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JP2008193402A - 画像表示/処理用端末、システム、プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents

画像表示/処理用端末、システム、プログラム、及び、記憶媒体 Download PDF

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JP2008193402A JP2007025645A JP2007025645A JP2008193402A JP 2008193402 A JP2008193402 A JP 2008193402A JP 2007025645 A JP2007025645 A JP 2007025645A JP 2007025645 A JP2007025645 A JP 2007025645A JP 2008193402 A JP2008193402 A JP 2008193402A
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Abstract

【課題】キャプチャの対象を、画面中の任意の範囲から容易に選択する。
【解決手段】表示用画面を持つ表示手段と、表示装置の表示画面上に重畳画像を表示させる画像表示制御手段と、画像表示制御手段によって表示画面上に表示される重畳画像の全ての一番上の層に表示される、その任意の一部を画定するキャプチャ枠であって、キャプチャ枠で囲まれるキャプチャ枠の直下に表示される、重畳画像をキャプチャ枠内に取り込むことができるキャプチャ枠を表示させるキャプチャ枠表示制御手段と、キャプチャ枠内が透明又は半透明で、その下の画像をスルー表示する第1の状態と、キャプチャ枠内にその直下の画像を取り込んだ第2の状態との間を切り替える、キャプチャ枠表示状態切換手段と、を備えた、第1の画像表示/処理用端末。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、画像表示/処理用端末、システム、プログラム、及び、記憶媒体に関する。
従来、コンピュータ端末のデスクトップ画面全体、又は、所定のウィンドウ全体をキャプチャして他の端末に送るとともに、当該デスクトップ画面上に、透明ホワイトボードを表示し、その上に描かれた書き込み情報を他の端末に送り、当該他の端末では、先に送られたデスクトップ画面に、当該書き込み情報を重ねて表示する画面共有システムが存在した(特許文献1参照)。
この画面共有システムは、デスクトップ画面全体、又は、所定のウィンドウ全体をキャプチャして他の端末に送ることが前提とされている。
更に、特許文献1の技術では、ホワイトボードは、画面のキャプチャとは無関係であり、単に、キャプチャされる画面に重ねられる、手書きのデータ等を共有するためだけに用いられている。
特開2006−146629号公報
上述のように、特許文献1の発明では、キャプチャの対象を、画面中の任意の範囲から選択するという思想が全く存在しないため、特に重要な画面の範囲のみを保存・表示・伝送することが不可能である。
また、特許文献1のホワイトボードは、画像のキャプチャとは無関係なので、特に重要な画面の範囲のみを保存・表示・伝送するために利用できない。
上述の各課題を解決するために、本願は以下の各発明を提供する。
(発明1)
表示用画面を持つ表示手段と、
前記表示装置の前記表示画面上の、全面又はその一部に、1つの画像又は複数の重畳画像を表示させる画像表示制御手段と、
前記画像表示制御手段によって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の全ての一番上の層に表示される、前記表示画面の全体、又は、前記表示画面内での、移動、拡大、縮小のいずれか少なくとも一つによって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の任意の一部を画定するキャプチャ枠であって、当該キャプチャ枠で囲まれた領域内に表示される、1つの画像又は複数の重畳画像を取り込むことができるキャプチャ枠を表示させるキャプチャ枠表示制御手段と、
前記キャプチャ枠内に、その下層にある画像を表示する第1の状態と、前記取り込んだ画像を前記キャプチャ枠内に表示する第2の状態との間を切り替える、キャプチャ枠表示状態切換手段と、
を備えた、第1の画像表示/処理用端末。
このような構成により、コンピュータ画面中の任意の範囲の画面を、容易にキャプチャすることが可能となる。またこれにより、画像キャプチャと新たにキャプチャする対象の画像探索を頻繁に繰り返す用途には好適である。
つまり、キャプチャ枠を第1の状態にした状態でキャプチャする対象の画像を探索し、キャプチャする対象の画像が決定された場合には、当該画像がスルー表示されている第1の状態から、当該画像を取り込んだ第2の状態に切り替えることが可能である。ここでスルー表示されている状態とは、見かけ上、キャプチャ枠内が透明または半透明であり、下層にある画像が視認可能なように枠内に表示されていることをいう。
なお、本発明においては、その作用・効果との関係上、構成要素「キャプチャ枠表示状態切換手段」が、いわゆる均等論における「本質的部分」、或いは、いわゆる間接侵害における「課題の解決に不可欠なもの」に対応すると考えられる。
(発明2)
前記第2の状態にある前記キャプチャ枠の下層の1つの画像および複数の重畳画像のいずれかがアクティブにされたときに、前記キャプチャ枠を前記第1の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、
第1のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
を更に備えた発明1に記載の第1の画像表示/処理用端末。
このような構成によって、例えば、キャプチャ枠の下層の画像を選択するだけで、自動的にキャプチャ枠がスルー表示とされ、新たにキャプチャ対象とされるべき画像の探索が容易になる。
(発明3)
前記第2の状態にある前記キャプチャ枠がドラッグ状態にされたときに、前記キャプチャ枠を前記第1の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、
第2のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
を更に備えた発明1又は2に記載の第1の画像表示/処理用端末。
このような構成にすることによって、例えば、キャプチャ枠をドラッグ状態にするだけで、自動的にキャプチャ枠がスルー表示とされ、新たにキャプチャ対象とされるべき画像の探索が容易になる。
(発明4)
前記ドラッグ状態にされていたキャプチャ枠が非ドラッグ状態にされた場合に、前記キャプチャ枠を第2の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、
第3のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
を更に備えた発明3に記載の第1の画像表示/処理用端末。
このように構成することによって、キャプチャ枠が非ドラッグ状態にされた場合に、直近にキャプチャされていた画像をキャプチャ枠内に再表示させることが可能となる。このような再表示によって、当該直近のキャプチャ画像をそのままキャプチャするか、或いは、非ドラッグ状態にされた時点の直前に囲まれていた画像をキャプチャするか、容易に判断することが可能となる。
(発明5)
前記ドラッグ状態にされていたキャプチャ枠が非ドラッグ状態にされた場合に、前記キャプチャ枠の直下の画像をキャプチャするとともに前記第2の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、
第4のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
を更に備えた発明3に記載の第1の画像表示/処理用端末。
このような構成にすることで、キャプチャ枠のドラッグ状態が解除された時点で、キャプチャ枠で囲まれていた画像がキャプチャされ、簡易な画像のキャプチャが可能となる。
(発明6)
発明1から発明5のいずれかの発明に記載の第1の画像表示/処理用端末であって、
前記キャプチャ枠内に表示された画像に重ねて第1の端末から入力された所定の情報を表示可能な領域を表示させる入力情報表示手段、
を更に備える、第1の画像表示/処理用端末。
このように構成することによって、キャプチャ枠内に薄く表示された、直近にキャプチャした画像あるいはこれからキャプチャしようとする画像とともに、第1の端末から入力された所定の情報を同時に視認可能であり、キャプチャした画像に対する補足情報等も容易に追加することが可能となる。
(発明6−1)
以上のいずれかの発明に記載の第1の画像表示/処理用端末であって、
前記第1の端末のキャプチャ枠の第1の状態において、当該キャプチャ枠内に、直近にキャプチャした画像を薄く表示させる、第2の情報表示手段を更に備える、第1の画像表示/処理用端末。
このように構成することによって、キャプチャ枠に、直近にキャプチャした画像をも薄く表示でき、これからキャプチャしようとする画像との対比等が容易となる。
(発明7)
発明1から発明6のいずれかの発明に記載の第1端末と通信可能な第2端末であって、
当該第2端末は、第1端末のキャプチャ枠内の表示画像を、その表示手段上に反映する、キャプチャ枠表示状態反映手段を有する
第2端末。
このように構成することによって、第2端末では、第1端末のキャプチャ枠内の画像が表示される。従って、第2端末では、この画像を参考に、自己端末でキャプチャすべき画像を検討できる。
(発明8)
発明1から発明6に記載の第1端末、及び、
当該第1端末と通信状態にある発明7に記載の第2端末
を備える、キャプチャ枠表示/反映システム。
(発明9)
発明8に記載のキャプチャ枠表示/反映システムであって、
当該システムに含まれる前記第1端末のキャプチャ枠の第1の状態において、当該キャプチャ枠内に、前記第2端末でキャプチャした画像を薄く重ねて表示する、相手端末情報反映手段、
をさらに備える、キャプチャ枠表示/反映システム。
(発明10)
コンピュータに少なくとも、第1の画像表示/処理用端末としての、
表示用画面を持つ表示機能と、
前記表示装置の前記表示画面上の、全面又はその一部に、1つの画像又は複数の重畳画像を表示させる画像表示制御機能と、
前記画像表示制御手段によって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の全ての一番上の層に表示される、前記表示画面の全体、又は、前記表示画面内での移動、拡大、縮小のいずれか少なくとも一つによって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の任意の一部を画定するキャプチャ枠であって、当該キャプチャ枠で囲まれる当該キャプチャ枠の直下に表示される、1つの画像又は複数の重畳画像を当該キャプチャ枠内に取り込むことができるキャプチャ枠を表示させるキャプチャ枠表示制御機能と、
前記キャプチャ枠内に、その下層にある画像を表示する第1の状態と、前記取り込んだ画像をキャプチャ枠内に表示する第2の状態との間を切り替える、キャプチャ枠表示状態切換機能、
を実現させる画像表示/処理用プログラム。
(発明11)
発明10に記載のプログラムを記憶した情報記憶媒体。
また、端末又はシステムのカテゴリーで記載された各請求項中の上記各手段の全体又は一部は、ソフトウェアの実行によりコンピュータによって実現される場合もある一方、ファームウェア、または、ハードウェアによって実現される場合も存在する。
なお、端末或いはシステム発明においては、各構成要素の記載順序が、各発明が実施される場合の経時的順序を規定するものではない。逆に、各発明の目的・効果を達成する範囲内で、各発明を実施する際に各構成要素の実現する機能の作動順序は自由に変更でき、そのような技術も各発明の範囲内に属する。
以下に、本明細書中で用いられる用語の一覧を示す。




















表1 本明細書中で用いられる用語の意義









本発明によって、コンピュータ画面中の任意の範囲の画面を、容易にキャプチャすることが可能となる。
以下、本発明の各種の実施態様/実施例を図を参照しつつ説明する。但し、以下の説明は、あくまでも本発明の例示であり、以下の記載によって、本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
また、本発明の技術は、如何なる既知の、或いは、今後開発される、画像表示/処理用端末、及びシステムに対しても適することを理解して欲しい。
なお、本明細書中における「実施態様1」とは、ネットワークに接続されている、通信可能な複数のコンピュータ端末上で実現可能な画像表示/処理技術に係り、「実施態様2」とは、ネットワークに接続されていない、スタンドアローンのコンピュータ端末上で実現可能な画像表示/処理技術に係る。
そして、「実施例1」とは、「実施態様1」における、表示画面に表示されている、キャプチャ枠の下層にあるウィンドウをアクティブにした場合に、キャプチャ枠をスルー表示状態に変化させる技術に係り、「実施例2」は、「実施態様1」における、表示画面に表示されている、ウィンドウの上層にあるキャプチャ枠をドラッグ状態にした場合に、キャプチャ枠をスルー表示状態に変化させる技術に係る。
更に、「実施例3」は、「実施態様2」における、表示画面に表示されている、キャプチャ枠の下層にあるウィンドウをアクティブにした場合に、キャプチャ枠をスルー表示状態に変化させる技術に係り、「実施例4」は、「実施態様2」における、表示画面に表示されている、ウィンドウの上層にあるキャプチャ枠をドラッグ状態にした場合に、キャプチャ枠をスルー表示状態に変化させる技術に係る。
<システム構成>
実施態様1に係る画像表示/処理端末は、ネットワークに接続されている、通信可能な複数のコンピュータ端末上で実現可能である。
他方、実施態様2に係る画像表示/処理端末は、ネットワークに接続されていない、スタンンドアローンのコンピュータ端末上で実現可能である。
まず、両者のシステム構成例を説明するために、前者の、通信可能な複数のコンピュータ端末上での実施態様(実施態様1)について説明する。
実施態様2のシステム構成については、必要に応じて、実施態様1のシステム構成の一部(ネットワークに接続されていない、スタンンドアローンのコンピュータ端末)を参照することとする。
<実施態様1>
図1は、この発明の実施態様2に係る、画像表示/処理技術が適用可能なネットワーク・システムの概略構成を示す図である。なお、図1では、端末1Aと端末1Bとがネットワーク2を介して接続されているが、LANケーブルなどの通信ケーブルによりこれら端末1A、1B間が直接接続されていても良い。また、インターネットと既存の電話回線など、複数種類のネットワークが併用されても良い。これら端末の接続形態としては、図1に示されたようなサーバを介さぬ1対1の接続の他、サーバを介した1対1接続、1対1接続であるが接続のために認証用にのみサーバを介するものや、サーバを介し1台の端末と複数台の端末が接続された、講義形式が実現可能な1対多接続や、サーバを介さないグループ対話などがある。図1の例では、1対1の情報共有態様を例にとっているが、この他にも講義形式の1対多の態様や、各参加者が任意に別の参加者の一人又は複数人に対して情報伝送するような、多対多の態様も勿論、本発明の範囲内である。
また、以下の説明は、通信ケーブルを介して直接接続された1対1接続(peer to peer)の形態を例にとって行うが、サーバを介して行われる1対1、1対多、多対多、の態様も勿論、本発明の範囲内である。なお、通信を1対1接続(peer to peer)の形態で行う場合のメリットは、サーバに負担がかからないこと、及び、中継サーバを介さない直接接続による高速な通信の実現ができることである。また、1対1接続(peer to peer)の形態に適しているアプリケーションとしては、大容量のデータを扱う映像系アプリケーション(ビデオ・チャット等)や、リアルタイムな処理が必要なアプリケーション(ホワイトボード等)が挙げられる。
図1において、伝送手段としてのネットワーク2には、それぞれノード2a、2bを介して端末1A、1Bが接続されており、これら端末1A、1B間での双方向対話が可能になっている。例えば、端末1Aは、一般的に、通信制御機能等、主要な情報処理機能を実行するPC本体100Aと、表示装置200Aを備えている。同様に、端末1Bも、PC本体100Bと、表示装置200Bを備える。
本発明の実施態様1に係る画像表示/処理技術は、上述のような伝送手段(例えば、図1の場合、ネットワーク2)を介して、直接又は間接的に接続されることにより、互いに対話可能な状態に設定された端末1Aから第2端末1Bに対して、該端末1Aから該端末1Aの表示画面の一部を選択的に端末1Bに送信することを含む。
図2は、本発明の実施態様1に係る画像表示/処理技術を実施可能な端末の構成のブロック図である。この端末1A(1B)は、モニタ等の表示装置200A(200B)と、映像処理を行うPC本体100A(100B)と、外部記録装置700A(700B)と、マウス等のポインティング・デバイス400A(400B)と、キーボード500A(500B)と、マイク600A(600B)と、スピーカ300A(300B)と、を備える。なお、端末1Bについても、同様の構成を有するため、以下、端末1Aについてのみ説明する。
なお、本発明の実施態様又は実施態様において説明される本発明の具体例は、PCに格納されたソフトウェアに基づいて、CPUが上記各ハードウェアを制御することによって実現される。
PC本体100Aは、ネットワーク2を介して、相手対話者から伝送されてきた画像データの表示/処理を実施する制御部120と、送受信される画像データ等を格納しておくための記憶手段130(図中、D/B)と、表示装置200Aへ制御部120の指示に従って所定のパターンを表示させるための、VRAM141を有する描画部140と、マウス等のポインティング・デバイス400Aからの位置情報の取り込みや外部装置700Aとのデータ授受を可能にするデータ入出力部150(図中、I/O)と、相手対話者の音声が出力されるスピーカ300Aを制御するための音源コントローラ160と、カメラ800Aとを備える。
なお、外部記録装置700Aは、例えば、磁気テープ、CD、光ディスク、ハードディスク、DVD、フラッシュメモリ等を含み、この発明に係る画像表示/処理技術を実施するコンピュータ・プログラムや相手対話者からの送信データなどが格納される。
本発明の実施態様1に係る画像表示/処理技術は、上述のような構造を有する端末1Aが設置されたA地点と、端末1Bが設置されたB地点との間で実行される双方向対話に特に有効である。
図3−Aないし、図3−Cの、遷移画面付きフロー図を参照する。
これらの図中、左の2列は、端末Aにおける操作及び画面状態を示し、右の2列は、端末Bの画面状態を示す。ここで、右の2列の端末Bの画面状態は、左2列の端末Aでの操作及び画面状態によって影響を受ける一方、端末B(右2列)における操作及び画面状態によって、端末A(左2列)の状態が影響を受けることはない。ただし、これは、本発明の実施例の説明を容易にするための1つの例に過ぎず、以下に説明するような端末Aから端末Bへの対応関係を、端末Bから端末Aの方向にも及ぼし、相互関連させた実施形態も勿論実現可能である。
図3−Aにおいて、まず、端末A(3A01)において操作が開始され(ステップS3A001)、その結果画面上に画像が表示される(ステップS3A003)。
次に、端末A(3A01)上に、キャプチャ枠が表示される(ステップS3A005)。この状態では、例えば、端末A(3A01)には、例えば画面3A005のような画面が表示される。この画面中、画面3A0005aが、キャプチャ枠であり、この場合、キャプチャ枠は、スルー表示状態となっていて、見かけ上、枠内が透明であり、下層のウィンドウ画像(画面3A005b)及び、デスクトップ画面(画面3A005c)の一部がそのまま、当該キャプチャ枠(3A005a)内に表示され、観察できる。
この状態において、通信先の端末B(3A03)においては、画面上の所定位置に、キャプチャ枠(スルー状態)が表示される(ステップS3A005’、及び、画面3A005’)。画面3A005’では、端末B(3A03)のデスクトップ画面(画面3A005’c)がそのままスルー表示されている。
ここで、「所定位置」とは、端末B(3A03)における操作者が任意に決定可能であり、後述するように、端末A(3A01)におけるキャプチャ枠(3A0005a)の移動、拡大、縮小に影響されないようにすることもできるし、或いは、端末Aでのキャプチャ枠(3A005a)の移動、拡大、縮小に忠実に反映させることも可能である。
次に、端末A(3A01)において、キャプチャ枠内に表示された所望の画像をキャプチャさせる(ステップS3A007)。ここで、キャプチャとは、キャプチャ枠(3A007a)で囲まれる、枠内に表示されている、1つ或いは複数のウィンドウ画像データ等(ここではウィンドウの一部)を、一時的または定常的にメモリに格納することである。キャプチャされた画像は当該キャプチャ枠(3A007a)内に固定表示され、以後、当該キャプチャ枠の移動、拡大、縮小に関わらず、当該キャプチャ枠(3A007a)はスルー表示状態ではなく、当該取り込まれた画像が嵌め込まれた状態となる。
この状態において、端末B(3A03)では、画面上の所定位置のキャプチャ枠(3A007’a)内に、端末Aのキャプチャ枠(3A007a)で取り込まれた画像が表示される(ステップS3A007’、及び、画面3A007’)。
なお、参考画面(画面3A007r)は、ステップS3A007における画面3A007で、キャプチャ枠(3A007a)を左上方向に移動させたものである。これから分かるように、取り込まれた画像が表示されている状態では、キャプチャ枠(3A007a)の移動によっても枠内に表示されている画像は変化しない。 次に、図3−B及び3−Aを参照して、ステップS3B009において、端末A(3A01)では、ステップS3A007でキャプチャした画像以外の他の画像をキャプチャするか否かの判断が為され、YESであれば、再びステップS3A007のステップを実行する。
一方、NO(ステップS3A007でキャプチャした画像以外の他の画像をキャプチャしない)であれば、ステップS3B011に進む。
このステップS3B011では、ステップS3A007でキャプチャ枠内に画像がキャプチャされた状態で、キャプチャ枠の下層の画像がマウスにより選択されたかが判断される。NOであれば、再びステップS3B009に戻り、他の画像をキャプチャするか否かの判断が為される。
一方、YES(キャプチャ枠の下層の画像がマウスにより選択された)であれば、ステップS3B013で、キャプチャ枠内をスルー表示にする。この場合、画像3B013に示されるように、見かけ上、透明なキャプチャ枠内(3B013a)を通して、マウスにより選択された下層の画像(3B013b)が観察できる。即ち、キャプチャ枠内には下層の画像が表示される。
キャプチャ枠(3B013a)の下層の画面が選択された、ということは、操作者が、当該画像を次にキャプチャしようと意図している可能性が高い。従って、(i)ステップS3A007でキャプチャされた画像をクリアして、(ii)スルー表示状態にし、(iii)その後、キャプチャ枠(3B013a)の下層の画像を再度キャプチャする、という煩雑な操作を経ることなく、下層の画面が選択されたことをトリガとして、(i)と(ii)の処理を自動的に行うのである。
これにより、ユーザフレンドリで、簡易な画面のキャプチャが可能となる。
一方、このステップS3B013の状態において、端末B(3A03)では、画面上の所定の位置のキャプチャ枠内に、端末A(3A01)で直前にキャプチャされた画像が表示され続け、あるいは繰り返し再表示される(ステップS3B013’、及び、画面3B013’)。
端末B(3A03)において、キャプチャ枠(3B013’a)内に、端末A(3A01)のキャプチャ枠(3B013a)の画像を反映しない理由は、端末A(3A01)において次にキャプチャされる画像が確定するまでの間に、端末A(3A01)で試行錯誤的にキャプチャ枠(3A3B013a)内に表示される画像を、端末B(3A03)のキャプチャ枠(3B013’a)内に忠実に表示すると、端末B(3A03)の操作者にとって「迷惑」となるからである。
また、端末B(3A03)において、キャプチャ枠(3B013’a)をスルー表示状態にしない理由は、端末A(3A01)において次の画像がキャプチャされるまでは、端末B(3A03)には直前にキャプチャされた画像を表示させて、端末B(3A03)での検討の用に供する方が良いからである。
むしろ、端末A(3A01)において、次にキャプチャされる画像が確定されてから、当該画像を端末B(3A03)のキャプチャ枠(3B013’a)に表示すれば十分である。もちろん端末A(3A01)のキャプチャ枠(3A3B013a)内に表示される画像を、そのまま端末B(3A03)のキャプチャ枠(3B013’a)内に忠実に表示することとしても良い。用途に応じて何れかの状態となるよう予め、或いは適宜選択すればよい。
図3−Cを参照して、次に、端末A(3A01)では、スルー表示状態にされたキャプチャ枠(3C015a)で囲まれる下層の画像を操作する(ステップS3C015、及び、画面3C015)。「操作」とは、当該画像の移動・拡大・縮小や、他の画像の表示等が含まれる。要するに、次にキャプチャしようとする画像を探索し、更に、その画像中で、特にキャプチャしたい部分がキャプチャ枠(3C015a)で囲まれるようにするのである。
このとき、端末B(3A03)上のキャプチャ枠及びその中の表示画像は、直近に端末A(3A01)でキャプチャされた画像(3A07a)から変化は無い。その理由は上述したとおりである。
次に、ステップS3C017において、端末A(3A01)で、キャプチャ枠(3C015a)が選択されたかが判断される。選択されていなければ(NO)、ステップS3C015に戻って、下層の画面の操作が行われる。
キャプチャ枠が選択されていれば(YES)、以前にキャプチャされた画像(3A007a)とは異なる、当該キャプチャ枠に取り込まれている、「他の画像」(画面3C021bのうち、3C021aで囲まれる部分)を、キャプチャ枠(3C021a)内に取り込むか否かが判断される(ステップS3C019)。
ステップS3C019において、YES(他の画像をキャプチャする)であれば、ステップS3C021に進み、キャプチャ枠(3C021a)内に、当該キャプチャ枠で囲まれる、下層の画像(画面3C021bの一部)がキャプチャされる。
一方、ステップS019においてNO(他の画像をキャプチャしない)であれば、他の画像をキャプチャするという判断が為されるまで、当該ステップS0169を反復する。
なお、参考画面(画面3C021r)は、画面3C021で、画像がキャプチャされたキャプチャ枠(3C021a)を右下方向に移動させたものである。これから分かるように、取り込まれた画像が表示されている状態では、キャプチャ枠(3C021a)の移動によっても枠内に表示される画像は変化しない。
このステップS3C021の状態において、端末B(3A03)では、端末A(3A01)でキャプチャされた画像が、端末Bのキャプチャ枠(3C021’a)内に表示される。これによって、端末B(3A03)では、以前とは異なった画像がキャプチャされたことが確認できる。
以上の工程の終了によって、本実施例1の例示的ステップは終了する(ステップS3C023)。
なお、これらのフロー図は、本発明の実施例1の実施態様で採用され得る、1つの例示的流れを示したものであり、実際には、この流れとは異なった処理の流れが採用され得る。本実施例の基本的な特徴は、キャプチャ枠の下層の画像がマウスにより選択された場合(ステップS3B009で”Y”の場合)、キャプチャ枠をスルー表示にする(ステップS3B010)点にあるからである。
また、本実施例の他の基本的な特徴は、端末B(3A03)では、端末A(3A01)で直近にキャプチャされた画像(例えば3A007a)を表示し続けるよう反映させる点にある。そのようにすることが、不必要な情報が端末Bへ送られることを防止できるからである。なお、端末Aでキャプチャ枠を、移動、拡大、又は、縮小しても、端末Bでは、所定の位置及び大きさのまま、キャプチャ枠を維持することも好ましい。そのようにすることが、端末Bでの画像の検討に便利だからである。
本実施例は、主に、キャプチャ枠で囲まれる、これからキャプチャしたい画像を変更したり、その位置を移動させたりする場合に有用である。換言すれば、キャプチャしたい画像自体が決まっていない場合に、スルー表示されるキャプチャ枠を通して観察できる、下層の画像を自由に変更する場合に有用である。
なお、キャプチャ枠内に所定の画像がキャプチャされていない状態(例えば3B013a)で、スルー表示状態の当該キャプチャ枠に、当該キャプチャ枠に直前にキャプチャされていた画像を、下層の画像も認識可能な程度に薄く表示したり(不図示)、端末Bでキャプチャした画像を下層の画像も認識可能な程度に薄く表示したり(不図示)、することも便宜である。このような構成にすることによって、これからキャプチャしようとする画像と、以前にキャプチャした画像や、通信相手がキャプチャした画像を容易に対比できる。
更に、キャプチャ枠内に所定の画像がキャプチャされた状態(例えば、3A007a)で、当該キャプチャ枠内に、メモ等を書き込めるように構成(図5参照)してもよい。このように構成することによって、下層の画像の取り込み機能に加えて、所定の情報を書き込み可能とする機能を与えることができる。
図4−Aないし、図4−Cの、遷移画面付きフロー図を参照する。これらの図中、左の2列は、端末Aにおける操作及び画面状態を示し、右の2列は、端末Bの画面状態を示す。ここで、右の2列の端末Bの画面状態は、左2列の端末Aでの操作及び画面状態によって影響を受ける一方、端末B(右2列)における操作及び画面状態によって、端末A(左2列)の状態が影響を受けることはない。ただし、これは、本発明の実施例の説明を容易にするための1つの例に過ぎず、以下に説明するような端末Aから端末Bへの対応関係を、端末Bから端末Aの方向にも及ぼし、相互関連させた実施形態も勿論実現可能である。
図4−Aにおいて、まず、端末A(4A01)において操作が開始され(ステップS4A001)、その結果画面上に画像が表示される(S4A003)(不図示)。
次に、端末A(4A01)上に、キャプチャ枠が表示される(ステップS4A005)。この状態では、例えば、端末A(4A01)には、例えば画面4A005のような画面が表示される。この画面中、4A0005aが、キャプチャ枠であり、この場合、キャプチャ枠は、スルー表示状態となっていて、下層のウィンドウ画像(画面4A005b)及び、デスクトップ画面(画面4A005c)の一部がそのまま、見かけ上透明な当該キャプチャ枠(4A005a)内に表示され観察できる。
この状態において、通信先の端末B(4A03)においては、画面上の所定位置に、キャプチャ枠(スルー表示状態)が表示される(ステップS4A005’、及び、画面4A005’)。画面4A005’では、端末B(4A03)のデスクトップ画面(画面4A005’c)がそのままスルー表示されている。
ここで、「所定位置」とは、端末B(4A03)における操作者が任意に決定可能であり、後述するように、端末A(4A01)におけるキャプチャ枠(4A0005a)の移動、拡大、縮小に影響されないようにすることもできるし、或いは、端末Aでのキャプチャ枠(4A005a)の移動、拡大、縮小に忠実に反映させることも可能である。
次に、端末A(4A01)において、キャプチャ枠内に表示された所望の画像をキャプチャさせる(ステップS4A007)。なお、キャプチャの意義は、上述のとおりである。 この状態において、端末B(4A03)では、画面上の所定位置のキャプチャ枠(4A007’a)内に、端末Aのキャプチャ枠(4A007a)で取り込まれた画像が表示される(ステップS4A007’、及び、画面4A007’)。
次に、図4−Bを参照して、端末A(4A01)において、ステップS4A007でキャプチャされた画像(4A007a)とは異なる他の画像をキャプチャするかが判断される(ステップS4B009)。
YES(他の画像をキャプチャする)であれば、再びステップS4A007に戻り、キャプチャ枠内に画像がキャプチャされる。
NO(他の画像はキャプチャしない)であれば、ステップS4B011に進む。
ステップS4B011では、キャプチャ枠(4A007a)のドラッグが開始されたか否かが判断される。
YES(キャプチャ枠(4A007a)のドラッグが開始された)であれば、ステップS4B013に進み、キャプチャ枠がスルー表示(透明)にされ、その下層の画像(ここでは、ウィンドウ画面4B013b)が、表示されるようにする(画像4B013a)。キャプチャ枠(4B011a)がドラッグされた、ということは、操作者が、それまでキャプチャしていた下層の画像の別の部分を次にキャプチャしようと意図している可能性が高い。従って、(i)ステップS4A007でキャプチャされた画像をクリアして、(ii)スルー表示状態にし、(iii)その後、キャプチャ枠(4B013a)を移動し、(iv)移動後のキャプチャ枠(4B013a)の下層の画像を再度キャプチャする、という煩雑な操作を経ることなく、キャプチャ枠(4B013a)がドラッグされたことをトリガとして、(i)、(ii)及び(iii)の処理を自動的に行うのである。
これにより、ユーザフレンドリで、簡易な画面のキャプチャが可能となる。
一方、このステップS4B013の状態において、端末B(4A03)では、画面上の所定の位置のキャプチャ枠内に、端末A(4A01)で直前にキャプチャされた画像(4A007a)が表示され続け、あるいは繰り返し再表示される(ステップS4B013’、及び、画面4B013’)。
端末B(4A03)において、キャプチャ枠(4B013’a)内に、端末A(4A01)のキャプチャ枠(4B013a)の画像を反映しない理由は、端末A(4A01)において次にキャプチャされる画像が確定するまでの間に、端末A(4A01)で試行錯誤的にキャプチャ枠(4B013a)内に表示される画像を、端末B(4A03)のキャプチャ枠(4B013’a)内に忠実に表示すると、端末B(4A03)の操作者にとって「迷惑」となるからである。
また、端末B(4A03)において、キャプチャ枠(4B013’a)をスルー表示状態にしない理由は、端末A(4A01)において次の画像がキャプチャされるまでは、直前にキャプチャされた画像を表示させて、端末B(4A03)での検討の用に供する方が良いからである。
むしろ、端末A(4A01)において、次にキャプチャされる画像が確定されてから、当該画像を端末B(4A03)のキャプチャ枠(4B013’a)に表示すれば十分である。もちろん端末A(4A01)のキャプチャ枠(3A3B013a)内に表示される画像を、そのまま端末B(4A03)のキャプチャ枠(4B013’a)内に忠実に表示することとしても良い。用途に応じて何れかの状態となるよう適宜選択すればよい。
一方、ステップS4B001において、NO(キャプチャ枠(4A007a)のドラッグが開始されていない)であれば、再びステップS4B009に戻り、他の画像をキャプチャするか否かが判断される。
ステップS4B013で、スルー表示されたキャプチャ枠は、引き続き、ステップS4B015において、ドラッグが継続される。このドラッグは、主に、枠内が見かけ上透明なキャプチャ枠(4B013a)を移動させることによって、次にキャプチャしようとする画像を囲むことを目的として行われる。
図4−Cを参照する。
次に、ステップS4C017において、ドラッグされていたキャプチャ枠(4B013a)によってキャプチャすべき画像の位置が確定されたか否かが判断される。
ステップS4C017において、NO(キャプチャすべき画像の位置が確定されていない)であれば、再びステップS4B015に戻り、キャプチャ枠(4B013a)のドラッグが継続される。
ステップS4C017において、YES(キャプチャすべき画像の位置が確定されている)であれば、ステップS4C019において、キャプチャ枠のドラッグをリリース(開放)して、(a)直近のキャプチャ画像を再表示(画面4C019a)する。
なお、このようにスルー表示状態にされたキャプチャ枠(4B013a)のドラッグをリリースする(マウスを離す)(ステップS4C019、及び、画像4C019)ことをトリガに、「ドラッグする前にキャプチャされていた画像(4A007a内の画像)を再表示させる」以外に、
(b)リリースした際の、キャプチャ枠の直下の画像を、即、キャプチャする、
又は、
(c)スルー表示を維持する、
という処理をとるように構成することも可能である。
これらのモードは、予め操作者が選択、設定でき、それに従い、該当する処理が実行される。
上記、(b)を採用する場合の理由を説明する。(b)では、リリースをトリガとして、スルー表示状態であったキャプチャ枠(4B013a)の下層の画面が取り込まれ(キャプチャされ)、枠内に表示された状態となる。キャプチャ枠(4B013a)のドラッグをリリースしたということは、端末Aの操作者が、当該リリースした状態でのキャプチャ枠で囲まれる下層の画像をキャプチャしたいという意図を持っていることが推認できることが考えられる。
この場合、(iv)まず、キャプチャ枠の移動のみを行ってドラッグをリリースした後もスルー表示状態を維持し、(v)次に、キャプチャ枠に表示される画像をキャプチャする、という煩雑な処理を行わずに、ドラッフのリリースというワン・アクションをトリガとして、(iv)及び(v)の操作を一括して自動的に行う。そのような操作が、端末Aの繰作者の意図に合致するからである。
なお、以上の(a)〜(c)のいずれの場合でも、端末B(4A03)では、ステップS4B015’と同様に、端末A(4A01)において、直近にキャプチャされた画像(4A007a)が引き続き表示されている。
その理由は上述したとおりである。
引き続き図4−Cを参照する。
次に、ステップS4C021において、端末A(4A01)で、キャプチャ枠(4C021a)内に表示された画像をキャプチャする。この場合、端末B(4A03)では、キャプチャ枠(4C021’a)内に、端末A(4A01)で新たにキャプチャされた画像が表示される(ステップS4C021)。
これによって、端末B(4A03)では、端末Aで、以前とは異なった画像がキャプチャされたことが確認できる。
以上の工程の終了によって、本実施例2の例示的ステップは終了する(ステップS4C023)。
なお、これらのフロー図は、本発明の実施例2の実施態様で採用され得る、1つの例示的流れを示したものであり、実際には、この流れとは異なった処理の流れが採用され得る。本実施例の基本的な特徴は、キャプチャ枠がドラッグ開始された場合(ステップS4B011で”Y”の場合)、キャプチャ枠をスルー表示にする(ステップS4B013)点にあるからである。
また、本実施例の他の基本的な特徴は、端末B(4A03)では、端末A(4A01)で直近にキャプチャされた画像を表示し続けるよう反映させる点にある。そのようにすることが、不必要な情報が端末Bへ送られることを防止できるからである。なお端末Aでキャプチャ枠を、移動、拡大、又は、縮小しても、端末Bでは、所定の位置及び大きさのまま、キャプチャ枠を維持することも好ましい。そのようにすることが、端末Bでの画像の検討に便利だからである。
本実施例は、主に、キャプチャ枠の下層の画像は操作せず、キャプチャ枠の位置を変更する場合に有用である。換言すれば、キャプチャしたい画像は決定されているが、その中のどの部分をキャプチャするか判断する際に有用である。
なお、端末A(4A01)のスルー表示状態(例えば4B013a)の当該キャプチャ枠内に、直前にキャプチャされていた画像を、下層の画像も認識可能な程度に薄く表示したり(不図示)、端末Bでキャプチャした画像を下層の画像も認識可能な程度に薄く表示したり(不図示)、することも便宜である。このような構成にすることによって、これからキャプチャしようとする画像と、以前にキャプチャした画像や、通信相手がキャプチャした画像を容易に対比できる。
更に、キャプチャ枠内に既にキャプチャされた画像が表示された状態(例えば、4A007a)で、当該キャプチャ枠内に、メモ等を書き込めるように構成(図5参照)してもよい。このように構成することによって、下層の画像の取り込み機能に加えて、所定の情報を書き込み可能とする機能を与えることができる。
<実施態様2>
本実施態様で採用されるシステムは、図1において、例えば、ネットワーク2や端末(1B)を有さない、端末1Aのみの、スタンドアローンのシステムである。
また、その具体的構成は、ネットワークへの接続が不要(ネットワーク(2)及びI/O(110)が不要)である点を除いて、例えば、図2に示されるようなものであり得る。
本実施例における、スタンドアローンの端末1Aのみでの、画面操作及び表示の態様は、実施例1(図3−Aないし3−C)によって説明されたものと殆ど同一である。
異なる点は、本実施例においては、図3−Aないし3−Cにおける端末A(3A01)のみを対象とし、端末B(3A03)を考慮しない点である。
本実施例では、端末Aでキャプチャされた画像を、他の端末に反映させず、専ら、自己の端末内で所望の画像をキャプチャして、記憶媒体に格納し、引き続き更に、他の画像をキャプチャして記憶媒体に記憶させる、といった操作が予定されている。また、キャプチャした画像上に、書き込みを行ったり、所定の画像処理を行った後に、記憶媒体に記憶しても良い。
また、このようにして格納された複数の画像を、後に、その格納順序通りに、他の端末に送ることも可能であり、そのようにすることによって、実施例1で行われるような、端末Aでの画像のキャプチャ過程の、端末Bへの反映を、擬似的に実現することが可能である。
本実施例における、スタンドアローンの端末1Aのみでの、画面操作及び表示の態様は、実施例2(図4−Aないし4−C)によって説明されたものと殆ど同一である。
異なる点は、本実施例においては、図4−Aないし4−Cにおける端末A(4A01)のみを対象とし、端末B(4A03)を考慮しない点である。
本実施例では、端末Aでキャプチャされた画像を、他の端末に反映させず、専ら、自己の端末内で所望の画像をキャプチャして、記憶媒体に格納し、引き続き更に、他の画像をキャプチャして記憶媒体に記憶させる、といった操作が予定されている。また、キャプチャした画像上に、書き込みを行ったり、所定の画像処理を行った後に、記憶媒体に記憶しても良い。
また、このようにして格納された複数の画像を、後に、その格納順序通りに、他の端末に送ることも可能であり、そのようにすることによって、実施例2で行われるような、端末Aでの画像のキャプチャ過程の、端末Bへの反映を、擬似的に実現することが可能である。
なお、上記各種の表示制御については、制御プログラムが単独で行っても、オペレーティング・システム(OS)と分担して実現するようにしても良い。
本実施例においては、図3−Aないし4−Cに示す機能を実現するために、CPUを用い、ソフトウェアによってこれを実現している。
しかし、その一部若しくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現しても良い。
即ち、上述の本発明の実施例は、例として説明したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。
特許請求の範囲に記載される本発明の思想を逸脱することなく、種々の代替、変形、及び変更が可能である。
本発明の実施例は、例えば、ネットワークを介して他のコンピュータ端末2と通信状態にあるコンピュータ端末1において、コンピュータ端末1と2の間で、種々の画像情報(文字情報、描画情報、を含む)を共有する、TV会議等に利用することが可能であるが、これに限定されない。
ネットワークに接続されている、通信可能な複数のコンピュータ端末で構成される、本発明の実施態様1に係る画像表示/処理端末の概略図。 本発明の実施態様1に係る画像表示/処理技術を実施可能な端末の構成のブロック図。 本発明の実施例1における処理の1つの例示的流れを示す、画面図を伴うフローチャート。 本発明の実施例1における処理の1つの例示的流れを示す、画面図を伴うフローチャート。 本発明の実施例1における処理の1つの例示的流れを示す、画面図を伴うフローチャート。 本発明の実施例2における処理の1つの例示的流れを示す、画面図を伴うフローチャート。 本発明の実施例2における処理の1つの例示的流れを示す、画面図を伴うフローチャート。 本発明の実施例2における処理の1つの例示的流れを示す、画面図を伴うフローチャート。 本発明の実施例1及び2において、キャプチャ枠に所定の情報書き込み機能を持たせた場合の画面図。
符号の説明
1A、1B 端末
2a、2b ノード
100A PC本体
100B PC本体
200A 表示装置
200B 表示装置
300A スピーカ
300B スピーカ
400A ポインティング・デバイス
400B ポインティング・デバイス
500A キーボード
500B キーボード
3A005a、3A007a、3A007ar、3B013a、3C015a、3C021a、3C021ar 端末A(3A01)におけるキャプチャ枠
4A005a、4A007a、4A007ar、4B013a、4C019a、4C021a、4C021ar 端末A(4A01)におけるキャプチャ枠
3A007’a、3B013’a、3C015’a 端末B(3A03)におけるキャプチャ枠
4A007’a、4B013’a、4B015’a、4C019’a、4C021’a 端末B(4A03)におけるキャプチャ枠

Claims (11)

  1. 表示用画面を持つ表示手段と、
    前記表示装置の前記表示画面上の全面又はその一部に、1つの画像又は複数の重畳画像を表示させる画像表示制御手段と、
    前記画像表示制御手段によって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の全ての一番上の層に表示される、前記表示画面の全体又は前記表示画面内での、移動、拡大、縮小のいずれか少なくとも一つによって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の任意の一部を画定するキャプチャ枠であって、当該キャプチャ枠で囲まれた領域内に表示される、1つの画像又は複数の重畳画像を取り込むことができるキャプチャ枠を表示させるキャプチャ枠表示制御手段と、
    前記キャプチャ枠内に、その下層にある画像を表示する第1の状態と、前記取り込んだ画像を前記キャプチャ枠内に表示する第2の状態との間を切り替える、キャプチャ枠表示状態切換手段と、
    を備えた、第1の画像表示/処理用端末。
  2. 前記第2の状態にある前記キャプチャ枠の下層の1つの画像および複数の重畳画像のいずれかがアクティブにされたときに、前記キャプチャ枠を前記第1の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、第1のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
    を更に備えた請求項1に記載の第1の画像表示/処理用端末。
  3. 前記第2の状態にある前記キャプチャ枠がドラッグ状態にされたときに、前記キャプチャ枠を前記第1の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、第2のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
    を更に備えた請求項1又は2に記載の第1の画像表示/処理用端末。
  4. 前記ドラッグ状態にされていたキャプチャ枠が非ドラッグ状態にされた場合に、前記キャプチャ枠を第2の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、第3のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
    を更に備えた請求項3に記載の第1の画像表示/処理用端末。
  5. 前記ドラッグ状態にされていたキャプチャ枠が非ドラッグ状態にされた場合に、前記キャプチャ枠の直下の画像をキャプチャするとともに前記第2の状態に遷移させるように前記キャプチャ枠表示状態切換手段を制御する、第4のキャプチャ枠表示状態切換制御手段、
    を更に備えた請求項3に記載の第1の画像表示/処理用端末。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の第1の画像表示/処理用端末であって、
    前記キャプチャ枠内に表示された画像に重ねて第1の端末から入力された所定の情報を表示可能な領域を表示させる入力情報表示手段、
    を更に備える、第1の画像表示/処理用端末。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の第1端末と通信可能な第2端末であって、
    当該第2端末は、第1端末のキャプチャ枠内の表示画像を、その表示手段上に反映する、キャプチャ枠表示状態反映手段を有する
    第2端末。
  8. 請求項1から請求項6に記載の第1端末、及び、
    当該第1端末と通信状態にある請求項7に記載の第2端末
    を備える、キャプチャ枠表示/反映システム。
  9. 請求項8に記載のキャプチャ枠表示/反映システムであって、
    当該システムに含まれる前記第1端末のキャプチャ枠の第1の状態において、当該キャプチャ枠内に前記第2端末でキャプチャした画像を薄く重ねて表示する、相手端末情報反映手段、
    をさらに備える、キャプチャ枠表示/反映システム。
  10. コンピュータに少なくとも、第1の画像表示/処理用端末としての、
    表示用画面を持つ表示機能と、
    前記表示装置の前記表示画面上の全面又はその一部に、1つの画像又は複数の重畳画像を表示させる画像表示制御機能と、
    前記画像表示制御手段によって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の全ての一番上の層に表示される、前記表示画面の全体又は前記表示画面内での移動、拡大、縮小のいずれか少なくとも一つによって前記表示画面上に表示される1つの画像又は複数の重畳画像の任意の一部を画定するキャプチャ枠であって、当該キャプチャ枠で囲まれる当該キャプチャ枠の直下に表示される、1つの画像又は複数の重畳画像を当該キャプチャ枠内に取り込むことができるキャプチャ枠を表示させるキャプチャ枠表示制御機能と、
    前記キャプチャ枠内に、その下層にある画像を表示する第1の状態と、前記取り込んだ画像をキャプチャ枠内に表示する第2の状態との間を切り替える、キャプチャ枠表示状態切換機能、
    を実現させる画像表示/処理用プログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記憶した情報記憶媒体。
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