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JP2008136265A - 交流電気車の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準電力変換器から異常な位相の同期電源信号が送出されたとき、その位相が異常であることを検出し、従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替える。
【解決手段】高調波抑制のために各電力変換器間で搬送波の位相差運転を行う交流電気車の制御装置において、基準電力変換器3から送出される同期電源信号19の位相が異常となったとき、従属電力変換器17において同期電源信号19の位相が異常であることを検出し、従属電力変換器自身で検出した同期電源信号20に切替えることにより従属電力変換器17の運転を継続するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、列車編成内に複数台のPWM方式の電力変換器を備え、高調波抑制のために各電力変換器の搬送波の位相差運転を行う交流電気車の制御装置に関し、特に、基準となる電力変換器から送出される同期電源信号が異常になった時に、従属する電力変換器においてこの異常を検出し、従属する電力変換器を運転継続するものに係る。
列車編成内にPWM方式の電力変換器を複数台配置し、電力変換器間に適切な搬送波位相差を設けて、列車全体で発生する高調波を低減する技術は、特許文献1に記載されている。PWMを行う電力変換器間で搬送波の位相差運転を行うことにより、電力変換器が出力される高調波成分の一部が相殺され、列車全体で高調波を低減できる。搬送波の位相差運転を行うためには、各電力変換器が個別に架線交流電圧に同期した同期電源信号を検出し、これからそれぞれの電力変換器に設定された位相差により搬送波を生成する方法と、基準となる電力変換器が検出した架線電圧に同期した同期電源信号を、従属する電力変換器に送信し、従属電力変換器ではこの同期電源信号から設定された位相差により搬送波を生成する方法がある。この発明の前提としては後者の方法に係わる。
上述の内容を図と共に説明する。図3は従来の交流電気車の制御装置のブロック図を示す。図において、51は交流架線、52は交流架線51に接触するパンタグラフ、53はパンタグラフ52に接続された主変圧器、53−1はパンタグラフ52に直接接続された主変圧器53の1次巻線、53−2,53−3は主変圧器53の2次巻線、54,55はそれらの入力側がそれぞれ2次巻線53−2,53−3に接続され、それぞれの出力側が共通に接続されたパルス幅変調制御のコンバータ(PWMコンバータ)、56はPWMコンバータ54,55の共通とされた出力側の2端子間に接続された中間直流回路の平滑コンデンサ、57はPWMコンバータ54,55の出力側に接続され、かつその2入力端子間に平滑用コンデンサ56が接続された可変電圧可変周波数のインバータ(VVVFインバータ)、58はVVVFインバータの出力側に接続された車両用電動機である誘導電動機である。
59は交流架線51の電圧を降圧するトランス(PT)、60はPT59に接続され、入力された交流電圧のゼロクロス点を検出しそのタイミング信号であるゼロクロス信号を出力する電圧検出器(ACPT)、61はACPT60に接続され、ゼロクロス信号をタイミング基準にして作成した位相制御信号をPWMコンバータ54,55へ送出してPWMコンバータを制御する制御論理部であり、その出力側がPWMコンバータ54,55に接続されている。62はPWMコンバータ54,55、平滑用コンデンサ56、VVVFインバータ57、ACPT60、制御論理部61を収納した主変換装置である。
図4はPWMコンバータ54,55の動作を制御する制御ブロック図を示す。図において、70,71,72,73,74は増幅器、75は乗算器、76,77は三角波作成回路、78,79,80,81,82は減算器を示す。
次に上述の回路の動作を説明する。PWMコンバータ54,55の出力側である中間直流電圧の目標値Vdと実際の中間直流電圧値Vdとの差を減算器78でとり、その値を増幅器70で増幅した値と交流架線51と同じ周波数の単位正弦波sinωtとを乗算器75でかけあわせPWMコンバータ54,55の入力側における2次電流目標値Isを演算する。この2次電流目標値IsとPWMコンバータ54,55の実際の2次電流Is,Isとの差をそれぞれ減算器79,80でとり増幅器71,72で増幅し、それぞれ電圧の基本波ei,ei’を演算する。
ところで、PWMコンバータ54,55におけるスイッチング素子のオンオフ動作に基づき発生する高調波電流成分は主変圧器53で合成されパンタグラフ52を介して交流架線51へ流出することになるが、単相の場合、両PWMコンバータ54,55の位相制御信号となる制御位相を90°ずらすことにより交流架線51へ流出する高調波を抑制することができる。なお、3台のPWMコンバータを並列運転するとき、単相の場合は、位相制御信号となる制御位相を60°(=180°/3)ずらすことにより交流架線51へ流出する高調波を抑制することができる。
このため、図4の三角波作成回路76,77は、ACPT60からのゼロクロス信号をタイミング基準にして互いに位相をずらしたPWM用の三角波を発生する。そして、増幅器71,72からの電圧の基本波ei,ei’と三角波作成回路76,77からの三角波との差を減算器81,82でとり、その値を増幅器73,74で増幅して、PWMコンバータ54,55を動作させる位相制御信号とする。
上記で作成された位相制御信号が制御論理部61からそれぞれPWMコンバータ54,55に出力され、高調波を抑制するように、PWMコンバータ54,55を動作させ、平滑用コンデンサ56を充電し、この平滑用コンデンサ56を電圧源としてVVVFインバータ57を動作させ、誘導電動機58を駆動する。そして、図3で示した回路を車両編成内に複数組備えた場合には、各組のPWMコンバータ相互間での制御位相をずらすことにより、その列車編成全体での高調波を抑制することができる。
図3で示した回路を列車編成内に複数組備えた場合、各組の制御論理部61はそれぞれ該組のACPT60からのゼロクロス信号をタイミング基準にして所定の位相制御信号を作成することになるので、例えば、パンタグラフ52と交流架線51との接触状態のバラツキやPT59、ACPT60自体の誤差特性のバラツキによっては、各組のタイミング基準自体にずれが生じ、この結果、各組のPWMコンバータの制御位相が、列車編成全体としての高調波を抑制する最適の位相ずらし条件と一致せず、充分な高調波抑制効果が得られないことがある。
そのため、この発明の前提としては、複数台の電力変換器の内で、基準となる基準電力変換器で架線電圧から検出され送出される同期電源信号を、従属する従属電力変換器に送信し、従属電力変換器ではこの同期電源信号から設定された位相差により搬送波を生成して、高調波抑制のために各電力変換器の搬送波の位相差運転を行うようにしている。
特開平8−98317号公報
複数台のPWM方式の電力変換器を備えた列車において、基準電力変換器の制御回路が架線電圧から検出した同期電源信号を従属する複数の従属電力変換器に伝送することにより、各電力変換器の搬送波の位相差運転を行う場合に、基準電力変換器が従属電力変換器へ送出する同期電源信号が異常になる場合の動作として、同期電源信号の出力が完全に停止してしまう場合、同期電源信号の周期が異常である場合、同期電源信号の周期は正常で、かつ位相が異常である場合の3つの場合がある。同期電源信号の出力が停止する場合と周期が異常になる場合では、従属電力変換器は受信した同期電源信号の周期を計測しているため、受信した同期電源信号が異常であることを検出でき、従属電力変換器自身の制御回路で架線電圧から検出した同期電源信号に切替えることにより従属電力変換器の運転を継続することができる。
これに対し、基準電力変換器の制御マイコンが異常になったときなどには、架線電圧信号の基本波を抽出するためのバンドパスフィルタの特性が誤って設定されることがあり、周期が正常で、かつ位相が異常な同期電源信号が従属電力変換器に対して送出される場合がある。このような場合、受信した同期電源信号の周期が正常であるため、同期電源信号の異常を認識できず、誤った位相の同期電源信号に基づき電圧指令を生成する。この結果、電力変換器に必要な定電圧制御が正常に機能せず、従属電力変換器が正常であるにも関わらず運転を継続することができない。
この発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、基準電力変換器から異常な位相の同期電源信号が送出されたとき、その位相が異常であることを検出し、従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えることにより従属電力変換器の運転を継続するようにすることを目的とする。
この発明に係わる交流電気車の制御装置は、列車編成内に複数台のPWM方式の電力変換器を備え、複数台の上記電力変換器の内で、基準となる基準電力変換器で架線電圧から検出され送出される同期電源信号を、従属する従属電力変換器に送信し、上記従属電力変換器ではこの同期電源信号から設定された位相差により搬送波を生成して、高調波抑制のために上記各電力変換器間で搬送波の位相差運転を行う交流電気車の制御装置において、上記基準電力変換器から送出される同期電源信号の位相が異常となったとき、上記従属電力変換器において同期電源信号の位相が異常であることを検出し、上記従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えることにより上記従属電力変換器の運転を継続するようにしたものである。
この発明の交流電気車の制御装置によれば、基準電力変換器から送出される同期電源信号の位相が異常となったとき、従属電力変換器において同期電源信号の位相が異常であることを検出し、従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えることにより上記従属電力変換器間の運転を継続することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の実施の形態1における交流電気車の制御装置を示すブロック図である。なお、この発明に係わる交流電気車の電力変換装置の全体構成とその動作は、図3,図4で説明したものを援用する。図1では、従属電力変換装置による同期電源信号の異常検出、ならびに、同期電源信号の切替え装置の構成を示す。
基準電力変換器3では交流架線1aの電圧信号をACPT2aにより計測した架線電圧信号4aをアナログ・ディジタル変換器5aでディジタル・データ化し、バンドパスフィルタ6aに入力し、この出力を0クロス比較回路7aに入力し、同期電源信号8aを生成する。この同期電源信号8aは搬送波生成回路10aに入力され、あらかじめ設定された搬送波初期位相9a(単相、2電力変換器並列のときは、0°)に応じた位相差をもつキャリア(PWM用の三角波)11aを生成する。このキャリアがPWM回路12aに入力されPWM機能が実現され、コンバータ35aへのゲートオン・オフ信号(位相制御信号)が出力される。
また、同期電源信号8aは定電圧制御を行う制御マイコン14aに入力され、周期を検出して、その出力で架線電圧に整合する50Hz又は60Hz用フィルタ定数を切替え回路13aで設定して、その定数をバンドパスフィルタ6aに出力する。さらに、同期電源信号8aはインターフェース回路15に入力される。インターフェース回路15から送出された同期電源信号8aは、同期電源信号引き通し線16を介して、従属電力変換器17のインターフェース回路18に入力される。このインターフェース回路18の出力した基準電力変換器3が生成した同期電源信号19は、同期電源信号切替え回路21,遅延検出回路23及び周期検出回路28にそれぞれ入力される。
基準電力変換器3が生成した同期電源信号19に異常が無い平常時では、同期電源信号19が同期電源信号切替え回路21から搬送波生成回路10bに入力され、あらかじめ設定された搬送波初期位相9b(単相、2電力変換器並列のときは、90°)に応じた位相差をもつキャリア(PWM用の三角波)11bを生成する。このキャリアがPWM回路12bに入力されPWM機能が実現され、コンバータ35bへのゲートオン・オフ信号(位相制御信号)が出力される。
従属電力変換器17においても、基準電力変換器3と同様に架線1bの電圧信号をACPT2bにより計測した架線電圧信号4bをアナログ・ディジタル変換器5bでディジタル・データ化し、バンドパスフィルタ6bに入力し、この出力を0クロス比較回路7bに入力し、同期電源信号20を生成する。この同期電源信号20は同期電源信号切替え回路21と遅延検出回路23に入力される。遅延検出回路23では基準電力変換器から受信した同期電源信号19と従属電力変換器17自身で生成した同期電源信号20との遅延量24を検出する。
この遅延量24を遅延量比較回路26に入力し、あらかじめ設定したしきい値25と比較し同期電源信号19の位相が異常か否かを検出する。このとき、基準電力変換器から受信した同期電源信号19と従属電力変換器17自身で生成した同期電源信号20との進み量を検出しても良く、準電力変換器から受信した同期電源信号19と従属電力変換器17自身で生成した同期電源信号20との位相差を検出するようにしても良い。そして、遅延検出回路23と遅延量比較回路26とで位相異常検出手段を構成する。
また、周期検出回路28では、基準電力変換器3から受信した同期電源信号19の周期を計測し、この周期量29を周期比較回路31に入力し、あらかじめ設定したしきい値30と比較し同期電源信号19の周期が異常か否かを検出する。そして、周期検出回路28と周期比較回路31とで周期異常検出手段を構成する。遅延量比較回路出力信号である遅延量異常信号27と周期比較回路出力信号である周期異常信号32との論理和をとった信号が基準電力変換器生成同期電源信号19と従属変換器生成同期電源信号20の切替え信号33であり、同期電源信号切替え回路21の切替え動作に使用される。なお、図1で14bは制御マイコン14aに相当する制御マイコンであり、13bは切替え回路13aに相当する切替え回路である。
次に図1の動作について説明する。基準電力変換器3から受信した同期電源信号19と従属電力変換器17自身で生成した同期電源信号20との遅延量24を遅延検出回路23により検出する。この遅延量24はあらかじめ設定された遅延量しきい値25と遅延量比較回路26により比較され、しきい値より遅延量が外れたとき遅延量異常信号27が有意(異常出力)となる。また、基準電力変換器3から受信した同期電源信号19の周期が周期検出回路28により検出される。この周期量29はあらかじめ設定された周期量しきい値30と周期量比較回路31により比較され、しきい値から周期量が外れたとき周期量異常信号32が有意(異常出力)となる。
遅延量異常信号27と周期量異常信号32との論理和をとった信号が基準電力変換器生成同期電源信号19と従属電力変換器生成同期電源信号20の切替え信号33であり、遅延量異常信号27か周期量異常信号32のどちらかが有意であるとき、同期電源信号切替え回路21が従属電力変換器で生成した同期電源信号20側に切替わる。遅延量異常検出回路23と周期異常検出回路28を併用することにより、基準電力変換器から送出される同期電源信号19が停止する場合、同期電源信号19の周期が異常になる場合、同期電源信号の周期が正常、かつ位相が異常になる場合のいずれの異常が発生する場合でも、同期電源信号19の異常が検出でき、従属電力変換器自身で生成した同期電源信号20に切替えることにより、従属電力変換器の運転を継続することができる。
また、基準電力変換器から送出される同期電源信号と従属電力変換器自身で検出した同期電源信号の位相差が設定された値以上か否かを検出する位相異常検出手段を備え、上記位相異常検出手段の異常出力により基準電力変換器から送出される同期電源信号が異常であると判断し、従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えることにより、従属電力変換器の運転を継続することができる。
実施の形態2.
図2は実施の形態2における交流電気車の制御装置を示すブロック図で、従属電力変換装置による同期電源信号異常検出装置の構成を示す。実施の形態1では、図1において架線電圧信号4a,4bをアナログ・ディジタル変換器5a,5bによりディジタル信号データに変換し、バンドパスフィルタ6a,6b、0クロス比較回路7a,7bをディジタル回路で構成しディジタル量で処理しているが、実施の形態2では、アナログ・ディジタル変換器5a,5bを省き、バンドパスフィルタ6a,6b、0クロス比較回路7a,7bをアナログ回路で構成しアナログ量で処理している。
この発明の実施の形態1における交流電気車の制御装置を示すブロック図である。 実施の形態2における交流電気車の制御装置を示すブロック図である。 従来の交流電気車の制御装置を示すブロック図である。 従来のPWMコンバータの動作を制御する制御ブロック図を示す。
符号の説明
1a,1b 交流架線 2a,2b ACPT
3 基準電力変換器 4a,4b 架線電圧信号
5a,5b アナログ・ディジタル変換器
6a,6b バンドパスフィルタ 7a,7b 0クロス比較回路
8a 同期電源信号 9a,9b 搬送波初期位相
10a,10b 搬送波生成回路 11a,11b キャリア
12a,12b PWM回路 13a,13b 切替え回路
14a,14b 制御マイコン 15 インターフェース回路
16 同期電源信号引き通し線 17 従属電力変換器
18 インターフェース回路 19 基準電力変換器生成同期電源信号
20 従属電力変換器生成同期電源信号 21 同期電源信号切替え回路
22 同期電源信号 23 遅延検出回路
24 遅延量 25 しきい値
26 遅延量比較回路 27 遅延量異常信号
28 周期検出回路 29 周期量
30 しきい値 31 周期比較回路
32 周期異常信号 33 切替え信号
35a,5b コンバータ 51 交流架線
52 パンタグラフ 53 主変圧器
54,55 コンバータ 56 平滑コンデンサ
57 インバータ 58 誘導電動機
70,71,72,73,74 増幅器
75 乗算器 76,77 三角波作成回路
78,79,80,81,82 減算器

Claims (3)

  1. 列車編成内に複数台のPWM方式の電力変換器を備え、複数台の上記電力変換器の内で、基準となる基準電力変換器で架線電圧から検出され送出される同期電源信号を、従属する従属電力変換器に送信し、上記従属電力変換器ではこの同期電源信号から設定された位相差により搬送波を生成して、高調波抑制のために上記各電力変換器間で搬送波の位相差運転を行う交流電気車の制御装置において、
    上記基準電力変換器から送出される同期電源信号の位相が異常となったとき、上記従属電力変換器において同期電源信号の位相が異常であることを検出し、上記従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えることにより上記従属電力変換器の運転を継続するようにした交流電気車の制御装置。
  2. 上記基準電力変換器から送出される同期電源信号と上記従属電力変換器自身で検出した同期電源信号の位相差が設定された値以上か否かを検出する位相異常検出手段を備え、上記位相異常検出手段の異常出力により上記基準電力変換器から送出される同期電源信号が異常であると判断し、上記従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えて、上記従属電力変換器の運転を継続するようにした請求項1記載の交流電気車の制御装置。
  3. 上記基準電力変換器から送出される同期電源信号の周期が異常である否かを検出する周期異常検出手段、上記基準電力変換器から送出される同期電源信号と上記従属電力変換器自身で検出した同期電源信号の位相差が設定された値以上か否かを検出する位相異常検出手段を備え、上記周期異常検出手段及び位相異常検出手段のいずれかの異常出力により上記基準電力変換器から送出される同期電源信号が異常であると判断し、上記従属電力変換器自身で検出した同期電源信号に切替えて、上記従属電力変換器の運転を継続するようにした請求項1記載の交流電気車の制御装置。
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