JP2008255445A - ほうろう処理用冷延鋼板及びほうろう加工品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%で、C:0.0001〜0.040%、Si:0.0001〜0.50%、Mn:0.001〜2.00%、P:0.0001〜0.10%、S:0.0001〜0.060%、Al:0.0001〜0.10%、N:0.0001〜0.015%、O:0.0001〜0.070%を含有し、更に、Ni:0.002〜2.00%、Co:0.0005〜2.00%、Cr:0.001〜2.00%、Cu:0.002〜2.00%、Mo:0.0001〜2.00%及びTi:0.0005〜0.50%のうち少なくとも1種を含有し、Ni+Co+(Cr/2)+Cu+Mo+Ti:0.010〜8.0、かつMn/S:5〜40である組成にする。
【選択図】図1
Description
Cは、低い程加工性は良好となるため、C含有量の下限値は特に限定する必要はないが、鋼中のC量を低減すると製鋼コストが高くなるため、実用性を考慮すると、C含有量は0.0001%以上とすることが望ましい。C含有量が0.040%を超えると、良好な加工性が得られない。よって、C含有量は0.0001〜0.040%とする。なお、C含有量は0.0040%以下とすることが好ましく、より好ましくは0.0015%以下である。これにより、冷延鋼板の伸び及びr値が高くなるため、加工性をより向上させることができる。
Siを添加することにより、酸化物の組成を制御することができるが、Si含有量が0.0001%未満の場合、その効果が得られない。一方、Siを過剰に添加すると、具体的には、Si含有量が0.50%を超えると、ほうろう特性が阻害されるだけでなく、熱間圧延での延性に乏しいSi酸化物が多量に形成されるため、耐つまとび性が低下する。よって、Si含有量は0.0001〜0.50%とする。なお、Si含有量は0.10%以下とすることが好ましく、これにより、耐つまとび性をより向上させることができる。
Mnは、熱間脆性を回避する上で必須の成分であるが、Mn含有量が0.001%未満の場合、その効果が得られない。一方、Mnを過剰に添加すると、具体的には、Mn含有量が2.00%を超えると、前述したFeO−FeSの生成が阻害されるため、酸化皮膜の密着性を向上させる作用が得られず、また、ほうろう性の阻害及びプレス加工性の低下を招く。よって、Mn含有量は0.001〜2.00%とする。なお、Mn含有量は1.00%以下とすることが好ましく、これにより、酸化皮膜の密着性をより向上させる
ことができる。
Pは、不可避的不純物として鋼中に含有される元素であり、その含有量が多くなると、具体的には、P含有量が0.10%を超えると、施釉後の焼成時にガラスと鋼との反応に影響を及ぼし、特に、鋼板の粒界に高濃度にPが偏析して泡・黒点等の原因となり、ほうろう外観を劣化させる。一方、鋼中のP量を低減すると製鋼コストが高くなるため、実用性を考慮すると、P含有量は0.0001%以上とすることが望ましい。よって、P含有量は0.0001〜0.10%とする。なお、P含有量は0.050%以下とすることが好ましく、これにより、ほうろう特性を更に向上させることができる。
Sは、耐つまとび性を向上させる効果があると共に、前述したFeO−FeSの生成を促進するため、酸化皮膜の密着性向上に有効な元素である。しかしながら、Sを過剰に添加すると、具体的には、S含有量が0.060%を超えると、熱間脆性への影響が顕在化すると共に、ほうろう性の阻害及びプレス加工性の低下を招く。一方、鋼中のS量を低減すると製鋼コストが高くなるため、実用性を考慮すると、S含有量は0.0001%以上とすることが望ましい。よって、S含有量は0.0001〜0.060%とする。なお、S含有量は0.005〜0.050%であることが好ましく、より好ましくは、0.0075〜0.030%である。これにより、酸化皮膜の密着性と熱間脆性低減を高度にバランスさせる
ことができる。
Alは、酸化物形成元素であり、ほうろう特性としての耐つまとび性を良好にするためには、鋼中の酸素を、酸化物として適正量鋼板中に存在させることが望ましい。しかしながら、Al含有量が0.0001%未満の場合、この効果が得られない。一方、Alは強脱酸元素でもあるため、多量に含有させると、具体的には、Al含有量が0.10%を超えると、本発明において必要とする酸素量を鋼中に留めることができなくなると共に、熱間圧延での延性に乏しいAl酸化物を多量に形成し、耐つまとび性を低下させる。よって、Al含有量は0.0001〜0.10%とする。なお、Al含有量は0.010%以下であることが好ましく、これにより、耐つまとび性をより向上させることができる。
Nは、Cと同様に侵入型固溶元素であり、多量に含有すると、具体的には、N含有量が0.015%を超えると、後述するTi、Nb及びB等の窒化物形成元素を添加しても、加工性が劣化すると共に、非時効性鋼板を製造することが困難となる。一方、N含有量の下限値は特に限定する必要はないが、鋼中のN量を低減すると製鋼コストが高くなるため、実用性を考慮すると、N含有量は0.0001%以上とすることが望ましい。よって、N含有量は0.0001〜0.015%とする。なお、N含有量は0.0040%以下とすることが好ましく、これにより、加工性をより向上させることができる。
つまとびなどほうろう性を悪化させる原因は、ほうろう焼成中に鋼板に侵入するなる水素が原因であり、本願の技術によれば鋼板中に酸化物を分散形成させ、圧延によって生じる酸化物のまわりの空隙に水素をトラップすることができるので、Oは重要な元素である。すなわち、酸化物形成に必要な元素であり、耐つまとび性及び加工性に直接影響すると共に、Mn、Al及びNb等の含有量とも関連して耐つまとび性に影響し、本発明において必須の元素である。しかしながら、O含有量が0.0001%未満では、耐つまとび性及び加工性を向上させる効果が得られない。一方、O含有量が高くなると、具体的には、O含有量が0.070%を超えると、却って加工性が劣化し、更には製鋼耐火物コストが上昇する。よって、O含有量は0.0001〜0.070%とする。なお、O含有量は0.050%以下とすることが好ましく、これにより、耐つまとび性及び加工性をより向上させることができる。また、O含有量は0.0010%以上とすることが好ましく、これにより、耐つまとび性を格段に向上させることができる。
これらの元素は、酸化物に複合的に含有され、酸化物形成に影響を及ぼす元素でもあり、比較的少ない量であれば酸化物に偏在し、局所的に延性及び硬度を変化させて、酸化物の分散状態をよくし、圧延によって生じる空隙を多く生成させるため、つまとび性を向上させる。
Ni、Co及びCrの添加効果、並びにCu、Mo及びTiの添加効果は、夫々加算されて作用する。具体的には、[Ni]+[Co]+([Cr]/2)+[Cu]+[Mo]+[Ti]が0.010未満であると、ほうろう特性向上効果を享受することができず、また、8.0を超えると酸化物の物性の均質化を促進し、本発明の特徴的有効な効果の低下を招く。よって、本実施形態の冷延鋼板においては、鋼組成を上述した範囲とすると共に、Ni、Co、C、Cu、Mo及びTiの含有量が上記数式(4)を満たすようにする。なお、[Ni]+[Co]+([Cr]/2)+[Cu]+[Mo]+[Ti]は0.020〜4.0とすることが好ましく、これにより、ほうろう特性を更に良好な状態にすることができる。
Mn含有量とS含有量との比は、酸化皮膜の密着性及び熱間脆性に影響を及ぼす。図1は横軸にMn含有量([Mn])とS含有量([S])との比をとり、縦軸に酸化皮膜の密着性及び年間脆性をとって、Mn含有量とS含有量との比([Mn]/[S])と、酸化皮膜の密着性及び熱間脆性との関係を示すグラフ図である。図1に示すように、[Mn]/[S]が5未満の場合酸化皮膜の密着性が低下し、また、[Mn]/[S]が40を超えると熱間脆性が低下する。よって、本実施形態の冷延鋼板においては、上述した条件に加えて、Mn含有量及びS含有量が上記数式(5)を満たすようにする。なお、[Mn]/[S]は10〜30であることが好ましく、これにより、酸化皮膜の密着性及び熱間脆性をより向上させることができる。
Nb及びBは、Mnと同様に鋼板と酸化皮膜との界面に偏析して、施釉後の焼成時にこの界面に微細な凹凸を形成する。また、この界面の微細な凹凸に、釉薬に由来するTi、K、Na及びB等を含有する酸化物を析出させ、鋼板とほうろう層との密着性を向上させる効果もある重要な元素である。更に、Nbは、C及びNを固定し、深絞り性を向上させると共に、非時効化して加工性を向上させる効果、並びに、鋼中酸素と結合して酸化物を形成し、つまとび防止に有効な働きをする効果もある。しかしながら、Nb含有量が0.0005%未満の場合、これらの効果が得られない。また、Nb含有量が1.00%を超えると、Nb添加時に脱酸してしまい、鋼中に酸化物を留めることが困難になると共に、耐泡・黒点性が劣化する。よって、Nbを添加する場合は、0.0005〜1.00%とする。なお、Nb含有量は0.003〜0.20%とすることが好ましく、より好ましくは0.003〜0.15%である。これにより、酸化皮膜の密着性とほうろう性のバランスをよくすることができる。
一方、B含有量が0.0002%未満の場合は、前述した添加効果が得られず、また、B含有量が0.0500%を超えると鋳造性が低下する。また、Nb含有量が比較的高い場合には、B添加により再結晶温度が顕著に上昇するため、冷延・焼鈍後に良好な加工性を得るために、極めて高い温度での焼鈍が必要になり、焼鈍の生産性が低下することがある。このため、Nb含有量にもよるが、NbとBの両方を添加する場合には、B含有量を0.0100%以下とすることが好ましく、0.0050%以下とすることがより好ましい。なお、B含有量は0.0010%以上とすることが好ましく、これにより、酸化皮膜の密着性とほうろう性のバランスをよくすることができる。
Nb及びBの添加効果は、Cu、Mo及びTiの添加効果に加算されて作用する。その寄与の大きさとしては、BはNbの10倍の効果を有する。このため、[Ni]+[Co]+([Cr]/2)+[Cu]+[Mo]+[Nb]+[Ti]+10×[B]が0.010未満であると、ほうろう特性向上効果を享受することができず、また、8.0を超えると酸化物の物性の均質化を促進し、本発明の特徴的有効な効果の低下を招く。よって、本実施形態の冷延鋼板においては、Nb及びBを添加する場合は、上述した各条件に加えて、上記数式(6)を満たす必要がある。なお、[Ni]+[Co]+([Cr]/2)+[Cu]+[Mo]+[Nb]+[Ti]+10×[B]は0.020〜4.0とすることが好ましく、これにより、ほうろう特性を更に良好な状態にすることができる。
(セロテープは登録商標なので、セロハンテープとさせていただきました。)
Claims (12)
- 一方の面にのみほうろう層が設けられるほうろう処理用冷延鋼板であって、
質量%で、
C:0.0001〜0.040%、
Si:0.0001〜0.50%、
Mn:0.001〜2.00%、
P:0.0001〜0.10%、
S:0.0001〜0.060%、
Al:0.0001〜0.10%、
N:0.0001〜0.015%、
O:0.0001〜0.070%を含有すると共に、
Ni:0.002〜2.00%、Co:0.0005〜2.00%、Cr:0.001〜2.00%、Cu:0.002〜2.00%、Mo:0.0001〜2.00%及びTi:0.0005〜0.50%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有し、
残部がFe及び不可避的不純物からなり、
Ni含有量(%)を[Ni]、Co含有量(%)を[Co]、Cr含有量(%)を[Cr]、Cu含有量(%)を[Cu]、Mo含有量(%)を[Mo]、Ti含有量(%)を[Ti]、Mn含有量(%)を[Mn]、S含有量(%)を[S]としたとき、下記数式(A)及び数式(B)を満たすことを特徴とするほうろう処理用冷延鋼板。
- 質量%で、
C:0.0001〜0.0040%、
Si:0.0001〜0.10%、
Mn:0.001〜1.00%、
P:0.0001〜0.050%、
S:0.0005〜0.060%、
Al:0.0001〜0.010%、
N:0.0001〜0.0040%、
O:0.0010〜0.050%を含有すると共に、
Ni:0.005〜1.00%、Co:0.001〜1.00%、Cr:0.005〜1.00%、Cu:0.005〜1.00%、Mo:0.0005〜1.00%及びTi:0.0005〜0.10%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素を含有し、
残部がFe及び不可避的不純物からなり、
[Ni]+[Co]+([Cr]/2)+[Cu]+[Mo]+[Ti]が0.020〜4.0であることを特徴とする請求項1に記載のほうろう処理用冷延鋼板。 - 質量%で、
C:0.0001〜0.0040%、
Si:0.0001〜0.10%、
Mn:0.001〜1.00%、
P:0.0001〜0.050%、
S:0.0005〜0.060%、
Al:0.0001〜0.010%、
N:0.0001〜0.0040%、
O:0.0010〜0.050%、
Ti:0.001〜0.050%を含有し、
残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1に記載のほうろう処理用冷延鋼板。 - 一方の面にのみほうろう層が設けられるほうろう処理用冷延鋼板であって、
質量%で、
C:0.0001〜0.040%、
Si:0.0001〜0.50%、
Mn:0.001〜2.00%、
P:0.0001〜0.10%、
S:0.0001〜0.060%、
Al:0.0001〜0.10%、
N:0.0001〜0.015%、
O:0.0001〜0.070%、
Ni:0.002〜2.00%、Co:0.0005〜2.00%、Cr:0.001〜2.00%、Cu:0.002〜2.00%、Mo:0.0001〜2.00%及びTi:0.0005〜0.50%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素、並びに、
Nb:0.0005〜1.00%及びB:0.0002〜0.0500%からなる群から選択された1種又は2種の元素を含有し、
残部がFe及び不可避的不純物からなり、
Ni含有量(%)を[Ni]、Co含有量(%)を[Co]、Cr含有量(%)を[Cr]、Cu含有量(%)を[Cu]、Mo含有量(%)を[Mo]、Nb含有量(%)を[Nb]、Ti含有量(%)を[Ti]、B含有量(%)を[B]、Mn含有量(%)を[Mn]、S含有量(%)を[S]としたとき、下記数式(C)及び数式(D)を満たすことを特徴とするほうろう処理用冷延鋼板。
- 質量%で、
C:0.0001〜0.0040%、
Si:0.0001〜0.10%、
Mn:0.001〜1.00%、
P:0.0001〜0.050%、
S:0.0005〜0.060%、
Al:0.0001〜0.010%、
N:0.0001〜0.0040%、
O:0.0010〜0.050%、
Ni:0.005〜1.00%、Co:0.001〜1.00%、Cr:0.005〜1.00%、Cu:0.005〜1.00%、Mo:0.0005〜1.00%及びTi:0.0005〜0.10%からなる群から選択された1種又は2種以上の元素、並びに
Nb:0.003〜0.20%及びB:0.0010〜0.0100%からなる群から選択された1種又は2種の元素を含有し、
残部がFe及び不可避的不純物からなり、
[Ni]+[Co]+([Cr]/2)+[Cu]+[Mo]+[Nb]+[Ti]+10×[B]が0.020〜4.0であることを特徴とする請求項4に記載のほうろう処理用冷延鋼板。 - 質量%で、
C:0.0001〜0.0040%、
Si:0.0001〜0.10%、
Mn:0.001〜1.00%、
P:0.0001〜0.050%、
S:0.0005〜0.060%、
Al:0.0001〜0.010%、
N:0.0001〜0.0040%、
O:0.0010〜0.050%、
Ti:0.001〜0.050%を含有すると共に、
Nb:0.003〜0.15%及びB:0.0010〜0.0050%からなる群から選択された1種又は2種の元素を含有し、
残部がFe及び不可避的不純物からなり、
[Nb]+10×[B]が0.020〜0.2であることを特徴とする請求項4に記載のほうろう処理用冷延鋼板。 - 質量%で、S:0.005〜0.050%であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のほうろう処理用冷延鋼板。
- 質量%で、S:0.0075〜0.030%であることを特徴とする請求項7に記載のほうろう処理用冷延鋼板。
- Mn含有量([Mn])とS含有量([S])との比([Mn]/[S])が10〜30であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のほうろう処理用冷延鋼板。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のほうろう処理用冷延鋼板の一方の面にのみ、ほうろうを30〜50μm施釉した後、大気中又は弱酸化雰囲気中で、650〜850℃の温度条件下で、1〜20分間焼成処理することを特徴とするほうろう加工品の製造方法。
- 前記ほうろうの上に、更に、上塗りほうろうを30〜500μm施釉した後、焼成処理を行うことを特徴とする請求項10に記載のほうろう加工品の製造方法。
- 焼成処理後に、更に、前記ほうろうの上に、上塗りほうろうを30〜500μm施釉し、大気中又は弱酸化雰囲気中で、650〜850℃の温度条件下で、1〜20分間焼成処理することを特徴とする請求項10に記載のほうろう加工品の製造方法。
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