JP2010075490A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】集塵容器の把手を持って掃除しても、集塵容器が収納部から外れないこと。
【解決手段】集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出する集塵容器検出手段63と、集塵容器が集塵容器収納部から取り出せないように集塵容器と集塵容器収納部とを電磁ソレノイドを用いて連結させる連結手段53と、集塵容器検出手段の信号を受けて、連結手段53の作動を制御する制御手段62とを備え、電源が供給されていて且つ集塵容器が集塵容器収納部に収納されていることを検出しているときには、連結手段62により集塵容器と集塵容器収納部とを連結させることにより、掃除中に集塵容器ハンドルを持って掃除機本体を持ち上げても、集塵容器が集塵容器収納部から外れて、掃除機本体が落下することもなく、安全性の高い電気掃除機を提供できるようになる。
【選択図】図8
【解決手段】集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出する集塵容器検出手段63と、集塵容器が集塵容器収納部から取り出せないように集塵容器と集塵容器収納部とを電磁ソレノイドを用いて連結させる連結手段53と、集塵容器検出手段の信号を受けて、連結手段53の作動を制御する制御手段62とを備え、電源が供給されていて且つ集塵容器が集塵容器収納部に収納されていることを検出しているときには、連結手段62により集塵容器と集塵容器収納部とを連結させることにより、掃除中に集塵容器ハンドルを持って掃除機本体を持ち上げても、集塵容器が集塵容器収納部から外れて、掃除機本体が落下することもなく、安全性の高い電気掃除機を提供できるようになる。
【選択図】図8
Description
本発明は、直接触れる着脱自在の集塵容器を有する電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機として、掃除機本体の前部に配された集塵容器集塵容器収納部と、塵埃を捕集すると共に集塵容器集塵容器収納部に着脱自在に装着される集塵容器を備え、集塵容器の上部に持ち運び用の集塵容器ハンドルが設けられ、その集塵容器ハンドルの後部に集塵容器を集塵容器集塵容器収納部に固定する尾錠を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−52589号公報
しかしながら、前記上記特許文献1に記載された電気掃除機の構成においては、集塵容器の集塵容器集塵容器収納部への固定が、持ち手後部に設けた尾錠のみで行っているので、持ち手を持ち上げたときに、尾錠の部分にこじるような力が加わるため、持ち手を急に持ち上げたときに尾錠が外れたり、破損するなどの課題があった。また集塵容器の後部のみ固定されているので、前部で空気漏れが発生するなどの課題もあった。さらに使用者が誤って、集塵容器ハンドルを持って掃除を行った場合、尾錠が外れてしまうと本体が落下して、足下に落として怪我したり、床面を傷つけたり、掃除機本体も落下による衝撃で破損したり、内部部品の破損によって動作しなくなるなどの不具合を生じる可能性があった。
上記課題の対応のため、機構的に固定箇所を増やすことも考えられるが、この固定箇所を解除する機構部品に使用者が誤って触ったときには同様の不具合が発生する。
さらに本体が持ち上がらないように集塵容器ハンドルと連動して尾錠の勘合を解除することも考えられるが、それでも掃除動作を行い、塵埃が蓄積されてくると、電動送風機の吸引によって負圧が上がりタイト面だけで本体が持ち上がる危険性が生じる。その状態で掃除動作を手元操作で掃除動作を停止させると、本体が落下してしまい、上記の不具合が生じてしまうという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、使用者が誤って集塵容器の持ち手を持って掃除を行ったときにも本体が落ちて破損することがない、安全性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵容器と、前記集塵容器を収納する集塵容器収納部を有し前記電動送風機を内包する掃除機本体と、前記集塵容器を集塵容器収納部から取り出す集塵容器ハンドルと、前記集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出する集塵容器検出手段と、前記集塵容器が集塵容器収納部から取り出せないように集塵容器と集塵容器収納部とを電磁ソレノイドを用いて連結させる連結手段と、前記集塵容器検出手段の信号を受けて、前記連結手段の作動を制御する制御手段とを備え、電源が供給されていて且つ集塵容器が集塵容器収納部に収納されていることを検出しているときには、集塵容器が集塵容器収納部から外れないよう、前記連結手段により集塵容器と集塵容器収納部とを連結させるものである。
これによって、集塵容器と集塵容器収納部を連結する連結手段を有し、電源が投入されている間は、集塵容器と集塵容器収納部とが連結されているので、使用者が誤って集塵容器ハンドルを持って掃除を行っても、本体を落とすことなく掃除を行うことができる。
本発明の電気掃除機は、使用者が誤って集塵容器ハンドルを持って掃除を行っても掃除機本体を落とすことなく掃除を行うことができるため、本体が落下して、足下に落として怪我したり、床面を傷つけたり、掃除機本体も落下による衝撃で破損したり、内部部品の破損によって動作しなくなることをなくすことができ、安全性の高い電気掃除機を提供することができる。
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵容器と、前記集塵容器を収納する集塵容器収納部を有し前記電動送風機を内包する掃除機本体と、前記集塵容器を集塵容器収納部から取り出す集塵容器ハンドルと、前記集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出する集塵容器検出手段と、前記集塵容器が集塵容器収納部から取り出せないように集塵容器と集塵容器収納部とを電磁ソレノイドを用いて連結させる連結手段と、前記集塵容器検出手段の信号を受けて、前記連結手段の作動を制御する制御手段とを備え、電源が供給されていて且つ集塵容器が集塵容器収納部に収納されていることを検出しているときには、集塵容器が集塵容器収納部から外れないよう、前記連結手段により集塵容器と集塵容器収納部とを連結させることより、使用者が誤って集塵容器ハンドルを持って掃除を行っても掃除機本体を落とすことなく掃除を行うことができるため、掃除機本体が落下して、足下に落として怪我したり、床面を傷つけたり、掃除機本体も落下による衝撃で破損したり、内部部品の破損によって動作しなくなることもなくすことができる。
第2の発明は、電源が供給されたときに、集塵容器検出手段によって集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出できなかった場合は連結手段を作動させず、集塵容器と集塵容器収納部とは連結解除状態とし、改めて、集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出したときに、集塵容器が集塵容器収納部から外れないよう、集塵容器と集塵容器収納部とを連結させることにより、どのような状態で電源供給されても確実に集塵容器と集塵容器収納部の連結を行うことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明の電磁ソレノイドが、電磁リレーと往復運動する金属シャフトからなり、集塵容器の側面に前記金属シャフトが入り込む溝を設けたことにより、簡易な構造で、使用者が誤って掃除機本体を落とすことなく掃除を行うことができるため、掃除機本体が落下し、足下に落として怪我したり、床面を傷つけたり、掃除機本体も落下による衝撃で破損したり、内部部品の破損によって動作しなくなることもなくすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態における電気掃除機について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は同電気掃除機本体の側断面図である。図1、2において、電気掃除機本体1は、後部に電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が配され、前部に、着脱自在で塵埃を分離捕集する集塵容器4を収納する集塵容器収納部5が配され、後方下部の両側に1対の走行用の車輪6が回転自在に取付けられ、底面前部には、同じく走行用のキャスター7が取付けられている。電気掃除機本体1の前部には、ホース8の一端に設けた接続パイプ9が着脱自在に接続される吸気口10が設けられている。ホース8の他端には、掃除の際に握ると共に電気掃除機本体1の運転を操作するための操作部11aを有する把手11を備えた先端パイプ12が設けられている。13は伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管で、下流側端部が前記先端パイプ12に着脱自在に接続され、他端は、塵埃掻き上げ用の回転ブラシ14とその回転ブラシ14を回転駆動するモータ15を内蔵した吸込み具16に着脱自在に接続される。17は、弾性材料から成形され電気掃除機本体1の前部から両側にかけて延設されたバンパーで、電気掃除機本体1の走行時に、電気掃除機本体1が家具、柱などに衝突してもそれらに傷を付けないようにするための物である。18は、電気掃除機本体1を持ち運ぶ際に立てて使用する本体ハンドルで、電気掃除機本体1の重心を通る垂直線上に回動中心が位置するように電気掃除機本体1の上部に回動自在に取付けられている。19は、集塵容器4の持ち運び用の集塵容器ハンドルで、昇降自在になっており、集塵容器4を持ち運ぶ時や、電気掃除機本体1の集塵容器収納部5から取り外す時に持ち上げて握るものである。持ち上げていないときには重量およびバネで降下位置で収納されている。電気掃除機本体1の外郭は、後方に電動送風機2を収納する電動送風機室3を形成した下ボデー1aと上ボデー1bから構成されている。電動送風機2の前部は、弾性体よりなるサポート前20で、後部は、同じく弾性材料からなるサポートウシロ21で、電動送風機室3内に支持されている。22は、電動送風機室3と集塵容器収納部5とを仕切る隔壁で、略中央に電動送風機2の吸入開口2aと連通する格子状の隔壁開口部23が設けられ、その隔壁開口部23は、集塵容器収納部5側から三次フィルター24で覆われている。25は、電気掃除機本体1に電源を供給する電源コードである。電気掃除機本体1の吸入口10の後方には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着したときに、集塵容器4の前部に密着するパッキン29が設けられている。
本発明の実施の形態における電気掃除機について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は同電気掃除機本体の側断面図である。図1、2において、電気掃除機本体1は、後部に電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が配され、前部に、着脱自在で塵埃を分離捕集する集塵容器4を収納する集塵容器収納部5が配され、後方下部の両側に1対の走行用の車輪6が回転自在に取付けられ、底面前部には、同じく走行用のキャスター7が取付けられている。電気掃除機本体1の前部には、ホース8の一端に設けた接続パイプ9が着脱自在に接続される吸気口10が設けられている。ホース8の他端には、掃除の際に握ると共に電気掃除機本体1の運転を操作するための操作部11aを有する把手11を備えた先端パイプ12が設けられている。13は伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管で、下流側端部が前記先端パイプ12に着脱自在に接続され、他端は、塵埃掻き上げ用の回転ブラシ14とその回転ブラシ14を回転駆動するモータ15を内蔵した吸込み具16に着脱自在に接続される。17は、弾性材料から成形され電気掃除機本体1の前部から両側にかけて延設されたバンパーで、電気掃除機本体1の走行時に、電気掃除機本体1が家具、柱などに衝突してもそれらに傷を付けないようにするための物である。18は、電気掃除機本体1を持ち運ぶ際に立てて使用する本体ハンドルで、電気掃除機本体1の重心を通る垂直線上に回動中心が位置するように電気掃除機本体1の上部に回動自在に取付けられている。19は、集塵容器4の持ち運び用の集塵容器ハンドルで、昇降自在になっており、集塵容器4を持ち運ぶ時や、電気掃除機本体1の集塵容器収納部5から取り外す時に持ち上げて握るものである。持ち上げていないときには重量およびバネで降下位置で収納されている。電気掃除機本体1の外郭は、後方に電動送風機2を収納する電動送風機室3を形成した下ボデー1aと上ボデー1bから構成されている。電動送風機2の前部は、弾性体よりなるサポート前20で、後部は、同じく弾性材料からなるサポートウシロ21で、電動送風機室3内に支持されている。22は、電動送風機室3と集塵容器収納部5とを仕切る隔壁で、略中央に電動送風機2の吸入開口2aと連通する格子状の隔壁開口部23が設けられ、その隔壁開口部23は、集塵容器収納部5側から三次フィルター24で覆われている。25は、電気掃除機本体1に電源を供給する電源コードである。電気掃除機本体1の吸入口10の後方には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着したときに、集塵容器4の前部に密着するパッキン29が設けられている。
次に、集塵容器4の構成について図3〜6を用いて説明する。図3は、同電気掃除機の集塵容器の一部欠載斜視図、図4は、同集塵容器の断面図、図5は、同集塵容器と集塵容器収納部の斜視図、図6は、同集塵容器の裏面斜視図である。図3〜6において、集塵容器4は、集塵容器本体27と、集塵容器本体27の後方開口部に着脱自在に装着されるフィルターユニット28から構成されている。集塵容器本体27の前部には、集塵容器4を電気掃除機本体1の集塵容器収納部5に装着した時に、電気掃除機本体1の吸入口10の後方に設けたパッキン29に気密に圧接し連通する吸入口A30が設けられている。フィルターユニット28は、図6に示すように、枠体48と、プリーツ折りされ、そのプリーツ目を縦方向にして枠体48に固定され、枠体48の下流側端部には全周に渡ってリップ51が、一体叉は一体的に形成され集塵容器4を集塵容器収納部5に装着した時に、そのリップ51が電気掃除機本体1の隔壁22の集塵容器収納部5側の面に圧接され、電動送風機2の運転時に外気が吸引されないようになっている。
集塵容器本体27は、さらに、吸入口A30に直接連通すると共に塵埃を収納する集塵室31と下部開口39を覆うと共に後方端部が集塵容器本体27に回動自在に軸支された蓋体33を備えている。蓋体33は、コイルバネ34により開成方向に付勢されており、通常は集塵容器本体27に設けた尾錠35で、その前部が閉じた状態に保持されており、集塵容器ハンドル19の前部に設けた操作部36を押すと、それに連結された連結棒37を介して尾錠35を外方に移動し、蓋体33がコイルバネ34の付勢力で開くようになっている。なお、53は、バネ材で、操作部36を常時上方に付勢するためのものである。
次に、集塵容器4と電気掃除機本体1との連結について図7を用いて説明する。集塵容器4には電気掃除機本体1に設けた連結手段53である電磁リレー50によって押し出された金属シャフト51によって連結される溝52を有していて、電源を投入していない状態では連結されていない状態になっている。電源を投入すると電気掃除機本体1に設けた連結手段53である電磁リレー50によって押し出された金属シャフト51が溝52に入り込み連結された状態で保持される。
次に、図8を用いて、本実施の形態における電気掃除機の制御システムについて、説明する。
図8において、61は、電気掃除機本体1が商用電源(図示せず)に接続され、通電されたかどうかを検知する通電検知手段である。
制御手段62は、マイクロコンピュータなどにより構成され、使用者によって運転操作部11aより入力された操作情報に基づき、電動送風機2を駆動する駆動手段64へ信号を出力したり、操作情報や通電検知手段61の検知情報に基づき、電磁リレー50を駆動する信号を出力する制御手段である。
集塵容器検出手段63は、スイッチ等により、集塵容器4が電気掃除機本体1の集塵容器収納部5に収納されたかを検出する手段で、制御手段62に信号を出力している。
集塵容器ハンドル昇降検出手段65は、集塵容器4の集塵容器ハンドル19を使用者が持ちあげることを検出する手段で、制御手段62に信号を出力している。
連結報知手段66は、LEDやブザー、音声等により、集塵容器4と電気掃除機本体1が連結されていて集塵容器4が取り出せない状態であることを使用者に報知しており、制御手段62からの信号を受けて動作している。
集塵容器報知手段67は、LEDやブザー、音声等により、掃除動作を行う際に、集塵容器4が電気掃除機本体1の集塵容器収納部5に収納されていないために掃除動作を行えないことを使用者に報知しており、制御手段62からの信号を受けて動作している。
上記のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用は以下の通りである。
電気掃除機の使用開始にあたり、使用者が、電気掃除機本体1の電源プラグ(図示せず)を室内の壁に設けたコンセントに差すと、通電検知手段61が、電気掃除機本体1に通電されたことを検知し、制御手段62に信号を送る。制御手段62は、集塵容器検出手段63で集塵容器4があることを確認すると、連結手段53に信号を送って、連結手段53である電磁リレー50の金属シャフト51が突出され、集塵容器4の溝52に挿入され、連結される。この連結した状態で集塵容器ハンドル19を持つと集塵容器ハンドル昇降検知手段にて検知を行い、使用者に集塵容器4が取り出せないことを知らせるように報知を行う。
次に、運転操作部11aを操作して、電気掃除機の運転を開始すると、制御手段62は駆動手段64に信号を送り、電動送風機2を運転させる。この電動送風機2による吸引力が、集塵容器4、ホース8、延長管13を経て床用吸込具16に至る。そして、制御手段62が電動機15を駆動して、ブラシ14を回転させ床面の塵埃を掻き上げて塵埃を捕集し、吸引された塵埃を含んだ空気が、電気掃除機本体1の吸気口を通って集塵容器本体27の吸入口10から真っ直ぐ集塵室31に入り、プリーツフィルターユニット28に当たりそこで塵埃が捕集され、堆積していく。
ここで掃除が終了し電源プラグをコンセントから抜くと、電磁リレー66の電源供給が停止され、金属シャフト60の突出がなくなり、連結が解除される。集塵容器4と電気掃除機本体1との連結が解除されるため、電気掃除機本体1から集塵容器4が取り出せ、集塵容器ハンドル19を握って集塵容器4を上方に持上げ、集塵容器4をごみ箱などの上に持っていって、容器操作部36を押すと、連結棒37が下がって、尾錠35が外方に移動して、蓋体33と尾錠35との係止が解除され、蓋体33がコイルバネ34の付勢力で開成し、粗塵室31内の圧縮された塵埃並びに、細塵室32に堆積した細塵がごみ箱内に落下する。
電気掃除機本体1に電源が供給されたときに、集塵容器検出手段63で集塵容器4がない場合には、制御手段62は連結を行わないで、待機状態となる。この状態で掃除動作を行おうと運転操作部11aを操作しても掃除動作は行わずに、集塵容器4が収納されていないことを使用者に集塵容器報知手段67によって報知する。使用者は報知によって気づき、集塵容器4を集塵容器収納部5にセットすると、集塵容器検出手段63で集塵容器4がセットされたことを検出して、連結手段53に信号を送って、連結手段53である電磁リレー50の金属シャフト51が突出され、集塵容器4の溝52に挿入され、連結される。
なお集塵容器4と集塵容器ハンドル19の連結は電気掃除機本体1の重量を十分耐える構成になっていることはいうまでもない。
また溝52に傾斜を付けることで集塵容器4の収納が不完全な場合にも、所定の位置まで入れ込むことができるようになることはいうまでもない。
以上のように、本実施の形態によれば、電源が投入されている間は集塵容器4と電気掃除機本体1との連結を解除させないことにより、使用者が誤って集塵容器4の集塵容器ハンドル19を持って掃除を行っても本体を落とすことなく掃除を行うことができるため、電気掃除機本体1が落下して床面を傷つけたり、本体が使用者の足元に落ちて怪我をすることもなくすことがきる。さらに、電気掃除機本体1も落下による衝撃で破損したり、内部部品の破損によって動作しなくなることもなくすことができる。
(実施の形態2)
集塵容器ハンドル19と電気掃除機本体1との固定について図9を用いて説明する。集塵容器ハンドル19には電気掃除機本体1に設けた固定手段70であるハンドル電磁リレー71によって押し出された金属シャフト72によって固定される溝73を有していて、電源を投入していない状態では固定されていない状態になっている。電源を投入すると電気掃除機本体1に設けた固定手段70であるハンドル電磁リレー71によって押し出された金属シャフト72が溝73に入り込み連結された状態で保持される。
集塵容器ハンドル19と電気掃除機本体1との固定について図9を用いて説明する。集塵容器ハンドル19には電気掃除機本体1に設けた固定手段70であるハンドル電磁リレー71によって押し出された金属シャフト72によって固定される溝73を有していて、電源を投入していない状態では固定されていない状態になっている。電源を投入すると電気掃除機本体1に設けた固定手段70であるハンドル電磁リレー71によって押し出された金属シャフト72が溝73に入り込み連結された状態で保持される。
次に、電気掃除機の制御システム図10においては連結手段53が固定手段70にしているのみなので具体的な説明は省略する。
上記のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用は以下の通りである。
電気掃除機の使用開始にあたり、使用者が、電気掃除機本体1の電源プラグ(図示せず)を室内の壁に設けたコンセントに差すと、通電検知手段61が、電気掃除機本体1に通電されたことを検知し、制御手段62に信号を送る。制御手段62は、集塵容器検出手段63で集塵容器4があることと、集塵容器ハンドル昇降検出手段65で集塵容器ハンドル19が降下収納されていることを確認すると、固定手段70に信号を送って、固定手段70であるハンドル電磁リレー71の金属シャフト72が突出され、集塵容器ハンドル19の溝73に挿入され固定される。
この状態で運転操作部11aを操作すると掃除動作が行え、掃除が終了し電源プラグをコンセントから抜くと、ハンドル電磁リレー71の電源供給が停止され、金属シャフト71の突出がなくなり、固定が解除される。集塵容器ハンドル19と電気掃除機本体1との固定が解除され、集塵容器ハンドル19が持ち上げられるようになるため、電気掃除機本体1から集塵容器4が取り出せ、塵埃を捨てることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、電源が投入されている間は捕集容器ハンドル19が下降収納状態で固定されており、使用者が集塵容器ハンドル19を持ち上げることができなく、集塵容器ハンドル19を持てないため。誤って集塵容器ハンドル19を持って掃除を行うことができなくなる。そのため、電気掃除機本体1が落下して床面を傷つけたり、本体が使用者の足元に落ちて怪我をすることもなくすことがきる。さらに、電気掃除機本体1も落下による衝撃で破損したり、内部部品の破損によって動作しなくなることもなくすことができる。
1 電気掃除機本体
2 電動送風機
4 集塵容器
5 集塵容器収納部
19 集塵容器ハンドル
53 連結手段
63 集塵容器検出手段
65 集塵容器ハンドル昇降検出手段
66 連結報知手段
67 集塵容器報知手段
70 固定手段
2 電動送風機
4 集塵容器
5 集塵容器収納部
19 集塵容器ハンドル
53 連結手段
63 集塵容器検出手段
65 集塵容器ハンドル昇降検出手段
66 連結報知手段
67 集塵容器報知手段
70 固定手段
Claims (3)
- 吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された塵埃を捕集する集塵部を有する集塵容器と、前記集塵容器を収納する集塵容器収納部を有し前記電動送風機を内包する掃除機本体と、前記集塵容器を集塵容器収納部から取り出す集塵容器ハンドルと、前記集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出する集塵容器検出手段と、前記集塵容器が集塵容器収納部から取り出せないように集塵容器と集塵容器収納部とを電磁ソレノイドを用いて連結させる連結手段と、前記集塵容器検出手段の信号を受けて、前記連結手段の作動を制御する制御手段とを備え、電源が供給されていて且つ集塵容器が集塵容器収納部に収納されていることを検出しているときには、集塵容器が集塵容器収納部から外れないよう、前記連結手段により集塵容器と集塵容器収納部とを連結させる電気掃除機。
- 電源が供給されたときに、集塵容器検出手段によって集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出できなかった場合は連結手段を作動させず、集塵容器と集塵容器収納部とは連結解除状態とし、改めて、集塵容器が集塵容器収納部に収納されたことを検出したときに、集塵容器が集塵容器収納部から外れないよう、集塵容器と集塵容器収納部とを連結させる請求項1記載の電気掃除機。
- 電磁ソレノイドは、電磁リレーと往復運動する金属シャフトからなり、集塵容器の側面に前記金属シャフトが入り込む溝を設けた請求項1または2記載の電気掃除機。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018235767A1 (ja) * | 2017-06-22 | 2018-12-27 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 電気掃除装置 |
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2008
- 2008-09-26 JP JP2008247853A patent/JP2010075490A/ja active Pending
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