンドブラスト鋼板に表1に記載の塗料組成物(製造例1〜9)を、乾燥膜厚が80μmとなるようにエアスプレー塗装した後、常温(20℃)で2週間乾燥させ、実施例1〜5又は比較例1〜4の試験塗板とした。
また、厚み3.2×大きさ70×150mmのサンドブラスト鋼板に、下塗塗料としてエポオール(大日本塗料(株)製)を乾燥膜厚50μmとなるようにエアスプレー塗装し1日養生後、上塗塗料としてVシリコン#100H(大日本塗料(株)製)を乾燥膜厚30μmとなるようにエアスプレー塗装した後、常温(20℃)で2週間乾燥させ、比較例5の試験塗板とした。
作製した試験塗板を下記に示す試験によって塗膜性能を評価した。評価結果を以下の表2に示す。
試験片下部に素地に到達するようにカットを施した後、JIS K 5400 9.1 耐塩水噴霧性の試験方法に準拠し、1000時間塩水噴霧した後の塗膜外観を、以下の基準で目視判定した。
(判定基準)
○:塗膜表面に、異常なし
△:クロスカット部周辺に、直径3mm以下のふくれが発生
×:クロスカット部周辺に、直径3mm以上のふくれが発生
JIS K 5400 9.8.1に準じてサンシャインカーボンアーク灯式試験機を用いて500時間試験を行った。試験後の塗膜光沢感を促進耐候性試験未実施の初期塗面と比較し、以下の基準で目視判定した。
(判定基準)
○:変化がほとんどない
△:やや低下
×:著しく低下
−20℃雰囲気 2時間→50℃雰囲気 2時間、各条件への移行時間を1時間とした1サイクル6時間の条件で500サイクル実施し、塗膜の状態を次の基準で目視判定した。
(判定基準)
○: 塗膜に異変が見られない
△:塗膜にクラックが見られる
×: 塗膜にワレ、ハガレが見られる
JIS K 5600付着性の試験方法に準拠し、脱イオン水浸漬500時間後カッターナイフを用いて2mmの碁盤目を100個作製し、セロハンテープ剥離試験後以下の基準で目視判定した。
(判定基準)
○:塗膜表面に、異常なし
△:残存塗膜が95/100以上
×:残存塗膜が94/100以下
エポキシ樹脂(b) : サントートST−3000(東都化成(株)製)
酸化チタン : TIPAQUE CR95(石原産業(株)製)
シランカップリング剤 : SH6040(東レ・ダウコーニング(株)製)
ポリアミン : EPICLON B−053(大日本インキ化学工業(株)製)
なお、比較例5は、下塗塗料と、上塗塗料とを使用して2回に分けて塗装する従来の塗装方法に関するものである。本発明によれば、一回の塗装により、複数回に分けて塗装する場合と同様な優れた塗膜特性を有する塗装を形成することができる。
Claims (6)
- (I)式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕
で示されるオルガノシランの液状部分加水分解縮合物、(93〜99)質量部と、
(II)上記液状部分加水分解縮合物(I)に可溶で、かつ、式(1)、
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕
で示されるオルガノシランの固形状オルガノシラン縮合物、(1〜7)質量部と、
(III)式(1)
R1 nSi(OR2)4-n
〔式中、R1は、炭素数1〜8の有機基であり、R2は、炭素数1〜5のアルキル基であり、nは、1又は2である。〕
で示されるオルガノシラン化合物0〜20質量部、
及び
(IV)エポキシ樹脂、(50〜150)質量部、
を含有することを特徴とする塗料組成物。 - 更に、(V)シランカップリング剤を含有する請求項1に記載の塗料組成物。
- 前記(V)シランカップリング剤が、グリシジル基又はシクロエポキシ基と、ケイ素原子に直接結合している加水分解性基とを有する化合物である請求項1又は2のいずれかに記載の塗料組成物。
- 更に、(VI)無公害防錆顔料を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の塗料組成物。
- 前記(VI)無公害防錆顔料が、リン酸塩又は縮合リン酸塩である請求項1〜4のいずれかに記載の塗料組成物。
- 有効成分量(不揮発分量)が80〜100質量%である請求項1〜5のいずれかに記載の塗料組成物。
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JP5178136B2 (ja) | 2013-04-10 |
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