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JP2008547163A - マイクロ波プラズマ調理 - Google Patents

マイクロ波プラズマ調理 Download PDF

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Abstract

食材の調理方法が記載されている。この食材は、マイクロ波空洞受け部内におかれ、マイクロ波発生プラズマにさらされる。このような態様においては、前記食材は、香味、食感、外観、風味および味合いを失わずに素早く調理される。
【選択図】図2

Description

[背 景]
本発明は、食材調理装置に関し、さらに詳しくは、食材調理中にプラズマを発生させたマイクロ波を利用する装置に関するものである。
[関連技術の議論]
食材を迅速に調理する技術は、ファーストフード産業ならびに調理された食材産業の両者から要求されている。両者の場合、重要な要素は、調理の速度を上げる一方、香味、食感、風味および出来上がり具合を維持し、新たなものにする点である。
したがって、香味、食感、匂いおよび出来上がり具合がよいものになる迅速な食材調理装置と技術が求められている。
[概 要]
本発明によれば、マイクロ波で発生されたプラズマを利用して食材を調理する方法が提案される。本発明のいくつかの実施例においては、例えば、アルゴンまたは窒素のようなガスがキャビティ内を流れてプラズマを作り、調理領域から酸素と置換する。いくつかの実施例においては、香味料を前記ガスの流れに導入することができる。
強熱されたプラズマに食材をさらすことで、食材を極めて迅速に調理できると共にこれら食材を褐色に色付け、色合いと食感具合を好ましいものにすることができる。さらに、現在では別の技術では実現できない食感(内側がレアの焼き具合で、外側が、かりっとした焼き具合のハンバーグステーキのような)にすることができる。
本発明による調理装置は、マイクロ波空洞受け部を含み、このマイクロ波空洞受け部は、食材をのせる支持部と前記マイクロ波空洞受け部に接続のマイクロ波発生源を含み、この構成においては、前記マイクロ波空洞受け部内にマイクロ波プラズマが発生し、前記支持部にのせた食材を調理するようになっている。
本発明による食材の調理方法は、前記食材を空洞受け部内に取り付けた支持部におき、前記マイクロ波空洞受け部内にガス流を流し、マイクロ波パワーを前記マイクロ波空洞受け部へ作用させ、プラズマで前記食材を調理し、調理された食材を前記マイクロ波空洞受け部から取り出す。
以下の図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施例を以下にさらに説明する。
[詳細な記述]
図1は、本発明のいくつかの実施例による食材をマイクロ波プラズマで調理するための調理チャンバ(またはオーブン)を示す。図1に示すように、調理チャンバ100は、内部に食材110がおかれる空洞受け部106とチャンバ105を含む。空洞受け部106は、前記チャンバ105内に配置され、所定位置に固定される。マイクロ波エネルギーは、波長管104を介してチャンバ内に導入される。マグネトロン103が電源102で入力される。図1に示すように、チャンバ105は、カバー107で簡単にシールできるようになっている。ガス管108と排気ポート109が調理チャンバ100に連結されている。
実用の際には、食材110を空洞受け部106内に配置し、カバー107で前記チャンバ105を封止する。波長管104を経て導入されたマイクロ波は、食材110を調理すると共に空洞受け部106内にプラズマを発生させ、食材110を調理するようになっている。マイクロ波プラズマの発生については、2003年5月7日にSatyendra Kumarh他により出願の米国特許出願10/430,426号 ”プラズマ触媒”に詳しく説明されており、この記載全部をここに参考文献として組み入れる。また別に、プラズマは、いくつかの別の方法、例えば、出力が十分に高いマイクロ波エネルギー(CWまたはパルス化)、共鳴フィールド増幅(シングルモード共鳴子におけるような)、鋭く尖った金属チップ、外部スパークまたは他の方法により発生させることができる。
調理チャンバ100の一例として、該調理チャンバの部品類を示す。いくつかの実施例においては、業務用プラズマ調理チャンバは、通常のマイクロ波オーブンに似た態様のもので、カバ−107が開閉ドアになっていて、排気管109は、さらに多くのものがつけられていて、ガス管108も同様に多数存在する構成になっている。
図2は、プラズマで覆う方法を用いて食材110を調理するマイクロ波チャンバ内の空洞受け部106を示す。いくつかの実施例においては、空洞受け部106は、円筒形のセラミックまたはクオーツの空洞受け部でよい。食材110は、支持部204にのせ、基部201により位置決めし、これによって食材110が空洞受け部106内に配置される。いくつかの実施例においては、食材110を空洞受け部106の底部においてもよい。カバー205で空洞受け部106を覆い、食材110を包み囲む包囲体を構成するようにする。
いくつかの実施例においては、支持部204を平坦な石英板にすることができる。いくつかの実施例においては、支持部204を複数本が配置されたクオーツ棒、セラミック棒または金属棒で形成でき、このようにすることで、食材から出た脂肪分と水分を空洞受け部106から排出することができるようになる。このような態様にあっては、食材110は、通常のバーベキュウ用グリルにのせたと同様に調理できる。食肉類、例えば、ハンバーグステーキ用牛ひき肉、ステーキ、チキン、シークカバブ、野菜、豆腐、海産物その他の食材を調理する間、溶けた脂肪分や水分が食材110から垂れ落ちるようになる。いくつかの実施例においては、空洞受け部106で形成されたプラズマのコントロールを助けるために直流(DC)電圧または無線周波数電圧を支持部204に対しバイアスさせることができる。
いくつかの実施例においては、空洞受け部106は、食材110と支持部204よりも約5cm(約2インチ)程度広めになっている。さらに、基体203からの支持部294の高さが調節でき、これによって、食材110を空洞受け部106の上縁よりも約2.5〜5cm(約1インチから2インチ)程度低めにすることができる。いくつかの場合、空洞受け部106に発生のプラズマは、空洞受け部106の頂部近辺に(即ち、基体203から離れて)位置する傾向にある。
いくつかの実施例においては、基部203には脂肪分や水分を集める容器(図示せず)が含まれる。この容器は、いくつかの実施例にあっては、金属またはシールドされたセラミックまたはシールドされたクオーツであって、集めた脂肪分や水分がマイクロ波パワーに吸収されないようになっている。
基部203には、またガス管108が接続されている。ガス管108は、金属または非金属である。基部203は、ガス管108介して供給されたガスが空洞受け部106に拡散されるような構造になっている。
プラズマ発生の際、例えば、炭素充填物、金属充填物またはその他の粉末またはプラズマを発生させる長く形成されている導電体のようなプラズマ触媒が基部203におかれる。ついで前記粉末は、ガス管108からのガスの流れにより空洞受け部106内で懸濁状態になる。米国特許出願第10/430.426号に説明されているように、プラズマは、空洞受け部106内のガスにマイクロ波エネルギーが作用したとき発生するようになっている。いくつかの実施例においては、例えば先端が先鋭化したものまたはスパークプラグに似た装置のようなスパーク発生装置が利用されてプラズマを点火させる。
いくつかの実施例においては、触媒を細い管のようなクオーツ、セラミックまたは非導電性包囲体内に封入し、前記商売が食材により汚染されないようにしている。このような場合、前記プラズマは、前記包囲体からのスパークまたは前記触媒が離散しないような細い通路を経て前記封入体に封入されたガスにより点火される。
いくつかの実施例においては、出力が2〜3kWのマイクロ波を調理チャンバ100に作用させ、チャンバ106内のプラズマを点火する。プラズマが点火された後、マイクロ波出力が食材110の調理に適した適当なレベルに前記プラズマを抑止する。しかしながら、前記調理の間、マイクロ波出力を約6〜8kWまであげるように出力を変更してもよい。いくつかの実施例においては、調理チャンバ100には、ここに全体を参考文献として組み入れる2003年5月7日に出願のDevendra Kumer他の“多数の輻射源をもつプラズマ発生と処理”の米国特許出願第10/430,415号で論じられているように、多数のマイクロ波輻射源を備えるようにしてもよい。
調理チャンバ100における食材110の調理工程は、以下のとおりである:
1.空洞受け部106をプラットフォーム203に設置する;
2.空洞受け部106内の基部204に食材110をのせ、食材110を適当に配置する(選択的に、香味を出す素材を食材110に添加する);
3.前記空洞受け部内の適当な位置にプラズマ食材を配置するもので、この位置は、基部プレート203が金属製である場合には、基部プレーロ203から僅かに離れているようにする;
4.空洞受け部106にカバー205をかけ、食材110まわりを包みこむ;
5.カバー107を閉じて調理チャンバ100を封止する;
6.アルゴンガスのようなガスを数秒(例えば、5〜10秒)流入させ、空洞受け部内の空気と置換し、ついで前記ガスの流れを絞る;
7.オプションとして前記ガスの流れに香味をつける素材を付加する;
8.マイクロ波を作用させて空洞受け部106内にプラズマ206を発生させる;
9.マイクロ波の出力を適当なレベルまで低下させ、適当な時間をかけて食材110を調理する;
10. 食材110が適切に調理されれば(食材の外観または熱電対または他の温度検知器−例えば光学パイロメータ)、マイクロ波を切断する;
11. ガス管108によるガスの流れを停止し;そして
12. 調理チャンバ100を開き、調理された食材110を取り出す。
いくつかの実施例においては、45グラム(1.6オンス)のハンバーグステーキ用牛ひき肉(標準の45グラム(1/10ポンド重量))が出力4〜5kWのマイクロ波で約22〜23秒で調理できる。実際の調理時間は、肉に含まれている水分と脂肪分により変わる。いくつかの実施例においては、マイクロ波調理を行うに当たり低出力レベルのマイクロ波でプラズマを発生しやすくするには、食材110をプラズマ点火されれば取り除ける金属スクリーンまたは同様の器材でさきに遮蔽してもよい。
いくつかの実施例においては、調理チャンバ100内でプラズマ噴射方法を用いるようになっている。図3は、食材調理のためのプラズマ噴射方法を行うマイクロ波空洞部構成を示している。プラズマ噴射方法においては、食材110を例えば筒部307で空洞受け部106内のプラズマ領域から分離する。複数の孔308が筒部307にあけてあり、これによって、孔308を通って流れるプラズマ206がプラズマ噴射流309となって食材110に向かう。いくつかの実施例においては、円筒状の筒を空洞部204と同心状に設け、食材110が円筒状の筒の内部にある一方プラズマが該円筒状の筒307の外側で発生される構成にする。前記円筒状の筒307に形成された複数の孔308を経てプラズマが噴射される。円筒状の筒307は、金属またはクオーツまたはセラミックのような絶縁体からなる。
一例であるが、14〜16グラムの鶏の胸肉を3.8cm(1.5インチ)の直径のスチール管を内蔵した水平の石英管の上におき、該スチール管内蔵の石英管に複数の孔が設けてあり、これらの孔からプラズマを噴射させて前記胸肉を調理した。約2〜3kWの出力のマイクロ波を20〜30秒の間作用させたところ、前記鶏肉は生焼けであったが、表面には焼け目がついていた。この場合にあっては、前記鶏肉は、前記金属チューブによりマイクロ波エネルギーに直接さらされないよう実質的にシールドされていた。
筒307が複数の孔があいている石英管で、基部203から約5cm(約2インチ)上に水平配置した石英板204に鶏肉をのせ、これにプラズマを噴射すると共にマイクロ波を直接作用させると、出力2〜3kWのマイクロ波に20〜30秒曝すことで、前記鶏肉がほどよく焼けた状態で完全に調理できた。
筒307を完全に取り除き、食材110を発生したプラズマから分け隔てることなしに図1,2に示した構成を使用する完全さらし方法で好結果が得られた。14〜16グラムの鶏胸肉を出力2〜3kW出力のマイクロ波に20〜30秒曝すことで鶏肉は幾つかの焦げ目がついたより茶褐色の状態で完全に調理された。この方法を用いて16グラムのハンバーグステーキ用牛ひき肉をためしに調理したところ、うまく調理でき(そして、さらに支持部204で数秒にわたり調理を続けたところ)完全茶褐色色になり、プロパン使用のバーベキュウグリルで焼いたハンバーグステーキのような味合いになった。
45グラム(1.6オンス)のハンバーグステーキ用牛ひき肉に4.5kW出力のマイクロ波を23.5秒にわたり作用させとところ、うまく調理でき、焼き色具合も茶褐色で食感がよく風味もすばらしいものになった。量が多い肉を調理するには、より大きなベースプレート203が使え、これによって多くなった脂肪分と水分を調理の間放出することができる。
別な試みとしては、プラズマ206雰囲気内の45グラム(1.6オンス)のハンバーグステーキ用牛ひき肉を約1.5秒にわたりプラズマでぐちゃぐちゃにしてハバーグを結び付け(またはハンバーグ内の水分と脂肪分)マイクロ波エネルギーに曝した。全工程の時間が約12秒の結果、マイクロ波のみに曝した調理からは、茶褐色の焼き色がつかずに完全に調理された。このようなハンバーグは、見栄えしないものであった。
続いて、45グラム(1.6オンス)のハンバーグステーキ四列を完全なプラズマ雰囲気中におく方法で出力6kWのマイクロ波で18.4秒、22.0秒、22,4秒および24秒それぞれの時間で調理した結果、極めて良好な結果が得られた。一般的にいって、調理ができあがったハンバーグステーキは、香しい風味で食感がよく、茶褐色の焼き上がりもよく、スポンジのようながさがさしていないものであった。一つのケースにおいては、プラズマは、2秒経過後に消され、このハンバーグステーキは、大部分マイクロ波で調理されたもので、その結果は、理想的な結果が得られなかった。
さらに、56グラム(2オンス)の鶏胸肉2列を出力6kWのマイクロ波でそれぞれ15秒と13秒の時間で調理した結果、素晴らしい結果が得られた。一般的には、調理できた鶏肉は、表面が薄めの茶褐色の焼き具合で、食感と風味が素晴らしいものであった。
さらに複数枚の約2.54cm(約1インチ)厚みの肉片でテストしたところ、1〜1.6オンスの肉片を出力3〜5kWのマイクロ波で15〜30秒の調理時間で焼き具合(例えば、レア、ミディアムなど)に応じて調理したとこりなかなかよく調理できた。
調理チャンバ100を簡単に改造して、ここに特に記載の実施例と異なる調理時間と出力レベルになるようにできる。さらに、空気を(例えばアルゴンまたは窒素流とともに)存在させて調理すると、よりヘルシーな調理食品になるものと思われる。さらに、調理チャンバ100を改造して、新しい食感(例えば、肉片の外側をかりかりに焼き、内部をレアの状態にする)のものにすることができる。さらに、前記ガス流に香味をつけることで、調理の間種々異なるフレーバを肉片に染み込ませることができる。
本発明の他の実施例は、ここに記載の本発明の明細書と実施面を考慮することで当業者にとり明らかになる。本明細書と実施例は、単なる模範例であって、本発明の真実の範囲と精神は、以下に示されるものである。
食材を調理するためのマイクロ波チャンバの一例を示す。 プラズマ包み込み方法を用いての食材を調理するためのマイクロ波チャンバにおける空洞受け部を示す。 プラズマ噴射方法を用いての食材を調理するためのマイクロ波チャンバにおける空洞受け部を示す。
符号の説明
空洞受け部 106
ガス管 108
食材 110
基部 201
プラットフォーム 203
支持部 204

Claims (13)

  1. 以下を備える調理装置:
    食材を囲むマイクロ波空洞受け部;および
    前記マイクロ波空洞受け部に接続のマイクロ波発生源、
    この構成で、マイクロ波プラズマが前記マイクロ波空洞受け部に発生し、すでにおかれている食材を調理する構成。
  2. 前記マイクロ波空洞受け部内へガスを流入させるガス管をさらに備える請求項1の装置。
  3. 前記マイクロ波空洞受け部内に配置の筒をさらに備え、これによって、前記マイクロ波空洞受け部で発生のプラズマから前記食材を隔離するもので、前記筒には、形成されたプラズマが通過する複数の孔が設けられている構成の請求項1の装置。
  4. 前記マイクロ波発生源は、複数の独立した発生源を含む構成の請求項1の装置。
  5. 前記マイクロ波空洞受け部は、食材をのせ、これを調理する支持部を含む構成の請求項1の装置。
  6. 前記支持部は、クオーツロッド、セラミックロッドおよび金属ロッドからなるグループの一つから形成されている構成の請求項5の装置。
  7. 前記支持部は、基部に取り付けられ、該基部は、前記食材からの脂肪分と水分を集める構成の請求項5の装置。
  8. 以下の工程からなる食材の調理方法:
    前記食材をマイクロ波空洞受け部内に配置し;
    前記マイクロ波空洞受け部内にガスを流し;
    マイクロ波エネルギーを前記マイクロ波空洞受け部へ作用ささせて、プラズマを点火し;
    前記プラズマを用いて前記食材を調理する。
  9. さらに、前記マイクロ波空洞受け部をチャンバ内に配置し、この構成において、マイクロ波エネルギーを前記マイクロ波空洞受け部に作用させるに当たり、マイクロ波エネルギーを前記チャンバに結合させる請求項8の方法。
  10. さらに前記ガスに香味料または芳香剤を添加する請求項8の方法。
  11. さらに、調理の間、前記食材から脂肪分と水分を集める請求項8の方法。
  12. マイクロ波空洞受け部内に食材を配置するに当たり、該食材を前記マイクロ波空洞受け部内に設けた支持部にのせる請求項8の方法。
  13. 前記マイクロ波空洞受け部内に筒を配置し、この構成で。前記食材を前記マイクロ波空洞受け部内に発生のプラズマから隔離するようにするもので、前記筒には、形成されたプラズマが噴射される複数の孔を含んでいる請求項8の方法。
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