JP2009068726A - 加熱炉への鋼材装入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題手段】加熱炉2の前側に設けられたローラーテーブル5上の鋼材1をその先部7cで掬い上げて加熱炉2内に装入するためのアーム7を、加熱炉2に対して前後動及び上下動可能に設け、アーム7の先部7cは、ローラーテーブル5のローラー5b間に位置し、アーム7の下降時はローラー5b上面より下方に位置し、アーム7の後部はローラー5bより反加熱炉側に位置する加熱炉への鋼材装入装置3において、ローラー5bを駆動する駆動軸6をローラー5bの反加熱炉側に設け、アーム7の中間部は駆動軸6の上方に位置し、その先部7cは下方にL字状に屈曲してローラー5b上面より下方に位置可能にした。
【選択図】図1
Description
しかし、前記プッシャー方式では、鋼材の下面の擦り疵が発生し、これが圧延後における圧延製品の品質に悪影響を与えるため、近年においては、チャージャー方式を採用するケースが増加している。
このチャージャー方式について図3、図4を参照しつつ説明する。
図3は加熱炉全体の簡略構成図であり、ローラーテーブル15で搬送されて来た鋼材1を装入装置13で掬い上げた後、前進して加熱炉2の装入口(図示せず)より加熱炉2内に装入する。この鋼材1の装入が完了すると装入装置13は後退した後、下降して待機位置に戻る。一方、加熱炉2内に装入された鋼材1はウォーキングビーム等の搬送装置で順次矢印方向(装入方向)に搬送されて目標温度に加熱され加熱炉2の抽出側に到達する。そして、加熱炉2の抽出側に到達した鋼材1は抽出装置4で掬い上げられて加熱炉2の抽出口(図示せず)より抽出されてローラーテーブル5aに載置され、圧延機(図示せず)に搬送される。
次に、この装入装置13について図4を参照して説明する。
装入装置13はアーム17と、アーム17を加熱炉2に対して前後方向に駆動する前後動駆動機18と、アーム17の先部を上下方向に駆動する上下動駆動機19により構成されている。そして、このアーム17は加熱炉2の幅方向に複数(4〜5本)設けられており、その先部はローラーテーブル15を構成するローラー間に位置している。また、上下動駆動機19は上下動可能な油圧シリンダー機構で、ローラー間に位置しているアーム17の先部を支持し、かつ、その支持部はアーム17が前後方向に移動可能なようにロールを設けた構成としている。アーム17の前後駆動を行う前後動駆動機18は、ピニオン18aと、アーム17に設けられたラック18bを設けた構成となっている。
この様な鋼材を、アームの先端で掬い上げて加熱炉内に装入すると、そのままの状態(態勢)で加熱炉内に存在することになり、前後に装入した鋼材との間で無駄なスペースが生まれて生産性が悪くなる。また、鋼材相互の間隔が狭い部分と広い部分が発生して、加熱効率が悪化する等の問題があった。
このため、本発明はローラーテーブルで搬送されて来た鋼材が斜行していても、特別な設備を設けることなく、しかも、簡単にローラーテーブル上で、鋼材の姿勢を修正して、所定位置に位置させた状態でアームにより掬い上げて加熱炉内に装入することにより、加熱炉における生産性及び加熱効率の悪化を防止する加熱炉への鋼材装入装置を提供することを課題とするものである。
前記ローラーを駆動するための駆動軸を該ローラーの反加熱炉側に設け、前記アームの中間部は前記駆動軸の上方に位置し、該アームの先部は下方にL字状に屈曲して、前記ローラー上面より下方に位置可能にしている。
手段(2)は、手段(1)において、前記アームの中間部の下方へのL字状屈曲する屈曲量は、前記加熱炉に装入する鋼材の最大板厚より大きくしている。
手段(3)は、手段(1)又は(2)において、前記アームを上昇して該アームの先部で鋼材を掬い上げるに際して、前記アームのL字状屈曲部に前記鋼材の側面に押し当てて、該鋼材をローラーテーブルの所定位置にセンターリングすると共にアライニングする。
図中、6はローラーテーブル5を構成するローラー5bの反加熱炉側に設けられて、複数のローラー5bを回転駆動する駆動用伝達軸(駆動軸)である。7はアームであり加熱炉2の幅方向(鋼材1を装入する方向と直交する方向)に渡って4本設置され、各々のアーム7は、その中間部が駆動用伝達軸6の上方に位置し、駆動用伝達軸6より反加熱炉側(図面では左側)では駆動用伝達軸6より高いレベルに位置し、駆動用伝達軸6を過ぎてローラー5bに掛かる位置(図面では右側位置、即ち、駆動用伝達軸6の加熱炉側位置)で下方にL字状に屈曲し、その先部はローラー5b間で、ローラー5bの上端位置より下方に待機できるように構成している。そして、このL字状屈曲部7bの下方への屈曲量Hは鋼材1の板厚(最大板厚)の1.5〜2.5倍程度とすることが好ましく、本施実の形態では対象とする鋼材1の板厚が300mmであることからL字状屈曲部7bの屈曲量Hを600mmとした。
8はアーム7の後部の下部に設けた前後動駆動機であり、各アーム7の下面に設けたラック8bとラック8bと係合するピニオン8aと、各ピニオン8aを連結した回転軸8cと、回転軸8cを回転するために減速機8dを介して設けたモーター8eより構成している。
また、9は駆動用伝達軸6と前後動駆動機8との間に設けた上下動駆動機であり、従来例と同様に油圧シリンダーとロールから構成されている。
その他は従来例と同じであり、ここでは説明を省落する。
(1)加熱炉2の幅方向に沿って設けられたローラーテーブル5で鋼板1が搬送され、加熱炉2の装入口(図示せず)の前側で停止すると、アーム7は図1に示す状態で前後動駆動機8を駆動してアーム7を矢印A方向に(加熱炉2に向けて)900mm移動して、L字状屈曲部7bで鋼材1の側面を加熱炉2側に押すことにより、鋼材1のセンターリングを行うと共にアライニングして鋼材1をローラー5bの所定位置に位置させると共に斜行が無い状態にして加熱炉2に対して平行に位置させる。
(2)次に、各上下動駆動機9を同時に動作して各アーム7を上方に押し上げることにより、各アーム7は各ピニオン8aを支点にして先部7cが上昇してローラーテーブル5上の鋼材1を上方に掬い上げる。
(3)前後動駆動機8を駆動して、先部7cで掬い上げた鋼材1が開放した装入口より加熱炉1内の所定位置に到達するまで、アーム7を前方に移動して停止する。
(4)各上下動駆動機9を動作して各アーム7を降下させて、鋼材1を加熱炉2内のスキッドパイプ(図示せず)上に載置し、各アーム7の先部7cの上面が鋼材1の下面から所定量離間した状態で前記降下を停止する。これにより、鋼材1は、常に、加熱炉2の所定位置で所定の状態になる。
(5)各上下動駆動機9が停止すると前後動駆動機8を駆動して各アーム7を矢印B方向(加熱炉2から離れる方向)に後退させて図1に示す待機位置に停止させて、次の鋼材1の到着を待つ。
Claims (3)
- 加熱炉の装入口の前側に鋼材を搬送するためのローラーテーブルを該加熱炉の幅方向に設け、前記ローラーテーブル上の鋼材をその先部で掬い上げて前記加熱炉内に装入するためのアームを該加熱炉に対して前後動及び上下動可能に設けて、前記アームの先部は、前記ローラーテーブルのローラー間に位置し、かつ、該アームの下降時は該ローラー上面より下方に位置し、該アームの後部は該ローラーより反加熱炉側に位置するようにした加熱炉への鋼材装入装置において、
前記ローラーを駆動するための駆動軸を該ローラーの反加熱炉側に設け、前記アームの中間部は前記駆動軸の上方に位置し、該アームの先部は下方にL字状に屈曲して、前記ローラー上面より下方に位置可能にしたことを特徴とする加熱炉への鋼材装入装置。 - 前記アームの中間部から下方へのL字状に屈曲する屈曲量は、前記加熱炉に装入する鋼材の最大板厚より大きくしたことを特徴とする請求項1記載の加熱炉への鋼材装入装置。
- 前記アームを上昇して該アームの先部で前記鋼材を掬い上げるに際して、前記アームのL字状屈曲部を前記鋼材の側面に押し当てて、該鋼材を前記ローラーテーブルの所定位置にセンターリングすると共にアライニングすることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱炉への鋼材装入装置。
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