JP2008267291A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一触媒よりも上流側を流れる排気中に還元剤を供給することで第二触媒を昇温させる昇温制御を実行する昇温制御実行手段と、該昇温制御実行手段によって昇温制御が実行されたときに第一触媒と第二触媒との間において排気から放熱される放熱量を算出する放熱量算出手段と、を備え、昇温制御実行手段による昇温制御の実行時における排気中への還元剤の供給量を、放熱量算出手段によって算出される放熱量が多いほど増加させる。
【選択図】図2
Description
内燃機関の排気通路に設けられた酸化機能を有する第一触媒と、
該第一触媒より下流側の前記排気通路に設けられた酸化機能を有する第二触媒と、
該第一触媒よりも上流側の前記排気通路を流れる排気中に還元剤を供給する還元剤供給手段と、
該還元剤供給手段によって排気中に還元剤を供給することで前記第一および第二触媒に還元剤を供給し、それによって前記第二触媒を昇温させる昇温制御を実行する昇温制御実行手段と、
該昇温制御実行手段によって昇温制御が実行されたときに前記第一触媒と前記第二触媒との間において排気から放熱される放熱量を算出する放熱量算出手段と、を備え、
前記昇温制御実行手段による昇温制御の実行時における前記還元剤供給手段からの還元剤の供給量を、前記放熱量算出手段によって算出される放熱量が多いほど増加させることを特徴とする。
<内燃機関の吸排気系の概略構成>
ここでは、本発明を車両駆動用のディーゼルエンジンに適用した場合を例に挙げて説明する。図1は、本実施例に係る内燃機関の吸排気系の概略構成を示す図である。内燃機関1は車両駆動用のディーゼルエンジンである。内燃機関1には吸気通路2および排気通路3が接続されている。
ンサ14が電気的に接続されている。これらの出力信号がECU20に入力される。
フィルタ8に捕集されたPMを除去する場合やNOx触媒9に吸蔵されたSOxを還元する場合、フィルタ8を昇温させる必要がある。本実施例においては、フィルタ8を昇温させる場合、燃料添加弁10から排気中に燃料を添加することで第一および第二酸化触媒6、7に燃料を供給し、それによって第二酸化触媒7を昇温させる昇温制御を行う。第二酸化触媒7が昇温することでフィルタ8に流入する排気の温度が上昇する。これによって、フィルタ8が昇温する。尚、本実施例においては、第二酸化触媒7とフィルタ8とが互いに近接して設置されている。そのため、第二酸化触媒7とフィルタ8と間における排気からの放熱が抑制される。
たか否かを判別する。ここで、昇温制御の実行条件とは、即ち、フィルタ8に捕集されたPMを除去するフィルタ再生制御の実行条件やNOx触媒9に吸蔵されたSOxを還元するSOx被毒回復制御の実行条件等である。S101において、肯定判定された場合、ECU20はS102に進み、否定判定された場合、ECU20は本ルーチンの実行を一旦終了する。
図3は、本実施例に係る内燃機関の吸排気系の概略構成を示す図である。本実施例においては、排気通路3に実施例1に係る第一および第二温度センサ11、12が設けられていない。この点以外の構成は実施例1と同様であるため、同様の構成には同様の参照番号を付しその説明を省略する。
本実施例においても、フィルタ8を昇温させる場合、実施例1と同様の昇温制御が行われる。ここで、昇温制御の実行時における燃料添加弁10からの燃料添加量Qfaddと第一酸化触媒6での発熱量Qh1、第二酸化触媒7での発熱量Qh2の関係について図4に基づいて説明する。図4は、燃料添加弁10からの燃料添加量Qfaddに対する第一酸化触媒6での発熱量Qh1および第二酸化触媒7での発熱量Qh2の割合を示す図である。図4において、Qhrは触媒間放熱量を表しており、Qhsは第二酸化触媒7に供給される熱量を表しており、Qfsは第二酸化触媒7に供給される燃料を表している。また、図4の(a)は第一酸化触媒6での燃料の酸化量が比較的多い場合を示しており、図4
の(b)は第一酸化触媒6での燃料の酸化量が比較的少ない場合を示している。
が酸化されることで生じる発熱量Qh2の増加分によって補われる。従って、昇温制御の実行時において第二酸化触媒7の温度をより精度良く目標温度に制御することが出来る。
図6は、本実施例の変形例に係る内燃機関の吸排気系の概略構成を示す図である。本実施例においては、排気通路3の第一酸化触媒6よりも下流側且つ第二酸化触媒7よりも上流側に排気の酸素濃度を検出するO2センサ16が設けられている。この点以外の構成は図3に示す概略構成図と同様であるため、同様の構成には同様の参照番号を付しその説明を省略する。
2・・・吸気通路
3・・・排気通路
4・・・エアフローメータ
5・・・スロットル弁
6・・・第一酸化触媒
7・・・第二酸化触媒
8・・・パティキュレートフィルタ
9・・・吸蔵還元型NOx触媒
10・・燃料添加弁
11・・第一温度センサ
12・・第二温度センサ
16・・O2センサ
20・・ECU
Claims (3)
- 内燃機関の排気通路に設けられた酸化機能を有する第一触媒と、
該第一触媒より下流側の前記排気通路に設けられた酸化機能を有する第二触媒と、
該第一触媒よりも上流側の前記排気通路を流れる排気中に還元剤を供給する還元剤供給手段と、
該還元剤供給手段によって排気中に還元剤を供給することで前記第一および第二触媒に還元剤を供給し、それによって前記第二触媒を昇温させる昇温制御を実行する昇温制御実行手段と、
該昇温制御実行手段によって昇温制御が実行されたときに前記第一触媒と前記第二触媒との間において排気から放熱される放熱量を算出する放熱量算出手段と、を備え、
前記昇温制御実行手段による昇温制御の実行時における前記還元剤供給手段からの還元剤の供給量を、前記放熱量算出手段によって算出される放熱量が多いほど増加させることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。 - 前記放熱量算出手段が、
前記昇温制御実行手段によって昇温制御が実行されたときに前記第一触媒において還元剤が酸化されることで生じる発熱量を算出する発熱量算出手段を有し、
該発熱量算出手段によって算出される前記第一触媒での発熱量と前記内燃機関の吸入空気量とに基づいて放熱量を算出することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記昇温制御実行手段が、
昇温制御の実行を開始する時の前記第二触媒の温度と目標温度との差に基づいて前記還元剤供給手段からの還元剤の供給量の基準値である基準供給量を算出する基準供給量算出手段を有し、
昇温制御の実行時に、前記基準供給量算出手段によって算出された基準供給量の還元剤を前記還元剤供給手段から供給し、その後、前記放熱量算出手段によって算出される放熱量に基づいて前記還元剤供給手段からの還元剤の供給量を補正することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の排気浄化システム。
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