JP2008120796A - 乳酸の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炭水化物含有原料を、III族金属塩を含む水性溶媒又はアルコール系溶媒中、酸素の非存在下で加熱処理することにより、乳酸及び/又は乳酸エステルを製造することを特徴とする、炭水化物含有原料の処理方法。
【選択図】なし
Description
炭水化物含有原料を、III族金属塩を含む水性溶媒又はアルコール系溶媒中、酸素の非存在下で加熱処理することにより、乳酸及び/又は乳酸エステルを生成させることを特徴とする、炭水化物含有原料の処理方法。
本発明では、ルイス酸触媒であるIII族金属塩の存在下で、炭水化物含有原料(例えば、セルロース系バイオマス原料等)を、水性溶媒中、酸素の非存在下で加熱処理することにより、炭水化物から乳酸が生成される反応に基づき、乳酸を含む反応生成物を取得することができる。この方法を用いれば、炭水化物含有原料から容易に乳酸を製造することができる。
50mL容のステンレス製オートクレーブ(日東高圧製)中に、微結晶セルロース約0.324g(12mg原子の炭素分を含む)、表1に示すルイス酸触媒0.1mmol(セルロース中のグルコース単位に対して1/20当量に相当する)、及び水20mL(質量比でセルロースの約62倍に相当する)を仕込み、オートクレーブの蓋を閉めた後、アルゴンガスで空気をパージし、常温で50気圧まで昇圧した。昇圧後にオートクレーブを加熱し、加熱を開始してから約16分後に250℃に達したところで加熱を止め、オートクレーブを冷却した。冷却後、オートクレーブ中の反応液を取り出した。次いでこの反応液中の各種生成物を液体クロマトグラフィーにより定量分析した。その分析結果に基づく各生成物の収量を表1に示す。なお各収量は、炭素基準で、すなわち、原料の微結晶セルロースに含まれる炭素量に対する、各生成物中の炭素量の割合(%)で表した。
50mL容の上記オートクレーブ中に、表2に示す所定量の微結晶セルロース、トリフルオロメタンスルホン酸イッテルビウム0.1mmol、及び水20mLを仕込み、オートクレーブの蓋を閉めた後、二酸化炭素で空気をパージし、常温で50気圧まで昇圧した。昇圧後にオートクレーブを加熱し、加熱を開始してから約16分後に250℃に達したところで加熱を止め、オートクレーブを冷却した。冷却後、オートクレーブ中の反応液を取り出した。次いでこの反応液中の各種生成物を液体クロマトグラフィーにより定量分析した。その分析結果に基づく各生成物の収量(原料に含まれる炭素量に対する収率)を表2に示す。なお各収量は、炭素基準で、すなわち、原料の微結晶セルロースに含まれる炭素量に対する、各生成物中の炭素量の割合(%)で表した。また、炭素質の生成量は、反応液を濾過して得られた固形分の乾燥重量で表した。
50mL容の上記オートクレーブ中に、表3に示すバイオマス原料の所定量(炭水化物として6mg原子の炭素分を含む、ただし、キシロースの場合は5mg原子の炭素分を含む)、トリフルオロメタンスルホン酸イッテルビウム0.1mmol、及び水20mLを仕込み、オートクレーブの蓋を閉めた後、二酸化炭素で空気をパージし、常温で50気圧まで昇圧した。昇圧後にオートクレーブを加熱し、オートクレーブの加熱を開始してから約16分後に250℃に達したところで加熱を止め、オートクレーブを冷却した。冷却後、オートクレーブ中の反応液を取り出した。次いでこの反応液中の各種生成物を液体クロマトグラフィーにより定量分析した。その分析結果に基づく各生成物の収量(原料に含まれる炭素量に対する収率)を表3に示す。なお各収量は、炭素基準で、すなわち、原料中の炭水化物に含まれる炭素量に対する、各生成物の炭素量の割合(%)で表した。
50mL容の上記オートクレーブ中に、微結晶セルロース約0.324g(12mg原子の炭素分を含む)、トリフルオロメタンスルホン酸サマリウム0.1mmol、及び表4に示すアルコール10mLを仕込み、オートクレーブの蓋を閉めた後、アルゴンガスで空気をパージし、常温で50気圧まで昇圧した。昇圧後にオートクレーブを加熱し、加熱を開始してから約1時間後に220℃に達したところで加熱を止め、オートクレーブを冷却した。冷却後、オートクレーブ中の反応液を取り出した。次いでこの反応液中の各種生成物をガスクロマトグラフィーにより定量分析した。その分析結果に基づく各生成物の収量(原料に含まれる炭素量に対する収率)を表4に示す。なお各収量は、炭素基準で、すなわち、原料の微結晶セルロースに含まれる炭素量に対する、各生成物の微結晶セルロースに由来する炭素量の割合(%)で表した。
50mL容の上記オートクレーブ中に、微結晶セルロース約0.324g(12mg原子の炭素分を含む)と水20mLを仕込み、オートクレーブの蓋を閉めた後、アルゴンガスで空気をパージし、常温で50気圧まで昇圧した。昇圧後にオートクレーブを加熱し、加熱を開始してから約16分後に250℃に達したところで加熱を止め、オートクレーブを冷却した。冷却後、オートクレーブ中の反応液を取り出した。次いでこの反応液中の各種生成物を液体クロマトグラフィーにより定量分析した。その結果、炭素基準で、すなわち、原料の微結晶セルロースに含まれる炭素量に対する各生成物の炭素量の割合(%)で、グルコース5%、HMF2%が生成したが、乳酸等の有機酸は生成しなかった。
50mL容の上記オートクレーブ中に、微結晶セルロース約0.324g(12mg原子の炭素分を含む)、トリフルオロメタンスルホン酸イッテルビウム0.1mmol(又は触媒を添加せず)、及び水20mLを仕込み、オートクレーブの蓋を閉めた後、空気を常温で50気圧まで圧入した。昇圧後にオートクレーブを加熱し、加熱を開始してから約16分後に250℃に達したところで加熱を止め、オートクレーブを冷却した。冷却後、オートクレーブ中の反応液を取り出した。次いでこの反応液中の各種生成物を液体クロマトグラフィーにより定量分析した。その結果、炭素基準で、すなわち、原料の微結晶セルロースに含まれる炭素量に対する各生成物の炭素量の割合(%)で、ギ酸21%、酢酸12%、グリコール酸4%が生成したことが示された。このように、他の条件が同じでも空気の存在下では乳酸は全く生成しなかった。
Claims (5)
- 炭水化物含有原料を、III族金属塩を含む水性溶媒又はアルコール系溶媒中、酸素の非存在下で加熱処理することにより、乳酸及び/又は乳酸エステルを生成させることを特徴とする、炭水化物含有原料の処理方法。
- 加熱処理が、200℃〜300℃で加熱することによるものである、請求項1に記載の方法。
- 炭水化物含有原料が、セルロース、セロビオース、デンプン、マルトース、グルコース、マンノース、フルクトース、ガラクトース、アラビノース、若しくはキシロース、又はそれらの少なくとも1つを含有する原料である、請求項1又は2に記載の方法。
- III族金属塩が、III族金属のトリフルオロメタンスルホン酸塩又はハロゲン化物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記水性溶媒又はアルコール系溶媒が、炭水化物含有原料中の炭水化物量に対して質量比で7倍以上の量である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
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