JP2008209673A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を両者共に満足する。
【解決手段】短時間での処理完了意図をもっているユーザにより、同意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたときには、補正指令制御部77が、当該画像形成ジョブの遂行中は、キャリブレーション補正(画像形成の保守に係る処理)を無効化するので、従って、短時間での処理完了意図をもっているユーザにおいては、画像形成ジョブの合間に、画像形成の保守に係る処理が実行されることはなくなる。
【選択図】 図3
【解決手段】短時間での処理完了意図をもっているユーザにより、同意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたときには、補正指令制御部77が、当該画像形成ジョブの遂行中は、キャリブレーション補正(画像形成の保守に係る処理)を無効化するので、従って、短時間での処理完了意図をもっているユーザにおいては、画像形成ジョブの合間に、画像形成の保守に係る処理が実行されることはなくなる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を、両者共に満足することが可能な画像形成装置に関する。
従来、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの複合機を含む画像形成装置では、同装置の設置場所に係る温度や湿度等の環境の変化、同装置の各部における状態の経時変化等に起因して、濃度特性等の印刷出力の特性が変化することが知られている。例えば、カラー複写機の設置場所に係る雰囲気の温度や湿度等が変化すると、記録紙に付着するトナーの量が変化して、出力特性が所望のものでなくなるおそれがある。また、長時間連続して画像形成処理を行った場合に、同装置各部の温度が上昇してゆき、これによって出力特性が変化することも起こり得る。
こうした外乱に伴う出力特性の変化を補償するために、一般に、画像形成装置では、出力特性の調整(以下、キャリブレーションという)が行われる。キャリブレーションとしては、例えば、中間転写体などにパッチを形成してその濃度を読み取り、その結果に基づいて現像器の現像バイアス値を調整するものがある。
かかるキャリブレーションは、装置の画像品質を一定以上に維持する上で重要な役割を果たす反面、その処理に例えば数十秒間等の比較的長時間を要することから、その間に装置の使用を行うことが出来ないといった不都合が生じる。
かかる不都合を解消するためのアプローチのひとつとして、例えばコピージョブが連続的に実行される場合に、累積枚数が所定値を超えるまではキャリブレーションが動作しないようにすることで、ジョブの途中や各ジョブ間での不意打ち的なキャリブレーションの実行並びにそれによるコピーの中断をできるだけ抑制するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、コピージョブが連続的に実行される場合におけるキャリブレーションの実行可否を、当該ジョブでのコピー累積枚数が所定値を超えるか否かに基づいて画一的に処理していたために、画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を、両者共に満足することはできなかった。
解決しようとする問題点は、従来技術では、画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を両者共に満足することはできなかった点である。
本発明は、画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を両者共に満足することを目的として、画像形成の保守に係る処理を実行可能に構成された画像形成装置であって、外部からの操作入力を受付ける操作入力手段と、前記操作入力手段によって、短時間での処理完了意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたとき、当該画像形成ジョブの遂行中は、前記保守処理を無効化する制御を行う無効化制御手段と、を備えて構成されることを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成の保守に係る処理を実行可能に構成された画像形成装置であって、外部からの操作入力を受付ける操作入力手段と、前記操作入力手段によって、短時間での処理完了意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたとき、当該画像形成ジョブの遂行中は、前記保守処理を無効化する制御を行う無効化制御手段と、を備えて構成され、これによって、短時間での処理完了意図をもっているユーザにより、同意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたときには、無効化制御手段が、当該画像形成ジョブの遂行中は、画像形成の保守に係る処理を無効化するので、従って、短時間での処理完了意図をもっているユーザでは、画像形成ジョブの合間に、画像形成の保守に係る処理が実行されることはない。そのため、短時間での処理完了というユーザの意図に沿った利益が得られる一方で、そうした意図を有していないユーザでは、画像形成ジョブの合間に、必要に応じて画像形成の保守に係る処理が実行され、これによって、画像形成の保守が適宜施された高品質の画像を得るという利益が得られる結果として、画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を両者共に満足することができる。
画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を両者共に満足するといった目的を、外部からの操作入力を受付ける操作入力手段によって、短時間での処理完了意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたとき、当該画像形成ジョブの遂行中は、画像形成の保守に係る処理を無効化する制御を行う無効化制御手段により実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[画像形成装置]
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。
本発明に係る画像形成装置は、例えばデジタルカラー複写機であり、同装置の設置場所に係る雰囲気の温度や湿度等を含む外乱に伴う出力特性の変化を補償するために、後に述べる所定の補正開始条件を満足したときに、色ずれの補正を含むキャリブレーションを行う機能を有している。
また、本画像形成装置は、印刷出力、ファックス送信、メール送信、又はデータ送信のうち少なくとも一つの機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、画像形成装置は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F(インタフェース)部63、並びに、HDD(ハードディスクドライブ)65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、装置全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部63を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53、及びテンキー55、スタートキー57、及びストップ/クリアキー58等の操作キー群が配列された操作キー部59を含む。操作パネル部51は、本実施例において諸機能を選択的に入力操作するための操作部であり、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。
ハードウェア資源である操作キー部59(本発明の「操作入力手段」に相当する。)は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。また、操作キー部59は、短時間での処理完了意図を有しているユーザが、同意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作を行う際に用いられる。具体的には、例えば、コピージョブ(画像形成ジョブ)指令を行うためのスタートキー57と共に、ストップ/クリアキー58を同時に押圧操作することにより、本コピージョブの遂行中は、キャリブレーション等の保守処理を無効化することができる。なお、本操作例は一例に過ぎず、こうした組み合わせ以外にも、適宜のキー操作を組み合わせることにより、キャリブレーション等の保守処理を無効化させるためのトリガとすることができる。また、操作キー部59を、ソフトウェア資源からなるキー群によって構成してもよい。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
ネットワークI/F部63は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等に対する種々のデータの送受信を制御し、例えば、クライアントPC等から送信されてきた印刷データ等を受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)65は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部63を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
短時間での処理完了意図を有しているユーザによって操作キー部59が操作されることにより、同意図を伴うコピージョブの遂行に係る入力操作がなされたとき、当該コピージョブの遂行中は、キャリブレーション等の保守処理を無効化するために、主制御部11は、操作キー部59の入力操作に係る情報を取得するための操作情報取得部71と、キャリブレーションに係る補正開始条件(例えば、1000回のコピーがなされる毎にキャリブレーション補正を開始するなど)を記憶する補正開始条件テーブル73と、操作情報取得部71で取得された操作キー部59の入力操作に係る情報等に基づいてキャリブレーション補正の要否を判定する補正要否判定部75と、補正要否判定部75における補正要否判定結果に基づいて、キャリブレーション補正を実行するか否かに係る指令制御を行う補正指令制御部(本発明の「無効化制御手段」に相当する。)77と、を備えている。
[画像形成装置の動作]
次に、本発明に係る画像形成装置の動作について、図3を参照して説明する。図3は、画像形成装置の動作フローチャートを示す。
次に、本発明に係る画像形成装置の動作について、図3を参照して説明する。図3は、画像形成装置の動作フローチャートを示す。
操作キー部59を介してユーザによるコピージョブに係る入力操作がなされると、操作情報取得部71は、その入力操作情報を取得し、取得した操作情報を、補正要否判定部75に送る。これを受けて補正要否判定部75は、取得した操作情報に基づいて、当該コピージョブの遂行中に、キャリブレーション補正を無効化すべきか否かに係る補正要否判定を実行する(ステップS11)。ステップS11では、ユーザによる入力操作が、短時間での処理完了意図を伴うコピージョブの遂行に係る入力操作か否か、具体的には、スタートキー57と共に、ストップ/クリアキー58が同時に押圧操作されたか否かを調べることを通じて、ユーザの補正要否に係る意図を判定するようにしている。
ステップS11の補正要否判定の結果、補正要(補正無効化不要)との判定が下されたとき、補正要否判定部75は、補正開始条件テーブル73に記憶されている補正開始条件等を参照することで、補正開始条件を満足しているか否かの判定を行う(ステップS12)。ステップS12の判定の結果、補正開始条件を満足している旨の判定が下されたとき、補正指令制御部77は、キャリブレーションに係る補正指令を行い、これによって、本コピージョブの合間に、所定の補正処理が実行される(ステップS13)。なお、この補正処理が完了するまでの間、コピージョブは中断されるが、かかるキャリブレーション補正の実行後は、画像品質が向上している蓋然性が高い。従って、ユーザは、待機時間を強いられることの見返りとして、高品質の画像を得ることができる。
さて、ステップS11の補正要否判定の結果、補正不要(補正無効化要)との判定が下されたとき、又は、ステップS12の判定の結果、補正開始条件を満足していない旨の判定が下されたとき、又は、ステップS13の補正処理の終了後に、補正指令制御部77は、キャリブレーションに係る補正を無効化する旨の指令を行い、これによって、即時に所定のコピージョブが実行される(ステップS14)。
ステップS14において1回のコピー処理がなされる毎に、主制御部11は、ユーザの入力操作に係るコピージョブ(例えば10枚のA4原稿についてカラーコピーを行うなど)が完了したか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の完了判定の結果、コピージョブがまだ完了していない旨の判定が下されたとき、主制御部11は、処理の流れをステップS11に戻し、以下の処理を繰り返し実行する。そして、ステップS15の完了判定の結果、コピージョブが完了した旨の判定が下されたとき、主制御部11は、全ての処理を終了させる。
なお、当初は、補正無効化をしない旨の選択操作をしたユーザが、補正無効化をしたいとの意図をもつに至ったときには、そのジョブの途中において、補正無効化に係るキー操作を行うことで、ジョブの途中であっても、補正無効化モードへと切り替えることを許す構成を採用することもできる。
以上述べたように、本発明に係る画像形成装置によれば、短時間での処理完了意図をもっているユーザにより、同意図を伴うコピージョブの遂行に係る入力操作がなされたときには、補正指令制御部77が、当該コピージョブの遂行中は、キャリブレーション補正(画像形成の保守に係る処理)を無効化するので、従って、短時間での処理完了意図をもっているユーザでは、コピージョブの合間に、画像形成の保守に係る処理が実行されることはなく、これによって、短時間での処理完了というユーザの意図に沿った利益が得られる一方で、そうした意図を有していないユーザでは、コピージョブの合間に、必要に応じて画像形成の保守に係る処理が実行され、従って、画像形成の保守が適宜施された高品質の画像を得るという利益が得られる結果として、画像形成に係る処理時間が短いこと並びに高品質の画像を得ること、といった相反するユーザの要請を両者共に満足することができる。
なお、本発明に係る画像形成装置では、ユーザがコピージョブの開始を入力操作する度毎に、補正の無効化に係る要否を選択させて、その設定を記憶させない構成を採用している。従って、補正の無効化をすることなくコピージョブを開始させたいのに補正の無効化が初期設定されてしまっていた、などといった、ユーザの意図に沿わない画像形成ジョブの遂行を未然に回避することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う状態表示装置及び画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う状態表示装置及び画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、ユーザが補正の無効化を選択する旨を入力操作するためのキー操作として、スタートキー57と共に、ストップ/クリアキー58を同時に押圧操作する態様を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、独立した専用キー(図4の「補正禁止スタートキー56」参照)の操作によって、ユーザが補正の無効化によるプリントジョブを選択する態様を採用することもできる。このようにすれば、緊急で所要のコピージョブを行わせたいユーザにとって、迷うことなく専用キーをワンタッチで押圧操作することで簡易に目的が達せられるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
最後に、本発明実施例において、画像形成の保守に係る処理として、画像形成に係る品質を維持するためのキャリブレーション補正処理を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、感光体ドラムの表面電位等に基づいて画像出力特性をフィードバック補正する場面など、画像形成の保守に係るあらゆる処理に適用可能であることはいうまでもない。
11 主制御部
71 操作情報取得部
73 補正開始条件テーブル
75 補正要否判定部
77 補正指令制御部(無効化制御手段)
71 操作情報取得部
73 補正開始条件テーブル
75 補正要否判定部
77 補正指令制御部(無効化制御手段)
Claims (5)
- 画像形成の保守に係る処理を実行可能に構成された画像形成装置であって、
外部からの操作入力を受付ける操作入力手段と、
前記操作入力手段によって、短時間での処理完了意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作がなされたとき、当該画像形成ジョブの遂行中は、前記保守処理を無効化する制御を行う無効化制御手段と、
を備えて構成されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記保守処理は、画像形成に係る品質を維持するためのキャリブレーションに係る処理である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
前記操作入力手段は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備える操作キー部であり、
前記短時間での処理完了意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作は、前記複数の操作キーのうち、二以上のキーの同時操作により実現される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
前記操作入力手段は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備える操作キー部であり、
前記短時間での処理完了意図を伴う画像形成ジョブの遂行に係る入力操作は、前記複数の操作キーのうち、独立した専用キーの操作により実現される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3又は4に記載の画像形成装置であって、
前記操作キー部は、ハードウェア資源又はソフトウェア資源によるキー群のうち、両者又はいずれか一方により構成される
ことを特徴とする画像形成装置。
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