JP2009072522A - マスク補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクを長時間掛け続けると息苦しくなってくる。
【解決手段】
鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成していることを特徴とするマスク補助具である。取り扱いは簡単で、マスク(1)の内側にマスク補助具(A)を挟みそのままマスクを押さえ、マスク紐(2)を耳に掛けて使用する。使用中は直接マスク布が鼻に当たらないので、長時間マスクを取り付けていても息苦しさを感じない生活を送ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】
鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成していることを特徴とするマスク補助具である。取り扱いは簡単で、マスク(1)の内側にマスク補助具(A)を挟みそのままマスクを押さえ、マスク紐(2)を耳に掛けて使用する。使用中は直接マスク布が鼻に当たらないので、長時間マスクを取り付けていても息苦しさを感じない生活を送ることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マスクの機能を高める、マスクの補助具に関する。
従来より、鼻と口を覆うタイプのマスクが販売使用されている。これらの従来のマスクは、ガーゼの密度を高めたり、薄くした不織布(ポリプロピレン)を使用して、花粉や風邪のウイルスの飛沫をカットしつつも、息苦しさを解消するために通気性を高めたマスク、更には、マスク自体を尖がり帽子の形態にして、息苦しさを解消したマスクが販売されている。または、特開2002−000748号のマスク補助具のように鼻部を筒状の補助具で覆い鼻とマスクの間に空間を設けるタイプのものも開発されている。
特開2006−217936号公報
特開2004−344387号公報
特開2004−000748号公報
特願2003−144631号公報
平面型のマスクにおいては、直接顔面に接触するので接触の不快感がありました。女性では口紅がマスクに付着しました。又、マスクを使用しているのに鼻の部分だけを外部に出している人を見かけます、聞いてみるとマスクを長時間すること、息苦しいので鼻を出して呼吸をしているとのことです。これからの時代マスクを長時間取付けての生活が増えてくると思います。又、眼鏡を付けて運転する時、マスクの上端部より息の湿気が眼鏡に付着して曇って視界が悪くなり運転に支障をきたしました。この発明は上記のような欠点を無くすマスク補助具を提供するものである。
発明者は、上記目的達成のため、いろいろ考察した。そして、図1に示すマスク補助具を開発し、図6で示すマスク補助具をマスクの内側に取り付けて、ジョギングを実施したところ、マスク補助具内に滞留している空気が何の抵抗もなく肺に入り楽に呼吸ができました。発明者は、この事実を基にして、更に研究を重ねた結果この発明を完成する事ができた。この発明に係るマスク補助具は、前記課題を解決したものであって次のようなものである、すなわち、鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成していることを特徴とするマスク補助具であるので、長時間マスクを取り付けていても息苦しくなく生活ができる。又、ドーム体はメッシュ状で形成しているが、形状としてはどのような形状でも良い、呼吸が出きる通気性があれば良い。
さらに、本願第2の発明の構成は、請求項2記載のとおりである。上記第2の発明の構成に係るマスク補助具は、本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことを特徴とする請求項1記載のマスク補助具であるので、直接皮膚に当てもフィットし違和感がない。又、スポンジ(14)の取り付け部分は、ドーム体の基礎(13)の円環の全体でも、円環の一部分でも良い。
さらに、本願第3の発明の構成は、請求項3記載のとおりである。上記第3の発明の構成に係るマスク補助具は、鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型をしている、ドームの上部は板(15)で形成し、ドームの中部と下部はメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成していることを特徴とするマスク補助具であるので、呼気の熱気による眼鏡の曇りを防ぐ。
さらに、本願第4の発明の構成は、請求項4記載のとおりである。上記第4の発明の構成に係るマスク補助具は、本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことを特徴とする請求項3記載のマスク補助具であるので、マスク補助具をマスクの内側に取り付けた時、スポンジ(14)が顔にフィットするので、基礎(13)底部隙間よりの熱気の上昇を防ぐ。又、スポンジ(14)の取り付け部分は、基礎(13)の円環の全体でも、円環の一部分でも良い。
さらに、本願第5の発明の構成は、請求項5記載のとおりである。上記第5の発明の構成に係るマスク補助具は、鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成している、さらに、ドーム型の基礎(13)上端部分に平板(16)を接合した後、本体(11)と間隔を開け前方から下方向に平板(16)を湾曲せしめたことを特徴とするマスク補助具であるので、呼気の熱気による眼鏡の曇りを防ぎ、安定した呼吸量を確保できる。
さらに、本願第6の発明の構成は、請求項6記載のとおりである。上記第6の発明の構成に係るマスク補助具は、本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことを特徴とする請求項5記載のマスク補助具であるので、マスク補助具をマスクの内側に取り付けた時、スポンジ(14)が顔にフィットすることにより、基礎(13)底部隙間よりの熱気の上昇を防ぐ。又、弾力性スポンジ(14)の取り付け部分は、基礎(13)の円環の全体でも、円環の一部分でも良い。
さらに、本願第7の発明の構成は、請求項7記載のとおりである。上記第7の発明の構成に係るマスク補助具は、ドーム型のメッシュ形状(12)の枠に雄ホック(17)を設け、マスク布を介して雌ホック(18)を嵌合することにより、マスクに本体(11)を持着することを特徴とする、請求項1〜請求項6記載のマスク補助具であるので、マスク補助具を取り付けた時の、ズレ、落下を防ぐ。又、雄、雌ホックは単体で数ヶ所設けても、帯状にして数ヶ所設けても良い、更に、メッシュ形状(12)部分に雄ホックを設けているが、雌ホックと反対でも良い。
本願の第1の発明に係るマスク補助具は、マスクの内側にマスク補助具を挟んで耳に掛ひもを掛け渡して使用する、マスク補助具を挟むことによりマスクがドーム形状なるので、平面型のマスクでも直接顔全体に接触しないので不快感がない、又、女性においては口紅がマスクに付着するのを防ぐ。又、息苦しさの原因として、鼻から入ってくる空気のほとんどは、鼻穴の周りのガーゼ部分である。マスク補助具をとりつけることにより、マスク全体から空気が入ってくるので抵抗感が少ない、そのことにより長時間マスクを掛けっぱなしでも容易に呼吸できるマスク補助具を提供するものである。
さらに、本願第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことにより顔に当たる違和感の緩和、及び基礎(13)底部と肌の隙間よりの外気の浸入を防ぐことが出来る、マスク補助具を提供するものである。
さらに、本願第3の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型をしている、ドームの上部は板(15)で形成し、ドームの中部と下部はメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成することにより、呼吸の度に発性する熱気の上昇を妨げることが出来るので、眼鏡の曇りを防ぐマスク補助具を提供するものである。
さらに、本願第4の発明によれば、上記第3の発明の効果に加え、本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設することにより顔に当たる違和感の緩和、基礎(13)底部と肌の隙間よりの熱気の上昇を完全に抑えることができるので、漏れによる熱気の影響がないマスク補助具を提供するものである。
さらに、本願第5の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成している、さらに、ドーム型の基礎(13)上端部分に平板(16)を接合した後、本体(11)と間隔を開け前方から下方向に平板(16)を湾曲せしめたことにより呼吸の度に発性する熱気の上昇を妨げることが出来、又、メッシュ形状(12)の吸引面積も大きくとれて眼鏡の曇りを防ぐマスク補助具を提供するものである。
さらに、本願第6の発明によれば、上記第5の発明の効果に加え、本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設することにより顔に当たる違和感の緩和、基礎(13)底部と肌の隙間よりの熱気の上昇を完全に抑えることができるので、漏れによる熱気の影響がないマスク補助具を提供するものである。
さらに、本願第7の発明によれば、上記第1〜第6の効果に加え、ドーム型のメッシュ形状(12)の枠に雄ホック(17)を設け、マスク布を介して雌ホック(18)を嵌合することにより、マスクに本体(11)を持着する。そのことによりマスク補助具のズレ、落下を防ぎ、又、持着することによりマスクの形状を保ち、皺を防ぐ。さらに、雌ホックに色々なデザインを用いると面白い、例えば、マスクに天道虫が止まっているかのようなデザイン。さらに、アスクの形状保持のため、数個の雌ホックを帯状にすることにより、ジャバラ状のマスクの形状変化を抑えることができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
以下、本願発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。図1、図2は第1の実施の形態の斜視図を示す。図1では、マスク補助具(A)の斜め前方よりの斜視図を示し、図2では、マスク補助具(A)を顔面に取り付けたところの斜め前方よりの斜視図を示す。第1図で示す通り、本体(11)はドーム形状に形成している。基礎(13)の部分は、蒲鉾型で細長く円環状に形成し起伏の多い顔面に合うように凹凸に曲成している。蒲鉾型の天場に何本かの棒を湾曲せしめて基礎(13)に固定してドーム状に形成している。
図3は、本願発明の第2の実施の形態でマスク補助具(B)の斜め前方よりの斜視図を示す。図3では、基礎(13)の蒲鉾型で細長く形成した円環状の底部にスポンジ(14)を貼設している。
図4は、本願発明の第3の実施の形態でマスク補助具(C)の斜め前方よりの斜視図を
示す。図4では、本体(11)を構成しているメッシュ形状(12)の上部部分を埋め込んで板(15)にしている。埋め込んで板にする所としては、目と鼻の間に位置しているメッシュ(12)部分である。板(15)にすることにより吐く息の熱気が上昇して、眼鏡が曇もるのを防ぐ効果がある。
示す。図4では、本体(11)を構成しているメッシュ形状(12)の上部部分を埋め込んで板(15)にしている。埋め込んで板にする所としては、目と鼻の間に位置しているメッシュ(12)部分である。板(15)にすることにより吐く息の熱気が上昇して、眼鏡が曇もるのを防ぐ効果がある。
図5は、本願発明の第4の実施の形態でマスク補助具(D)の斜め前方よりの斜視図を示す。5図では、基礎(13)の蒲鉾型で細長く形成した円環状の底部にスポンジ(14)を貼設している。
図6は、実施例1〜実施例4までの、マスク補助具(A、B、C、D)を顔に取り付け、その上からマスク(1)を被せ、マスク紐(2)を耳に引っ掛けたところの斜視図である。
図7は、本願発明の第5の実施の形態でマスク補助具(E)の斜め前方よりの斜視図を
示す。図7では、前記記載の本体(11)の上端に平板(16)を接合する、接合した平板(16)は、本体(11)と間隔を空けて前方から下方向に向け湾曲せしめて形成している。
示す。図7では、前記記載の本体(11)の上端に平板(16)を接合する、接合した平板(16)は、本体(11)と間隔を空けて前方から下方向に向け湾曲せしめて形成している。
図8は、本願発明の第6の実施の形態でマスク補助具(F)の斜め前方よりの斜視図を
示す。図8では、前記記載の基礎(13)の蒲鉾型で細長く形成した円環状の底部にスポンジ(14)を貼設している。
示す。図8では、前記記載の基礎(13)の蒲鉾型で細長く形成した円環状の底部にスポンジ(14)を貼設している。
図9は、実施例5、実施例6のマスク補助具(E、F)を顔に取り付け、その上からマスク(1)を被せ、マスク紐(2)を耳に引っ掛けたところの斜視図である。
図10は、本願発明の第7の実施の形態でマスク補助具(A)に雄ホック(17)を設けたところの斜め前方よりの斜視図と雌ホックの斜視図を示す。図10では、ドーム型のメッシュ形状(12)部分に雄ホック(17)を数ヶ所設けており、その横に単体の雌ホック(18)及び数個を集めた帯状の雌ホック(18)を設けている。
図11は、本願発明の第7の実施の形態でマスク(1)の下に、マスク補助具(A、B、C、D)に雄ホック(17)を設けたマスク補助具を仮留し、マスクを介して単体の雌ホック(18)を取り付けた後、マスク紐(2)を耳に引っ掛けたところの斜視図である。
図12は、本願発明の第7の実施の形態でマスク(1)の下に、マスク補助具(A、B、C、D)に雄ホック(17)を設けたマスク補助具を仮留し、マスクを介して数個を集めた帯状の雌ホック(18)を取り付けた後、マスク紐(2)を耳に引っ掛けたところの斜視図である。
図13は、本願発明の第7の実施の形態でマスク(1)の下に、マスク補助具(E、F)に雄ホック(17)を設けたマスク補助具を仮留し、マスクを介して単体の雌ホック(18)を取り付けた後、マスク紐(2)を耳に引っ掛けたところの斜視図である。
図14は、本願発明の第7の実施の形態でマスク(1)の下に、マスク補助具(E、F)に雄ホック(17)を設けたマスク補助具を仮留し、マスクを介して数個を集めた帯状の雌ホック(18)を取り付けた後、マスク紐(2)を耳に引っ掛けたところの斜視図である。
1 マスク
2 マスク紐
11 本体
12 メッシュ形状
13 基礎
14 スポンジ
15 板
16 平板
17 雄ホック
18 雌ホック
A,B,C,D,E,F マスク補助具
2 マスク紐
11 本体
12 メッシュ形状
13 基礎
14 スポンジ
15 板
16 平板
17 雄ホック
18 雌ホック
A,B,C,D,E,F マスク補助具
Claims (7)
- 鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成していることを特徴とするマスク補助具。
- 本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことを特徴とする請求項1記載のマスク補助具。
- 鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型をしている、ドームの上部は板(15)で形成し、ドームの中部と下部はメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成していることを特徴とするマスク補助具。
- 本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことを特徴とする請求項3記載のマスク補助具。
- 鼻と口を覆う大きさの本体(11)、本体(11)はドーム型でメッシュ形状(12)に形成している、ドーム型の基礎(13)にあたる部分は円環状で顔面の凹凸を曲成している、さらに、ドーム型の基礎(13)上端部分に平板(16)を接合した後、本体(11)と間隔を開け前方から下方向に平板(16)を湾曲せしめたことを特徴とするマスク補助具。
- 本体(11)の基礎(13)底部にスポンジ(14)を貼設したことを特徴とする請求項5記載のマスク補助具。
- ドーム型のメッシュ形状(12)の枠に雄ホック(17)を設け、マスク布を介して雌ホック(18)を嵌合することにより、マスクに本体(11)を持着することを特徴とする、請求項1〜請求項6記載のマスク補助具。
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JP2007246668A JP2009072522A (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | マスク補助具 |
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- 2007-09-25 JP JP2007246668A patent/JP2009072522A/ja active Pending
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