JP2009080544A - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取引を行うための情報が磁気記録された磁気記録部101と、該取引に関連づけされた情報が記録されたICチップ102とを備えた取引カード10を受け付けて処理するカード処理部8を有する自動取引装置1であって、前記カード処理部8が前記取引カード10の磁気記録部101から磁気記録情報が読み取れないとき、前記ICチップ103より情報を読み取り、該ICチップ103内の情報に基づいて、前記磁気記録情報を復元し、その復元後の磁気記録情報を読み取り、該読み取った磁気記録情報に従って取引を進める。
【選択図】図1
Description
このような課題に対して、ATMにおいてキャッシュカードの磁気ストライプが読み取りできないと判断した場合に、利用者に磁気ストライプの再生を行うか否かを問い、再生が選択された場合には利用者による各情報(暗証番号、生年月日、電話番号)の入力とキャッシュカードのエンボスイメージ情報を取得してホストコンピュータに再生要求の送信を行う。そして、各入力情報及びエンボス情報からホストコンピュータが真カードと判定した場合には、キャッシュカードの磁気ストライプ情報の書替えを行い、明細票と共に再生したキャッシュカードを返却する(例えば、特許文献1)。
このような、ICカードが普及しても、ATM等が全面展開されるまでは磁気ストライプによる取引を行うことになる。この磁気ストライプが読み取れないときに、ICチップから読み取った同一のデータにより磁気ストライプを書き換える技術がある(例えば、特許文献2)。
更に、キャッシュカード上に設けられているエンボス情報(画像)は偽造され易く、このエンボス情報を元に復元することはセキュリティ上の問題もある。
本発明はこのような課題に対してなされたもので、ICチップ内の情報により、まず、磁気ストライプの復元を行い、復元した磁気ストライプからの情報に基づいて取引を続行できるようにする。
また、復元に利用する情報はエンボス情報ではなくICチップからの情報なので、容易に偽造されないのでセキュリティを保つことができるという効果がある。
これらの口座データファイル3a、6aには、利用者の口座番号に対応付けて、預貯金残高情報や取引履歴情報を始め、発行貸与しているキャッシュカードに関する情報(例えば、ICカードであるか否か、磁気復元回数情報など)を格納している。
これらの紙幣入出金部11と硬貨入出金部12には利用者が紙幣と硬貨(以後、両者を併せて「貨幣」とする)を投入又は顧客に貨幣を支払うための接客口が結合されている。なお、接客口には開閉可能なシャッタが設けられていて、貨幣の挿脱を規制している。
16は上位装置であるホストコンピュータ2と回線接続するためのインターフェース部(IF部)である。17が上記の各部を制御する制御部、18は以上の各部に電力を供給する電源部である。
19は利用者を撮影可能な映像取得部であって、利用者の上半身の映像から顔画像や虹彩情報を採取するためのカメラ19aを有する部位である。更には、音声や目視表示による操作案内を行なうための利用者案内部や、ATM1の正面側に配設したプラズマディスプレイにより取引可能な科目表示や各種情報を表示する部位があるが説明は省略する。
図4はカード処理部の概念図であり、紙幣入出金部11の上方で略通帳処理部7の横に併設されている。前述のカード挿入返却口8aに続いて挿入検知センサ81が設けてあり、挿入されるICキャッシュカード10を検出できる。82は磁気情報処理部であって、磁気ヘッド82aを有し、挿入されるICキャッシュカード10に設けられた磁気ストライプ101から磁気記録情報を読み取るものである。
なお、カード基材内のICチップ102や磁気ストライプ101及びエンボスエリア(凸部)103のレイアウトや記録形式等は業界統一仕様により定められて構成されている。
また、取引科目としては「出金取引」として、本動作フローチャートにおける説明ではICキャッシュカード内の情報から利用者の口座を確定するまでとし、暗証番号や出金金額の入力操作等は省略する。なお、Sは各動作のステップを表わす。
S2:ここで、磁気ストライプ101より磁気記録情報としての金融機関毎の識別コードや口座番号等が読み取れた場合には、暗証番号の入力操作誘導となる。この読取処理において、例えば磁気ストライプ101の一部が消磁されていると磁気記録情報の一部が読み取れず、金融機関コードや利用者の口座番号が判読できないことになる。この場合には所定回数のリトライ動作を実行して再読み取りを行なうが、結果として再度判読できないことになる。
また、制御部17は磁気ヘッド82aより磁気記録情報の一部も検出できないとき、即ち、読取データが存在しない時にはカードの挿入方向の間違いや他のカード類が挿入された可能性ありとして、当該カードを排出すると共に図6(a)に示すような表示を接客部13に行う。
S4:制御部17は読み取った2ブロックの画像を合成、そして画像解析を行う。
例えばエンボスエリア103に存在する銀行番号や口座番号等の文字認識、更には、カード基材内のICチップ102の存在する位置に該ICチップと認められる画素情報が存在するか否かを解析し、予め定めたICチップ画像情報とのパターン照合を行う。
なお、ステップS4において、エンボスエリア103およびICチップ無しのときには、ICキャッシュカードではないカードの可能性があるので、そのカードをカード挿入返却口8aから排出する。このときも、図6(a)に示すようなガイダンスを表示する。
S8:搬送ローラ85aを回転させてICキャッシュカード10を磁気情報処理部82まで搬送すると共に、ICチップ102から入手した情報に基づいて、磁気ストライプ101に記録する磁気記録情報を生成する。
このときには、図6(b)で示した、矢印枠で囲まれた「復元」表示が太枠表示に切り替わる。
なお、復元のための磁気記録情報の復元が終了したら、再度読取動作を行うことで、復元できたか否か判断する。このとき通常の状態で磁気ヘッド82aが出力する読取レベルの閾値よりも厳しく良否チェックすることで、以降の読取不良率の削減を行う。
以降の暗証番号の入力や出金額の入力等は従来の処理と同様であるので説明は省略するが、制御部17は、磁気記録情報の復元処理が終了したことを、記憶部15に格納した口座番号情報と共にホストコンピュータ2に通知する。ホストコンピュータ2では記憶装置3内に格納されている口座データファイル3a内の顧客情報に「カード磁気復元」を記録する。
まず、制御部17はIF部16を介してホストコンピュータ2に「他行カード」である旨を通知する。具体的には、(1)磁気読取不良であること、(2)ICチップよりの情報に基づいて取引を実行してもよいか、(3)磁気記録情報の復元をしてもよいかを金融機関コード情報とともに通知することになる。
これらの情報を受信したホストコンピュータ2は金融機関コード情報から当該金融機関のホストコンピュータ(ここでは、説明の都合上、ホストコンピュータ5とする)に口座番号情報等と共に、前記(1)〜(3)の問合せを行う。なお、事前に他の金融機関から、磁気記録情報の読取不良である場合にはICチップ102よる取引、当該情報に基づいて磁気記録情報の復元許可がある場合、又は、復元不許可の指定がある場合には、ホストコンピュータ5への問合せは行わない。
なお、エンボス情報のみではセキュリテイ上の問題もあるので、暗証番号の入力や生体認証等による本人確認を併用して更なる確認を行うようにしても良い。
以上の処理が終了すると、制御部17は記憶部15に格納した口座番号等の情報を消去する。
図6は本発明の操作画面例を示す説明図であり、図6(a)は、挿入されたカードにより取引を進めることができない時に接客部13に表示する画面例131であり、カードの挿入方向を確かめるように利用者を誘導するものである。図6(b)は、磁気ストライプの復元処理ステップを処理段階に応じて明示する画面例132で、図示するように処理が進むと右側に強調表示枠が遷移する。133は中止ボタンであって、利用者の判断で押下されると、進行している処理を中止し、図示しない誘導画面に移行する。図6(c)は、現在取引を行っているATMの設置場所から本カードの処理(例えば窓口での復元)を取り扱う金融機関までを案内する画面例134であり、地図表示135している。136は確認ボタンであり、このボタンが押下されると初期画面に戻る。
なお。この地図情報は、カード発行・管理側の金融機関から受信するように説明したが、ATM内の記憶部15に保有してもよい。
更に、近時多用され始めた非接触式ICキャッシュカードの場合には、IC読取部を非接触式IC読取兼用タイプとして、磁気読取不良となった時点で非接触式IC読取部に搬送して、情報の読み取りを行っても良い。
2 ホストコンピュータ(上位装置)
3 記憶装置
8 カード処理部
8a カード挿入返却口
13 接客部
14 接近検知器
82 磁気情報処理部
83 エンボス読取部
84 IC読取部
85 搬送路
10 ICキャッシュカード(取引カード)
101 磁気ストライプ
103 ICチップ
104 表面画像読取エリア
Claims (6)
- 取引を行うための情報が磁気記録された磁気記録部と、該取引に関連づけされた情報が記録されたICチップとを備えた取引カードを受け付けて処理するカード処理部を有する自動取引装置であって、
前記カード処理部が前記取引カードの磁気記録部から磁気記録情報が読み取れないとき、
前記ICチップより情報を読み取り、該ICチップ内の情報に基づいて、前記磁気記録情報を復元し、
その復元後の磁気記録情報を読み取り、該読み取った磁気記録情報に従って取引を進める制御部を有することを特徴とする自動取引装置。 - 前記磁気記録情報の一部でも読み取れたか否かで復元処理の可否判断する請求項1記載の自動取引装置。
- 前記磁気記録情報が全く読めない時は受け付けた取引カードを返却し、再操作を誘導する請求項1記載の自動取引装置。
- カード基材内にICチップが存在するか否かをカード表面画像から判断する請求項1記載の自動取引装置。
- カード基材内にICチップが存在するか否かを金属検出手段により判断する請求項1記載の自動取引装置。
- 請求項1記載の自動取引装置と、
該自動取引装置で取引するための磁気記録情報を記録すると共に電子情報をICチップに格納した取引カードに関する情報を記憶,管理する上位装置とを回線接続した自動取引システムであって、
前記自動取引装置が前記磁気記録情報を読み取れないとき、
前記上位装置に前記ICチップからの情報を送信し、
該上位装置から復元可否またはおよび復元すべき情報を受信して、前記取引カードに対する処置を決定する自動取引システム。
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