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JP2008279094A - 電気掃除機 - Google Patents

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JP2008279094A JP2007126363A JP2007126363A JP2008279094A JP 2008279094 A JP2008279094 A JP 2008279094A JP 2007126363 A JP2007126363 A JP 2007126363A JP 2007126363 A JP2007126363 A JP 2007126363A JP 2008279094 A JP2008279094 A JP 2008279094A
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Abstract

【課題】
従来は集塵部をばねで付勢させて上方向に移動させていたので、集塵部が集塵部内に溜まった塵埃で重くなると上方向に移動しなかった。また、ばね力を強くすると集塵部を掃除機本体に装着するとき大きな力が必要であり、集塵部を装着しにくいといった課題があった。
【解決手段】
集塵室および電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵室に着脱自在に設けられ、前記電動送風機の吸込気流によって吸い込んだ塵埃を集塵する集塵部とを備えた電気掃除機において、前記掃除機本体に、前記集塵部を電動で上昇させる上昇手段を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気掃除機に関する。
一般的な電気掃除機は、吸口から吸い込んだ含塵空気を掃除機本体に導き、この掃除機本体内の集塵部を通して塵埃を集塵し、塵埃が捕捉され清浄になった空気を掃除機本体外に排気する構成である。集塵部は、集塵袋による濾過によって塵埃を捕捉して集塵、または、サイクロン分離室などで遠心分離によって塵埃を捕捉して集塵する構成であり、取り外し自在な集塵部と掃除機本体に設けられたフィルターとを備えている。
塵埃を捨てる際には、上蓋を開放し、掃除機本体から集塵部を取り外した後、集塵部に設けた塵埃収容部の蓋体を開放することにより内部に集積された塵埃を捨てる。集塵部を簡単に取り外せるように、集塵部をばねなどの弾性体によって上方に付勢しておき、ロックを外すことで、ばねの付勢力を用いて集塵部を上方に移動させる構成が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−29230号公報
一般家庭で使用する電気掃除機は、塵埃が良く吸えて、小型で取り扱い易いことが重要であり、集塵部の小型化と捕捉した塵埃廃棄操作(ゴミ捨て)の簡易化が必要である。
ゴミ捨てを簡易化するための一つの手段として、集塵部を取り出しやすくすることが効果的である。そのために、特許文献1にはゴミ捨ての際には集塵部が上方にせり出す構成が開示されているが、ばね力による付勢力を利用して集塵部を上方に移動する構成においては、下記のような課題がある。
すなわち、集塵部内部の塵埃に例えば砂粒や金属粒が多く含まれて比重が大きく、集塵部の質量が重くなった場合であってもばね力で持ち上げるためには、ばねの力は集塵部の質量が最大の場合よりも大としなければならない。そうでないと、ばね力が不足して、ロックを外しても集塵部が上方に移動しない。
逆に所謂綿ゴミが多く集塵部の質量が空の時と殆ど変わらない場合には、ばね力が過大となってロックを外した時に集塵部が勢い良く上方に跳ね上がり、集塵部と掃除機本体とが衝突して衝突音を生じたり、塵埃が飛び散ったりする。
集塵部を持ち上げる力はばね力と集塵部の質量との差であるから、集塵部が重くなれば上昇力が小さくなるので上昇量も小さくなり、これを重さに係らず同一にすることはできない。
また、ゴミ捨てが完了して集塵部を掃除機本体にセットする際には、ばねを押し縮めながら上から押し込んでセットする必要があるが、ばねの力は集塵部の質量が最大の場合よりも大なので、集塵部をセットする力がその分余計に必要になり、セット性が低下する、という問題がある。
本発明の目的は、掃除機本体から集塵部を容易に取り出せると共に、掃除機本体に集塵部を容易に装着できる電気掃除機を提案することにある。
本発明は、集塵部および電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵部に着脱自在に設けられ、前記電動送風機の吸込気流によって吸い込んだ塵埃を集塵する集塵部とを備えた電気掃除機において、前記掃除機本体に、前記集塵部を電動で上昇させる上昇手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、集塵部に溜まった塵埃を廃棄する場合において掃除機本体から集塵部を容易に取り外すことができる。また、掃除機本体に集塵部を装着する場合においても、集塵部でばねを押込むなどの余計な力を必要としないので、使い勝手の良い電気掃除機を提供できる。
以下本発明の実施例を添付の図面を参照し説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す電気掃除機の外観斜視図である。図2は、掃除機本体の上蓋を開いた状態を示す斜視図、図3は掃除機本体から集塵部を取り外した状態を示す斜視図である。図4は掃除機本体の断面図である。図5と図6は集塵部の構成を示す斜視図である。図7は集塵部の断面図である。
この実施の形態における電気掃除機は、図1に示すように、掃除機本体1には、ホース2の一端が接続され、ホース2の他端は手元操作管3の一端と接続されている。手元操作管3の他端には伸縮継手管4の一端が接続され、伸縮継手管4の他端には吸口5が接続されている。手元操作管3には、掃除機の入り切りや強弱の切り替えを行うスイッチと、運転状況等を表示する操作部6が設けられている。なお、掃除機本体1と接続される側のホース2には接続部2aが設けられており、この接続部2aを掃除機本体1のホース接続口部116に接続している。
掃除機本体1には、上方に向かって開口した集塵室104と、この集塵室104の後方側に配置された電動送風機107が備えられている。電動送風機107が運転すると、吸引力が発生し、この吸引力によって吸口5から塵埃を含んだ空気を吸い込む。吸い込まれた含塵空気は伸縮継手管4と手元操作管3とホース2を介して掃除機本体1に吸い込まれ、集塵室104で塵埃を捕捉(集塵)した後に空気を機外に排気する。集塵室104には、後述する取り外し自在な集塵部103と、掃除機本体1に設けられた保護フィルター112,除塵装置164が備えられている。
掃除機本体1は、図2から図4に示すように、下ケース101と上蓋102の間に配置した上ケース150の凹部に、集塵部103を着脱可能に装着している。また、下ケース101と上ケース150の間にフィルターケース113を設け、このフィルターケース113に、保護フィルター112を配置している。なお、この掃除機本体1内には電動送風機107とコードリール(図示せず)とを内蔵する。
また、下ケース101は、この掃除機本体1を床面に走行させるための走行車輪208と案内車輪(図示せず)を備えている。さらに、上ケース150の上部にはハンドル207が転回可能に取り付けられており、掃除機本体1を持ち運ぶ事ができる。ここで、集塵部103を掃除機本体1に装着した際に、第2のフィルター枠163と一体となった弾性シール部172を設け、集塵部103とフィルターケース113の気密が取れるようにしている。
さらに、フィルターケース113の上側には除塵装置164を配置している。除塵装置164に設けた除塵ばね170が回転して、第2のフィルター161を弾いて、第2のフィルター161に堆積した塵埃を除塵する。
上蓋102は、上ケース150の上側後部に転回可能に取り付けており、集塵室104の開口部を覆っている。この上蓋102を閉じた状態において、集塵部103への流入部115とホース接続口部116とが弾性体部材を介して気密状態に、かつ空気を流入させる流入部115とホース接続口部116が直線状になるように配置されて当接し、集塵部103の一部をなす集塵ケース105と第1のフィルター枠140とが気密状態に当接し、第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163とが気密状態に当接し、第2のフィルター枠163と保護フィルター112が収納されるフィルターケース113との間が気密状態に当接している。さらに、このフィルターケース113と、電動送風機107が弾性体の防振ゴム74を介して気密状態に当接している。
このように配置したことで、掃除機本体1の長さを短くでき、小型軽量を達成できる。また、上蓋102を透明のプラスチック素材で製作しておけば、上蓋102を閉じた際、この上蓋102が集塵部103を覆う場合でも、塵埃のたまり具合は目視で確認することができる。
この掃除機本体1はホース2を介して、含塵空気を流入部115より集塵ケース105内に流し入れて、遠心分離作用を利用したサイクロン分離室109で塵埃を分離した後、塵埃を集塵部103の塵埃収容部105a内に収容する。ここで空気流は、さらに第1のフィルター106でろ過され、第2のフィルター161でさらに微細な塵埃を分離され、保護フィルター112を通じて電動送風機107に吸い込まれる。この電動送風機107からの排気はフィルター108を介して、一部は制御基板34を冷却して排気流路73を介して流れ、一部はコードリール(図示せず)に流してこれらを冷却し、その後に機外に放出される。
次に上蓋の解除方法について説明する。
上蓋102は一端を回転支点11の周りに回転自在に軸支されており、上蓋102の他の一端は上ケース150に回動自在に設けられたロックツメ13との間で係合されている。解除ボタン12は上ケース150に回動自在に設けられており、ユーザが解除ボタン12を下方に押すと12aに破線で示したように回動する。そして、ロックツメ13が13aに破線で示したように回動すると、上蓋102との間の係止を解除して上蓋102を開放するように構成している。蓋開スイッチ17は例えばマイクロスイッチなどであって、解除ボタン12が押されたことを検出できるように配置され、ユーザが解除ボタン12を押したことを電気的に検出して後述する制御基板34に信号を送る。
なお、上蓋102を開くにあたっては、図20に示すように、ホース接続口部116の近傍に上蓋開モータ48を設け、この上蓋開モータ48を動作させることによってロックツメ13が外れるようにし、電動で上蓋102が開くように構成してもよい。
ここで、回転支点11の近傍に弾性体とダンパーを備えておけば、ロックツメ13と上蓋102の係止が解除された際、上蓋102が開く構成となる。なお、弾性体とダンパーの代わりにモータと歯車機構を設けて蓋開スイッチ17の電気的な信号により、上蓋102が開く構成としてもよい。
上ケース150の両側にはそれぞれ発光素子42と受光素子43とが互いに向かい合って設けられており、発光素子42と受光素子43の光軸は集塵ケース105を透過するように設けられている。集塵ケース105の内部の塵埃が少量の時には、光が透過するので、受光素子43は光を検知する。塵埃が満杯になると、光を遮蔽されるので、受光素子43は光を検知しない。このように塵埃の有無を受光素子43の出力信号として検知することができる。この発光素子42と受光素子43とは塵埃量検出手段44として機能する。
次に集塵部の構成を説明する。
集塵部103は塵埃を分離するサイクロン分離室109と、分離した塵埃を収容する塵埃収容部105aと、第1のフィルター106と、第2のフィルター161とを備える。集塵部103内の塵埃を廃棄する場合は、上蓋102を上方に向かって開放し、この状態で集塵部103の上部のハンドル123を持って取り出す。使用者は、掃除機本体1から集塵部103を取り出した後、ボタン142を押して、集塵部103から第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163の両者を一緒に開いて、集塵部103内の塵埃を廃棄する。
また、掃除機本体1内に入ってきた塵埃は、そのほとんどが集塵部103内の塵埃収容部105aに溜められる。このため、集塵部103にはゴミ捨てライン155を設けておき、使用者がこれを参考にゴミ捨てを行えるようにしている。ゴミ捨てライン155は、水平あるいは鉛直を向いているのではなく、ゴミのたまり具合から曲線や、「く」の字が傾いた形状に設定している。ゴミ捨ては塵埃収容部105aより塵埃があふれないうちに行うのが望ましい。
第1のフィルター枠140は下部に設けた開閉軸143を中心として回動するように設けられ、第1のフィルター枠140が閉まったときには、集塵ケース105と第1のフィルター枠140は気密状態を保って当接している。第1のフィルター106の下流側には、第2のフィルター枠163が設けられ、第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163が閉まったときには、この両者は気密状態を保って当接している。第2のフィルター枠163は、第1のフィルター枠140の下部に設けた開閉軸143中心として、第1のフィルター枠140と同心軸で回動するように設けられている。ここで、係止部142aは、ばねにより該係止部142aと第2のフィルター枠163に設けた係合部163aが係止するように付勢されているので、第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163は集塵ケース105側に気密状態を保つように係止している。なお、係止部142aと係合部163aの形状は、鉤状とするとなおよい。
第2のフィルター枠163の上方には、ハンドル123付近にボタン142が設けられ、このボタン142を押すことにより係止部142aが押され、この係止部142aと第2のフィルター枠163に設けている係合部163aとが開放され、第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163が開放されてゴミ捨てが可能となる。ここでは、集塵部103を掃除機本体1に装着したときに、上ケース150や、上蓋102が邪魔となってボタン142を押せないようにするため、該ボタン142は水平方向に動くように設けている。
第2のフィルター枠163には第2のフィルター161が一体に成形されている。第2のフィルター161はフィルター材をプリーツ状に形成し、山折りの折り線方向は床面に略垂直方向としている。また、第2のフィルター161には下流側の山の頂部にプラスチック製の補強部166が第2のフィルター161と一体に形成されている。なお、補強部166は山部全てに渡って設けているのではなく、除塵装置164の除塵ばね170が当たる部分の近くのみに設けている。これにより、除塵ばね170が与えた第2のフィルター161への振動が第2のフィルター161全体に伝わり易くなるので第2のフィルター161を除塵する能力を高くできる。また、第2のフィルター161下流側の山の頂部にはプラスチック製の補強部166を設けているので、フィルターの有効面積の低下を抑えることができ、通気抵抗の増大を防止できる。ここで、補強部166は、除塵ばね170により衝撃力や摩擦力を受けるので、POM(ポリオキシメチレン)を用いると、摩擦摩耗特性に優れているので、長時間の摺動特性や耐疲労性を向上でき、除塵性能の低下を防ぐことができる。
集塵部103の底面には、図7に示すように上下方向に移動自在に支持され、ばね41によって下方に向かって付勢された係止突起40が設けられている。
通常係止突起40は集塵部103から図7(a)に示すように凸しているが、図示下方から係止突起40を矢印46の方向に押込んだ際には、係止突起40は集塵部103の底面45と略同一面になるまで図7(b)の位置まで移動する構成である。
ばね41による付勢力は係止突起40を図7(a)に示すように集塵部底面45よりも確実に凸させるだけの力があればよく、集塵部103の自重より小となるよう設定されている。また、係止突起40は後述する上昇手段10のストッパ24に設けられた支持部25に対応した位置に設けられている。
図3及び図4に示すように、除塵装置164には除塵ばね170が取り付けられている。除塵装置164は、コードリール(図示せず)に巻き取られた電源コードを引くことにより回転し、これにともなって除塵ばね170が第2のフィルター161の補強部166と順次衝突する。そして、第2のフィルター161の補強部166に振動を与え、第2のフィルター161に付着した塵埃を落とす。なお、除塵装置164は除塵モータ47により減速ギヤ49を介して回転駆動される構成であってもよい。
ここで、除塵ばね170は、この除塵ばね170の軸を中心とする回転方向に変形しながら、第2のフィルター161の補強部166への衝突、この補強部166を乗り上げ、この補強部166を乗り越して、隣の山に設けた補強部166への衝突を繰り返す。この結果、除塵ばね170は、第2のフィルター161に振動を与えて、この振動により第2のフィルター161に付着している塵埃を剥離させる。
第2のフィルター161の清掃は、第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163を開けた状態にして、集塵ケース105を含めて、図示しない清掃用ブラシを使って第2のフィルター161の表面をブラッシングしたり、水洗いすることにより行えばよい。
第2のフィルター枠163の外周側には、第2のフィルター枠163と一体となった弾性シール部172があり、電動送風機107の前に設けられた保護フィルター112を収納するフィルターケース113と気密を保って当接している。なお、集塵ケース105を掃除機本体1に収納したときに、弾性シール部172は垂直方向ではなく、上側が電動送風機107側に傾斜して設けている。このため、集塵ケース105を掃除機本体1に押し込むことで、気密が取れ易くなるとともに、掃除機本体1から集塵ケース105の着脱をし易くする。さらに、第2のフィルター枠163の弾性シール部172は第1のフィルター枠140とも気密も取れるので、シール部材の数を低減できるという効果も有る。
次に図8から図12を用いて上昇手段10の構成について説明する。
集塵部103の下部の下ケース101内部には、集塵部上昇手段(以下、上昇手段)10が設けられている。図8および図9は上昇手段10のみの構成を示す詳細図であり、図8は側面図、図9は図8におけるB−B断面図である。図10は図2と略同方向からみた斜視図であり、図11は図10とは反対側からみた斜視図である。図12は、上昇手段10の動作の説明図である。
上昇手段10において、アーム14は回転支点15のまわりに揺動自在に軸支されており、アームの一端には長穴16が設けられている。長穴16は、その長手方向が略回転支点15の中心を向く方向に設けられている。上昇モータ18は減速機19を介してピニオンギヤ20を回転させる。ピニオンギヤ20は駆動ギヤ21と噛み合っており、上昇モータ18が回転すると駆動ギヤ21が回転支点26のまわりに低速で回転する構成である。駆動ギヤ21にはピン22が植立されており、ピン22はアーム14に設けられた長穴16に摺動自在に嵌合されている。
回転支点15にはストッパ24が揺動自在に支持されている。ストッパ24はアーム14の上部に載置された形態をなしており、アーム14よりも上方には揺動できるが、アーム14よりも下方には揺動できない。すなわち、アーム14がCW方向に回動するとストッパ24も共に回動する。ストッパ24に一部には突起として支持部25が設けられている。
上昇モータ18が回転してピニオンギヤ20が矢印CCW方向に回転すると、駆動ギヤ21は矢印CW方向に回転し、ピン22も駆動ギヤ21とともに矢印CW方向に回転する。ピン22はアーム14に設けられた長穴16に摺動自在に嵌合しているから、ピン22が移動するに伴ってアーム14は回転支点15のまわりにCW方向に回動する。アーム14の他端は集塵部103の下部まで延伸されていて、かつ集塵部103の底面45に当接する構成であり、アーム14がCW方向に回動すると接触部23を介して集塵部103は上向きの力を受けて持ち上げられる。アーム回転角度はθのときに集塵部103はH2だけ持ち上げられて103′の位置に至る構成である。集塵部103を持ち上げる接触部23は掃除機本体1の幅方向に図10,図11に示すように2箇所設けられ、さらに集塵部103の重心位置が2箇所ある接触部23の間に位置するよう接触部23の位置を設定すれば、集塵部103を持ち上げる際の安定が良いので集塵部103がぐらつくことがなく好適である。
図12によりピン22の回転動作とアーム14の動作について詳細に説明する。ピン22の回転軌跡29と長穴16の中心線27とが接する位置にピン22があるとき、回転支点26とピン22とを結んだ線30は中心線27とは直交する。このとき、アーム14の集塵部103の下部に延伸した部分が略水平になっているものとし、このときアームないしピン22は下死点にあると称する。
駆動ギヤ21が矢印CW方向に回転してピンが22′の位置に移動したとき、回転支点26とピン22′とを結んだ線31と長穴16′の中心線28とは直交し、このときアーム14′は角度θだけ回動した位置にある。このとき、アーム14′ないしピン22′は上死点にあると称する。
ピン22′は矢印CW方向にさらに回動するとピン22の位置に戻り、アーム14とともに下死点の位置となる。すなわち、駆動ギヤ21とともにピン22が下死点の位置からCW方向に上死点を経由して下死点まで一回転すると、アーム14は下死点の位置から角度θだけ揺動して上死点に至り、下死点に復帰する往復動作を行う構成である。ここで、下死点の位置を原点位置にあるものと称する。
集塵部103が掃除機本体1にセットされた状態においては、アーム14は下死点にあるものとすれば、そのときアーム14は集塵部103の下部では略水平の位置にあるから集塵部103とアーム14の高さ方向の合計寸法は最小となり、掃除機本体1の高さを抑制して小型化するのに好適である。
上記にて説明したように、集塵部103を掃除機本体1にセットした状態ではアーム14ないし駆動ギヤ21に設けられたピンが原点位置にある必要があるので、原点位置を検出する原点検出手段が必要である。その一例としては、駆動ギヤ21に一部にマグネット32を設けて駆動ギヤ21とともに回転させ、回転しない本体の側に磁力の変動を検出できるホール効果を利用したホールIC33を設けたものである。ピン22を設けた駆動ギヤ21が原点位置に至ると、ホールIC33がマグネット32を検出してその信号を後述する制御基板に送出することができる。原点検出手段としては、ホールICとマグネットの対に限定されるものではなく、受光素子と発光素子とを備えた光検知素子を用いてもよく、またあるいはマイクロスイッチのようなスイッチ素子であってもよい。
次に、集塵部103の有無を検出する集塵部検知手段53について、図8を用いて説明する。
本実施例では、集塵部103の一部には、集塵部103を出し入れする方向、すなわち本実施例では図示上下方向に延伸したマグネット54が設けられており、マグネット54の上下方向の寸法はH2よりもやや大である。掃除機本体1のマグネット54に相対した位置にはホールIC55が設けられている。ホールIC55は、集塵部103がセットされた位置から高さH2だけ上昇した103′の位置に上昇するまでのいずれの位置においてもマグネット54の一部と相対する位置に設けられ、ホールIC55の出力により集塵部103が存在することを検知できる。ユーザが集塵部103を上方に引き抜いた場合には、マグネット54は集塵部103とともに取り外されるので、ホールIC55はマグネットを検出できず、よって集塵部103が取り外されたことを検出できる構成である。マグネット54とホールIC55は集塵部検知手段として機能する。
なおこの集塵部検知手段53として、集塵部103がセットされた位置から高さH2だけ上昇した103′の位置に上昇するまでのいずれの位置においてもマイクロスイッチがオンとなるように配置してもかまわない。
次に制御の構成について、図13を用いて説明する。制御基板34には電源回路38が設けられ、電源コードによって商用電源に接続される。操作部6には入り切りを行う電源スイッチ35,強弱などの運転モードの切り替えスイッチ39,運転状況を表示する例えば発光ダイオードなどを備えた表示部37を備えている。制御基板34は、運転モードに従って電動送風機107の運転を制御する。電動送風機電流検出部36は電動送風機107を運転する電流値を検出しており、もしフィルターが詰まったときには空気流量が低下して電流値が低下することを利用して、フィルターの詰まりを検出して表示部37に表示してユーザにフィルターの清掃を促す。制御基板34はまた、蓋開スイッチ17が押されたこと、あるいはロックツメ13が開放されたことを検出して、上蓋102が開かれたことを検出する。さらに原点位置センサとして例えばホールIC33が接続されており、上昇手段10が原点位置にあるか否かを検出する。さらに、上昇モータ18,上蓋開モータ48,除塵モータ47の動作を制御する。塵埃量検出手段44は集塵部103の塵埃収容部105aに塵埃が満杯になったことを検出する。
次に図14から図19を用いて上昇手段10の動作について説明する。図14は集塵部103が掃除機本体1にセットされた状態で、図4と同じ状態を示しており、上昇手段10のアーム14は図12にて説明した下死点(原点)にある。図15は下死点と上死点との間、図16は上死点、図17は下死点に復帰した状態、図18はユーザが集塵部103を取り出す状態を示している。掃除機本体1の上ケース150と下ケース101とは、この説明では簡単のために破線の輪郭のみで示す。
図14において、先に説明したように、ユーザが集塵部103に集積した塵埃を捨てるために掃除機本体1に設けられた解除ボタン12を押すと、ロックツメ13が外れてロックが外れて上蓋102が開くとともに、蓋開スイッチ17が動作して蓋開信号を制御基板34に送る。
あるいは塵埃量検出手段44によって塵埃収容部105a内が塵埃で満杯になったことを検知して制御基板34に検知信号を送ったら、上蓋開モータ48が動作してロックツメ13が外れてロックが外れて上蓋102が開く。上蓋開モータ48はモータに限定されるものではなく、ソレノイドのような電磁的なアクチュエータによって動作するものであってもよい。
しかる後に、上昇モータ18を駆動して駆動ギヤ21をCW方向に回転させると図8にて説明したようにアーム14がCW方向に揺動して接触部23が集塵部103の底面45を押し上げる。駆動ギヤ21が回転すると駆動ギヤ21に設けられたマグネット32がホールIC33の位置から移動するので、ホールICはマグネットを検出できなくなるので制御基板34は駆動ギヤ21が回転していると判定できる。
図15は駆動ギヤ21が回動してアーム14が揺動した状態を示したもので、アーム14によって集塵部103は高さH1だけ押し上げられ、さらに矢印50の方向に上昇する。ストッパ24はアーム14と集塵部103との間に位置しており、アーム14に接して下方から押し上げられる。集塵部103はストッパ24を介してアーム14から押し上げられても良い。このとき、係止突起40はストッパ24に設けられた支持部25によって下方から押されてばね41を押縮め、係止突起40は集塵部底面45と略同一面の位置となっている。集塵部103は、図3に示すフィルターケース113とホース接続口部116とに挟まれて規制された空間を上昇することになり、さらにアーム14は集塵部103の重心を挟んで2本設けられていて集塵部103の底面45を2箇所で押上げるので安定がよく、ほぼ下死点におけるセット時の姿勢のままで略鉛直に矢印50の方向に上昇する。
さらに、先に説明したように弾性シール部172は垂直方向ではなく、上側が電動送風機107側に傾斜して設けているので、下死点の状態から上昇を開始する時点では弾性シール172の反力による摩擦力が生じるが、たとえば図15に示した以降では集塵部103の自重のみがアーム14の接触部23に加わる。
図16は駆動ギヤ21がさらに回転して図12にて説明した上死点に至った場合を示している。このときアーム14の揺動角度は最大であり、集塵部103は高さH2だけ上昇している。ストッパ24の支持部25は回転支点15を中心としたストッパ先端軌跡51に沿って移動するが、このストッパ先端軌跡51は上死点においては集塵部103に設けられた係止突起40から離反する位置関係としている。したがって、上死点位置においては係止突起40から支持部25が離れるので、ばね41の反力によって係止突起40は下方に凸する。ここで、ばね41の反力は係止突起40を飛び出すことが確実にできるだけのばね力があれば良く、その力は集塵部103が空の状態における自重より小さい、ごく弱いばねで十分である。
図17は駆動ギヤ21がさらに回転を継続して下死点の位置に至った状態を示している。このとき、駆動ギヤ21,アーム14の位置は図4,図14に示した位置と同一の位置となっており、駆動ギヤ21に設けられたマグネット32はホールIC33により再び検知されるので、駆動ギヤ21が原点位置まで復帰したことがわかるので制御基板34は上昇モータ18の回転を停止する。図16の状態から図17の状態に至るとストッパ24はアームとともにCCW方向に回転して下死点位置に復帰しようとするが、集塵部103の底面45には係止突起40が凸しているためにストッパ24に設けられた支持部25が係止突起40にひっかかり、係止突起40と回転支点15との間で突っ張って集塵部103を高さHだけ上昇したままの状態で支持する形態となる。ここで、図17の状態は図16にて示した上死点の状態と比較するとストッパ24はCCW方向にさらに回転した状態なので、H<H2となっている。ここで、係止しようとする高さHを上死点の高さH2より小とすることにより、上死点高さH2から係止高さHまで集塵部103は下降するのであるが、その下降する動作の間にストッパ24は係止突起40に対して確実にひっかかるので係止動作を確実に行うことができるので好適である。
この図17の状態では集塵部103はストッパ24によって支持されているので、仮にユーザが掃除機本体1の電源回路38を抜いたとしても集塵部103はそのままの状態を保つことができる。この状態では集塵部103が持ち上がった位置にあるのでゴミ捨てのためにユーザがハンドル123を持って集塵部103を取り出すに際して持ち易く、さらに弾性シール部172とフィルターケース113との間による摩擦力も生じないので取り出す力は集塵部103の自重のみであり、余計な力が不要であり取り出しやすい。
次に図18に示すようにユーザが集塵部103を上方に取り出すと、係止突起40も集塵部103とともに上方に移動するのでストッパ24の支持部25が係止突起40から外れ、その後は回転支点15のまわりに自重によりCCW方向に回転落下して、アーム14の上に載置された形態となる。この形態は集塵部103が取り外されていることを除けば図14に示した、集塵部103がセットされた下死点の状態と同一である。その後、ユーザは図6に示すようにボタン142を押して集塵部103の一面をなす第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163との係止を外して開閉軸143のまわりに回動させて開き、内部の塵埃を捨てる。
ゴミ捨ての完了した集塵部103を掃除機本体1に再度セットする際には単に上方から矢印52方向に押し込めばよく、そのときにはストッパ24はアーム14に沿った位置にあるから集塵部103をセットする際には何ら妨げにならず、容易に集塵部103を図14ないし図4に示した位置にセットすることができる。ここで、集塵部103をセットする際にばね41を押し縮める必要があるとしても、先に説明したようにそのばね力は係止突起40を飛び出すことが確実にできるだけのばね力でしかなく、その力は集塵部103が空の状態における自重より小さい、ごく弱いばねであり、セットする際の妨げにはならないので、集塵部103をセットしやすい掃除機を提供できる。
またさらに、図17に示すように、集塵部103の質量の大小によらず、常に高さHの位置まで上昇して係止されるので、ユーザからみると常に同じ位置まで集塵部103が上昇するので操作感が常に同様であって使いやすい。
またさらに、図17に示した集塵部103が上昇した位置で係止された状態になって以降においては、掃除機本体1の電源コード(図示せず)を引き抜いて商用電源を切断したとしても集塵部103はストッパ24によってそのまま位置を維持されるので、ユーザは電源を抜いて掃除機本体を移動したとしても集塵部103を引き抜くことも再度掃除機本体1にセットすることもできるので都合が良い。
またさらに、図4ないし図14に示した下死点の位置において、上昇手段10は集塵部103を掃除機本体1に対して係止していないので、ユーザがハンドル123を把持して上方に引くと、上昇手段10を動作させなくとも集塵部103を引き抜くことができる。このような構成なので電源コードを商用電源から引き抜いた状態であってもユーザは自在に集塵部103を引き抜くことができるので、使い勝手が良い。
次に図19と図12とを用いて、本実施例における駆動ギヤ21の原点位置からの回転動作とアーム14先端の接触部23の上昇量(すなわち、集塵部103の上昇量)との関係について説明する。
駆動ギヤ21が原点位置である下死点からCW方向に回転を開始すると、ピン22の移動方向は長穴16の長手方向と略等しいから、アーム14のCW方向への回転角度は僅かである。駆動ギヤ21がCW方向にさらに回動するにつれてアーム14の回転支点15まわりの回転変位は大きくなり、駆動ギヤ21がさらにCW方向に原点位置からφだけ回転して上死点位置に至ると、ピン22′の移動方向は再び長穴16の長手方向と略等しくなるので駆動ギヤ21の回転に応じたアーム14の回転変位は小さくなる。上死点位置からさらに駆動ギヤ21が回動して下死点位置まで復帰すると、アーム14は下降して原点位置に戻る。そこで、駆動ギヤ21の回転角度を横軸に、アーム14先端の集塵部103との接触部23の上昇高さHを縦軸にとってグラフで表すとその上昇曲線56は図19に示すような、360°回転すると原点位置に復帰する略サイン曲線となる。ここで、上死点から下死点に至るまでの駆動ギヤ21の回転角度φは180°よりも大となる。図16から図17にて説明したように、上死点を過ぎて上昇量が最大値であるH2よりも小さいHに至ってからストッパ24により集塵部103を係止するから、図19においては回転角度がφ2で示す位置が係止位置となる。係止位置を過ぎたのちは、上昇曲線56は破線にて示す56′のようになり、駆動ギヤ21が360°回転して原点に戻る。ここで、上昇曲線が下死点位置の近傍では回転角度に対して集塵部103は徐々に上昇するから集塵部103の加わる加速度が小さいので動作が急激でなく、ゆるやかに上昇を開始するので動作がスムーズである。同様に上死点の近傍においても回転角度に対して集塵部103は徐々に上昇する速度を緩める特性であり、急減速をしないので衝撃はなく、集塵部103ががたついたり、衝撃により塵埃が飛散することもないので好都合である。
また、第2のフィルター161を除塵装置164により除塵した後に集塵部103を上昇させる際に、集塵部103が勢いよく跳ね上がることを防げるので、第2のフィルター161から除塵されて剥離した微細塵が、集塵部103内からこぼれるのを防ぐことができ、衛生上好ましい掃除機を提供できる。
またさらに、集塵部103をストッパで係止したのち、360°まで回転して原点位置に復帰するまでの回転角度(360−φ2)は、上昇の際に原点から係止位置に至るまでの回転角度φ2よりも小なので、係止してからの戻り動作が速いことになり、一連の動作がすばやく完了して都合がよい。
またさらに、下死点位置から係止位置に至るまでは、集塵部103は接触部23を介して持ち上げられている状態なので、上昇モータ18にはその負荷が加わる。一方、係止位置から原点までの戻り動作の時には集塵部103はストッパ24により係止されているので、上昇モータ18はほぼ無負荷の状態である。ところで、図12において、駆動ギヤ21をCW方向に回転させると、モータに負荷がかかる上昇時にはピン22は回転軌跡29のうち回転支点15から遠いほうの軌跡を通り、回転支点15からの距離は最大R1となる。一方無負荷となる戻り動作時にはピン22は回転軌跡29のうち回転支点15に近い軌跡を通り、回転支点からの距離は最小R2となる。ここで、上昇モータ18の出力トルクは一定と考えると、R1>R2だから回転支点15まわりにアーム14に加わるトルクは上昇時に最大となり、戻り動作時には最小となるので上昇モータ18に加わる負荷の大小と合致している。そのため、このような構成とすれば上昇モータ18の出力を効率よく用いることができるので好適である。
次に、図20と図21を用いて、集塵部103の上昇量H2ないし係止高さHの適正な高さについて説明する。図20は図2に示した掃除機本体1の状態から、図17に示すように集塵部103が上昇して係止された状態を示している。図21は図20を矢印58の方向から見た図である。
ユーザはゴミ捨てに103を上方に引き抜けば良いので、取り扱い易い。
図21に示すように、掃除機本体1に設けられたホース接続口部116と集塵部103に設けられた流入部115とは、集塵部103がH2だけ上昇した際には互いに位置がずれ、開口部57として示した寸法Fの部分のみが集塵部103がセット位置から上昇する過程において常時開口された状態となる。すなわち、開口部57は、集塵部103がH2だけ上昇したときにおけるホース接続口部116と流入部115との連通部となる。この高さ方向の寸法であるF寸法が小さいと、ホース接続口部116から流入部115にまたがって障害物が挿入された状態で集塵部103が電動で上昇すると、障害物を挟み込む可能性がある。そこでF寸法をできるだけ大きくすることが好ましい。このようなF寸法を確保するためには最大の上昇量であるH2寸法を過大にすることは好ましくない。本実施例ではホース接続口部116と流入部115を直径約45mmの丸穴とし、上昇量H2を30mmとして開口部57のF寸法を15mmとしている。F寸法は障害物の大きさにもよるが、15mm以上とするのが好ましい。
また、ホース2の接続部2aを掃除機本体1のホース接続口部116に取り付けていない場合には、操作表示部6と制御基板34が電気的に接続されていない。この場合には、上昇モータ18を駆動させないようにすれば、安全上より好ましい。
ここで、図25と、図26を用いて、長穴16を用いない場合について説明する。図25は、長穴16を用いない場合の上昇手段の構成を示す図で、図26は、図25の上昇手段の構成を示すC−C断面図である。
図25と図26が図8および図9と異なるところは、アーム14が長穴16を備えておらず、ピン22がアームの一辺であるピン当接面75と当接しており、ピン22とピン当接部75とが摺動自在に配置されていることである。またさらに、復帰ばね76を備えていることであり、そのほかの構成については図8および図9と同一である。復帰ばね76は一端をアーム14に、他端を掃除機本体1の下ケース101に支持されて張架されており、アームを矢印CCW方向に回転させる回転力を付与する。復帰ばね76による付勢力はアーム14を上死点から下死点まで復帰させるだけの回転力を生じればよいので、ごく弱いばねで十分である。復帰ばね76はまた回転支点15に設けられたねじりばねであってもよい。
駆動ギヤ21とピン22とが矢印CW方向に回転すると、アーム14は回転支点15のまわりに矢印CW方向に回転し、上死点に至る。この下死点から上死点までの動作においては、ピン22はピン当接面75を押下げながら動作するので、アーム14の動作もアーム14によって押上げられる集塵部103の上昇動作も図19にて示した回転角度0から角度φにいたるまでの動作特性と何ら変わるものではない。
引き続いての上死点から下死点に至るまでのCW方向の動作、すなわち集塵部103をストッパ24によって高さH2だけ上昇した位置で系止した以降の角度φから角度360゜までの動作においては、ピン22はピン当接面75から離反する方向に移動する。しかし、前記復帰ばね76によってアーム14に矢印CCW方向の回転力を付与することで、ピン当接面75がピン22に常に接しながら動作する状態となすことができ、結果として図19に示した一連の動作にわたって同様な動作特性を得ることが出来る。
また、アーム14の重心が回転支点15より接触部の側にあれば、復帰ばね76が無くてもアーム14には矢印CCW方向の回転モーメントが生じるので、やはり図19に示した一連の動作にわたって同様な動作特性を得ることが出来るので、復帰ばね76が不要となって構造の簡素化ができて都合がよい。
図25と図26のような構成とすれば、アーム14と下ケース101との間に障害物が差し込まれた状態のままで駆動ギヤ21が上死点から下死点まで移動した場合には、ピン22とピン摺動面75とは違いに離反するので、アーム14と下ケース101との間で障害物が挟まれる力は高々アーム14の自重のみか、あるいは復帰ばね76の付勢力にすぎないのでユーザは容易に障害物を引き抜くことができるので安全である。
次に、図22を用いてゴミ捨てのために上昇手段10を動作させる際の掃除機本体の動作制御について説明する。図22は動作制御の流れ図である。
集塵部検知手段53により、集塵部103が掃除機本体1にセットされているか否かを検出する(ステップ59)。集塵部103が本体にセットされており、かつ塵埃量検出手段44が集塵部103内の塵埃が満杯になったことを検知したら(ステップ60)、上蓋開モータ48を駆動させて上蓋102を開く(ステップ65)。
または蓋開スイッチ17がユーザにより押下されたことを検出したら(ステップ61)、上昇モータ18を回転(ステップ62)して上昇手段10を動作して集塵部103を上昇させる。ホールIC33が原点位置を検出(ステップ63)したら、駆動ギヤ21が一回転して上昇手段10は下死点まで復帰して図17に示す位置にあることがわかるので、上昇モータ18を停止する(ステップ64)。ここで掃除機は図20に示した状態となる。ユーザは集塵部103を取り出して(ステップ66)ゴミ捨てを行う。ストッパ24は集塵部103が取り出されると係止突起40から外れて元の位置に復帰する(ステップ67)。ユーザがゴミ捨てを完了して集塵部103を再セットしたら(ステップ68)集塵部検知手段53が集塵部103を検知する(ステップ69)。
本実施例の制御によれば、集塵部検知手段53を設けることで、集塵部103が取り外されている場合には上昇機構10を動作しないのでユーザがゴミ捨て動作を行っている際に上昇手段10が動作することがないので安全である。
またさらに、塵埃量検出手段44が動作したら上蓋102を開放して集塵部103を上昇手段10よって一定量だけ上昇させるので、集塵部103が満杯になったらユーザにゴミ捨てを促す、ゴミ捨てのし易い電気掃除機を提供できる。
次に、他の実施例について図23と図24により説明する。
これまで説明した実施例は所謂サイクロン分離室109で遠心分離によって塵埃を捕捉して集塵する構成の集塵部を備えた構成について説明したが、そのような構成に限定されるものではない。図23と図24は集塵部として集塵袋70による濾過によって塵埃を捕捉して集塵する所謂パックフィルターを用いた構成の例であり、図23は集塵袋70をセットした状態を示している。本実施例においては、集塵袋70は例えば全体を網目状あるいは多数の通気口72が設けられた樹脂製のパックケース71に収納されている。集塵袋70の一端には流入口117が設けられ、セットされた際にはホース接続部2aと弾性シール部材を介して気密を保って接続される構成である。塵埃が満杯に集積されると集塵袋70は膨らむが、パックケース71に収納することによって集塵袋70が膨らんでもパックケース71は変形しないので、パックケース71を本発明による上昇手段10を動作させてパックケース71の底面を押し上げて掃除機本体1から上昇させることができる。
図24は本発明による上昇手段10によって集塵袋70を上昇させた状態と取り外した集塵袋70とを示しており、ユーザは取っ手118を持って上方に持ち上げることで、容易に集塵袋70をパックケース71と共に取り出すことができる。パックケース71ごと取り出した集塵袋70をパックケース71から取り出すことで、ユーザは紙パックごと集積した塵埃を捨てることができる。パックケース71に新しい集塵袋70をセットした後、掃除機本体1に挿入することにより再度塵埃を吸引することができるようになる。このように、集塵袋70を用いた構成であっても本発明による上昇手段10を用いることによって集塵袋70の脱着が容易であり、使いやすい電気掃除機を提供できる。
本発明によれば、集塵室104に設けられた取り外し自在の集塵部103の塵埃収容部105a内が満杯になったことを塵埃量検出手段44によって検出するか、またはユーザが解除ボタン12を押して上蓋を開いたことを検出したら、集塵部103を電動で上昇させるので、ゴミ捨てのために集塵部103を取り出しやすく、使いやすい電気掃除機を提供できる、という効果がある。
またさらに、ゴミ捨ての際に集塵部103を確実に、かつ集塵部103の質量の大小にかかわらず略同一量だけ上昇させるので取り出しやすく、さらに集塵部103が勢い良く跳ね上がることがなく、かつ集塵部103をセットする際にはばねを押込むなどの余計な力を必要としない、使いやすい電気掃除機を提供できる、という効果がある。
本発明の一実施の形態を示す電気掃除機の外観斜視図である。 図1に示した電気掃除機における掃除機本体の上蓋を開いた状態を示す斜視図である。 図1に示した電気掃除機における掃除機本体内の上蓋を開いて、集塵部103を取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示した電気掃除機における掃除機本体の断面図である。 集塵部103を下流側から見た外観斜視図である。 集塵ケース105から第1のフィルター枠140と第2のフィルター枠163の両者を一緒に開いた外観斜視図である。 集塵部103の断面構成を示す図である。 本発明による上昇手段の構成を示す図である。 本発明による上昇手段の構成を示すB−B断面図である。 本発明による上昇手段の構成を示す斜視図である。 本発明による上昇手段の構成を示す斜視図である。 本発明による上昇手段の動作を示す図である。 本発明による上昇手段を備えた電気掃除機の制御構成を示す図である。 本発明による上昇手段の動作を示す図である。 本発明による上昇手段の動作を示す図である。 本発明による上昇手段の動作を示す図である。 本発明による上昇手段の動作を示す図である。 本発明による上昇手段の動作を示す図である。 本発明による上昇手段の動作特性を示す図である。 本発明による上昇手段を備えた電気掃除機の斜視図である。 本発明による上昇手段を備えた電気掃除機の前面図である。 本発明による上昇手段を備えた電気掃除機の動作制御を示す流れ図である。 本発明による上昇手段を備えた電気掃除機の他の実施例を示す斜視図である。 本発明による上昇手段を備えた電気掃除機の他の実施例を示す斜視図である。 本発明による上昇手段の他の構成を示す図である。 本発明による上昇手段の他の構成を示すC−C断面図である。
符号の説明
1 掃除機本体
2 ホース
2a 接続部
3 手元操作管
4 伸縮継手管
5 吸口
10 集塵部上昇手段
11,15,26 回転支点
12 解除ボタン
13 ロックツメ
14 アーム
16 長穴
17 蓋開スイッチ
18 上昇モータ
19 減速機
20 ピニオンギヤ
21 駆動ギヤ
22 ピン
23 接触部
24 ストッパ
25 支持部
27,28 中心線
29 回転軌跡
32 マグネット
33 ホールIC
34 制御基板
35 電源スイッチ
36 電動送風機電流検出部
37 表示部
38 電源回路
39 切り替えスイッチ
40 係止突起
41 ばね
42 発光素子
43 受光素子
44 塵埃量検出手段
45 集塵部底面
47 除塵モータ
48 上蓋開モータ
49 減速ギヤ
51 ストッパ先端軌跡
53 集塵部検知手段
70 集塵袋
71 パックケース
72 通気口
101 下ケース
102 上蓋
103 集塵部
105 集塵ケース
106 第1のフィルター
107 電動送風機
108 フィルター
112 保護フィルター
113 フィルターケース
115 流入部
116 ホース接続口部
117 流入口
118 取っ手
123,207 ハンドル
140,163 フィルター枠
142 ボタン
143 開閉軸
150 上ケース
155 ゴミ捨てライン
161 第2のフィルター
164 除塵装置
172 弾性シール部
208 走行車輪

Claims (11)

  1. 集塵室および電動送風機を有する掃除機本体と、前記集塵室に着脱自在に設けられ、前記電動送風機の吸込気流によって吸い込んだ塵埃を集塵する集塵部とを備えた電気掃除機において、
    前記掃除機本体に、前記集塵部を電動で上昇させる上昇手段を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1において、
    前記上昇手段は電動機を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項1または2において、
    前記集塵部内の塵埃量を検出する塵埃量検出手段を設け、前記上昇手段は前記塵埃量検出手段からの検出結果に応じて動作することを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記上昇手段に指令を送信するスイッチ手段を設け、前記スイッチ手段が入りとなると、前記上昇手段を動作させることを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記上昇手段は前記集塵部内に収容した塵埃の質量の大小にかかわらず、前記集塵部の上昇する量を略同一としたことを特徴とする電気掃除機。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記集塵部が上昇したときにおけるホース接続口部と前記集塵部の流入部との連通部の高さ方向の寸法を15mm以上としたことを特徴とする電気掃除機。
  7. 請求項5乃至6のいずれかにおいて、
    前記上昇手段は上昇の最大位置である上死点付近で集塵部を保持する保持部材を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  8. 請求項7において、
    前記保持部材は、前記上昇手段が上死点の位置を通過して以後に集塵部を保持することを特徴とする電気掃除機。
  9. 請求項7乃至8のいずれかにおいて、
    前記保持部材は集塵部を取り外すと収納状態に戻ることを特徴とする電気掃除機。
  10. 請求項6乃至9のいずれかにおいて、
    前記上昇手段は、回転支点のまわりに回転自在に軸支され、一端を前記集塵部の底面と接し、かつ電動モータにより駆動力を付与されるアームを備え、
    前記保持部材は前記アームの回転支点のまわりに同軸で回転自在に軸支されていることを特徴とする電気掃除機。
  11. 請求項10において、
    前記保持部材は前記集塵部と前記上昇手段のアームとの間に設けたことを特徴とする電気掃除機。
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