JP2008219283A - 差動電流モード伝送回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波特性が良好で、出力段の耐圧が高い差動電流モード伝送回路を提供する。
【解決手段】Si−BJT(接合型バイポーラシリコントランジスタ)を用いて構成された第一のバッファ3と、SiGeHBT(シリコン−ゲルマニウムへテロ接合型バイポーラトランジスタ)、またはSiGeHBTとSi−BJT、またはSiGeHBT、シリコンMOSFETおよびSi−BJTを用いて構成された信号処理回路4と、SiGeHBTとSi−BJT、またはSiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファ5とを備え、第一のバッファ、信号処理回路および第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
【選択図】図1
【解決手段】Si−BJT(接合型バイポーラシリコントランジスタ)を用いて構成された第一のバッファ3と、SiGeHBT(シリコン−ゲルマニウムへテロ接合型バイポーラトランジスタ)、またはSiGeHBTとSi−BJT、またはSiGeHBT、シリコンMOSFETおよびSi−BJTを用いて構成された信号処理回路4と、SiGeHBTとSi−BJT、またはSiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファ5とを備え、第一のバッファ、信号処理回路および第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器および半導体集積回路に使用する差動電流モード伝送回路、特にHDMI(High-Definition Multimedia Interface)の伝送システムに適した差動電流モード伝送回路に関するものである。
電子機器および半導体集積回路に使用する高周波回路について、例えば特許文献1には、図21に示す構成が開示されている。図21において、51は入力端子、52は出力端子、53はSi−BJT(接合型バイポーラトシリコントランジスタ、以下Si−BJTと記す)からなるアンプ、54はSiGeHBT(シリコン−ゲルマニウムへテロ接合型バイポーラトランジスタ)からなるアンプである。これらが同一半導体チップ上に形成されている。このように構成することで雑音特性に優れ、低消費電力で、低歪特性の回路を構成することができる。
また、電子機器および半導体集積回路に使用する差動電流モード伝送回路について、例えば特許文献2には図22に示す回路が開示されている。この回路は、入力端子55、56に接続された直流レベル変換回路57と、直流レベル変換回路57から出力された差動信号をそれぞれ所定の増幅率で増幅する直列接続された3段のアンプ58、59、60と、最終段のアンプ60から出力された信号に基づいてハイレベル又はローレベルの論理値を出力する出力回路61とを含んでいる。
入力端子55および56から入力される差動信号をアンプ58で増幅できるように直流レベル変換回路57で直流電圧レベルを合わせこみ、3段のアンプ58、59、60で信号を増幅し、出力回路61で出力端子62から信号を出力する。このように構成することで、小信号に対する雑音特性を改善している。
特開2000−332547号公報
特開2003−198265号公報
従来、電子機器および半導体集積回路に使用される差動電流モード伝送回路においては、高周波特性で出力段の耐圧が高い高周波信号処理システムを実現することは困難であった。
例えば、図21の高周波回路においてアンプ53を構成するSi−BJTは、遷移周波数fTが約10GHz程度で、このSi−BJTでアンプを構成すると、実用的な周波数の上限が約1GHz程度の周波数特性となる。図21に示される高周波回路の周波数特性を図23に示す。Si−BJTアンプS10の周波数特性は、図23(a)に示される。これでは高周波特性の要求、例えば、HDMI1.3の規格の周波数特性(2.5GHz)を満たすことはできない。図23(b)に示されるように、SiGeHBTアンプ54の周波数特性が10GHzまで十分であったとしても、この高周波回路の出力の周波数特性(図23(c))は、周波数特性の低いSi−BJTアンプ53の特性1GHzに支配されてしまう。
図24(a)にSiGeHBTの構造の断面図を示す。図24(b)に比較のために、Si−BJTの構造の断面図を示す。63、66がエミッタ端子、64、67がベース端子、65、68がコレクタ端子である。
SiGeHBTでは、トランジスタの高速化とともに、選択エピタキシャル成長技術を採用した自己整合構造により寄生抵抗と寄生容量を同時に低減し、遷移周波数fTが高くなるようにしている。特にトランジスタの遷移周波数fTは、主に電子がベース層を走行する時間の逆数で与えられ、遷移周波数fTの向上にはベース層の薄層化が必要である。しかし、Si−BJT技術では、遷移周波数fTの向上と同時にベース抵抗を低減することは困難である。
SiGeベース採用の利点は、薄層化と高濃度化を両立でき、さらにGe傾斜組成で発生させた内部電界によりベース走行時間を短縮できることにある。これらによって、遷移周波数fTの向上がベース抵抗の低減とともに達成できる。しかし、ベース層を薄層化するため耐圧が低くなるという問題がある。このため3.3V程度の耐圧を要求される出力バッファにSiGeHBTを用いることができない。
また、例えば、図22に示した差動電流モード伝送回路において、各回路はMOSトランジスタで構成されている。出力回路で3.3V程度の耐圧を維持しようとすると0.3μm程度のプロセスが要求される。0.3μmプロセスのMOSトランジスタの遷移周波数fTは約10GHz程度で、このSi−BJTでアンプを構成すると約1GHz程度の周波数特性となる。これでは高周波特性を満たすことができない。特にHDMI1.3の規格の周波数特性(2.5GHz)を満たすことはできない。
したがって、本発明は上記従来の課題を解決するものであり、高周波特性が良好で、出力段の耐圧が高い差動電流モード伝送回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の構成の差動電流モード伝送回路は、Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、SiGeHBTを用いて構成された信号処理回路と、SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
本発明の第2の構成の差動電流モード伝送回路は、Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、SiGeHBTを用いて構成された信号処理回路と、SiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
本発明の第3の構成の差動電流モード伝送回路は、Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
本発明の第4の構成の差動電流モード伝送回路は、Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、SiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
本発明の第5の構成の差動電流モード伝送回路は、Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、SiGeHBT、シリコンMOSFET、およびSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
本発明の第6の構成の差動電流モード伝送回路は、Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、SiGeHBT、シリコンMOSFET、およびSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、SiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積される。
上記構成の差動電流モード伝送回路によれば、出力段に、SiGeHBTとSi−BJTの組み合わせ、またはSiGeHBTとシリコンMOSFETの組み合わせにより構成されたバッファを用いることにより、良好な高周波特性と、出力段の高い耐圧を得ることができる。
本発明の上記構成の差動電流モード伝送回路において、前記第一のバッファは、一段以上に構成されたエミッタホロワとすることができる。
また、前記信号処理回路が、入力側から順に配置された差動アンプとイコライザアンプを含む構成とすることができる。
その場合、前記信号処理回路が、前記差動アンプと前記イコライザアンプの間に配置されたゲイン可変アンプ(GCA)を含む構成とすることができる。
また、その場合、前記信号処理回路が、前記イコライザアンプの後段に配置された量子化器を含む構成とすることができる。
また、その場合、前記信号処理回路は、前記差動アンプを複数個含み、前記複数の差動アンプと前記ゲイン可変アンプの間にセレクタ回路が配置され、前記セレクタ回路により前記複数の差動アンプのうちの1つが選択的に前記ゲイン可変アンプに接続される構成とすることができる。
また、前記第一のバッファの電源はSi−BJTの耐圧以下であり、前記信号処理回路の電源はSiGeHBTの耐圧以上である構成とすることができる。あるいは、前記第一のバッファと前記信号処理回路の電源は同じ電圧源であり、Si−BJTの耐圧以下である構成とすることができる。
その場合、前記第一のバッファは、一段以上に構成されたエミッタホロワであり、その出力にリミッタ回路を備えた構成とすることができる。
前記信号処理回路を構成する前記差動アンプは、SiGeHBTであるNPNトランジスタの差動ペアと、出力段に配置されSiGeHBTまたはSi−BJTであるNPNトランジスタで構成されたエミッタホロワとを備え、1段以上で構成されることができる。
その場合、前記差動アンプは、前記差動ペアとカスコード接続されたSiGeHBTまたはSi−BJTであるNPNトランジスタまたはシリコンMOSFETを備えた構成とすることができる。
前記差動アンプは、電流源をSi−BJTまたはシリコンMOSFETで構成することができる。
前記ゲイン可変アンプは、SiGeHBTである第一のNPNトランジスタと第二のNPNトランジスタで構成された差動ペアと、前記差動ペアのエミッタ間に接続されMOSトランジスタのON抵抗と抵抗により構成された可変抵抗とを備え、1段以上で構成されることができる。
また、前記ゲイン可変アンプにおける負荷抵抗は、MOSトランジスタのON抵抗と抵抗で構成することができる。
また、前記ゲイン可変アンプは、電流源をSi−BJTまたはシリコンMOSFETで構成することができる。
また、前記イコライザアンプは、SiGeHBTである第一のNPNトランジスタと第二のNPNトランジスタで構成された差動ペアと、前記差動ペアのエミッタ間に並列に接続された抵抗と可変容量とを備え、1段以上で構成されることができる。
また、前記イコライザアンプは、前記差動ペアとカスコード接続されたSiGeHBTまたはSi−BJTであるNPNトランジスタまたはシリコンMOSFETを備えた構成とすることができる。
また、前記イコライザアンプは、電流源をSi−BJTまたはシリコンMOSFETで構成することができる。
前記第二のバッファは、差動電流出力回路とすることができる。
前記差動電流出力回路は、SiGeHBTであるNPNトランジスタの差動ペアと、前記差動ペアとカスコード接続されたSi−BJTであるNPNトランジスタまたはシリコンMOSFETとを備えた構成とすることができる。
上記いずれかの構成の差動電流モード伝送回路を備えたHDMIの伝送システムを構成することができる。
以下、本発明の実施形態における差動電流モード伝送回路について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における差動電流モード伝送回路を示すブロック図である。1と2は差動の入力端子であり、Si−BJTで構成された入力バッファ3に接続されている。入力バッファ3の出力信号は、SiGeHBTで構成された信号処理回路4に供給される。信号処理回路4で処理された信号は、最終段のSiGeHBTとSi−BJTで構成された出力バッファ5で処理された後、差動の出力端子6、7から出力される。8は入出力段バッファ3、5の電圧源印加端子、9は信号処理回路4の電圧源印加端子である。
図1は、第1の実施形態における差動電流モード伝送回路を示すブロック図である。1と2は差動の入力端子であり、Si−BJTで構成された入力バッファ3に接続されている。入力バッファ3の出力信号は、SiGeHBTで構成された信号処理回路4に供給される。信号処理回路4で処理された信号は、最終段のSiGeHBTとSi−BJTで構成された出力バッファ5で処理された後、差動の出力端子6、7から出力される。8は入出力段バッファ3、5の電圧源印加端子、9は信号処理回路4の電圧源印加端子である。
この回路の動作は、以下のとおりである。すなわち、差動の高周波入力信号は入力端子1、2から入力されて、Si−BJTで構成された入力バッファ3に供給される。入力バッファ3では入力信号を増幅しないので、高い周波数まで良好な周波数特性が得られる。入力バッファ3の電圧は、電圧源印加端子8から供給される。
入力バッファ3は、例えば図2に示すような、NPNトランジスタであるSi−BJT(NH1、NH2)に電流源10、11を接続したエミッタフォロアで構成することが出来る。出力信号は出力端子12、13から取り出される。この構成により、Si−BJTの遷移周波数fTまで、信号をほぼ通過させることができる。また、Si−BJTを使用するので、入力の耐圧を維持することができる。
さらに、図1の回路において、入力バッファ3から出力された信号は、SiGeHBTで構成された信号処理回路4に入力される。ここでは、信号を増幅するが、SiGeHBTの遷移周波数fTが十分高いので、信号が損なわれることなく、増幅できる。信号処理回路4の例として、アンプだけで構成されたものを用いることができる。その具体例としては、図3に示すような差動アンプを、一段以上用いることができる。
この回路は、NPNトランジスタであるSiGeHBT(NL1〜NL4)を用い、電流源14〜17、抵抗18〜20とともに構成される。SiGeHBT(NL1、NL2)のベースに入力端子21、22が接続される、SiGeHBT(NL1、NL2)のエミッタ間に抵抗20が接続される。また、これらのエミッタはそれぞれ、電流源14、15に接続される。SiGeHBT(NL1、NL2)のコレクタはそれぞれ抵抗18、19に接続され、また、SiGeHBT(NL3、NL4)で構成されるエミッタホロワの入力に接続される。SiGeHBT(NL3、NL4)のエミッタには電流源16、17が接続されるとともに、出力端子23、24が接続されている。
ここで、SiGeHBTの耐圧は低いが電源印加端子9から別途電源供給される。そして、信号処理回路4から出た信号は、SiGeHBTとSi−BJTで構成された出力バッファ5に入力され、出力端子6,7に出力される。出力バッファ5の電圧源は電源印加端子8から供給される。
出力バッファ5の具体例としては、例えば図4に示す構成を用いることができる。この回路は、SiGeHBT(NL5、NL6)と、NPNトランジスタであるSi−BJT(NH3、NH4)を用いて構成される。入力端子25、26はそれぞれSiGeHBT(NL5、NL6)のベースに接続される。そしてSiGeHBT(NL5、NL6)のエミッタ間に抵抗27が接続され、また、これらのエミッタはそれぞれ電流源28、29に接続されており、差動回路を構成している。SiGeHBT(NL5、NL6)のコレクタは、ベース接地されたNPNトランジスタであるSi−BJT(NH3、NH4)のエミッタに接続され、Si−BJT(NH3、NH4)のコレクタは、出力端子6、7にそれぞれ接続される。30はバイアス回路である。
このように耐圧の高いSi−BJTをベース接地のカスコード接続することにより、周波数特性を保ちながら、耐圧も高く維持できる。特にHDMIの規格では電圧源は3.3VであるのでSi−BJTの耐圧はそれ以上のものを使用する必要があるが、本発明の構成を用いることで耐圧の問題を解決できる。
以上のように本発明の第1の実施形態によれば、Si−BJTからなる入力バッファと、SiGeHBTからなる信号処理回路と、SiGeHBTとSi−BJTで構成された最終段の出力バッファとを備え、同一半導体チップに集積することにより、高周波特性で出力段の耐圧が高い高周波信号処理回路、特に差動電流モード伝送回路を実現できる。
なお、上記実施形態では、入力バッファ3をエミッタフォロアのみで構成した例を図2に示したが、図5に示すように、リミッタ回路31、32を設けて、次段の信号処理入力の耐圧保護をしてもよい。図5において、図2と同一の要素には同一の参照番号を付して説明の繰り返しを省略する。
また、上記実施形態では、信号処理回路4をSiGeHBTで構成した例を図3に示したが、図6に示すように、SiGeHBT(NL1〜NL4)と、Si−BJT(NH5〜NH10)で構成してもよい。この回路は、信号通過するトランジスタをSiGeHBTで構成し、電流源をBJTで構成した例である。図6において、図3と同一の要素には同一の参照番号を付して説明する。
具体的には、入力端子21、22はそれぞれ、SiGeHBT(NL1、NL2)のベースに接続される。そしてSiGeHBT(NL1、NL2)のエミッタ間に抵抗20が接続される。また、これらのエミッタはそれぞれ、Si−BJT(NH5、NH6)、電流源33とともにカレントミラー回路の電流源を構成しているSi−BJT(NH7、NH8)のコレクタに接続される。
SiGeHBT(NL1、NL2)のコレクタはそれぞれ抵抗18、19に接続され、また、SiGeHBT(NL3、NL4)で構成されるエミッタホロワの入力に接続される。SiGeHBT(NL3、NL4)のエミッタは、カレントミラー回路の電流源を構成しているSi−BJT(NH9、NH10)のコレクタに接続されるとともに、出力端子23、24に接続される。
このエミッタホロワを構成するカレントミラー回路の電流源を、Si−BJT(NH9、NH10)で構成することにより、SiGeHBTの耐圧以上の電圧を電圧源9に印加することが可能となる。
また、信号処理回路4の更に他の例として、図7に示すように、SiGeHBTとMOSトランジスタM1〜M5で構成してもよい。この回路は、信号通過するトランジスタはSiGeHBTで構成し、電流源はMOSトランジスタM1〜M5で構成した例である。図7において、図6と同一の要素には同一の参照番号を付して説明の繰り返しを省略する。MOSトランジスタで構成することにより、バイポーラトランジスタよりも入力Dレンジを広くとることができる。
また、本実施形態では出力バッファ5をSiGeHBTとSi−BJTで構成した例を図4に示したが、図8に示すように、SiGeHBTとMOSトランジスタM6、M7で構成してもよい。図8において、図4と同一の要素には同一の参照番号を付して説明の繰り返しを省略する。図8の回路は、ゲート接地をMOSトランジスタM6、M7で構成した例である。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態における差動電流モード伝送回路を示すブロック図である。図10において、図1と同一の要素には同一の参照番号を付して、説明の繰り返しを省略する。本実施形態は、入力バッファ3、信号処理回路4および出力バッファ5の全てに、単一の電源印加端子8から電圧を供給する点が、図1に示した実施形態1とは相違する。
図10は、第2の実施形態における差動電流モード伝送回路を示すブロック図である。図10において、図1と同一の要素には同一の参照番号を付して、説明の繰り返しを省略する。本実施形態は、入力バッファ3、信号処理回路4および出力バッファ5の全てに、単一の電源印加端子8から電圧を供給する点が、図1に示した実施形態1とは相違する。
次にこの回路の動作について説明する。差動の高周波入力信号は入力端子1、2に入力され、Si−BJTで構成された入力バッファ3に入る。入力バッファ3では増幅しないので、高い周波数まで良好な周波数特性が得られる。入力バッファ3の電圧は、電源印加端子8から供給される。また、Si−BJTを使用するので、入力の耐圧を維持することができる。さらに、入力バッファ3から出た信号は、SiGeHBTで構成された信号処理回路4に入力される。ここでは、信号を増幅するが、SiGeHBTの遷移周波数fTが十分高いので、信号が損なわれることなく、増幅できる。
信号処理回路4をアンプだけで構成した具体例としては、図10のようなベース接地を設けた差動アンプを用いることができる。この回路は、図3に示した差動アンプに、NPNトランジスタであるSiGeHBT(NL7、NL8)からなるベース接地を設けたものである。図3と同一の要素には同一の参照番号を付して、説明の繰り返しを省略する。34はバイアス回路である。ベース接地を設けることで、耐圧が上昇でき、信号処理回路4の電圧を電源印加端子8から供給できる。
信号処理回路4から出た信号は、SiGeHBTで構成された出力バッファ5に入力され、出力端子6、7に出力される。出力バッファ5の電圧源は電源印加端子8から供給される。出力バッファ5は、例えば、図4に示したようなベース接地を有する差動アンプで実現できる。これにより、周波数特性を保ちながら、耐圧も高く維持できる。特にHDMIの規格では電圧源は3.3Vであるので、Si−BJTの耐圧はそれ以上のものを使用する必要があるが、本実施形態の構成を用いることで耐圧の問題を解決できる。
以上のように、本発明の第2の実施形態によれば、Si−BJTからなる入力バッファと、SiGeHBTからなる信号処理回路と、SiGeHBTおよびSi−BJTで構成された最終段の出力バッファとを備え、同一半導体チップに集積することにより、高周波特性で出力段の耐圧が高い高周波信号処理システム、特に差動電流モード伝送回路を実現できる。
なお、本実施形態では信号処理回路4をSiGeHBTのみで構成した例を図10に示したが、ベース接地のトランジスタまたはエミッタフォロアのトランジスタを、Si−BJTで構成すことも可能である。
また、信号処理回路4をSiGeHBTのみで構成した図10の回路において、図11に示すように、ベース接地をゲート接地で構成するように変更してもよい。図11の回路では、ゲート接地がMOSトランジスタM8、M9で構成され、SiGeHBT(NL1、NL2)のコレクタに接続されている。
なお、実施形態1および実施形態2では、信号処理回路4をアンプのみで構成した例を示したが、図12に示す信号処理回路4aのように、アンプ35およびイコライザアンプ36で構成してもよい。イコライザアンプ36の具体例を図13に示す。このイコライザアンプ36は、基本的な構成は図3に示した作動アンプと同様であり、図3と同一の要素については同一の参照番号を付して、説明の繰り返しを省略する。入力端子37、38から入力信号が供給される。図3に示した作動アンプとの相違点は、SiGeHBT(NL1、NL2)のエミッタ間に可変容量39が接続されたことである。イコライザアンプ36を複数段設けても良い。
また、イコライザアンプ36においてベース接地を備えた例を、図14に示す。SiGeHBT(NL1、NL2)のコレクタは、ベース接地されたSiGeHBT(NL9、NL10)のエミッタに接続されている。40はバイアス回路である。
また、イコライザアンプ36においてゲート接地を備えた例を、図15に示す。図15の回路では、ゲート接地がMOSトランジスタM10、M11で構成され、SiGeHBT(NL1、NL2)のコレクタに接続されている。
また、実施形態1および実施形態2に示した、アンプのみで構成した信号処理回路4に代えて、図16に示すように信号処理回路4bを、アンプ35、ゲイン可変アンプ41およびイコライザアンプ36で構成してもよい。ゲイン可変アンプ41の具体例を図17に示す。このゲイン可変アンプ41は、基本的な構成は図3に示した作動アンプと同様であり、図3と同一の要素については同一の参照番号を付して、説明の繰り返しを省略する。相違点は、SiGeHBT(NL1、NL2)のエミッタ間に接続された抵抗20に代えて、可変抵抗42が接続されたことである。43、44は入力端子、45、46は出力端子である。ゲイン可変アンプ41を複数段設けても良い。
また、ゲイン可変アンプ41においてゲート接地を備えた例を図18に示す。図18の回路では、ゲート接地がMOSトランジスタM12、M13で構成され、SiGeHBT(NL1、NL2)のコレクタに接続されている。また、SiGeHBT(NL1、NL2)のエミッタ間には、図17の可変抵抗42に代えて、MOSトランジスタM14と抵抗47が直列に接続されて、可変抵抗を構成している。MOSトランジスタM14のゲートにはゲイン調整端子48が接続されている。負荷抵抗を、MOSトランジスタのON抵抗と抵抗で構成することもできる。
また、実施形態1および実施形態2に示した、アンプのみで構成した信号処理回路4に代えて、図19に示すように信号処理回路4cを、アンプ35、ゲイン可変アンプ41、イコライザアンプ36および量子化器49で構成してもよい。
また、実施形態1および実施形態2に示した、アンプのみで構成した信号処理回路4に代えて、図20に示すように信号処理回路4dを、2つのアンプ35a、35b、セレクタ回路50、ゲイン可変アンプ41、イコライザアンプ36および量子化器49で構成してもよい。アンプ35a、35bにはそれぞれ、入力端子21a、22a、および入力端子21b、22bが設けられる。なお、アンプは2つに限らず、セレクタ回路50の切り替えを許す限り、2つ以上いくつでも設けることが可能である。
本発明の差動電流モード伝送回路によれば、良好な高周波特性と、出力段の高い耐圧を得ることができ、電子機器、特にHDMIの伝送システムに有用である。
1、2、21、21a、21b、22、22a、22b、25、26、37、38、43、44、51、55、56 入力端子
3 入力バッファ
4、4a、4b、4c、4d 信号処理回路
5 出力段バッファ
6、7、12、13、23、24、45、46、52、62 出力端子
8、9 電圧印加端子
10、11、14〜17、28、29、33 電流源
18〜20、27、47 抵抗
30、34、40 バイアス回路
31、32 リミッタ回路
35、35a、35b、53、54、58〜60 アンプ
36 イコライザアンプ
39 可変容量
41 ゲイン可変アンプ
42 可変抵抗
48 ゲイン調整端子
49 量子化器
50 セレクタ回路
57 直流レベル変換回路
61 出力回路
63、66 エミッタ端子
64、67 ベース端子
65、68 コレクタ端子
NH1〜NH10 Si−BJT
NL1〜NL10、 SiGeHBT
M1〜M14 MOSトランジスタ
3 入力バッファ
4、4a、4b、4c、4d 信号処理回路
5 出力段バッファ
6、7、12、13、23、24、45、46、52、62 出力端子
8、9 電圧印加端子
10、11、14〜17、28、29、33 電流源
18〜20、27、47 抵抗
30、34、40 バイアス回路
31、32 リミッタ回路
35、35a、35b、53、54、58〜60 アンプ
36 イコライザアンプ
39 可変容量
41 ゲイン可変アンプ
42 可変抵抗
48 ゲイン調整端子
49 量子化器
50 セレクタ回路
57 直流レベル変換回路
61 出力回路
63、66 エミッタ端子
64、67 ベース端子
65、68 コレクタ端子
NH1〜NH10 Si−BJT
NL1〜NL10、 SiGeHBT
M1〜M14 MOSトランジスタ
Claims (26)
- Si−BJT(接合型バイポーラシリコントランジスタ)を用いて構成された第一のバッファと、
SiGeHBT(シリコン−ゲルマニウムへテロ接合型バイポーラトランジスタ)を用いて構成された信号処理回路と、
SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、
前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積された差動電流モード伝送回路。 - Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、
SiGeHBTを用いて構成された信号処理回路と、
SiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、
前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積された差動電流モード伝送回路。 - Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、
SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、
SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、
前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積された差動電流モード伝送回路。 - Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、
SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、
SiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、
前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積された差動電流モード伝送回路。 - Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、
SiGeHBT、シリコンMOSFET、およびSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、
SiGeHBTとSi−BJTを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、
前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積された差動電流モード伝送回路。 - Si−BJTを用いて構成された第一のバッファと、
SiGeHBT、シリコンMOSFET、およびSi−BJTを用いて構成された信号処理回路と、
SiGeHBTとシリコンMOSFETを用いて構成された最終段の第二のバッファとを備え、
前記第一のバッファ、前記信号処理回路および前記第二のバッファが、同一半導体チップに集積された差動電流モード伝送回路。 - 前記第一のバッファは、一段以上に構成されたエミッタホロワである請求項1から6のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記信号処理回路が、入力側から順に配置された差動アンプとイコライザアンプを含む請求項1から6のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記信号処理回路が、前記差動アンプと前記イコライザアンプの間に配置されたゲイン可変アンプ(GCA)を含む請求項8に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記信号処理回路が、前記イコライザアンプの後段に配置された量子化器を含む請求項9に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記信号処理回路は、前記差動アンプを複数個含み、前記複数の差動アンプと前記ゲイン可変アンプの間にセレクタ回路が配置され、前記セレクタ回路により前記複数の差動アンプのうちの1つが選択的に前記ゲイン可変アンプに接続される請求項10に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記第一のバッファの電源はSi−BJTの耐圧以下であり、前記信号処理回路の電源はSiGeHBTの耐圧以上である請求項1に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記第一のバッファと前記信号処理回路の電源は同じ電圧源であり、Si−BJTの耐圧以下である請求項2〜6のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記第一のバッファは、一段以上に構成されたエミッタホロワであり、その出力にリミッタ回路を備えた請求項12または13に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記差動アンプは、SiGeHBTであるNPNトランジスタの差動ペアと、出力段に配置されSiGeHBTまたはSi−BJTであるNPNトランジスタで構成されたエミッタホロワとを備え、1段以上で構成された請求項8から11のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記差動アンプは、前記差動ペアとカスコード接続されたSiGeHBTまたはSi−BJTであるNPNトランジスタまたはシリコンMOSFETを備えた請求項15に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記差動アンプは、電流源がSi−BJTまたはシリコンMOSFETで構成された請求項15または16に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記ゲイン可変アンプは、SiGeHBTである第一のNPNトランジスタと第二のNPNトランジスタで構成された差動ペアと、前記差動ペアのエミッタ間に接続されMOSトランジスタのON抵抗と抵抗により構成された可変抵抗とを備え、1段以上で構成された請求項9から11のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記ゲイン可変アンプにおける負荷抵抗がMOSトランジスタのON抵抗と抵抗で構成された請求項18に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記ゲイン可変アンプは、電流源がSi−BJTまたはシリコンMOSFETで構成された請求項18または19に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記イコライザアンプは、SiGeHBTである第一のNPNトランジスタと第二のNPNトランジスタで構成された差動ペアと、前記差動ペアのエミッタ間に並列に接続された抵抗と可変容量とを備え、1段以上で構成された請求項8から11のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記イコライザアンプは、前記差動ペアとカスコード接続されたSiGeHBTまたはSi−BJTであるNPNトランジスタまたはシリコンMOSFETを備えた請求項21に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記イコライザアンプは、電流源がSi−BJTまたはシリコンMOSFETで構成された請求項21または22に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記第二のバッファは、差動電流出力回路である請求項1〜6のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路。
- 前記差動電流出力回路は、SiGeHBTであるNPNトランジスタの差動ペアと、前記差動ペアとカスコード接続されたSi−BJTであるNPNトランジスタまたはシリコンMOSFETとを備えた請求項24に記載の差動電流モード伝送回路。
- 請求項1から25のいずれか1項に記載の差動電流モード伝送回路を備えたHDMIの伝送システム。
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---|---|---|---|
JP2007051811A JP2008219283A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 差動電流モード伝送回路 |
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JP2007051811A JP2008219283A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 差動電流モード伝送回路 |
Publications (1)
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JP2007051811A Withdrawn JP2008219283A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 差動電流モード伝送回路 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8816727B2 (en) | 2012-09-26 | 2014-08-26 | Nxp B.V. | Driver circuit |
JP2015005971A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 富士通株式会社 | 垂直キャビティ面発光レーザー用の電力効率の優れた高速ドライバ |
CN108183696A (zh) * | 2018-03-06 | 2018-06-19 | 厦门优迅高速芯片有限公司 | 一种低压高速可编程均衡电路 |
JP2019528649A (ja) * | 2016-09-14 | 2019-10-10 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | プログラマブル利得及び周波数応答を持つフィルタ回路 |
-
2007
- 2007-03-01 JP JP2007051811A patent/JP2008219283A/ja not_active Withdrawn
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