JP2008177841A - 録画再生装置、通信方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアント装置の更新を必要とすることなくクライアント装置の機能を拡張する。
【解決手段】本発明の一態様としての通信方法は、クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、複数のインストラクションコンテンツにそれぞれに含まれる録画対象情報を返し、前記クライアント装置からのインストラクションコンテンツの取得要求を受けたら、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送し、前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一態様としての通信方法は、クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、複数のインストラクションコンテンツにそれぞれに含まれる録画対象情報を返し、前記クライアント装置からのインストラクションコンテンツの取得要求を受けたら、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送し、前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介してクライアント装置と通信可能な録画再生装置、通信方法およびプログラムに関する。
従来のネットワークに対応しない録画再生装置においては、特許文献1に示すような、現在過去未来のコンテンツを同列に扱うような発明がなされている。しかし、特許文献1は操作系が一つの装置内に閉じ、装置内の各部の呼び出しは自由に設計できることが前提となっており、今後ますます盛んになると考えられるネットワーク対応の録画再生装置(サーバ装置)には適用できない。
一方、非特許文献1に開示されているように、ネットワーク経由でコンテンツを再生する手法については公知である。また、非特許文献2に開示されているように、ネットワーク経由で録画予約の管理を行うサービスも新たに公知となった。
しかしながら、非特許文献1のみに準拠したクライアント装置(ネットワーク対応テレビなど)がサーバである録画再生装置に対してネットワーク経由での録画予約の管理をするには、クライアント装置のソフトウェアを更新する必要があった。さらには今後、録画予約以外の新たなネットワークサービスを録画再生装置に導入する都度、クライアント装置のソフトウェアの更新、またクライアント装置の買い換えが必要であった。
特開2006−191255公報
DLNA,"Networked Device Interoperability Guidelines",March 2006"。
UPnPTM Forum, "ScheduledRecording:1 Service Template Version 1。01",May 2006。
本発明は、クライアント装置の更新を必要とすることなくクライアント装置の機能を拡張することを可能にした録画再生装置、通信方法およびプログラムを提供する。
本発明の一態様としての録画再生装置は、
コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信する録画再生装置であって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部と、
前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部と、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返すコンテンツ情報返信部と、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信する取得要求受信部と、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送する第1のデータ転送部と、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送する第2のデータ転送部と、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うインストラクション処理部と、
を備える。
コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信する録画再生装置であって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部と、
前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部と、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返すコンテンツ情報返信部と、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信する取得要求受信部と、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送する第1のデータ転送部と、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送する第2のデータ転送部と、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うインストラクション処理部と、
を備える。
本発明の一態様としての通信方法は、
コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信する通信方法であって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部と、前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部と、を用意し、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返し、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信し、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送し、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送し、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行う、
ことを特徴とする。
コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信する通信方法であって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部と、前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部と、を用意し、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返し、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信し、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送し、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送し、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行う、
ことを特徴とする。
本発明の一態様としてのプログラムは、
コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信するコンピュータに実行させるプログラムであって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部にアクセスするステップと、
前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部にアクセスするステップと、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返すステップと、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信するステップと、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送するステップと、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送するステップと、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うステップと、
を備える。
コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信するコンピュータに実行させるプログラムであって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部にアクセスするステップと、
前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部にアクセスするステップと、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返すステップと、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信するステップと、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送するステップと、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送するステップと、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うステップと、
を備える。
本発明によれば、クライアント装置の更新を必要とすることなくクライアント装置の機能を拡張することを可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる録画再生装置を示すブロック図である。図14に示すように、この録画再生装置1401はネットワーク1402を介してコンテンツ再生装置(クライアント装置)1403と通信可能に構成される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる録画再生装置を示すブロック図である。図14に示すように、この録画再生装置1401はネットワーク1402を介してコンテンツ再生装置(クライアント装置)1403と通信可能に構成される。
コンテンツ記憶部(第1のコンテンツ記憶部)301は、本録画再生装置によって録画されたコンテンツ(録画済みコンテンツ)を記憶する。
EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)番組情報記憶部303は、放送波あるいはインターネットなどにより配信されるEPG番組情報を記憶する。EPG番組情報は、録画対象となるチャネルおよび時間枠などを含んでいる。
録画予約情報記憶部305は、録画予約の内容を示す録画予約情報を記憶する。図示しないが、該録画再生装置は、この録画予約情報に基づいて実際に録画を行い、録画したデータ(録画済みコンテンツ)をコンテンツ記憶部301に格納する録画部を備えているものとする。
通信処理部201は、ホームネットワークまたはインターネットなどのネットワークに録画再生装置を接続する。
制御プロトコル処理部203は、外部のクライアント装置から通信処理部201に対して送信された制御プロトコルメッセージを処理する。
データ転送プロトコル処理部205は、外部のクライアント装置から通信処理部201に対して送信されたコンテンツ取得要求に応答してコンテンツ(録画済みコンテンツあるいはインストラクションコンテンツ)の提供を行う。
以下、限定されないが、UPnP AVアーキテクチャを例にして、制御プロトコルとしてコンテントディレクトリサービス(CDS:Content Directory Service)を、データ転送プロトコルとしてHTTP(HyperText Transfer Protocol)を想定して説明を進める。
インストラクションコンテンツ管理部101は、EPG番組情報記憶部303の番組情報と、ユーザへのインストラクションを提示する1つ以上のストリームデータ(1つ以上の部品インストラクションコンテンツ)とをあわせたインストラクションコンテンツを複数管理する。インストラクションコンテンツ管理部101は、制御プロトコル処理部203に対して各インストラクションコンテンツに関するコンテンツ情報として、各インストラクションコンテンツ内の番組情報などを提供する。各インストラクションコンテンツには後述のインストラクション処理部107に実行させるべきインストラクション(上記ユーザへのインストラクションと異なることに注意する)が対応づけられる。インストラクションコンテンツ管理部101は、各インストラクションコンテンツを管理するため、図4に示すインストラクションコンテンツ情報テーブルを作成し、インストラクションコンテンツ記憶部103に格納している。テーブルの各レコードは、各インストラクションコンテンツを識別し、XML表現(図3参照)で各インストラクションコンテンツのIDとなるコンテンツIDと、該インストラクションコンテンツが親とするコンテナ(フォルダ)IDと、EPG番組情報の識別子であるEPGの番組IDと、インストラクションの種類を表現するインストラクション区分と、インストラクションコンテンツに含まれるストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)の保存場所を表すアドレス情報(後述する図3のresタグの情報)とを有する。各レコードは、インストラクションコンテンツ管理部101により、追加、更新、削除される。
インストラクションコンテンツ記憶部103は、上記インストラクションコンテンツ情報テーブルの他、各インストラクションコンテンツに含まれる1つ以上のストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)、インストラクションコンテンツに対応するインストラクションを実行するか否かを判定するために使用する情報(後述する図6のインストラクションセッション状態テーブルを参照)を記憶する。インストラクションコンテンツ記憶部103とEPG番組情報記憶部303とインストラクションコンテンツ管理部101との集合はたとえば第2のコンテンツ記憶部に対応する。
インストラクション判定部105は、データ転送プロトコル処理部205で受信されるコンテンツ取得要求が録画済みコンテンツであるかインストラクションコンテンツであるかを判断する。インストラクションコンテンツである場合は、インストラクション判定部105は、インストラクションコンテンツに対応するインストラクションの実行を行うか否かを判断するとともに、クライアント装置に流すべきユーザへのインストラクションを提示するストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)をインストラクションコンテンツに含まれる1つ以上のストリームデータの中から選択してデータ転送プロトコル処理部205を介して送信する。そして、インストラクションの実行を行うべきと判断したらインストラクションの実行の指示をインストラクション処理部107に出す。一方、コンテンツ取得要求が録画済みコンテンツであるときは該録画済みコンテンツの配信をストリーム配信処理部207に指示する。インストラクション判定部105はたとえば第2のデータ転送部を含む。
インストラクション処理部107は、インストラクション判定部105によるインストラクション(本実施形態では録画予約)の実行の指示を受けてインストラクションを実行する。インストラクション処理部107は、録画予約の内容を示す録画予約情報を、録画予約情報記憶部305に格納する。
ストリーム配信処理部207は、インストラクション判定部105からの指示を受けて、録画済みコンテンツのストリームデータをコンテンツ記憶部301から読み出して、データ転送プロトコル処理部205を介してクライアント装置に配信する。ストリーム配信処理部207はたとえば第1のデータ転送部を含む。
図2は、図1の録画再生装置の動作を示すシーケンス図である。
録画再生装置は、制御プロトコル処理部203において、ネットワーク上の機器(クライアント装置)に対して、コンテントディレクトリサービスを提供する。該サービスでは、コンテンツ記憶部301に保存された録画済みコンテンツのメタ情報(コンテンツ情報)をXMLで表現し、クライアント装置からのコンテンツ情報取得要求(STEP401)に対して、各録画済みコンテンツのメタ情報を返答(STEP403)する。UPnP AV仕様では、要求と応答はそれぞれSOAPアクションでなされる。
また、該録画再生装置のインストラクションコンテンツ管理部101は、上記コンテンツ情報取得要求(STEP401)に対して、各インストラクションコンテンツのメタ情報(コンテンツ情報)を生成し、生成した各メタ情報をクライアント装置に返答する(STEP403)。インストラクションコンテンツのコンテンツ情報は、例えば、図3に示すような、XMLで表現される。
図3の例では、コンテンツのタイトルを示す<dc:title>タグ501の値は、EPG番組情報のチャンネル番号、放送開始時刻、放送終了時刻、番組タイトル情報に基づいて生成される。更にインストラクションコンテンツの現在の状態(後述する図6の判定状態)に基づいて、“未予約”、“予約済み”といった文字列を付加しても良い。
また、ストリームデータへのアクセス方法を示す<res>タグ503の値は、後述するインストラクションコンテンツの取得要求があった際に(STEP405参照)、クライアント装置の利用者へのインストラクションを提示するストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)のアドレス情報(URI)を示す。
このアドレス情報は、インストラクションコンテンツに含まれるストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)の格納場所を示している。またこのアドレス情報は、該コンテンツがインストラクションコンテンツであることを示す識別子(ic)と、該インストラクションコンテンツ自体の識別子であるコンテンツID(PG001,PG002,PG003)とを含む。コンテンツIDがPG001のインストラクションコンテンツに含まれる各ストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)はPG001フォルダに格納されている。アドレス情報が上記識別子(ic)とコンテンツIDとを含むことによりインストラクション判定部105における判定処理の構成を簡便にすることができる。あるいは、コンテンツIDとURIとを対応づけたマップ情報を別途保持し、このマップ情報に基づき、どのインストラクションコンテンツが要求されたかをURIから判断する方法を用いてもよい。
以上に説明したタグ以外のタグ及びその値は定型的な情報であり、通常のコンテンツ情報と同じ構成となるように、予め記憶されたXMLのテンプレート情報などから自動的に構成される。もちろん、番組の詳細説明情報とコンテンツの詳細説明情報や、番組のジャンル情報とコンテンツのジャンル情報のようにEPGの番組情報とコンテンツのメタ情報の中でお互いに一意対応づけることが可能であるものを、図3の各itemの要素としてもよい。図3ではXML表現でデータ構造を表現したが、データ構造については、制御プロトコル処理部203とコンテンツ記憶部301との間のインタフェースにあわせたものを用いることで、制御プロトコル処理部203の実装の変更を少なくすることができ、尚良い。
インストラクションコンテンツ管理部101は、図3のようなコンテンツ情報を制御プロトコル処理部203に渡し、制御プロトコル処理部203はクライアント装置からのコンテンツ情報取得要求(STEP401)に対して、通常のコンテンツ(録画済みコンテンツ)に対する要求と同様に、要求されたインストラクションコンテンツのメタ情報(コンテンツ情報)を返答(STEP403)する。これにより、クライアント装置では、例えば、図5に示すような通常のコンテンツとインストラクションコンテンツとを1つのツリー構造として閲覧することが可能となる。番組アイテム1は、コンテンツIDとしてPG001をもつインストラクションコンテンツ、番組アイテム2は、コンテンツIDとしてPG002をもつインストラクションコンテンツ、番組アイテム3は、コンテンツIDとしてPG003をもつインストラクションコンテンツを示すとする。これらのいずれのインストラクションコンテンツもCH01コンテナに属している。なお、録画済みコンテンツはたとえばYYYコンテナの下位コンテナ(図示せず)に属しているとする。
以上により、1つのEPGの番組情報が1つの通常のコンテンツ情報として表現することが可能になり、さらに、クライアント装置は利用者へのインストラクションを提示するストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)を、<res>タグ503のアドレス情報を元に、通常のコンテンツ取得要求(ストリームデータ取得要求)(STEP405)により取得することが可能となる。
録画再生装置におけるデータ転送プロトコル処理部205は、クライアント装置からのストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)(STEP405及びSTEP409)を受け、この要求を受けて、インストラクション判定部105による制御の下、要求に応じたストリームデータを提供する(STEP407及びSTEP411)。インストラクション判定部105では、データ転送プロトコル処理部205への該要求を監視しており、要求されたコンテンツが通常のコンテンツ(録画済みコンテンツ)かインストラクションコンテンツかに応じて異なる処理を行う。
図7にインストラクション判定部105における処理フローを示す。クライアント装置からデータ転送プロトコル処理部205に対してストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)が発行されるとインストラクション判定部105は判定処理を開始する(STEP701)。このストリームデータ取得要求はHTTP-GETとして発行される。
インストラクション判定部105は、ストリームデータ取得要求に示される取得対象がインストラクションコンテンツか録画済みコンテンツかを、該取得要求に含まれるアドレス情報を元に判定する(STEP703)。たとえば、インストラクションコンテンツのアドレスをhttp://192.168.1.1:34567/ic/など特定のディレクトリ下におくことで(インストラクションコンテンツであることを示す識別子をアドレス情報に埋め込むことで)、この判定を簡便に行うことができる。
取得対象が通常のコンテンツ(録画済みコンテンツ)である場合(STEP703のNO)、ストリーム配信処理部207に処理を移し、判定処理を終了する(STEP715)。ストリーム配信処理部207は、取得要求された録画済みコンテンツのストリームデータをコンテンツ記憶部301から読み出してデータ転送プロトコル処理部205を介してクライアント装置に配信する。
一方、取得対象がインストラクションコンテンツである場合(STEP703のYES)、取得要求に含まれるアドレス情報に含まれるコンテンツ識別子(コンテンツID)とクライアント装置のネットワークアドレス(クライアントID)とを元に図6に示すインストラクションコンテンツセッション状態テーブル(インストラクション判定部105に格納されている)の検索を行い、これらコンテンツ識別子およびネットワークアドレスの組に対応するセッション情報が存在するかどうかを確認する(STEP705)。
図6において、インストラクションセッション状態テーブルにおける各レコードは、セッションを識別するためのセッションIDと、インストラクションコンテンツを識別するコンテンツIDと、クライアント装置を識別するためのクライアントIDと、インストラクションの判定手法(どのような条件が成立した場合にインストラクションを実行するか)を識別するための判定手法IDと、該判定手法における現在の状態を示す判定状態IDと、インストラクションストリームデータを示すインストラクションストリームID(部品インストラクションコンテンツID)と、セッション(レコード)が生成または更新された最新の時刻を示すセッション更新時刻と、を有する。判定手法は、たとえば“同一クライアント装置から、同一のインストラクションコンテンツに対して、前回のストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)からある一定時間内に再度のストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)(2度目のHTTP−GET)があった場合はインストラクション(たとえば録画予約)を実行する”などがある。判定状態IDは、上述のように判定手法における現在の状態を示し、たとえば現在、コンテンツ取得要求が1回だけ受信済みである場合は、その旨を示すIDをもつ。
セッション情報(レコード)がセッション状態テーブルに存在しない場合は(STEP705のNO)、たとえば上記インストラクションコンテンツに対する取得要求(HTTP-GET)が1回目の場合は、要求されたインストラクションコンテンツのコンテンツ識別子とクライアント装置のネットワークアドレスとを元に、予め設定された初期値により、新たにセッション情報(レコード)をセッション状態テーブルに追加する(STEP717)。そして、インストラクション判定部105は、データ転送プロトコル処理部205を介して、インストラクションストリームID(部品インストラクションコンテンツID)に対応するストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)をインストラクションコンテンツ記憶部103から読み出してクライアント装置に送信する(STEP718)。すなわち取得要求の受信履歴(ここでは取得要求が1回受信されていることを示す)に応じたストリームデータをインストラクションコンテンツ内から選択してクラインアント装置に送信する。
一方、セッション情報がセッション状態テーブルに存在する場合は(STEP705のYES)、インストラクション判定部105は、判定手法IDと、判定状態IDと、インストラクションストリームIDと、セッション更新時刻とを含むセッション情報を該テーブルから取得する。(STEP707)
インストラクション判定部105は、上記判定手法IDと対応づけられた判定手法により、判定状態IDと、セッション更新時刻とを使って、今回の取得要求によりインストラクション(たとえば録画予約)を行うべきかどうか(インストラクションを実行するための条件が成立したかどうか)を判定する。具体的には、判定手法を上述した例、すなわち“同一クライアント装置から、同一のインストラクションコンテンツに対して、前回のストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)からある一定時間内に再度のストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)があった場合はインストラクション(たとえば録画予約)を実行する”とし、判定状態IDが上記インストラクションコンテンツに対する取得要求がすでに1回受信されていることを示しているとする。この場合にインストラクションを実行するべきか否かを判定する際の処理の流れを図9のフローチャートに示す。セッション更新時刻と現在時刻との差が一定時間内の場合は(STEP903のYES)、インストラクションを実行すると判断する(STEP905)。セッション更新時刻と現在時刻との差が一定時間内ではない場合は(STEP903のNO)、インストラクションを実行しないと判断する(STEP907)。このように、インストラクション判定部105は、取得要求の受信履歴に基づき、インストラクションを実行するか否かを判断する。
インストラクション判定部105は、上記判定手法IDと対応づけられた判定手法により、判定状態IDと、セッション更新時刻とを使って、今回の取得要求によりインストラクション(たとえば録画予約)を行うべきかどうか(インストラクションを実行するための条件が成立したかどうか)を判定する。具体的には、判定手法を上述した例、すなわち“同一クライアント装置から、同一のインストラクションコンテンツに対して、前回のストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)からある一定時間内に再度のストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)があった場合はインストラクション(たとえば録画予約)を実行する”とし、判定状態IDが上記インストラクションコンテンツに対する取得要求がすでに1回受信されていることを示しているとする。この場合にインストラクションを実行するべきか否かを判定する際の処理の流れを図9のフローチャートに示す。セッション更新時刻と現在時刻との差が一定時間内の場合は(STEP903のYES)、インストラクションを実行すると判断する(STEP905)。セッション更新時刻と現在時刻との差が一定時間内ではない場合は(STEP903のNO)、インストラクションを実行しないと判断する(STEP907)。このように、インストラクション判定部105は、取得要求の受信履歴に基づき、インストラクションを実行するか否かを判断する。
インストラクション判定部105によりインストラクションを実行すると判断された場合は、インストラクションの実行をインストラクション処理部107に指示する (STEP711)。たとえば、要求されたインストラクションコンテンツに含まれるEPG番組情報を使った録画予約をインストラクション処理部107に指示する(図4参照)。この指示を受けたインストラクション処理部107は、EPG番組情報に基づき、録画予約を行い、録画予約の内容を示す録画予約情報を録画予約情報記憶部305に格納する。インストラクション処理部107によるインストラクションの実行が完了したら、インストラクション判定部105は、セッション情報を更新する (STEP713)。 インストラクション判定部105によりインストラクションを実行しないと判断された場合は(S709のNO)、単にセッション情報を更新する (STEP713)。
インストラクション判定部105は、セッション情報を更新したら、データ転送プロトコル処理部205を介して、インストラクションストリームID(部品インストラクションコンテンツID)に対応するストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)をインストラクションコンテンツ記憶部103から読み出してクライアント装置に送信する(STEP718)。すなわち取得要求の受信履歴に応じたストリームデータをインストラクションコンテンツ内から選択してクライアント装置に送信する。
図8にクライアント装置画面の遷移の例を示す。クライアント装置内の制御プロトコルコントロール機能により、録画再生装置からコンテンツ情報が取得され(図2のSTEP401およびSTEP403参照)、画面801のようなコンテンツ一覧画面が表示される。画面801にはインストラクションコンテンツのコンテンツ情報がたとえば3つ示されている。このとき“20:00お笑い”というタイトルのインストラクションコンテンツに対してクライアント装置のリモコンから再生の指示が与えられると(807a)、この再生の指示は、上記インストラクションコンテンツの取得要求(1回目のHTTP-GET)として録画再生装置に送られる。これに応答して録画再生装置からは画面803のような内容のストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)がクライアント装置に返される。クライアント装置はそのストリームを再生する。そして、画面803を見た利用者は再度リモコンから再生の指示を与えると(807b)、この再生の指示は、上記インストラクションコンテンツの取得要求(2回目のHTTP-GET)として、録画再生装置に送られる。この取得要求を受けた録画再生装置は該番組の録画予約を行い、画面805のような内容のストリームデータ(部品インストラクションコンテンツ)を返す。クライアント装置はそのストリームを再生する。画面805を見た利用者は録画予約が行われたことを知る。
このように、第1の実施形態に係わる録画再生装置によれば、インストラクションコンテンツの取得要求の受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件(本例では取得要求が2回受信され、かつ2回目の取得要求は1回目の取得要求の受信時刻から所定時間内に受信されること)を満たした場合はインストラクションコンテンツに対応づけられたインストラクション(録画予約)を実行するようにしたことにより、クライアント装置の更新を必要としない機能拡張が可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ストリームデータを送出中の(ストリームデータを再生中の)インストラクションコンテンツに対して、インストラクションコンテンツの取得要求が行われた場合に、該インストラクションコンテンに対応するインストラクションを実行する例を示した。これに対し、本実施形態では、インストラクション判定手法として、ストリームデータを送出中のインストラクションコンテンツに対して、該インストラクションコンテンツのストリームデータの取り消し要求(キャンセル要求)が行われた場合に、該インストラクションコンテンツに対応するインストラクションを実行する例を説明する。
第1の実施形態では、ストリームデータを送出中の(ストリームデータを再生中の)インストラクションコンテンツに対して、インストラクションコンテンツの取得要求が行われた場合に、該インストラクションコンテンに対応するインストラクションを実行する例を示した。これに対し、本実施形態では、インストラクション判定手法として、ストリームデータを送出中のインストラクションコンテンツに対して、該インストラクションコンテンツのストリームデータの取り消し要求(キャンセル要求)が行われた場合に、該インストラクションコンテンツに対応するインストラクションを実行する例を説明する。
図10に第2の実施形態に係わる録画再生装置と通信するクライアント装置における画面の遷移の例を示す。
クライアント装置内の制御プロトコルコントロール機能により、録画再生装置からインストラクションコンテンツのコンテンツ情報が取得され、画面1001のようなコンテンツ一覧画面が表示される。このとき“20:00お笑い”というタイトルのインストラクションコンテンツに対してクライアント装置のリモコンから再生の指示が与えられると(1007a)、この再生の指示はインストラクションコンテンツの取得要求(HTTP-GET)として録画再生装置に送られる。これに応答して録画再生装置から画面1003のような内容のストリームデータがクライアント装置に返される。クライアント装置はそのストリームを再生する。そして、画面1003を見た利用者はリモコンからストリームデータの再生停止の指示を与えると(1007b)、この再生停止の指示はインストラクションコンテンツのキャンセル要求(HTTP-GETのコネクション切断要求またはHTTPのTCPコネクションの強制切断)として録画再生装置に送られる。これに応答して録画再生装置は該インストラクションコンテンツに含まれる番組情報に基づく録画予約を行い、画面1005のような内容のストリームデータを返す。クライアント装置はそのストリームデータを再生する。画面1005を見た利用者は録画予約が行われたことを知る。
図11にインストラクション判定部105における処理フローを示す。
クライアント装置からデータ転送プロトコル処理部205に対してストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)があると該判定部105では判定処理を開始する(STEP1101)。
インストラクション判定部105は、ストリームデータ取得要求に示される取得対象がインストラクションコンテンツであるか録画済みコンテンツであるかを、該取得要求に含まれるアドレス情報を元に判定する(STEP1103)。たとえば、インストラクションコンテンツのアドレスをhttp://192.168.1.1:34567/ic/など特定のディレクトリ下におく (インストラクションコンテンツであることを示す識別子をアドレスに埋め込む) ことで、簡便に判断することができる。
取得対象が通常のコンテンツ(録画済みコンテンツ)である場合(STEP1103のNO)、ストリーム配信処理部207に処理を移し、判定処理を終了する(STEP1113)。
一方、取得対象がインストラクションコンテンツである場合(STEP1103のYES)、ユーザへインストラクションを提示するストリームデータ(図10の符号1003参照)の配信を開始する(STEP1107)。
インストラクションコンテンツのストリーム配信開始後、所定時間内に、インストラクションコンテンツのストリーム配信のキャンセル要求がクライアント装置から送られてきたか否かを判断する (STEP1109)。
STEP1109においてキャンセル要求が送られてきたことが検出された場合は(STEP1109のYES)、インストラクション判定部105は、インストラクションの実行をインストラクション処理部107に指示する(STEP1111)。この指示を受けて、インストラクション処理部107は、たとえば、キャンセル要求されたインストラクションコンテンツに含まれるEPG番組情報を使って録画予約を行う。この後、画面は、画面1001に戻る。
STEP1109において、インストラクションコンテンツのストリーム配信開始後、所定時間内にクライアント装置からのキャンセル要求が送られてこなかった場合は(STEP1109のNO)、インストラクション判定部105は、インストラクションを実行しないことを決定し、判定処理を終了する(STEP1115)。
このように、第2の実施形態に係わる録画再生装置によれば、インストラクションコンテンツの取得要求およびキャンセル要求の受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件(本例では取得要求およびキャンセル要求がこの順でそれぞれ1回受信され、かつキャンセル要求は取得要求の受信時刻から所定時間内に受信されること)を満たした場合はインストラクションコンテンツに対応づけられたインストラクション(録画予約)を実行するようにしたことにより、クライアント装置の更新を必要としない機能拡張が可能となる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態と同様の構成において、インストラクション判定手法として、同一のクライアントから同一のインストラクションコンテンツに対して取得要求があるごとに、異なるインストラクションを実行する(次の状態に遷移する)例を示す。以下具体例として、同一のクライアント装置から同一のインストラクションコンテンツの取得要求が行われるたびに(HTTP-GETがなされる度に)、録画予約およびそのキャンセルが切り替えられる例を示す。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の構成において、インストラクション判定手法として、同一のクライアントから同一のインストラクションコンテンツに対して取得要求があるごとに、異なるインストラクションを実行する(次の状態に遷移する)例を示す。以下具体例として、同一のクライアント装置から同一のインストラクションコンテンツの取得要求が行われるたびに(HTTP-GETがなされる度に)、録画予約およびそのキャンセルが切り替えられる例を示す。
図12に第3の実施形態に係わる録画再生装置と通信するクライアント装置における画面の遷移の例を示す。
クライアント装置内の制御プロトコルコントロール機能により、録画再生装置からインストラクションコンテンツのコンテンツ情報が取得され、画面1201のようなコンテンツ一覧画面が表示される。このとき“20:00お笑い”というタイトルのインストラクションコンテンツに対してクライアント装置のリモコンから再生の指示が与えられると(807a)、この再生の指示はインストラクションコンテンツの取得要求(HTTP-GET)として録画再生装置に送られる。この取得要求に応答して、録画予約装置は該番組の録画予約を行い、画面1203のような内容のユーザへのインストラクションを提示するストリームデータを返す。クライアント装置はそのストリームを再生する。画面1203を見た利用者は録画予約が行われたことを知る。ストリームの再生が終わると、1201と同じ内容の画面1205に戻る。利用者がリモコンから再度再生の指示を与えると(807b)、この再生の指示はインストラクションコンテンツの取得要求(HTTP-GET)として録画再生装置に送られ、この取得要求を受けて、録画再生装置は該番組の録画予約のキャンセルを行い、画面1206のような内容のユーザへのインストラクションを提示するストリームデータを返す。クライアント装置はそのストリームを再生する。画面1206を見た利用者は録画予約がキャンセルされたことを知る。
図13にインストラクション判定部105における処理フローを示す。
クライアント装置からデータ転送プロトコル処理部205に対してストリームデータ取得要求(コンテンツ取得要求)があるとインストラクション判定部105では判定処理を開始する(STEP1301)。
ストリームデータ取得要求に示される取得対象がインストラクションコンテンツであるか通常のコンテンツ(録画済みコンテンツ)であるかを、該取得要求に含まれるアドレス情報を元に判定する(STEP1303)。たとえば、インストラクションコンテンツのアドレスをhttp://192.168.1.1:34567/ic/など特定のディレクトリ下におく(インストラクションコンテンツであることを示す識別子をアドレスに埋め込む)ことで、簡便に判断することができる。
取得対象が通常のコンテンツである場合、通常のストリーム配信処理部207に処理を移し、判定処理を終了する(STEP1313)。
取得対象がインストラクションコンテンツである場合、上記取得要求に含まれるアドレス情報に含まれるコンテンツ識別子(図6におけるコンテンツID)とクライアント装置のネットワークアドレス(図6におけるクライアントID)とを元に図6に示すインストラクションコンテンツセッション状態テーブルの検索を行い、セッションの有無を確認する(STEP1305)。
セッション情報がセッション状態テーブルに存在しない場合は(STEP1305のNO)、要求されたコンテンツ識別子とクライアント装置のネットワークアドレスとを元に、予め設定された初期値により、新たにセッション情報をセッション状態テーブルに追加する(STEP1315)。インストラクション判定部105は、セッション情報における判定手法IDと対応づけられた判定手法により、判定状態IDと、セッション更新時刻とを使って、次の状態に遷移するインストラクションを実行することを決定する(STEP1310)。たとえば、要求されたインストラクションコンテンツが録画予約されていない状態とすると、録画予約をインストラクション処理部107に指示する。インストラクション判定部105は、上記セッション情報におけるインストラクションストリームIDに対応するストリームデータ(図12の符号1206参照)を、データ転送プロトコル処理部205を介してクライアント装置に配信する(STEP1318)。
一方、セッション情報がセッション状態テーブルに存在する場合は(STEP1305のYES)、インストラクション判定部105は、判定手法IDと、判定状態IDと、インストラクションストリームIDと、セッション更新時刻とを含むセッション情報を上記テーブルから取得する (STEP1307)。
インストラクション判定部105は、取得した判定手法IDと対応づけられた判定手法により、判定状態IDと、セッション更新時刻とを使って、次の状態に遷移するインストラクションを実行することを決定する(STEP1309)。たとえば、要求されたインストラクションコンテンツが録画予約済みの状態とすると、録画予約のキャンセルをインストラクション処理部107に指示する。インストラクション処理部107によるインストラクションの実行が完了したら、セッション情報を更新する (STEP1311)。インストラクション判定部105は、更新後のセッション情報におけるインストラクションストリームIDに対応するストリームデータを、データ転送プロトコル処理部205を介してクライアント装置に配信する(STEP1318)。
このように、第3の実施形態に係わる録画再生装置によれば、インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件(本例では取得要求が1回受信される)が満たされたとき録画予約を行うとともに、取得要求の受信履歴が第2のあらかじめ定められた条件(本例では取得要求が2回受信され、かつ2回目の取得要求は、1回目の取得要求の受信時刻から所定時間内に受信されること)を満たしたとき、録画予約をキャンセルするようにしたことにより、クライアント装置の更新を必要としない機能拡張が可能となる。インストラクションコンテンツに対する取得要求およびキャンセル要求の受信履歴が第2のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、録画予約をキャンセルするようにすることも可能である。
(第4の実施形態)
第1〜第3の実施形態ではインストラクションがEPGに基づく録画予約またはそのキャンセルである場合を示したが、本実施形態ではインストラクションがこれら以外の場合について説明する。
第1〜第3の実施形態ではインストラクションがEPGに基づく録画予約またはそのキャンセルである場合を示したが、本実施形態ではインストラクションがこれら以外の場合について説明する。
第1の実施形態では、EPG番組情報記憶部303を備えた録画再生装置について記述したが、録画再生装置がEPG番組情報記憶部303を備えない場合は、チャンネル情報と時間枠情報との組み合わせをコンテンツ情報としてクライアント装置に送信することで、該時間枠の該チャンネルに対する録画予約を行うことが可能である。
さらに、コンテンツ情報とインストラクションとの組み合わせは様々に応用利用が可能である。例えば、録画済みのコンテンツを削除するなど、コンテンツの再生以外のインストラクションを行うためのコンテンツ情報を提供し、本発明に係わるインストラクション判定方法を用いて、インストラクション(録画済みのコンテンツの削除など)を実行することが可能である。この場合、コンテンツ情報として録画済みコンテンツを識別する識別情報をクライアント装置に送り、インストラクションコンテンツ(第2のインストラクションコンテンツ)に対する取得要求の受信履歴、または、取得要求およびキャンセル要求の受信履歴が、第3のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、識別情報により識別される録画済みコンテンツを削除する。
また、コンテンツ情報が録画再生装置の電源切断など、録画再生装置内の機能の賦活に関するものでも良く、たとえば、該コンテンツとして“電源をOFFにしますか?”という問い合わせのストリームデータを提供し、そのコンテンツに対して再生ボタンを押すなど所定の入力が行われた場合、録画再生装置の電源を切断するインストラクションを実行することができる。この場合、任意の操作(たとえば電源の切断)を記述した操作情報をコンテンツ情報としてクライアント装置に送信し、インストラクションコンテンツ(第3のインストラクションコンテンツ)に対する取得要求の受信履歴、または、取得要求およびキャンセル要求の受信履歴が、第4のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、上記任意の操作(電源の切断)に対応した処理を行う。
機器に対する操作は、録画再生装置の機能に限る必要は無く、該録画再生装置に接続された機器に対する操作や、該録画再生装置の接続されたネットワーク上機器の操作であっても良い。この場合、ネットワーク上の機器を特定する特定情報をコンテンツ情報としてクライアント装置に送信し、インストラクションコンテンツ(第4のインストラクションコンテンツ)に対する取得要求の受信履歴、または、取得要求およびキャンセル要求の受信履歴が、第5のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、上記特定情報により特定されるネットワーク上の機器に対して所定の操作信号(たとえば電源のオンまたはオフ)を送信する。
このように、第4の実施形態に係わる録画再生装置によれば、クライアント装置の更新を必要としない機能拡張が可能となる。
なお、この録画再生装置は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、通信処理部、制御プロトコル処理部、インストラクションコンテンツ管理部、データ転送プロトコル処理部、インストラクション判定部、ストリーム配信処理部、インストラクション処理部は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、録画再生装置は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、コンテンツ記憶部、EPG番組情報記憶部、録画予約情報記憶部は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
101:インストラクションコンテンツ管理部
105:インストラクション判定部
107:インストラクション処理部
201:通信処理部
203:制御プロトコル処理部
205:データ転送プロトコル処理部
207:ストリーム配信処理部
301:コンテンツ記憶部
303:EPG番組情報記憶部
305:録画予約情報記憶部
105:インストラクション判定部
107:インストラクション処理部
201:通信処理部
203:制御プロトコル処理部
205:データ転送プロトコル処理部
207:ストリーム配信処理部
301:コンテンツ記憶部
303:EPG番組情報記憶部
305:録画予約情報記憶部
Claims (19)
- コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信する録画再生装置であって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部と、
前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部と、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返すコンテンツ情報返信部と、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信する取得要求受信部と、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送する第1のデータ転送部と、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送する第2のデータ転送部と、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うインストラクション処理部と、
を備えた録画再生装置。 - 前記録画対象情報は、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)の番組情報であることを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。
- 前記部品インストラクションコンテンツのうちの1つは、該部品インストラクションコンテンツを含む前記インストラクションコンテンツに対する取得要求を送信することを前記ユーザに指示することを特徴とする請求項1または2に記載の録画再生装置。
- 前記インストラクション処理部は、前記受信履歴として前記インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信回数が所定値に達したとき、前記録画予約を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の録画再生装置。
- 前記インストラクション処理部は、前記所定値により示される回数目に受信された取得要求の受信時刻が、それ以前に取得されたいずれかの取得要求の受信時刻から所定時間以内であるときは、前記録画予約を行うことを特徴とする請求項4に記載の録画再生装置。
- 前記インストラクション処理部は、前記インストラクションコンテンツに対する取得要求、および該取得要求をキャンセルするキャンセル要求の受信履歴が前記第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記録画予約を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の録画再生装置。
- 前記インストラクション処理部は、前記インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴が第2のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記録画予約をキャンセルすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の録画再生装置。
- 前記インストラクション処理部は、前記インストラクションコンテンツに対する取得要求、および該取得要求をキャンセルするキャンセル要求の受信履歴が前記第2のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記録画予約をキャンセルすることを特徴とする請求項7に記載の録画再生装置。
- 前記第2のコンテンツ記憶部は、前記クライアント装置のユーザにインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画済みコンテンツを識別する識別情報とを含む第2のインストラクションコンテンツを記憶し、
前記コンテンツ情報返信部は、前記第2のインストラクションコンテンツのコンテンツ情報として、前記識別情報を返し、
前記インストラクション処理部は、前記第2のインストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴が第3のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記識別情報により識別される録画済みコンテンツを第1のコンテンツ記憶部から削除することを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。 - 前記インストラクション処理部は、前記第2のインストラクションコンテンツに対する取得要求、および該取得要求をキャンセルするキャンセル要求の受信履歴が前記第3のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記識別情報により識別される録画済みコンテンツを削除することを特徴とする請求項9に記載の録画再生装置。
- 前記第2のコンテンツ記憶部は、前記クライアント装置のユーザにインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、実行すべき任意の操作を記述した操作情報とを含む第3のインストラクションコンテンツを記憶し、
前記コンテンツ情報返信部は、前記第3のインストラクションコンテンツのコンテンツ情報として、前記操作情報を返し、
前記インストラクション処理部は、前記第3のインストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴が第4のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記操作情報に示される任意の操作を行うことを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。 - 前記インストラクション処理部は、前記第3のインストラクションコンテンツに対する取得要求、および該取得要求をキャンセルするキャンセル要求の受信履歴が前記第4のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記操作情報に示される任意の操作を行うことを特徴とする請求項11に記載の録画再生装置。
- 前記任意の操作は、電源をオフにする操作であることを特徴とする請求項11または12に記載の録画再生装置。
- 前記第2のコンテンツ記憶部は、前記クライアント装置のユーザにインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、通信可能なネットワーク上の機器を特定する特定情報とを含む第4のインストラクションコンテンツを記憶し、
前記コンテンツ情報返信部は、前記第4のインストラクションコンテンツのコンテンツ情報として、前記特定情報を返し、
前記インストラクション処理部は、前記第4のインストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴が第5のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記特定情報により特定される前記ネットワーク上の機器に対して所定の操作信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。 - 前記インストラクション処理部は、前記インストラクションコンテンツに対する取得要求、および該取得要求をキャンセルするキャンセル要求の受信履歴が前記第5のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記特定情報により特定される前記ネットワーク上の機器に対して所定の操作信号を送信することを特徴とする請求項14に記載の録画再生装置。
- 前記所定の操作信号は前記ネットワーク上の機器の電源をオンまたはオフするものであることを特徴とする請求項14または15に記載の録画再生装置。
- 前記部品インストラクションコンテンツのうちの1つは、該部品インストラクションコンテンツを含む前記インストラクションコンテンツに対する取得要求をキャンセルするキャンセル要求を送信することを指示することを特徴とする請求項6、8、10、12、15のいずれか一項に記載の録画再生装置。
- コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信する通信方法であって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部と、前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部と、を用意し、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返し、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信し、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送し、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送し、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行う、
ことを特徴とする通信方法。 - コンテンツを再生可能なクライアント装置と通信するコンピュータに実行させるプログラムであって、
1つ以上の録画済みコンテンツを記憶する第1のコンテンツ記憶部にアクセスするステップと、
前記クライアント装置のユーザに対するインストラクションを提示するための1つ以上の部品インストラクションコンテンツと、録画対象となるチャネルおよび時間枠を表す録画対象情報とを含むインストラクションコンテンツを複数記憶する第2のコンテンツ記憶部にアクセスするステップと、
前記クライアント装置からのコンテンツ情報の取得要求に応じて、前記録画済みコンテンツのコンテンツ情報を返し、また複数の前記インストラクションコンテンツのコンテンツ情報としてそれぞれに含まれる前記録画対象情報を返すステップと、
前記クライアント装置からコンテンツの取得要求を受信するステップと、
前記取得要求が録画済みコンテンツを示す場合、前記取得要求により示される録画済みコンテンツを前記クライアント装置に転送するステップと、
前記取得要求がインストラクションコンテンツを示す場合、該インストラクションコンテンツに対する取得要求の受信履歴を記録し、記録した前記受信履歴に基づき前記インストラクションコンテンツに含まれる部品インストラクションコンテンツのうちの1つを選択して前記クライアント装置に転送するステップと、
前記受信履歴が第1のあらかじめ定められた条件を満たしたとき、前記受信履歴に対応するインストラクションコンテンツに含まれる前記録画対象情報に基づいて録画予約を行うステップと、
を備えたプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009154A JP2008177841A (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 録画再生装置、通信方法およびプログラム |
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Cited By (1)
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JP2014507085A (ja) * | 2011-01-05 | 2014-03-20 | トムソン ライセンシング | データ分類方法及びデータ分類装置 |
-
2007
- 2007-01-18 JP JP2007009154A patent/JP2008177841A/ja active Pending
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