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JP2008130810A - アクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents

アクチュエータ及びその製造方法 Download PDF

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JP2008130810A
JP2008130810A JP2006314201A JP2006314201A JP2008130810A JP 2008130810 A JP2008130810 A JP 2008130810A JP 2006314201 A JP2006314201 A JP 2006314201A JP 2006314201 A JP2006314201 A JP 2006314201A JP 2008130810 A JP2008130810 A JP 2008130810A
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Yoshiaki Suzuki
佳昭 鈴木
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Seiko Precision Inc
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Abstract

【課題】良好な信頼性を備えるアクチュエータ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アクチュエータ10は、圧電素子部50と、配線部60と、から構成される。また、圧電素子部50は、外環状部50aと突起部50bと内環状部50cとから構成される。圧電素子部50を構成する上部基板と上部電極とシム材層と下部基板と下部電極と、配線部60を構成する上部基板と上部配線とシム材層と下部基板と下部配線と、がそれぞれ一体に形成される。このように電極と配線とが一体に形成されることから、電極と配線との間に断線等が生じにくくなり、良好な信頼性を備えるアクチュエータを提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電素子を用いたアクチュエータ及びその製造方法に関する。
従来、例えば撮像装置では、レンズ鏡筒や撮像素子を移動させて焦点調節を行うアクチュエータとしてバイモルフ型圧電素子等の圧電素子が利用されている。例えば、特許文献1に開示されているように、バイモルフ型圧電素子はレンズ鏡筒と撮像素子との間に設置され、圧電素子に電圧が印加されると伸長してレンズ鏡筒を光軸方向に移動させる。このようにしてレンズと撮像素子との間の距離を変え焦点調節を行う。
このような圧電素子への電源供給は、一般に圧電素子にリード線をハンダ付けし、基板あるいはFPC(フレキシブルプリント基板)に接続することによって行われている。もしくは、圧電素子をFPCに直にハンダ付けを行うことにより電源供給が行われている。
特開2004−294533号公報
近年、撮像装置が携帯電話等の小型の電子機器に搭載されるようになり、焦点調節を行うためのアクチュエータも小型化が求められている。しかし、従来のようにハンダ付けを行うと、リード線が非常に細いため、リード線が他工程中に断線するなど不良・問題が発生することが多いという問題がある。更に、作業が微細であるためハンダ付けに時間がかかり、ハンダ付け工程での滞留時間が長くなる。
また、このような圧電素子では、製品設計の際に、リード線やFPCのスペースも確保した設計が必要となり、製品の小型化が要求された場合、これらのスペースが小型化の妨げになるという問題もある。
このように圧電素子への電源供給にハンダ付けを要さず、更にリード線の断線等が生じにくく良好な信頼性を有する圧電素子が求められている。
本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、良好な信頼性を備えるアクチュエータ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るアクチュエータは、
第1の絶縁層と、
前記第1の絶縁層上に形成された第1の電極と、
前記第1の絶縁層上に前記第1の電極と一体に形成された第1の配線と、
前記第1の絶縁層に対向するように配置された第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層上に形成された第2の電極と、
前記第2の絶縁層上に前記第2の電極と一体に形成された配線と、
前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された圧電材料からなる圧電材料層と、を備えることを特徴とする。
前記第1の絶縁層の前記第1の配線に対応する領域に形成された第1の開口に導電材料が充填された第1の導通電極を備え、
前記第1の導通電極を介して前記第1の電極に電圧を印加しても良い。
前記圧電材料層は、第1の層と第2の層から構成され、前記第1の層と第2の層との間に導電層が形成されても良い。
前記第1の絶縁層の前記導通層に対応する領域に形成された第2の開口に導電材料が充填された第2の導通電極を備え、
前記第2の導通電極を介して前記導電層に電圧を印加しても良い。
前記第1の絶縁層及び/又は前記第2の絶縁層は、フレキシブルプリント基板またはプリント基板から構成されても良い。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るアクチュエータの製造方法は、
第1の絶縁層に、導電材料からなる薄膜を形成し、該薄膜を第1の電極と第1の配線に形成する第1の電極形成工程と、
第2の絶縁層に、第2の電極と第2の配線とを一体に形成する第2の電極形成工程と、
圧電材料層形成工程と、
前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との間に前記圧電材料層を配置して前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とを接合させる絶縁層接合工程と、を備えることを特徴とする。
前記第1の絶縁層の前記第1の配線に対応する領域に第1の開口を形成する第1の開口形成工程と、
前記開口に導電材料を充填させる、第1の導通電極を形成する第1の導通電極形成工程と、を更に備えても良い。
前記圧電材料層は、第1の圧電材料層と第2の圧電材料層とから構成され、前記第1の圧電材料層と第2の圧電材料層との間に導電層を形成する導電層形成工程を更に備えても良い。
前記第1の絶縁層の前記導電層に対応する領域に第2の開口を形成する第2の開口形成工程と、
前記第2の開口に導電材料を充填させ、前記導電層に電圧を印加するための第2の導通電極を形成する第2の導通電極形成工程と、を備えても良い。
前記第1の絶縁層及び/又は前記第2の絶縁層は、フレキシブルプリント基板またはプリント基板から構成されても良い。
本発明によれば、基板に電極、圧電材料及び配線を一体に形成することにより、良好な信頼性を備えるアクチュエータ及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るアクチュエータ及びその製造方法について図を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータを、図1(a)〜図3(b)に示す。また、本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を図6乃至11に示す。以下、アクチュエータの構造の説明の際、適宜製造方法の図面を引用する。図1(a)はアクチュエータ10の平面図であり、図1(b)は、アクチュエータ10の特に上部圧電部基板51と上部配線部基板61とを示す平面図である。図2はアクチュエータ10の斜視図である。更に図3(a)は、図1に示すIIIA−IIIA線断面図であり、図3(b)はIIIB−IIIB線断面図である。また、アクチュエータ10は、例えば図5に示すように撮像素子30内に設けられ、レンズ21a、21b、21cと撮像素子31との間の距離を調節する焦点調節装置20に設けられる。撮像装置30は、図5に示すように焦点調節装置20と、基板32と、基板32上に設置された撮像素子31と、を備える。撮像素子31は、被写体の光学像を電気信号に変換するものであり、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等から構成される。
焦点調節装置20は、レンズ21a、21b、21cと、レンズホルダ22と、支持基板24と、フィルタ25と、鏡筒26と、カバー27と、を備える。レンズ21a〜21cは、被写体の光学画像を集光するものである。レンズホルダ22は、小径の円筒部と、大径の円筒部と、中径の円筒部とを備える。レンズホルダ22は鏡筒26内に、光軸方向へ移動可能な状態に設置される。支持基板24は基板32上に設置され、内部にアクチュエータ10が設置される。支持基板24は、更に開口を備え、開口部にフィルタ26を保持する。またフィルタ25は、例えばNDフィルタ(Neutral Density filter)等から構成される。鏡筒26は、図5に示すように円筒状に形成され、基板32上に設置され、内部にレンズホルダ22、支持基板24等を備える。
アクチュエータ10は、図1(a)〜図3(b)に示すように、圧電素子部50と、配線部60と、から構成される。アクチュエータ10は、いわゆるバイモルフ型圧電素子である。更に、アクチュエータ10には図示しない電源と、図示しない駆動回路制御部とが接続されており、図示しない制御部からの入力に従って、電圧が印加される。電圧の印加に応じてアクチュエータ10は撓み、レンズホルダ22を光軸方向(図5に示すZ軸方向)に移動させ、レンズ21a、21b、21cと撮像素子31との距離を変更する。
アクチュエータ10は、図1に示すように圧電素子部50と、配線部60と、から構成される。また、圧電素子部50は、外環状部50aと突起部50bと内環状部50cとから構成される。図1(a)及び図2に示すように、外環状部50aは、平面形状が円形の環状に形成され、開口50adが形成される。突起部50bは、平面形状が略方形に形成され、内環状部50c上に放射状に相互にほぼ均等に離間するように配置される。後述するように、突起部50bは圧電材料層を備え、電圧の印加に応じて変形する。内環状部50cは、平面形状が円形の環状に形成される。
また、圧電素子部50は、図3(a)に示すように上部圧電部基板51と、上部配線部電極52と、上部圧電材料層53と、シム材層54と、下部圧電部基板55と、下部配線部電極56と、下部圧電材料層57と、が積層された構造であり、圧電素子部50を構成する外環状部50aと突起部50bと内環状部50cとで、それぞれいずれの層を備えるかが異なる。具体的に外環状部50aは、図3(a)に示すように、これら全ての層が積層されている。突起部50bは、図3(a)に示すように上部圧電部基板51を除く上部圧電部電極52と上部圧電材料層53とシム材層54と下部圧電部基板55と下部配線部電極56と下部圧電材料層57とから構成される。内環状部50cは、下部圧電部基板55のみから構成される。
図1(b)に示すように、上部圧電部基板51は、絶縁材料、例えばポリイミドからなるFPCやガラスエポキシからなるPCB等により構成され、上部配線部基板61と一体に形成されている。
上部圧電部電極52は、図7(c)に示すように、例えばCuなどの導電材料から構成され、上部配線62と一体に形成される。
上部圧電材料層53は、圧電材料、例えばチタン酸ジルコン酸鉛やポリフッ化ビニリデン(PVDF)から構成される。なお、上部圧電材料層53は、図4に示すように、下部圧電材料層57の分極方向と同一方向に分極されている。
シム材層54は、導電材料、例えば燐青銅、ステンレス、チタン、カーボン強化プラスティック(CFRP)等から構成される。
下部圧電部基板55は、上部圧電部基板51と同様に、絶縁材料、例えばポリイミドからなるFPCやガラスエポキシからなるPCBにより構成され、下部基板65と一体に形成される。
下部配線部電極56は、上部圧電部電極52と同様に、例えばCuなどの導電材料から構成され、上部配線62と一体に形成される。
下部圧電材料層57は、上部圧電材料層53と同様に、圧電材料、例えばチタン酸ジルコン酸鉛、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)から構成される。
圧電素子部50に図4に示すように、上部電極、下部電極とシム材との間に電圧が印加され、特に上部電極と下部電極とに同じ電圧が印加されると、上部圧電材料層及び下部圧電材料層が撓み、例えば図4に示す矢印のように変位が生ずる。この変形を利用してアクチュエータ10はレンズホルダ22を光軸方向に移動させることができる。
配線部60は、図1(a)及び図2に示すように圧電素子部50の側面に形成され、平面形状は略方形に形成される。配線部60も、圧電素子部50と同様に、上部配線部基板61と、上部配線62と、シム部配線64と、下部基板65と、下部配線66と、が積層された構造である。また、配線部60には図3(b)に示すようにシム部配線64と、上部配線62と、に電圧を印加するための第1の導通電極68、第2の導通電極69とが設けられる。
第1の導通電極68は、導電材料、例えば銅等から構成され、上部配線部基板61に形成されたコンタクト孔(開口)68aを充填するように形成される。また、詳細は後述するが上部配線部基板61の上面には第1の導通電極68と当接するように例えば銅等から構成される端子70が形成されている。また、詳細は後述するが第1の導通電極68が形成される領域において、上部配線62と下部配線66とは図3(b)に示すように接合されている。このように第1の導通電極68によって、上部圧電部基板51と下部圧電部基板55との間に形成された上部配線62と下部配線66とを導通させることができ、上部配線62と下部配線66とを介して上部圧電部電極52と下部圧電部電極56とに電圧を印加することができる。
第2の導通電極69は、導電材料、例えば銅等から構成され、上部配線部基板61に形成されたコンタクト孔69aを充填するように形成される。また、詳細は後述するが上部配線部基板61の上面には第2の導通電極69と当接するように例えば銅等から構成される端子71が形成されている。また、第2の導通電極69によって、詳細は後述するが、図3(b)に示すように上部圧電部基板51と下部圧電部基板55との間に形成されたシム部配線64を導通させることができ、電圧を印加することができる。
上部配線部基板61は、絶縁材料、例えばポリイミドから構成され、上部圧電部基板51と一体に形成される。上部配線部基板61としては、フレキシブルプリント基板(FPC)、またはプリント基板(PCB)を用いても良い。
図7(c)に示すように上部配線62は、導電材料、例えばCuから構成され、上部圧電部電極52と一体に形成される。また、上部配線62に電圧を印加することができるよう、上部配線部基板61にはコンタクト孔68aが形成されている。コンタクト孔が形成された領域では、上部配線62と下部配線66とは接合されている。
図10(i)に示すシム部配線64は、導電材料、例えば燐青銅、ステンレス、チタン、カーボン強化プラスティック(CFRP)等から構成され、シム材層54と一体に形成される。
下部配線部基板65は、上部配線部基板61と同様に、絶縁材料、例えばポリイミドから構成され、下部圧電部基板55と一体に形成される。下部配線部基板65としては、フレキシブルプリント基板(FPC)、またはプリント基板(PCB)を用いても良い。
図6(b)に示すように下部配線66は、導電材料、例えばCuから構成され、下部圧電部電極56と一体に形成される。また、下部配線66に電圧を印加することができるよう、上部配線部基板61にはコンタクト孔68aが形成されている。コンタクト孔68aが形成された領域では、上部配線62と下部配線66とは接合されている。
特に本実施の形態では詳細に後述するように、圧電素子部50を構成する上部圧電部基板51と上部圧電部電極52とシム材層54と下部圧電部基板55と下部圧電部電極56と、配線部60を構成する上部配線部基板61と上部配線62とシム部配線64と下部配線部基板65と下部配線66と、が一体に形成される。更に上部配線部基板61にコンタクト孔68a及び69aを設け、第1の電極68と第2の電極69とを形成する。従って、圧電素子の電極に電圧を印加するために必要とされていた電極と配線とをハンダ付け等によって接続することを省略することができる。このように電極と配線とが一体に形成されることから、電極と配線との間に断線等が生じにくくなる。
このように上述した構成を採る本実施の形態のアクチュエータ10は、圧電素子部50を構成する上部圧電部基板51と上部圧電部電極52とシム材層54と下部圧電部基板55と下部配線部電極56と、配線部60を構成する上部配線部基板61と上部配線62とシム部配線64と下部配線部基板65と下部配線66と、を一体に形成することにより、電極と配線との間に断線等が生じにくくなり、安定した動作性を備える。従って、本実施形態によれば、良好な信頼性を備えるアクチュエータを提供することができる。
更に本実施の形態では、上部配線部基板61にコンタクト孔68a及び69aを設け、第1の電極68と第2の電極69とを形成し、第1の電極68と第2の電極69とから電圧を印加することができるため、アクチュエータ10の周辺にこれまで必要とされていたFPC等を接続するためのスペースを減らすことができる。
次に、本発明の実施の形態にかかるアクチュエータ10の製造方法について図を用いて説明する。
まず、図6(a)に示すように、例えばポリイミドやガラスエポキシからなる下部ベース材81の上面に下部電極として機能する導電材料、例えばCuの薄膜を形成する。下部ベース材81としてはフレキシブルプリント基板(FPC)、またはプリント基板(PCB)を用いても良い。
フォトリソグラフィ、エッチング等によって、図6(b)に示すようにCu薄膜を下部配線部電極56と下部配線66とに形成する。このようにCu薄膜をエッチングすることによって下部配線部電極56と下部配線66とは、下部ベース材81(下部基板51)上に一体に形成される。なお、下部配線部電極56及び下部配線66と、下部ベース材81との段差には接着材層(図示せず)を形成する。
次に、図7(c)に示すように下部ベース材81と同様に、例えばポリイミドやガラスエポキシからなる上部ベース材85を用意する。上部ベース材85には、プレス加工やエッチング等を用いて予め開口85aを形成しておく。次に上部ベース材85の両面にCu層を形成し、続いて上部ベース材85の一方の面のCu層をエッチング等によって下部圧電部電極56と下部配線66とに対応するように上部圧電部電極52と上部配線62とを形成する。またもう一方の面には図7(d)に示すように端子70および端子71を形成する。なお、上部圧電部電極52及び上部配線62と、上部ベース材85との段差には接着材層(図示せず)が、第1の電極68と第2の電極69とにより電圧を印加するのに支障のないように形成されている。
上部ベース材85は、両面フレキシブルプリント基板、または両面プリント基板を用いても良い。
次に図8(e)に示すように、上部配線62のコンタクト孔68aと、シム部配線64のコンタクト孔69aと、を形成する。上部ベース材の上部圧電部電極52と上部配線62とが形成されている側からコンタクト孔68aとコンタクト孔69aとに対応する位置に例えばドリル、レーザー等を用いて穴加工を行う。なお、本実施の形態ではコンタクト孔68a,69aは、図3(b)に示すように端子70,71を貫通しないように形成される。
コンタクト孔68aとコンタクト孔69aとには導電材料、例えばCuを充填させる。これにより図8(f)に示すように、第1の導通電極68と第2の導通電極69とを形成する。
次に、図9(g)に示すようにシム83を形成する。シム83は圧電素子部83aと配線部83bとによって構成され、圧電素子部83aはシム材層54と、圧電材料層53と、圧電材料層57と、から構成されており、配線部83bはシム部配線64によって構成されている。シム材層54と配線部60は一体に設けられており、例えば燐青銅、ステンレス、チタン、カーボン強化プラスティック(CFRP)等の導電材料から成っている。
シム材層54の一方の側に、図9(h)に示すように、例えばチタン酸ジルコン酸鉛等からなる圧電材料層53をスパッタリング、焼結、印刷法等によって形成し、続いてシム材層54の他方の側にも、一方の側と同じく、例えばチタン酸ジルコン酸鉛等からなる圧電材料57をスパッタリング、焼結、印刷法等によって形成する。
なお、圧電材料層としてはポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いても良い。この場合は予めポリフッ化ビニリデンよりなる圧電層を図9(g)に示すようシム材層54の外形と略同一に形成しておき、これを導電性接着剤等によりシム材層54と接着する。
ここで、シム材層54の外形は図10(i)に示すように下部配線部電極56の外形と略同一であって、円形に形成されており、シム部配線64の外形は配線部60が形成される下部ベース材81上に略方形に形成されている。
次に、圧電材料層53と、シム材層54と、圧電材料層57の形状の一部を圧電部50の突起部50bの形状に対応するように、プレス加工、レーザー加工、またはフォトリソグラフィ、あるいはエッチング等によって除去する。また配線部60が形成される下部ベース材81上に形成されたシム部配線64についても、その一部を上述した手段で除去する。このようにしてシム83が完成する。
完成したシム83は圧電材料層57が下部配線部電極56に当接するよう、図10(i)に示すように、所定の位置に配置する。また、本実施形態においては下部配線66とシム部配線64との向きはそろえて配置する。なお、本実施形態においては下部配線部電極56と当接する圧電材料は圧電材料53または圧電材料57のどちらであっても良い。
次に、上部ベース材85の天地を逆にして、圧電材料53と上部圧電部電極52とが当接し、かつ上部配線62とシム部配線64との向きがそろうように配置する。
このようにして下部ベース材81、シム83、上部ベース材85を重ね合わせたら、全体を熱圧着、熱溶着の手法で図2に示すように一体化させる。このとき、重ね合わせるために用いた治工具上で熱溶着しても良い。
ところで、下部ベース材81、シム83、上部ベース材85を重ね合わせると、配線部60では、例えば圧電材料53や圧電材料57が存在しないなど、必ずしも全ての層が重なり合っているわけではないため、図11(k)に示すように、隙間が発生する。従って配線部60にはそれぞれの面が密接していない空間が発生する。
図11(k)に示すように、下部ベース材81、シム83、上部ベース材85を単に重ね合わせただけでは上部配線62と下部配線66は密接していないので第1の電極68から下部配線66に電圧を印加することはできない。同様に第2の電極69とシム部配線64とは密接していないので第2の電極からシム部配線64に電圧を印加することはできない。
しかしながら、上部配線62、下部配線66、シム83等、配線部60を構成する部材の厚みは非常に薄いものである。例えば上部配線62や下部配線66に用いられるCu層の厚さは50μm以下であり、シム83の厚さは250μm以下でしかない。従って、これらを熱圧着や熱溶着させると実際には部材が変形して、それぞれ密着する。このようにして、図3(b)に示すように各部材は密着される。
このように密着させることで、完成した状態で第1の導通電極68と第2の導通電極69とから電圧を印加することができるようになる。
なお、図10(j)では上部ベース材85と下部ベース材81とを容易に区別するため、両者の接合面を線で示している。また、図10(j)に示すように、下部ベース材81と上部ベース材85とを貼り合わせた状態で、下部ベース材81の一部が、上部ベース材85に設けられた開口85aを介して露出する。
なお、本実施形態においては上部圧電部電極52および下部配線部電極56の内径よりも突起部50bは少なくとも一部が突出した状態にある。すなわち突起部50bは下部配線部電極56上に全てが当接しているわけではなく少なくとも一部は図3(a)に示すようにZ軸方向(図3(a)に示す縦方向)に空間がある。
このように構成されているので、突起部50bは上部圧電部電極52および下部配線部電極56に動きを妨げられることなく、Z軸方向に動作することができる。ただし、この空間は必ずしも無くても良い。
次に、最終的な形状に型抜き加工を行う。型抜き後の形状を図11(l)に示す
以上の工程からアクチュエータ10が製造される。
本実施の形態のアクチュエータの製造方法によれば、下部基板上にCu薄膜を形成し、下部電極、下部配線を一体に形成し、更に上部基板上にCu薄膜を形成し、上部電極及び上部配線を一体に形成し、更にシム材層も一体に形成することにより、電極と配線との間に断線等が生じにくくなり、安定した動作性を備えるアクチュエータを製造することができる。このように本実施の形態によれば、良好な信頼性を備えるアクチュエータの製造方法を提供することができる。
また、本実施の形態の製造方法によれば、配線と電極とが一体に形成されるため、従来必要とされていたハンダ付け等の工程を省略することができる。
更に本実施の形態の製造方法によれば、上部配線部基板61にコンタクト孔68a及び69aを設け、第1の導通電極68と第2の導通電極69とを形成し、第1の導通電極68と第2の導通電極69とから電圧を印加することができるため、アクチュエータ10の周辺にこれまで必要とされていたスペースを減らすことができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を図12〜図15を用いて説明する。上述した第1の実施の形態では、アクチュエータの上部ベース材と、シム、下部ベース材と、それぞれを別々に形成し、重ね合わせた上で圧着させる方法を採ったが、本実施の形態では、下部ベース材上に電極を形成し、下部ベース材上にシムを形成し、その上に上部ベース材を重ね、接合させる構成を採るものである。
まず、図12(a)に示すように、ポリイミドからなる下部ベース材181の上面に下部電極として機能する導電材料、例えばCuの薄膜を形成する。下部ベース材181としてはフレキシブルプリント基板(FPC)、プリント基板を用いてもよい。
フォトリソグラフィ、エッチング等によって、図12(b)に示すようにCu薄膜を下部電極156と下部配線166とに形成する。このようにCu薄膜をエッチングすることによって下部電極156と下部配線166とは、下部ベース材181(下部基板151)上に一体に形成される。なお、下部電極156及び下部配線166と、下部ベース材181との段差にはカバーフィルム(図示せず)をラミネートする。
次に、下部電極156上に、例えばチタン酸ジルコン酸鉛、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等からなる下部圧電材料182を印刷法等によって形成する。下部圧電材料183は、下部電極156に対応するように形成され、平面形状はほぼ円形に形成される。続いて下部圧電材料182上に、例えば燐青銅、ステンレス、カーボン強化プラスティック(CFRP)等からなるシム材183を、図13(c)に示すように形成する。なお、シム材183は下部圧電材料83上だけでなく、配線部160が形成される領域の下部ベース材181上にも形成される。
続いて、下部圧電材料182が形成された領域に対向するように、シム材183上に上部圧電材料84を印刷法等によって形成する。上部圧電材料184は、下部圧電材料182に対応するように形成されるため、平面形状はほぼ円形に形成される。
次に、下部圧電材料182と、シム材183と、上部圧電材料184と、の一部を圧電素子部50の突起部50bの形状に対応するように、フォトリソグラフィ、エッチング等によって除去し、放射状に突起が形成された環状に下部圧電材料182と、シム材183と、上部圧電材料184とを図13(d)に示すように加工する。
次に、下部ベース材181と同様に、ポリイミドからなる上部ベース材185を用意する。上部ベース材185としてはFPCを用いてもよい。上部ベース材185には、エッチング等を用いて予め開口185aを形成しておく。続いて、図14(e)に示すように、上部ベース材185の上面にCu薄膜をスパッタ、真空蒸着法等によって形成し、更に上部電極152と上部配線162とに対応する形状に形成する。
次に、第1の実施の形態と同様に、上部ベース材185の上部電極152及び上部配線162が形成された面と対向する面(図14(e)に示す下面)に端子170,171を形成する。更に、上部ベース材185にエッチング等によって上部配線162のコンタクト孔168aと、シム材層164のコンタクト孔169aと、を図14(e)に示すように形成する。
また、シム材層164のコンタクト孔169aと上部配線162のコンタクト孔168aとを導電材料、例えばCuによって充填させる。これにより図14(f)に示すように第1の導通電極168と第2の導通電極169とを形成する。
続いて、図14(f)に示す上部ベース材185の天地を逆にし、下部ベース材181に重ねて貼り合わせ、熱圧着、熱溶着等の手法で図15(g)に示すように一体化させる。なお、図15(g)では上部ベース材185と下部ベース材181とを容易に区別するため、両者の接合面を線で示している。また、図15(g)に示すように、下部ベース材181と上部ベース材185とを貼り合わせた状態で、下部ベース材181の一部が、上部ベース材185に設けられた開口185aを介して露出する。
次に、外形を型抜き加工を行う。以上の工程から、図15(f)に示すようにアクチュエータ100が製造される。
本実施の形態のアクチュエータの製造方法によれば、下部ベース材上にCu薄膜を形成し、下部電極、下部配線を一体に形成し、更に下部ベース材上にシムを形成した上で、上部電極及び上部配線が一体に形成された上部ベース材を重ね合わせることにより、電極と配線との間に断線等が生じにくくなり、安定した動作性を備えるアクチュエータを製造することができる。このように本実施の形態によれば、良好な信頼性を備えるアクチュエータの製造方法を提供することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限られず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上述した各実施形態において、ベース板を重ね合わせる際は、何らかの治工具を用いても良い。例えば、第1の実施の形態を例に挙げると、図16に示すように、下部ベース材81、シム83および上部ベース材85のXY平面上における共通のXY座標の位置に所定の数の位置決め用穴を開けておき、この穴に対応するようにピン91k,91m,91nを立てた治工具90を用意する。更にピン91k,91m,91nに対応するように、下部ベース材81に穴81k,81m,81mを、上部ベース材85に穴85k,85m,85nを、シム83に穴83k,83m,83nを形成する。このピンに対応する穴を通すようにすれば下部ベース材81、シム83、上部ベース材85をそれぞれ正しい位置に容易に配置することができる。
なお、図16においてはシム83に設けられた穴83k,83m,83nは、それぞれシム材層54および、シム部配線64に対して余剰部分を設けた上で形成されている。
また、上述したそれぞれの実施形態では、突起部50bが下部基板から浮いた構成を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、図17に示すように下部電極56全体が、圧電材料層57と当接する構成を取ることも可能である。
また、上述した実施の形態では、圧電材料層が上部圧電材料層と下部圧電材料層との2層から構成される場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、2層より多くとも良い。また、1層であっても良い。
上述した各実施の形態では、第1の導通電極68を形成する際、コンタクト孔68aを端子70を貫通しないように形成する場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、図18に示すように、コンタクト孔68aを端子70を貫通するように形成することも可能である。同様に第2の導通電極69のコンタクト孔69aも端子71を貫通させるように形成することが可能である。
また、上述した実施の形態では上部圧電材料層及び下部圧電材料層と、シム材層とに電圧を印加するいわゆるパラレル型のバイモルフを例に挙げて説明したが、これに限られず、シム材層に電圧を印加せず上部圧電材料層と下部圧電材料層に電圧を印加するシリーズ型のバイモルフとしても良い。
なお、本実施の形態では圧電素子部50が放射状に相互に離間して配置された8つの突起部50bを備える構成を例に挙げて説明したが、これに限られず8つより多くとも少なくとも良い。更に、上述した実施の形態のように略方形に形成される必要はなく、鍵状等、任意の形に形成することが可能である。また、上述した実施の形態では圧電素子部50の外環状部50aと内環状部50cの平面形状とが円形に形成される構成を例に挙げたが、これに限られず、多角形、楕円形等任意の形に形成することが可能である。
また、アクチュエータ10に電圧を印加した際の変形量は、接着剤、電極の金属の種類、圧電層と電極との厚さの関係で変化するため、これらはアクチュエータ10に要求される変形量に応じて適宜変更することが可能である。
また、上述した実施の形態においてアクチュエータ10は、レンズホルダ22と支持基板24との間に設けた場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、支持基板24を設けずに、基板32とレンズホルダ22との間に設けても良いし、支持基板24と基板32とは一体に形成されていても良い。
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの構成例を示す平面図である。図1(b)は、アクチュエータの上部圧電部基板と上部配線部基板とを示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの構成例を示す斜視図である。 (a)は図1に示すIIIA−IIIA線断面図であり、(b)は図1に示すIIIB−IIIB線断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータを構成する圧電素子の動作を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータが設置される撮像装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエータの製造方法を示す斜視図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。
符号の説明
10 アクチュエータ
20 焦点調節装置
30 撮像装置
50 圧電素子部
50a 外環状部
50b 突起部
50c 内環状部
51 上部基板
52 上部電極
53 上部圧電材料層
54 シム材層
55 下部基板
56 下部電極
57 下部圧電材料層
60 配線部
61 上部基板
62 上部配線
64 シム部配線
65 下部基板
66 下部配線
68 第1の導通電極
69 第2の導通電極
70,71 端子

Claims (10)

  1. 第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に形成された第1の電極と、
    前記第1の絶縁層上に前記第1の電極と一体に形成された第1の配線と、
    前記第1の絶縁層に対向するように配置された第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に形成された第2の電極と、
    前記第2の絶縁層上に前記第2の電極と一体に形成された配線と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に形成された圧電材料からなる圧電材料層と、を備えることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記第1の絶縁層の前記第1の配線に対応する領域に形成された第1の開口に導電材料が充填された第1の導通電極を備え、
    前記第1の導通電極を介して前記第1の電極および第2の電極に電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記圧電材料層は、第1の層と第2の層から構成され、前記第1の層と第2の層との間に導電層が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記第1の絶縁層の前記導通層に対応する領域に形成された第2の開口に導電材料が充填された第2の導通電極を備え、
    前記第2の導通電極を介して前記導電層に電圧を印加することを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記第1の絶縁層及び/又は前記第2の絶縁層は、フレキシブルプリント基板またはプリント基板から構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクチュエータ。
  6. 第1の絶縁層に、導電材料からなる薄膜を形成し、該薄膜を第1の電極と第1の配線に形成する第1の電極形成工程と、
    第2の絶縁層に、第2の電極と第2の配線とを一体に形成する第2の電極形成工程と、
    圧電材料層形成工程と、
    前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との間に前記圧電材料層を配置して前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層とを接合させる絶縁層接合工程と、を備えることを特徴とするアクチュエータの製造方法。
  7. 前記第1の絶縁層の前記第1の配線に対応する領域に第1の開口を形成する第1の開口形成工程と、
    前記開口に導電材料を充填させる、第1の導通電極を形成する第1の導通電極形成工程とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載のアクチュエータの製造方法。
  8. 前記圧電材料層は、第1の圧電材料層と第2の圧電材料層とから構成され、前記第1の圧電材料層と第2の圧電材料層との間に導電層を形成する導電層形成工程を更に備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のアクチュエータの製造方法。
  9. 前記第1の絶縁層の前記導電層に対応する領域に第2の開口を形成する第2の開口形成工程と、
    前記第2の開口に導電材料を充填させ、前記導電層に電圧を印加するための第2の導通電極を形成する第2の導通電極形成工程と、を備えることを特徴とする請求項8に記載のアクチュエータの製造方法。
  10. 前記第1の絶縁層及び/又は前記第2の絶縁層は、フレキシブルプリント基板またはプリント基板から構成されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のアクチュエータの製造方法。
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