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JP2009074433A - ポンプ - Google Patents

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JP2009074433A JP2007243789A JP2007243789A JP2009074433A JP 2009074433 A JP2009074433 A JP 2009074433A JP 2007243789 A JP2007243789 A JP 2007243789A JP 2007243789 A JP2007243789 A JP 2007243789A JP 2009074433 A JP2009074433 A JP 2009074433A
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孝文 関
Toshiharu Hashimoto
俊治 橋本
Masaaki Nishikata
政昭 西方
Shinji Suematsu
真二 末松
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Abstract

【課題】ポンプ効率の向上及びポンプの小型化を図ることのできるポンプを提供する。
【解決手段】液体を吸排する羽根車1と、吸入口2及び吐出口3を有したポンプケース4と、羽根車1を回転自在に収容させるポンプ室5を前記ポンプケース4と対をなして形成する分離板6と、羽根車1を回転駆動させるマグネット7を有したロータ8と、ロータ8に回転駆動力を伝達する爪磁極9を有したステータ10と、を備えたクローポール型モータを駆動源とするポンプであって、ステータ10全体をモールド樹脂40で被覆した構造とする。ステータ10全体をモールド樹脂40で被覆することで、モータの熱及び液体の熱を、このモールド樹脂40で逃がすことができ、モータ効率を高めることが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、クローポール型モータを使用したポンプに関し、詳細には、ポンプ効率及びポンプの小型化技術に関する。
例えば、液体を吸排するポンプには、羽根車を回転駆動させるモータとして爪磁極を有したクローポール型モータを使用したものが知られている(例えば特許文献1など参照)。クローポール型モータは、構造が単純であることから生産性が良く、しかも製造コストも低く抑えることができるという利点を有している。
通常、ポンプは、液体を吸排する羽根車と、吸入口及び吐出口を有したポンプケースと、羽根車を回転自在に収容させるポンプ室を前記ポンプケースと対をなして形成する分離板と、羽根車を回転駆動させるマグネットを有したロータと、ロータに回転駆動力を伝達する爪磁極を有したステータとを備え、前記分離板にて前記ロータと前記ステータとを水密状態に分離した構造となっている。
特表2003−505648号公報
ところで、この種のポンプにおいては、液体の吸排能力(ポンプ効率)の更なる向上が求められると共に、より一層の小型化が求められている。
そこで、本発明は、ポンプ効率の向上及びポンプの小型化を図ることのできるポンプを提供することを目的とする。
クローポール型モータを駆動源とするポンプにおいて、ポンプ効率の向上及びポンプの小型化を図るためには、ステータ全体をモールド樹脂で被覆するか、又は、ステータを圧粉鉄心で構成する。
本発明のポンプによれば、ステータ全体をモールド樹脂で被覆することで、吸入口よりポンプ室内に吸い込んだ液体の熱及びモータ(ロータ及びステータ)が発生する熱を、このモールド樹脂を介して逃がすことができ、それによりポンプ効率を向上させることができる。また、本発明のポンプによれば、モールド樹脂が熱を逃がす作用をするので、新たに冷却装置を設置する必要が無くポンプ自体の小型化も実現できる。
また、本発明のポンプによれば、ステータを圧粉鉄心で構成することで、渦電流の発生を抑制することができるため、電流損失の減少によりポンプ効率を向上させることができる。また、本発明のポンプによれば、圧粉鉄心でステータを構成しているので、ステータ自体の厚みを薄でき、それによりポンプ自体の小型化も実現できる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「第1実施形態」
図1は第1実施形態のポンプの斜視図、図2は図1のA−A線断面図である。
第1実施形態のポンプは、液体を吸排する羽根車1と、液体を吸排させる吸入口2及び吐出口3を有したポンプケース4と、羽根車1を回転自在に収容させるポンプ室5を前記ポンプケース4と対をなして形成する分離板6と、羽根車1を回転駆動させるマグネット7を有したロータ8と、ロータ8に回転駆動力を伝達する爪磁極9を有したステータ10と、ステータ10で発生させた磁界を制御する制御基板11と、を備えたクローポール型モータを駆動源としている。
そして、この第1実施形態のポンプは、分離板6を挟んで外側にロータ8を配置し且つ内側にステータ10を配置した、いわゆるアウター型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプ構造となっている。
ポンプ室5は、天面中央に開口された吸入口2と側壁に設けられた吐出口3とを有したポンプケース4に、ロータ8とステータ10を水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する分離板6が結合されることにより形成されている。なお、ポンプケース4と分離板6の結合部分には、ポンプ部とモータ部を水密状態に仕切るために図示を省略するシール部材を介在させている。
羽根車1は、ポンプ室5に設けられた固定軸12に対し軸受け部13を介して回転自在に支承されている。かかる羽根車1は、固定軸12を中心に回転することにより、吸入口2からポンプ室5内へと吸い込んだ液体に遠心力を与えて吐出口3からポンプ外へと排出する。この羽根車1で吸排される液体は、例えば80℃程度の温水とされる。なお、軸受け部13の上部には、受板45が設けられている。
ロータ8は、羽根車1に一体的に設けられた円筒体として形成され、その円筒部の内壁に磁気回路(磁束)を構成するマグネット7を設けている。マグネット7と分離板6との間には、ロータ8の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。
ステータ10は、円筒体をなすロータ8の内側に分離板6を挟んで対向配置されている。かかるステータ10は、複数個の爪磁極(クローポール)9を有した鉄心に絶縁板14を介して環状コイル(巻線)15を配置させた構成とされている。なお、ステータ10と分離板6を面接触状態で接触させてもよい。そして、ステータ10は、例えば不飽和ポリエステルなどからなるモールド樹脂40でその全体が被覆されている。
このクローポール型のステータ10では、環状コイル15に通電することで発生した磁界を、爪磁極9からロータ8へと効率良く伝達することができる。
制御板11は、ステータ10の背面に設けられており、図示を省略した位置検出部からの信号を受けて環状コイル15で発生した磁界を制御する。そして、この制御板11は、前記したステータ10と共にモールド樹脂40で被覆されている。
このように構成されたポンプにおいては、環状コイル15への通電により発生する磁界が爪磁極9からマグネット7へと伝達されることにより該マグネット7が吸引反発することで、前記ロータ8と一体的に設けられた羽根車1が、前記固定軸12を中心として回転する。そして、この羽根車1の回転に伴いポンプ作用が発生し、液体が吸入口2よりポンプ室5内へと吸込まれ、このポンプ室5内で加圧されて周囲方向へ圧送された液体は吐出口3からポンプ外へと吐出される。
ステータ10は、環状コイル15への通電により発熱しており、羽根車1で吸排する液体は、前記したように80℃程度の温水であるため、モータが熱くなり吸排効率(モータ効率)が低下する。しかしながら、本実施形態では、ステータ全体をモールド樹脂40で被覆しているので、モータの熱及び液体の熱をこのモールド樹脂40を介してモータ外へと逃がすことができる。したがって、本実施形態のポンプによれば、新たな冷却装置を使用することなく、モータを冷却することが可能となり、モータ効率を向上させることができ且つモータの小型化も図れる。
また、本実施形態のポンプでは、ステータ10全体をモールド樹脂40で被覆しているので、このモールド樹脂40によってステータ10を保護することができると共に強度も高めることができる。
また、本実施形態のポンプでは、羽根車1が回転すると、ポンプ室5は内圧が高まることから、その圧力が分離板6に作用する。通常、この圧力に対抗出来るだけの耐圧を確保するために分離板6の厚みを厚くするが、そうするとモータが大型化してしまう。そこで、分離板6にステータ10を面接触状態で接触させた構造とすれば、分離板6に作用した圧力をステータ10で受け止めて軽減することができる。これにより、本実施形態のポンプでは、分離板6の厚みを厚くすることなくポンプの耐水圧を高めることができる。また、本実施形態のポンプでは、分離板6の厚みを薄くできることから材料費も低減可能となる。
「第2実施形態」
第2実施形態のポンプは、ステータ10を圧粉鉄心で構成した例である。その他のポンプ構造は、ステータ10をモールド樹脂40で被覆する構成を除いた以外は、第1実施形態で説明したアウター型ロータ構造のポンプと同一である。第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみ説明し、共通部分に関してはその説明を省略するものとする。
図3は第2実施形態のポンプの断面図である。第2実施形態のポンプでは、金型のキャビティー内に磁性粉を充填し圧縮することにより成形した圧粉鉄心からなるステータ10を使用している。圧粉鉄心は、鉄粉個々の表面を無機絶縁皮膜でコーティングし、粒子間を樹脂でバインドした構造とされたもので、高周波での鉄損失が低く(渦電流損失が低く)、また飽和磁束密度が大きくしかも耐熱性に優れるという利点を備えている。
このように、第2実施形態のポンプでは、ステータ10を圧粉鉄心で構成しているので、これまでステータ10に使用されて来た電磁鋼板やフェライトでは満足出来ない数百kHzの高周波数域で使用することができる他、従来同等の性能でより小型化される。
「第3実施形態」
第3実施形態のポンプは、第1実施形態に第2実施形態を組み合わせたポンプ構造の例である。この第3実施形態のポンプ構造は、第1実施形態で示した図1及び図2と同一であるが、ステータ10全体をモールド樹脂40で被覆した構造(第1実施形態の構造)に、ステータ10を圧粉鉄心で構成した構造(第2実施形態の構造)を合体させたものとしている。
第3実施形態のポンプによれば、第1実施形態の効果に加えて第2実施形態の効果も備えるため、モータの熱及び液体の熱を効率良く逃がしてモータ効率を高めることが出来ると共にポンプを小型化することができ、加えて高周波数域での使用が可能となる。
また、第3実施形態のポンプによれば、圧粉鉄心からなるステータ10は強度的に脆いが、モールド樹脂40でステータ10全体を被覆することで、ステータ10を外力から保護することができる。
「第4実施形態」
第4実施形態のポンプは、ステータ全体をモールド樹脂40で被覆した構造に加えて、分離板6もモールド樹脂40で被覆したポンプ構造の例である。その他のポンプ構造は、第1実施形態で説明したアウター型ロータ構造のポンプと同一である。第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみ説明し、共通部分に関してはその説明を省略するものとする。
図4は第4実施形態のポンプの断面図である。第4実施形態のポンプでは、ステータ10全体をモールド樹脂40で被覆した構造(第1実施形態の構造)に加えて、分離板6全体をモールド樹脂40で被覆した構造としている。
このように、第4実施形態のポンプでは、第1実施形態の効果に加えて、分離板6全体もモールド樹脂40で被覆されているので、分離板6とモールド樹脂40との接触面積が増えることからこの分離板6を通して伝達されるモータの熱及び液体の熱をより一層放熱させることができる。したがって、第4実施形態のポンプによれば、更なるモータ効率を高めることができる。
なお、通常、この種のポンプでは、図5に示すようにモータ駆動方式は回転子にマグネット7を使用し、磁極をホールセンサ41で検知して電流を流すタイミングを制御している。この例のように、ホールセンサ41を使用すれば、ポンプ自体の大きさが大型化してしまう。そこで、マグネット7からの磁極を電流波形から察知することでホールセンサ41を不要とする。マグネット7からの磁極を電流波形から察知することに関しては、この第4実施形態のポンプだけでなく第1、第2及び第3実施形態のポンプの全てに適用できる。こうすることで、ホールセンサ41をロータ8の近傍に設置する必要がなくなるため、ポンプ自体を小型化することが可能となる。
「第5実施形態」
第5実施形態のポンプは、分離板を挟んで内側にロータを配置し且つ外側にステータを配置したインナー型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプである。図6は第5実施形態のポンプの断面図である。
第5実施形態のポンプは、液体を吸排する羽根車21と、液体を吸排させる吸入口22及び吐出口23を有したポンプケース24と、羽根車21を回転自在に収容させるポンプ室25を前記ポンプケース24と対をなして形成する分離板26と、羽根車21を回転駆動させるマグネット27を有したロータ28と、ロータ28に回転駆動力を伝達する爪磁極(図示は省略する)を有したステータ30と、ステータ30で発生させた磁界を制御する制御基板31と、を備えたクローポール型モータを駆動源としている。
そして、この第5実施形態のポンプは、分離板26を挟んで内側にロータ28を配置し且つ外側にステータ30を配置した、いわゆるインナー型ロータ構造のクローポール型モータを駆動源としたポンプ構造となっている。
ポンプ室25は、天面中央に開口された吸入口22と側壁に設けられた吐出口23とを有したポンプケース24に、ロータ28とステータ30を水密状態に分離(ポンプ部とモータ部を分離)する分離板26が結合されることにより形成されている。なお、ポンプケース24と分離板26の結合部分には、ポンプ部とモータ部を水密状態に仕切るためにシール部材29を介在させている。
ロータ28は、羽根車21に一体的に設けられた円筒体として形成され、その円筒部の外壁に磁気回路(磁束)を構成するマグネット27を設けている。かかるロータ28は、ポンプケース24に設けられた軸支え部32と分離板26に設けられた軸支え部33に各端部を挿入嵌合させた固定軸34に対して、軸受け部35を介して回転自在に支承されている。固定軸34は、その両端側に取り付けられた回り止め板36、37により回転不可能とされている。なお、マグネット27と分離板26との間には、ロータ28の回転時に接触しない程度の隙間(クリアランス)が確保されている。
羽根車21は、ロータ28と一体化されていることから固定軸34を中心に回転し、吸入口22からポンプ室25内へと吸い込んだ液体に遠心力を与えて吐出口23からポンプ外へと排出する。
ステータ30は、ロータ28の外側に分離板26を挟んで対向配置されている。かかるステータ30は、複数個の爪磁極(クローポール)を有した鉄心に絶縁板(図示は省略する)を介してコイル(巻線)38を配置させた構成とされている。なお、ステータ30と分離板26を面接触状態で接触させてもよい。このクローポール型のステータ30では、コイル38に通電することで発生した磁界を、爪磁極からロータ28へと効率良く伝達することができる。
制御板11は、分離板26の背面に設けられており、位置検出センサである位置検出部39からの信号を受けてコイル38で発生した磁界を制御する。そして、ステータ30と制御板31を含めた分離板26は、例えば不飽和ポリエステルなどからなるモールド樹脂40でその全体が被覆されている。
このように構成されたポンプにおいては、コイル38への通電により発生する磁界が爪磁極からマグネット27へと伝達されることにより該マグネット27が吸引反発することで、前記ロータ28と一体的に設けられた羽根車21が、前記固定軸34を中心として回転する。そして、この羽根車21の回転に伴いポンプ作用が発生し、液体が吸入口22よりポンプ室25内へと吸込まれ、このポンプ室25内で加圧され周囲方向へ圧送された液体は吐出口23からポンプ外へと吐出される。
この第5実施形態のポンプでは、インナー型ロータ構造のクローポール型モータの全体をモールド樹脂40で被覆しているので、モータの熱及び液体の熱をこのモールド樹脂40を介してモータ外へと逃がすことができ、新たな冷却装置を使用することなく、モータを冷却できる。したがって、モータ効率を向上させることができ且つモータの小型化も図れる。
また、本実施形態のポンプでは、ポンプケース4を除く部位全てをモールド樹脂40で被覆した構造であるから制御板31を含めたモータ部全体をこのモールド樹脂40で保護することができると共に強度も高めることができる。
また、第5実施形態のポンプでは、羽根車21が回転すると、ポンプ室25は内圧が高まることから、その圧力が分離板26に作用する。そこで、分離板26にステータ30を面接触状態で接触させた構造にすれば、分離板26に作用した圧力をステータ30で受け止めて軽減することができる。これにより、本実施形態のポンプでは、分離板26の厚みを厚くすることなくポンプの耐水圧を高めることができる。また、本実施形態のポンプでは、分離板26の厚みを薄くできることから材料費も低減可能となる。
なお、この第5実施形態のポンプ構造において、第2実施形態のようにステータ30を圧粉鉄心で構成しても良い。または、この第5実施形態のポンプにおいて、モールド樹脂40による被覆をせずに、ステータ30を圧粉鉄心で構成したポンプ構造としてもよい。
図1は第1実施形態のポンプの斜視図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 図3は第2実施形態のポンプの断面図である。 図4は第4実施形態のポンプの断面図である。 図5はホールセンサで磁極を検知する構成の従来ポンプの断面図である。 図6は第5実施形態のポンプの断面図である。
符号の説明
1、21…羽根車
2、22…吸入口
3、23…吐出口
4、24…ポンプケース
5、25…ポンプ室
6、26…分離板
7、27…マグネット
8、28…ロータ
9…爪磁極
10、30…ステータ
11、31…制御基板
15…環状コイル
38…コイル
40…モールド樹脂
45…受板

Claims (5)

  1. 液体を吸排する羽根車と、
    前記液体を吸排させる吸入口及び吐出口を有したポンプケースと、
    前記羽根車を回転自在に収容させるポンプ室を前記ポンプケースと対をなして形成する分離板と、
    前記羽根車を回転駆動させるマグネットを有したロータと、
    前記ロータに回転駆動力を伝達する爪磁極を有したステータと、を備えたクローポール型モータを駆動源とするポンプであって、
    少なくとも前記ステータ全体をモールド樹脂で被覆した
    ことを特徴とするポンプ。
  2. 液体を吸排する羽根車と、
    前記液体を吸排させる吸入口及び吐出口を有したポンプケースと、
    前記羽根車を回転自在に収容させるポンプ室を前記ポンプケースと対をなして形成する分離板と、
    前記羽根車を回転駆動させるマグネットを有したロータと、
    前記ロータに回転駆動力を伝達する爪磁極を有したステータと、を備えたクローポール型モータを駆動源とするポンプであって、
    前記ステータを、磁性粉を圧縮して成形した圧粉鉄心で構成した
    ことを特徴とするポンプ。
  3. 請求項1に記載のポンプであって、
    前記ステータを、磁性粉を圧縮して成形した圧粉鉄心で構成した
    ことを特徴とするポンプ。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のポンプであって、
    前記クローポール型モータは、前記分離板を挟んで外側にロータを配置し且つ内側にステータを配置したアウター型ロータ構造である
    ことを特徴とするポンプ。
  5. 請求項1から請求項3の何れかに記載のポンプであって、
    前記クローポール型モータは、前記分離板を挟んで内側にロータを配置し且つ外側にステータを配置したインナー型ロータ構造である
    ことを特徴とするポンプ。
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