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JP2008265810A - 自立袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】底部をガセット形式に形成した積層フィルム製の自立袋において、充填された内容物を取出す際に、袋の上部を切取るだけで口部が大きく開口し、内容物が少なくなってもその開口が保持されるという、開口性に優れた自立袋を安価に生産性よく提供する。
【解決手段】自立袋を、底部にガセット部を設けて形成し、該ガセット部を内側の中央部が低くその両側が袋の側部に向って徐々に高くなる船底形のシールパターンでヒートシールすると共に、その両側の袋の側部に向って徐々に高くなるヒートシール部を、中央部の高さの低いヒートシール部の両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状に形成すると共に、ガセット部の前後の襞状部同士を接着する接着部を、ガセット部の下部の両側端部から中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さで、船底形のシールパターンの領域内に設けて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自立袋に関し、更に詳しくは、袋の底部をガセット形式で形成して自立性を付与した自立袋の分野において、袋が密封性、自立性を備えることはもとより、袋の上部を切り取って開封した際に、開封された袋の口部が自動的に大きく開口し、充填された各種食品類などの内容物を取り出し易く、袋をそのまま食器などの容器として使用することもできる自立袋に関する。
従来、自立袋としては、底部をガセット形式で形成して自立性を付与したスタンディングパウチ形式などの自立袋が、自立性に優れ取り扱い易く、また、立体容器としての特徴も一部備え、外観にも優れることから、固形物や、粒状、粉状等の内容物のほか、液状の内容物まで広範囲の内容物の密封包装用に汎用されるようになっている。
このようなスタンディングパウチ形式の自立袋は、通常、プラスチックを主体とする積層フィルムで製造されており、積層フィルム自体は柔軟性材料であり、自立袋に充填された内容物を取り出す際に、袋の上部のヒートシール部を切り取って開封し、手で両側に広げて開口させた後、手を離すと、積層フィルムの弾性により開口部が元の状態に戻り、口部が狭くなり内容物を取り出し難くなる問題があった。
この問題を解決するために、例えば、袋の口部の周囲に塑性変形し易い針金などの金属線を封入する方法があった。しかし、金属線を封入すると使用後の廃棄処理の際に、焼却しても燃えかすとして残り、廃棄処理が難しくなる問題があった。このため、金属線に代わる材料で、廃棄処理が容易で且つ塑性変形し易く、袋の開口を保持できる部材の開発が行われ、その部材を取り付けて袋の開口を保持できるようにした袋が種々提案されている。
このような開口保持機能を付与した袋としては、例えば、(1)「袋口の形状を保持できる袋」として、プラスチック袋の袋口に沿って、好ましくは袋口の外側に、プラスチック製、好ましくはポリオレフィン製の形状保持テープが融着又は接着されており、該形状保持テープは長さ方向に、総延伸倍率10〜40倍に圧延延伸されたプラスチックテープであり、任意の部位を曲げた場合に、任意の角度に容易に曲がり、次に異なる曲げ角度に修正する力が加わるまでは、先の曲げ角度を保持できるようにした袋がある(特許文献1参照)。
また、(2)「形状保持テープおよび包装袋」として、形状保持テープを、主鎖にベンゼン環を有する熱可塑性樹脂を主成分とする形状保持層を含む構成としたもの、前記形状保持層をポリエチレンテレフタレートを主成分として構成したもの、前記形状保持層を非晶性ポリエチレンテレフタレートを主成分として構成したもの、また、前記形状保持層をポリブチレンテレフタレートを主成分として構成したものとし、これらのいずれかの形状保持テープを熱可塑性樹脂からなる包装袋の開口部周縁に沿って設けた包装袋がある(特許文献2参照)。
特開2005−88893号公報(第2頁〜第4頁、図1〜図3) 特開2004−244023号公報(第2頁、図1、図2)
しかしながら、前記特許文献1に記載された「袋口の形状を保持できる袋」では、その形状保持テープをプラスチック製、好ましくはポリオレフィン製として、長さ方向に、総延伸倍率10〜40倍に圧延延伸して作製したものであり、その延伸加工は比較的低速となり生産性に劣り、コスト面で高価になる上、このような別部材の形状保持テープを袋の口部に取り付ける点でも、加工工程が増えコストアップを大きくする問題があった。
また、前記特許文献2に記載された「形状保持テープおよび包装袋」でも、その形状保持テープは、図2にも示されているように、熱可塑性樹脂を主成分とする形状保持層と、その周囲を囲むか、またはその両面に積層されたヒートシール層からなるものであり、形状保持層についても有効な形状保持効果を得るためには、その配合を適正に行う必要があり、製造工程が複雑で、コストも高価になる問題があった。また、この場合も、別部材の形状保持テープを袋の開口部周縁に沿って取り付ける必要があり、形状保持テープの材料費に加えて、取り付けの加工工程が増え、コストアップが大きくなる問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その課題は、袋の底部をガセット形式で形成して自立性を付与した積層フィルム製の自立袋において、袋が密封性、自立性を備えることはもとより、充填された各種食品類などの内容物を取り出す際に、袋の上部を切り取って開封するだけで、自動的に袋の口部が大きく開口し、内容物が粉状や粒状などの場合でも、スプーンなどで容易に且つ安全に取り出すことができ、また、開封された袋をそのまま食器替わりにして使用することもできるという、開口性に優れた自立袋を、開口補助部材など特別な別部材を用いることなく、安価に且つ生産性よく提供することである。
上記の課題は、以下の本発明により解決することができる。
即ち、請求項1に記載した発明は、袋の胴部が前後の壁面の積層フィルムの両側の端縁部をヒートシールして形成され、袋の底部が積層フィルムを折り返してなるガセット部を有する形式で形成され、該ガセット部がその中央部が低くその両側が袋の側部に向かって徐々に高くなる船底形のシールパターンでヒートシールされて形成される自立袋において、該船底形のシールパターンが、該ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部と、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部とで形成されると共に、該ガセット部の前後の襞状部の両側端縁部の内面同士を接着させ、前後の襞状部全体が前後に開くのを防止するための接着部が、該ガセット部の下部の両側端部からそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さで、且つ、該ガセット部の船底形のシールパターンの領域内に設けられていることを特徴とする自立袋からなる。
本発明において、自立袋の製造に用いる積層フィルムは、特に限定はされず、従来、スタンディングパウチなどの自立袋に用いられている公知の積層フィルムはいずれも使用することができる。
また、本発明において、自立袋の底部をヒートシールする船底形のシールパターンは、ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部と、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部とで形成されるが、例えば、ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部を、所定幅の直線状のヒートシール部を水平方向に設けた形状とし、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部を、前記水平方向に設けた直線状のヒートシール部の両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって直線状に徐々に高くなる形状として形成してもよく、また、ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部と、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部の両方を曲線状に形成した形状であってもよい。
只、上記のように両方を曲線状に形成した場合は、両者の境目が不明確になるため、ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部を、水平方向に設けた所定幅の直線状のヒートシール部とし、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部を、曲線状に徐々に高くなる形状のヒートシール部として形成してもよい。
また、前記ガセット部の前後の襞状部の両側端縁部の内面同士を接着させ、前後の襞状部全体が前後に開くのを防止するための接着部を、該ガセット部の下部の両側からそれぞれ中央部に向けて、少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さで、且つ、該ガセット部の船底形のシールパターンの領域内に設ける方法は、ガセット部に折り込まれる底面の積層フィルムの所定の部分に、連続状または複数のスポット状に底面フィルム切り欠き部を設けておいて、この部分で前後の壁面の積層フィルムの内面同士が接するように構成し、袋の底部を前記船底形のシールパターンでヒートシールした時に、同時にこの部分の前後の壁面の積層フィルムの内面同士が、そのシーラント層で熱接着されて前後の襞状部同士が接着される方法を採ることが好ましい。
本発明において、自立袋の上部の構成については、特に限定はされず、上部の端縁部を封止する上部シール部の下の開封位置に切取り線、ノッチ、ハーフカット線などの開封手段を設けた構成、更に、その開封手段の下側の袋の内面にチャックテープを取り付けた構成など、自立袋の用途に応じて任意の構成を採ることができる。
請求項2に記載した発明は、前記ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部の両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部が、ガセット部の上端を越えて少なくともガセット部の高さの2倍の高さ位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の自立袋からなる。
前記ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部の両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部は、前記ガセット部の下部の両側端部からそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さに設けられるガセット部の前後の襞状部同士を接着する接着部と相まって、内容物の充填時および取り出し時の袋の広がり形状を規制すると共に、その広がり形状を保持させる補助機能を有するものである。従って、このヒートシール部の高さは、ガセット部の高さの2倍以上であることが好ましく、2倍未満の場合は袋の広がり形状を保持させる補助機能を得にくくなるため好ましくない。
請求項3に記載した発明は、前記自立袋の外形が矩形状であって、その縦横の長さの比が、縦が1に対して横が0.8〜2の範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載の自立袋からなる。
本発明の自立袋は、特に、充填された内容物を取り出す際に、袋の上部を切り取って開封することにより、袋が前後に広がって口部が大きく開口すると共に、その広がり形状が保持されるようにしたものであり、そのためには自立袋の形状は、縦長であるよりも、どちらかというと横長であることが好ましく、前記のように、自立袋の外形は矩形状であって、縦横の長さの比が、縦が1に対して横が0.8〜2の範囲であることが好ましい。
前記縦横の長さの比が、縦が1に対して横が0.8未満の場合は、袋の口部の開口が徐々に小さくなり内容物の取り出し易さが低下するため好ましくない。また、縦が1に対して横が2を越える場合は、内容物の取り出し易さは問題ないが、袋としての取り扱い性が低下するため好ましくない。
請求項1に記載した発明によれば、袋の胴部が前後の壁面の積層フィルムの両側の端縁部をヒートシールして形成され、袋の底部が積層フィルムを折り返してなるガセット部を有する形式で形成され、該ガセット部がその中央部が低くその両側が袋の側部に向かって徐々に高くなる船底形のシールパターンでヒートシールされて形成される自立袋において、該船底形のシールパターンが、該ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部と、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部とで形成されると共に、該ガセット部の前後の襞状部の両側端縁部の内面同士を接着させ、前後の襞状部全体が前後に開くのを防止するための接着部が、該ガセット部の下部の両側端部からそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さで、且つ、該ガセット部の船底形のシールパターンの領域内に設けられた構成としているので、この自立袋に内容物を充填した時の袋の広がり形状は、袋の底部では、前記ガセット部の前後の襞状部同士を接着する接着部がガセット部の下部の両側端部からそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さで設けられているため、この接着部を除くガセット部の中央部が前後に広がり、そこから上の部分では、前記船底形のシールパターンの両側部の内側ラインと袋の両側の端縁部のヒートシール部に沿ってその内側が前後に大きく広がる形状となる。
そして、内容物を取り出して残りの量が少なくなった場合でも、袋の底部には、前記前後の襞状部同士を接着する接着部が、ガセット部の下部の両側端部からそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さに設けられているので、その接着部の中央部側の端部を起点として、そこからそれぞれガセット部の上端と船底形のヒートシール部の傾斜部の内側ラインとの交点を経由して袋の外側上端に向けて、袋の積層フィルムの剛性により、逆ハの字状に袋の膨らみラインが形成され、この膨らみラインの内側では前後の積層フィルムが広がり、外側では前後の積層フィルムが閉塞するようになる。従って、袋に充填された内容物が少なくなって内容物による内圧が袋にかからなくなった場合でも、袋の口部を大きく開口した状態に保持できる自立袋を提供することができる。
尚、前記袋の膨らみラインの形成とその保持には、袋を前後に広げた時、ガセット部において上方に折り込まれた底面用の積層フィルムが、船底形のヒートシール部に沿って押し下げられると同時に前後に広げられており、前後に広げられた底面の積層フィルムの突っ張る力が寄与していることは言うまでもないことである。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1に記載した発明の自立袋の構成において、前記ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部の両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部が、ガセット部の上端を越えて少なくともガセット部の高さの2倍の高さ位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状に設けられた構成としているので、請求項1に記載した発明の作用効果に加えて、袋を前後に広げる前記袋の膨らみラインの上端が、袋の上端に一層近づくようになり、袋の口部を一層確実に大きく開口できるようになる。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1または2に記載した発明の自立袋の構成において、前記自立袋の外形が矩形状であって、その縦横の長さの比が、縦が1に対して横が0.8〜2の範囲となる構成としているので、請求項1または2に記載した発明の作用効果に加えて、自立袋の形状、特に、内容物を取り出す際に、上部のヒートシール部を切り取って袋を開封した時の形状が、特に縦長になることがなく、どちらかと言えば横長またはそれに近い形状となるので、袋の口部を一層確実に大きく開口できるようになる。
以下に本発明の自立袋の製造に用いる積層フィルム、および自立袋の実施の形態について一部図面を用いて説明する。
先ず、本発明の自立袋の製造に用いる積層フィルムは、特に限定はされず、各種形式の袋に用いられている公知の積層フィルムはいずれも使用できる。
自立袋の壁面に用いる積層フィルムと底面に用いる積層フィルムには、同じ構成の積層フィルムを用いてもよいが、必要に応じて異なる構成の積層フィルムを用いることもできる。
前記積層フィルムとして、簡単な構成では、基材フィルム層にシーラント層を積層した構成の積層フィルムが用いられるが、袋に充填される内容物の種類やその量、或いは、水蒸気その他のガスバリヤー性、遮光性、各種の機械的強度など必要とされる性能に応じて、上記基材フィルム層とシーラント層との間などに水蒸気その他のガスバリヤー層や、遮光層、強度向上層などを積層した構成の積層フィルムを使用することができる。
上記基材フィルム層、水蒸気その他のガスバリヤー層、遮光層、強度向上層、シーラント層などは、それぞれを単独の層で形成してもよいが、複数の層を積層して形成することもできる。
前記基材フィルム層としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルの二軸延伸フィルム、ナイロン6、ナイロン66、MXD6(ポリメタキシリレンアジパミド)などのポリアミドの二軸延伸フィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルムなどのプラスチックフィルムを好適に使用できるほか、合成紙、紙なども使用することができる。
これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み合わせて積層して使用することもできる。
前記ガスバリヤー層としては、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、MXD6、ポリアクリロニトリル(PAN)などのフィルムのほか、アルミニウム箔などの金属箔、或いは、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、ITOなどの無機酸化物やアルミニウムなどの金属の蒸着層、またはPVDCやポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリル酸(PAA)などの塗膜層を設けた二軸延伸ナイロンフィルム(ONフィルム)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)などを使用することができる。
前記無機酸化物や金属の蒸着層は、蒸着やスパッタリング、イオンプレーティングなどの手段で、前記基材フィルム上に厚みが200〜1200Å程度になるように堆積させて形成することができる。
前記無機酸化物の蒸着層は、単独の層で形成してもよいが、複数の層で形成することにより一層優れたガスバリヤー性を得ることができる。
また、前記無機酸化物の蒸着層は、その接着性を向上させ、或いは亀裂などの損傷を防止して優れたガスバリヤー性を有効に発揮させるため、その上下の面に接着性向上層、保護層、ガスバリヤー性向上層などの目的で、反応型アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シランカップリング剤を含有させたアクリル系樹脂、金属アルコキシドを含有させた水溶性高分子、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物などの樹脂層を設けて複合層としてガスバリヤー層を形成することができる。
前記ガスバリヤー層のうち、アルミニウム箔、またはアルミニウムの蒸着層を設けたフィルムは、不透明であるため遮光層を兼ねることもできる。
前記強度向上層としては、前記基材フィルムのいずれかを適宜追加積層してもよく、二軸延伸高密度ポリエチレンフィルムなどを防湿層を兼ねて積層することもできる。
前記基材フィルム層とガスバリヤー層、遮光層、強度向上層との積層には、公知のドライラミネーション法または押し出しラミネーション法(サンドイッチラミネーション法)を用いることができる。
前記シーラント層には、線状低密度ポリエチレン(L・LDPE)のほか、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマーなどを使用することができる。
シーラント層の積層は、上記の樹脂をフィルム状に製膜し、ドライラミネーション法または押し出しラミネーション法で積層する方法、或いは、上記の樹脂を基材フィルム層またはガスバリヤー層などの積層面に押し出しコートして積層する方法などを採ることができる。但し、内容物がシーラント層に浸透しやすいもの、またはそれを含むものの場合は、ドライラミネーション法で積層することが好ましい。
前記線状低密度ポリエチレン(L・LDPE)は、ヒートシールの安定性や耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラッキング性などに優れており、これらの性能を必要とする内容物の包装用に適している。
また、エチレン・αオレフィン共重合体でシングルサイト触媒を用いて重合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優れており、本発明の自立袋のように、底部にガセット部を設けて形成した自立袋や、通常のガセット袋などヒートシール部にフィルムの重なりの差による段差のある袋のシーラント層にはシール抜けによるピンホールの発生を防止できる点で適している。
次に、以上のような積層フィルムを用いて製造する本発明の自立袋について図面を用いて説明する。但し、本発明は、その要旨を越えない限り、これらの図面に限定されるものではない。
図1は、本発明の自立袋の第1の実施例の構成を示す正面図である。
図2は、本発明の自立袋の第2の実施例の構成を示す正面図である。
図3は、従来の自立袋の広がり形状を説明する図であり、(イ)は自立袋の上面図、(ロ)は自立袋の正面図、(ハ)は自立袋の下面図である。
図4は、本発明の自立袋の広がり形状を説明する図であり、(イ)は自立袋の上面図、(ロ)は自立袋の正面図、(ハ)は自立袋の下面図である。
本発明の自立袋は、図1、図2に示したように構成することができる。
また、図1、図2に示した自立袋は、一枚の積層フィルムを用いて底部をガセット形式に折り返す方法でも製造できるが、前後の壁面の積層フィルムと底面の積層フィルムとがそれぞれ切り離された3ピースの積層フィルムを用いて製造する方が製袋が容易であるため、この方法で製造したものとして説明する。
図1に示した自立袋100は、袋の底部が前後の壁面の積層フィルム1、1′の下部の間に、底面の積層フィルムを内側に折り込んで底面の積層フィルム折り返し部2まで挿入してなるガセット部4を有する形式で形成され、内側に折り込まれた底面の積層フィルムの下部には、両側の端部からそれぞれ中央部に向けて、少なくともガセット部4の折り込み高さh1 に相当する長さwまでの両端2箇所に、この場合、半楕円形または半円形の底面の積層フィルム切り欠き部(3a 、3b )、(3c 、3d )が設けられており、ガセット部4をヒートシールするシールパターンを、その中央部は水平方向の所定幅の直線状で高さの低いヒートシール部5で、その両側はそこからガセット部4の上端2を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部6a 、6b 、具体的には、高さの低いヒートシール部5の端部からガセット部4の上端2を越えてガセット部4の高さh1 の2倍の高さh2 の袋の側部に向かって直線状に高くなる形状のヒートシール部6a 、6b で構成される船底形のシールパターンとして、ガセット部4を含む袋の底部をヒートシールして形成され、袋の胴部は前後の壁面の積層フィルム1、1′の左右両側の端縁部を側部シール部8a 、8b でヒートシールして構成したものである。
尚、前記高さの低いヒートシール部5の両側端部からガセット部4の上端2を越えてガセット部4の高さh1 の2倍の高さh2 の袋の側部に向かって直線状に高くなる形状のヒートシール部6a 、6b の底辺の長さは、図示されるように、ガセット部4の高さh1 に相当する長さwよりも4〜6mm程度は長くすることが好ましい。
上記ヒートシール部6a 、6b の高さh2 は、ガセット部4の高さh1 の2倍の高さとしたが、少なくとも2倍の高さであればよく、具体的には、ガセット部4の高さh1 の2倍〜3倍程度の高さであることが好ましい。
また、上記ヒートシール部6a 、6b の中心部には、非シール部7a または非シール部7b を設けたが、これは、ヒートシール部6a 、6b の面積が大きい場合、全ベタ形状のシールヘッドでヒートシールすると中心部には過剰な熱がかかり、積層フィルムが変形したり、損傷されるため、これを防止するために設けたものであり、不要な場合は設けなくてもよい。
また、ガセット部4の内側に折り込まれて挿入された底面の積層フィルムの下部に、両側の端部からそれぞれ中央部に向けて、少なくともガセット部4の折り込み高さh1 に相当する長さwまでの両端2箇所に設けた半楕円形または半円形の底面の積層フィルム切り欠き部(3a 、3b )、(3c 、3d )は、この部分で前後の壁面の積層フィルムの内面同士が接するようになるため、前記船底形のシールパターンで袋の底部をヒートシールした時、ガセット部4に形成される前後の襞状部同士が、この底面の積層フィルム切り欠き部(3a 、3b )、(3c 、3d )の部分で熱接着される。従って、自立袋100を前後に広げた時にもガセット部4の広がりはこの部分で停止され、前述した袋の膨らみラインが、切り欠き部3b 、3d のそれぞれの内側端部からガセット部4の上端2と船底形のヒートシール部の傾斜部の内側ラインとの交点を通って直線状に袋の外側上方に逆ハの字状に形成され、袋の口部を大きく開口させると共に、その開口を保持するものである。
図2は、本発明の自立袋の第2の実施例の構成を示す正面図であり、図2に示した自立袋200は、前記図1に示した自立袋100の構成において、ガセット部4の中央部の高さの低いヒートシール部5の両側端部からガセット部4の上端2を越えてガセット部4の高さh1 の2倍の高さh2 の袋の側部に向かって直線状に高くなる形状のヒートシール部6a 、6b の形状のみを、高さの低いヒートシール部5の両側端部からガセット部4の上端2を越えてガセット部4の高さh1 の2倍の高さh2 の袋の側部に向かって曲線状に高くなる形状のヒートシール部6a 、6b に変更して構成したものであり、その他の構成は全て図1に示した自立袋100と同様に形成して構成したものである。
このような構成を採った場合も、図1に示した構成の自立袋で説明した作用効果と同様な作用効果を得ることができる。
図3は、従来の自立袋の広がり形状を説明する図であり、(イ)は自立袋の上面図、(ロ)は自立袋の正面図、(ハ)は自立袋の下面図である。
従来の自立袋、例えば、スタンディングパウチ形式の自立袋は、図3の(ロ)に示すように、袋の底部をガセット部4を有する形式で形成し、ガセット部4の内側に折り込んで挿入される底面の積層フィルムの両側の下端近傍に、この場合、半円形の底面の積層フィルム切り欠き部3a 、3c を設けておいて、そのガセット部4を内側が両側から中央部にかけて湾曲線状に凹状となる船底形のシールパターンの底部シール部10でヒートシールして底部を形成し、袋の胴部は前後の壁面の積層フィルム1、1′の左右両側の端縁部を側部シール部8a 、8b でヒートシールして構成したものである。
このような自立袋は、内容物が満杯に近い状態に充填されている場合は、その内圧により両側の側部シール部8a 、8b に沿って袋全体が筒状に広がるが、内容物が少なくなった時には、袋の底部は図3の(ハ)の下面図に示すように前後に大きく広がるものの、袋の胴部はガセット部4の船底形の底部シール部10の両側の上端から袋の上端にかけて破線のハッチングで示した袋の閉塞領域9a 、9b に示すようにハの字状に前後の壁面の積層フィルム1、1′が窄まり、袋の上端では図3の(イ)の上面図に示すように中央部に僅かな開口部を残して両側は閉塞した状態となり、内容物の取り出しが厄介になるものであった。
これに対して、図4は、本発明の自立袋の広がり形状を説明する図でり、具体的には図1に示した構成の自立袋100を例として図示したもので、(イ)は自立袋の上面図、(ロ)は自立袋の正面図、(ハ)は自立袋の下面図である。
本発明の自立袋は、図1でも説明したが、図4の(ロ)の正面図に示すように、内容物が十分に充填されている場合はもとより、内容物の量が少なくなった時、或いは袋が空になった時でも、ガセット部4の前後の襞状部同士が、ガセット部4の内側に折り込んで挿入された底面の積層フィルムの下部の両側の端部と、そこからそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部4の折り込み高さに相当する長さ位置との合計4箇所に設けられた半楕円形または半円形の底面の積層フィルム切り欠き部3a 、3b 、3c 、3d (図1参照)の部分で熱接着されているため、ガセット部4の前後の襞状部の前後への広がりは、図4の(ハ)の自立袋の下面図にも示すように、底面の積層フィルム切り欠き部3b 、3d の位置で停止され、これより内側の中央部のみが広がった状態となる。
このようにガセット部4の前後の襞状部の前後への広がりが規制される結果、下方に押し下げられて前後に広がっている底面の積層フィルムの突っ張る力と積層フィルムの剛性により、底面の積層フィルム切り欠き部3b 、3d の内側から、ガセット部4の上端と船底形のヒートシール部の両側の傾斜部との交点を通って袋の斜め外側上方に向かって、破線で示した直線状に袋の膨らみラインが形成され、この膨らみラインの内側では前後の積層フィルム1、1′が広がり、外側では前後の積層フィルム1、1′が破線のハッチングで示した袋の閉塞領域9a 、9b のように閉塞した状態となり、袋の上部が図4の(イ)の自立袋の上面図に示したように大きく開口した状態に保持される。従って、袋に充填された内容物を最後まで容易に取り出すことができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
図1に示した構成の自立袋を、以下の構成の積層フィルムを袋の壁面と底面とに共通に用いて、以下の寸法で製袋して実施例1の自立袋とした。
(1)積層フィルム(1、1′)の構成
(外側)二軸延伸ナイロンフィルム(以下、ONフィルム)(厚み15μm)・印刷層/接着剤/酸化珪素蒸着層・二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、酸化珪素蒸着PETフィルム)(厚み12μm)/接着剤/線状低密度ポリエチレン(以下、L・LDPE)フィルム(厚み80μm)
上記各フィルムの貼り合わせは、ドライラミネーション法で行い、各フィルムの間の接着剤は、ドライラミネート用の二液硬化型ポリウレタン系接着剤(乾燥時の塗布量3g/m2 )を使用したものである。
(2)自立袋の各部の寸法
自立袋の外形寸法は、幅が180mmで、長さが170mmとし、底部ガセット部4の高さ、即ち、袋の底辺から底面の積層フィルム折り返し部2までの高さh1 は40mmとした。
ガセット部4を含む袋の底部をヒートシールする船底形のシールパターンは、ガセット部4の中央部の下側端縁部の高さの低いヒートシール部5を、幅が6mmで長さが70mmの直線状のシールパターンを水平方向に配置した形状に設け、その両側の高さの低いヒートシール部5の端部からガセット部の上端2を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部6a 、6b は、その底辺の長さをそれぞれ55mm、高さh2 を80mm(ガセット部4の高さ40mmの2倍の高さ)とし、底辺の内側端部からそれぞれ袋の側部の前記80mmの高さ位置に至る傾斜部は直線状に傾斜するパターンで設けた。
また、ガセット部4の内側に折り込んで挿入される底面の積層フィルムの下部に設ける底面の積層フィルム切り欠き部3a 、3b 、3c 、3d は、両側の端部に設ける切り欠き部3a 、3c は、図1に示したように、縦長の半楕円形状に設け、また、切り欠き部3b 、3d は両側の端部からそれぞれ中央部に向けて中央部側の端部が50mmの長さとなる位置に半円形に設けた。
そして、船底形のシールパターンの両側のヒートシール部6a 、6b の上端より上方の壁面の積層フィルム1、1′の両側の端縁部は、袋100の上端まで6mm幅の側部シール部8a 、8b でヒートシールして実施例1の自立袋を作製した。
前記実施例1の自立袋の構成において、袋の外形寸法を、幅を20mm増やして200mmとし、長さを15mm短くして155mmとして更に横長の形状にすると共に、幅を20mm増やした分は、船底形のシールパターンの中央部の高さの低いヒートシール部5の水平方向の長さに充当してこの長さを90mmとし、袋の長さを15mm短くした分は袋の両側端縁部の側部シール部8a 、8b の部分の長さを15mm短くして構成したほかは総て実施例1と同様に形成して実施例2の自立袋を作製した。
以上のように作製した実施例1、2の自立袋について、特に、袋に充填された内容物が少なくなった時にも、袋の前後への広がりが大きい状態に保持されるか否かを試験するため、一旦、各自立袋に上部の口部から内容物として個包装された菓子を十分に詰め込んだ後、逐次取り出したところ、実施例1、2の各自立袋とも内容物が殆んどなくなった時でも、袋の口部の開口が大きく保持されていて、最後まで内容物を容易に取り出せることを確認できた。
本発明の自立袋は、袋の底部をガセット形式で形成して自立性を付与した積層フィルム製の自立袋において、袋が密封性、自立性を備えることはもとより、充填された各種食品類などの内容物を取り出す際に、袋の上部のシール部を切り取って開封するだけで、自動的に袋の口部が大きく開口して内容物を取り出し易く、また、内容物を取り出して残りの量が少なくなった場合でも大きな開口部が保持されており、最後まで内容物を容易に取り出すことができ、そのまま食器代わりにも使用できるものであるが、充填される内容物や使用方法などに関しては特に制限はない。
本発明の自立袋の第1の実施例の構成を示す正面図である。 本発明の自立袋の第2の実施例の構成を示す正面図である。 従来の自立袋の広がり形状を説明する図であり、(イ)は自立袋の上面図、(ロ)は自立袋の正面図、(ハ)は自立袋の下面図である。 本発明の自立袋の広がり形状を説明する図であり、(イ)は自立袋の上面図、(ロ)は自立袋の正面図、(ハ)は自立袋の下面図である。
符号の説明
1、1′ 壁面の積層フィルム
2 底面の積層フィルム折り返し部(ガセット部の上端)
3a 、3b 、3c 、3d 底面の積層フィルム切り欠き部
4 ガセット部
5 高さの低いヒートシール部
6a 、6b 高さの低いヒートシール部の端部からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部
7a 、7b 非シール部
8a 、8b 側部シール部
9a 、9b 袋の閉塞領域
10 底部シール部
1 ガセット部の高さ
2 高さの低いヒートシール部の端部からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部の高さ
w ガセット部の下部の前後の襞状部同士が接着される幅方向の長さ
100、200 自立袋

Claims (3)

  1. 袋の胴部が前後の壁面の積層フィルムの両側の端縁部をヒートシールして形成され、袋の底部が積層フィルムを折り返してなるガセット部を有する形式で形成され、該ガセット部がその中央部が低くその両側が袋の側部に向かって徐々に高くなる船底形のシールパターンでヒートシールされて形成される自立袋において、該船底形のシールパターンが、該ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部と、その両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部とで形成されると共に、該ガセット部の前後の襞状部の両側端縁部の内面同士を接着させ、前後の襞状部全体が前後に開くのを防止するための接着部が、該ガセット部の下部の両側端部からそれぞれ中央部に向けて少なくともガセット部の折り込み高さに相当する長さで、且つ、該ガセット部の船底形のシールパターンの領域内に設けられていることを特徴とする自立袋。
  2. 前記ガセット部の中央部の高さの低いヒートシール部の両側からガセット部の上端を越えて更に高い位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状のヒートシール部が、ガセット部の上端を越えて少なくともガセット部の高さの2倍の高さ位置の袋の側部に向かって徐々に高くなる形状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の自立袋。
  3. 前記自立袋の外形が矩形状であって、その縦横の長さの比が、縦が1に対して横が0.8〜2の範囲であることを特徴とする請求項1または2に記載の自立袋。
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